1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/29(日) 11:42:41.92 ID:eJvMlWX10
後輩「私は一体どうしてしまったのだろうか…」
先輩「後輩ちゃんどうしたの?ボ~っとして」
後輩「う…うひゃあ先輩!な…なんでもないんです!!」
先輩「顔が真っ赤よ…?」
【ID】3grf7NN2Oの代行
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/29(日) 11:54:45.90 ID:1KueOZiuO
後輩「べべっ、別に大したことはないです!」
先輩「そう?熱でもあるんじゃない・・・?」ピタッ
後輩「・・・っ!(豊満なむ、胸が、胸元がががが)」
先輩「やっぱり熱い・・・保健室に行きましょう」ガシッ
後輩「い、いやぁ、だ、大丈夫ですっ!大丈夫っ!」
先輩「何言ってるの!もし風邪なんか引いてて 他の人に移しちゃったら迷惑でしょ!」
後輩「うっ・・・」
先輩「それに後輩ちゃんはいつも無茶するから心配なんだもの」
先輩「だから保健室行くのっ!」ズルズル
後輩「わかりましたから!腕に抱きついちゃ・・・だめ・・・!」
保健室
ガラッ
先輩「すいませーん・・・って誰もいない・・・」
後輩「ほんとだ・・・あっ 後はわたしだけで大丈夫ですからっ!(これ以上一緒にいたら本当におかしくなる・・・)」
先輩「そんなのだめよっ!」
後輩「えっ」
先輩「いかにも体調悪いです、っていう風に見える後輩ちゃんを一人で置いていくなんて」
先輩「私の信条に傷が付くわっ!」
後輩「いや、でも保健室の先生もそろそろ来ると思いますし 先輩も授業が・・・」
先輩「こまけぇこたぁいいんだよ!」ビシッ
後輩「きゃう!」バタッ
先輩「私が看病するから・・・後輩ちゃんは静かに寝てて・・・ね?」
後輩「は、はひぃ・・・(先輩の綺麗な顔が、ち、近い・・・)」
後輩「あのぉ・・・しぇんぱい?」
先輩「ん~?何かな?」
後輩「あの・・・非常にお聞きしにくいんですけど・・・」
後輩「なんでわたしは白衣姿の先輩にヨシヨシされてるんでしょう・・・?」
先輩「えっ 何故って・・・体調悪い時はお母さんに側にいてもらってヨシヨシしてもらうと安心するでしょ?」
後輩「そ、そうですね・・・(でもドキドキしちゃいます・・・)」
先輩「だからこうやって・・・後輩ちゃんが早くよくなるように心を込めてヨシヨシしてあげてるの・・・ね?」スッ
後輩「わ、わかりました・・・!わかりましたから・・・!」
先輩「そう?わかってくれて嬉しいわ」ニコッ
後輩「あぅぅ・・・(話してる時に顔を近付ける癖・・・どうにかして欲しい・・・)」
>>13に
後輩「それに・・・どうして白衣姿で・・・」
先輩「雰囲気よ!」
を足しておいてくれ
後輩「あ・・・あのあの・・・」
先輩「ん~?今度はどうしたの?」
後輩「あっ・・・一応・・・体温計っておきたいなぁ、って思いまして・・・」
先輩「あら 忘れてた すぐ取ってくるわね!」タタッ
後輩「はぁ・・・(なんとか落ち着けるよぉ・・・)」
先輩「はいこれ!」ダダッ
後輩「うひゃう!?」ビクッ
先輩「あら?どうしたの?」
後輩「せ、先輩、早かったですね・・・」
先輩「言わなかったかしら?これでも一応保険委員なんだから!えっへん」
後輩「そうだったんですな・・・(脈拍が高すぎて心臓壊れそう・・・)」
先輩「よし!それじゃ体温計るために制服脱ぎましょう!」
後輩「はぇ!?」
先輩「ど、どうしたの後輩ちゃん そんな間抜けな声出して」
後輩「い、いや制服脱ぐって・・・」
先輩「制服を着たままじゃ体温が計りにくいじゃない 当たり前でしょう?」
後輩「いやいや、でも、あの」
先輩「それに 後輩ちゃん凄い汗かいてるわ 拭かなきゃ気持ち悪いでしょ?」
後輩「そんな、汗は、その」
先輩「もしかして下着姿が恥ずかしい?大丈夫よ 女の子同士じゃない!」
後輩「そうですけど・・・」
先輩「もう煮え切らないわね!えいっ!」ガバッ
後輩「きゃあ!?」
先輩「のしかかり~ふふっ これで後輩ちゃんは身動きできないのだ~」ゴソゴソ
後輩「しぇ、しぇんぱい、ち、ちか・・・(柔らかい胸が、制服越しに・・・圧迫を・・・)」
先輩「さ~て ブレザーを脱いで・・・ワイシャツを・・・」ゴソゴソ
後輩「わ、わわ、わかりましたから!じ、自分でやります!」
先輩「だめよぅ・・・だって私がお世話してるんだもの・・・えいっ」
後輩「あうぅ・・・(先輩がこんなに近く・・・)」
先輩「わぁ・・・後輩ちゃんの身体 白くて綺麗ね・・・アルビノ肌?」ピト
後輩「うひゃう!?」ビクン
先輩「うわ!熱い!?さっきより凄い熱になってるじゃない!」
後輩「あぅぅ・・・(先輩のせいです・・・)」
先輩「早く正確な体温計らなきゃね・・・はーい 冷たいから気を付けてねぇ」サッ
後輩「ん・・・!」
先輩「じゃあ3分ぐらいそのまま待っててね?」
後輩「はい・・・」
先輩「う~ん・・・でもこんなに熱があるなんて・・・後輩ちゃん なかなか厄介なものにとりつかれたわね」
後輩「はい・・・(それ先輩ですよ・・・)」
先輩「ん~そろそろいいかな?え~と・・・40℃!?」
後輩「えっ・・・(わたしの体温高すぎ・・・)」
先輩「ど、どうしよう!後輩ちゃん!後輩ちゃん死んじゃう!?」
後輩「だ、大丈夫です先輩!寝ればよくな・・・」
先輩「いやぁ!後輩ちゃん死んじゃだめよ!」ダキッ
後輩「あっ・・・」
先輩「うぅ・・・」ギュゥ
後輩「あぅ・・・」ブシュ
後輩「・・・」タラタラ
先輩「んぅ?きゃあ!?後輩ちゃんが鼻血出してる!」
先輩「いやぁ!後輩ちゃん死なないでぇ!」ギュゥ
後輩「・・・」タラタラ
先輩「うぅ・・・」ギュゥ
後輩「・・・」タラタラ
先生「今帰って、って誰もいな・・・何やってんだお前ら!?」
先輩「あっ!先生ぇ!後輩ちゃんが、後輩ちゃんが・・・!」
先生「な、なんだ、見てはいけないものを見たのかと思ったぞ・・・」
後輩「・・・」タラタラ
先輩「後輩ちゃん・・・天国で幸せにね・・・?」ギュゥ
先生「おい勝手に殺すな 鼻血出してるだけだよ」
先輩「えっ!後輩ちゃん助かるんですか!?」
先生「あぁ お前のせいで死にかけてるけどな」
先輩「よかったわぁ!後輩ちゃん!」ダキッ
後輩「・・・」タラタラ
先生「ともかく離れろ 見てられん」
後輩「た、助かりました・・・」
先生「はぁ・・・お前保険委員だろう?もっと冷静に対処するなり 誰かしら先生を呼ぶなりしなさい」
先輩「はい あの 後輩ちゃんが死んじゃうかと思うと頭がいっぱいで」
後輩「はぁ・・・(本当に死ぬかと思った・・・幸せすぎて・・・一生忘れられない・・・)」
先生「わかったわかった こいつのことが好きなのはわかったから」
先輩「はい!大好きです!」ニコッ
後輩「ぐぼぉふ」ブシュ
先輩「きゃあ!後輩ちゃん!」ダキッ
先生「わかったから落ち着きなさい」
先生「お前は冷静な方だと思っていたがな・・・後輩が絡むと妙に子供みたいになる」
後輩「・・・(そのギャップが良いんですよね・・・)」
先輩「申し訳ありませんでした!」
先生「いいよいいよ あまり見られない面白いものも見れた」
後輩「はふぅ・・・(血が足りねぇ・・・)」
先生「ともかくお前は変な言動は抑えるようにしなさい」
先輩「変な言動?」
先生「後輩が好きだとかいう言葉だったり いきなり後輩に抱きついたりということだ」
先輩「それは・・・どうして・・・」
先生「簡単に言えばお前のその言動で後輩が興奮して鼻血を出すからだよ」
後輩「・・・(恥ずかしい・・・)」
先輩「はい・・・すみません・・・」
先生「あぁ それじゃもう下校時間だ お前が後輩を家まで送ってあげなさい」
後輩「えっ!?だ、大丈夫です!自分で帰れますよ!」
先輩「・・・」
先生「さっきまで大量に鼻血出しておいて何を言ってるんだ 途中で体調不良を起こしたらどうする」
後輩「そ、それは・・・」
先輩「家も近くですから私が責任をもって送っていきます」
先生「ん じゃあ頼んだよ くれぐれも寄り道せず家に送ってくれ」
先輩「はい」
先生「あとお前も 家に帰ったら鉄分取ってさっさと寝ろ」
後輩「は、はい・・・(なんか先輩・・・怖くなったなぁ・・・)」
後輩「・・・」スタスタ
先輩「・・・」スタスタ
後輩「・・・」スタスタ
先輩「・・・」スタスタ
後輩「う・・・(沈黙が辛い・・・)」スタスタ
後輩「・・・(先輩、ずっと考え事してるみたいに黙ったままだし・・・)」スタスタ
後輩「・・・(かといって話しかけられる雰囲気じゃない・・・)」スタスタ
後輩「・・・(つらいよぅ・・・)」スタスタ
先輩「ねぇ後輩ちゃん」スタスタ
後輩「はひ!」ビクッ
先輩「あ・・・」
先輩「・・・ふふっ」
後輩「・・・?」
先輩「私ね・・・ずっと優等生だったんだ・・・」スタスタ
後輩「はい・・・(なんだろう いつもと雰囲気違うな・・・)」スタスタ
先輩「英才教育みたいなこと受けさせられて・・・親が喜ぶからって思ってずっと頑張ってた・・・」スタスタ
後輩「や、やっぱり先輩凄いんですね」スタスタ
先輩「けど、最近ウンザリしちゃったのよねぇ・・・」スタスタ
後輩「え・・・」スタスタ
先輩「英才教育の結果わかったのは親のエゴ」ピタッ
後輩「・・・」
先輩「結局親は家柄っていうちっぽけなプライドに執着してたのよ」
後輩「でも 先輩のお家の伝統も素晴らしいと 思います・・・」
先輩「ふふっ ありがとう・・・」
先輩「でもね・・・私は正直なことを言うと そんなものどうでもいいの・・・」
後輩「・・・」
先輩「もちろん 教育は大切なものだわ 人生を素晴らしくしてくれる」
先輩「でもね 理性ばかり重視した教育なんて辛いだけよ」
先輩「親は現実のことしか考えない」
先輩「自分の方から汚い泥沼の方に沈んでいこうとしてる」
先輩「私のことも道連れにしてね・・・」
後輩「先輩・・・」
先輩「もう私も沈んでいくのかなぁ・・・って思ってる時に」
先輩「出会ったのがあなたなの」クルッ
後輩「・・・!」ドキッ
先輩「初めて会った時はただ単に変な人だと思ったわ」
先輩「でもあなたと話してるうちに気付いたの」
先輩「あなたは本当に色んな表情をする」
先輩「私みたいな表面的でかりそめの笑顔じゃない」
後輩「そんなっ!先輩の笑顔は素敵ですよっ!とても元気を貰いますっ!」
先輩「ふふっ・・・ありがとう でもその笑顔を作ってくれたのはあなたよ」
後輩「・・・」
先輩「あなたが私に光を射してくれたわ」
先輩「とっても温かい光」
後輩「先輩・・・」
先輩「さっき先生に言われて気付いたの」
先輩「私あなたが好きみたい」
後輩「へ・・・?」
先輩「あなたは私のかけがえのない存在なんだもの」
後輩「・・・」
先輩「この気持ちはきっと好きという感情なんだわ!」
後輩「・・・」
先輩「だから後輩ちゃん!私と付き合いましょう!」
後輩「はひ・・・」
先輩「本当!?ありがとう!」ダキッ
後輩「あふっ・・・」ブシュ
先輩「・・・あっ」
先輩「ふふっ・・・ごめんなさいね?」
後輩「らいじょうぶれふ・・・」タラタラ
先輩「私がずっと看病してあげるっ!」ギュゥ
糸冬
提供
NHK
元スレ
後輩「べべっ、別に大したことはないです!」
先輩「そう?熱でもあるんじゃない・・・?」ピタッ
後輩「・・・っ!(豊満なむ、胸が、胸元がががが)」
先輩「やっぱり熱い・・・保健室に行きましょう」ガシッ
後輩「い、いやぁ、だ、大丈夫ですっ!大丈夫っ!」
先輩「何言ってるの!もし風邪なんか引いてて 他の人に移しちゃったら迷惑でしょ!」
後輩「うっ・・・」
先輩「それに後輩ちゃんはいつも無茶するから心配なんだもの」
先輩「だから保健室行くのっ!」ズルズル
後輩「わかりましたから!腕に抱きついちゃ・・・だめ・・・!」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/29(日) 12:00:38.18 ID:1KueOZiuO
保健室
ガラッ
先輩「すいませーん・・・って誰もいない・・・」
後輩「ほんとだ・・・あっ 後はわたしだけで大丈夫ですからっ!(これ以上一緒にいたら本当におかしくなる・・・)」
先輩「そんなのだめよっ!」
後輩「えっ」
先輩「いかにも体調悪いです、っていう風に見える後輩ちゃんを一人で置いていくなんて」
先輩「私の信条に傷が付くわっ!」
後輩「いや、でも保健室の先生もそろそろ来ると思いますし 先輩も授業が・・・」
先輩「こまけぇこたぁいいんだよ!」ビシッ
後輩「きゃう!」バタッ
先輩「私が看病するから・・・後輩ちゃんは静かに寝てて・・・ね?」
後輩「は、はひぃ・・・(先輩の綺麗な顔が、ち、近い・・・)」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/29(日) 12:06:06.72 ID:1KueOZiuO
後輩「あのぉ・・・しぇんぱい?」
先輩「ん~?何かな?」
後輩「あの・・・非常にお聞きしにくいんですけど・・・」
後輩「なんでわたしは白衣姿の先輩にヨシヨシされてるんでしょう・・・?」
先輩「えっ 何故って・・・体調悪い時はお母さんに側にいてもらってヨシヨシしてもらうと安心するでしょ?」
後輩「そ、そうですね・・・(でもドキドキしちゃいます・・・)」
先輩「だからこうやって・・・後輩ちゃんが早くよくなるように心を込めてヨシヨシしてあげてるの・・・ね?」スッ
後輩「わ、わかりました・・・!わかりましたから・・・!」
先輩「そう?わかってくれて嬉しいわ」ニコッ
後輩「あぅぅ・・・(話してる時に顔を近付ける癖・・・どうにかして欲しい・・・)」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/29(日) 13:31:29.63 ID:1KueOZiuO
>>13に
後輩「それに・・・どうして白衣姿で・・・」
先輩「雰囲気よ!」
を足しておいてくれ
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/29(日) 12:10:35.70 ID:1KueOZiuO
後輩「あ・・・あのあの・・・」
先輩「ん~?今度はどうしたの?」
後輩「あっ・・・一応・・・体温計っておきたいなぁ、って思いまして・・・」
先輩「あら 忘れてた すぐ取ってくるわね!」タタッ
後輩「はぁ・・・(なんとか落ち着けるよぉ・・・)」
先輩「はいこれ!」ダダッ
後輩「うひゃう!?」ビクッ
先輩「あら?どうしたの?」
後輩「せ、先輩、早かったですね・・・」
先輩「言わなかったかしら?これでも一応保険委員なんだから!えっへん」
後輩「そうだったんですな・・・(脈拍が高すぎて心臓壊れそう・・・)」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/29(日) 12:16:01.44 ID:1KueOZiuO
先輩「よし!それじゃ体温計るために制服脱ぎましょう!」
後輩「はぇ!?」
先輩「ど、どうしたの後輩ちゃん そんな間抜けな声出して」
後輩「い、いや制服脱ぐって・・・」
先輩「制服を着たままじゃ体温が計りにくいじゃない 当たり前でしょう?」
後輩「いやいや、でも、あの」
先輩「それに 後輩ちゃん凄い汗かいてるわ 拭かなきゃ気持ち悪いでしょ?」
後輩「そんな、汗は、その」
先輩「もしかして下着姿が恥ずかしい?大丈夫よ 女の子同士じゃない!」
後輩「そうですけど・・・」
先輩「もう煮え切らないわね!えいっ!」ガバッ
後輩「きゃあ!?」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/29(日) 12:22:55.63 ID:1KueOZiuO
先輩「のしかかり~ふふっ これで後輩ちゃんは身動きできないのだ~」ゴソゴソ
後輩「しぇ、しぇんぱい、ち、ちか・・・(柔らかい胸が、制服越しに・・・圧迫を・・・)」
先輩「さ~て ブレザーを脱いで・・・ワイシャツを・・・」ゴソゴソ
後輩「わ、わわ、わかりましたから!じ、自分でやります!」
先輩「だめよぅ・・・だって私がお世話してるんだもの・・・えいっ」
後輩「あうぅ・・・(先輩がこんなに近く・・・)」
先輩「わぁ・・・後輩ちゃんの身体 白くて綺麗ね・・・アルビノ肌?」ピト
後輩「うひゃう!?」ビクン
先輩「うわ!熱い!?さっきより凄い熱になってるじゃない!」
後輩「あぅぅ・・・(先輩のせいです・・・)」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/29(日) 12:29:20.64 ID:1KueOZiuO
先輩「早く正確な体温計らなきゃね・・・はーい 冷たいから気を付けてねぇ」サッ
後輩「ん・・・!」
先輩「じゃあ3分ぐらいそのまま待っててね?」
後輩「はい・・・」
先輩「う~ん・・・でもこんなに熱があるなんて・・・後輩ちゃん なかなか厄介なものにとりつかれたわね」
後輩「はい・・・(それ先輩ですよ・・・)」
先輩「ん~そろそろいいかな?え~と・・・40℃!?」
後輩「えっ・・・(わたしの体温高すぎ・・・)」
先輩「ど、どうしよう!後輩ちゃん!後輩ちゃん死んじゃう!?」
後輩「だ、大丈夫です先輩!寝ればよくな・・・」
先輩「いやぁ!後輩ちゃん死んじゃだめよ!」ダキッ
後輩「あっ・・・」
先輩「うぅ・・・」ギュゥ
後輩「あぅ・・・」ブシュ
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/29(日) 12:33:24.47 ID:1KueOZiuO
後輩「・・・」タラタラ
先輩「んぅ?きゃあ!?後輩ちゃんが鼻血出してる!」
先輩「いやぁ!後輩ちゃん死なないでぇ!」ギュゥ
後輩「・・・」タラタラ
先輩「うぅ・・・」ギュゥ
後輩「・・・」タラタラ
先生「今帰って、って誰もいな・・・何やってんだお前ら!?」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/29(日) 12:37:34.52 ID:1KueOZiuO
先輩「あっ!先生ぇ!後輩ちゃんが、後輩ちゃんが・・・!」
先生「な、なんだ、見てはいけないものを見たのかと思ったぞ・・・」
後輩「・・・」タラタラ
先輩「後輩ちゃん・・・天国で幸せにね・・・?」ギュゥ
先生「おい勝手に殺すな 鼻血出してるだけだよ」
先輩「えっ!後輩ちゃん助かるんですか!?」
先生「あぁ お前のせいで死にかけてるけどな」
先輩「よかったわぁ!後輩ちゃん!」ダキッ
後輩「・・・」タラタラ
先生「ともかく離れろ 見てられん」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/29(日) 12:43:12.48 ID:1KueOZiuO
後輩「た、助かりました・・・」
先生「はぁ・・・お前保険委員だろう?もっと冷静に対処するなり 誰かしら先生を呼ぶなりしなさい」
先輩「はい あの 後輩ちゃんが死んじゃうかと思うと頭がいっぱいで」
後輩「はぁ・・・(本当に死ぬかと思った・・・幸せすぎて・・・一生忘れられない・・・)」
先生「わかったわかった こいつのことが好きなのはわかったから」
先輩「はい!大好きです!」ニコッ
後輩「ぐぼぉふ」ブシュ
先輩「きゃあ!後輩ちゃん!」ダキッ
先生「わかったから落ち着きなさい」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/29(日) 12:52:19.02 ID:1KueOZiuO
先生「お前は冷静な方だと思っていたがな・・・後輩が絡むと妙に子供みたいになる」
後輩「・・・(そのギャップが良いんですよね・・・)」
先輩「申し訳ありませんでした!」
先生「いいよいいよ あまり見られない面白いものも見れた」
後輩「はふぅ・・・(血が足りねぇ・・・)」
先生「ともかくお前は変な言動は抑えるようにしなさい」
先輩「変な言動?」
先生「後輩が好きだとかいう言葉だったり いきなり後輩に抱きついたりということだ」
先輩「それは・・・どうして・・・」
先生「簡単に言えばお前のその言動で後輩が興奮して鼻血を出すからだよ」
後輩「・・・(恥ずかしい・・・)」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/29(日) 13:00:49.34 ID:1KueOZiuO
先輩「はい・・・すみません・・・」
先生「あぁ それじゃもう下校時間だ お前が後輩を家まで送ってあげなさい」
後輩「えっ!?だ、大丈夫です!自分で帰れますよ!」
先輩「・・・」
先生「さっきまで大量に鼻血出しておいて何を言ってるんだ 途中で体調不良を起こしたらどうする」
後輩「そ、それは・・・」
先輩「家も近くですから私が責任をもって送っていきます」
先生「ん じゃあ頼んだよ くれぐれも寄り道せず家に送ってくれ」
先輩「はい」
先生「あとお前も 家に帰ったら鉄分取ってさっさと寝ろ」
後輩「は、はい・・・(なんか先輩・・・怖くなったなぁ・・・)」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/29(日) 13:03:16.07 ID:1KueOZiuO
後輩「・・・」スタスタ
先輩「・・・」スタスタ
後輩「・・・」スタスタ
先輩「・・・」スタスタ
後輩「う・・・(沈黙が辛い・・・)」スタスタ
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/29(日) 13:07:13.98 ID:1KueOZiuO
後輩「・・・(先輩、ずっと考え事してるみたいに黙ったままだし・・・)」スタスタ
後輩「・・・(かといって話しかけられる雰囲気じゃない・・・)」スタスタ
後輩「・・・(つらいよぅ・・・)」スタスタ
先輩「ねぇ後輩ちゃん」スタスタ
後輩「はひ!」ビクッ
先輩「あ・・・」
先輩「・・・ふふっ」
後輩「・・・?」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/29(日) 13:12:53.19 ID:1KueOZiuO
先輩「私ね・・・ずっと優等生だったんだ・・・」スタスタ
後輩「はい・・・(なんだろう いつもと雰囲気違うな・・・)」スタスタ
先輩「英才教育みたいなこと受けさせられて・・・親が喜ぶからって思ってずっと頑張ってた・・・」スタスタ
後輩「や、やっぱり先輩凄いんですね」スタスタ
先輩「けど、最近ウンザリしちゃったのよねぇ・・・」スタスタ
後輩「え・・・」スタスタ
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/29(日) 13:16:53.22 ID:1KueOZiuO
先輩「英才教育の結果わかったのは親のエゴ」ピタッ
後輩「・・・」
先輩「結局親は家柄っていうちっぽけなプライドに執着してたのよ」
後輩「でも 先輩のお家の伝統も素晴らしいと 思います・・・」
先輩「ふふっ ありがとう・・・」
先輩「でもね・・・私は正直なことを言うと そんなものどうでもいいの・・・」
後輩「・・・」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/29(日) 13:20:42.40 ID:1KueOZiuO
先輩「もちろん 教育は大切なものだわ 人生を素晴らしくしてくれる」
先輩「でもね 理性ばかり重視した教育なんて辛いだけよ」
先輩「親は現実のことしか考えない」
先輩「自分の方から汚い泥沼の方に沈んでいこうとしてる」
先輩「私のことも道連れにしてね・・・」
後輩「先輩・・・」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/29(日) 13:24:45.53 ID:1KueOZiuO
先輩「もう私も沈んでいくのかなぁ・・・って思ってる時に」
先輩「出会ったのがあなたなの」クルッ
後輩「・・・!」ドキッ
先輩「初めて会った時はただ単に変な人だと思ったわ」
先輩「でもあなたと話してるうちに気付いたの」
先輩「あなたは本当に色んな表情をする」
先輩「私みたいな表面的でかりそめの笑顔じゃない」
後輩「そんなっ!先輩の笑顔は素敵ですよっ!とても元気を貰いますっ!」
先輩「ふふっ・・・ありがとう でもその笑顔を作ってくれたのはあなたよ」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/29(日) 13:26:13.00 ID:1KueOZiuO
後輩「・・・」
先輩「あなたが私に光を射してくれたわ」
先輩「とっても温かい光」
後輩「先輩・・・」
先輩「さっき先生に言われて気付いたの」
先輩「私あなたが好きみたい」
後輩「へ・・・?」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/29(日) 13:29:36.46 ID:1KueOZiuO
先輩「あなたは私のかけがえのない存在なんだもの」
後輩「・・・」
先輩「この気持ちはきっと好きという感情なんだわ!」
後輩「・・・」
先輩「だから後輩ちゃん!私と付き合いましょう!」
後輩「はひ・・・」
先輩「本当!?ありがとう!」ダキッ
後輩「あふっ・・・」ブシュ
先輩「・・・あっ」
先輩「ふふっ・・・ごめんなさいね?」
後輩「らいじょうぶれふ・・・」タラタラ
先輩「私がずっと看病してあげるっ!」ギュゥ
糸冬
提供
NHK
後輩「最近先輩のことが気になってしまうなあ…」