1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/30(日) 19:24:35.20 ID:zpBZ+Dhj0
京子「あれっ?何か落ちてる」
京子「これは綾乃の日記帳!?」
京子「日記つけてたとはなー」
京子「…誰もいないよね…」キョロキョロ
京子「面白そうだし読んでみよう」ペラ
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/30(日) 19:25:49.58 ID:zpBZ+Dhj0
○月×日 △曜日
今日から日記をつけようと思う
三日坊主にならないように頑張ろう
○月×日 △曜日
生徒会の書類整理が大変だった
大室さんと古谷さんはいつもケンカしてるし仲悪いのかしら…
千歳に聞いたら意味ありげにニヤニヤしてはぐらかすし
こうなったら生徒会副会長として黙ってられないわ!
明日仲良くするようにいわなきゃ!
○月×日 △曜日
生徒会室にいったら大室さんと古谷さんが抱き合ってた!
私を見たとたん、すぐに離れてしまったけど仲悪いようじゃなくてよかった
…と思った矢先にまた言い合ってる
この二人何がしたいのかしら、また千歳に聞いたら
そこはさっしなあかんでって鼻血出しながら言ってるし
人間関係って複雑ね
○月×日 △曜日
また西垣先生が生徒会室を爆発させた
この人はなぜ教師になったんだろう
生徒には変な実験させるし、生徒会室は毎回爆発させるし
おとなしく研究所に勤めるほうがいいんじゃないかしら…
会長は優しく見守ってるだけだし、だれか注意する人いないの?
と思ってたら校長先生がきてすごい形相で西垣先生をつれてっていった
反省文10枚はいやだー!助けてくれー!!
反省文ですむんだ…
○月×日 △曜日
暇だったから魔女っ娘ミラクるんというアニメを見た
決して歳納京子に勧められたからじゃないんだから!
…なんなのこのアニメ?
まったく理解できないわ…うーん
まぁ暇つぶしにはなったけど
…確かに吉川さんに似てたわね
○月×日 △曜日
今日は千歳とライブハウスにいった
千歳はバンド好きとは意外だわ
おすすめのガールズバンドがあるらしいのだけど
放課後ティータイムってなんか変な名前よね
特に唯?っていうギターの人が好きらしい
確かに彼女の歌声には惹きつけるものがあるわよね…
ギター、ベース、ドラム、キーボードがうまく組み合わさって
とても楽しそうにするのね!
私もこのバンドのファンになっちゃった!
今日はとても楽しかったわ!
…唯と千歳の声が似てるのは気のせいよね
京子「へーけっこう面白いな」
京子「しかし、私のことを書いてないとは!」
京子「仲いいと思ったんだけどなー」
京子「まぁ読んでいけばわかるか」ペラペラ
○月×日 △曜日
風邪ひいた…
家には誰もいないし、寂しい
と思ってたら歳納京子たちがお見舞いにきてくれた
うれしいなんて思ってないんだからね!
でも、メガネわれちゃって千歳は鼻血止まらないし、大変だったわ
そのせいで熱あがったけど、まぁ…感謝してるわ、ありがと
○月×日 △曜日
短冊に願いをかいた
もう少し仲良くなれますように
名前も書こうとしたけど止めたわ、見られるかもしれないし
…願いかなうといいな
あと大室さん、福会長じゃなくて副会長ね
○月×日 △曜日
聞いたところによると、歳納京子は船見さんの家に泊まるらしい…
やっぱり仲いいわよね…幼馴染だから?
…私も幼馴染だったらもっと素直になれたかしら
そしたら仲良くなって、もっと距離が縮んで、そして…
なんてね
京子「これは私のことだよな///」
京子「綾乃がそんな目で私をみてたなんて」
京子「そりゃあ私も仲良くなりたかったけどさ…」
京子「こんな風にかかれるとさすがに、ね。照れる//」
京子「……続き続きと///」ペラペラ
○月×日 △曜日
休みだけど生徒会の仕事で学校いくことになった
早く片付いたので、教室にいってみた
なんとなく歳納京子の机に座る…
こんな景色みてるのね、私の席まで遠い
…なんか心の距離みたい、って考えすぎか
ボーっとしていたら千歳がニヤニヤしながらみていた
全然気がつかなかったわ
○月×日 △曜日
まさか雨降るとは思ってもいなかった!
天気予報って簡単に外れるのね
どうしよう…と思ってたら歳納京子が傘貸してくれた!!
「綾乃持ってないんでしょ?貸してあげる!」
…なんでそんなにあなたは魅力的なの?
勇気だして一緒に帰ろうと言おうとしたけど
船見さんの傘に入っていくって…
まぁ、そうよね
○月×日 △曜日
ごらく部の合宿に参加することになった!
別にうれしくないんだからね!問題起こさないように見張るだけだからね!
…あと西垣先生の発明マシーンって爆発するのが基本なのかしら
不思議だわ…
そしてお風呂の時間
ふぇ!!?歳納京子と一緒に入るなんて!?
ドキドキしっぱなしだった!!
すっっごく恥ずかしかったけど、でも離れたくなかった…
「一緒に寝る?」なんて…
あのときは強がっちゃったけど
ホントは一緒に寝たかったわよ
キス、唇にしたかったな…
京子「ぶっ!!////////」
京子「な、なななななにいってんだ綾乃は!!///」
京子「…」
京子(これでわかった、綾乃はわたしのことが好きだ)
京子(…って私もなに考えてるんだ///)
京子(こっから先、見たらもう今の関係には戻れない気がする…)
京子(わたしは綾乃のことが好きなのか…?)
京子「…まだわからないよ」
○月×日 △曜日
休日で暇だから詩を書こうと思う
タイトル「片思い授業中」
放課後 まだまだ来ない
チャイムの音はあといくつ 数えてる
ため息ついて
たぶんそう 片思い
それでもいい しゃくだけどね
好き・嫌い・大好き 花びら並べていく
教科書のすみに ハートマーク描く
好き・好き・大好き 何度も確かめてる
わたしの気持ちは変わらないわ そうよ
ずっと答えまってる
なにらしくないことしてんだろ…
…休みの日ってなくなればいいのに
ねぇ会いたいよ、歳納京子
あなたの笑顔が見たいよ
―――
――
―
京子「綾乃…」
ガラッ
綾乃「あぶないあぶない、日記帳教室に忘れるとこだったわ」
綾乃「あんなの人に見られたら私…」
綾乃「って、としのーきょうこ!!手に持ってるものって!!!」
京子「うぇ!?あ、あああああ綾乃////」
綾乃「ももももももももしかしてそれ見たの!?」
京子「あ、うん…」カアア
綾乃「ひ、ひひ人の日記帳勝手に見るなんて罰金バッキンガムなんだから!!//」
京子「ご、ごごごめん!」
綾乃「…」
京子「…」
綾乃「もしかして全部みた?」カアア
京子「う、うん…」
綾乃「…」
綾乃「もう隠せないよね…」
綾乃「私、あなたに伝えたいことがあるの!//」
綾乃「わたし、あなたのことが好き!付き合ってください!」
綾乃「歳納京子…答え聞かせて…」
京子「…」
京子「正直わたしはまだ綾乃のことをよく知らない」
綾乃「…そうよね」グス
京子「でも、もっと綾乃のことが知りたい」
京子「…付き合ってみればわかるよね」
綾乃「それってつまり…」
京子「よろしくお願いします!///」
・
・・
・・・
綾乃「ふぅ…今日は疲れたわ」
綾乃「いろんなことあったし//」
綾乃「とりあえず日記書こう」
○月×日 △曜日
なんと今日は歳納京子と付き合うことに!
日記みられたのは恥ずかしかったけど、
でもそれ以上に嬉しい!!
あのあといろんなこと話した
わたしのこと、歳納京子のこと…
…もっと仲良くなりたい、もっと知りたい
付き合ってるんだからこれからよね!
私、幸せだわ…ありがとう、京子
終わり
とりあえず見てくれた人サンクス!
元スレ
○月×日 △曜日
今日から日記をつけようと思う
三日坊主にならないように頑張ろう
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/30(日) 19:28:44.01 ID:zpBZ+Dhj0
○月×日 △曜日
生徒会の書類整理が大変だった
大室さんと古谷さんはいつもケンカしてるし仲悪いのかしら…
千歳に聞いたら意味ありげにニヤニヤしてはぐらかすし
こうなったら生徒会副会長として黙ってられないわ!
明日仲良くするようにいわなきゃ!
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/30(日) 19:33:19.71 ID:zpBZ+Dhj0
○月×日 △曜日
生徒会室にいったら大室さんと古谷さんが抱き合ってた!
私を見たとたん、すぐに離れてしまったけど仲悪いようじゃなくてよかった
…と思った矢先にまた言い合ってる
この二人何がしたいのかしら、また千歳に聞いたら
そこはさっしなあかんでって鼻血出しながら言ってるし
人間関係って複雑ね
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/30(日) 19:37:44.12 ID:zpBZ+Dhj0
○月×日 △曜日
また西垣先生が生徒会室を爆発させた
この人はなぜ教師になったんだろう
生徒には変な実験させるし、生徒会室は毎回爆発させるし
おとなしく研究所に勤めるほうがいいんじゃないかしら…
会長は優しく見守ってるだけだし、だれか注意する人いないの?
と思ってたら校長先生がきてすごい形相で西垣先生をつれてっていった
反省文10枚はいやだー!助けてくれー!!
反省文ですむんだ…
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/30(日) 19:41:06.91 ID:zpBZ+Dhj0
○月×日 △曜日
暇だったから魔女っ娘ミラクるんというアニメを見た
決して歳納京子に勧められたからじゃないんだから!
…なんなのこのアニメ?
まったく理解できないわ…うーん
まぁ暇つぶしにはなったけど
…確かに吉川さんに似てたわね
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/30(日) 19:45:20.29 ID:zpBZ+Dhj0
○月×日 △曜日
今日は千歳とライブハウスにいった
千歳はバンド好きとは意外だわ
おすすめのガールズバンドがあるらしいのだけど
放課後ティータイムってなんか変な名前よね
特に唯?っていうギターの人が好きらしい
確かに彼女の歌声には惹きつけるものがあるわよね…
ギター、ベース、ドラム、キーボードがうまく組み合わさって
とても楽しそうにするのね!
私もこのバンドのファンになっちゃった!
今日はとても楽しかったわ!
…唯と千歳の声が似てるのは気のせいよね
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/30(日) 19:48:20.70 ID:zpBZ+Dhj0
京子「へーけっこう面白いな」
京子「しかし、私のことを書いてないとは!」
京子「仲いいと思ったんだけどなー」
京子「まぁ読んでいけばわかるか」ペラペラ
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/30(日) 19:51:54.79 ID:zpBZ+Dhj0
○月×日 △曜日
風邪ひいた…
家には誰もいないし、寂しい
と思ってたら歳納京子たちがお見舞いにきてくれた
うれしいなんて思ってないんだからね!
でも、メガネわれちゃって千歳は鼻血止まらないし、大変だったわ
そのせいで熱あがったけど、まぁ…感謝してるわ、ありがと
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/30(日) 19:54:16.54 ID:zpBZ+Dhj0
○月×日 △曜日
短冊に願いをかいた
もう少し仲良くなれますように
名前も書こうとしたけど止めたわ、見られるかもしれないし
…願いかなうといいな
あと大室さん、福会長じゃなくて副会長ね
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/30(日) 19:58:26.48 ID:zpBZ+Dhj0
○月×日 △曜日
聞いたところによると、歳納京子は船見さんの家に泊まるらしい…
やっぱり仲いいわよね…幼馴染だから?
…私も幼馴染だったらもっと素直になれたかしら
そしたら仲良くなって、もっと距離が縮んで、そして…
なんてね
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/30(日) 20:02:16.93 ID:zpBZ+Dhj0
京子「これは私のことだよな///」
京子「綾乃がそんな目で私をみてたなんて」
京子「そりゃあ私も仲良くなりたかったけどさ…」
京子「こんな風にかかれるとさすがに、ね。照れる//」
京子「……続き続きと///」ペラペラ
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/30(日) 20:07:31.44 ID:zpBZ+Dhj0
○月×日 △曜日
休みだけど生徒会の仕事で学校いくことになった
早く片付いたので、教室にいってみた
なんとなく歳納京子の机に座る…
こんな景色みてるのね、私の席まで遠い
…なんか心の距離みたい、って考えすぎか
ボーっとしていたら千歳がニヤニヤしながらみていた
全然気がつかなかったわ
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/30(日) 20:12:18.53 ID:zpBZ+Dhj0
○月×日 △曜日
まさか雨降るとは思ってもいなかった!
天気予報って簡単に外れるのね
どうしよう…と思ってたら歳納京子が傘貸してくれた!!
「綾乃持ってないんでしょ?貸してあげる!」
…なんでそんなにあなたは魅力的なの?
勇気だして一緒に帰ろうと言おうとしたけど
船見さんの傘に入っていくって…
まぁ、そうよね
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/30(日) 20:17:11.10 ID:zpBZ+Dhj0
○月×日 △曜日
ごらく部の合宿に参加することになった!
別にうれしくないんだからね!問題起こさないように見張るだけだからね!
…あと西垣先生の発明マシーンって爆発するのが基本なのかしら
不思議だわ…
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/30(日) 20:17:56.46 ID:zpBZ+Dhj0
そしてお風呂の時間
ふぇ!!?歳納京子と一緒に入るなんて!?
ドキドキしっぱなしだった!!
すっっごく恥ずかしかったけど、でも離れたくなかった…
「一緒に寝る?」なんて…
あのときは強がっちゃったけど
ホントは一緒に寝たかったわよ
キス、唇にしたかったな…
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/30(日) 20:22:17.51 ID:zpBZ+Dhj0
京子「ぶっ!!////////」
京子「な、なななななにいってんだ綾乃は!!///」
京子「…」
京子(これでわかった、綾乃はわたしのことが好きだ)
京子(…って私もなに考えてるんだ///)
京子(こっから先、見たらもう今の関係には戻れない気がする…)
京子(わたしは綾乃のことが好きなのか…?)
京子「…まだわからないよ」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/30(日) 20:29:24.91 ID:zpBZ+Dhj0
○月×日 △曜日
休日で暇だから詩を書こうと思う
タイトル「片思い授業中」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/30(日) 20:30:06.10 ID:zpBZ+Dhj0
放課後 まだまだ来ない
チャイムの音はあといくつ 数えてる
ため息ついて
たぶんそう 片思い
それでもいい しゃくだけどね
好き・嫌い・大好き 花びら並べていく
教科書のすみに ハートマーク描く
好き・好き・大好き 何度も確かめてる
わたしの気持ちは変わらないわ そうよ
ずっと答えまってる
なにらしくないことしてんだろ…
…休みの日ってなくなればいいのに
ねぇ会いたいよ、歳納京子
あなたの笑顔が見たいよ
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/30(日) 20:33:45.62 ID:zpBZ+Dhj0
―――
――
―
京子「綾乃…」
ガラッ
綾乃「あぶないあぶない、日記帳教室に忘れるとこだったわ」
綾乃「あんなの人に見られたら私…」
綾乃「って、としのーきょうこ!!手に持ってるものって!!!」
京子「うぇ!?あ、あああああ綾乃////」
綾乃「ももももももももしかしてそれ見たの!?」
京子「あ、うん…」カアア
綾乃「ひ、ひひ人の日記帳勝手に見るなんて罰金バッキンガムなんだから!!//」
京子「ご、ごごごめん!」
綾乃「…」
京子「…」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/30(日) 20:39:08.24 ID:zpBZ+Dhj0
綾乃「もしかして全部みた?」カアア
京子「う、うん…」
綾乃「…」
綾乃「もう隠せないよね…」
綾乃「私、あなたに伝えたいことがあるの!//」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/30(日) 20:41:55.00 ID:zpBZ+Dhj0
綾乃「わたし、あなたのことが好き!付き合ってください!」
綾乃「歳納京子…答え聞かせて…」
京子「…」
京子「正直わたしはまだ綾乃のことをよく知らない」
綾乃「…そうよね」グス
京子「でも、もっと綾乃のことが知りたい」
京子「…付き合ってみればわかるよね」
綾乃「それってつまり…」
京子「よろしくお願いします!///」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/30(日) 20:44:37.20 ID:zpBZ+Dhj0
・
・・
・・・
綾乃「ふぅ…今日は疲れたわ」
綾乃「いろんなことあったし//」
綾乃「とりあえず日記書こう」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/30(日) 20:48:14.74 ID:zpBZ+Dhj0
○月×日 △曜日
なんと今日は歳納京子と付き合うことに!
日記みられたのは恥ずかしかったけど、
でもそれ以上に嬉しい!!
あのあといろんなこと話した
わたしのこと、歳納京子のこと…
…もっと仲良くなりたい、もっと知りたい
付き合ってるんだからこれからよね!
私、幸せだわ…ありがとう、京子
終わり
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/30(日) 20:49:32.06 ID:zpBZ+Dhj0
とりあえず見てくれた人サンクス!
京子「綾乃の日記帳拾った」