1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 12:00:36.54 ID:7QvfjVKA0
竜華「怜はほんまに甘えんぼさんやなぁ」
怜「そんなこと言うて…、竜華も甘えてくるときあるやん」
竜華「まぁそうやけどな」
怜「それよりもはよう一緒に寝よ?」
竜華「んー、ちょっと待ってぇな」
怜「え、どしたん?」
竜華「まぁちょっとメールだけ先に、ね」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 12:03:26.48 ID:7QvfjVKA0
怜「むー、誰にメール送っとんの?」
竜華「いやいや、これはお母さんに。怜が思ってるような人やないで?」
怜「…まぁ、竜華のことや。信じてるで」
竜華「怜に信じてるなんて言われて、ほんまに嬉しいわぁ。うちも信じてるで、怜のこと」
怜「あほ、うちには竜華しかおらへんのやから絶対そんなことないに決まっとるやろ」
竜華「あかん、もううち死んでもええかも」
怜「えー、これくらいよく部活内でも言い合ってるやん」
竜華「そうやけど、実はそのたびに死んでもええかも、って思ってるわけで」
怜「うちはほんまに幸せもんやわ、こんなに想ってくれる人が近くにいて」
竜華「すぐ遠くに行ってしまうかもやけどな」
怜「だから死ぬなて」
竜華「あはは、なんやうちらはやっぱり相思相愛やな」
怜「ほんまにな」
竜華「よし、メール終わり!」
怜「なんのメールやったん?」
竜華「んー? 怜んところで愛し合ってくるわーって」
怜「ちょ?!」
竜華「あはは、冗談やって」
竜華「さて、と。…んじゃ布団にお邪魔しまーす」
怜「邪魔するんやったら帰ってー」
竜華「あいよー、ってなんでやー!」ガバァ
怜「うわぁ! ちょっと竜華勢い付けすぎやで、たかが布団に入ってくるだけで」
竜華「ちょっと腕打ったみたい、痛い……」
怜「何やってるんや…、見せてみ? 腫れてる?」
竜華「うー、腫れてはないみたいやけど…」
怜「だから見せてみって」
竜華「ひゃぁ?!」
怜「…なんやねんその声。まぁ腫れてはないな、唾もつけるまでもないか」
竜華「腫れに唾ってつけるんかな?」
怜「まぁ何もせんよりはええんとちゃう?」
竜華「何もせんよりは…うーん?」
怜「まぁ、そんなことはええねん。ほら布団で座っとらんと、はよ寝よ?」
竜華「うん!」
怜「竜華ってほんまにええ匂いするなぁ」
竜華「怜もな。にしても何でなんやろ、怜がこんなにもうちの好きな匂いなんて」
怜「うちも竜華の匂い好きやわ。んでもって、なんで竜華がうちの好きな匂いかその理由も知ってるで」
竜華「え、そうなん?」
怜「うん。竜華がうちの好きな人やからや。好きな人の匂いはどんなんでも好きやからな」
竜華「おー、なるほど! それやな!」
怜「せやろ? だからうちは時々こうやって竜華にくっついて自分の中に竜華の匂いを記憶させてるんや」
竜華「怜ずるーい。怜がうちの胸に潜りこんでたらうちがときの匂いかがれへんやん」
怜「まぁまぁ。今覇うちに好きな人の匂いを堪能させてくれな」
竜華「あとでうちにもさせてな!」
怜「やらしーな、人の胸に潜りこみたいなんて」
竜華「怜は今誰のどこに頭を擦りつけておるんや?」
怜「好きな人の一番あったかいところ」
竜華「ならうちにもさせてーな! うちも怜のあったかいところに頭うずめたーい」
怜「どうしよっかなー」
竜華「むむ! そしたら無理やりって手もあるんやで?」
怜「うちが体弱いの知っててか、コホッ」
竜華「こんな時に病弱アピールやめぃ」
怜「…まぁ、竜華に無理やり組み伏されるってのも……」
竜華「怜、危ない方向に想像走ってない?」
怜「あ、危なくはないやろ! 大丈夫な範囲やで?!」
竜華「いや、危ないやん。っていうかそんな想像してないで! って返さへんのかそこは」
怜「まぁそんなことはともかくや、うちはもうちょっと竜華の匂いを堪能や」
竜華「ちぇー、……えぃ!」
怜「ひゃぁ?!」
竜華「怜の耳って意外と小さいんやな」
怜「ちょ、ちょっと耳やめて……」
竜華「福耳ってそういや耳たぶが大きいんやったっけ、怜の耳たぶは……」
怜「ん、んー! 耳はぁ…」
竜華「って、ごめんごめん。すっかり耳の虜になってもうた」
怜「もう、なんやねん。竜華の手つきは妙にやらしいし」
竜華「怜、顔真っ赤やな」
怜「だ、誰のせいや!」
竜華「ごめんって、な? ほら抱き締めたるから」
怜「むぐ。……竜華、これはわざとか」
竜華「えー、なんのこと?」
怜「竜華の胸に押さえつけられるとな、色々な感情が湧き出してくるんや」
竜華「小っちゃくても、怜は怜やで。うちは怜のことが大好きや」
怜「うちまだ何も言うてへんやん」
竜華「胸のことじゃなかった?」
怜「…胸やけども」
竜華「それやったらさっきも言ったように、うちは怜のことが好きなんやで? 小さいも大きいも関係あらへん」
怜「むぅ、それでもうちに分けてくれへんかなぁ」
竜華「大きいほうがええの?」
怜「…例えば大きくなったら、竜華が泣いてた時とかはさ、甘えてくれるとか……そういう」
竜華「なんやそれ、うちが母性を感じて甘えるとかそんなん?」
怜「他に理由があるけど、理由の一つはそれやな。竜華に甘えられたい」
竜華「もううちは怜によく甘えてもらってるやん」
怜「そうやけどもな、でもな。…もし何かあって竜華が泣いてた時にうちがぎゅ! って抱き締めて、
竜華はうちを頼ってくれてもっと涙流してもええよ、とかそんなんがええねん」
竜華「…そしたらな」
怜「うん?」
竜華「今もうすでに泣きそうなんやけど、怜の胸で泣いてもええかな?」
怜「いきなり唐突すぎへん?!」
竜華「だってぇ…怜がうちのことこんなにも想ってくれてるんやもん、こんなに嬉しいことはないで!」
怜「はぁ…いろんなことに一喜一憂するわ、感情の表現が激しいわ、竜華と一緒におると苦労するな;あ」
竜華「苦労かけるで、これからも」
怜「ずっとな」
カン
確か一人称がうちって洋榎ちゃんだけだったような…
>>18
ちょっと前に洋榎書いてたからうつっちゃったのか、うちに免じて見逃してー
これ先日就寝時に眠れないからちょこちょこって書いただけのやつやねん、
こんな時間にベッドインの話はどうかと思ったけど勢いで投下しました
公式カプはいいよね
竜華「ってうやむやにされたらあかん!」
怜「なんや、うちはもう眠いんや……このままもう寝よ?」
竜華「あ、うん…。って、いやいや、うちはまだ怜の胸元に潜りこんでへんやん!」
怜「…なんで潜りこむん?」
竜華「そ、それはだって……怜の匂いが」
怜「…竜華、ここは誰の家や?」
竜華「え、と、怜の家やん」
怜「そう、やったらうち自身から嗅がんくっても、…ほら、枕からでも」
竜華「と、怜…? なんかおかしない?」
怜「何がや。さっきから言ってるやろ、もう眠いんやって」
竜華「そ、そんなぁ……」
怜「はよ、寝よや」
竜華「あ、明日やったら、怜の胸に飛び込んでええの?」
怜「もうええから、寝よや」
竜華「と、怜ぃ……」
怜「………」
竜華「はぁ…怜の枕か……」
怜「………」
竜華「………」スー
竜華「………」ハー
竜華「……怜やけど、怜ちゃう」
怜「………」
竜華(後ろからでも怜に抱きついたろかな、…ってうちに背向けてるー!! なんで拒絶するん?!)
竜華「怜ぃ……ん?」
竜華「……怜?」
怜「………」
竜華「……起きてるんやよな?」
怜「………」
竜華「…クスッ、怜はほんまにかわええな」ダキッ
怜「ひぁっ?!」
竜華「なんや、ばっちし起きてるやんやっぱり」
怜「お、起きてなかったし、ノンレム状態やったで?」
竜華「嘘つけー、だって怜……耳真っ赤やったで?」
怜「そ、それは竜華がいじってたからやろ?!」
竜華「うちそんないじってないし。それに怜はすぐに耳真っ赤にするやん」
怜「なっ!」
竜華「そんな今更耳を隠さんくってもええやん、なぁ怜…こっち向いて?」
怜「~~~!」
竜華「なんで急にそんな恥ずかしがるん?」
怜「なんでもないって、はよ寝よや!」
竜華「そういや、怜は…無理やりでもええんやったよな?」
怜「あ、あれはそういう妄想やっただけで…頭の中でそう思てただけやで?」
竜華「妄想とか、そんな言葉使ったらあかんて。そんなことより、ほいっと」
怜「うわぁ!」
竜華「怜はほんま体弱いな、覆いかぶさって両肩掴んで体重かけたら動けへんのな」
怜「…この体勢はセーラでも無理とちゃうか?」
竜華「あー、セーラやったらでも蹴り入れてでも逃れそうやな」
怜「なんや蹴りいれたろか?」
竜華「なはは、そんなやめてって。うちは怜の匂い嗅ぎたいだけやから」
怜「そんなん、だから枕でええやん」
竜華「怜はさっき誰のどこにおったん?」
怜「……竜華の、胸」
竜華「好きな人の一番あったかいところ、やろ?」
怜「う、うちの一番あったかいところは胸ちゃうで!」
竜華「えー、じゃあどこなん? 唇?」
怜「こ、心や!」
竜華「…心ときたか」
怜「そ、そうやで? ちなみに心っていうのは竜華と私の間にあるところやから…胸に顔埋めるのはお門違いやで」
竜華「……ううん、やっぱり怜の一番あったかいところは胸やわ」スッ
怜「なぁ…!」
竜華「うちを思ってくれてるその心は、くっつくと胸にあるんとちゃう? だから一番あったかいところは胸や」
怜「………」
竜華「怜の心臓、ドキドキいってるなぁ……」
怜「……当たり前やろ、生きてるんやから」
竜華「あのな、怜」
怜「…もうええよ、ついでに抱き締めたるわ」
竜華「……ええなぁ、好きな人の一番あったかいところってのは」
怜「せやろ? こんなにも心が安らいで、幸せな気持ちにさせてくれる場所を教えてくれたことに感謝しとるわ」
竜華「……うちが教えたん?」
怜「そうやで、…膝枕でもよう心が落ち着いてたよ。もっと…もっと落ち着く場所を、って探してたらそこを見つけたんや」
竜華「そっかぁ…」
怜「…まぁでも、逆もええもんやな。好きな人に自分の一番あったかいところに触れられてるっていうのも」
竜華「……ちょっと前の話の続き」
怜「ん?」
竜華「怜が胸大きくなくてもええやん。うちが泣いた時はこの一番あったかいところで、怜にぎゅ! ってされにくるから」
怜「…うちの気分もあったけど……、竜華が胸で甘えてくれるんやったらそれでええわ」
竜華「なぁ…怜」
怜「…どしたん?」
竜華「これから苦労かけるで、なんせこれからずっと怜の傍におるんやからな」
怜「…うん。うちもずっと竜華の傍におるからな」
竜華「泣いた時はまた抱き締めて、慰めてな?」
怜「それくらいおやすい御用やで」
竜華「怜が泣いてる怜は何度でも抱き締めたるから」
怜「それは嬉しいな」
竜華「怜…愛してるで」
怜「もちろんうちもや。…竜華、愛してるで」
カン
これ以上書くと、怜がこれから体調悪くなってついには死んでしまうという未来しか想像出来なかったので、
ここで無理やり終わらせた。
支援の方もありがとうございました! 書き溜めじゃないSSって難しいのね
乙
安らいだ
乙やでー
元スレ
怜「むー、誰にメール送っとんの?」
竜華「いやいや、これはお母さんに。怜が思ってるような人やないで?」
怜「…まぁ、竜華のことや。信じてるで」
竜華「怜に信じてるなんて言われて、ほんまに嬉しいわぁ。うちも信じてるで、怜のこと」
怜「あほ、うちには竜華しかおらへんのやから絶対そんなことないに決まっとるやろ」
竜華「あかん、もううち死んでもええかも」
怜「えー、これくらいよく部活内でも言い合ってるやん」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 12:06:29.23 ID:7QvfjVKA0
竜華「そうやけど、実はそのたびに死んでもええかも、って思ってるわけで」
怜「うちはほんまに幸せもんやわ、こんなに想ってくれる人が近くにいて」
竜華「すぐ遠くに行ってしまうかもやけどな」
怜「だから死ぬなて」
竜華「あはは、なんやうちらはやっぱり相思相愛やな」
怜「ほんまにな」
竜華「よし、メール終わり!」
怜「なんのメールやったん?」
竜華「んー? 怜んところで愛し合ってくるわーって」
怜「ちょ?!」
竜華「あはは、冗談やって」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 12:09:21.88 ID:7QvfjVKA0
竜華「さて、と。…んじゃ布団にお邪魔しまーす」
怜「邪魔するんやったら帰ってー」
竜華「あいよー、ってなんでやー!」ガバァ
怜「うわぁ! ちょっと竜華勢い付けすぎやで、たかが布団に入ってくるだけで」
竜華「ちょっと腕打ったみたい、痛い……」
怜「何やってるんや…、見せてみ? 腫れてる?」
竜華「うー、腫れてはないみたいやけど…」
怜「だから見せてみって」
竜華「ひゃぁ?!」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 12:11:38.91 ID:7QvfjVKA0
怜「…なんやねんその声。まぁ腫れてはないな、唾もつけるまでもないか」
竜華「腫れに唾ってつけるんかな?」
怜「まぁ何もせんよりはええんとちゃう?」
竜華「何もせんよりは…うーん?」
怜「まぁ、そんなことはええねん。ほら布団で座っとらんと、はよ寝よ?」
竜華「うん!」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 12:14:14.93 ID:7QvfjVKA0
怜「竜華ってほんまにええ匂いするなぁ」
竜華「怜もな。にしても何でなんやろ、怜がこんなにもうちの好きな匂いなんて」
怜「うちも竜華の匂い好きやわ。んでもって、なんで竜華がうちの好きな匂いかその理由も知ってるで」
竜華「え、そうなん?」
怜「うん。竜華がうちの好きな人やからや。好きな人の匂いはどんなんでも好きやからな」
竜華「おー、なるほど! それやな!」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 12:17:47.43 ID:7QvfjVKA0
怜「せやろ? だからうちは時々こうやって竜華にくっついて自分の中に竜華の匂いを記憶させてるんや」
竜華「怜ずるーい。怜がうちの胸に潜りこんでたらうちがときの匂いかがれへんやん」
怜「まぁまぁ。今覇うちに好きな人の匂いを堪能させてくれな」
竜華「あとでうちにもさせてな!」
怜「やらしーな、人の胸に潜りこみたいなんて」
竜華「怜は今誰のどこに頭を擦りつけておるんや?」
怜「好きな人の一番あったかいところ」
竜華「ならうちにもさせてーな! うちも怜のあったかいところに頭うずめたーい」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 12:20:43.67 ID:7QvfjVKA0
怜「どうしよっかなー」
竜華「むむ! そしたら無理やりって手もあるんやで?」
怜「うちが体弱いの知っててか、コホッ」
竜華「こんな時に病弱アピールやめぃ」
怜「…まぁ、竜華に無理やり組み伏されるってのも……」
竜華「怜、危ない方向に想像走ってない?」
怜「あ、危なくはないやろ! 大丈夫な範囲やで?!」
竜華「いや、危ないやん。っていうかそんな想像してないで! って返さへんのかそこは」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 12:24:18.20 ID:7QvfjVKA0
怜「まぁそんなことはともかくや、うちはもうちょっと竜華の匂いを堪能や」
竜華「ちぇー、……えぃ!」
怜「ひゃぁ?!」
竜華「怜の耳って意外と小さいんやな」
怜「ちょ、ちょっと耳やめて……」
竜華「福耳ってそういや耳たぶが大きいんやったっけ、怜の耳たぶは……」
怜「ん、んー! 耳はぁ…」
竜華「って、ごめんごめん。すっかり耳の虜になってもうた」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 12:26:52.30 ID:7QvfjVKA0
怜「もう、なんやねん。竜華の手つきは妙にやらしいし」
竜華「怜、顔真っ赤やな」
怜「だ、誰のせいや!」
竜華「ごめんって、な? ほら抱き締めたるから」
怜「むぐ。……竜華、これはわざとか」
竜華「えー、なんのこと?」
怜「竜華の胸に押さえつけられるとな、色々な感情が湧き出してくるんや」
竜華「小っちゃくても、怜は怜やで。うちは怜のことが大好きや」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 12:29:20.02 ID:7QvfjVKA0
怜「うちまだ何も言うてへんやん」
竜華「胸のことじゃなかった?」
怜「…胸やけども」
竜華「それやったらさっきも言ったように、うちは怜のことが好きなんやで? 小さいも大きいも関係あらへん」
怜「むぅ、それでもうちに分けてくれへんかなぁ」
竜華「大きいほうがええの?」
怜「…例えば大きくなったら、竜華が泣いてた時とかはさ、甘えてくれるとか……そういう」
竜華「なんやそれ、うちが母性を感じて甘えるとかそんなん?」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 12:32:23.15 ID:7QvfjVKA0
怜「他に理由があるけど、理由の一つはそれやな。竜華に甘えられたい」
竜華「もううちは怜によく甘えてもらってるやん」
怜「そうやけどもな、でもな。…もし何かあって竜華が泣いてた時にうちがぎゅ! って抱き締めて、
竜華はうちを頼ってくれてもっと涙流してもええよ、とかそんなんがええねん」
竜華「…そしたらな」
怜「うん?」
竜華「今もうすでに泣きそうなんやけど、怜の胸で泣いてもええかな?」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 12:34:46.21 ID:7QvfjVKA0
怜「いきなり唐突すぎへん?!」
竜華「だってぇ…怜がうちのことこんなにも想ってくれてるんやもん、こんなに嬉しいことはないで!」
怜「はぁ…いろんなことに一喜一憂するわ、感情の表現が激しいわ、竜華と一緒におると苦労するな;あ」
竜華「苦労かけるで、これからも」
怜「ずっとな」
カン
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 12:32:12.47 ID:4E+ckRwg0
確か一人称がうちって洋榎ちゃんだけだったような…
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 12:36:36.12 ID:7QvfjVKA0
>>18
ちょっと前に洋榎書いてたからうつっちゃったのか、うちに免じて見逃してー
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 12:40:15.84 ID:7QvfjVKA0
これ先日就寝時に眠れないからちょこちょこって書いただけのやつやねん、
こんな時間にベッドインの話はどうかと思ったけど勢いで投下しました
公式カプはいいよね
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 12:48:57.94 ID:7QvfjVKA0
竜華「ってうやむやにされたらあかん!」
怜「なんや、うちはもう眠いんや……このままもう寝よ?」
竜華「あ、うん…。って、いやいや、うちはまだ怜の胸元に潜りこんでへんやん!」
怜「…なんで潜りこむん?」
竜華「そ、それはだって……怜の匂いが」
怜「…竜華、ここは誰の家や?」
竜華「え、と、怜の家やん」
怜「そう、やったらうち自身から嗅がんくっても、…ほら、枕からでも」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 12:51:45.52 ID:7QvfjVKA0
竜華「と、怜…? なんかおかしない?」
怜「何がや。さっきから言ってるやろ、もう眠いんやって」
竜華「そ、そんなぁ……」
怜「はよ、寝よや」
竜華「あ、明日やったら、怜の胸に飛び込んでええの?」
怜「もうええから、寝よや」
竜華「と、怜ぃ……」
怜「………」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 12:54:18.74 ID:7QvfjVKA0
竜華「はぁ…怜の枕か……」
怜「………」
竜華「………」スー
竜華「………」ハー
竜華「……怜やけど、怜ちゃう」
怜「………」
竜華(後ろからでも怜に抱きついたろかな、…ってうちに背向けてるー!! なんで拒絶するん?!)
竜華「怜ぃ……ん?」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 12:58:07.43 ID:7QvfjVKA0
竜華「……怜?」
怜「………」
竜華「……起きてるんやよな?」
怜「………」
竜華「…クスッ、怜はほんまにかわええな」ダキッ
怜「ひぁっ?!」
竜華「なんや、ばっちし起きてるやんやっぱり」
怜「お、起きてなかったし、ノンレム状態やったで?」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 13:02:46.06 ID:7QvfjVKA0
竜華「嘘つけー、だって怜……耳真っ赤やったで?」
怜「そ、それは竜華がいじってたからやろ?!」
竜華「うちそんないじってないし。それに怜はすぐに耳真っ赤にするやん」
怜「なっ!」
竜華「そんな今更耳を隠さんくってもええやん、なぁ怜…こっち向いて?」
怜「~~~!」
竜華「なんで急にそんな恥ずかしがるん?」
怜「なんでもないって、はよ寝よや!」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 13:10:22.41 ID:7QvfjVKA0
竜華「そういや、怜は…無理やりでもええんやったよな?」
怜「あ、あれはそういう妄想やっただけで…頭の中でそう思てただけやで?」
竜華「妄想とか、そんな言葉使ったらあかんて。そんなことより、ほいっと」
怜「うわぁ!」
竜華「怜はほんま体弱いな、覆いかぶさって両肩掴んで体重かけたら動けへんのな」
怜「…この体勢はセーラでも無理とちゃうか?」
竜華「あー、セーラやったらでも蹴り入れてでも逃れそうやな」
怜「なんや蹴りいれたろか?」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 13:13:31.06 ID:7QvfjVKA0
竜華「なはは、そんなやめてって。うちは怜の匂い嗅ぎたいだけやから」
怜「そんなん、だから枕でええやん」
竜華「怜はさっき誰のどこにおったん?」
怜「……竜華の、胸」
竜華「好きな人の一番あったかいところ、やろ?」
怜「う、うちの一番あったかいところは胸ちゃうで!」
竜華「えー、じゃあどこなん? 唇?」
怜「こ、心や!」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 13:19:42.78 ID:7QvfjVKA0
竜華「…心ときたか」
怜「そ、そうやで? ちなみに心っていうのは竜華と私の間にあるところやから…胸に顔埋めるのはお門違いやで」
竜華「……ううん、やっぱり怜の一番あったかいところは胸やわ」スッ
怜「なぁ…!」
竜華「うちを思ってくれてるその心は、くっつくと胸にあるんとちゃう? だから一番あったかいところは胸や」
怜「………」
竜華「怜の心臓、ドキドキいってるなぁ……」
怜「……当たり前やろ、生きてるんやから」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 13:24:30.74 ID:7QvfjVKA0
竜華「あのな、怜」
怜「…もうええよ、ついでに抱き締めたるわ」
竜華「……ええなぁ、好きな人の一番あったかいところってのは」
怜「せやろ? こんなにも心が安らいで、幸せな気持ちにさせてくれる場所を教えてくれたことに感謝しとるわ」
竜華「……うちが教えたん?」
怜「そうやで、…膝枕でもよう心が落ち着いてたよ。もっと…もっと落ち着く場所を、って探してたらそこを見つけたんや」
竜華「そっかぁ…」
怜「…まぁでも、逆もええもんやな。好きな人に自分の一番あったかいところに触れられてるっていうのも」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 13:33:24.04 ID:7QvfjVKA0
竜華「……ちょっと前の話の続き」
怜「ん?」
竜華「怜が胸大きくなくてもええやん。うちが泣いた時はこの一番あったかいところで、怜にぎゅ! ってされにくるから」
怜「…うちの気分もあったけど……、竜華が胸で甘えてくれるんやったらそれでええわ」
竜華「なぁ…怜」
怜「…どしたん?」
竜華「これから苦労かけるで、なんせこれからずっと怜の傍におるんやからな」
怜「…うん。うちもずっと竜華の傍におるからな」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 13:38:33.91 ID:7QvfjVKA0
竜華「泣いた時はまた抱き締めて、慰めてな?」
怜「それくらいおやすい御用やで」
竜華「怜が泣いてる怜は何度でも抱き締めたるから」
怜「それは嬉しいな」
竜華「怜…愛してるで」
怜「もちろんうちもや。…竜華、愛してるで」
カン
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 13:40:19.75 ID:7QvfjVKA0
これ以上書くと、怜がこれから体調悪くなってついには死んでしまうという未来しか想像出来なかったので、
ここで無理やり終わらせた。
支援の方もありがとうございました! 書き溜めじゃないSSって難しいのね
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 13:41:06.71 ID:kejGKR6+0
乙
安らいだ
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/07(金) 13:51:16.96 ID:qHGdeCrP0
乙やでー
怜「竜華ぁ、今日も一緒に寝よ?」