1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/11(火) 18:58:06.08 ID:KWSUP7Tc0
京子「松本生徒会長に頼まれて、3年生がいない数日の間は私が会長をやることになりました」
綾乃「そ、それはいいとして なんで歳納京子がやるのよ!?」
京子「成績順で選んだらしいよ」
綾乃「くぅっ…こういうときに限って私が2位…」
千歳「そういえば、3年生は旅行らしいなぁ」ボタボタ
綾乃「とりあえず鼻血をふきなさいよ…」ソワソワ
京子「落ち着きがないね 生徒会なのに」
綾乃「だ、誰のせいよ誰の!」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/11(火) 19:04:58.29 ID:KWSUP7Tc0
京子「いやぁ 会長かー じゃあ綾乃と千歳は私のコマってわけだね」
綾乃「き、気に入らない言い方ね…」
京子「あやのぉ…? 私が会長の間は何でも言うこと聞くんだよ?」
千歳「…! ぶふっ!」
綾乃「千歳!」アセアセ
京子「無視するなよー」
綾乃「余計なこと言うと千歳の身体が持たないからやめなさいよね!」
京子「へーい」
京子「生徒会長って何すればいいの?」
綾乃「主に学内のイベントを盛り上げるための活動したり、あとは問題点を見つけて解決する方式かしら」
京子「思ったより難しいね とりあえずごらく部を正式な部活に書き換えよう」
綾乃「ちょっと!生徒会長って立場を私的に乱用するのはダメよ」
京子「んー? 誰に命令してるのかね綾乃くん!」
綾乃「くっ… せ、生徒会長…」
千歳(歳納さんが攻めや… 間違いあらへん!)タラタラ
京子「うむー 肩をもみたまえ!」
綾乃「それ会長関係ないわよ… バカね」
京子「あーあ… 私なんかが会長じゃ言うこと聞いてくれないか そうだよねぇ」
綾乃「あ…(そんなつもりじゃなかったんだけど)」
京子「うん いいよ それなら…」
綾乃「き、聞くわよ 仕方ないわね!」モミモミ
京子「さすが綾乃 なんだかんだでやさしー おぉっ」
綾乃「な… ばばバカっ!///」
千歳「ちょっとごめんなぁ… ひ、貧血用の薬のんでくるわぁ…」
京子「うわっ 顔青いよ… 大丈夫?」
千歳「ええのええの… それより綾乃ちゃんと仲良くしたってやぁ…」
綾乃「ちょ、ちょっと 本当に気をつけなさいよ?」
京子「うむ…いいアシストだね 綾乃くん」
綾乃「その綾乃くんってやめなさいよ…」
京子「じゃあ綾乃も京子会長と呼びなさい」
綾乃「い、いいけど…」
綾乃「きょ、きょこきょ京子会長!」
京子「なんでそんなに噛んでるの…? なに?」
綾乃「えっと 今日の活動は…何するの?」
京子「うーん 西垣ちゃんが「任せる」しか言ってなかったんだよねぇ」
綾乃「相変わらず適当ね…先生…」
京子「ということで適当にやるよ とりあえずのんびりしよう」
綾乃「そ、それじゃああなたの部活と変わらないでしょ…」
京子「任せるって言われたから私が決めるの それとも会長に文句があるのかな 副会長くん」
綾乃「…ないわよ… ていうか「くん付け」はやめなさいよ」
京子「うーん ひまだなぁ なにかないのー?」
綾乃「生徒会室に遊ぶものがあったら問題でしょ…」
ガラガラ
向日葵「すみません遅くなりましたー」
櫻子「向日葵のおっぱいがドアに挟まって動けなくなって手こずりましたぁ」
向日葵「そんなわけないでしょう…」イライラ
京子「やあひまっちゃん、櫻子ちゃん」
櫻子「え…歳納先輩! めずらしいですね 遊びに来たんですか?」
向日葵「そういえば会長の姿が見えませんわ?」
京子「私が会長になりました」
櫻子&向日葵「えええっ!」
綾乃「~~~というわけで まぁ松本会長が帰ってくるまでの数日間だけだから 我慢して」
櫻子「歳納先輩なら、面白そうだからいいんじゃないですかぁ?」
京子「嬉しいこと言ってくれるね 今日はのんびり過ごす方針だよ」
櫻子「やったぁー」
向日葵「これでいいんでしょうか…」ボソッ
綾乃「ま、まぁ 会長の言うことは絶対ってわけでもないけど… かわいそうだから聞いてあげて」
向日葵「は、はぁ…」
櫻子「……」ボリボリ
京子「なにそれー あ!コンポタのお菓子じゃん! ちょうだい!」
櫻子「あ、いいですよー」
向日葵「……」カリカリ
綾乃「…古谷さんは何を?」
向日葵「…宿題です ぼーっとしてるのも勿体ないので…」
綾乃「なるほど 確かにそうね」
京子「あー! 宿題禁止だよー 宿題は家でやるから宿題なんだぞっ☆」
綾乃「ほとんどやってないあなたに言われたくないわ…」
京子「つまんないなー ひまっちゃん、いっちょ脱いで踊って おっぱいダンス」
向日葵「ええっ!? む、無理ですわ…///」
京子「うーん 一般的な反応だね」
向日葵「すみません…つまらなくて…」
京子「じゃあ綾乃がいっちょ脱いで踊ろうか」
綾乃「な、なんで私なのよ!」
京子「はぁ そりゃそうかぁ やっぱり聞けないよね…」
綾乃「う…また… ぐぬぬ…」
綾乃「わ、わかったわよ… やればいいんでしょ」ヌギヌギ
京子「えっちょっと綾乃!」
綾乃「うるさーい! み、見てなさいよ!!///」クルンクルン
櫻子「それ踊りですか!」
向日葵「ちょっと櫻子! み、見るのをやめなさい…」
櫻子「ええ なんでー」
綾乃(し、死ぬほど恥ずかしいけど歳納京子のためよ…///)
京子「綾乃! じょ、冗談だってば! 服きてよ!」
ガララ
千歳「薬飲むとやっぱり少しは… え…綾乃ちゃんが下着で踊ってる…!?」
千歳「ぶふーーっ!」
京子「ち、千歳ぇ!」
綾乃「はぁ…はぁ… ま、満足した…?」
京子「したした! だから服着よう!」
綾乃「……」サッ
京子「ごめんね 綾乃… そんな本気に考えてくれるなんて思わなくって…」
綾乃「すごく恥ずかしかったわよ… バカ…」
櫻子「これがいい感じってやつか!」
向日葵「櫻子黙って… すみません先輩… 私が断ったせいで…」
綾乃「いいのよ 後輩を守るのは先輩の仕事なの…」
櫻子「あれ 無視…?」
櫻子(でもカッコイイ!)
綾乃「はぁ… な、何をしてたのよ私… 思い出したら恥ずかしくなってきた///」
京子「いやごめんよ本当に… さむかったよね 私のマフラー貸してあげるから」
千歳「や、やめるんや… うちをどれだけ愉しませる気や…」バタッ
京子「あ…気絶した…」
向日葵「あの ところで本当にお仕事ないんですか…? ないなら私、帰りますわ」
京子「そうだね 仕事は特にないよ ひまっちゃんと櫻子ちゃんは帰って大丈夫かもしれない」
櫻子「わかりました… じゃあ、帰りますね 何かあったら明日いってくださいね」
京子「多分ないけどね アハハ… またね」
向日葵「では失礼します」
綾乃「……ふ、2人ね///」
京子「気絶してるけど千歳もそこにいるよ あ、折り紙でカニって難しい」
綾乃「そ、そうだけど…」
京子「2人は嫌かい?」
綾乃「そうじゃなくて あなたと特に理由もなく一緒にいることってあまりないから…」
京子「いいんじゃないの? 理由がなくてもさぁ」
綾乃「不自然じゃない… 例えばいきなり部室に行ったりしたら」
京子「あのさ、私に会う時に理由つくらなくていいよ」
綾乃「え…」
京子「毎回何かしら理由作ってきてるじゃん? あれなくても、会いに来ていいよ」
綾乃「えっ…そ、その…///」
京子「綾乃が嫌だけど理由があるときだけ仕方なく来てる、なら別だけどね アハハ」
綾乃「そ、そんなわけないでしょ…」
京子「え?」
綾乃「会いたくて理由を作って会いに行ってるのよ… だ、だって船見さんとかもいるのに急に会いにいったら変じゃない」
京子「そ、そうなんだ…///」ドキッ
綾乃「……」
京子「……」
千歳(がんばれ!あやのちゃん!)
綾乃「じゃあ…その、今度からそうするわ…」
千歳(へ、ヘタレやなぁ… そこがええんやけど…)
京子「うん いいよ …あとさ 教室でももっと話そうよ」
綾乃「そ、それも理由が特になかったから…」
京子「はっきり言って綾乃って、いつも教室じゃ勉強してるから話しかけにくかったんだよね」
綾乃「や……やっぱりそうよね… 自分でもちょっとそう思ってたんだけど」
京子「うん でもま、それも私と勝負するっていう「理由」のためだったんだよね わかってたけど」
綾乃「う…///」
京子「ごめんね 綾乃が私と話したり、遊んだりしたがってるっていうのは千歳に聞いてたのに」
綾乃「くっ…ち、ちとせ…/// 通りで歳納京子の態度がなにか違うと思ったわ…」
京子「綾乃、これからはもっと絡んできていいからね」
綾乃「か、絡むって… 卑猥な例えね…///」
京子「いやいや… 普通に使うでしょ、絡むって」ピチャ
京子「…あれ、ぴちゃ? わ、わぁ!血が!」
千歳「天国の上には百合の花園… うちの生涯に一片の悔いなしー」
綾乃「千歳ぇー!」
京子「110!」
綾乃「119よ!」
綾乃「ふぅ…保健室が空いてて助かったわ…」
京子「あのさ 綾乃 1つ仕事思いついたんだけど」
綾乃「…?」
京子「綾乃みたいに、話したいのに話しかけられないような子を支援できるような仕組みできないかな」
綾乃「ええっ!? た、例えば…?」
京子「話したい相手の名前を入れて、代理で会長が呼び出す! その名も…話したガール」
綾乃「わ、悪くないかもしれないけど… 違う意味で勇気がいるわねそれ…」
京子「なんで?」
綾乃「会長に仲良くしたい相手がバレるじゃない」
京子「あ、そっか… じゃあダメだね」
綾乃「ま、まぁ あなたにしてはいい考えよ…」
京子「普段綾乃ってアンケート集めたり、書類まとめたりしてるけど やっぱり進んでやってるの?」
綾乃「そりゃまぁ… 言われてからやってるんじゃ普通の学生よ」
京子「へえ… なんかかっこいいね」
綾乃「な、なに言ってるのよ///」
京子「私なんて普段なまけて生活してるからさぁ…」
綾乃「きょ、京子会長だって…それなりに考えてるでしょ…」
京子「えっ フォローしてくれるの? さすが綾乃やっさしー」
綾乃「やっさしー ってやめてよそれ///」
京子「…さて もう最終下校時間ですが」
綾乃「ああそうだった この時期は18時には帰らないといけないんだったわね…」
京子「結局あそんじゃったね」
綾乃「…た、たまには いいわ…」
京子「へへ…そうだね 綾乃、たまには遊んだ方がいいよ」
綾乃「あ…遊び方がわからないのよ …帰りましょう」
帰り
京子「もしさ 綾乃が最初に出会うのが千歳じゃなくて私だったらどうなってたかな」
綾乃「…想像もつかないわね でも、私が最初にこの学校で話したのはあなたよ」
京子「そうだっけ…?」
綾乃「覚えてないならいいわ…」
京子「もし私と最初に会ってたら綾乃、ごらく部に入ってたかな」
綾乃「わからないわ… 船見さんもいるし、逆にあなたが生徒会に入ってたかもしれないわね」
京子「なるほど… ってそれ考えると千歳かわいそうだなぁ」
綾乃「あの子はしっかりしてるから… 私に会わなかったとしてもうまくやっていたと思うわ」
京子「じゃあ、どうよ 私が本当に生徒会長だったら?」
綾乃「…ま、まぁ悪くないんじゃない…?」
京子「マジで!?」
綾乃「ええ わ、悪くはないってだけだからね」
京子「へへ… でももし変な方向いっちゃったら、綾乃が修正してくれればいいもんね」
綾乃「うぅ… なんでそんな恥ずかしいセリフ言えるのよ…///」
京子「?」
綾乃「もう…」
京子「あ、もう着いちゃったか」
綾乃「まったく…わざわざ家まで送るなんて つ、つつつきあってるみたいじゃない…///」
京子「いやぁ 綾乃可愛いからね 変なやつに襲われないようにさ!」
綾乃「……///」
京子「それに久々にしっかり話せてうれしくてさぁ… ごめんなー」
綾乃「…なんでそんなに魅力的なのよ…あなた…」ギュッ
京子「えっ…///」
綾乃「そんなことばかり言われたら、離れたくないって思っちゃうじゃない…」
京子「う…え、えっと…」
綾乃「あ… ご、ごめんなさい…」サッ
京子「いいよ、離れなくて」ギュッ
綾乃「あ…///」
京子「このまま、どこか行っちゃおうか」
綾乃「さ、さすがに…時間が時間だし… あ、あの ここ心の準備が…」
京子「アハハ 冗談だよー」
綾乃「もう…」
京子「でも、離れなくていいっていうのはホントだよ」
綾乃「……うん…///」
~終わり~
元スレ
京子「いやぁ 会長かー じゃあ綾乃と千歳は私のコマってわけだね」
綾乃「き、気に入らない言い方ね…」
京子「あやのぉ…? 私が会長の間は何でも言うこと聞くんだよ?」
千歳「…! ぶふっ!」
綾乃「千歳!」アセアセ
京子「無視するなよー」
綾乃「余計なこと言うと千歳の身体が持たないからやめなさいよね!」
京子「へーい」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/11(火) 19:07:55.04 ID:KWSUP7Tc0
京子「生徒会長って何すればいいの?」
綾乃「主に学内のイベントを盛り上げるための活動したり、あとは問題点を見つけて解決する方式かしら」
京子「思ったより難しいね とりあえずごらく部を正式な部活に書き換えよう」
綾乃「ちょっと!生徒会長って立場を私的に乱用するのはダメよ」
京子「んー? 誰に命令してるのかね綾乃くん!」
綾乃「くっ… せ、生徒会長…」
千歳(歳納さんが攻めや… 間違いあらへん!)タラタラ
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/11(火) 19:13:02.27 ID:KWSUP7Tc0
京子「うむー 肩をもみたまえ!」
綾乃「それ会長関係ないわよ… バカね」
京子「あーあ… 私なんかが会長じゃ言うこと聞いてくれないか そうだよねぇ」
綾乃「あ…(そんなつもりじゃなかったんだけど)」
京子「うん いいよ それなら…」
綾乃「き、聞くわよ 仕方ないわね!」モミモミ
京子「さすが綾乃 なんだかんだでやさしー おぉっ」
綾乃「な… ばばバカっ!///」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/11(火) 19:17:07.26 ID:KWSUP7Tc0
千歳「ちょっとごめんなぁ… ひ、貧血用の薬のんでくるわぁ…」
京子「うわっ 顔青いよ… 大丈夫?」
千歳「ええのええの… それより綾乃ちゃんと仲良くしたってやぁ…」
綾乃「ちょ、ちょっと 本当に気をつけなさいよ?」
京子「うむ…いいアシストだね 綾乃くん」
綾乃「その綾乃くんってやめなさいよ…」
京子「じゃあ綾乃も京子会長と呼びなさい」
綾乃「い、いいけど…」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/11(火) 19:20:38.68 ID:KWSUP7Tc0
綾乃「きょ、きょこきょ京子会長!」
京子「なんでそんなに噛んでるの…? なに?」
綾乃「えっと 今日の活動は…何するの?」
京子「うーん 西垣ちゃんが「任せる」しか言ってなかったんだよねぇ」
綾乃「相変わらず適当ね…先生…」
京子「ということで適当にやるよ とりあえずのんびりしよう」
綾乃「そ、それじゃああなたの部活と変わらないでしょ…」
京子「任せるって言われたから私が決めるの それとも会長に文句があるのかな 副会長くん」
綾乃「…ないわよ… ていうか「くん付け」はやめなさいよ」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/11(火) 19:24:49.70 ID:KWSUP7Tc0
京子「うーん ひまだなぁ なにかないのー?」
綾乃「生徒会室に遊ぶものがあったら問題でしょ…」
ガラガラ
向日葵「すみません遅くなりましたー」
櫻子「向日葵のおっぱいがドアに挟まって動けなくなって手こずりましたぁ」
向日葵「そんなわけないでしょう…」イライラ
京子「やあひまっちゃん、櫻子ちゃん」
櫻子「え…歳納先輩! めずらしいですね 遊びに来たんですか?」
向日葵「そういえば会長の姿が見えませんわ?」
京子「私が会長になりました」
櫻子&向日葵「えええっ!」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/11(火) 19:28:29.96 ID:KWSUP7Tc0
綾乃「~~~というわけで まぁ松本会長が帰ってくるまでの数日間だけだから 我慢して」
櫻子「歳納先輩なら、面白そうだからいいんじゃないですかぁ?」
京子「嬉しいこと言ってくれるね 今日はのんびり過ごす方針だよ」
櫻子「やったぁー」
向日葵「これでいいんでしょうか…」ボソッ
綾乃「ま、まぁ 会長の言うことは絶対ってわけでもないけど… かわいそうだから聞いてあげて」
向日葵「は、はぁ…」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/11(火) 19:33:01.16 ID:KWSUP7Tc0
櫻子「……」ボリボリ
京子「なにそれー あ!コンポタのお菓子じゃん! ちょうだい!」
櫻子「あ、いいですよー」
向日葵「……」カリカリ
綾乃「…古谷さんは何を?」
向日葵「…宿題です ぼーっとしてるのも勿体ないので…」
綾乃「なるほど 確かにそうね」
京子「あー! 宿題禁止だよー 宿題は家でやるから宿題なんだぞっ☆」
綾乃「ほとんどやってないあなたに言われたくないわ…」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/11(火) 19:37:13.23 ID:KWSUP7Tc0
京子「つまんないなー ひまっちゃん、いっちょ脱いで踊って おっぱいダンス」
向日葵「ええっ!? む、無理ですわ…///」
京子「うーん 一般的な反応だね」
向日葵「すみません…つまらなくて…」
京子「じゃあ綾乃がいっちょ脱いで踊ろうか」
綾乃「な、なんで私なのよ!」
京子「はぁ そりゃそうかぁ やっぱり聞けないよね…」
綾乃「う…また… ぐぬぬ…」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/11(火) 19:45:44.64 ID:KWSUP7Tc0
綾乃「わ、わかったわよ… やればいいんでしょ」ヌギヌギ
京子「えっちょっと綾乃!」
綾乃「うるさーい! み、見てなさいよ!!///」クルンクルン
櫻子「それ踊りですか!」
向日葵「ちょっと櫻子! み、見るのをやめなさい…」
櫻子「ええ なんでー」
綾乃(し、死ぬほど恥ずかしいけど歳納京子のためよ…///)
京子「綾乃! じょ、冗談だってば! 服きてよ!」
ガララ
千歳「薬飲むとやっぱり少しは… え…綾乃ちゃんが下着で踊ってる…!?」
千歳「ぶふーーっ!」
京子「ち、千歳ぇ!」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/11(火) 20:12:50.83 ID:KWSUP7Tc0
綾乃「はぁ…はぁ… ま、満足した…?」
京子「したした! だから服着よう!」
綾乃「……」サッ
京子「ごめんね 綾乃… そんな本気に考えてくれるなんて思わなくって…」
綾乃「すごく恥ずかしかったわよ… バカ…」
櫻子「これがいい感じってやつか!」
向日葵「櫻子黙って… すみません先輩… 私が断ったせいで…」
綾乃「いいのよ 後輩を守るのは先輩の仕事なの…」
櫻子「あれ 無視…?」
櫻子(でもカッコイイ!)
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/11(火) 20:17:44.47 ID:KWSUP7Tc0
綾乃「はぁ… な、何をしてたのよ私… 思い出したら恥ずかしくなってきた///」
京子「いやごめんよ本当に… さむかったよね 私のマフラー貸してあげるから」
千歳「や、やめるんや… うちをどれだけ愉しませる気や…」バタッ
京子「あ…気絶した…」
向日葵「あの ところで本当にお仕事ないんですか…? ないなら私、帰りますわ」
京子「そうだね 仕事は特にないよ ひまっちゃんと櫻子ちゃんは帰って大丈夫かもしれない」
櫻子「わかりました… じゃあ、帰りますね 何かあったら明日いってくださいね」
京子「多分ないけどね アハハ… またね」
向日葵「では失礼します」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/11(火) 20:22:19.22 ID:KWSUP7Tc0
綾乃「……ふ、2人ね///」
京子「気絶してるけど千歳もそこにいるよ あ、折り紙でカニって難しい」
綾乃「そ、そうだけど…」
京子「2人は嫌かい?」
綾乃「そうじゃなくて あなたと特に理由もなく一緒にいることってあまりないから…」
京子「いいんじゃないの? 理由がなくてもさぁ」
綾乃「不自然じゃない… 例えばいきなり部室に行ったりしたら」
京子「あのさ、私に会う時に理由つくらなくていいよ」
綾乃「え…」
京子「毎回何かしら理由作ってきてるじゃん? あれなくても、会いに来ていいよ」
綾乃「えっ…そ、その…///」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/11(火) 20:26:37.12 ID:KWSUP7Tc0
京子「綾乃が嫌だけど理由があるときだけ仕方なく来てる、なら別だけどね アハハ」
綾乃「そ、そんなわけないでしょ…」
京子「え?」
綾乃「会いたくて理由を作って会いに行ってるのよ… だ、だって船見さんとかもいるのに急に会いにいったら変じゃない」
京子「そ、そうなんだ…///」ドキッ
綾乃「……」
京子「……」
千歳(がんばれ!あやのちゃん!)
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/11(火) 20:30:19.44 ID:KWSUP7Tc0
綾乃「じゃあ…その、今度からそうするわ…」
千歳(へ、ヘタレやなぁ… そこがええんやけど…)
京子「うん いいよ …あとさ 教室でももっと話そうよ」
綾乃「そ、それも理由が特になかったから…」
京子「はっきり言って綾乃って、いつも教室じゃ勉強してるから話しかけにくかったんだよね」
綾乃「や……やっぱりそうよね… 自分でもちょっとそう思ってたんだけど」
京子「うん でもま、それも私と勝負するっていう「理由」のためだったんだよね わかってたけど」
綾乃「う…///」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/11(火) 20:34:24.17 ID:KWSUP7Tc0
京子「ごめんね 綾乃が私と話したり、遊んだりしたがってるっていうのは千歳に聞いてたのに」
綾乃「くっ…ち、ちとせ…/// 通りで歳納京子の態度がなにか違うと思ったわ…」
京子「綾乃、これからはもっと絡んできていいからね」
綾乃「か、絡むって… 卑猥な例えね…///」
京子「いやいや… 普通に使うでしょ、絡むって」ピチャ
京子「…あれ、ぴちゃ? わ、わぁ!血が!」
千歳「天国の上には百合の花園… うちの生涯に一片の悔いなしー」
綾乃「千歳ぇー!」
京子「110!」
綾乃「119よ!」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/11(火) 20:40:19.63 ID:KWSUP7Tc0
綾乃「ふぅ…保健室が空いてて助かったわ…」
京子「あのさ 綾乃 1つ仕事思いついたんだけど」
綾乃「…?」
京子「綾乃みたいに、話したいのに話しかけられないような子を支援できるような仕組みできないかな」
綾乃「ええっ!? た、例えば…?」
京子「話したい相手の名前を入れて、代理で会長が呼び出す! その名も…話したガール」
綾乃「わ、悪くないかもしれないけど… 違う意味で勇気がいるわねそれ…」
京子「なんで?」
綾乃「会長に仲良くしたい相手がバレるじゃない」
京子「あ、そっか… じゃあダメだね」
綾乃「ま、まぁ あなたにしてはいい考えよ…」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/11(火) 20:45:04.06 ID:KWSUP7Tc0
京子「普段綾乃ってアンケート集めたり、書類まとめたりしてるけど やっぱり進んでやってるの?」
綾乃「そりゃまぁ… 言われてからやってるんじゃ普通の学生よ」
京子「へえ… なんかかっこいいね」
綾乃「な、なに言ってるのよ///」
京子「私なんて普段なまけて生活してるからさぁ…」
綾乃「きょ、京子会長だって…それなりに考えてるでしょ…」
京子「えっ フォローしてくれるの? さすが綾乃やっさしー」
綾乃「やっさしー ってやめてよそれ///」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/11(火) 20:48:06.57 ID:KWSUP7Tc0
京子「…さて もう最終下校時間ですが」
綾乃「ああそうだった この時期は18時には帰らないといけないんだったわね…」
京子「結局あそんじゃったね」
綾乃「…た、たまには いいわ…」
京子「へへ…そうだね 綾乃、たまには遊んだ方がいいよ」
綾乃「あ…遊び方がわからないのよ …帰りましょう」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/11(火) 20:51:12.74 ID:KWSUP7Tc0
帰り
京子「もしさ 綾乃が最初に出会うのが千歳じゃなくて私だったらどうなってたかな」
綾乃「…想像もつかないわね でも、私が最初にこの学校で話したのはあなたよ」
京子「そうだっけ…?」
綾乃「覚えてないならいいわ…」
京子「もし私と最初に会ってたら綾乃、ごらく部に入ってたかな」
綾乃「わからないわ… 船見さんもいるし、逆にあなたが生徒会に入ってたかもしれないわね」
京子「なるほど… ってそれ考えると千歳かわいそうだなぁ」
綾乃「あの子はしっかりしてるから… 私に会わなかったとしてもうまくやっていたと思うわ」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/11(火) 20:57:02.21 ID:KWSUP7Tc0
京子「じゃあ、どうよ 私が本当に生徒会長だったら?」
綾乃「…ま、まぁ悪くないんじゃない…?」
京子「マジで!?」
綾乃「ええ わ、悪くはないってだけだからね」
京子「へへ… でももし変な方向いっちゃったら、綾乃が修正してくれればいいもんね」
綾乃「うぅ… なんでそんな恥ずかしいセリフ言えるのよ…///」
京子「?」
綾乃「もう…」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/11(火) 20:58:38.12 ID:KWSUP7Tc0
京子「あ、もう着いちゃったか」
綾乃「まったく…わざわざ家まで送るなんて つ、つつつきあってるみたいじゃない…///」
京子「いやぁ 綾乃可愛いからね 変なやつに襲われないようにさ!」
綾乃「……///」
京子「それに久々にしっかり話せてうれしくてさぁ… ごめんなー」
綾乃「…なんでそんなに魅力的なのよ…あなた…」ギュッ
京子「えっ…///」
綾乃「そんなことばかり言われたら、離れたくないって思っちゃうじゃない…」
京子「う…え、えっと…」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/11(火) 21:00:10.07 ID:KWSUP7Tc0
綾乃「あ… ご、ごめんなさい…」サッ
京子「いいよ、離れなくて」ギュッ
綾乃「あ…///」
京子「このまま、どこか行っちゃおうか」
綾乃「さ、さすがに…時間が時間だし… あ、あの ここ心の準備が…」
京子「アハハ 冗談だよー」
綾乃「もう…」
京子「でも、離れなくていいっていうのはホントだよ」
綾乃「……うん…///」
~終わり~
京子「どうも、生徒会長になりました」綾乃「えっ」