1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/04(木) 19:06:23.394 ID:Y3irbTCh0.net
「勝負よガヴリール!」
……これは彼女の口癖
2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/04(木) 19:06:43.304 ID:Y3irbTCh0.net
「勝負よガヴリール!」
彼女は私を見る度にいつもこう言う。
どうやら私の事をライバルだと思ってい
るらしい。迷惑な話だ
「勝負よガヴリール!」
まただ。なんど断っても彼女は私に突っか
かってくる。どうして私にこんなにも勝負
を仕掛けてくるのか。
……分からない
「勝負よガヴリール!」
毎日毎日彼女は私に勝負をしかけてくる。
よく飽きないものだ。たまには真剣に相手
でもしてやろうか。
……暇だしね
「……」
今日はサターニャは休みらしい。馬鹿でも
一丁前に風邪引くんだな。
…。
……帰りにうどんでも買ってってやるか
……暇だからな
「勝負よガヴリール!」
風邪が治ったと思ったらすぐにこの台詞だ。
あいつの体力は無尽蔵かよ。まあ、それが
あいつらしいところだけど。でも、風邪が
治った後くらい大人しくしてろよ………ぶ
り返しちゃうぞ……
「勝負よガヴリール!」
ぶり返しはしなかったみたいで安心した。
それにしても、コイツには私と勝負しない
っていう選択肢はないのか。
……まあ、いいか
「勝負よガヴリール!」
今日も聞こえてくるこの台詞。
なぜかこの台詞を楽しみにしている私。
……あぁ、そうか、そういうことなのか
「勝負よガヴリール!」
「おう!受けて立ってやるよ!」
「珍しくノリいいじゃない!」
「……暇だからな!」
「勝負よガヴリ……」
今日は最後まで言わせない。
「ちょっと待て、私はお前に言いたいことがあるんだ」
「……なにかしら」
私は彼女に思いを告げた。
「ガヴリール……」
「…………。」
「まさかあんたにその言葉を言われるなんてね」
「いいわよ!」
「……いえ、よろしくお願いします!」
その日、私は彼女のライバルを卒業した
「勝負よガヴリール!」
ライバルを卒業した、と言ったな
あれは嘘だ、いや厳密には嘘ではないか
「あれ、どうしたの?ガヴリール」
「あぁ、ちょっとな。昔のことを考えてたわ」
「ふーん、まあいいや」
「じゃあ仕切り直して勝負よ!」
「あぁ!来い!」
彼女は今でも私の大切なライバル。
そして大切なパートナーとして、今でも
私の隣にいる。
おわり
綺麗なガヴサタを書きたかったんです
ありがとうございました!
元スレ
「勝負よガヴリール!」
彼女は私を見る度にいつもこう言う。
どうやら私の事をライバルだと思ってい
るらしい。迷惑な話だ
6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/04(木) 19:08:10.104 ID:Y3irbTCh0.net
「勝負よガヴリール!」
まただ。なんど断っても彼女は私に突っか
かってくる。どうして私にこんなにも勝負
を仕掛けてくるのか。
……分からない
7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/04(木) 19:08:53.567 ID:Y3irbTCh0.net
「勝負よガヴリール!」
毎日毎日彼女は私に勝負をしかけてくる。
よく飽きないものだ。たまには真剣に相手
でもしてやろうか。
……暇だしね
8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/04(木) 19:09:29.446 ID:Y3irbTCh0.net
「……」
今日はサターニャは休みらしい。馬鹿でも
一丁前に風邪引くんだな。
…。
……帰りにうどんでも買ってってやるか
……暇だからな
9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/04(木) 19:10:23.231 ID:Y3irbTCh0.net
「勝負よガヴリール!」
風邪が治ったと思ったらすぐにこの台詞だ。
あいつの体力は無尽蔵かよ。まあ、それが
あいつらしいところだけど。でも、風邪が
治った後くらい大人しくしてろよ………ぶ
り返しちゃうぞ……
10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/04(木) 19:10:54.113 ID:Y3irbTCh0.net
「勝負よガヴリール!」
ぶり返しはしなかったみたいで安心した。
それにしても、コイツには私と勝負しない
っていう選択肢はないのか。
……まあ、いいか
11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/04(木) 19:11:27.994 ID:Y3irbTCh0.net
「勝負よガヴリール!」
今日も聞こえてくるこの台詞。
なぜかこの台詞を楽しみにしている私。
……あぁ、そうか、そういうことなのか
12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/04(木) 19:11:44.978 ID:Y3irbTCh0.net
「勝負よガヴリール!」
「おう!受けて立ってやるよ!」
「珍しくノリいいじゃない!」
「……暇だからな!」
13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/04(木) 19:12:21.027 ID:Y3irbTCh0.net
「勝負よガヴリ……」
今日は最後まで言わせない。
「ちょっと待て、私はお前に言いたいことがあるんだ」
「……なにかしら」
私は彼女に思いを告げた。
「ガヴリール……」
「…………。」
「まさかあんたにその言葉を言われるなんてね」
「いいわよ!」
「……いえ、よろしくお願いします!」
その日、私は彼女のライバルを卒業した
14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/04(木) 19:13:14.163 ID:Y3irbTCh0.net
「勝負よガヴリール!」
ライバルを卒業した、と言ったな
あれは嘘だ、いや厳密には嘘ではないか
「あれ、どうしたの?ガヴリール」
「あぁ、ちょっとな。昔のことを考えてたわ」
「ふーん、まあいいや」
「じゃあ仕切り直して勝負よ!」
「あぁ!来い!」
彼女は今でも私の大切なライバル。
そして大切なパートナーとして、今でも
私の隣にいる。
おわり
15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/05/04(木) 19:13:38.151 ID:Y3irbTCh0.net
綺麗なガヴサタを書きたかったんです
ありがとうございました!
ガヴリール「私とアイツ」