1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 18:27:44.04 ID:vKiIIdAW0
憧「よーく目を凝らすとリボンのところにキスマーク…」
憧「誰のよ!」
ドン!
憧「灼、ハルエがいないから気が立ってんのかな…」
憧(先ず考えられるのは、決勝卓の3人)
憧(鶴田姫子はないとして…)
憧(大星淡はあるかもしれない…)
憧(ちょっと、小悪魔っぽいし)
淡『愛よ』
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 18:29:10.53 ID:vKiIIdAW0
憧(でも高1だし、子供っぽいし…)
憧(なにより、もっと大胆なことをしそう)
憧(怪しいのは清水谷竜華かな)
憧(この人なら…)
竜華『うちらの分まで、頑張ってな』チュ
憧(ありうるよね…)
憧「もしもし」
セーラ「おう、何や?」
憧「清水谷さんのことなんだけどさ……」
セーラ「なるほどなるほど…」
セーラ「なんやって?口紅もっとるのは私だけ?膝のケアをしてるのは見た?」
セーラ「…ということらしいで」
セーラ「ちょっ、浩子やめや!」
憧「どうしたの?」
セーラ「いや、なんでも…ちがうって言っとるやろ!」
憧(大変そうね…)
憧「あたし、もう切るね」
セーラ「おう!」
憧「あんたも大概、鈍感よね…」
セーラ「そうか?意外と分かっとるもんやで?」
セーラ「またな!」
憧(しずも、そうなのかな…)
穏乃「あれ、誰に電話してたの?」
憧「お風呂あがったの?いや、大したことじゃないんだけど…」
憧(悶々としてるより聞いたほうがいいか…)
憧「そんなことより…これ、誰のよ!」
穏乃「憧のでしょ?」
憧「そっちじゃなくて、このキスマークよ!」
穏乃「うーん…宥さんのじゃないかな?」
憧「宥姉の?」
穏乃「ほら、憧が宥さんに抱きついたときだよ」
憧「ああ、あの時ね…」
憧「って、見てたの!?」
穏乃「別に、見たくて見たわけじゃないよ!」
穏乃「あーあ…私も宥さんみたいに色気がほしいなー」
憧(もしかして嫉妬してるの?)
憧「しず、ドラッグストア行かない?」
穏乃「もう遅いよ、赤土さんも寝ろって言ってたじゃん」
憧「いいからいいから、昨日だって行けなかったし」
穏乃「うーん、仕方ないなー」
明華「これ、うちの母の企業の製品なんですよ」
ハオ「へえ、一つ買っていきますね」
ネリー「えー、こっちの方が安いよ?」
智葉「お前はそればっかだな…」
ダヴァン「ラーメン、買いだめしておきマス」
智葉「お前もそればっかだな…」
穏乃「えっ、これって口紅?」
憧「そうだよ、どれにしよっか」
穏乃「えー、でも憧はともかく私には…」
憧「そんなこと言わないでさ」
穏乃「でもなー…」
憧「あんまり濃いのもなんだよねー」
穏乃「これなんてどう?」
憧「ああ、いいじゃん」
憧「しず、一本ずつ買ってかない?」
穏乃「憧とおそろいか…」
憧「嫌?」
穏乃「ううん、買ってくよ」
憧「そう、よかった」
穏乃「あっ、でも財布持ってきてない!」
憧「はあ…奢ったげるよ」
穏乃「えっ、でも…」
憧「いいの、気にしないで」
穏乃「ありがと、憧」
はやり「はやっ、晴絵ちゃんのところの!」
良子「グーテンモルゲン」
憧(今、夜じゃん…)
穏乃「おはようございます!」
憧(あんたもかい…)
はやり「さっきまで晴絵ちゃんと居たんだけどねー」
良子「もう遅いですし、早く帰った方がいいんじゃないですか?」
憧「ハルエと!?」
穏乃「大変だ、早く帰ろう!」
憧「あっ、待ちなさいよ!」
穏乃「さようならー!」
良子「行ってしまいましたね…」
良子「それじゃあ、私たちも行きましょうか」
はやり「そうだね」
穏乃「やっぱり私には似合わないよ…」
憧「そんなことないって」
憧「まあ、あたしほどじゃないけどさ」
穏乃「むー…」
憧「そろそろ着替えて寝ないとね」
穏乃「そうだね」ジー
チュッ
穏乃「えっ?」
憧「ふふっ、キスしちゃった」
チュッチュッ
憧「えっ?」
穏乃「倍返しだよ!」
憧「それなら役満で返すまで」
穏乃「こっちはダブル役満だ!」
穏乃「ああもう…体中、憧のキスマークだらけだよ」
憧「それはお互い様でしょ」
穏乃「へへっ、憧にマーキングしちゃったもんねー」
憧「しず、自分がなに言ってるのか分かってるの?」
穏乃「もちろん!」
憧「そっか、嬉しいな…」
穏乃「私もだよ、憧」
晴絵「おーい、副将戦も終ったし着替えなよ」
穏乃「えっ?」
晴絵「おいおい、ジャージで行くつもりだったのか?」
穏乃「どうする、憧…」
穏乃「キスマークまだ消えてないよ…」
憧「どうもこうも、着替えるしかないよ」
憧「幸い、皆テレビ観てるし今のうち」
灼「ただいま…」
玄「灼ちゃん、おかえりー!」
灼「穏乃、憧…それって…」
玄「あっ、キスマークだ!私にもあるよ」
宥「玄ちゃん//」
晴絵「まったく、最近の若者は…」
晴絵「まあ、私にもあるんだけどな!」
灼「」
穏乃「それじゃあ、行ってきます!」
憧「行ってらっしゃい」チュッ
完
元スレ
憧(でも高1だし、子供っぽいし…)
憧(なにより、もっと大胆なことをしそう)
憧(怪しいのは清水谷竜華かな)
憧(この人なら…)
竜華『うちらの分まで、頑張ってな』チュ
憧(ありうるよね…)
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 18:31:42.21 ID:vKiIIdAW0
憧「もしもし」
セーラ「おう、何や?」
憧「清水谷さんのことなんだけどさ……」
セーラ「なるほどなるほど…」
セーラ「なんやって?口紅もっとるのは私だけ?膝のケアをしてるのは見た?」
セーラ「…ということらしいで」
セーラ「ちょっ、浩子やめや!」
憧「どうしたの?」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 18:33:56.49 ID:vKiIIdAW0
セーラ「いや、なんでも…ちがうって言っとるやろ!」
憧(大変そうね…)
憧「あたし、もう切るね」
セーラ「おう!」
憧「あんたも大概、鈍感よね…」
セーラ「そうか?意外と分かっとるもんやで?」
セーラ「またな!」
憧(しずも、そうなのかな…)
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 18:35:51.43 ID:vKiIIdAW0
穏乃「あれ、誰に電話してたの?」
憧「お風呂あがったの?いや、大したことじゃないんだけど…」
憧(悶々としてるより聞いたほうがいいか…)
憧「そんなことより…これ、誰のよ!」
穏乃「憧のでしょ?」
憧「そっちじゃなくて、このキスマークよ!」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 18:37:32.92 ID:vKiIIdAW0
穏乃「うーん…宥さんのじゃないかな?」
憧「宥姉の?」
穏乃「ほら、憧が宥さんに抱きついたときだよ」
憧「ああ、あの時ね…」
憧「って、見てたの!?」
穏乃「別に、見たくて見たわけじゃないよ!」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 18:40:05.71 ID:vKiIIdAW0
穏乃「あーあ…私も宥さんみたいに色気がほしいなー」
憧(もしかして嫉妬してるの?)
憧「しず、ドラッグストア行かない?」
穏乃「もう遅いよ、赤土さんも寝ろって言ってたじゃん」
憧「いいからいいから、昨日だって行けなかったし」
穏乃「うーん、仕方ないなー」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 18:42:37.06 ID:vKiIIdAW0
明華「これ、うちの母の企業の製品なんですよ」
ハオ「へえ、一つ買っていきますね」
ネリー「えー、こっちの方が安いよ?」
智葉「お前はそればっかだな…」
ダヴァン「ラーメン、買いだめしておきマス」
智葉「お前もそればっかだな…」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 18:46:18.04 ID:vKiIIdAW0
穏乃「えっ、これって口紅?」
憧「そうだよ、どれにしよっか」
穏乃「えー、でも憧はともかく私には…」
憧「そんなこと言わないでさ」
穏乃「でもなー…」
憧「あんまり濃いのもなんだよねー」
穏乃「これなんてどう?」
憧「ああ、いいじゃん」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 18:47:58.32 ID:vKiIIdAW0
憧「しず、一本ずつ買ってかない?」
穏乃「憧とおそろいか…」
憧「嫌?」
穏乃「ううん、買ってくよ」
憧「そう、よかった」
穏乃「あっ、でも財布持ってきてない!」
憧「はあ…奢ったげるよ」
穏乃「えっ、でも…」
憧「いいの、気にしないで」
穏乃「ありがと、憧」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 18:52:01.81 ID:vKiIIdAW0
はやり「はやっ、晴絵ちゃんのところの!」
良子「グーテンモルゲン」
憧(今、夜じゃん…)
穏乃「おはようございます!」
憧(あんたもかい…)
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 18:55:52.82 ID:vKiIIdAW0
はやり「さっきまで晴絵ちゃんと居たんだけどねー」
良子「もう遅いですし、早く帰った方がいいんじゃないですか?」
憧「ハルエと!?」
穏乃「大変だ、早く帰ろう!」
憧「あっ、待ちなさいよ!」
穏乃「さようならー!」
良子「行ってしまいましたね…」
良子「それじゃあ、私たちも行きましょうか」
はやり「そうだね」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 18:58:30.48 ID:vKiIIdAW0
穏乃「やっぱり私には似合わないよ…」
憧「そんなことないって」
憧「まあ、あたしほどじゃないけどさ」
穏乃「むー…」
憧「そろそろ着替えて寝ないとね」
穏乃「そうだね」ジー
チュッ
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 18:59:53.05 ID:vKiIIdAW0
穏乃「えっ?」
憧「ふふっ、キスしちゃった」
チュッチュッ
憧「えっ?」
穏乃「倍返しだよ!」
憧「それなら役満で返すまで」
穏乃「こっちはダブル役満だ!」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 19:01:53.13 ID:vKiIIdAW0
穏乃「ああもう…体中、憧のキスマークだらけだよ」
憧「それはお互い様でしょ」
穏乃「へへっ、憧にマーキングしちゃったもんねー」
憧「しず、自分がなに言ってるのか分かってるの?」
穏乃「もちろん!」
憧「そっか、嬉しいな…」
穏乃「私もだよ、憧」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 19:03:05.60 ID:vKiIIdAW0
晴絵「おーい、副将戦も終ったし着替えなよ」
穏乃「えっ?」
晴絵「おいおい、ジャージで行くつもりだったのか?」
穏乃「どうする、憧…」
穏乃「キスマークまだ消えてないよ…」
憧「どうもこうも、着替えるしかないよ」
憧「幸い、皆テレビ観てるし今のうち」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/12(火) 19:04:30.10 ID:vKiIIdAW0
灼「ただいま…」
玄「灼ちゃん、おかえりー!」
灼「穏乃、憧…それって…」
玄「あっ、キスマークだ!私にもあるよ」
宥「玄ちゃん//」
晴絵「まったく、最近の若者は…」
晴絵「まあ、私にもあるんだけどな!」
灼「」
穏乃「それじゃあ、行ってきます!」
憧「行ってらっしゃい」チュッ
完
憧「しずに貸した制服にキスマークがついてた…」