堀裕子「年齢を変えるさいきっくですか」【モバマス】
ほたる「白菊ほたるは男の子」【モバマス】2: ◆r5XXOuQGNQ 21/01/07(木)02:17:21 ID:zfJ
愛海(女の子の柔らかいところ大好き、棟方愛海です)
沙理奈「そう、こうやって胸を寄せれば……」
千枝「うわあ……」キラキラ
ほたる「……」
愛海(あたしと茄子さんと泰葉さんが集まっている向こうで、沙理奈さんがほたるちゃんと千枝ちゃんにセクシーポーズを伝授していた)
愛海(いや何でほたるちゃんがそこにいるの……)
愛海(ほたるちゃん、いや、白菊ほたる君は男の子なのに……)
茄子「……」
泰葉「どうしたんですか、茄子さん?」
茄子「いえ、やっぱりほたる君ってついてるんだなあと思いまして」
泰葉「何言ってるんですか、ほたる君はツイてないですよ」
茄子「いえ、運の話ではなくチンの話です」
泰葉「本当に何言ってるんですか?」
愛海「……というと?」
茄子「見た目は女の子でも視線は男の子だなあって」
愛海(改めてほたる君を見ると、色々なセクシーポーズをする沙理奈さんの胸元を指の隙間からガン見していた)
泰葉「まぁ健全ってことなんですかね……」
茄子「やっぱり大きい方がいいんでしょうか」
愛海「お山は大きさじゃないんだけどね。ほたる君に教えないと」
愛海(というわけであたし達は手招きをしてほたる君を呼んだ)
泰葉「ほたる君さっき沙理奈さんと話していたじゃない?」
ほたる「はい」
泰葉「やっぱりその……大きい方がいいの?」
ほたる「大きい?」
愛海「沙理奈さんって大きいじゃない?」
ほたる「まあそうですね、女性にしては」
茄子「やっぱり男の子としては大きい方に憧れますか?」
ほたる「それは……はい」
泰葉「む……」
茄子「私もそこそこある方ですけど、どうですか?」
ほたる「いや、茄子さんよりは大きい方がいいですね」
茄子・泰葉・愛海「「「!?!?」」」
愛海「え、茄子さんでもダメ?」
茄子「じゃ、じゃあ早苗さんくらいですか……?」
ほたる「いや、早苗さんはむしろ小さくないですか?」
茄子・泰葉・愛海「「「!?!?!?」」」
愛海(早苗さん……早苗山。それは最大級にしてあたしでもまだ登ったことのない規制の厳しいお山)
ほたる「あ、僕これからレッスンなので行きますね」
泰葉「う、うん……」
茄子「が、頑張ってください……」
愛海(それを小さいっていうなんて……)
茄子「ど、どうしましょう!」
泰葉「ほたる君の性癖が歪んでいます……!」
茄子「ほたるちゃんが……巨乳好きになっています!」
愛海「女装の影響なのかなあ?」
泰葉「分からないけど矯正しないと」
茄子「せめて私くらいの胸で満足してもらわないといけませんね」
泰葉「十分すぎるくらい大きいですけどね」
愛海(こうしてほたる君の性癖の歪みを直すため、あたし達は行動を起こすことにしました)
愛海(まずあたし達はほたる君がレッスンをしている様子から観察することにした)
愛海(レッスン室を覗くとほたる君と愛梨さんがダンスレッスンをしていた)
トレーナー「はい、では一旦休憩!」
愛梨「ふぅ……」
ほたる「つ、疲れましたね……」
愛梨「そうですねー。よいしょっと……」
愛海(愛梨さんは息を整えたあと、おもむろにシャツの中に下から手を突っ込み、自分のお山をいじり出した)
ほたる「愛梨さん!? な、なんで服に手を突っ込んで……」
愛梨「結構激しいダンスだったから胸のポジションが……」
ほたる「胸のポジション!?」
愛梨「うーん……もういっそのこと脱いじゃいますねー」
ほたる「わわわっ」
泰葉「こらー! ほたるちゃん見ちゃだめ!」
ほたる「や、泰葉ちゃん!? 離してください!」
泰葉「そんなに見たいか」
茄子「愛梨ちゃん、誰が見てるか分からないんですから、こんなところで脱いじゃだめですよ~」
愛梨「えー、女の人しかいないからいいじゃないですかー」
愛海「でもダメ! ポジションなら専門のあたしが直すから」
茄子「ほたるちゃんのポジションは私が直しますね~」
泰葉「何言ってるんですか」
愛海(この事務所は胸元のガードが緩い人が多い。この環境がほたる君の性癖を歪ませた原因なのかもしれない)
茄子「ほたる君、新春隠し芸大会の練習しますよ!」
ほたる「はい!」
愛海(ある日のこと、事務所のプロジェクトルームでは茄子さんとほたる君がお正月番組で披露する隠し芸の練習を行っていた)
泰葉「何の隠し芸やるんですか?」
茄子「二人羽織です」
ほたる「やったことないから不安です」
茄子「大丈夫ですよ~ほたる君。私が後ろをやるので、ほたる君はただ口を開けて待ってるだけでいいですよ~」
愛海(ほたる君達が練習を始める。前がほたる君、後ろが茄子さん。まずはコートを着ないでお茶碗とほたる君の口の位置を確認するらしい)
茄子「お蕎麦を箸で掴んで……っと、ちょっと遠いですね。ほたる君、ちょっと寄りかかりますね」
ほたる「はい……あっ……」
愛海(茄子さんが前のめりになる。茄子さんの福が詰まったお山がほたる君に押し付けられていた)
茄子「はい、ほたるちゃん。あーん」
ほたる「あ、あーん……」
茄子「おいしいですか?」
ほたる「すごく、やわらかいです……」
泰葉「なに言ってんの」
愛海「ほたる君、ずいぶんと楽しそうだね」
ほたる「え、いや……」
愛海「茄子さん、お山が当たってるよ」
茄子「当たってるんじゃなくて、当ててるんですよ~」
泰葉「余計タチが悪いですよ」
茄子「でも本当に寄りかからないとやり辛いんですよ~」
愛海「とにかくダメ! そんなんだからほたる君の性癖が歪んじゃうんだよ」
ほたる「え? 性癖?」
茄子「違いますよ~。その歪んだ性癖を矯正するためにやってるんです」
愛海「どういうこと?」
ほたる「いや、別に僕の性癖は歪んでなんか……」
茄子「私のお山が至高ということを身体に教えているんですよ」
泰葉「結局歪ませてるんじゃないですか」
ほたる「僕は! 歪んでいません!」
愛海(ほたる君は男ということを隠してアイドルをやっているから、この間のアイドル運動会みたいに女の子との身体的接触の機会が多い。こういうのも性癖を歪ませている原因なのかも)
女子寮
愛海(事務所から帰宅したあと、あたしは自分の部屋でのんびりしていた)
愛海「お風呂……はまだ早いしいいかな……」
「ぎょええええええ!!!!」
愛海「!?」
愛海(今夜の晩ご飯をどうするか考えていると、隣のほたる君の部屋から悲鳴が聞こえてきた)
愛海「ほたるちゃん、どうしたの!?」
愛海(ほたる君の部屋は空いており部屋を開けると……)
ほたる「あ、あつみちゃん……」
愛海(ずぶ濡れの、全裸のほたる君がいました)
愛海「……何で、裸?」
ほたる「お、お湯が……出なくて……」
愛海「お湯?」
愛海(部屋を見渡すとシャワーの音が部屋に響いていて、冷たすぎるほどの水が出続けていた)
みく「にゃああああああ!!! 冷たっ!!!!!」
愛海(このあと寮の管理人さんがやってきて確認したところ、ガスのトラブルかなんかであたし達の階層だけガスが使えなくなったみたい)
ほたる「うぅ……寒い……」
愛海「ほたる君大丈夫?」
ほたる「愛海ちゃん、シャワー貸してくれませんか……?」
愛海「私もほたる君と同じ階にいるんだから使えないよ」
ほたる「そうでしたね……どうしよう……」
愛海「1階の大浴場は使えるらしいよ」
ほたる「大浴場ですか……」
愛海「……ほたる君は使ったことないんだっけ?」
ほたる「ないですよ……男湯がありませんから」
愛海「それもそうか」
愛海(寮の大浴場は広い。お風呂でリラックスしながら寮の人たちとおしゃべりしたり、背中を流してあげたりして触れ合う時間があたしは好きだ)
愛海(ほたる君は男の子だから確かに入れないんだけど、なんかもったいないなあ……)
愛海「……よし!」
ほたる「どうしたんですか?」
愛海「ほたる君! 大浴場にいこう!」
ほたる「……え?」
愛海(二の足を踏むほたる君を引き連れ、あたし達は大浴場の脱衣所までやってきた)
愛海「よし、誰もいない」
ほたる「愛海ちゃん本気ですか……?」
愛海「このままだとほたる君風邪ひいちゃうんだからお風呂入んなきゃダメだよ。ほら覚悟決める!」
愛海(時刻は16時半。この時間帯は経験上、お風呂利用する人は少ない)
愛海(消灯時間直前の方がより人は少ないんだけど、ほたる君が風邪を引いてしまうから今しかない)
ほたる「うぅ……本当に女湯に……」
愛海「ほら早く脱ぐ! 手伝うよ!」
ほたる「ひ、一人でできますから!」
愛海「私後ろ向いてるから。脱いだら浴場行っちゃって」
ほたる「は、はい!」
愛海(後ろを向いて他の人が来ないか見張っていると、浴場に続く扉がガラガラと動く音が聞こえた。ほたる君が入ったみたいだ)
愛海「さて……と」
愛海(私はほたる君の着替えを置いている籠を覗く。そこにはほたる君が着ていたかわいいスカートやお洋服。それはもちろんいいんだけど一番上には真っ白ブリーフが置かれていた)
愛海「ほたるくんはブリーフ派なのか……」
愛海(最後に脱いだパンツを一番上に置くのはわかるけど、これを誰かに見られたら正体が一発でバレてしまう。ほたる君はこういうところちょっと抜けているよね)
みく「おっふろ~、おっふろ~」
愛海(ほたる君のパンツを服の下に隠していると、廊下の方からみくさんの声がした)
愛海(みくさん。お仕事の時にはかわいい猫アイドルのみくにゃんだけど、プライベートでは真面目な前川みくさん。そんなみくさんにほたる君の正体がバレたらどうなるかわからない)
愛海(そこであたしが足止めをする。ほたるくんはお風呂でゆっくりできる、私はお山を登れる。まさに一石二鳥だ)
愛海「みくさん覚悟!」
みく「うぅ……さぶい……」
愛海(現れたみくさんはほたるくんと同じでびしょ濡れだった。そういえばさっきみくさんの悲鳴も聞こえた気がする。みくさんも冷水シャワーの被害者だったか)
愛海「みくさんタオル、髪拭きますね」
みく「愛海ちゃんありがとう……」
愛海「早く入ってください、風邪ひいちゃいますよ」
愛海(流石にこの状態のみくさんのお山を登るなんてことはできず、身体を温めるようお風呂に促した)
みく「あれ、誰か入ってる?」
愛海「ほたるちゃんが入ってるよ」
みく「え、珍しい!」
愛海(珍しいというか初めてなんだけどね)
みく「今日はほたるちゃんと裸のお付き合い~♪」
愛海(鼻歌を歌いながら服を脱いでいくみくさん。私の一個上とは思えないくらいのダイナマイトな山が顔を出す。こんなものを見せられたらほたる君のほたる山が大変なことになってしまう)
愛海「あたしも入る!」
愛海(そんなわけでみくさんを止められなかったあたしは、第二プランに移ることにした)
愛海「ほたるちゃん入るよー!」
ほたる「え、愛海ちゃん!?」
みく「みくもいるよ!」
ほたる「み、みくさん!?」
愛海(ほたる君は一番端っこの場所で身体を洗っていた。あたしはみくさんよりも先にほたる君の隣を陣取る。これでほたる君をみくさんから隠そうというわけだ)
ほたる「ちょっと愛海ちゃん、足止めしてくれるんじゃ……」ヒソヒソ
愛海「仕方なかったんだよ……」ヒソヒソ
愛海(あたしとほたる君はヒソヒソと会話をする。もちろん大事なところをタオルで隠している)
みく「それにしてもほたるちゃんとお風呂なんて初めてだよね!」
ほたる「そ、そうですね……」
みく「いつもこの時間に入ってるの?」
ほたる「いえ、いつもは部屋のシャワーで済ませています」
みく「えー、もったいない」
ほたる「ふぅ……私はもう出ますね」
愛海(髪を洗い流したほたる君はタオルで前を隠して蟹歩きで脱衣所に向かう)
みく「え、湯船入んないの?」
ほたる「えっ」
みく「お風呂はいいよー、気持ちよくてレッスンの疲れが吹っ飛ぶよ」
ほたる「え、えーと……」
愛海(ほたる君が助けを求めるようにあたしを見る。あたしもほたる君にお風呂でリラックスしてほしいと思っていた。だから……)
愛海「入ろうよ、せっかくなんだし」
ほたる「えっ!?」
愛海「ほら入って」
ほたる「は、はい……」
みく「ふふふ、みくも入ろ~っと」
愛海「あ、あたしも!」
愛海(予定と違ってしまいみくさんがいる。ほたる君の手助けのためにあたしもお風呂に飛び込んだ)
愛海(お風呂は入浴剤により白く濁っているため、お湯に浸かっている限りほたる君の正体がバレる心配はない)
みく「隣失礼するね」
ほたる「は、はい……」
みく「ん、ほたるちゃんみくの胸そんな見てどうしたの?」
ほたる「え、そ、そんな胸なんて……」
愛海(ほたる君はみくさんの方見ないよう俯いていたが、チラチラとみくさんの胸を見ており、みくさんはそれを見逃さなかった)
みく「大丈夫、みくもほたるちゃんの歳くらいから大きくなり始めたから心配しないで」
愛海(むふんとお山を揺らすみくさん。ほたる君は多分というか絶対そんなことを気にしてるわけではない)
愛海(というかほたる君、早苗山を小さいと言ったくせにみく山に釘付けじゃん)
ほたる「い゛っ!」
愛海(気持ちが緩んでいるほたる君に喝を入れるため、あたしはほたる君の脇腹をつねるのだった)
みく「ふぅ~、それじゃあみくはそろそろ上がるね」
愛海(しばらくおしゃべりした後、みくさんが湯船から出ようと立ち上がった。ほたる君はきちんと下を向いて見ないようにしていた)
ほたる「ふぅーっ」
愛海「おつかれ、ほたる君」
ほたる「つ、疲れました……」
愛海「みくさんが脱衣所出るまでゆっくりしようか」
ほたる「そうですね」
愛海「ほら、足伸ばして。気持ちいいよ」
ほたる「ん、あ゛あ゛~効く~」
愛海「どう、久しぶりのお風呂は」
ほたる「最高ですね……」
愛海「来てよかったでしょ」
ほたる「はい。……愛海ちゃん」
愛海「なぁに?」
ほたる「ありがとう。僕のためにここまでしてくれて」
愛海「……へへっ。また入るときはあたしが手伝うからね」
ほたる「いや、さすがに女子寮のお風呂にはもう……」
愛海「えー、でもみくさんのお山見れなくなるんだよ?」
ほたる「それはもったいな……じゃなくて見てませんから」
愛海「そうだよね。ほたる君は超巨大お山にしか興味ないもんね~、みくさんくらいの大きさでも満足できないんだよね~」
ほたる「え?」
愛海「だってほたる君言ってたじゃん。早苗山は小さいって」
ほたる「えっ……あっ! あれって身長のことじゃなかったんですか?」
愛海「身長?」
ほたる「はい」
愛海(あたしはあの時のことを思い出す。沙理奈さんは女性としては大きい方、早苗さんは小さい。……なるほど)
愛海「つまりほたる君は大きいお山愛好家ではない」
ほたる「……はい」
愛海「何で今ちょっと間が空いたの」
ほたる「なんでもありません」
愛海「千夜さんのも藍子さんのも好き?」
ほたる「大好きです」
愛海「仁奈ちゃんや千佳ちゃんのお山も?」
ほたる「もちろん……ってそれはダメじゃないですか?」
愛海「そうだね」
愛海(なんだ。ほたる君の性癖は別に歪んでなくて、あたしたちの勘違いだったんだ)
愛海(あれ、ってことは……)
愛海「……あたしのお山は?」
ほたる「……」
愛海(そう聞くとほたる君は顔を赤くしてあたしから目を逸らした)
ほたる「……まあ、健全な男子中学生ですから」
愛海「~~~っ!」
愛海(恥ずかしくなったあたしは肩まで浸かっていたはずの身体をさらに沈ませ、鼻の下まで浸かる)
ほたる「もう僕出ますね!」
愛海(ほたる君も恥ずかしいからなのかタオルで大事なところを隠して立ち上がり、浴場を出て行ってしまった)
愛海「あぁ、あっつい……」
愛海(一人浴場に取り残されたあたし。ちょっとのぼせ気味だけど、今ほたる君とまともに顔を合わせられる気がしなかった)
愛海「ってことでほたる君、身長のことだと思ってたんだって」
泰葉「なるほどー」
茄子「そういうことでしたか~」
愛海(後日、あたしは茄子さん達にほたる君の誤解を解いていた。……寮のお風呂のことは省いて)
ほたる「おはようございます」
みく「おはようございまーす!」
茄子「ほたるちゃん、みくちゃん。おはようございます~」
みく「ふぅ~外は寒かったにゃー。ここは暖かくて快適~」
愛海(みくさんはそういうと上着を脱ぐ。みくさんは下にオフショルダーのお洋服を着ていた)
ほたる「あ、みくさん肩に埃がついてますよ」
みく「え、ほんまに? ほたるちゃん悪いけど取ってくれない?」
ほたる「は、はい……!」
愛海(ほたる君はみくさんの肩に手を伸ばす。心なしか緊張しているように見えた)
泰葉「……ねえ」
愛海「なんですか?」
泰葉「ほたる君ちょっとおかしくない?」
茄子「さっきからみくちゃんの肩を見て赤くなってますね~」
愛海「あー……」
茄子「愛海ちゃん何か知ってるんですか?」
愛海「まあ少しいろいろあって……」
ほたる「取れました」
みく「ありがとうほたるちゃん! 昨日一緒にお風呂入ったおかげでほたるちゃんと仲良くなった気がするにゃ!」
泰葉「……愛海ちゃん。説明を」
愛海「えっと……この間あたしとみくさんとほたる君で寮のお風呂に入ったんですけど……」
愛海「それからほたる君、肩や鎖骨を見るとその時のことを思い出して赤くなっちゃうみたいです」
泰葉「……」
茄子「……」
愛海「あはは……」
泰葉「本当に性癖歪めてどうするんのさー!」
茄子「しかもちゃっかり自分もオフショル着ちゃって、抜け駆けですか!」
愛海「ご、ごめんなさい~!」
愛海(いろいろあったけど、ほたる君はリラックスできてあたしもちょっぴりいい思いできた。それで十分だよね)
愛海(そう思い、私は上着を羽織った)
終わりです。ありがとうございました
鷹富士茄子さんソロ曲「初夢をあなたと」! おめでとうございます!
元スレ
愛海(女の子の柔らかいところ大好き、棟方愛海です)
沙理奈「そう、こうやって胸を寄せれば……」
千枝「うわあ……」キラキラ
ほたる「……」
愛海(あたしと茄子さんと泰葉さんが集まっている向こうで、沙理奈さんがほたるちゃんと千枝ちゃんにセクシーポーズを伝授していた)
愛海(いや何でほたるちゃんがそこにいるの……)
愛海(ほたるちゃん、いや、白菊ほたる君は男の子なのに……)
3: ◆r5XXOuQGNQ 21/01/07(木)02:26:52 ID:zfJ
茄子「……」
泰葉「どうしたんですか、茄子さん?」
茄子「いえ、やっぱりほたる君ってついてるんだなあと思いまして」
泰葉「何言ってるんですか、ほたる君はツイてないですよ」
茄子「いえ、運の話ではなくチンの話です」
泰葉「本当に何言ってるんですか?」
愛海「……というと?」
茄子「見た目は女の子でも視線は男の子だなあって」
愛海(改めてほたる君を見ると、色々なセクシーポーズをする沙理奈さんの胸元を指の隙間からガン見していた)
泰葉「まぁ健全ってことなんですかね……」
茄子「やっぱり大きい方がいいんでしょうか」
愛海「お山は大きさじゃないんだけどね。ほたる君に教えないと」
愛海(というわけであたし達は手招きをしてほたる君を呼んだ)
泰葉「ほたる君さっき沙理奈さんと話していたじゃない?」
ほたる「はい」
泰葉「やっぱりその……大きい方がいいの?」
ほたる「大きい?」
愛海「沙理奈さんって大きいじゃない?」
ほたる「まあそうですね、女性にしては」
茄子「やっぱり男の子としては大きい方に憧れますか?」
ほたる「それは……はい」
泰葉「む……」
茄子「私もそこそこある方ですけど、どうですか?」
ほたる「いや、茄子さんよりは大きい方がいいですね」
茄子・泰葉・愛海「「「!?!?」」」
愛海「え、茄子さんでもダメ?」
茄子「じゃ、じゃあ早苗さんくらいですか……?」
ほたる「いや、早苗さんはむしろ小さくないですか?」
茄子・泰葉・愛海「「「!?!?!?」」」
愛海(早苗さん……早苗山。それは最大級にしてあたしでもまだ登ったことのない規制の厳しいお山)
ほたる「あ、僕これからレッスンなので行きますね」
泰葉「う、うん……」
茄子「が、頑張ってください……」
愛海(それを小さいっていうなんて……)
茄子「ど、どうしましょう!」
泰葉「ほたる君の性癖が歪んでいます……!」
茄子「ほたるちゃんが……巨乳好きになっています!」
愛海「女装の影響なのかなあ?」
泰葉「分からないけど矯正しないと」
茄子「せめて私くらいの胸で満足してもらわないといけませんね」
泰葉「十分すぎるくらい大きいですけどね」
愛海(こうしてほたる君の性癖の歪みを直すため、あたし達は行動を起こすことにしました)
4: ◆r5XXOuQGNQ 21/01/07(木)02:29:49 ID:zfJ
愛海(まずあたし達はほたる君がレッスンをしている様子から観察することにした)
愛海(レッスン室を覗くとほたる君と愛梨さんがダンスレッスンをしていた)
トレーナー「はい、では一旦休憩!」
愛梨「ふぅ……」
ほたる「つ、疲れましたね……」
愛梨「そうですねー。よいしょっと……」
愛海(愛梨さんは息を整えたあと、おもむろにシャツの中に下から手を突っ込み、自分のお山をいじり出した)
ほたる「愛梨さん!? な、なんで服に手を突っ込んで……」
愛梨「結構激しいダンスだったから胸のポジションが……」
ほたる「胸のポジション!?」
愛梨「うーん……もういっそのこと脱いじゃいますねー」
ほたる「わわわっ」
泰葉「こらー! ほたるちゃん見ちゃだめ!」
ほたる「や、泰葉ちゃん!? 離してください!」
泰葉「そんなに見たいか」
茄子「愛梨ちゃん、誰が見てるか分からないんですから、こんなところで脱いじゃだめですよ~」
愛梨「えー、女の人しかいないからいいじゃないですかー」
愛海「でもダメ! ポジションなら専門のあたしが直すから」
茄子「ほたるちゃんのポジションは私が直しますね~」
泰葉「何言ってるんですか」
愛海(この事務所は胸元のガードが緩い人が多い。この環境がほたる君の性癖を歪ませた原因なのかもしれない)
5: ◆r5XXOuQGNQ 21/01/07(木)02:34:11 ID:zfJ
茄子「ほたる君、新春隠し芸大会の練習しますよ!」
ほたる「はい!」
愛海(ある日のこと、事務所のプロジェクトルームでは茄子さんとほたる君がお正月番組で披露する隠し芸の練習を行っていた)
泰葉「何の隠し芸やるんですか?」
茄子「二人羽織です」
ほたる「やったことないから不安です」
茄子「大丈夫ですよ~ほたる君。私が後ろをやるので、ほたる君はただ口を開けて待ってるだけでいいですよ~」
愛海(ほたる君達が練習を始める。前がほたる君、後ろが茄子さん。まずはコートを着ないでお茶碗とほたる君の口の位置を確認するらしい)
茄子「お蕎麦を箸で掴んで……っと、ちょっと遠いですね。ほたる君、ちょっと寄りかかりますね」
ほたる「はい……あっ……」
愛海(茄子さんが前のめりになる。茄子さんの福が詰まったお山がほたる君に押し付けられていた)
茄子「はい、ほたるちゃん。あーん」
ほたる「あ、あーん……」
茄子「おいしいですか?」
ほたる「すごく、やわらかいです……」
泰葉「なに言ってんの」
愛海「ほたる君、ずいぶんと楽しそうだね」
ほたる「え、いや……」
愛海「茄子さん、お山が当たってるよ」
茄子「当たってるんじゃなくて、当ててるんですよ~」
泰葉「余計タチが悪いですよ」
茄子「でも本当に寄りかからないとやり辛いんですよ~」
愛海「とにかくダメ! そんなんだからほたる君の性癖が歪んじゃうんだよ」
ほたる「え? 性癖?」
茄子「違いますよ~。その歪んだ性癖を矯正するためにやってるんです」
愛海「どういうこと?」
ほたる「いや、別に僕の性癖は歪んでなんか……」
茄子「私のお山が至高ということを身体に教えているんですよ」
泰葉「結局歪ませてるんじゃないですか」
ほたる「僕は! 歪んでいません!」
愛海(ほたる君は男ということを隠してアイドルをやっているから、この間のアイドル運動会みたいに女の子との身体的接触の機会が多い。こういうのも性癖を歪ませている原因なのかも)
6: ◆r5XXOuQGNQ 21/01/07(木)02:36:52 ID:zfJ
女子寮
愛海(事務所から帰宅したあと、あたしは自分の部屋でのんびりしていた)
愛海「お風呂……はまだ早いしいいかな……」
「ぎょええええええ!!!!」
愛海「!?」
愛海(今夜の晩ご飯をどうするか考えていると、隣のほたる君の部屋から悲鳴が聞こえてきた)
愛海「ほたるちゃん、どうしたの!?」
愛海(ほたる君の部屋は空いており部屋を開けると……)
ほたる「あ、あつみちゃん……」
愛海(ずぶ濡れの、全裸のほたる君がいました)
7: ◆r5XXOuQGNQ 21/01/07(木)02:38:40 ID:zfJ
愛海「……何で、裸?」
ほたる「お、お湯が……出なくて……」
愛海「お湯?」
愛海(部屋を見渡すとシャワーの音が部屋に響いていて、冷たすぎるほどの水が出続けていた)
みく「にゃああああああ!!! 冷たっ!!!!!」
愛海(このあと寮の管理人さんがやってきて確認したところ、ガスのトラブルかなんかであたし達の階層だけガスが使えなくなったみたい)
ほたる「うぅ……寒い……」
愛海「ほたる君大丈夫?」
ほたる「愛海ちゃん、シャワー貸してくれませんか……?」
愛海「私もほたる君と同じ階にいるんだから使えないよ」
ほたる「そうでしたね……どうしよう……」
愛海「1階の大浴場は使えるらしいよ」
ほたる「大浴場ですか……」
愛海「……ほたる君は使ったことないんだっけ?」
ほたる「ないですよ……男湯がありませんから」
愛海「それもそうか」
愛海(寮の大浴場は広い。お風呂でリラックスしながら寮の人たちとおしゃべりしたり、背中を流してあげたりして触れ合う時間があたしは好きだ)
愛海(ほたる君は男の子だから確かに入れないんだけど、なんかもったいないなあ……)
愛海「……よし!」
ほたる「どうしたんですか?」
愛海「ほたる君! 大浴場にいこう!」
ほたる「……え?」
8: ◆r5XXOuQGNQ 21/01/07(木)02:45:47 ID:zfJ
愛海(二の足を踏むほたる君を引き連れ、あたし達は大浴場の脱衣所までやってきた)
愛海「よし、誰もいない」
ほたる「愛海ちゃん本気ですか……?」
愛海「このままだとほたる君風邪ひいちゃうんだからお風呂入んなきゃダメだよ。ほら覚悟決める!」
愛海(時刻は16時半。この時間帯は経験上、お風呂利用する人は少ない)
愛海(消灯時間直前の方がより人は少ないんだけど、ほたる君が風邪を引いてしまうから今しかない)
ほたる「うぅ……本当に女湯に……」
愛海「ほら早く脱ぐ! 手伝うよ!」
ほたる「ひ、一人でできますから!」
愛海「私後ろ向いてるから。脱いだら浴場行っちゃって」
ほたる「は、はい!」
愛海(後ろを向いて他の人が来ないか見張っていると、浴場に続く扉がガラガラと動く音が聞こえた。ほたる君が入ったみたいだ)
愛海「さて……と」
愛海(私はほたる君の着替えを置いている籠を覗く。そこにはほたる君が着ていたかわいいスカートやお洋服。それはもちろんいいんだけど一番上には真っ白ブリーフが置かれていた)
愛海「ほたるくんはブリーフ派なのか……」
愛海(最後に脱いだパンツを一番上に置くのはわかるけど、これを誰かに見られたら正体が一発でバレてしまう。ほたる君はこういうところちょっと抜けているよね)
9: ◆r5XXOuQGNQ 21/01/07(木)02:50:03 ID:zfJ
みく「おっふろ~、おっふろ~」
愛海(ほたる君のパンツを服の下に隠していると、廊下の方からみくさんの声がした)
愛海(みくさん。お仕事の時にはかわいい猫アイドルのみくにゃんだけど、プライベートでは真面目な前川みくさん。そんなみくさんにほたる君の正体がバレたらどうなるかわからない)
愛海(そこであたしが足止めをする。ほたるくんはお風呂でゆっくりできる、私はお山を登れる。まさに一石二鳥だ)
愛海「みくさん覚悟!」
みく「うぅ……さぶい……」
愛海(現れたみくさんはほたるくんと同じでびしょ濡れだった。そういえばさっきみくさんの悲鳴も聞こえた気がする。みくさんも冷水シャワーの被害者だったか)
愛海「みくさんタオル、髪拭きますね」
みく「愛海ちゃんありがとう……」
愛海「早く入ってください、風邪ひいちゃいますよ」
愛海(流石にこの状態のみくさんのお山を登るなんてことはできず、身体を温めるようお風呂に促した)
みく「あれ、誰か入ってる?」
愛海「ほたるちゃんが入ってるよ」
みく「え、珍しい!」
愛海(珍しいというか初めてなんだけどね)
みく「今日はほたるちゃんと裸のお付き合い~♪」
愛海(鼻歌を歌いながら服を脱いでいくみくさん。私の一個上とは思えないくらいのダイナマイトな山が顔を出す。こんなものを見せられたらほたる君のほたる山が大変なことになってしまう)
愛海「あたしも入る!」
愛海(そんなわけでみくさんを止められなかったあたしは、第二プランに移ることにした)
10: ◆r5XXOuQGNQ 21/01/07(木)02:55:37 ID:zfJ
愛海「ほたるちゃん入るよー!」
ほたる「え、愛海ちゃん!?」
みく「みくもいるよ!」
ほたる「み、みくさん!?」
愛海(ほたる君は一番端っこの場所で身体を洗っていた。あたしはみくさんよりも先にほたる君の隣を陣取る。これでほたる君をみくさんから隠そうというわけだ)
ほたる「ちょっと愛海ちゃん、足止めしてくれるんじゃ……」ヒソヒソ
愛海「仕方なかったんだよ……」ヒソヒソ
愛海(あたしとほたる君はヒソヒソと会話をする。もちろん大事なところをタオルで隠している)
みく「それにしてもほたるちゃんとお風呂なんて初めてだよね!」
ほたる「そ、そうですね……」
みく「いつもこの時間に入ってるの?」
ほたる「いえ、いつもは部屋のシャワーで済ませています」
みく「えー、もったいない」
11: ◆r5XXOuQGNQ 21/01/07(木)02:58:55 ID:zfJ
ほたる「ふぅ……私はもう出ますね」
愛海(髪を洗い流したほたる君はタオルで前を隠して蟹歩きで脱衣所に向かう)
みく「え、湯船入んないの?」
ほたる「えっ」
みく「お風呂はいいよー、気持ちよくてレッスンの疲れが吹っ飛ぶよ」
ほたる「え、えーと……」
愛海(ほたる君が助けを求めるようにあたしを見る。あたしもほたる君にお風呂でリラックスしてほしいと思っていた。だから……)
愛海「入ろうよ、せっかくなんだし」
ほたる「えっ!?」
愛海「ほら入って」
ほたる「は、はい……」
みく「ふふふ、みくも入ろ~っと」
愛海「あ、あたしも!」
愛海(予定と違ってしまいみくさんがいる。ほたる君の手助けのためにあたしもお風呂に飛び込んだ)
12: ◆r5XXOuQGNQ 21/01/07(木)03:02:06 ID:zfJ
愛海(お風呂は入浴剤により白く濁っているため、お湯に浸かっている限りほたる君の正体がバレる心配はない)
みく「隣失礼するね」
ほたる「は、はい……」
みく「ん、ほたるちゃんみくの胸そんな見てどうしたの?」
ほたる「え、そ、そんな胸なんて……」
愛海(ほたる君はみくさんの方見ないよう俯いていたが、チラチラとみくさんの胸を見ており、みくさんはそれを見逃さなかった)
みく「大丈夫、みくもほたるちゃんの歳くらいから大きくなり始めたから心配しないで」
愛海(むふんとお山を揺らすみくさん。ほたる君は多分というか絶対そんなことを気にしてるわけではない)
愛海(というかほたる君、早苗山を小さいと言ったくせにみく山に釘付けじゃん)
ほたる「い゛っ!」
愛海(気持ちが緩んでいるほたる君に喝を入れるため、あたしはほたる君の脇腹をつねるのだった)
13: ◆r5XXOuQGNQ 21/01/07(木)10:46:37 ID:zfJ
みく「ふぅ~、それじゃあみくはそろそろ上がるね」
愛海(しばらくおしゃべりした後、みくさんが湯船から出ようと立ち上がった。ほたる君はきちんと下を向いて見ないようにしていた)
ほたる「ふぅーっ」
愛海「おつかれ、ほたる君」
ほたる「つ、疲れました……」
愛海「みくさんが脱衣所出るまでゆっくりしようか」
ほたる「そうですね」
愛海「ほら、足伸ばして。気持ちいいよ」
ほたる「ん、あ゛あ゛~効く~」
愛海「どう、久しぶりのお風呂は」
ほたる「最高ですね……」
愛海「来てよかったでしょ」
ほたる「はい。……愛海ちゃん」
愛海「なぁに?」
ほたる「ありがとう。僕のためにここまでしてくれて」
愛海「……へへっ。また入るときはあたしが手伝うからね」
ほたる「いや、さすがに女子寮のお風呂にはもう……」
愛海「えー、でもみくさんのお山見れなくなるんだよ?」
ほたる「それはもったいな……じゃなくて見てませんから」
愛海「そうだよね。ほたる君は超巨大お山にしか興味ないもんね~、みくさんくらいの大きさでも満足できないんだよね~」
ほたる「え?」
愛海「だってほたる君言ってたじゃん。早苗山は小さいって」
ほたる「えっ……あっ! あれって身長のことじゃなかったんですか?」
愛海「身長?」
ほたる「はい」
愛海(あたしはあの時のことを思い出す。沙理奈さんは女性としては大きい方、早苗さんは小さい。……なるほど)
愛海「つまりほたる君は大きいお山愛好家ではない」
ほたる「……はい」
愛海「何で今ちょっと間が空いたの」
ほたる「なんでもありません」
愛海「千夜さんのも藍子さんのも好き?」
ほたる「大好きです」
愛海「仁奈ちゃんや千佳ちゃんのお山も?」
ほたる「もちろん……ってそれはダメじゃないですか?」
愛海「そうだね」
愛海(なんだ。ほたる君の性癖は別に歪んでなくて、あたしたちの勘違いだったんだ)
愛海(あれ、ってことは……)
愛海「……あたしのお山は?」
ほたる「……」
愛海(そう聞くとほたる君は顔を赤くしてあたしから目を逸らした)
ほたる「……まあ、健全な男子中学生ですから」
愛海「~~~っ!」
愛海(恥ずかしくなったあたしは肩まで浸かっていたはずの身体をさらに沈ませ、鼻の下まで浸かる)
ほたる「もう僕出ますね!」
愛海(ほたる君も恥ずかしいからなのかタオルで大事なところを隠して立ち上がり、浴場を出て行ってしまった)
愛海「あぁ、あっつい……」
愛海(一人浴場に取り残されたあたし。ちょっとのぼせ気味だけど、今ほたる君とまともに顔を合わせられる気がしなかった)
14: ◆r5XXOuQGNQ 21/01/07(木)10:52:48 ID:zfJ
愛海「ってことでほたる君、身長のことだと思ってたんだって」
泰葉「なるほどー」
茄子「そういうことでしたか~」
愛海(後日、あたしは茄子さん達にほたる君の誤解を解いていた。……寮のお風呂のことは省いて)
ほたる「おはようございます」
みく「おはようございまーす!」
茄子「ほたるちゃん、みくちゃん。おはようございます~」
みく「ふぅ~外は寒かったにゃー。ここは暖かくて快適~」
愛海(みくさんはそういうと上着を脱ぐ。みくさんは下にオフショルダーのお洋服を着ていた)
ほたる「あ、みくさん肩に埃がついてますよ」
みく「え、ほんまに? ほたるちゃん悪いけど取ってくれない?」
ほたる「は、はい……!」
愛海(ほたる君はみくさんの肩に手を伸ばす。心なしか緊張しているように見えた)
15: ◆r5XXOuQGNQ 21/01/07(木)10:53:52 ID:zfJ
泰葉「……ねえ」
愛海「なんですか?」
泰葉「ほたる君ちょっとおかしくない?」
茄子「さっきからみくちゃんの肩を見て赤くなってますね~」
愛海「あー……」
茄子「愛海ちゃん何か知ってるんですか?」
愛海「まあ少しいろいろあって……」
ほたる「取れました」
みく「ありがとうほたるちゃん! 昨日一緒にお風呂入ったおかげでほたるちゃんと仲良くなった気がするにゃ!」
16: ◆r5XXOuQGNQ 21/01/07(木)11:21:35 ID:zfJ
泰葉「……愛海ちゃん。説明を」
愛海「えっと……この間あたしとみくさんとほたる君で寮のお風呂に入ったんですけど……」
愛海「それからほたる君、肩や鎖骨を見るとその時のことを思い出して赤くなっちゃうみたいです」
泰葉「……」
茄子「……」
愛海「あはは……」
泰葉「本当に性癖歪めてどうするんのさー!」
茄子「しかもちゃっかり自分もオフショル着ちゃって、抜け駆けですか!」
愛海「ご、ごめんなさい~!」
愛海(いろいろあったけど、ほたる君はリラックスできてあたしもちょっぴりいい思いできた。それで十分だよね)
愛海(そう思い、私は上着を羽織った)
17: ◆r5XXOuQGNQ 21/01/07(木)11:27:59 ID:zfJ
終わりです。ありがとうございました
鷹富士茄子さんソロ曲「初夢をあなたと」! おめでとうございます!
棟方愛海「白菊ほたるは男の子」【モバマス】