1: 名無しで叶える物語 2020/11/22(日) 19:53:12.93 ID:WP9crqNg.net
しずく「みなさんこんにちは!」
かすみ「こんにちは~♡」
しずく「今日はですね、こちらに居るかすみさんと、二人で漫才をやっていきたいと思うんですけれども」
かすみ「みなさん~♡超絶かわいいかすみんですよ~♡♡」
しずく「最初はもう少しカロリー控え目で来て欲しいですね」
かすみ「ほーら♡ちゅっ♡ちゅっ♡」
しずく「えー……台本にはもうちょっとライトに書いたんですけどね」
2: 名無しで叶える物語 2020/11/22(日) 19:53:40.11 ID:WP9crqNg.net
しずく「実は私、スクールアイドルと演劇部を両方やってましてね、二足の草鞋っていうのは中々大変なんですよね」
かすみ「中々大変そうだね!」
しずく「最初からそう言ってるんですけど…まあ、そんな訳でそれなりに両立するのは大変でね、最近ちょっと悩んだりした訳なんですよ」
かすみ「かすみんは悩みません、このキャラ一本でやっていきますよ♡」
しずく「少しくらい自分を振り替って欲しいんですけどね」
しずく「私が悩んだのはですね『本当の自分が出せない』って事でね、誰しも一度位思った事があると思うんですけれど」
かすみ「全裸を出せばいいでしょ!」
しずく「捕まると思うんでね、やりませんけど」
かすみ「誰が見るんだよ!」
しずく「今誰も居なかったら額にグーでいきたかったんですけれどね」
かすみ「かすみんだよ!」
しずく「今後の関係性の為にノータッチで行きたいんですけどね、お客さんも『え?』って言ってますし」
かすみ「ねえ、お客さんがザワついてるけど?」
しずく「かすみさんのせいでしょ、全裸とか言うから」
かすみ「誰が見たいんだよ!」
しずく「それさっきやったから。それでね、私が悩んでたらなんと、かすみさんと璃奈さんが遊びに誘ってくれたんですよ」
かすみ「『おい、しずく。ちょっとこっち来いよ』」
しずく「いつかすみさんがそんな少女漫画みたいな誘い方したんでしょうね」
かすみ「『お、おい!しずく!ちょ、ちょ待てよ!』」
しずく「一刻も早く逃げたかったんでしょうね」
しずく「まあでもね、そんな感じで息抜きで遊びに行った場所があるんですよ」
かすみ「鎌倉?」
しずく「何でですか、それ私の家じゃないですか」
かすみ「かすみんは本当はヴィーナスフォートが良かったけどね!」
しずく「えーと……まあ、その、ヴィーナスフォートに行ったんですよ。しかし、あのお台場の辺りは色々なお店があって楽しいんですよね」
かすみ「そんな訳ないだろ!」
しずく「今、凄まじい範囲に喧嘩を売ったんですけどね」
しずく「そしてね、遊び誘ってくれた友達が気を使ってくれる訳なんですよ」
かすみ「『大丈夫…?かすみんの次にかわいいと思うから、心配しないで?』」
しずく「それ言ってたら今日ここに立ってはないんですけどね」
かすみ「『パーッと遊んで、元気出たらまたオーディション頑張れるよ!』」
しずく「そうそう、こんな感じで励ましてくれたんです」
かすみ「『えっ……でもしずく…自信なくて…』『大丈夫…勇気出してみて……ほら、こっち来て』『あっ♡…かすみさん♡すきすき♡』」
しずく「……」ゴッ
かすみ「……」ヒリヒリ
しずく「まあそんな感じでも、まだ私の悩みの雲はまだ晴れなくてね、教室で塞ぎこんだりした訳なんですよ」
かすみ「そこに颯爽と超絶美少女かすみんが登場するんですよ!!」
しずく「修飾語以外は合っているのがムカつくんですけどね、まあ、そしたらかすみさんが来てくれたんです」
かすみ「『見つけた!』」
しずく「そうそう、教室の端っこで座ってたのを見られたんですよね」
かすみ「全裸のしず子を」
しずく「違うよかすみさん、この話で全裸には一回もならないの」
かすみ「え!?」
しずく「……」ゴッ
かすみ「……」ヒリヒリ
しずく「そこで私が心の内を話すんです『本当の自分を出して、嫌われるのが怖い』って」
かすみ「かすみんはいつでも、ありのままですよ!」
しずく「少し制御して欲しいなと思うんですけど」
かすみ「つまり、心は全裸と言っても過言では無いです!」
しずく「まったく上手じゃないのでスルーするんですけど……。そしたら今度はね、かすみさんが話すんですよ」
かすみ「『甘っちょろいこと言ってんなー!!!』」
しずく「そうそう、こんな感じに褐を入れてくれたんですよね」
かすみ「『ボガーーン!!!!!ガッシャーン!』」
しずく「こんな明らかにクリーンヒットはしなかったんですけどね、私、窓から落ちてますよねこれ」
かすみ「『思い知ったか!』」
しずく「何と戦ってるんでしょうね」
しずく「そんなこんなで勇気を貰った私は主演のオーディションに合格、それに合わせて劇の内容もアレンジして貰ったりしてね」
かすみ「おめでとうだね!」パシッ
しずく「なんで叩かれたのか分からないんですけど……まあ、そんな訳で私も勇気を出して、自分を表現する事が出来た訳なんですよ」
かすみ「いい劇だったね!」パシッ
しずく「最後の方になってキレが悪くなるのやめて欲しいんですけどね、ただの感想だし」
かすみ「しず子の作った台本でしょうが!」
しずく「それ言われると恥ずかしくなるんですけどね」
しずく「あーあ……しかし、長々と話しましたけど…かすみさんのおかげで疲れましたね……」
かすみ「しず子それ……本気で言ってる…?」
しずく「本気で思ってたら今日みたいに漫才誘ってないよ」
かすみ「私も大切な友達じゃなかったら駆けつけてないよ!」パシッ
しずく「へへへっ」
かすみ「へへへへっ///」
しずく「…………なんで照れてるの」
かすみ「ツッコミ入れた時おっぱい触っちゃった…///」
しずく「……」ゴッ
かすみ「……」ヒリヒリ
おわり
元スレ
しずく「実は私、スクールアイドルと演劇部を両方やってましてね、二足の草鞋っていうのは中々大変なんですよね」
かすみ「中々大変そうだね!」
しずく「最初からそう言ってるんですけど…まあ、そんな訳でそれなりに両立するのは大変でね、最近ちょっと悩んだりした訳なんですよ」
かすみ「かすみんは悩みません、このキャラ一本でやっていきますよ♡」
しずく「少しくらい自分を振り替って欲しいんですけどね」
3: 名無しで叶える物語 2020/11/22(日) 19:54:01.72 ID:WP9crqNg.net
しずく「私が悩んだのはですね『本当の自分が出せない』って事でね、誰しも一度位思った事があると思うんですけれど」
かすみ「全裸を出せばいいでしょ!」
しずく「捕まると思うんでね、やりませんけど」
かすみ「誰が見るんだよ!」
しずく「今誰も居なかったら額にグーでいきたかったんですけれどね」
かすみ「かすみんだよ!」
しずく「今後の関係性の為にノータッチで行きたいんですけどね、お客さんも『え?』って言ってますし」
5: 名無しで叶える物語 2020/11/22(日) 19:59:41.22 ID:WP9crqNg.net
かすみ「ねえ、お客さんがザワついてるけど?」
しずく「かすみさんのせいでしょ、全裸とか言うから」
かすみ「誰が見たいんだよ!」
しずく「それさっきやったから。それでね、私が悩んでたらなんと、かすみさんと璃奈さんが遊びに誘ってくれたんですよ」
かすみ「『おい、しずく。ちょっとこっち来いよ』」
しずく「いつかすみさんがそんな少女漫画みたいな誘い方したんでしょうね」
かすみ「『お、おい!しずく!ちょ、ちょ待てよ!』」
しずく「一刻も早く逃げたかったんでしょうね」
6: 名無しで叶える物語 2020/11/22(日) 20:01:07.74 ID:WP9crqNg.net
しずく「まあでもね、そんな感じで息抜きで遊びに行った場所があるんですよ」
かすみ「鎌倉?」
しずく「何でですか、それ私の家じゃないですか」
かすみ「かすみんは本当はヴィーナスフォートが良かったけどね!」
しずく「えーと……まあ、その、ヴィーナスフォートに行ったんですよ。しかし、あのお台場の辺りは色々なお店があって楽しいんですよね」
かすみ「そんな訳ないだろ!」
しずく「今、凄まじい範囲に喧嘩を売ったんですけどね」
7: 名無しで叶える物語 2020/11/22(日) 20:01:33.65 ID:WP9crqNg.net
しずく「そしてね、遊び誘ってくれた友達が気を使ってくれる訳なんですよ」
かすみ「『大丈夫…?かすみんの次にかわいいと思うから、心配しないで?』」
しずく「それ言ってたら今日ここに立ってはないんですけどね」
かすみ「『パーッと遊んで、元気出たらまたオーディション頑張れるよ!』」
しずく「そうそう、こんな感じで励ましてくれたんです」
かすみ「『えっ……でもしずく…自信なくて…』『大丈夫…勇気出してみて……ほら、こっち来て』『あっ♡…かすみさん♡すきすき♡』」
しずく「……」ゴッ
8: 名無しで叶える物語 2020/11/22(日) 20:02:15.19 ID:WP9crqNg.net
かすみ「……」ヒリヒリ
しずく「まあそんな感じでも、まだ私の悩みの雲はまだ晴れなくてね、教室で塞ぎこんだりした訳なんですよ」
かすみ「そこに颯爽と超絶美少女かすみんが登場するんですよ!!」
しずく「修飾語以外は合っているのがムカつくんですけどね、まあ、そしたらかすみさんが来てくれたんです」
かすみ「『見つけた!』」
しずく「そうそう、教室の端っこで座ってたのを見られたんですよね」
かすみ「全裸のしず子を」
しずく「違うよかすみさん、この話で全裸には一回もならないの」
かすみ「え!?」
しずく「……」ゴッ
9: 名無しで叶える物語 2020/11/22(日) 20:02:54.10 ID:WP9crqNg.net
かすみ「……」ヒリヒリ
しずく「そこで私が心の内を話すんです『本当の自分を出して、嫌われるのが怖い』って」
かすみ「かすみんはいつでも、ありのままですよ!」
しずく「少し制御して欲しいなと思うんですけど」
かすみ「つまり、心は全裸と言っても過言では無いです!」
しずく「まったく上手じゃないのでスルーするんですけど……。そしたら今度はね、かすみさんが話すんですよ」
かすみ「『甘っちょろいこと言ってんなー!!!』」
しずく「そうそう、こんな感じに褐を入れてくれたんですよね」
かすみ「『ボガーーン!!!!!ガッシャーン!』」
しずく「こんな明らかにクリーンヒットはしなかったんですけどね、私、窓から落ちてますよねこれ」
かすみ「『思い知ったか!』」
しずく「何と戦ってるんでしょうね」
10: 名無しで叶える物語 2020/11/22(日) 20:03:16.83 ID:WP9crqNg.net
しずく「そんなこんなで勇気を貰った私は主演のオーディションに合格、それに合わせて劇の内容もアレンジして貰ったりしてね」
かすみ「おめでとうだね!」パシッ
しずく「なんで叩かれたのか分からないんですけど……まあ、そんな訳で私も勇気を出して、自分を表現する事が出来た訳なんですよ」
かすみ「いい劇だったね!」パシッ
しずく「最後の方になってキレが悪くなるのやめて欲しいんですけどね、ただの感想だし」
かすみ「しず子の作った台本でしょうが!」
しずく「それ言われると恥ずかしくなるんですけどね」
11: 名無しで叶える物語 2020/11/22(日) 20:03:43.32 ID:WP9crqNg.net
しずく「あーあ……しかし、長々と話しましたけど…かすみさんのおかげで疲れましたね……」
かすみ「しず子それ……本気で言ってる…?」
しずく「本気で思ってたら今日みたいに漫才誘ってないよ」
かすみ「私も大切な友達じゃなかったら駆けつけてないよ!」パシッ
しずく「へへへっ」
かすみ「へへへへっ///」
しずく「…………なんで照れてるの」
かすみ「ツッコミ入れた時おっぱい触っちゃった…///」
しずく「……」ゴッ
かすみ「……」ヒリヒリ
おわり
しずく「憧れのオードリー」