1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 22:40:25.16 ID:OP2yTbth0
リーネ「買いに行かなきゃ」
リーネ「お金もって…バスケットも持っていこう」
――
リーネ「んー…買いすぎちゃったかも?」
リーネ「あー楽しみ!帰るまで待ちきれないや!」パカ
リーネ「おいしい!おいしい!」パクパク
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 22:41:41.71 ID:OP2yTbth0
―基地食堂―
芳佳「みなさーん!ご飯ですよー!」
ルッキーニ「ウィー!おかずなーに?」
シャーリー「これは…鯖かな?」
リーネ「…」
芳佳「リーネちゃん?元気ないね」
リーネ「あっ大丈夫だよ!心配しないでね」カチャカチャ
芳佳「そう?」パクパク
リーネ「(ドーナツ食べ過ぎて芳佳ちゃんのご飯が食べられない…)」
ペリーヌ「リーネさん顔色がおかしくなくて?」
リーネ「ペリーヌさん…実はわたし鯖苦手なんです」
ペリーヌ「あら、そう?好き嫌いするなんて全く…」ヒョイパク
リーネ「(よし、これでなんとか食べ終えられる)」
リーネ「ハァ…ハァ…」
ガチャ
リーネ「もうたべられない~!」ドサッ
リーネ「ハァ…ハァ……」
リーネ「ハァ………」
リーネ「すう…」zzzz
ガチャ
芳佳「リーネちゃん具合悪いのー?食後のお茶もしn…」
芳佳「…よく寝てるね」
芳佳「あれ?この箱…」
芳佳「ミスタァドーナッツのだ!」
芳佳「なるほどコレを食べ過ぎてご飯が入らなかったんだね…」
芳佳「まったくもう…リーネちゃんらしいけど…」モグ
芳佳「おいしい!」モグ
リーネ「ふう…寝てる間にだいぶ楽になった…」
リーネ「お風呂入ってこようっと」ギィ
芳佳「あ、リーネちゃん起きたね!お風呂いこう!」
リーネ「わ、びっくりしたぁ!私もちょうどお風呂行こうと思ってたの!」
ワイワイ…
芳佳「あ、ハルトマンさんとルッキーニちゃん、シャーリーさんも来てる」
リーネ「こんばんはー」
シャーリー「おーリーネ!腹痛かったんだって?宮藤からきいたよ」
リーネ「(エッ!どうしてそんな…)」チラ
芳佳「…」
リーネ「は、はい、ご飯もあんまり食べられなくて」
シャーリー「そうか~冷えたのかなー?」
リーネ「はは…」
リーネ「(原因がドーナツってことまではばれてないのかな?)」
ザバージャァァ…
―リーネの部屋―
リーネ「ふーさっぱりしたぁー」
芳佳「…」
芳佳「リーネちゃん…ドーナツを…食べたね…?」
リーネ「!! なぜ そのことを…」
芳佳「それであなたはご飯が食べられず…」
芳佳「苦手だからと嘘をついてペリーヌさんに鯖を食わせた」
リーネ「…!」
リーネ「ごめんなさい芳佳ちゃん…」
リーネ「私はッ…」
芳佳「いやまあ別にいいんだけど」
芳佳「それより!私もドーナツ食べたいなー」
リーネ「あっそれならどうぞ!一緒に食べよ!」
芳佳「ありがとー!ていうかリーネちゃんまだ食べるの?」
リーネ「あっそうか…私はいいや」
モグモグ
バン!!!
坂本「消灯の時間だ!何をしている!」
坂本「ム?貴様ら菓子を食っているのか」
リーネ「ひいっ…芳佳ちゃん早く隠して…」ゴソ
芳佳「もう無駄じゃないかな…」ゴソ
坂本「なんだ、隠すこともないだろう」バッ
リーネ「アアッ!」
坂本「…ドーナツだな」
芳佳「ドーナツです…」
坂本「食ってもいいか?匂いをかいでいたら腹がへった」
リーネ「あ、それならどうぞ!」
坂本「うん、甘い!」モグ
坂本「ミーナが夜食を探していたから呼んできてもいいか?」
リーネ「えーと…いいですよ」
坂本「そうか、悪いな!」タタタ
芳佳「リーネちゃんごめん…」
リーネ「気にしないで芳佳ちゃん」
ハルトマン「んふふ~」ヒョコ
ハルトマン「ドーナツがあるんだって?」
リーネ「あー!早く隠して芳佳ちゃん!」
芳佳「無駄じゃないかな…」ゴソ
ハルトマン「腹へったんだよ~くれよう」
リーネ「んー…いいですよ…」
ハルトマン「ありがと~」モグ
―翌朝―
リーネ「…ドーナツは購入時から半分に減ってしまった」
リーネ「隊員のみなさんのためになるなら…とも思ったけれど」
リーネ「自分のおやつがなくなってゆくのは悲しい」
ガチャ
ルッキーニ「リーネおっはよ!ドーナツ食べていい!?」ヒョコ
シャーリー「こーらルッキーニ!悪いなリーネ、食べてもいいか?」
リーネ「どうぞ…」
エイラ「ドーナツ、ドーナツ」
リーネ「どうぞ」
エイラ「サーニャの分も貰っていっていいカ?」
リーネ「どうぞ」
ペリーヌ「ん~!訓練のあとはおなかが空きますわ!」
ペリーヌ「ドーナツくださる?」
リーネ「どうぞ」
ペリーヌ「ありがとう、ああ美味しい」モグ
ペリーヌ「おいしいですわ!おいしいですわ!」モグモグ
ペリーヌ「あらッこれもおいしい」モグモグ
リーネ「…」
ペリーヌ「止まりませんわね!」モグモグモグモグモグ…
リーネ「…!!」
リーネ「オラア!」ゴキャ
ペリーヌ「キャヒイ!」
リーネ「ふざけんな!返せ!」ドボ
ペリーヌ「グッ…ごめんなさい…!」
リーネ「バカどもが!」ダンッ
ペリーヌ「いたた!リーネさん落ち着いて!ごめんなさい!」
――――
バルクホルン「リーネがドーナツを?」
ハルトマン「あんなにいっぱい買ってくるとはね~」
シャーリー「リーネもやるよなあ~」
バルクホルン「お前ら人が自分の金で買ってきた物をだな…」
ガシャーン
バルクホルン「とはいえリーネの食いしん坊にも困ったものだな…」
パリーン
バルクホルン「なんだか騒がしいな…?」
ガチャァァン!!!キャー ドウシタ
芳佳「リーネちゃんが!」タタタ
バルクホルン「なんだと!」
―食堂―
リーネ「くっそおおお!ふざけやがって!」ガシャン
エイラ「リーネ落ち着け!」
リーネ「なめんなああ!!」ゴキャァン
エイラ「ウッあぶね…」ササッ
リーネ「ちくしょうが!」ガツーン
坂本「何をしている!」タタッ
リーネ「うああああ!」バリーン
バルクホルン「リーネ!やめるんだ!」タタタ
リーネ「いああああ!!!」シュッシュッ
ハルトマン「皿を投げてきた!」サッ
シャーリー「あぶねえっ」サッ
坂本「1人や2人では止められん!」
バルクホルン「総員かかれえ!」
ウワアアアアア…ドドオ…
リーネ「…」zzz
リーネ「はっ」
芳佳「リーネちゃん!」
リーネ「あれ?芳佳ちゃん…シャーリーさん、坂本少佐まで」
芳佳「リーネちゃん!ごめんね!」
ハルトマン「リーネ!ごめん!」
エイラ「悪かった!」
リーネ「えっなんで…」
リーネ「そっか私…」
坂本「悪かった…そのお詫びといってはなんだが…」
坂本「明日ドーナツパーティを開催しようと思う」
バルクホルン「思う存分ドーナツを食べてくれ」
リーネ「えーッ…」
リーネ「もう食べられないよぉ~」
みなさんもドーナツには気をつけてくださいね 完
元スレ
―基地食堂―
芳佳「みなさーん!ご飯ですよー!」
ルッキーニ「ウィー!おかずなーに?」
シャーリー「これは…鯖かな?」
リーネ「…」
芳佳「リーネちゃん?元気ないね」
リーネ「あっ大丈夫だよ!心配しないでね」カチャカチャ
芳佳「そう?」パクパク
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 22:42:58.19 ID:OP2yTbth0
リーネ「(ドーナツ食べ過ぎて芳佳ちゃんのご飯が食べられない…)」
ペリーヌ「リーネさん顔色がおかしくなくて?」
リーネ「ペリーヌさん…実はわたし鯖苦手なんです」
ペリーヌ「あら、そう?好き嫌いするなんて全く…」ヒョイパク
リーネ「(よし、これでなんとか食べ終えられる)」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 22:46:49.59 ID:OP2yTbth0
リーネ「ハァ…ハァ…」
ガチャ
リーネ「もうたべられない~!」ドサッ
リーネ「ハァ…ハァ……」
リーネ「ハァ………」
リーネ「すう…」zzzz
ガチャ
芳佳「リーネちゃん具合悪いのー?食後のお茶もしn…」
芳佳「…よく寝てるね」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 22:49:54.09 ID:OP2yTbth0
芳佳「あれ?この箱…」
芳佳「ミスタァドーナッツのだ!」
芳佳「なるほどコレを食べ過ぎてご飯が入らなかったんだね…」
芳佳「まったくもう…リーネちゃんらしいけど…」モグ
芳佳「おいしい!」モグ
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 22:53:28.78 ID:OP2yTbth0
リーネ「ふう…寝てる間にだいぶ楽になった…」
リーネ「お風呂入ってこようっと」ギィ
芳佳「あ、リーネちゃん起きたね!お風呂いこう!」
リーネ「わ、びっくりしたぁ!私もちょうどお風呂行こうと思ってたの!」
ワイワイ…
芳佳「あ、ハルトマンさんとルッキーニちゃん、シャーリーさんも来てる」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 22:58:32.17 ID:OP2yTbth0
リーネ「こんばんはー」
シャーリー「おーリーネ!腹痛かったんだって?宮藤からきいたよ」
リーネ「(エッ!どうしてそんな…)」チラ
芳佳「…」
リーネ「は、はい、ご飯もあんまり食べられなくて」
シャーリー「そうか~冷えたのかなー?」
リーネ「はは…」
リーネ「(原因がドーナツってことまではばれてないのかな?)」
ザバージャァァ…
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 22:59:39.83 ID:OP2yTbth0
―リーネの部屋―
リーネ「ふーさっぱりしたぁー」
芳佳「…」
芳佳「リーネちゃん…ドーナツを…食べたね…?」
リーネ「!! なぜ そのことを…」
芳佳「それであなたはご飯が食べられず…」
芳佳「苦手だからと嘘をついてペリーヌさんに鯖を食わせた」
リーネ「…!」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 23:02:01.73 ID:OP2yTbth0
リーネ「ごめんなさい芳佳ちゃん…」
リーネ「私はッ…」
芳佳「いやまあ別にいいんだけど」
芳佳「それより!私もドーナツ食べたいなー」
リーネ「あっそれならどうぞ!一緒に食べよ!」
芳佳「ありがとー!ていうかリーネちゃんまだ食べるの?」
リーネ「あっそうか…私はいいや」
モグモグ
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 23:03:48.90 ID:OP2yTbth0
バン!!!
坂本「消灯の時間だ!何をしている!」
坂本「ム?貴様ら菓子を食っているのか」
リーネ「ひいっ…芳佳ちゃん早く隠して…」ゴソ
芳佳「もう無駄じゃないかな…」ゴソ
坂本「なんだ、隠すこともないだろう」バッ
リーネ「アアッ!」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 23:07:50.74 ID:OP2yTbth0
坂本「…ドーナツだな」
芳佳「ドーナツです…」
坂本「食ってもいいか?匂いをかいでいたら腹がへった」
リーネ「あ、それならどうぞ!」
坂本「うん、甘い!」モグ
坂本「ミーナが夜食を探していたから呼んできてもいいか?」
リーネ「えーと…いいですよ」
坂本「そうか、悪いな!」タタタ
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 23:12:29.47 ID:OP2yTbth0
芳佳「リーネちゃんごめん…」
リーネ「気にしないで芳佳ちゃん」
ハルトマン「んふふ~」ヒョコ
ハルトマン「ドーナツがあるんだって?」
リーネ「あー!早く隠して芳佳ちゃん!」
芳佳「無駄じゃないかな…」ゴソ
ハルトマン「腹へったんだよ~くれよう」
リーネ「んー…いいですよ…」
ハルトマン「ありがと~」モグ
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 23:17:06.34 ID:OP2yTbth0
―翌朝―
リーネ「…ドーナツは購入時から半分に減ってしまった」
リーネ「隊員のみなさんのためになるなら…とも思ったけれど」
リーネ「自分のおやつがなくなってゆくのは悲しい」
ガチャ
ルッキーニ「リーネおっはよ!ドーナツ食べていい!?」ヒョコ
シャーリー「こーらルッキーニ!悪いなリーネ、食べてもいいか?」
リーネ「どうぞ…」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 23:19:45.92 ID:OP2yTbth0
エイラ「ドーナツ、ドーナツ」
リーネ「どうぞ」
エイラ「サーニャの分も貰っていっていいカ?」
リーネ「どうぞ」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 23:23:22.19 ID:OP2yTbth0
ペリーヌ「ん~!訓練のあとはおなかが空きますわ!」
ペリーヌ「ドーナツくださる?」
リーネ「どうぞ」
ペリーヌ「ありがとう、ああ美味しい」モグ
ペリーヌ「おいしいですわ!おいしいですわ!」モグモグ
ペリーヌ「あらッこれもおいしい」モグモグ
リーネ「…」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 23:28:15.86 ID:OP2yTbth0
ペリーヌ「止まりませんわね!」モグモグモグモグモグ…
リーネ「…!!」
リーネ「オラア!」ゴキャ
ペリーヌ「キャヒイ!」
リーネ「ふざけんな!返せ!」ドボ
ペリーヌ「グッ…ごめんなさい…!」
リーネ「バカどもが!」ダンッ
ペリーヌ「いたた!リーネさん落ち着いて!ごめんなさい!」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 23:30:39.72 ID:OP2yTbth0
――――
バルクホルン「リーネがドーナツを?」
ハルトマン「あんなにいっぱい買ってくるとはね~」
シャーリー「リーネもやるよなあ~」
バルクホルン「お前ら人が自分の金で買ってきた物をだな…」
ガシャーン
バルクホルン「とはいえリーネの食いしん坊にも困ったものだな…」
パリーン
バルクホルン「なんだか騒がしいな…?」
ガチャァァン!!!キャー ドウシタ
芳佳「リーネちゃんが!」タタタ
バルクホルン「なんだと!」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 23:35:08.87 ID:OP2yTbth0
―食堂―
リーネ「くっそおおお!ふざけやがって!」ガシャン
エイラ「リーネ落ち着け!」
リーネ「なめんなああ!!」ゴキャァン
エイラ「ウッあぶね…」ササッ
リーネ「ちくしょうが!」ガツーン
坂本「何をしている!」タタッ
リーネ「うああああ!」バリーン
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 23:37:40.55 ID:OP2yTbth0
バルクホルン「リーネ!やめるんだ!」タタタ
リーネ「いああああ!!!」シュッシュッ
ハルトマン「皿を投げてきた!」サッ
シャーリー「あぶねえっ」サッ
坂本「1人や2人では止められん!」
バルクホルン「総員かかれえ!」
ウワアアアアア…ドドオ…
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 23:41:58.04 ID:OP2yTbth0
リーネ「…」zzz
リーネ「はっ」
芳佳「リーネちゃん!」
リーネ「あれ?芳佳ちゃん…シャーリーさん、坂本少佐まで」
芳佳「リーネちゃん!ごめんね!」
ハルトマン「リーネ!ごめん!」
エイラ「悪かった!」
リーネ「えっなんで…」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/01(月) 23:47:16.04 ID:OP2yTbth0
リーネ「そっか私…」
坂本「悪かった…そのお詫びといってはなんだが…」
坂本「明日ドーナツパーティを開催しようと思う」
バルクホルン「思う存分ドーナツを食べてくれ」
リーネ「えーッ…」
リーネ「もう食べられないよぉ~」
みなさんもドーナツには気をつけてくださいね 完
リーネ「ドーナツが半額!?」