1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 02:36:02.20 ID:HBz39mqZ0.net
チノ「…今なんて言いました?」
ココア「だから無理って」
チノ「いつもはココアさんから来るのに?」
ココア「一人で寝たい日くらいあるよ」
チノ「なぜです?」
ココア「何でって…そういう気分だから?」
チノ「……」
チノ「では一人で寝ます、おやすみなさい」
2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 02:37:11.51 ID:HBz39mqZ0.net
チノ「たまには私からと思って誘ってみたのに」
チノ「何が『一人で寝たいときもある』ですか…」
チノ「私だってそういう日はありますが…」
チノ「そうえば断られるのは初めてですね」
チノ「…ココアさん…」
ココア「危ない危ない」
ココア「こんな時に限ってチノちゃんがお誘いにくるなんて」
ココア「さて、千夜ちゃんに電話しよう」
Trrrr....Trrrr...
千夜『もしもしココアちゃん?』
ココア「ココアだよー。夜遅くにごめんね」
千夜『いいのよ。それでどうしたの?』
ココア「ちょっと相談があるんだけど――――」
チノ(……)
チノ(何だか寝付けません)
チノ(お手洗いにでも行きましょう)
――ブツブツ ブツブツ
チノ(話し声? 電話?)
チノ(ココアさんの部屋から)
チノ(…誰とでしょう…)
チノ(…いえ盗み聞きはよくありません)
チノ(お手洗いに行って寝ましょう)
リゼ「それで結局気になって寝れなかったと?」
チノ「はい」
リゼ「別に気にするようなことじゃないと思うぞ」
チノ「ですが一緒に寝るのを断ってまで電話ですよ?」
リゼ「まるで恋する乙女だな」
チノ「何を言ってるんですか、私もココアさんも女の子ですよ」
リゼ「まぁそうだな」
チノ「そうです」
リゼ「本人が来たら聞いてみよう」
チノ「お願いします」
リゼ「いやチノが聞くんだ」
ココア「遅れちゃったー!」
チノ「遅いですよ」
ココア「ごめーん! ちょっと千夜ちゃんと立ち話してて!」
リゼ「ココア、聞きたいことがあるんだが」
ココア「なになに?」
リゼ「ほら、チノ」
チノ「は、はい…」
ココア「どしたの? チノちゃん」
チノ「その…昨日の夜電話してましたよね」
ココア「してたけど」
チノ「誰と何を話していたのか気になってしまいまして」
ココア「えーっと、それは千夜ちゃんに…」
チノ「千夜さんに?」
ココア「んーっとね、その…なんていうか…」
チノ「はっきりしてください」
ココア「…ちょっと相談を…」
チノ「…私と寝るのを拒んだ理由はそれですか?」
ココア「そうだけど言い方が危ないよチノちゃん!」
リゼ「修羅場になりそうだから私は帰るぞ!」ササッ
チノ「そうえば今日遅れた理由も千夜さんでしたね」
ココア「相談事の続きをしてたの、でももう解決したよ」
チノ「…そうですか」
チノ「では聞きたいことは聞けたので良しとします」
チノ「ところで明日お出かけしませんか?」
ココア「えっ?」
チノ「あ、いや、その休日ですし暇なので…」
ココア「うーん…」
ココア「無理」
チノ「え…」
チノ「…今なんと?」
ココア「明日は用事があって…」
チノ「用事? なんです?」
ココア「千夜ちゃんとお出かけする約束が…」
チノ「また千夜さんですか…」
ココア「うん、お買い物と相談に乗ってくれたお礼をね」
チノ「…そうですか、わかりました」
ココア「誘ってくれたのにごめんね」
チノ「いえ、私こそ急に…」
チノ(ココアさんの口から千夜さんしか出てきません…)
チノ(私に相談してくれても良かったのに…)
チノ(私も一緒にお買い物に行きたかったのに…)
チノ(そういえば、もうココアさんに電話する理由はないですよね)
チノ(何の悩みかはわかりませんが…解決したみたいですし)
チノ(今日なら一緒に寝てくれるでしょうか…)
チノ(…行ってみましょう)
コンコン
チノ「ココアさん、入ってもいいですか?」
ココア「! チノちゃん!?」
チノ「そうです、入りますよ」
ココア「ダメ―――――!」
チノ「!?」
ココア「何か用かな? ドア越しなら大丈夫だから」
チノ「あ…一緒に寝ようと思ったのですが…」
ココア「ごめん、今日も無理!」
チノ「今日も何か相談を千夜さんに…?」
ココア「そうじゃないけど、今日は無理なの!」
チノ「…なぜです?」
ココア「えーっと…今日も一人で寝たい気分かなーって」
チノ「…そう…ですか…」
ココア「明日…は無理だから明後日なら一緒に――」
チノ「いえ、もう大丈夫です。 おやすみなさい」
チノ(また断られちゃいました…)
チノ(今日は顔すら見れませんでしたね…)
チノ(…なぜこんなにも心が痛いのでしょうか…)
―――――――――――――――――――
リゼ「まるで恋する乙女だな」
―――――――――――――――――――
チノ(恋…?)
チノ(この気持が?)
チノ(いや私にとってココアさんは特別な人ですが――)
チノ(…特別な人…ですがココアさんに恋なんて…)
チノ(……zzZZ)
チノ「昨日は考えてるうちに眠っちゃってました」
チノ「寝過ぎましたが睡眠不足ではないのでいいとしましょう」
チノ「…ココアさんは起きてるかな…」
チノ「ココアさん、入りますよ?」
チノ「…入りますからね」ガチャ
チノ「…あれ? 居ません…」
チノ「あ…今日はココアさん、千夜さんと朝から…」
チノ「休日に一人というのも久しぶりですね…」
チノ「マヤさんとメグさんに会いに行きましょう」
マヤ「やっほーチノ!」
メグ「チノちゃんおはよ~」
チノ「おはようございます」
マヤ「チノからいきなり遊びに誘うなんて珍しいな!」
メグ「ね~」
チノ「今日は久しぶりに一人だったので」
メグ「ココアちゃんは?」
チノ「ココアさんは…お友達とお買い物らしいです…」
マヤ(チノ、寂しそうだ)マヤメグテレパシー
メグ(そうだね~ ココアちゃんが居ないからかな?)マメパシー
マヤ「じゃあチノ! プールでも行こっ!」
メグ「それいいね~」
チノ「そうですね。 今日は思いっきり遊びましょう」
~~~~~~~
チノ「マヤさんメグさん、今日は楽しかったです」
マヤ「いいっていいって! また寂しい時呼んで!」
メグ「すぐにいくからね~」
チノ「…やはり顔に出てましたか…」
メグ「悩みがあったら相談してね?」
チノ「…はい、ありがとうございます」
マメ「「じゃーなー(ねー)」」
チノ「また学校で」
チノ「さ、早く帰りましょう」
チノ「ただいまです…って、ココアさんまだ帰ってきてませんね」
チノ「…あ、プールで携帯を見ていませんでした」
チノ「ココアさんからメールが着てる…」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
差出人:ココア
件名:ごめんチノちゃん!
内容:今日は千夜ちゃんの家に泊まるよ、ごめんね!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
チノ「……」
チノ「…何か返信しておきましょう」
チノ「…でもなんて返信したら…」
チノ「……」
チノ「『そうですか、わかりました』…これ以外思いつきません…」
チノ「ココアさんが居ないとわかっていると」
チノ「あまり寂しさがないですね」
チノ「…ココアさんはもう寝たでしょうか?」
チノ「…それとも千夜さんと何かしてるんでしょうか?」
チノ「…千夜さんと…」
チノ「……」ポロポロ
チノ「…? 私、泣いてます?」
チノ「なんで…?」
チノ「ココアさんに会えないってわかってるのに」ポロポロ
チノ「やっぱり寂しい…?」
~ちょっと戻って~
リゼ「ん? ココアからメールだ」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
差出人:ココア
件名:お願いリゼちゃん!
内容:明日夕方までチノちゃんと遊んでて、お願い!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
リゼ「…さっぱり意味がわからん」
リゼ「まぁどうせ暇だし、いいか」
リゼ「…でも一応理由を聞いておこう」
リゼ「『何でだ?』っと」ソウシーン
ヘンシーン
リゼ「返信早いな!?」
リゼ「……ふむ、なるほどな」
チノ「…一晩中泣いちゃってました…」
チノ「おかげで目が真っ赤です…まるでウサギですね」
チノ「今日は何をしましょう」
チノ「またマヤさんメグさんと遊びましょうか…」
リゼ「おーい、チノー いるかー」
チノ「リゼさん? 今日もお店は休みのはずです」
チノ「どうしたんですか?」
リゼ「遊ぼう!!」
チノ「…本当にどうしたんですか?」
リゼ「いやチノこそどうした…その目」
チノ「っ!? いやっ、これはっ!」
リゼ「ココアが居なくて寂しくて泣いてたのか?」
チノ「何でココアさん居ないこと知ってるんですか…そんなわけ…」
チノ「…あ、そうです」
リゼ「ん?」
チノ「リゼさんに相談があるんですが」
リゼ「おう、何でもいってくれ」
チノ「恋する乙女ってどんな気持ちですか?」
リゼ「恋…? あぁ、それは…すまん、正直知らない」
チノ「そうですか…」
チノ「では好きな人ってどんな人ですか?」
リゼ「漠然とした質問だな」
チノ「すみません、上手く言葉にできなくて」
リゼ「いやいい、好きな人ってあれだろ」
リゼ「特別な人、一緒に居たいって思える人や、一緒に居て楽しい人」
チノ(特別な人…)
チノ(一緒に居たい人…)
チノ(一緒に居て楽しい人…)
リゼ「なんだチノ、同級生に好きな人でもできたのか?」
チノ「あ、いえ、違います!」
チノ「昨日ずっと恋愛物のDVDを見てて、それで気になっただけです」
リゼ「それで目が赤いわけか」
チノ「そうです、今更ですがリゼさんはなぜ朝からここへ?」
リゼ「さっきも言っただろ、一緒に遊ぼうと思ってな」
チノ「今日はココアさんは居ないので2人だけですよ?」
リゼ「チノと2人だけで遊ぶのも新鮮でいいだろ?」
チノ「それもそうですね」
リゼ「じゃ、まずは適当に街の散歩でもするか」
チノ「はい」
チノ「もうお昼ですね」
リゼ「そろそろ腹が減ったな」
チノ「…その、よろしかったら甘兎庵で何か食べませんか?」
リゼ「甘兎庵か、デザートしかないんじゃ―――」
リゼ「あ!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
差出人:ココア
件名:詳しく言うと
内容:明日の夕方まで甘兎庵にいるから帰れないの。 チノちゃん寂しくて死んじゃう!
P.S.甘兎庵以外でよろしく!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
リゼ(よくわからないが甘兎庵はダメなんだったな)
リゼ「チノ、この前見つけたパン屋があるんだ」
リゼ「そこにしないか?」
チノ「パン…ですか…わかりました、そうしましょう」
リゼ「じゃあチノ、またな」
チノ「はい、さようなら」
チノ(…お昼に食べたパン、イマイチでしたね)
チノ(…ココアさんが作ったパンを食べ慣れたせいでしょうか)
チノ(…公園のウサギもココアさんがいたらもふもふしてたんでしょうね)
チノ(…甘兎庵に寄って帰ろうかな…)
チノ(もしかしたらココアさんと帰れるかもしれません…)
千夜「ココアちゃんならさっき帰ったわよ?」
チノ「そうですか…入れ違いだったようですね」
千夜「そうみたいね~」
チノ「…あの、千夜さん」
千夜「なぁに?」
チノ「ココアさんの相談ってなんでした?」
千夜「人の相談内容はさすがに言えないわよ~」
チノ「…そうですよね…」
千夜「気になるなら早く帰ってココアちゃんに聞いてみたら?」
チノ「…そうします、では」
チノ(…ココアさん、ちゃんと戻ってるかな)
ガチャ
チノ「ただいまです…」
ココア「おかえり、チノちゃん」
チノ「! ココアさん!」
ココア「昨日は帰ってこなくてごめんね~」
チノ「…あの、千夜さんと泊まりで何してたんですか?」
ココア「ん~、それはまだ秘密かな?」
チノ「まだ?」
ココア「夜になったら教えてあげるよ、だから楽しみにしてて!」
チノ「…楽しみにしてていいんですね」
ココア「もちろん!」
ココア「さてチノちゃん、お楽しみの夜です」
チノ「はい」
ココア「じゃあこれ!」ガサゴソ
ココア「受け取って!」
チノ「…これは?」
ココア「手作りのパジャマだよ、私のお古がベースだけど」
チノ「もしかして」
チノ「……これを作りに千夜さんのところへ?」
ココア「そうだよ~ チノちゃんをびっくりさせようと思って」
チノ「ココアさん…!」
ココア「チノちゃんにサプライズプレゼントあげようと思って千夜ちゃんに相談してたの」
ココア「そしたら千夜ちゃんが急に『パジャマがいいんじゃない?』なんて言い出して」
チノ「それで千夜さんと買い物へ?」
ココア「そうそう、で、その日の夜作ったけど上手く行かなくて」
ココア「昨日の夜千夜ちゃんの家で手伝ってもらいながら作ったってわけ!」
チノ「…なるほど」
チノ「なんだか安心しました」
ココア「安心?」
チノ「…最近避けられてるような気がしたので…」
ココア「私がチノちゃんを避けるわけないよ」
ココア「だって私はチノちゃんのことが大好きだもん♪」
チノ「!!!」
チノ「ココアさん…!」
チノ「今日は一緒に寝ても…いいですか?」
ココア「うん♪」
ココア「あ、このパジャマ着てよ!」
チノ「そうですね」
ポロッ
チノ「…ココアさん」
ココア「……」
チノ「…ボタンが…」
ココア「ちゃんと直したらまた渡すよ!」
チノ「…ココアさん、まだ起きてますか?」
ココア「ん?」
チノ「…私好きな人ができたみたいです」
ココア「ええっ!?」
ココア「うぅ…チノちゃんもそんな年頃に…」
ココア「で、誰なの?」
チノ「秘密です」
ココア「えーっ」
チノ「まだ、秘密です」
ココア「でもそれもいいかな、何か知りたくないし」
チノ「では、寝ましょうか」
ココア「うん、おやすみ」
チノ「おやすみなさい」
チノ「朝ですよ、ココアさん」
ココア「うー…パンが焼けるまでは…」
チノ「起きてください、お―――」
チノ「……の前に」
チュ
チノ「起きてください、ココアお姉ちゃん」
ココア「!!!!」
チノ「早くしないと遅刻しますよ」
ココア「もう1回お姉ちゃんって言ってくれないと~…」
チノ「やれやれ…遅刻しますよ」
チノ「お姉ちゃん」
終わり
ちょっと設定咬み合わないかもしれないけど、後日談らぶらぶえっちっぽいのも書いてある
らぶらぶ7割 えっち3割くらいのココチノ
このスレタイのまま乗っけていいのかな
らぶらぶ7割だからのんびりお付き合いくださいな
>>16の預言者さん
千夜は出ないよ、もちろんリゼもね
シャロはそもそもいない
行きます
チノ「…お姉ちゃん」
ココア「…どうしよう、ちょっとパンにアルコール混ぜただけで」
ココア「チノちゃんが酔っちゃった…」
チノ「おねーちゃん?」
ココア「しかもかわいい…!」
チノ「かわいい?」
ココア(もしかしたら…好きな人教えてくれるかな?)
ココア「チノちゃんチノちゃん」
チノ「?」
ココア「好きな人っている?」
チノ「…うん」
ココア「…誰かな?」ゴクリ
チノ「ココアお姉ちゃん」
ココア「え?」
チノ「大好きだよ…」ギュー
ココア「え、えっと」
チノ「お姉ちゃん私の事…嫌い?」
ココア「そんなことないよ!」
チノ「…嬉しい」ギュッ
ココア「あわわ…」
チノ「…スー……スー……zzZZ」
ココア「チノちゃん寝ちゃった」ナデナデ
ココア「助かったような…悲しいような…」
ココア「…寝顔、可愛いなぁ」
ココア「…イタズラしちゃお」
チノ(…ん?)
チノ(…あれ寝ちゃってまし…)
チノ「……」ジー
ココア「…んっ」チュ
チノ「!?」
あ、チノの酔い覚まさないほうがよかったな
ごめんな…またいずれ酔いチノで書くから…
チノ「ココアさん何して――//」バッ
ココア「うわっ!? 起きてた!?」
ココア「こここここれはチノちゃんが可愛くてついっ」
チノ「つい!?」
ココア「うっ…酔ったチノちゃんが悪いんだよっ」
チノ「…酔った…?」
チノ(…そうです、そうえばココアさんが作ったパンを食べたあと…)
チノ(食べたあと……)
チノ「っ――――////」
ココア「チノちゃんが私の事好きだなんていうから…でもごめんねっ!」サッ
チノ「あ、待ってください!」ギュッ
チノ「…あの…好きなのは…嘘じゃないです…//」
チノ「私はココアさんのことが好きなんです…//」
ココア「私も好きだけど…」
チノ「だから…逃げないでください…」ギュ
ココア「いいの…? キスしちゃったんだよ?」
チノ「私もあの日しましたから、おあいこです…」
ココア「あの日?」
チノ「…久しぶりに一緒に寝た日ですよ……お姉ちゃん」
ココア「…もしかしてまだ酔ってる?」
チノ「いえ…衝撃的すぎて完全に覚めました」
ココア「…じゃあもう1回キスしていい?」
チノ「……はい//」
ココア「…んっ…」
チノ「んむっ//」
ココア「あむ、ちゅ…」
チノ「ん、んぁ…」
ココア「…ぷはっ…ねぇチノちゃん」
チノ「…はい//」
ココア「キスしちゃったし私達…恋人だよね?」
チノ「…そうなんですか? 女の子同士ですよ?」
ココア「愛し合っててここまできたらもうきっと恋人だよ」
チノ「…じゃぁ…恋人です//」
ココア「それじゃ…もっとするね」
チノ「もっとって…何をですか?」
ココア「鈍いなぁ、恋人がすることなんて一つでしょ」
ココア「チノちゃんはまだわからないかな?」ガバッ
チノ「なっココアさん!?」
ココア「チノちゃん、ちゅー」チュッ
チノ「ん…」
ココア「…チノちゃん…」ペタペタ
チノ「ひゃっ…?! ココアさん、そこは胸っ…」
ココア「チノちゃんのおっぱい 略してちっぱい…」ムニムニ
チノ「失礼な…っ// 恋人ってこういうことするんですか…//」
ココア「…イヤ?」
チノ「っ// それは…」
ココア「イヤならやめるよ?」
チノ「…イヤじゃ…ないです//」
ココア「…チノちゃんがかわいすぎて私のほうが大変だよ」ヌギヌギ
チノ「ココアさん…肌白いですね…」
ココア「チノちゃんも白いよ~、さ、脱いで?」
チノ「…はい…」ヌギヌギ
ココア「それと私のことはお姉ちゃんって呼んで?」クチュ
チノ「ふぁぁっ!?」ピクッ
ココア「チノちゃん…えっちな子だね」ヌプ
チノ「ああぁぁああっ///」ビクン
ココア「…イっちゃった?」
チノ「はぁ…はぁ…」
ココア「まだまだだよ?」ヌポヌポ
チノ「んんっ、ココアさっ…!」
ココア「お姉ちゃんじゃないから一旦やめ~」ヌポッ
チノ「あっ…//」
ココア「ところでチノちゃん、こういうこと一人でしたことは?」
チノ「…ないです…」
ココア「そっか~」ペロッ
チノ「ひゃっ?!ココアさん、そんな所舐めちゃ…!//」
ココア「むっ、お姉ちゃんだよ」ペロペロ
チノ「あっ、あぁぁあっ!ごめっふあああぁぁああっ!」
ココア「お姉ちゃんって言って?」ペチャペチャ
チノ「ああぁああっ、またきます…! お姉ちゃ――」ビクップシャ
チノ「はぁ、はぁ…//」
ココア「…やり過ぎちゃった…かな?」
チノ「お、お姉ちゃん…//」
ココア「な、なに?」
チノ「…私達恋人…ですよね…//」
ココア「うん、そうだよ」
チノ「じゃぁ…また…しましょう…//」
ココア「チノちゃん…! 今からもう1回しよっ」ガバッ
チノ「ちょ、今日はさすがにっ//」
終わり
後半雑でごめんなさい
もう朝です、お付き合いありがとうございました
元スレ
チノ「たまには私からと思って誘ってみたのに」
チノ「何が『一人で寝たいときもある』ですか…」
チノ「私だってそういう日はありますが…」
チノ「そうえば断られるのは初めてですね」
チノ「…ココアさん…」
6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 02:41:27.48 ID:HBz39mqZ0.net
ココア「危ない危ない」
ココア「こんな時に限ってチノちゃんがお誘いにくるなんて」
ココア「さて、千夜ちゃんに電話しよう」
Trrrr....Trrrr...
千夜『もしもしココアちゃん?』
ココア「ココアだよー。夜遅くにごめんね」
千夜『いいのよ。それでどうしたの?』
ココア「ちょっと相談があるんだけど――――」
7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 02:44:58.20 ID:HBz39mqZ0.net
チノ(……)
チノ(何だか寝付けません)
チノ(お手洗いにでも行きましょう)
――ブツブツ ブツブツ
チノ(話し声? 電話?)
チノ(ココアさんの部屋から)
チノ(…誰とでしょう…)
チノ(…いえ盗み聞きはよくありません)
チノ(お手洗いに行って寝ましょう)
10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 02:48:57.46 ID:HBz39mqZ0.net
リゼ「それで結局気になって寝れなかったと?」
チノ「はい」
リゼ「別に気にするようなことじゃないと思うぞ」
チノ「ですが一緒に寝るのを断ってまで電話ですよ?」
リゼ「まるで恋する乙女だな」
チノ「何を言ってるんですか、私もココアさんも女の子ですよ」
リゼ「まぁそうだな」
チノ「そうです」
リゼ「本人が来たら聞いてみよう」
チノ「お願いします」
リゼ「いやチノが聞くんだ」
11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 02:52:49.05 ID:HBz39mqZ0.net
ココア「遅れちゃったー!」
チノ「遅いですよ」
ココア「ごめーん! ちょっと千夜ちゃんと立ち話してて!」
リゼ「ココア、聞きたいことがあるんだが」
ココア「なになに?」
リゼ「ほら、チノ」
チノ「は、はい…」
ココア「どしたの? チノちゃん」
チノ「その…昨日の夜電話してましたよね」
ココア「してたけど」
12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 02:56:09.00 ID:HBz39mqZ0.net
チノ「誰と何を話していたのか気になってしまいまして」
ココア「えーっと、それは千夜ちゃんに…」
チノ「千夜さんに?」
ココア「んーっとね、その…なんていうか…」
チノ「はっきりしてください」
ココア「…ちょっと相談を…」
チノ「…私と寝るのを拒んだ理由はそれですか?」
ココア「そうだけど言い方が危ないよチノちゃん!」
リゼ「修羅場になりそうだから私は帰るぞ!」ササッ
15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 03:01:04.75 ID:HBz39mqZ0.net
チノ「そうえば今日遅れた理由も千夜さんでしたね」
ココア「相談事の続きをしてたの、でももう解決したよ」
チノ「…そうですか」
チノ「では聞きたいことは聞けたので良しとします」
チノ「ところで明日お出かけしませんか?」
ココア「えっ?」
チノ「あ、いや、その休日ですし暇なので…」
ココア「うーん…」
ココア「無理」
チノ「え…」
17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 03:03:40.45 ID:HBz39mqZ0.net
チノ「…今なんと?」
ココア「明日は用事があって…」
チノ「用事? なんです?」
ココア「千夜ちゃんとお出かけする約束が…」
チノ「また千夜さんですか…」
ココア「うん、お買い物と相談に乗ってくれたお礼をね」
チノ「…そうですか、わかりました」
ココア「誘ってくれたのにごめんね」
チノ「いえ、私こそ急に…」
20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 03:08:35.85 ID:HBz39mqZ0.net
チノ(ココアさんの口から千夜さんしか出てきません…)
チノ(私に相談してくれても良かったのに…)
チノ(私も一緒にお買い物に行きたかったのに…)
チノ(そういえば、もうココアさんに電話する理由はないですよね)
チノ(何の悩みかはわかりませんが…解決したみたいですし)
チノ(今日なら一緒に寝てくれるでしょうか…)
チノ(…行ってみましょう)
24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 03:11:13.87 ID:HBz39mqZ0.net
コンコン
チノ「ココアさん、入ってもいいですか?」
ココア「! チノちゃん!?」
チノ「そうです、入りますよ」
ココア「ダメ―――――!」
チノ「!?」
ココア「何か用かな? ドア越しなら大丈夫だから」
チノ「あ…一緒に寝ようと思ったのですが…」
ココア「ごめん、今日も無理!」
チノ「今日も何か相談を千夜さんに…?」
ココア「そうじゃないけど、今日は無理なの!」
チノ「…なぜです?」
ココア「えーっと…今日も一人で寝たい気分かなーって」
チノ「…そう…ですか…」
ココア「明日…は無理だから明後日なら一緒に――」
チノ「いえ、もう大丈夫です。 おやすみなさい」
25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 03:16:04.22 ID:HBz39mqZ0.net
チノ(また断られちゃいました…)
チノ(今日は顔すら見れませんでしたね…)
チノ(…なぜこんなにも心が痛いのでしょうか…)
―――――――――――――――――――
リゼ「まるで恋する乙女だな」
―――――――――――――――――――
チノ(恋…?)
チノ(この気持が?)
チノ(いや私にとってココアさんは特別な人ですが――)
チノ(…特別な人…ですがココアさんに恋なんて…)
チノ(……zzZZ)
27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 03:20:30.25 ID:HBz39mqZ0.net
チノ「昨日は考えてるうちに眠っちゃってました」
チノ「寝過ぎましたが睡眠不足ではないのでいいとしましょう」
チノ「…ココアさんは起きてるかな…」
チノ「ココアさん、入りますよ?」
チノ「…入りますからね」ガチャ
チノ「…あれ? 居ません…」
チノ「あ…今日はココアさん、千夜さんと朝から…」
チノ「休日に一人というのも久しぶりですね…」
チノ「マヤさんとメグさんに会いに行きましょう」
29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 03:23:09.07 ID:HBz39mqZ0.net
マヤ「やっほーチノ!」
メグ「チノちゃんおはよ~」
チノ「おはようございます」
マヤ「チノからいきなり遊びに誘うなんて珍しいな!」
メグ「ね~」
チノ「今日は久しぶりに一人だったので」
メグ「ココアちゃんは?」
チノ「ココアさんは…お友達とお買い物らしいです…」
マヤ(チノ、寂しそうだ)マヤメグテレパシー
メグ(そうだね~ ココアちゃんが居ないからかな?)マメパシー
30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 03:28:14.40 ID:HBz39mqZ0.net
マヤ「じゃあチノ! プールでも行こっ!」
メグ「それいいね~」
チノ「そうですね。 今日は思いっきり遊びましょう」
~~~~~~~
チノ「マヤさんメグさん、今日は楽しかったです」
マヤ「いいっていいって! また寂しい時呼んで!」
メグ「すぐにいくからね~」
チノ「…やはり顔に出てましたか…」
メグ「悩みがあったら相談してね?」
チノ「…はい、ありがとうございます」
マメ「「じゃーなー(ねー)」」
チノ「また学校で」
チノ「さ、早く帰りましょう」
32: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 03:31:59.55 ID:HBz39mqZ0.net
チノ「ただいまです…って、ココアさんまだ帰ってきてませんね」
チノ「…あ、プールで携帯を見ていませんでした」
チノ「ココアさんからメールが着てる…」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
差出人:ココア
件名:ごめんチノちゃん!
内容:今日は千夜ちゃんの家に泊まるよ、ごめんね!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
チノ「……」
チノ「…何か返信しておきましょう」
チノ「…でもなんて返信したら…」
チノ「……」
チノ「『そうですか、わかりました』…これ以外思いつきません…」
33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 03:36:12.25 ID:HBz39mqZ0.net
チノ「ココアさんが居ないとわかっていると」
チノ「あまり寂しさがないですね」
チノ「…ココアさんはもう寝たでしょうか?」
チノ「…それとも千夜さんと何かしてるんでしょうか?」
チノ「…千夜さんと…」
チノ「……」ポロポロ
チノ「…? 私、泣いてます?」
チノ「なんで…?」
チノ「ココアさんに会えないってわかってるのに」ポロポロ
チノ「やっぱり寂しい…?」
39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 03:40:02.35 ID:HBz39mqZ0.net
~ちょっと戻って~
リゼ「ん? ココアからメールだ」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
差出人:ココア
件名:お願いリゼちゃん!
内容:明日夕方までチノちゃんと遊んでて、お願い!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
リゼ「…さっぱり意味がわからん」
リゼ「まぁどうせ暇だし、いいか」
リゼ「…でも一応理由を聞いておこう」
リゼ「『何でだ?』っと」ソウシーン
ヘンシーン
リゼ「返信早いな!?」
リゼ「……ふむ、なるほどな」
42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 03:41:58.24 ID:HBz39mqZ0.net
チノ「…一晩中泣いちゃってました…」
チノ「おかげで目が真っ赤です…まるでウサギですね」
チノ「今日は何をしましょう」
チノ「またマヤさんメグさんと遊びましょうか…」
リゼ「おーい、チノー いるかー」
チノ「リゼさん? 今日もお店は休みのはずです」
チノ「どうしたんですか?」
リゼ「遊ぼう!!」
チノ「…本当にどうしたんですか?」
45: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 03:44:44.81 ID:HBz39mqZ0.net
リゼ「いやチノこそどうした…その目」
チノ「っ!? いやっ、これはっ!」
リゼ「ココアが居なくて寂しくて泣いてたのか?」
チノ「何でココアさん居ないこと知ってるんですか…そんなわけ…」
チノ「…あ、そうです」
リゼ「ん?」
チノ「リゼさんに相談があるんですが」
リゼ「おう、何でもいってくれ」
チノ「恋する乙女ってどんな気持ちですか?」
48: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 03:49:49.79 ID:HBz39mqZ0.net
リゼ「恋…? あぁ、それは…すまん、正直知らない」
チノ「そうですか…」
チノ「では好きな人ってどんな人ですか?」
リゼ「漠然とした質問だな」
チノ「すみません、上手く言葉にできなくて」
リゼ「いやいい、好きな人ってあれだろ」
リゼ「特別な人、一緒に居たいって思える人や、一緒に居て楽しい人」
チノ(特別な人…)
チノ(一緒に居たい人…)
チノ(一緒に居て楽しい人…)
49: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 03:51:38.82 ID:HBz39mqZ0.net
リゼ「なんだチノ、同級生に好きな人でもできたのか?」
チノ「あ、いえ、違います!」
チノ「昨日ずっと恋愛物のDVDを見てて、それで気になっただけです」
リゼ「それで目が赤いわけか」
チノ「そうです、今更ですがリゼさんはなぜ朝からここへ?」
リゼ「さっきも言っただろ、一緒に遊ぼうと思ってな」
チノ「今日はココアさんは居ないので2人だけですよ?」
リゼ「チノと2人だけで遊ぶのも新鮮でいいだろ?」
チノ「それもそうですね」
リゼ「じゃ、まずは適当に街の散歩でもするか」
チノ「はい」
51: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 03:55:23.26 ID:HBz39mqZ0.net
チノ「もうお昼ですね」
リゼ「そろそろ腹が減ったな」
チノ「…その、よろしかったら甘兎庵で何か食べませんか?」
リゼ「甘兎庵か、デザートしかないんじゃ―――」
リゼ「あ!」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
差出人:ココア
件名:詳しく言うと
内容:明日の夕方まで甘兎庵にいるから帰れないの。 チノちゃん寂しくて死んじゃう!
P.S.甘兎庵以外でよろしく!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
リゼ(よくわからないが甘兎庵はダメなんだったな)
リゼ「チノ、この前見つけたパン屋があるんだ」
リゼ「そこにしないか?」
チノ「パン…ですか…わかりました、そうしましょう」
52: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 03:57:27.54 ID:HBz39mqZ0.net
リゼ「じゃあチノ、またな」
チノ「はい、さようなら」
チノ(…お昼に食べたパン、イマイチでしたね)
チノ(…ココアさんが作ったパンを食べ慣れたせいでしょうか)
チノ(…公園のウサギもココアさんがいたらもふもふしてたんでしょうね)
チノ(…甘兎庵に寄って帰ろうかな…)
チノ(もしかしたらココアさんと帰れるかもしれません…)
54: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 03:59:10.80 ID:HBz39mqZ0.net
千夜「ココアちゃんならさっき帰ったわよ?」
チノ「そうですか…入れ違いだったようですね」
千夜「そうみたいね~」
チノ「…あの、千夜さん」
千夜「なぁに?」
チノ「ココアさんの相談ってなんでした?」
千夜「人の相談内容はさすがに言えないわよ~」
チノ「…そうですよね…」
千夜「気になるなら早く帰ってココアちゃんに聞いてみたら?」
チノ「…そうします、では」
57: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 04:01:25.72 ID:HBz39mqZ0.net
チノ(…ココアさん、ちゃんと戻ってるかな)
ガチャ
チノ「ただいまです…」
ココア「おかえり、チノちゃん」
チノ「! ココアさん!」
ココア「昨日は帰ってこなくてごめんね~」
チノ「…あの、千夜さんと泊まりで何してたんですか?」
ココア「ん~、それはまだ秘密かな?」
チノ「まだ?」
ココア「夜になったら教えてあげるよ、だから楽しみにしてて!」
チノ「…楽しみにしてていいんですね」
ココア「もちろん!」
58: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 04:03:43.75 ID:HBz39mqZ0.net
ココア「さてチノちゃん、お楽しみの夜です」
チノ「はい」
ココア「じゃあこれ!」ガサゴソ
ココア「受け取って!」
チノ「…これは?」
ココア「手作りのパジャマだよ、私のお古がベースだけど」
チノ「もしかして」
チノ「……これを作りに千夜さんのところへ?」
ココア「そうだよ~ チノちゃんをびっくりさせようと思って」
チノ「ココアさん…!」
60: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 04:07:11.00 ID:HBz39mqZ0.net
ココア「チノちゃんにサプライズプレゼントあげようと思って千夜ちゃんに相談してたの」
ココア「そしたら千夜ちゃんが急に『パジャマがいいんじゃない?』なんて言い出して」
チノ「それで千夜さんと買い物へ?」
ココア「そうそう、で、その日の夜作ったけど上手く行かなくて」
ココア「昨日の夜千夜ちゃんの家で手伝ってもらいながら作ったってわけ!」
チノ「…なるほど」
チノ「なんだか安心しました」
ココア「安心?」
チノ「…最近避けられてるような気がしたので…」
ココア「私がチノちゃんを避けるわけないよ」
ココア「だって私はチノちゃんのことが大好きだもん♪」
67: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 04:11:47.05 ID:HBz39mqZ0.net
チノ「!!!」
チノ「ココアさん…!」
チノ「今日は一緒に寝ても…いいですか?」
ココア「うん♪」
ココア「あ、このパジャマ着てよ!」
チノ「そうですね」
ポロッ
チノ「…ココアさん」
ココア「……」
チノ「…ボタンが…」
ココア「ちゃんと直したらまた渡すよ!」
69: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 04:14:05.76 ID:HBz39mqZ0.net
チノ「…ココアさん、まだ起きてますか?」
ココア「ん?」
チノ「…私好きな人ができたみたいです」
ココア「ええっ!?」
ココア「うぅ…チノちゃんもそんな年頃に…」
ココア「で、誰なの?」
チノ「秘密です」
ココア「えーっ」
チノ「まだ、秘密です」
ココア「でもそれもいいかな、何か知りたくないし」
チノ「では、寝ましょうか」
ココア「うん、おやすみ」
チノ「おやすみなさい」
70: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 04:16:10.55 ID:HBz39mqZ0.net
チノ「朝ですよ、ココアさん」
ココア「うー…パンが焼けるまでは…」
チノ「起きてください、お―――」
チノ「……の前に」
チュ
チノ「起きてください、ココアお姉ちゃん」
ココア「!!!!」
チノ「早くしないと遅刻しますよ」
ココア「もう1回お姉ちゃんって言ってくれないと~…」
チノ「やれやれ…遅刻しますよ」
チノ「お姉ちゃん」
終わり
73: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 04:19:51.33 ID:HBz39mqZ0.net
ちょっと設定咬み合わないかもしれないけど、後日談らぶらぶえっちっぽいのも書いてある
らぶらぶ7割 えっち3割くらいのココチノ
このスレタイのまま乗っけていいのかな
76: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 04:24:05.04 ID:HBz39mqZ0.net
らぶらぶ7割だからのんびりお付き合いくださいな
>>16の預言者さん
千夜は出ないよ、もちろんリゼもね
シャロはそもそもいない
行きます
77: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 04:24:37.97 ID:HBz39mqZ0.net
チノ「…お姉ちゃん」
ココア「…どうしよう、ちょっとパンにアルコール混ぜただけで」
ココア「チノちゃんが酔っちゃった…」
チノ「おねーちゃん?」
ココア「しかもかわいい…!」
チノ「かわいい?」
ココア(もしかしたら…好きな人教えてくれるかな?)
ココア「チノちゃんチノちゃん」
チノ「?」
ココア「好きな人っている?」
チノ「…うん」
ココア「…誰かな?」ゴクリ
79: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 04:26:00.05 ID:HBz39mqZ0.net
チノ「ココアお姉ちゃん」
ココア「え?」
チノ「大好きだよ…」ギュー
ココア「え、えっと」
チノ「お姉ちゃん私の事…嫌い?」
ココア「そんなことないよ!」
チノ「…嬉しい」ギュッ
ココア「あわわ…」
81: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 04:27:38.02 ID:HBz39mqZ0.net
チノ「…スー……スー……zzZZ」
ココア「チノちゃん寝ちゃった」ナデナデ
ココア「助かったような…悲しいような…」
ココア「…寝顔、可愛いなぁ」
ココア「…イタズラしちゃお」
チノ(…ん?)
チノ(…あれ寝ちゃってまし…)
チノ「……」ジー
ココア「…んっ」チュ
チノ「!?」
82: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 04:28:46.45 ID:HBz39mqZ0.net
あ、チノの酔い覚まさないほうがよかったな
ごめんな…またいずれ酔いチノで書くから…
83: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 04:29:51.26 ID:HBz39mqZ0.net
チノ「ココアさん何して――//」バッ
ココア「うわっ!? 起きてた!?」
ココア「こここここれはチノちゃんが可愛くてついっ」
チノ「つい!?」
ココア「うっ…酔ったチノちゃんが悪いんだよっ」
チノ「…酔った…?」
チノ(…そうです、そうえばココアさんが作ったパンを食べたあと…)
チノ(食べたあと……)
チノ「っ――――////」
ココア「チノちゃんが私の事好きだなんていうから…でもごめんねっ!」サッ
チノ「あ、待ってください!」ギュッ
85: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 04:31:28.72 ID:HBz39mqZ0.net
チノ「…あの…好きなのは…嘘じゃないです…//」
チノ「私はココアさんのことが好きなんです…//」
ココア「私も好きだけど…」
チノ「だから…逃げないでください…」ギュ
ココア「いいの…? キスしちゃったんだよ?」
チノ「私もあの日しましたから、おあいこです…」
ココア「あの日?」
チノ「…久しぶりに一緒に寝た日ですよ……お姉ちゃん」
86: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 04:32:29.32 ID:HBz39mqZ0.net
ココア「…もしかしてまだ酔ってる?」
チノ「いえ…衝撃的すぎて完全に覚めました」
ココア「…じゃあもう1回キスしていい?」
チノ「……はい//」
ココア「…んっ…」
チノ「んむっ//」
ココア「あむ、ちゅ…」
チノ「ん、んぁ…」
ココア「…ぷはっ…ねぇチノちゃん」
チノ「…はい//」
87: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 04:34:17.61 ID:HBz39mqZ0.net
ココア「キスしちゃったし私達…恋人だよね?」
チノ「…そうなんですか? 女の子同士ですよ?」
ココア「愛し合っててここまできたらもうきっと恋人だよ」
チノ「…じゃぁ…恋人です//」
ココア「それじゃ…もっとするね」
チノ「もっとって…何をですか?」
ココア「鈍いなぁ、恋人がすることなんて一つでしょ」
ココア「チノちゃんはまだわからないかな?」ガバッ
チノ「なっココアさん!?」
88: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 04:35:36.23 ID:HBz39mqZ0.net
ココア「チノちゃん、ちゅー」チュッ
チノ「ん…」
ココア「…チノちゃん…」ペタペタ
チノ「ひゃっ…?! ココアさん、そこは胸っ…」
ココア「チノちゃんのおっぱい 略してちっぱい…」ムニムニ
チノ「失礼な…っ// 恋人ってこういうことするんですか…//」
ココア「…イヤ?」
チノ「っ// それは…」
ココア「イヤならやめるよ?」
チノ「…イヤじゃ…ないです//」
91: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 04:37:16.10 ID:HBz39mqZ0.net
ココア「…チノちゃんがかわいすぎて私のほうが大変だよ」ヌギヌギ
チノ「ココアさん…肌白いですね…」
ココア「チノちゃんも白いよ~、さ、脱いで?」
チノ「…はい…」ヌギヌギ
ココア「それと私のことはお姉ちゃんって呼んで?」クチュ
チノ「ふぁぁっ!?」ピクッ
ココア「チノちゃん…えっちな子だね」ヌプ
チノ「ああぁぁああっ///」ビクン
92: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 04:38:48.19 ID:HBz39mqZ0.net
ココア「…イっちゃった?」
チノ「はぁ…はぁ…」
ココア「まだまだだよ?」ヌポヌポ
チノ「んんっ、ココアさっ…!」
ココア「お姉ちゃんじゃないから一旦やめ~」ヌポッ
チノ「あっ…//」
ココア「ところでチノちゃん、こういうこと一人でしたことは?」
チノ「…ないです…」
ココア「そっか~」ペロッ
チノ「ひゃっ?!ココアさん、そんな所舐めちゃ…!//」
ココア「むっ、お姉ちゃんだよ」ペロペロ
チノ「あっ、あぁぁあっ!ごめっふあああぁぁああっ!」
ココア「お姉ちゃんって言って?」ペチャペチャ
チノ「ああぁああっ、またきます…! お姉ちゃ――」ビクップシャ
93: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 04:39:41.81 ID:HBz39mqZ0.net
チノ「はぁ、はぁ…//」
ココア「…やり過ぎちゃった…かな?」
チノ「お、お姉ちゃん…//」
ココア「な、なに?」
チノ「…私達恋人…ですよね…//」
ココア「うん、そうだよ」
チノ「じゃぁ…また…しましょう…//」
ココア「チノちゃん…! 今からもう1回しよっ」ガバッ
チノ「ちょ、今日はさすがにっ//」
終わり
95: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/09/13(土) 04:40:25.28 ID:HBz39mqZ0.net
後半雑でごめんなさい
もう朝です、お付き合いありがとうございました
チノ「一緒に寝ましょう」 ココア「無理」