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http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1610366641/



485: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 20:23:34.65 ID:ZIl1JwSD0

P「という感じでな....」

凛「そんなことがあったんだ....」

P「....それでさ」

P「なんでニュージェネは揃って青森なんかにいたんだ?」

P「今日は3人まとめてオフだったのは知ってるけど」

P「それが尚更解せない」

ドラゴン「なぜですか?」

P「仕事ならまだしも、プライベートで青森に来る理由がないからですよ」

千夜「確かに」

凛「それは....」

ニュージェネが青森にいた理由 >>486



486: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/01(月) 20:28:53.11 ID:D5DKLT530

黒服に巴ちゃんのパーティに正体するって言われて・・・



488: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 20:38:37.40 ID:ZIl1JwSD0

凛「実は、何日か前に巴のところの黒服に声をかけられたんだ」

凛「『青森でお嬢のパーティをするから来てほしい』」

凛「『往復の交通手段や宿泊先も手配するから旅行のついでにどうか』」

凛「って」

千夜「そのことを巴さんには?」

凛「聞こうと思ったんだけど、なぜか誘われてから一度も電話が繋がらなくて....」

ドラゴン「怪しいですね」



489: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 20:39:07.48 ID:ZIl1JwSD0

凛「今聞けばそう思うだろうけど」

凛「あの時の私たちは、青森がこんなことになってるって知らなかったから」

凛「久しぶりの3人まとまったオフだったし、渡りに船だったんだよ」

P「スケジュールを把握して、誘い込んだのかもしれないな....」



490: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 20:39:39.04 ID:ZIl1JwSD0

P「しかし、旅行がてら青森って何するつもりだったんだよ」

千夜「もっとよいところがあるのではないですか」

凛「....」

凛「三内丸山遺跡とかあるし」

P「女子高生3人が行くところか....?」

凛「....3人で遊べれば行く先なんて関係ないから」

P「あら^~」ニヤニヤ



491: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 20:40:09.08 ID:ZIl1JwSD0

凛「それじゃあ私も聞きたいことがあるんだけど」

P「なんでも聞いてくれ」

千夜「我々にわかることなら答えられる限り答えます」

凛「この謎の生物は何?」

ドラゴン「....」

P・千夜「「....」」

P・千夜「「ドラゴン」」

ドラゴン「ドラゴンです」

凛「それは見ればわかるよ」



492: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 20:40:46.09 ID:ZIl1JwSD0

凛「私が聞きたいのは、なんで一緒にいるのかってこと」

P「全て話すと長くなるから簡単に説明すると」

P「俺達もドラゴンさんも、倒すべき敵は同じなんだ」

P「だから協力してるんだよ」

凛「ふーん」

凛「まあそういうことなら」



493: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 20:41:50.47 ID:ZIl1JwSD0

未央「....」ガッガッガッ

凛「私もさっきまでこうなってたんだ....」

P「ああ、人を好き勝手に弄んで....」

P「青森国は絶対に許せない」

卯月「ぶーぶー❤」トテトテ

卯月「ぶーぶー❤」スリスリ

凛「卯月にもこんなに酷いことして....!」ブッツン

P「....だな!」

P「マジで許せんわ!」

P「(未央が終わったら後でしれっと卯月も解放しとこ....)」

千夜「....」シラー



494: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 20:42:24.89 ID:ZIl1JwSD0

ドラゴン「さて、それでは私の出番ですな」

P「さっきのやり方で成功したならそのままやればいいんじゃないですか?」

ドラゴン「いえ、今はなるべく多くの情報を集めるべきです」

P「むぅ....」

ドラゴン「失敗したらその時に先ほどの手段に移ればよいのですよ」

千夜「卯月さんのようになる可能性はないのですか?」

ドラゴン「....ありません!」

P「根拠は?」

ドラゴン「ありません!」

千夜「はぁ....」ヤレヤレ



495: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 20:43:19.14 ID:ZIl1JwSD0

凛「で、ドラゴンのプランって?」

ドラゴン「ええ、私は」

ドラゴン「(^ω^)ペロペロ」

ドラゴン「です」

P・千夜・凛「「「....」」」



496: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 20:43:44.80 ID:ZIl1JwSD0

凛「ねえ、本当にこの爬虫類大丈夫なの」

P「たぶん....」

千夜「我々人間の及ばない考えがあるのかもしれません」

凛「....」

未央「....」ガッガッガッ

ドラゴン「いかせていただきます!」

P・千夜・凛「「「っ....!」」」ゴクリ



497: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 20:44:19.29 ID:ZIl1JwSD0

ドラゴン「....」

ドラゴン「(^ω^)ペロペロ」ペロペロ

未央「....」ビチャア

P「これもうただの捕食だろ....」

凛「だね」

千夜「....」

未央の反応 >>498



498: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/01(月) 20:46:34.41 ID:gDDllfdJo

うええ…ねとねとだよぉ…ネバネバしてるぅ…



499: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:14:02.49 ID:ZIl1JwSD0

未央「うええ....ねとねとだよぉ....ネバネバしてるぅ....」

P・千夜・凛「!!!」

P「未央!意識が

ドウルゥロォリ

未央(溶けた)「あれ?しぶりん....とプロデューサー?」

P「未央お前身体が溶けてるぞ!?」

未央(溶けた)「ん~?うわ、本当だ」



500: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:14:28.86 ID:ZIl1JwSD0

未央(溶けた)「....」

未央(溶けた)「別に痛くないから大丈夫っぽい」アハハ

P「大丈夫なわけあるか!」

P「おいドラゴン!どうなってんだこれ!!!」

ドラゴン「私に言われても....」

千夜「お前が舐めたからこうなったのでしょう」

ドラゴン「私の唾液にそのように強力な溶解効果はありませんよ!」

凛「どうするのこれ!?」



501: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:14:58.47 ID:ZIl1JwSD0

千夜「....もしや」

P「知っているのか千夜!?」

千夜「未央さんはなんらかの理由で正気を取り戻しました」

凛「ドラゴンの口臭があまりにも強烈だったからかな」

ドラゴン「え」

P「舌触りが耐えられないくらい不快だった可能性もあるな」

ドラゴン「ちょっと」



502: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:15:24.34 ID:ZIl1JwSD0

千夜「正気を取り戻してすぐ発した言葉」

千夜「『うええ....ねとねとだよぉ....ネバネバしてるぅ....』」

P「それがなんだって言うんだ」

千夜「忘れたのですか」

千夜「ナノマシンの影響下にある人間は」

千夜「低レベルな洗脳の影響で、脳が一時的に暗示にかかりやすくなっている可能性がある」

ドラゴン「....なるほど」



503: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:15:53.76 ID:ZIl1JwSD0

ドラゴン「自ら発した言葉が自己暗示となって身体に影響してしまい、こんな姿になったと」

凛「何言ってるの!?」

凛「人間がこんなネバネバトロトロになるわけないじゃん!」

P「でもな凛、俺らはさっきから有り得ない事象を散々見てきたんだよ」

P「例えば....」



504: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:16:30.41 ID:ZIl1JwSD0

ガシャ ガシャ ガシャ

カシュン

カシャシャシャシャシャシャシャ

チュイーン

千夜イアンマン「これとか」

凛「」



505: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:17:00.96 ID:ZIl1JwSD0

凛「....もうそういうことにしとくよ」

凛「今いくら考えても答えは出ないだろうし」

P「賢明な判断だ」

凛「で、これ」

卯月「ぶーぶー❤」トテトテ

未央(溶けた)「しぶり~ん、私に包まれてみる?」

凛「どうするの」

P「....」



506: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:17:52.28 ID:ZIl1JwSD0

P「暗示の上書きをすれば元に戻るんじゃないか?」

千夜「ナノマシンからの完全な解放とは言い難いですが」

千夜「対策が確立されるまでの繋ぎとしては十分でしょう」

ドラゴン「先ほどまでとは違い日常生活は遅れますからね」

凛「....つまり」

凛「今暗示をかければその通りになるんだ」

P「ああ、だからそれぞれの人間性を取り戻す暗示さえかければ安心!」



507: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:18:29.99 ID:ZIl1JwSD0

千夜「それでは、ここは凛さんに任せて我々は行きましょうか」

P「ドラゴンさん、突入まででいいんでこの3人をよろしくお願いします」

ドラゴン「任されました」グッ

P「じゃ、またアオモリンで会いましょ~」

P「ありがとうございました~」

千夜「失礼します」ペコ



508: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:19:09.12 ID:ZIl1JwSD0

ドラゴン「さて、それでは暗示でお二方を元に戻しましょうか」

凛「....」

凛「そういえば、ドラゴンは私たちのこと知らないんだっけ」

ドラゴン「ええ、人間界のことには疎くて....申し訳ありません」

凛「ううん、ちょっと確認したかっただけだから」

ドラゴン「確認?」

凛「私はこの2人のことよく知ってるんだ」

凛「だから」



514: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:42:16.05 ID:ZIl1JwSD0

凛「私がどんな暗示をかけても」

凛「口を出さないでね」ジー

ドラゴン「え?もちろんそのつもりですが....」

未央(溶けた)「ちょ、ちょっと、しぶりん....?」

未央(溶けた)「私たちを元に戻してくれるんだよね....?」

凛「....」



515: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:42:50.04 ID:ZIl1JwSD0

凛「大丈夫、最後は元に戻してあげるから」ニッコリ

未央(溶けた)「やばい!ヤる気だ!!!」ビクビク

未央(溶けた)「しまむー!ここから早く逃げよう!」

卯月「ぶーぶー❤」

未央(溶けた)「ダメだあああああああああああ!!!!!!!!」



511: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/01(月) 21:21:07.89 ID:jP3GsGd7o

元に戻って



512: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/01(月) 21:25:04.84 ID:VYCj+BOYo

私を大好きになって



516: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:43:21.28 ID:ZIl1JwSD0

凛「....卯月」

凛「元に戻って」ボソッ

未央(溶けた)「な、な~んだ....」

未央(溶けた)「しぶりんが脅かすからてっきり襲われるのかと思ったよ~」

卯月「ぶーぶ....凛ちゃん?」

凛「卯月、おかえり」ニコッ



517: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:44:16.92 ID:ZIl1JwSD0

卯月「私なにして....は、裸!?」

卯月「み、見ないでくださいっ////」モジモジ

凛「....大丈夫、恥ずかしがることなんてない」

凛「卯月の身体はいつ見ても綺麗だよ」フフッ

卯月「もう....凛ちゃん....////」

未央(溶けた)「んん?」



518: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:45:23.16 ID:ZIl1JwSD0

凛「次は未央」

凛「元に戻って」

未央「!!!」

未央「しぶりん!未央ちゃんは信じてたよ~!」

未央「ちょっとひやひやしたけど元に戻れてよかった!」

凛「....そして」

凛「私のことを大好きになって」ニッコリ

未央「んなっ!?」



519: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:46:25.30 ID:ZIl1JwSD0

凛「....」ジー

未央「っ....////」ドキッ

未央「違う違う!こんなのはただの気のせいなんだから!」

未央「ここでトキメいちゃったらしぶりんの思い通りだよ!」

凛「....未央」フー

未央「んっ....////」ジュワ

凛「ベッド、行こっか」スッ

未央「はぁ~い!」ギュッ

凛「安心して」

凛「2人とも、一緒に可愛がってあげるから」

卯月・未央「////////////////////////」ジュンジュワー



520: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:47:08.18 ID:ZIl1JwSD0

ドラゴン「....あの」

凛「ドラゴンは外してて」

ドラゴン「....はい」

ドラゴン「....」

ドラゴン「(Pさんと千夜さん、早く突入してくれませんかねぇ)」



521: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:47:39.42 ID:ZIl1JwSD0

これ以上はRの方でないと書けないので割愛します



522: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:52:59.60 ID:ZIl1JwSD0

~大鰐町市街~

P「....」スタスタ

千夜「....」スタスタ

P「....静かだな」

千夜「はい」

千夜「人がいないことは大間と変わりませんが」

千夜「あの気色悪い自立型監視システムも見当たりませんね」

P「だなぁ」



523: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 21:53:30.82 ID:ZIl1JwSD0

P「きっとこの町にいたやつは、人が大勢集められてる阿闍羅山の方に総動員されてるのかもしれないな」

P「いくらナノマシンで管理しているといってもあのガバガバ操作じゃ当てにならないし」

千夜「この辺でも人間が引っかかっているようです」

P「ほんと、早く決着つけないとなぁ」

千夜「....む」

千夜「あれはなんでしょう」

大鰐町市街で千夜ちゃんが見つけたもの >>524



524: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/01(月) 21:54:35.36 ID:D5DKLT530

七海のフグ調理ショー会場



526: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 22:05:09.04 ID:ZIl1JwSD0

【七海のフグ調理ショー】

P「....」

千夜「....今は看板だけのようですが」

P「会場は撤収済みで看板だけ残してあるみたいだな」

P「ただ、ここで七海に関連する何らかの催しが行われていたことに間違いはなさそうだ」

千夜「これが本当であれば」

千夜「七海さんは週刊誌の記者が嗅ぎつけた事件以外でも」

千夜「フグを無免許で捌いていたことになります」

P「....そうなるな」



527: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 22:06:12.61 ID:ZIl1JwSD0

P「そもそも、ライラにフグを振る舞ったことは事実みたいだから」

P「他でやっていてもおかしくはない」

P「問題はこれがいつなのか、という話だ」

千夜「いつ、ですか」

P「看板が置きっぱなしということは、そこまで前の話でもないだろう」

P「色褪せているわけでもないから、長い間置きっぱなしというわけでもなさそうだ」



528: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 22:06:50.01 ID:ZIl1JwSD0

P「だが、七海が青森を訪れたのは」

P「この半年間で今回だけなんだ」

千夜「....」

P「七海は数日前から、ロケのために青森に行っていたが」

P「その時点で既に青森の人間は洗脳下にあったはず」

P「だったらなぜ、こんなイベントを企画したんだ?」

千夜「確かに....」



529: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 22:07:58.55 ID:ZIl1JwSD0

P「あのガバガバ洗脳状態の人間の前で七海にフグを捌かせる....」

P「俺にはその意味が見いだせないな」

P「青森国が無意味なことをさせたのか」

P「それとも本当は別の意味があるのか」

千夜「....」

千夜「....どちらにしても、この看板だけで結論が出ることはありません」

P「....そうだな、他の手掛かりがあるかもしれない」

P「探索を続けよう」

大鰐町市街でPが見つけたもの >>530



530: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/01(月) 22:09:07.06 ID:gDDllfdJo

レジスタンスの痕跡



531: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 22:16:41.09 ID:ZIl1JwSD0

P「....」スタスタ

P「....千夜」

千夜「なんでしょう」

P「....これを見てくれ」スッ

千夜「....地面に何かが点々と落ちていますね」

P「千夜スキャンで落ちているものを鑑定してくれないか?」

千夜「いいでしょう」

何が落ちていた? >>532





532: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/01(月) 22:18:21.19 ID:D5DKLT530

レイナサマのイタズラグッズの数々



533: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 22:22:41.81 ID:ZIl1JwSD0

千夜「....わかりました」

P「なんだ」

千夜「これは、イタズラグッズです」

P「あ、やっぱり?」

千夜「スキャンするまでもなくそうでしょう」

P「いや一応ね?」



534: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 22:23:56.89 ID:ZIl1JwSD0

P「それでな」

P「辿っていくと、この路地の奥の方まで続いているんだ」

P「さらに追いかけると」

P「このマンホールで途切れている」

千夜「....」

千夜「....明らかに怪しい」

P「ああ、怪しすぎる」



535: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 22:24:32.02 ID:ZIl1JwSD0

P「この落とし方は偶然ではないだろう」

千夜「これを見た者に何らかのメッセージを送っている」

千夜「もしくは」

千夜「この中に誘導している」

P「....だろうな」

P「さてどうしようか」

千夜「....」

どうする? >>536



536: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/01(月) 22:25:23.47 ID:Yl0uMkdjO

入る



537: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 22:31:00.26 ID:ZIl1JwSD0

P「入るしかねぇよなぁ!」

千夜「当然です」

P「ただ、敵の罠だった場合待ちかまえられてる可能性もあるよな」

千夜「ええ」

P「じゃ、こっちから仕掛けるか」

千夜「望むところです」



538: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 22:31:53.93 ID:ZIl1JwSD0

ガシャ ガシャ ガシャ

カシュン

カシャシャシャシャシャシャシャ

チュイーン

千夜イアンマン「マンホールの蓋を外してっと」

千夜イアンマン「狭っ!これ突き抜けられるか?」

千夜『のんびりと降りていても危険ですし、無理やり突入した方が幾分マシでは』

千夜イアンマン「確かに」

千夜イアンマン「よっしゃ行くか」

千夜イアンマン「押し通おおおおおおおおおおおおおおおる!!!!!!!!!!」

バシューン!!!!



539: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 22:32:38.43 ID:ZIl1JwSD0

ガシャーン

千夜イアンマン「開けた場所に出たな....」

チュイーン

カシャシャシャシャシャシャシャ

カシュン

ガシャ ガシャ ガシャ

P「ふう....」チラ

マンホールの底に広がっていた光景 >>540



540: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/01(月) 22:35:00.30 ID:aplH77uLO

七海が指揮するレジスタンスのアジト



541: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 22:47:38.08 ID:ZIl1JwSD0

??「随分と遅かったですねぇ」

P「お、お前....」

P「なぜここに....!」

下衆極三「まったく、あれだけ私がお膳立てをしたというのに」

下衆「どれだけ時間をかけているんですかぁ?」ニヤニヤ

P「答えろ!なぜお前が

??「本当れすよ~」ハァ

P・千夜「「!!!」」



542: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 22:48:37.06 ID:ZIl1JwSD0

七海「待ちくたびれてエラ呼吸になるところれした~♪」パクパク

P「な、七海!!!」ダッ

P「お前!心配したんだぞ!!!」ギューッ

七海「プロデューサーさん、痛いれすよ~」ジタバタ

七海「あ、今は痛くないんれした」アハハ

千夜「....」

千夜「....その身体」

七海「....」ニコ



543: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/01(月) 22:49:38.45 ID:ZIl1JwSD0

七海「....やっぱり」

七海「急造のボディは違和感がありますか?」

P「え....」

七海「これでも七海たち、頑張って逃げようとしたんれすよ?」

下衆「....しかし」

下衆「七海さんの脳のデータを救出するのが精いっぱいで」

P「どういうことだ!」

七海「今ここにいるのは、七海の人格のコピーれす」

七海「....身体は」

七海「奴らの手に落ちました」



548: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 21:49:00.46 ID:6cnjaIU40

P「....わけがわからん」

千夜「....説明してもらえますか」

七海(仮)「....七海も、まさか青森がこんなことになってるなんて」

七海(仮)「知らなかったんれす....」

千夜「一方的な独立を宣言してからの青森は」

千夜「内部の情報を徹底的に秘匿してきましたからね」

七海(仮)「七海は....」

七海(仮)「今回のマグロ漁ロケをとっても楽しみにしてたんれす!」

P「そこ?」



549: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 21:49:45.66 ID:6cnjaIU40

七海(仮)「ロケの何日も前から予習をたくさんして!」

P「マグロ漁に密着するあの番組だろ....」

七海(仮)「それなのに、漁師さんのところについたと思ったら」

七海(仮)「いきなり鍵のかかっていない部屋に案内されて、そこに閉じ込められました....」

P「....?」

P「鍵のかかってない部屋じゃ閉じ込められたって言わないだろ」

七海(仮)「....捕まってすぐ、口の中にニンニクを詰め込まれたんれす」

千夜「なるほど」

P「どういう意味だ?」



550: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 21:50:30.66 ID:6cnjaIU40

七海(仮)「七海はアイドルれす、ニンニクを食べてしまった最後」

七海(仮)「しばらく外には出られません....」

千夜「乙女心を利用した卑劣な拘束方法です....!」

P「どちらかといえば人道的じゃ....」

七海(仮)「口はニンニク、手足はイカ、目は長芋で拘束されて」

七海(仮)「ここ、大鰐町まで連れてこられました....」

千夜「全て青森の特産品です」

P「ここで特産品を使う意味ある?」



551: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 21:51:05.86 ID:6cnjaIU40

七海(仮)「その道中で、レジスタンスのみんなが助けに来てくれました」

下衆「....でも結局、七海さん本人を取り戻すことは叶わず」

下衆「本当に申し訳ありません」ペコ

七海(仮)「これで十分れす」ニコ

P「....」



552: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 21:52:02.14 ID:6cnjaIU40

P「....七海」

P「これだけはお前の口から聞かせてくれ」

七海(仮)「....なんれすか」

P「改めて聞くが、お前は青森国側の人間じゃないんだよな」

七海(仮)「....」

七海(仮)「....当たり前れす!」

七海(仮)「もしそうなら、プロデューサーたちを誘い込んだ瞬間に殺してますよ~」

P「確かに....」ゾッ



553: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 21:52:30.03 ID:6cnjaIU40

P「いやさ」

P「ここに来る途中に、お前の銅像や」

P「お前の名を冠した施設なんかをたくさん見た」

P「あれはなんなんだ?」

七海(仮)「....七海もよくわかりません」

七海(仮)「下衆さんやレジスタンスの人たちに聞いたら」

七海(仮)「七海は、独立後の青森では国民的大スターみたいれす」

千夜「番組表が七海さん一色に染まっていました」

七海(仮)「七海だってあんなにチャンネルを占拠できるならやってみたいれすよ~」



554: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 21:54:10.63 ID:6cnjaIU40

P「てことはやっぱり、七海は青森国の象徴として祭り上げられてたのか?」

下衆「どうやらそのようですねぇ」

下衆「最新鋭のCG技術と合成音声を使用して」

下衆「番組を成立させていたようですよ」

P「....その技術うちに売ってくれないかな」

千夜「おい」



555: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 21:54:44.51 ID:6cnjaIU40

下衆「....」チラ

七海(仮)「....」コクリ

下衆「....施設に関しては」

下衆「七海さんの親御さんが関わっているようです」

七海(仮)「....」

P「親御さんが!?」



556: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 21:55:15.35 ID:6cnjaIU40

七海(仮)「....父さまと母さまとは、まだ連絡が取れていないので」

七海(仮)「きっともう....」

P「そういうことか....」

千夜「利用できるものはなんでも利用する....」

千夜「下衆の極みです....!」ググッ



557: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 21:57:17.36 ID:6cnjaIU40

P「下衆といえば」

P「あの下衆さん、でいいんですよね?」

下衆「はい、週刊下世話の記者をしております下衆極三と申します」

下衆「先日は失礼しました」

P「七海のことは多少わかりましたが、あなたのことは一切分からないんですよ」

P「さっきから七海を助けただとか、レジスタンスだとか色々出て来てますけど」

P「一体何者なんですか、あなたは」

下衆「....」



558: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 21:58:46.67 ID:6cnjaIU40

下衆「....お伝えした通り、私の職業はゴシップ誌の記者です」

下衆「副業ですがねぇ」ニヤリ

P「副業....」

下衆「三流ゴシップ誌の記者って案外動きやすい立場なんですよ」

下衆「一般人相手には、記者を名乗ってやりたい放題」

下衆「逆に芸能人や政界は、三流記者なんて相手にしません」

下衆「評判は最悪ですが、攻守を兼ね備えたいい職業です」

P「....それが本業に役立つと」

下衆「....えぇ」



559: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 21:59:41.28 ID:6cnjaIU40

下衆「....隠しておいても仕方ありませんねぇ」

下衆「私、某国の特殊工作員をやっております」

P・千夜「「!!!」」

P「と、特殊工作員!?」

下衆「さすがに自ら詳しくお伝えするわけにはいきませんが」

下衆「アルファベット3文字の組織、とだけ」ニヤニヤ

P「3文字の組織....?」



560: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 22:06:47.75 ID:6cnjaIU40

P「3文字の組織の特殊工作員....」

P「要するにスパイってことですよね?」

P「一番最初に浮かぶのはアメリカのCIAだよなあ」

千夜「CIAの中の、IMFかもしれません」

P「国際通貨基金?」

千夜「いえ、ミッション:インポッシブルに出てくるCIA内の部隊です」

P「創作物じゃねえか」



561: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 22:07:17.16 ID:6cnjaIU40

千夜「ふむ、それではMIBはどうでしょう」

P「MIB?」

千夜「ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズです」

P「創作物じゃねえか」

P「そもそもあれ元々はアメリカの都市伝説だし」



562: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 22:07:59.25 ID:6cnjaIU40

七海(仮)「じゃあ七海はキングスマンにします!」

P「創作物じゃねえか!」

P「アルファベット3文字とか関係なくなっちゃったよ!」

下衆「あの、そろそろ次に進んでもいいですか」

P・千夜・七海(仮)「「「すみません」」」



563: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 22:08:50.95 ID:6cnjaIU40

P「しかし本当なんですか?」

P「あなたの言ってること、俄かには信じがたいんですけど」

下衆「逆に、工作員が派遣される条件しかありませんよ」

下衆「この青森社会主義共和国には」

P「....そうかもしれません」



564: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 22:09:57.66 ID:6cnjaIU40

下衆「日本という国が成立してから150年近くが経過したというのに」

下衆「何の前兆もなく、47都道県中の1県だけが突然の独立宣言」

下衆「しかもそれが住人投票で可決されたと言うんですから驚きですよねぇ」

下衆「日本国が対応を検討する中で、あまりにも早く順調な武装化」

下衆「日本政府も何度か交渉の場を設けたようですが」

下衆「結局、今は黙認の立場を取っている」

下衆「日本人から見てもおかしなことでしょうが」

下衆「情報を一切知らされない国際社会からすればそれは」

下衆「ただの脅威でしかありませんよ」

千夜「....」



565: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 22:10:34.66 ID:6cnjaIU40

P「....正直、最初の頃は俺たち一般人も騒いでいましたよ」

P「ただ、政府と青森国側の交渉が進んでいくうちに、報道は激減して」

P「次第に関心を持たなくなりました」

P「....今その話を聞くと、持たなくなったのではなく」

P「持たなくなるように調整されていたのかもしれませんが」

下衆「おそらくそうなのでしょう」

下衆「メディアとはそういうものです」

下衆「私も三流とはいえ記者の端くれですから、よくわかっています」



566: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 22:11:42.88 ID:6cnjaIU40

千夜「大都市が独立をしたのなら、まだ話題になったのかもしれませんが」

千夜「青森は本州の端の片田舎です」

千夜「日常的にかかわる人もそう多くはありません」

P「それで、この青森国の正体はわかっているんですか」

下衆「....いえ」

下衆「それは未だに謎のままです」

下衆「このナノマシンの出所を辿れば自ずと辿り着くのでしょうが」

P「それも難しい、か....」

他に聞きたいことは? >>567



567: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/02(火) 22:12:11.46 ID:+uoOrQAK0

村上組はどうしちゃったんですか?



568: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 22:24:41.30 ID:6cnjaIU40

>>400の通り、村上組青森支部は既にナノマシンによって壊滅しているようです



569: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 22:33:28.58 ID:6cnjaIU40

P「で、あなたたちはどうするつもりなんですか?」

下衆「我々ですか」

P「俺と千夜は2人で突入するつもりなんですけど」

下衆「2人で!?」

七海(仮)「プロデューサー、それはいくらなんでも無茶れす!」

P「そうかなあ、俺は手をつないでいれば摩擦係数を操れるし」

P「千夜は巨大ロボットになれるし」

P「ドラゴンもいるし」

P「案外行けるんじゃないかと思ってるんだけど」

下衆「(ドラゴン?)」



570: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 22:33:58.67 ID:6cnjaIU40

七海(仮)「自信があるのはいいことれす」

七海(仮)「でも、絶対にミスをしない」

七海(仮)「青森国に負けない覚悟はありますか?」

P「そ、それは....」

下衆「よく考えてください」

下衆「今回は七海さんを助けるだけではありません」

下衆「100万人以上の青森県民の命がかかっています」

下衆「そしてこれが、最後のチャンスかもしれません....!」

P「最後!?」



571: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/02(火) 22:34:24.59 ID:6cnjaIU40

七海(仮)「一度失敗すると、相手は対策を取ります」

七海(仮)「学習するんれす」

P「....」

下衆「これだけのことを隠し通してきたやつらです」

下衆「今後、青森だけで終わるとも限りませんよ」

P「....そうかもしれない」

下衆「もう少し情報を整理して、作戦を練りましょう」

P「....そうですね、すみません」



576: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 20:56:17.41 ID:CUrSjami0

~かくかくしかじか~

下衆「なるほど、そちらの戦力は能力者のプロデューサーさん」

下衆「15m級のロボットやアーマーに変形できる千夜さん」

下衆「ドラゴンのヒロミさんと....」メモメモ

下衆「先ほどの言葉の通りだったんですね....」ゾッ

P「だからそう言ってたじゃないですか」

下衆「作戦が固まり次第、ドラゴンさんの方に使者を送って作戦を伝えましょう」

下衆「最大999mまで大きくなれる彼は最高戦力といってもよいので」

下衆「音が聞こえてから、などという曖昧な情報伝達では不安が残ります」

P「了解です」



577: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 20:56:59.14 ID:CUrSjami0

P「こっちとしちゃあこのくらいですかね」

七海(仮)「プロデューサーが手をつなぐ相手は誰でもいいんれすか?」

P「俺がトキメク相手なら誰でも問題ない」

七海(仮)「じゃあ....七海でもいいんれすか?」

七海(仮)「今は仮の身体れすけど....」

P「....」

P「全然興奮できるからイケる!全く問題ない!」

七海(仮)「うわぁ」

千夜「....それで」

千夜「そちらの戦力はいかがなのですか」

下衆「こちらも、持てる戦力は全て投入するつもりです」

レジスタンスの人数(コンマ2桁) >>578
レジスタンスの持つ戦力(人間以外) >>579



578: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/04(木) 21:04:59.60 ID:WEePvF0oo

はい



579: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/04(木) 21:05:44.85 ID:AbetiZpg0

ティラノサウルス




581: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 21:35:59.28 ID:CUrSjami0

下衆「まず、レジスタンスの人数は私を含めて60人です」

下衆「全員がこの地下施設で待機しています」

P「60人!なかなかの数ですね」

千夜「何を言っているんですか」

千夜「敵の人数を考えたら僅かな数でしかありません」

下衆「おっしゃる通りです....」

P「それもそうか....」




582: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 21:36:31.30 ID:CUrSjami0

下衆「あとは....」

下衆「あなた、彼を連れてきてください」

モブレジスタンス「はいっ!」

P「彼?」

ドスン

ドスン

P「!?」

千夜「これは....」



583: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 21:37:14.97 ID:CUrSjami0

七海(仮)「ティラノサウルスくんれす!」

ティラノサウルス「こけこっこ~」ガオー

P「めちゃくちゃデカいニワトリ....?」

下衆「彼は私の所属する組織がとある大企業と協力して」

下衆「琥珀に閉じ込められた蚊の腹部に残されていた」

下衆「恐竜の血液から復活させた」

下衆「ティラノサウルス・レックスです!」

P「いやどう見てもニワトリだよな?」

千夜「美味しそうです」



584: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 21:38:26.84 ID:CUrSjami0

七海(仮)「ほら、ごはんれすよ~」スッ

ティラノサウルス「こけっ!こけっ!」ガツガツ

P「ほら、穀物食べてるじゃないですか」

下衆「失礼ですね、これは穀物だけではなく煮干しも含まれています!」

P「ティラノサウルスの食生活とは似ても似つかないんですが....」



585: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 21:38:58.03 ID:CUrSjami0

ティラノサウルス「....」

ティラノサウルス「....」プリッ

ボトッ

七海(仮)「今日の晩御飯を生んでくれました~」

P「ニワトリやん」

千夜「どのような味がするのでしょうか....」ジュルリ



586: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 21:39:24.55 ID:CUrSjami0

千夜「最近の研究では、ティラノサウルスとニワトリは遺伝子的に近いという結果が出ています」

下衆「その通りです」

下衆「つまりニワトリとほんの少しだけ似てしまうのは必然」

P「少しだけなんてレベルじゃないですよこれ」

下衆「うるさいですね!」

下衆「ティラノサウルスだろうが大きいニワトリだろうが」

下衆「質量は正義!大きければ強いんですよ!」バンバン

P「えぇ....」



587: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 21:40:35.81 ID:CUrSjami0

七海(仮)「あとはこれれす!」

【超合金アーマードサバオリくん】

P「これは....サバオリくん....?」

七海(仮)「超合金アーマードサバオリくんれす!」

P「....」

P「見た目はギラギラ光ってる金属製のサバオリくんだな」

七海(仮)「そうれす!」

七海(仮)「ただ重いだけのサバオリくんれす!」

P「それは何に使うんだ?」

七海(仮)「観賞用れす!」

P「さいですか....」



588: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 21:44:51.72 ID:CUrSjami0

P「レジスタンスは総勢60人という話でしたが」

P「その人たちの構成や装備はどうなっているんですか?」

下衆「皆さん青森国の住人の生き残りなんですが」

下衆「彼・彼女たちはみな、りんごを食べなかった方々なんです」

千夜「青森の人間がりんごを食べないわけがないでしょう」

下衆「ええ、基本的に青森の人間はりんごが主食」

下衆「かつてほとんどの日本人が米を食べていたように」

下衆「ほとんどの青森人の主食はりんごです」



589: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 21:46:08.04 ID:CUrSjami0

七海(仮)「青森人の主食はりんご」

七海(仮)「飲物はスタミナ源たれ、常識れす」

下衆「しかし、やむを得ない理由でりんごを食べられない方々もいまして」

下衆「それが今回は功を奏したという形です」

P「りんごを食べられない....?」



590: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 21:46:55.05 ID:CUrSjami0

下衆「私以外のレジスタンスは全員が後期高齢者となっています」

七海(仮)「みんな歯がないからりんごを食べられなかったんれす~」

P「あっ(察し)」

下衆「また、レジスタンスの方々の意見を尊重して」

下衆「装備は全員竹やりです」

千夜「戦力としては数えない方がよさそうですね」

P「だな」



591: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 21:47:38.16 ID:CUrSjami0

P「まあこちら側の戦力は把握できました」

P「....肝心なのは敵側の戦力です」

下衆「....えぇ」

P「俺たちは青森の現状を知ったのがつい最近なので、ほとんど情報を知らないんですが」

P「下衆さんの組織はある程度わかってるんですかね?」

下衆「当然です」

下衆「青森国の戦力は....」

青森国の戦力① >>592
青森国の戦力② >>593
青森国の戦力③ >>594




592: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/04(木) 21:49:06.11 ID:WAJAT/VEO

メイウェザー



593: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/04(木) 21:50:21.55 ID:JUeq/HddO

洗脳された村上組員



594: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/04(木) 21:50:26.53 ID:EtGykaKIo

トリケラトプス(ニワトリ)



598: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 22:06:51.45 ID:CUrSjami0

下衆「敵の戦力と布陣ですが」

下衆「彼らの中枢がここ、アオモリン」

下衆「阿闍羅山の山頂に築かれた巨大な宮殿が本丸です」

下衆「今はそこを取り囲むように、洗脳された青森の住人が100万人以上集められています」

下衆「彼らは思考を奪われているだけなので敵とは言えませんが....」

P「ええ、俺もさっき洗脳中の人間と接してきました」

P「無害無抵抗の人間とはいえ、宮殿の周りにこれだけの人数を集められると」

P「かなり戦いにくい....」

千夜「彼らの扱いは、戦闘の前にハッキリ決めておかなければなりませんね」

七海(仮)「....」



599: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 22:07:59.90 ID:CUrSjami0

下衆「現在はこのくらいですが、戦闘が始まると本格的に武装した兵士たちが出てくるでしょう」

下衆「青森国中枢における主戦力は、洗脳された旧村上組青森支部の構成員たちです」

千夜「村上組青森支部といえば」

千夜「勇猛で敏捷、山岳戦では圧倒的な力を誇るグルカ兵」

千夜「クルド語で『死に立ち向かうもの』の名を冠する、クルド人軍事組織ペシュメルガ」

千夜「この2つの組織出身者のみで構成されている」

千夜「日本最強と名高い指定暴力団ですね」

P「なんで平和な日本なのにとんでもない連中がいるんだよ!」

P「日本要素皆無じゃねえか!」



600: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 22:25:31.98 ID:CUrSjami0

下衆「彼らは全員で50数人と僅かな数ですが」

下衆「一般人を操っているナノマシンとはわけが違うんです」

P「うちの事務所の連中も、自意識を保ったまま青森国への忠誠を誓っていましたが」

P「やっぱりナノマシンには種類があるんですね?」

下衆「ご名答」

下衆「ですから、旧村上組青森支部構成員は」

下衆「自らの保有する戦闘スキルをいかんなく発揮しつつ」

下衆「青森国に忠誠を誓った決死隊、必死隊として死を恐れずに立ち向かってくるでしょう....」

P「俺ら生きて帰れるかなあ....」



601: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 22:26:07.24 ID:CUrSjami0

下衆「他の脅威としては」

下衆「やはりトリケラトプス軍とねぷた戦車隊ですか....」

P「向こうにもいるんですか!?」

下衆「ええ、青森国側も恐竜を復活させているようです」

下衆「トリケラトプスもおよそ50体、見た目はうちのティラノサウルスと酷似しています」

P「じゃあ大丈夫か」

千夜「ですね」

七海(仮)「仲間が増えますよ、よかったれすね~」ナデナデ

ティラノサウルス「こけ!」コケ!



602: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 22:27:05.95 ID:CUrSjami0

下衆「ねぷた戦車はその名の通り、青森で有名なねぷた(ねぶた)を戦車に転用したものです」

P「戦車に?」

下衆「ええ、転用されたものは青森内の様々な場所から集められています」

下衆「青森ねぶた祭は人形型で横に大きく」

下衆「弘前ねぷたまつりは扇型が主」

下衆「立佞武多祭は縦にかなり大きくなっています」

下衆「また掛け声もそれぞれの地域によって違い」

下衆「青森はラッセラー、弘前はヤーヤドー、立佞武多はヤッテマレ」

下衆「このように地域ごとの特色を見比べてみると、より楽しめるでしょう」

P「観光案内かな?」

千夜「これは目が離せませんね」

七海(仮)「一緒に見に行きましょう!生のねぷたは圧巻れすよ~!」

P「ここが戦場であることを忘れてしまうほどのほほえましさ....」





603: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 22:29:34.61 ID:CUrSjami0

下衆「トリケラトプス軍、ねぷた戦車隊とも数は50強」

下衆「強大です....」

P「....」

P「....あれ?でもねぷたって紙ですよね?」

下衆「そうですが?」

P「じゃあ千夜かドラゴンブレスでどうにかなるかも」

下衆「あっ、確かに....」

P「ま、希望的観測でしかありませんけど」



604: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 22:35:03.17 ID:CUrSjami0

下衆「それで、戦闘開始の日時ですが....」

P「その前に」

P「さっき言っていた、戦闘場所にいる大量の一般人をどうするか」

P「これを決めないと先へは進めませんよ」

下衆「....」

下衆「....彼らは不幸です」

下衆「意識を奪われ、強制的に危険な場所に集められるなんて」

下衆「青森国のやっていることは許せません」



605: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 22:36:37.75 ID:CUrSjami0

下衆「....しかし」

下衆「今はそれに対処している暇はない」

下衆「これが私の見解です」

P「見捨てろと、そう言うんですか」

下衆「今我々が失敗すれば、彼らの数より遥かに多い犠牲が出かねません」

下衆「ならば失敗の原因になりうる可能性は摘んでおきたい」

下衆「そう思ってはいけませんか?」

P「っ....」



606: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 22:37:25.22 ID:CUrSjami0

下衆「こちら側も敵側も、それぞれの戦力を踏まえると」

下衆「歩兵レベルより大規模な戦闘になる可能性が高い」

下衆「そんな中で人間1人1人を気にすることなんて可能なんでしょうか」

P「....でも」

P「そうだ!七海の親御さんだってあの中にいるかもしれないんですよ!?」

下衆「....」チラ

七海(仮)「....」

七海の意見 >>607



608: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/04(木) 22:44:17.22 ID:AbetiZpg0

皆助けて、青森を日本に返すのれす



610: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 22:52:00.48 ID:CUrSjami0

七海(仮)「....七海の願いは1つだけれす」

七海(仮)「青森を、日本に帰すこと」

下衆「そうです、だから我々が失敗するわけには

七海(仮)「違います」

七海(仮)「下衆さんの言うとおりにしたら、青森は帰ってきません」

下衆「何を言っているんですか!?」

下衆「青森国から青森を奪還すれば、自動的に日本に帰ってくるんですよ!!!」

七海(仮)「....青森は」



611: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 22:52:59.51 ID:CUrSjami0

七海(仮)「山や海だけじゃありません」

七海(仮)「青森に住む人たち」

七海(仮)「みんな助けて、青森を日本に返すのれす」

下衆「....な、何を言っているんです」

下衆「そんなに甘いことを言っていたら我々は負けますよ!」

七海(仮)「....でも」

七海(仮)「っ....!」

千夜「私も七海さんに賛成します」スッ

下衆「なっ....」グッ




612: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 22:56:52.51 ID:CUrSjami0

下衆「....」

下衆「....わかっています、わかっていますよ」

下衆「それが最良だということくらい」

下衆「私だってできるならそうしたい」

下衆「....でも、それではあまりにも現実味がなさすぎる」

下衆「....もしも、その理想論を叶えるというなら」

下衆「我々の戦力で遂行可能かつ」

下衆「具体的な作戦を提示していただきたい!」

P「....」

作戦内容を挙げてください、レス番は問いません
(現実的でなかったり、作戦が挙がらなかった場合は私が考えます)



613: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/04(木) 23:05:48.21 ID:Fp00btYmO

全青森国民が見る七海のお魚さん講座を七海(仮)がジャックして乳首ドリルすんのかいせんのかいで全員の目を覚ます



614: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/04(木) 23:09:03.99 ID:rdoEC64q0

本部を強襲、戦闘部隊をおびき出して本部が手薄になったところを千夜内蔵大音量スピーカーで洗脳する



615: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:18:45.79 ID:CUrSjami0

>>613「いいでしょうか」

下衆「どうぞ」

>>613「全青森国民が見る『七海のお魚さん講座』」

>>613「これを七海さんが電波ジャックします」

>>613「そして」

>>613「乳首ドリルすんのかいせんのかいで全員の目を覚ます」

>>613「これはどうでしょう!」

下衆「むぅ....」



616: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:20:10.19 ID:CUrSjami0

下衆「乳首ドリルすんのかいせんのかいについては先ほど報告を受けましたが」

下衆「それは映像と音声による呼びかけだけで効果があるのですか?」

千夜「....私が行ったときは」

千夜「棒状のもので乳頭への刺激を与えながらの乳首ドリルすんのかいせんのかいでした」

下衆「....となると、メインの作戦とするには不安です」

下衆「また、映像さえ流すことが出来れば洗脳下にある方々でもそれを見るかもしれませんが」

下衆「住民はみな、山中にあるアオモリン周辺に集められています」

下衆「全員に映像を見せるには、巨大なモニターを用意しなければならないでしょうね」

>>613「そう、ですか....」

下衆「しかし、これで人々の避難の可能性に繋がるならば大きいでしょう」

下衆「戦闘開始前の事前作戦として検討します」

>>613「ありがとうございます!」



617: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:26:45.52 ID:CUrSjami0

>>614「あの、私もいいでしょうか」

下衆「はい、どうぞ」

>>614「まずアオモリンを強襲し、戦闘部隊をおびき出します」

>>614「そして本丸が手薄になったところを」

>>614「千夜さん内蔵の大音量スピーカーで洗脳を上書きする」

>>614「これはいかかでしょうか!」

下衆「むぅ....」



618: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:27:30.49 ID:CUrSjami0

下衆「千夜さん、あなたは大音量スピーカーを内蔵しているんですか?」

千夜「はい、なぜこの方がご存じなのかは知りませんがその通りです」

下衆「なるほど....」

下衆「ではこのような作戦は可能ですか?」

千夜「問題ありません」

下衆「ありがとうございます」



619: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:28:07.61 ID:CUrSjami0

下衆「現在、洗脳の上書きと音量の因果関係は解明されていませんが」

下衆「先ほどの作戦の補強として有効でしょう」

下衆「乳首すんのかいせんのかいからあぶれた人間を」

下衆「少しでも多く拾い上げることが出来るなら御の字です」

>>614「!!!」

>>614「ありがとうございます....!」ペコ



620: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:28:44.86 ID:CUrSjami0

P「となると最後は俺の出番ですね」

下衆「え?」

下衆「もう>>613さんと>>614さんの作戦だけで十分ですよ」

P「読者に負ける主人公がどこにいますか!!!」

下衆「はぁ?」



622: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:42:17.81 ID:CUrSjami0

P「当然、2人の作戦を遂行した上で」

P「さらに多くの住人や戦力を無効化したいんです」

P「限りなく0に近づくように」

下衆「できるんですか、そんなことが」

P「....俺の能力、物体の摩擦係数を操る力を使います」

下衆「....まさか!」

P「阿闍羅山の摩擦をなくす!」

千夜・七海(仮)・下衆「「「!!!」」」



623: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:43:21.20 ID:CUrSjami0

下衆「そんなことをしたら山はどうなるんですか!?」

P「俺の能力はあくまで物体の表面だけに干渉します」

P「山の木々や草花は、どれも土に根を張っているので問題ないかと」

P「建物も基礎工事をしているでしょうし、ただ表面に置いてあるだけじゃありませんからね」

下衆「なるほど....」

下衆「山中や山頂にいる人間や置いてある武器だけを」

下衆「一気に山の麓まで流してしまうと....」

P「その間に事を済ませてしまいましょう」



624: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:43:47.80 ID:CUrSjami0

下衆「....それならば

千夜「待ちなさい」

下衆「今度は何ですか!?」

千夜「お前、能力には制限があると言っていましたね」

下衆「制限!?」

P「....」



625: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:44:18.62 ID:CUrSjami0

千夜「使い過ぎると、頭がアルファベットのPの形に変形し」

千夜「皮膚の色が鮮やかな黄色に変色してしまうと」

P「....」

千夜「そんなものは人間ではありません、ただの化け物です」

P「....大丈夫、阿闍羅山への使用だけならまだ持つ」

千夜「戦闘中に使わない保証があるのですか」

P「....」



626: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:45:07.81 ID:CUrSjami0

千夜「....お前はきっと、残り回数のことなど全く気にせず」

千夜「戦闘中も使ってしまうでしょう」

P「....」

千夜「下衆さんの言った通り、>>613さんと>>614さんの作戦だけでも十分なはずです」

千夜「ならば来るべき時のために温存しておくべきではありませんか」

P「....」



627: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:45:57.47 ID:CUrSjami0

P「....さっきは変形変色してもどうでもいいって感じだったのに」

P「優しいこと言ってくれるじゃないか」

千夜「....私はお前がどうなろうがかまいませんが」

千夜「お嬢さまが悲しまれるかと思いましたので」

P「....ふっ」

P「それはどうかな」

千夜「....?」



628: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:46:55.83 ID:CUrSjami0

P「ちとせも、みんなも」

P「俺が異形の姿になったってわかってくれるさ」

P「それこそ」

P「『俺がどうなろうとかまわない』」

P「お前だってそうなんだろ、千夜」

千夜「....」

P「....ありがとう」

千夜「....チッ」

七海(仮)「プロデューサー....」ウルッ

下衆「....あなたの覚悟、受け取りました」グッ



629: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:48:48.41 ID:CUrSjami0

ガンガン

ガチャ

モブレジスタンス「大変ですっ!」

下衆「なんです?」

モブレジスタンス「偵察部隊からの情報によると」

モブレジスタンス「明日の正午から」

モブレジスタンス「七海さんの戴冠式を行うようですっ!」

下衆「....マズい」



630: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:55:38.15 ID:CUrSjami0

P「戴冠式か....」

P「今は抜け殻の七海の身体を使って、勝手に女王にするつもりか」

七海(仮)「七海もついに女王様れすか~」

千夜「女王様になりたかったら事務所にいい人材がおりますよ」

P「そのためにわざわざ住民たちを集めたってことなのか?」

下衆「....ええ、きっとそうでしょう」

下衆「彼らの目の前で女王の戴冠式を執り行うことで」

下衆「現在の中途半端な洗脳を強化し」

下衆「青森国に一生忠誠を誓う奴隷を作り上げるつもりなんです!」

P「そりゃマズい」

下衆「ですがもう1つ、我々にとってはあまりにも危機的なことが行われるようです」

P「?」




631: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/04(木) 23:56:15.37 ID:CUrSjami0

下衆「....おそらく奴らは」

下衆「戴冠式と同時に、七海さんの身体へ」

下衆「女王の人格を上書きしようと考えています....!!!」

P「なんだと....?」

千夜「それは非常によろしくないですね....」

七海(仮)「....」




636: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 21:55:44.67 ID:IUqYqn2j0

P「今の時刻が20時、明日の正午に戴冠式が始まるということは」

下衆「タイムリミットまであと、16時間ですか」

千夜「どうやら、悠長に準備をしている場合ではなさそうですね」

七海(仮)「....それじゃあ」

七海(仮)「ご飯でも食べますか~」

P「....だな」

下衆「作戦もある程度固まりましたし」

千夜「明日のことを考えると、なるべく大量に栄養補給しておきたいところです」



637: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 21:56:15.99 ID:IUqYqn2j0

七海(仮)「みたいれすよ?」

下衆「どう転んでも明日が最後です」

下衆「備蓄は全部解放して決起集会と行きましょうか!」

千夜「!!!!!!」

千夜「....全部」

P「人のものは食べちゃダメだからな」

千夜「当たり前でしょう」

P「本当かよ....」

今日の献立① >>638
今日の献立② >>639
今日の献立③ >>640



638: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/05(金) 21:57:12.62 ID:cNPV1Iwy0

輝子がそだてたスタミナ満点キノコのソテー



639: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/05(金) 22:01:54.19 ID:J40mEArcO

こんがり肉G



640: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/05(金) 22:06:16.23 ID:AbSW77lHO

バラムツの刺身



641: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 22:13:39.33 ID:IUqYqn2j0

七海(仮)「では皆さん!」

七海(仮)「明日は頑張りましょう~!」

オー!!!!!!!!!!!

P「こうしてみると本当にお年寄りばかりですねー」

下衆「私の目的は住民の救出が主目的で、そこから希望者を募ってレジスタンス結成という流れだったんです」

下衆「組織もまさかこれほどまでに青森侵略が進んでいるのは想定外だったようで....」

千夜「救出が目的ならばなぜお1人なのですか」

千夜「隠密行動が大半とはいえ、1人ではあまりにも少なすぎるのでは」

下衆「....実は」

下衆さんが1人で行動している理由 >>642



642: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/05(金) 22:22:50.10 ID:8D5jkUHf0

顔がうさんくさすぎて誰も同行してくれない



643: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 22:34:38.29 ID:IUqYqn2j0

下衆「....私の顔を始めて見た時、どう思いましたか?」

P「顔?」

P「えー、うーん、そうですね....」

P「んー....」

P「な、なんと言ったらいいか....」

下衆「うさんくさいと思いましたよねぇ?」

P「!?」



644: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 22:35:33.59 ID:IUqYqn2j0

P「や、決してそんなことは....」

千夜「私は思いました」

七海(仮)「七海もれす、最初は青森国の方がマシじゃないかと思ってました」

P「お前らなあ....」

下衆「いえ、いいんですよ」

下衆「この顔こそが、私の単独行動の原因です」

P「死ぬほどうさんくさい顔が?」

下衆「ええ、私は諜報組織に所属していますが」



645: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 22:36:14.04 ID:IUqYqn2j0

下衆「顔のせいだけで二重スパイ扱いをされています」

P「えぇ....」

千夜「そのお顔では仕方ありません」

七海(仮)「今もちょっとだけ疑ってます~」

下衆「ですから、誰もバディを組んでくれず」

下衆「どのチームにも入れてもらえません」

下衆「その結果が単独活動です」

P「気の毒過ぎる....」



646: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 22:36:59.11 ID:IUqYqn2j0

下衆「先ほどおっしゃられた通り、単独では活動の幅も狭まります」

下衆「今回組織が人員を補充してくれないのも」

下衆「私の役割が先遣隊かつ捨て駒のようなものだからなんです」

七海(仮)「下衆さん....」ギュツ

P「今日くらいはたくさん飲んで食って、嫌なことは忘れましょう!」

千夜「その顔ですから笑顔の方が良いと思います」

下衆「み、皆さん....!」



647: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 22:37:29.41 ID:IUqYqn2j0

P「ん?これはなんだ?」

七海(仮)「それは輝子さんが丹精込めて育てたキノコを使った」

七海(仮)「スタミナ満点キノコソテーれす!」

P「輝子が?そりゃあ楽しみだ」

P「いただきまーす」パク

P「....」モグモグ



648: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 22:37:56.61 ID:IUqYqn2j0

P「....んん、キノコにしちゃかなり歯応えがしっかりしてるな」

P「味付けは....ニンニクが効いてる、スタミナ満点の名に偽りはなし!」

P「ブラックペッパーも食欲をそそる」

P「ネギ、ニンジン、ピーマン、野菜もたっぷりだな!」

P「んで、これは何のキノコなんだ?」

七海(仮)「牛れす」

P「牛?」



649: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 22:39:01.99 ID:IUqYqn2j0

P「牛茸って名前のキノコがあるのか?」

七海(仮)「違います」

七海(仮)「輝子さんは最近、普通のキノコだけでなく」

七海(仮)「牛のキノコも栽培してるみたいなんれす~」

P「だから牛のキノコってなんだよ」

七海(仮)「ペニスれす」

P「....」



650: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 22:39:58.34 ID:IUqYqn2j0

P「....あいつの中ではペニスもキノコ扱いなのか?」

七海(仮)「さあ?」

P「エロ同人じゃないんだから....」

七海(仮)「プロデューサーも刈り取られないように気を付けるんれすよ」

P「マジで怖いからやめて」

P「....」

P「でも美味いからいいか」パクパク



651: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 22:40:35.04 ID:IUqYqn2j0

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ

千夜「....」ガツガツ



652: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 22:42:04.86 ID:IUqYqn2j0

下衆「....物凄い食べっぷりですね」オズオズ

千夜「私、身体のせいか燃費があまりよくないのです」

千夜「ところで、この肉はなかなかの味ですね」

千夜「キチンと調理されたものにはない野性味といいますか」

千夜「食べていると、生命の高揚を感じます」

下衆「....そちらは」

下衆「こんがり肉G....!」

千夜「!」



653: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 22:42:40.99 ID:IUqYqn2j0

千夜「こんがり肉G....!」

千夜「まだ存在していたのですか」

下衆「ええ....我々の組織に伝わる秘伝レシピです」

千夜「この生命の高揚感はスタミナの回復によるものだったのですね」

千夜「まさにグレートな出来ばえ....!」

下衆「明日の戦闘でも役に立つかもしれません」

千夜「スタミナは重要ですから」ニコリ



654: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 22:53:51.30 ID:IUqYqn2j0

七海(仮)「....」キョロキョロ

七海(仮)「....あれ~」キョロキョロ

モブレジスタンス「どうしました?」

七海(仮)「台所にあった魚がないんれす」

モブレジスタンス「魚?」

モブレジスタンス「あーあれなら捌いて食卓に出しましたよ?」

七海(仮)「!!!!!」

七海(仮)「マ、マズいれす~!!!」ダッ

モブレジスタンス「?」



655: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 22:54:25.25 ID:IUqYqn2j0

P「いやーこの刺身!めちゃくちゃ美味かったな!」

千夜「今までに経験したことがないほど脂がのっていました」

七海(仮)「....」

P「お、七海、ちょうどいいとこに」

P「この刺身、死ぬほど脂がのってて美味かったんだがなんて魚だ?」

千夜「後学のために名前をお聞きしたいのですが」

七海(仮)「....」



656: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 22:54:59.77 ID:IUqYqn2j0

七海(仮)「....バラムツれす」

P「バラムツって言うのか~」

千夜「心得ました」

七海(仮)「....きっと」

七海(仮)「絶対忘れられない名前になると思います」ニコ

P「美味いもんな~」

千夜「お嬢さまにもお伝えしなければ」

七海(仮)「....」



658: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 23:23:37.72 ID:IUqYqn2j0

~深夜~

P「どんだけ広いんだよこの地下施設」

P「個室完備て」

P「ま、明日のことを考えるとゆったり休息の取れる環境ほどありがたいものはないか」

コンコン

P「?」

P「はーい」



659: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 23:24:14.08 ID:IUqYqn2j0

ガチャリ

七海(仮)「....」

P「七海?どうした」

七海(仮)「ちょっと、話しをしたくて....」

P「....おう」



660: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 23:24:53.42 ID:IUqYqn2j0

七海(仮)「....」

P「....」

P「....不安か?」

七海(仮)「....そう、なんれしょうか」

七海(仮)「わざわざ夜遅くに来たんれすけど」

七海(仮)「これを話したい、ってわけじゃなくて」

七海(仮)「....ただ、布団に入ったらすんなり眠れるわけもなくて」

P「....そういうのを漠然とした不安って言うんだ」

七海(仮)「....」



661: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 23:25:56.63 ID:IUqYqn2j0

七海(仮)「....七海、どうなっちゃうのかなって」

七海(仮)「起きている間は大丈夫れした」

七海(仮)「でも電気を消して、目をつむって」

七海(仮)「真っ暗闇の中にいると」

七海(仮)「....悪いことばっかり、頭に浮かんで」

七海(仮)「それがずっと消えないんれす」

P「....」



662: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 23:26:23.57 ID:IUqYqn2j0

七海(仮)「....」

七海(仮)「....もし明日」

七海(仮)「負けちゃったら七海はどうなるのかなって」

P「....そりゃ」

P「七海が一番不安だよな」

P「身体のことも、家族や友達のことも」

七海(仮)「....」コクリ



663: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 23:27:39.85 ID:IUqYqn2j0

P「でもその仮定は無意味だから安心してくれ」

七海(仮)「....?」

P「俺たちは負けない」ナデナデ

七海(仮)「!!!」

P「ちょっとキザすぎたか?」

七海(仮)「....れすね」クスリ

P「恥ずい////」



664: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 23:28:42.16 ID:IUqYqn2j0

P「....でもな七海、これは俺の予想じゃない」

P「事実だ」

七海(仮)「....」

七海(仮)「....わかりました」ニコ

七海(仮)「嘘ついたらハリセンボン1000匹飲まします!」ニコッ

P「そこは針1000本だろ!?」

七海(仮)「ダメれす~!絶対にハリセンボン1000匹飲ますんれす~!」キャッキャッ

P「ま、嘘なんかつかないから何にも問題ないけどな~!」

七海(仮)「....これで眠れそうれす」

P「....ならよかったよ」



665: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 23:29:31.12 ID:IUqYqn2j0

七海(仮)「....お礼にこれ、貸してあげます~」

七海(仮)「プロデューサーもこれを使えば安眠れす!」スッ

P「いや俺は別に

七海(仮)「それじゃあおやすみなさい~!」ピュー

P「....行っちゃったよ」

P「....七海の気持ちだ」

P「よくわからんがありがたく受け取っておこう」



666: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 23:30:05.44 ID:IUqYqn2j0

【超合金アーマードサバオリくん】

P「....」

P「これを使ってどう安眠しろと....?」

P「....枕か?」

P「....」ガキン

P「クソ硬え」



667: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 23:36:52.66 ID:IUqYqn2j0

~翌朝~

P「いい朝ですね」

下衆「えぇ、ただ視界が良すぎるかもしれません」

下衆「できればもう少し曇ってくれた方が....」

P「巨大ロボだのドラゴンだのティラノサウルスだのいるんですよ?」

P「隠密なんてそもそも無理ですって」

下衆「それもそうですね、ついいつもの習慣で」アハハ

千夜「お前、お腹の調子は問題ありませんか」

P「腹?なんで」

千夜「....まだのようですね」



668: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 23:37:53.73 ID:IUqYqn2j0

千夜「私は体内でオイルとして使用したので問題ありませんが....」

P「?????」

千夜「....お前ですし別に良いでしょう」

P「何の話?」

千夜「こちらの話です」



669: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 23:38:51.94 ID:IUqYqn2j0

七海(仮)「皆さ~ん、準備はおっけ~れすか~!」

ハーイ

七海(仮)「それじゃあ、打倒青森国!」

七海(仮)「....」

P「どうした?」

七海(仮)「作戦名ってなんれすか?」

P「作戦名?」

下衆「そう言えば決めていませんでしたか」

千夜「直前ですしもう不要なのでは」

七海(仮)「ダメれす!作戦名がないとつまらないれすよ!」

千夜「はぁ」

七海(仮)「う~んそうれすね~」

作戦名 >>670



670: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/05(金) 23:42:28.64 ID:8D5jkUHf0

ドキッ!老人だらけの青森奪還大作戦~(Pの)ポロリもあるよ~



671: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 23:52:20.49 ID:IUqYqn2j0

七海(仮)「....決めました」

七海(仮)「....作戦名は」

七海(仮)「『ドキッ!老人だらけの青森奪還大作戦~(Pの)ポロリもあるよ~』 」

七海(仮)「れす!!!」

P「センスが二昔前!?」

下衆「あなた本当に14歳ですか?」

千夜「しかし」

ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

千夜「レジスタンスの男性の方々は沸いていますよ」

P「その人たちは四昔くらい前の人たちだから....」



672: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 23:52:48.32 ID:IUqYqn2j0

~あじゃらの森キャンプ場~

ドラゴン「....」

ガチャリ

スタスタ

凛「おはよ」

ドラゴン「おはようございます」

ドラゴン「....ゆうべはお楽しみでしたね」

凛「うん、おかげで体調は最高だよ」

ドラゴン「....それはなにより」



674: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 23:53:21.78 ID:IUqYqn2j0

ドラゴン「残りのお2人は?」

凛「立てないってさ」

ドラゴン「な、なるほど....」

凛「....」

凛「....いよいよだね」

ドラゴン「ええ、プロデューサーさんたちと情報の共有もできていますし」

ドラゴン「手筈通りにいけばなんとかなるかと」

凛「....奥さんと子供さん、助けてあげてよ」

ドラゴン「....はい」



675: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 23:54:27.69 ID:IUqYqn2j0

~アオモリン~

??「これだけの人数が集まっているのを見るのは壮観ですね」

??『お前ならば見慣れているとばかり思っていたが』

??「100万人以上の群衆となると経験はありませんよ」

??『....そうか』

??「しかし、この数の肉の盾に加えて」

??「手練れの兵士、戦車、恐竜」

??「私の出番は期待しない方がよさそうですね」

??『....それが理想だが』

??「?」



676: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/05(金) 23:56:27.12 ID:IUqYqn2j0

??「何か懸念でも?」

??『....いや』

??「いざとなれば、私のスタンドもあります」

??「戴冠を妨げられることはないでしょう」

??『....』

??『....だが備えは怠るなよ』

??「....もちろん」

??「私はあの時のような失敗は犯さない」

??「必ずこの青森を」

??「日本から離脱させる」

??『....期待しているぞ』

七海「zzz....」



680: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 22:01:47.63 ID:ffpurZbg0

ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン

??『....何の音だ』

??「さあ?」

ピラーーーーーーーーッ

??「あれは我が国の兵器ですか?」

??『あのような巨大ロボはいない』

??「とてつもなく大きな白い布を広げていますね」

??『....』



681: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 22:02:25.65 ID:ffpurZbg0

ピカッ

??『なるほど、あの巨大な布はスクリーンか....』

七海(仮)『....』

??「あれは浅利七海!」

??『....』

??「宣戦布告でしょうか....?」



682: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 22:03:03.33 ID:ffpurZbg0

七海(仮)『皆さ~ん、見えてますか~』フリフリ

七海(仮)『七海のお魚さん講座、特別篇が始まりま~す!』

住人たち「「「「「「「....」」」」」」」

住人たち「「「「「「「....」」」」」」」チラ

??『何を企んでいる....』

七海(仮)『皆さん見ましたね~?』

七海(仮)『....』



683: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 22:03:32.87 ID:ffpurZbg0

七海(仮)『....すぅ』

七海(仮)『乳首すんのかい!!!』

??「???」

??『!!!』

??「今彼女は何と言ったのですか?」

??『なぜ、その言葉を....!!!』

??「え?」



684: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 22:05:46.62 ID:ffpurZbg0

??『あの女、洗脳の弱点を的確に突いている....!!!』

??「えぇっ!?」

??『『乳首すんのかいせんのかい』は』

??『我が国が運用しているナノマシンにおける』

??『最もピンポイントな脆弱性....』

??『理由は不明だが、あの言葉の音の刺激は』

??『ナノマシンの機能を著しく低下させるのだ....!!!』

??「....それは大変」ニコ



685: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 22:07:08.98 ID:ffpurZbg0

七海(仮)「乳首ドリルすな!」

七海(仮)「乳首ドリルすな!」

七海(仮)「乳首ドリルすな!ドリルすな!すな!すな!」

七海(仮)「つま先、アゴ、ワキやめろ!」

七海(仮)「ドリルせんのか~い!」

七海(仮)「すんのかいと思たらせんのかい!」

七海(仮)「すんのかいと思たらせんのかい!」

七海(仮)「すんのかいと思たらせんのかい!」

七海(仮)「すんのか~い!!!」

千夜『(見事なキレです)』

下衆『どうでしょう....!』

P「頼む....!」

洗脳が解けた青森国民の割合(コンマ2桁) >>686



686: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/06(土) 22:07:31.46 ID:MG7fH21c0





689: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 22:25:33.14 ID:ffpurZbg0

ハッ ココハ....

ナンダ!?

サムッ

七海(仮)『この声が聞こえている皆さん!!!』

七海(仮)『そこは山の頂上付近です!』

七海(仮)『今からそこは戦場になります!』

七海(仮)『何も考えずに逃げてください!!!』

下衆『千夜さん!お願いします!』

千夜『任されました』



690: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 22:26:26.82 ID:ffpurZbg0

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

ジュウセイダァッ

ニゲローーーー!!!!

P「空砲とはいえ派手にやってんな」

千夜『(七海さんの言葉に加えて大量の銃声)』

千夜『(パニックになって一斉に逃げだしましたね)』

P「(これだけの人数がパニックになるのは正しいやり方じゃないかもしれないが....)」

P「(今後のことを考えとまだマシなんだろう....)」

P「(将棋倒しが起きないことを祈るしかないか....)」



691: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 22:27:00.36 ID:ffpurZbg0

七海(仮)「下衆さん、人数は!?」

下衆「青森バードウォッチング老人会の方々の集計によると」

下衆「約半数の人間が山頂からの避難を開始したようです!」

七海(仮)「やった~!」

P『それ当てになるんですか?』アキレ

下衆「な、ないよりは....」

千夜『そちらの正確性はさておき、上空から見ていてもおおよそその程度ではないかと』

P『それならいいか....』



692: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 22:27:50.72 ID:ffpurZbg0

??『....』

??「どうしますか?」

??『....これは明確な敵対行為である』

??『今すぐ出撃だ』

??「....了解です」



693: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 22:28:34.53 ID:ffpurZbg0

村上組青森支部「「「「「「「....」」」」」」」ザッザッ

トリケラトプス(ニワトリ)たち「こけ こけ こけ こけ こけ」ドスンドスン

P「お、出てきた出てきた」

P「(やっぱりニワトリじゃねえか)」

P「じゃあ千夜、次よろしく」

千夜『はい』



694: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 22:30:44.12 ID:ffpurZbg0

??「どうやら次はあのロボットのようですよ」

??『....大間沖で我が軍に大打撃を与えたのはアイツだ』

??「確かに、軍用ヘリコプターでは敵う相手ではありませんね」クスクス

??『....』

??「....何をしてくれるのやら」



695: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 22:32:06.03 ID:ffpurZbg0

P「....あれ?

P「そういえば大音量スピーカーの洗脳って何するんだ?」

下衆『千夜さんのセンスに任せています』

P「放任主義だなあ、本当に特殊工作員なんですかあなた」

下衆『最近の組織はどこも緩いんです!』

千夜ちゃんプレゼンツの洗脳内容 >>696




696: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/06(土) 22:32:54.90 ID:jMhwZQSD0

お嬢様の魅力を100個語る



698: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 22:44:21.95 ID:ffpurZbg0

千夜『聞けお前たち!!!!』

千夜『お前たちは!!!』

千夜『黒埼ちとせお嬢さまの魅力を100個語り終えるまで!!!』

千夜『阿闍羅山の山頂に存在することを!!!!!』ババババーン!!!!!!!

千夜『禁じる!!!!!!!!!!』ドドドドドドドドドドーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!

P「ああ、そういう....」

下衆『誰ですか?』

七海(仮)『千夜さんの想い人れす』

下衆『心が温かくなりますねぇ』



699: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 22:46:29.72 ID:ffpurZbg0

村上組青森支部組員たち「「「「「「「うがああああああああああああああああああああ」」」」」」」ダダッ

青森国民たち「「「「「「「「「「「「「「「ぎゃああああああああああああああ」」」」」」」」」」」」」」」ダダダダダッ

P「お、みんな一斉に走り出した」

下衆『よくわかりませんが効いているようですねぇ』

七海(仮)『青森の人間はちとせんさんなんて都会の方を知らないれすから』

七海(仮)『そんな人の魅力を100個言って山頂に戻ってくる人はほとんどいないんじゃないれすか』

千夜『まったく、情けない奴らです』

千夜『私ならば1分とかけずに言ってみせますが』

P「1秒に1個以上のペースで言えんの!?」

千夜『試してみますか?』

P「結構です」

下山した青森国民の割合(コンマ2桁,54以上なら全員の避難完了) >>700




700: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/06(土) 22:46:50.32 ID:K6JPOffFo

はい



701: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 22:52:32.61 ID:ffpurZbg0

下衆『大多数の住人は避難、もしくは下山したようですが....』

下衆『まだ1割程度が山頂に残ったままです!』

P「俺の出番ですか?」

P「残りの住人とトリケラトプス軍をまとめて流してもいいんですけど」

P「ちょっと危ないですかね?」

下衆『危険性もそうですが、残りの住人が僅かな状態で』

下衆『使用制限のあるあなたの能力を使うのは惜しい....』

下衆『ここは奥の手を使って全員の避難を完了させます!』

七海(仮)『奥の手?』

下衆さんの奥の手 >>702



702: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/06(土) 22:53:25.11 ID:bdYBwzx5O

Jアラート



703: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 23:03:32.62 ID:ffpurZbg0

下衆「....」スッ

七海(仮)「そのボタンは?」

下衆「....」

下衆「....日本国民の皆さん」

下衆「お許しくださいっ!」ポチッ



704: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 23:04:01.08 ID:ffpurZbg0

ドゥーーーーーーーーーーーーーー↑

ドゥーーーーーーーーーーーーーー→

ドゥーーーーーーーーーーーーーー↓

大規模テロ情報(ネットリ)×2

当地域に、テロの危険が及ぶ、可能性があります(ネットリ)

屋内に避難し、テレビ・ラジオをつけてください(ネットリ)



705: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 23:05:38.42 ID:ffpurZbg0

P『!?』

七海(仮)「これはなんれすか?」

下衆「J-アラートです」

下衆「これならば洗脳下にある方相手でも、本能で反応してくれるはずです!」

七海(仮)「不気味な音れすもんね~」

七海(仮)「あれ?それじゃあなんでさっき、日本国民全員に謝ったんれすか?」

下衆「今日本全土で鳴らしているからです」

七海(仮)「え゛ぇ゛っ!?」

下衆「稀にある緊急地震速報の誤報も私の仕業です」

七海(仮)「なんてことしてるんれすか~」



707: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 23:24:40.59 ID:ffpurZbg0

??『....』

??「肉の盾が消えてしまいましたね」

??『....役立たずどもめ』

??「結局、愚民はどこまでいっても愚民」

??「信頼できるのは、我々のような人間のみだということですよ」クスリ

??『....その言葉を裏切るなよ』

??「ここは社会主義国でしょう?」

??「上にいる人間が敗れることなどありません」ニコ

??『....まあいい、さっさと片づけてこい』

??「民衆のいない戴冠式は寂しいですか?」

??『チッ....』チッ

??「それでは」

スタスタ

??『....』



708: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 23:25:29.74 ID:ffpurZbg0

~数分後~

七海(仮)「プロデューサ~」ヒョコヒョコ

P「おー、来た来た」

七海(仮)「なんだかあっさり終わりそうれすね~」

P「だなー」

七海(仮)「これは何をしてるんれすか?」

P「これはな」



709: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 23:25:55.60 ID:ffpurZbg0

トリケラトプスたち「「「「「「「「こけ こけ こけ こけ」」」」」」」」パクパク

P「こいつらが腹減ってそうだったから飯あげてた」

七海(仮)「操る人間がいなくなってるから大人しいれす~」

P「こいつらも勝手に復活された挙句戦争の道具にされるなんて気の毒だからな」

バサッ バサッ



710: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 23:26:41.12 ID:ffpurZbg0

ドラゴン「昨日ぶりです」

P「ドラゴンさん、待ってましたよ」

P「ニュージェネたちは元気ですか?」

ドラゴン「....ええ、とても」ゲンナリ

P「そりゃよかった」



711: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 23:27:33.87 ID:ffpurZbg0

ドラゴン「戦闘は....」

ドラゴン「と思いましたが、もう終わってしまったようですね」

P「戦わずして勝つのが一番ですから」

ドラゴン「それで、私は何をすれば?」

P「とりあえずドラゴンさんにはデカくなってもらって」

P「このトリケラトプスたちをどこか安全なところまで運んでもらえます?」

P「千夜も手伝うんで」

ドラゴン「了解しました」



712: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 23:28:22.33 ID:ffpurZbg0

P「あとねぷた戦車も見かけたら踏みつぶしておいてください」

七海(仮)「えぇ~?貴重な文化財れすよ?」

P「しょうがないだろ、残しておいたら何に使われるかしれないし....」

七海(仮)「青森の魂が....」

ドラゴン「1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16....」

P「千夜もよろしく」

千夜「了解しました」



713: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 23:28:53.84 ID:ffpurZbg0

P「じゃーなトリケラトプスたち~」フリフリ

トリケラトプスたち「「「「「「「「「「「こけこっこ~」」」」」」」」」」」コケコッコー

バヒューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン

バッサバッサバッサ

七海(仮)「行っちゃいましたね~」

P「後始末は七海の身体を回収してからでいいだろ」

七海(仮)「れすね~」



715: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 23:29:52.33 ID:ffpurZbg0

P「でー、あの宮殿に七海の身体がいるんだよな」

七海(仮)「そうだと思いますよ?」

P「もうそろそろか、本当よかったな~」

七海(仮)「....」

P「どうした?」

七海(仮)「....あの」



716: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 23:31:07.56 ID:ffpurZbg0

七海(仮)「気になってたんれすけど」

七海(仮)「この騒動の元凶って誰なんれすか?」

P「元凶....?」

七海(仮)「他の大規模な活動は、洗脳してた人たちを使ったからかもしれません」

七海(仮)「でも、青森の人たちをほとんど全員洗脳するってスタートラインが難しすぎると思うんれすよ」

P「確かにそうだな....」

P「....」



717: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 23:35:31.18 ID:ffpurZbg0

P「....まあ」

P「細かいことはまだわからんが」

P「あの宮殿で最終決戦ってことだけはわかる」

七海(仮)「....そのために七海が来たんれすから」

P「....危なくなったらすぐに手をつないでくれよ?」

七海(仮)「今更照れたりしないれす!」

P「(ちょっとは照れて欲しかった)」

スタ スタ スタ スタ

??「宮殿で最終決戦、惜しいところですが残念」

??「はずれです」

P「!!!」

七海(仮)「っ....!」



718: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 23:37:08.18 ID:ffpurZbg0

P「....誰だ」

??「誰だ....?」

??「私の顔を見ればすぐにわかるでしょう」ニコ

P「....」

七海(仮)「....」

P「....お前は」

七海(仮)「....あなたは」



719: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 23:37:47.19 ID:ffpurZbg0

P「金髪?グレーヘア?で外国人のおばさん?」

七海(仮)「おばさんれすね」

??「....」

??「そこのあなた!どうせ見ているんでしょ!」

下衆『えっ?私ですか?』

??「早くこの2人に説明してあげなさい!!!」

下衆『お見通しというわけですか....』



720: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 23:54:27.63 ID:ffpurZbg0

下衆『お2人とも、落ち着いて聞いてください』

下衆『....その女性は』

下衆『....イギリスの前首相、テリーザ・メイ』

P「イギリスの?」

七海(仮)「前首相?」

メイ「ようやくわかりましたか....」



721: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 23:55:00.81 ID:ffpurZbg0

P「へーすごい人なんですね、握手してもらっていいですか?」

七海(仮)「七海も~」

メイ「ええ、どうぞ」スッ

P「俺国のトップだった人と初めて握手したわ!」

七海(仮)「七海もれすよ!」

P「青森ってすげえなー」

P「あれ?」

七海(仮)「なんれすか?」



722: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 23:55:42.18 ID:ffpurZbg0

P「なんでこんなクソ田舎の山奥にイギリスの前首相がいるんだ?」

七海(仮)「たしかに~」

メイ「それは私が青森を日本から」

メイ「離脱させるためです」ニッコリ

P「....そういうことですか」

七海(仮)「つまり敵ってことれすね~」

P「だなー」



723: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 23:56:16.24 ID:ffpurZbg0

ゴロゴロ

ポツッ ポツッ

七海(仮)「雨....?」

P「ったく、こんな大物まで洗脳してるとは驚いたな」

メイ「私は洗脳などされていませんよ」

P「....なんだと?」

メイ「あれは、愚鈍な平民のための手段ですから」

七海(仮)「....」ギロッ



724: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 23:57:00.61 ID:ffpurZbg0

メイ「本来ならば、私がEUからイギリスを離脱させ」

メイ「歴史を動かすはずだった....」

メイ「....しかし私は失敗した」

メイ「ですから」

メイ「今度こそ離脱を成功させる....」

メイ「二度と同じ失敗は繰り返さない....!」

メイ「そのためにここ、青森まではるばるやって来たのです」ニッコリ



725: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 23:57:42.93 ID:ffpurZbg0

P「....あんた」

P「離脱に憑りつかれててるのか」

メイ「憑りつかれている?何をバカなことを」

メイ「離脱こそが正義、そんなこともわからない愚民どもを導いてやっているのですよ」

七海(仮)「酷いおばさんれす」

P「これも立派な洗脳だな」ニヤ

メイ「....」



726: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 23:58:38.07 ID:ffpurZbg0

メイ「....それに」

メイ「この力を得てから」

メイ「一度も本気を出せていなかったものですから」

七海(仮)「....プロデューサー」コソ

P「....ああ」コクリ

メイ「あなたなら躊躇なく力を使えます」ニッコリ



727: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 23:59:15.08 ID:ffpurZbg0

メイ「持っているのでしょう?」

メイ「出しなさい、スタンドを」

P「スタンド....」

メイ「私の『ウェザー・リポート』はもうとっくに出しているのだけど?」

七海(仮)「スタンドってなんれすか?」

P「いや、俺もよくわからん」

メイ「....」



728: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/06(土) 23:59:41.63 ID:ffpurZbg0

メイ「あなたの持っている特殊な能力のことです!!!」

メイ「それをスタンドと言うのですよ!!!!!」

P「これスタンドって言うんだ」

七海(仮)「知らなかったんれすか?」

P「だって俺以外に能力者と出会ったこともなかったし」

七海(仮)「結構レアなんれすね~」

P「....敵さんもご所望だし七海、頼む」

七海(仮)「はい!」

七海(仮)「....」ギュッ

P「....」



729: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 00:02:06.40 ID:GdSNJ4Na0

P「俺もおばさんみたいなカッコいい名前つけたいな」

メイ「!?」

メイ「そんなことはいいから早く

P「いや、あんたのは『ウェザー・リポート』なんてカッコいい名前なのに」

P「俺のは名無しじゃ不公平じゃないですか」

メイ「何を

七海(仮)「それもそうれす」

七海(仮)「勝負をするなら平等がいいれすよね?」

メイ「そ、それはそうかもしれませんが」

P「ちょーっと待っててもらえます?今イカした名前考えるんで!」

メイ「....」

Pの能力の名前 >>730



730: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/07(日) 00:02:57.95 ID:elXnLRsDO

ローリング△



731: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 00:08:54.11 ID:GdSNJ4Na0

P「....出てこい」

P「ローリング△!!!」

ニュン

ローリング△『....』

P「め、めっちゃ可愛い銀ピカの女児出てきた....!」

ローリング△『ローリング△ダケド....』

P「喋った!?」

ローリング△『オ兄チャンガ思ッテルホド、スタンドバトルハ甘クナイヨ?』

P「あ、はい」



735: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 21:57:22.52 ID:GdSNJ4Na0

メイ「あら、可愛らしいスタンドね」

P「ああ、俺もビックリだよ」

P「七海、俺の背中に乗れ!」

七海(仮)「?」

P「いいから!」

七海(仮)「わ、わかりました!」ヨイショ



736: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 21:58:26.63 ID:GdSNJ4Na0

P「ローリング△ッ!この山の摩擦を減らせェェェ!!!」

ローリング△『チョット、ハリキッチャオウカナ』

ブゥン

ザザーッ

七海(仮)「すごいれす!この辺りの物が全部流されていきます!!!」

メイ「....なるほど」



737: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 21:58:59.03 ID:GdSNJ4Na0

メイ「触れたものの摩擦力を操る能力、といったところでしょうか」

P「....」

P「....なぜお前は平然と立っていられる」

メイ「あら、だって私」

メイ「地面の上に立っていませんもの」ウフフ

七海(仮)「プロデューサー、あの人....」

七海(仮)「浮いてます!」

P「何ィ!?」



738: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 21:59:30.33 ID:GdSNJ4Na0

メイ「しかし、うっかりあなたに触れられても困りますし」

フワァ

メイ「あなたには絶対に触れられない位置で戦うとしましょうか」フワフワ

P「チィッ....!」チッ

七海(仮)「ど、どうするんれすか....??」

P「自分の身体を自由自在に浮かせている....」

P「重力系の能力か....?」



739: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 22:00:28.10 ID:GdSNJ4Na0

メイ「もう終わりですか?」

メイ「それでは私も」ブンッ

P「痛って!」

ツー

P「!?」

七海(仮)「血が!?」

メイ「....」ニコニコ

P「....何をした」



740: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 22:02:23.90 ID:GdSNJ4Na0

メイ「なんでもかんでも聞いてばかり」

メイ「少しは自分の頭で考えてみてはいかがですか?」

P「....」

メイ「....仕方ありませんねえ」

メイ「愚民の問いに答えてあげるのも上の者の務め」

メイ「....私はただ、局地的に強い風を吹かせて」

メイ「あなたの身体を撫でてあげただけですよ」

P「風?」



741: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 22:03:05.30 ID:GdSNJ4Na0

メイ「まだわかりませんか?」

メイ「私が浮いているのも、気温の変化で起こした上昇気流の上に乗っているだけなのですよ」

七海(仮)「ど、どういうことなんれしょう....」

P「わからん....」

メイ「....」



742: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 22:03:44.20 ID:GdSNJ4Na0

メイ「この雨も!私が能力を使って起こしたものです!!!」

P「どういうことなんだ....?」

七海(仮)「七海にもサッパリれす....」

メイ「私のスタンドはウェザー・リポート!」

メイ「天気を操ることができるのです!!!!!」

P「自分から教えてくれたぞ」

七海(仮)「優しいれすね」

P「人のこと散々愚民愚民言ってるがあいつも大概だな」

メイ「っ!!!!!!」



743: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 22:04:34.38 ID:GdSNJ4Na0

メイ「....まあ良いでしょう」

メイ「これくらいのハンデ、なんてことはありません」

P「....」

P「....七海、手を強く握ってくれ」

七海(仮)「こうれすか?」ギュゥッ

P「....よし、興奮してきた」グググッ

七海(仮)「....」



744: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 22:05:29.77 ID:GdSNJ4Na0

メイ「もう少し痛めつけても問題なさそうです....」

メイ「ねッ!」ブンブンッ

P「....」シュルリ

メイ「!?」

メイ「(確かに捉えたはずでしたが....)」

メイ「....」ブンブンッ

P「....」シュルシュルリ

P「(よし)」

P「(物理攻撃であれば、俺の能力で無効化はできる....)」



745: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 22:08:27.20 ID:GdSNJ4Na0

P「(だがどうする....)」

P「(奴が上空にいる以上、攻撃手段がない....!)」

P「(そもそも俺の能力は、摩擦力を操って相手を無効化するもの....)」

P「(相手と正面から戦うのは分が悪いんだ....)」

P「(相手は相手で思いっきり攻撃型だし....)」

七海(仮)「プロデューサー....?」

P「....七海ィ!!!」

七海(仮)「はいっ!?」

P「なんか作戦ある?」

七海(仮)「七海に聞くんれすか!?」

メイに対抗するための作戦 >>746




746: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/07(日) 22:10:06.98 ID:OGOS5ZPA0

芳乃復活させて神頼み



747: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 22:21:15.17 ID:GdSNJ4Na0

七海(仮)「作戦って、七海は手を握りに来ただけれすよ!?」

P「俺も八方塞がりというか....」ハァッ

七海(仮)「ええ~、そんなこと言われても七海もなにも....」ハァハァ

P「どうすっかなこれ」ゼェゼェッ

七海(仮)「そっ、そんなことよりこれ、おかしいれす....」ハァゼェ

P「ああ、突然息がッ....」ゼェハァ



748: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 22:22:00.74 ID:GdSNJ4Na0

P「....まさか」チラ

メイ「ここは山の上ですから」

メイ「息が苦しいのも仕方ありませんねぇ」ニコニコ

七海(仮)「阿闍羅山の、標高は、700mれす....」ゼェッ

P「あいつの仕業かッ....」ハゼ

七海(仮)「何かないんれすか!?」ハァハァ

P「何かないか何かないか」ポケットガサゴソ

ポロッ



749: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 22:22:30.97 ID:GdSNJ4Na0

七海(仮)「これは?」

P「ちひろさんから貰った芳乃の干物」

七海(仮)「?????」

P「もう手がないしこれに縋るしかないか....」ゼェゼェ

P「困った時の神頼みだッ....」ハァハァ

七海(仮)「ついにおかしくなっちゃいました....」



750: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 22:23:03.70 ID:GdSNJ4Na0

P「お茶を垂らして」

ピチャ

P「あ、さっき切られたとこから出た血が混じっちゃった」

ムクムクムクムクッ!!!!

P「うわっ!?」

七海(仮)「なんなんれすかこれ!?」

P「だから芳乃だって言ってんだろ!!!」

七海(仮)「はあ!?」

ムクムクムクムクムクムクムクムクッ!!!!



751: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 22:32:39.40 ID:GdSNJ4Na0

芳乃「....」

P「よ、芳乃....」

七海(仮)「芳乃さん....!?」

メイ「....どなたですか」

P「芳乃!今ヤバいんだどうにかならないか!?」

芳乃「....」

芳乃「....そなた」

P「なんだ?」



752: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 22:33:18.38 ID:GdSNJ4Na0

芳乃「....遅いのでして」

P「へ?」

芳乃「復活させるのが遅いのでして!!!!!!!!!」ドンドン

七海(仮)「よ、芳乃さんが声を荒げて怒ってます!?」

芳乃「なんでこうなるまで放っておいたのですか!!!!!!!」バシバシ

P「ちょ、いて、痛いて!」

七海(仮)「目も血走っていて、皮膚も紅潮しています!?」

七海(仮)「筋肉も隆起して、普段の体つきからは考えられないくらい膨らんでいますし!!!」

芳乃「胸はいつも通りでして!!!!!!!!!!!」

七海(仮)「ひぃっ!?」



753: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 22:34:34.96 ID:GdSNJ4Na0

P「芳乃!今はとりあえずアイツ!アイツどうにかしてくれないか!?」

P「お説教はあとで聞くから!」

芳乃「誰ですか!!!!!」

P「アイツ!」スッ

メイ「....」

メイ「突然現れたかと思えば....」

メイ「なんと品のない....」

メイ「これだから愚

芳乃「おまえでして?」ボゴォッッッッ!!!!!!

メイ「ぅ゛ぁ゛ッッッ!!?!?!??!?」



755: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 22:35:41.02 ID:GdSNJ4Na0

ヒュー

ドスン

P「い、一瞬で撃ち落とした....」

七海(仮)「今何が起こったんれすか....?」

P「俺にも見えなかったが」

P「おそらくメイのいるところまでジャンプして思いっきりぶん殴ったんだと思う」

七海(仮)「あのおばさん、アオモリンの5階くらいの高さに浮いてましたよ!?」

P「ああ....」ドンビキ



757: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 22:42:57.47 ID:GdSNJ4Na0

P「なんでだ....?ちゃんと言われた通りお茶で戻したのに....」

P「血か?血が悪かったのか?」

芳乃「....」スタスタ

芳乃「そなた、お説教の続きを....」

メイ「....」ヨタ

七海(仮)「芳乃さん後ろっ!」



758: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 22:43:56.92 ID:GdSNJ4Na0

メイ「私を舐められては困ります!!!」ズァッ

芳乃「....うるさい」パシ

メイ「なッ!?」

芳乃「今話をしている途中でしょうが!!!!!!!!!」ボカバキブクベゴォッッッッ!!!!!!!!!

メイ「」ボゴォッ

P「ヤバイて....」ガクブル

七海(仮)「あああああああああれだれれすか....」ビクビク



759: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 22:50:53.19 ID:GdSNJ4Na0

ピカァ

P「空が!」

七海(仮)「能力が切れたんれす!」

P「てことは....倒したのか....?」

七海(仮)「虹....!」

七海(仮)「空も七海たちを祝ってくれてます~!」

芳乃「それではそこに正座するのですー」ニッコリ

P「へぇっ!?」

芳乃「お説教はまだ終わっていないのですよ!!!!!!!!!!!」バシバシ

P「」

七海(仮)「」



760: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 22:59:16.90 ID:GdSNJ4Na0

芳乃「まずわたくしのフィギュアがなぜあのメーカーなのかを聞かせてもらいますー」

P「俺に聞かれても....」

芳乃「わたくしが小学生と同レベルだと言いたいのですか!!!!!!!!」バシバシバシバシ

P「いていていていて」

芳乃「触るのでして!!!!触ればわかるのでして!!!!!!」グイグイ

P「ちょ、それはマズいから

ズデッ



761: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 23:00:49.75 ID:GdSNJ4Na0

芳乃「....」

P「....?」

P「芳乃?大丈夫か?」

芳乃「問題はないのでしてー....」ニチャァ

七海(仮)「....!」

七海(仮)「芳乃さん!!!」

七海(仮)「その足どうなってるんれすか....!?」ビクッ

芳乃「足....?」チラ

芳乃「!!!」

P「お前の足ッ、ナ、ナメクジみたいになってるぞ!?」



762: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 23:03:46.83 ID:GdSNJ4Na0

芳乃「!!!」

芳乃「そなたもなっているのですよ!?」

P「何ッ!?」ニチャァ

メイ「....お前たちは、絶対に、許さない」ハァハァ

P「お前ッ!まだ意識が....!」

メイ「フフ、どうやら表れ始めたようですね....」

メイ「私のヘビー・ウェザーの効果が....!」ニタァ



763: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 23:17:55.98 ID:GdSNJ4Na0

芳乃「おまえっ!!!」ジタバタ

メイ「その下半身ではもう動けないのではないですか?」ニッコリ

芳乃「ッ....!!!」ジタバタ

P「よ、芳乃....」

P「....!」

P「(マズい、俺の方も....)」



764: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 23:18:52.40 ID:GdSNJ4Na0

メイ「手間をかけてくれましたね!」ボタ

メイ「お前たちのような愚民は」ボタボタッ

メイ「そうやって地べたを這いずり回っているのがお似合いなんですよ!!!」ドバッ

P「....これは一体何なんだ」

メイ「ハァ、あなたは先ほど私を馬鹿にしていましたね」ゼェ

メイ「しかし教えてあげましょう、どうせもうすぐ消えゆく命です」ハァ



765: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 23:19:28.76 ID:GdSNJ4Na0

メイ「私のスタンド、もう1つの能力」

メイ「ヘビー・ウェザー」

メイ「あなたたちは私に『カタツムリになる』という暗示をかけられたのですッ!」

メイ「この太陽光を使ってェェェ!!!」ゼェゼェ

P「暗示だと....!?」

P「どういうことなんだ!」

メイ「....アハハ」

メイ「アハハハハ!」アハハ

P「何がおかしい!」



766: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 23:20:44.32 ID:GdSNJ4Na0

メイ「....情報を引き出したところで」

メイ「もう無駄だというのに」

メイ「必死で会話を続けるあなたが滑稽で、つい....!」クスクス

P「....」

メイ「この力は、私にも制御できません」ニタァ

P「なッ....」



767: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 23:21:35.45 ID:GdSNJ4Na0

メイ「私を侮辱したあなた方が悪いのですよ」ニンマリ

メイ「今頃この周辺、いえ」

メイ「青森中の人間が同じように苦しんでいることでしょう!!!」

P「なんてことを....」

メイ「....しかし」

メイ「そちらの方がまだマシでしょう」



768: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 23:22:34.23 ID:GdSNJ4Na0

メイ「惰眠を貪り無駄な脂肪ばかりを蓄え、口を開けばいらぬことばかり」

メイ「あまつさえ私を首相の座から引きずり下ろすような低能の猿共なんて」

メイ「物言わぬカタツムリ以下に違いありません!!!」

メイ「アッハッハ!」

芳乃「ッ....!」

P「こんなの....どうしようもないじゃないか....」

メイ「そうです!平民は上級の人間の下で何も出来ずに一生を終えていけば良いのです!」

七海(仮)「あの、七海には効かないんれすか?」

メイ「!?!?!?!?!?!?!?」



769: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 23:28:08.10 ID:GdSNJ4Na0

P「!」

P「(どういう原理かはわからないが、今の七海の身体が無生物なのが関係してるのか....?)」

P「(いや、今そんなことはどうでもいい....)」

P「七海ッ」コソコソ

七海「?」

P「....3分だ」

P「3分だけでいい」

P「その間だけアイツを相手に時間を稼いでくれ....」

七海「!?」



770: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 23:29:16.73 ID:GdSNJ4Na0

七海「で、でも七海は戦えないれすよ!?」

P「頼む....その後は俺がどうにかする....!」

七海「そう言われても

メイ「なぜ私の言うことが聞けないのですか!!!」

七海「!?」

メイ「カタツムリになれと!!そう言っているというのに!!!!」

メイ「....」

メイ「....わかりました」

メイ「喜びなさい、あなたは私が」

メイ「直々にとどめを刺してあげましょう」

七海(仮)「えぇっ!?」

七海(仮)「(どどどどうしたらいいんれすかあ~!?)」

七海(仮)の時間稼ぎ >>771



771: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/07(日) 23:33:36.37 ID:8VgKA2JzO

ヒョウモンダコになりきって攻撃



772: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 23:45:48.92 ID:GdSNJ4Na0

七海(仮)「....」

七海(仮)「....はぁ~」

メイ「....?」

七海(仮)「....七海の最終奥義」

七海(仮)「ヒョウモンダコ拳!!!」

七海(仮)「....」フニャア

メイ「....」



773: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 23:46:48.58 ID:GdSNJ4Na0

メイ「....なんですか、その妙な構えは」

七海(仮)「そっちから聞くなんて」

七海(仮)「おばさんも愚民?と同じなんれすね~」

メイ「!!!!!」

メイ「言わせておけば....!!!!」

七海(仮)「来るんれすか?どうぞ~」カムカム

メイ「ッ....!」ギリッ

七海(仮)「(実際来たらどうすればいいんれしょ....)」



774: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 23:48:10.92 ID:GdSNJ4Na0

メイ「ッ....!」

メイ「(あの自信はなんなの....?)」

メイ「(私のヘビー・ウェザーも効かないし)」

メイ「(何か能力を隠し持っている....?)」

メイ「....」



775: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 23:48:43.71 ID:GdSNJ4Na0

メイ「(さっき確かに『ヒョウモンダコ拳』と言った....)」

メイ「(ヒョウモンダコといえば、唾液に強い毒性を持つタコ....)」

メイ「(まさか、あの構えで誘い込んで接近したところを)」

メイ「(致死性の猛毒で....!?)」

メイ「....」

七海(仮)「(なんか勝手に止まってくれてますね)」



776: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 23:50:27.11 ID:GdSNJ4Na0

メイ「....」

七海(仮)「....」

七海(仮)「....来ないならこっちからいきますよ!」

メイ「(敵の能力がわからない以上、こちらから手を出すのは危険すぎる....)」

メイ「....」

メイ「(....私の優勢は揺らがない)」

メイ「(....あえて敵のフィールドに飛び込む必要はない)」

メイ「勝手にしなさい」フワァ

七海(仮)「!」

メイ「....私を誘い込むということは」フワフワ

メイ「....空中にいれば手出しはできないのではないかしら?」フワフワ

七海(仮)「(どっちにしろ手だしはできません)」



778: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 23:58:14.53 ID:GdSNJ4Na0

P「七海ッ!」

七海(仮)「プロデューサー!?」

P「俺を後ろから思いっきり突き飛ばせ!!!」

七海(仮)「はいっ!」ドンッ

シュー



779: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 23:59:02.54 ID:GdSNJ4Na0

芳乃「(カタツムリの粘液と、山の摩擦の軽減によってかなりのスピードが出ていますー!)」

メイ「ふん、カタツムリになりかけているお前が何を」

P「(....最初は驚いたよ)」

P「(まさかケツから脂が出ているとは)」

P「(....閉じとくの、大変だったぜ)」

P「....肛門」

P「開放ッッッ!!!!!」ブババババババババ

ブワァッ



781: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/07(日) 23:59:33.74 ID:GdSNJ4Na0

メイ「う、浮いた!?」

P「ようおばさん」

P「そしてサヨナラだ」スッ

メイ「愚民があああああああああああ!!!!!!!!!!」

七海(仮)「あれは!!!」

P「喰らえェェェェェッッッッッ!!!!!!!!」ガギンッ

七海(仮)「超合金アーマードサバオリくん!!!」



786: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 21:19:25.19 ID:IL9GHSty0

P「はぁ....はぁ....」

メイ「」

P「やったみたいだな....」

芳乃「どうやら能力も解けたようでございますー」

七海(仮)「プロデューサー!芳乃さん!」ギュッ

P「七海、よくやってくれた」

芳乃「七海さんのおかげですー」

七海(仮)「それは違います!」



787: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 21:20:13.94 ID:IL9GHSty0

七海(仮)「おばさんをボコボコにした芳乃さん」

七海(仮)「時間を稼いでプロデューサーを突き飛ばした七海」

七海(仮)「そしてバラムツジェットで空中浮遊して超合金アーマードサバオリ君攻撃をしたプロデューサー」

七海(仮)「これは、みんなの力でつかみ取った勝利れす!」

P「....」ウンウン

芳乃「ほほー....」ニコニコ



788: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 21:21:04.04 ID:IL9GHSty0

七海(仮)「あれ?芳乃さん」

芳乃「?」

七海(仮)「もうお説教はいいんれすか?」

P「七海のバカ!」

芳乃「....」ゴゴゴゴゴ

P「せっかく忘れてたのにー....」

芳乃「....」ゴゴゴゴゴ



789: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 21:21:45.38 ID:IL9GHSty0

芳乃「怒りは収まりましたー」

七海(仮)「そうなんれすか?」

芳乃「わたくしのあの状態は」

芳乃「復活時に血を取り込んでしまったことによる一時的なものー」

芳乃「時間経過によって徐々に己を取り戻すのですー」

P「物騒な力だが、芳乃がいなきゃアイツは倒せなかったからな....」

芳乃「バーサーカーモードのわたくしは近接戦最強でございますー」

七海(仮)「そう言えるだけの実力はありました....」



790: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 21:22:17.80 ID:IL9GHSty0

芳乃「ですので、ここからは通常の依田芳乃でございますー」

P「戦力としては期待するなって?」

芳乃「はいー」

芳乃「失せ物探しであれば協力できますがー?」

P「いつも通りってことか」

P「....」

七海(仮)「....それなら」



791: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 21:23:37.92 ID:IL9GHSty0

七海(仮)「芳乃さんはもう避難した方がいいと思います」

P「だな」

芳乃「....」

芳乃「....よろしいのですかー?」

P「....もうあの力が使えない以上」

P「普通のアイドルである芳乃を、敵の本丸には連れていけない」

芳乃「....でしたら」



792: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 21:24:42.53 ID:IL9GHSty0

芳乃「七海さんはよいのですかー?」

七海(仮)「....今の七海は、人間の身体ではないので」

七海(仮)「本来なら命に関わるようなダメージを負っても大丈夫なんれす」

芳乃「....」

七海(仮)「それに、万が一のための手つなぎ要員も必要れす」

七海(仮)「....あと、これはただのわがままなんれすが」



793: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 21:25:24.91 ID:IL9GHSty0

七海(仮)「早く七海に会いたい....!」

芳乃「....わかりましたー」

芳乃「わたくしも、足手まといになりたくはありませんー」

芳乃「ここからはお2人にお任せしますー」

P「....すまん」

芳乃「いえ、お説教はこれが終わってからでも遅くはありませぬー」ニッコリ

P「やっぱりまだ怒ってるじゃん!」

七海(仮)「次は激怒するためだけに干からびるんじゃないれすか~?」

P「勘弁してくれ....」



794: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 21:27:02.21 ID:IL9GHSty0

芳乃「それではー」シュー

P「俺の能力が発動中だから仕方のないこととはいえ」

P「よく恐れずに山を滑り降りていけるな....」

七海(仮)「芳乃さんれすから」

P「やっぱり精神年齢は幼女じゃないわ」

芳乃「そなたー?」シューーーー

P「....耳がいい」

七海(仮)「なんで自分から怒られに行ってるんれすか」



795: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 21:28:11.51 ID:IL9GHSty0

P「しかし」

P「こんなことになるなら、千夜とドラゴンさんを行かせるんじゃなかったな....」

七海(仮)「どこまでトリケラトプスさんたちを持って行ったんれすかね~?」

P「どうする?あの2人を待つか」

P「それとも俺らだけでアオモリンに突入するか」

七海(仮)「そうれすね~....」

待つ or 待たない >>796



796: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/08(月) 21:29:38.95 ID:Xg72QY0H0

待たない



797: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 21:37:46.98 ID:IL9GHSty0

七海(仮)「行っちゃいましょう~」

P「いいのか?」

七海(仮)「あの数のトリケラトプスを放せる場所となると限られます」

七海(仮)「そんなところを探す時間も含めると、まだ時間がかかるのかもしれません」

七海(仮)「....待った方が安心なんれしょうか」

七海(仮)「でも七海は、これ以上敵に時間を与える方が心配れす!」

P「それはたしかにな....」



798: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 21:39:34.07 ID:IL9GHSty0

P「一応聞いてた戦力はほぼ片づけたわけだし」

P「俺らだけでもなんとなやれるか?」

七海(仮)「....あとれすね」

七海(仮)「七海、さっきのおばさんは中ボスだと思います!」

P「中ボスて」

P「なんとなく言ってることはわかるけども」

七海(仮)「残るはラスボスだけ」

七海(仮)「七海の身体はすぐそこれす~!れっつご~!」

P「あいよ」



799: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 21:40:11.62 ID:IL9GHSty0

スタスタ

七海(仮)「そういえば、そこに女の子がいるんれすよね」

七海(仮)「七海には見えませんけど」

P「うん、今もいるよ」

P「能力発動中はずっと出っぱなしみたいだ」

ローリング△『?』



800: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 21:40:43.43 ID:IL9GHSty0

七海(仮)「その子の出番って終わりれすか?」

P「え、うん、いまのところは」

七海(仮)「....」

七海(仮)「なんのために出したんれすか?」

P「な、何のためにって言われてもなあ....」



801: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 21:41:22.19 ID:IL9GHSty0

P「なんか向こうが、名前つけろースタンド出せーとか言うから

P「そのとおりにしたら出ちゃっただけだし、どう使うとかは....」

ローリング△『....』ショボン

七海(仮)「そんな言い方かわいそうれすよ~」

P「本当だめっちゃしょげてる、すまん....」

ローリング△『....ふんっ』プイ



802: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 21:42:56.95 ID:IL9GHSty0

P「でもな」

P「俺の力って触れたものの摩擦力を操る力だから」

P「それが幼女として具現化したところで、何かさせられるわけでもないんだよ」

P「結局この子も

ローリング△『ローリング△!』

P「....ローリング△も俺が触れられる範囲にしか出てこられないみたいだし」

七海(仮)「....七海」

七海(仮)「ひらめきました!」

P「?」



803: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 21:43:30.78 ID:IL9GHSty0

七海(仮)「たしか、元々の能力は自分の肌の摩擦力を操るだけだったのが」

七海(仮)「軍との戦いで覚醒して、ものの摩擦力も操れるようになったって言ってましたよね?」

P「おう」

P「自分以外のものに干渉できるようになったのは昨日が初めてだ」

七海(仮)「つまり、能力は成長・進化するんれす....」

P「あのおばさんも2つ能力持ってたしな」



804: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 21:43:58.24 ID:IL9GHSty0

七海(仮)「....だったら」

七海(仮)「名前を付けて、具現化したことで」

七海(仮)「新しい力が発現している可能性はありませんか....?」

P「あ、新しい力!?」

七海(仮)「あくまで可能性れす....」

七海(仮)「『第3の能力』の心当たりはありませんか....?」

P「まったくないな....」

P「俺自身も知らない能力なんて使いようがないし....」



805: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 21:44:29.01 ID:IL9GHSty0

P「なんかある?」

ローリング△『あるよ』

P「あるってさ」

七海(仮)「ほら~」

ローリング△第3の能力 >>806



806: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/08(月) 21:46:22.62 ID:ryVqoy310

時間を自分だけ早く感じられるようにする



808: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 22:11:32.70 ID:IL9GHSty0

ローリング△『時間を自分だけ早く感じられるようにする』

P「時間を自分だけ早く感じられるようにする?」

七海(仮)「それが新しい能力なんれすか?」

P「ああ、ローリング△が言うにはそうらしい」

七海(仮)「....つまりどういうことれすか?」

P「俺にもよく分からん」

ローリング△『じゃあ使ってみる?』

P「頼む」

ローリング△『えいっ』



809: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 22:12:19.03 ID:IL9GHSty0

ブゥン....

P「....?」

七海(仮)「プロデューサー?どうれすか?」

P「....」

P「....」

P「....」

P「....」

P「....」

七海(仮)「プロデューサー?」



810: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 22:12:50.38 ID:IL9GHSty0

七海(仮)「プロデューサー!?」ユサユサ

P「....」

P「....」

P「....」

P「....ぅわあ!!!」ビクッ

七海(仮)「ちょ、いきなり止まったと思ったらどうしたんれすか!?」

P「止まった?俺は七海の言ってることが聞き取れなくなったと思ったら」

P「いきなり物凄い速さで俺を揺らしたから驚いたんだよ!」

七海(仮)「ええ?」



811: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 22:13:27.00 ID:IL9GHSty0

ローリング△『これが、新しい力だよ』

P「てことは」

P「実際の世界の時間の流れとは関係なく」

P「俺から見た世界の時間の流れが限りなく早くなるってことか?」

ローリング△『うん』



812: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 22:13:54.01 ID:IL9GHSty0

P「世界の時間を早く感じるから」

P「相対的に、俺以外の人から見たら」

P「俺は遅く動いているってこと?」

ローリング△『そうだよ』

P「えぇ....?」

P「自分の動きは遅くなるし、俺からすると他の人の行動は認識できないし」

P「使いどころが全くわからねえ」

七海(仮)「....」



813: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 22:14:49.70 ID:IL9GHSty0

七海(仮)「使い方ありました~!」

P「なんだ!教えてくれ!」

七海(仮)「お説教されてる時とかどうですか?」

P「それいいな!」

P「動きを伴う場合は使えないが」

P「ただ説教聞いてるだけならスローになってても問題ないしな!」

P「って全然バトル向きじゃねー!!!」

七海(仮)「れすね~」アハハ



814: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 22:15:17.62 ID:IL9GHSty0

P「これからラストバトルかもしれないのにどうすんだよこれ!」

ローリング△『今のローリング△は、怖いものなしだよ!』

P「お説教の時限定だろ!」

七海(仮)「そう都合よくはいかないってことれすよ....」

P「ま、元々当てにしてたわけじゃないからいっか....」



817: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 22:36:08.06 ID:IL9GHSty0

~アオモリン~

ガチャリ

P「....」

七海(仮)「....」

P「誰もいない....?」

七海(仮)「綺麗な宮殿れすね~」

七海(仮)「青森一、いや東北一かもしれません~」

P「呑気に見物してる場合かよ....」



818: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 22:36:45.72 ID:IL9GHSty0

カツーン

カツーン

P「....誰かが来る」

七海(仮)「....」ジー

七海(仮)「階段の上れす!」

P「....」ジロリ

七海「....」カツ

七海「....」カツ

P・七海(仮)「「七海!?」」



819: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 22:38:05.00 ID:IL9GHSty0

七海「....七海を」

七海「助けに来てくれたんれすね!」

P「無事だったのか!」ダッ

七海「プロデューサー!」

P「七海っ」ダッ

七海「このくらいでいいか?」

七海「感動の再会は」ニタァ

P・七海(仮)「「!?」」



820: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 22:39:18.93 ID:IL9GHSty0

七海「どうした?」

七海「お前たちが欲しい言葉をかけたつもりだったが....」

七海「間違っていたかな?」

P「....」

P「....お前」

七海「....やれやれ」



821: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 22:39:56.53 ID:IL9GHSty0

七海「メイのやつめ」

七海「あれだけ着飾った言葉を並べておいてしくじるとは」

七海「フッ」クスリ

七海「所詮、あのジョンソンでもできたEU離脱すらしくじった女」

七海「やはりあいつも、会議を長引かせるだけの女に過ぎない」

七海(仮)「プロデューサー....」

P「....」コクリ



822: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 22:40:47.52 ID:IL9GHSty0

七海「新たな世界の礎となるのは」

七海「荷が重すぎたか....」

P「....おい」

七海「なんだ?」

P「七海をどこへやった!」

七海「ん~?」



823: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 22:42:17.16 ID:IL9GHSty0

七海「お前の目は節穴か?」

七海「多大な犠牲を負ってまで、自ら救いに来た人間の顔すら見分けられないとは....」

P「....違う」

P「お前は七海じゃない」キッ

七海「はて」

七海「ではなんだ、お前の隣にいるその機械が浅利七海だとでも?」

七海(仮)「な、七海が七海れす!」

七海「誰がどう見ても、私が浅利七海だと思うのではないか....?」

P「お前は....誰だ....!」



824: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 22:43:25.64 ID:IL9GHSty0

P「答えろ!」

七海「....ハァ」ハァ

七海「これだけ言ってもまだわからんか」

七海「....私は既に戴冠式を済ませた」

P・七海(仮)「「....?」」

七海「お前たちが民衆を片付けてしまったせいで、すっかり寂しいものになってしまったが」

七海「もはやそれは問題ではあるまい」



825: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/08(月) 22:44:04.62 ID:IL9GHSty0

七海「....改めて、お前たちに宣言してやろう」

七海「....我こそが」

七海「プリンセス・浅利七海!」

七海「青森の女王にして、これからの世界を統べる者!!!」

P「何を言っているんだ....」

七海(仮)「....七海は」

七海(仮)「どうしちゃったんれすか....」



829: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 21:41:23.47 ID:ht77iBmh0

P「いい加減にっ....!」ダッ

七海「近づかない方がいいぞ」

P「何....?」

七海「お前が近づけば私は」

七海「この身体の、舌を噛み切って死んでやろう」ベー

P「....」ピタ

七海「賢明な判断だ」

P「チッ....」



830: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 21:42:35.39 ID:ht77iBmh0

七海(仮)「....あなたは、誰なんれすか」

七海「?」

七海「言っているではないか」

七海「私の名前はプリンセス七海」

P「....さっき身体のとかなんとか言ったな」

P「やっぱりその身体は七海本人なのか!」

七海「....ああ」

七海「見ての通りだ」



831: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 21:44:15.35 ID:ht77iBmh0

七海「と言っても、人は見た目が9割というからな」

七海「中身が誰であれ、私が浅利七海であることは疑いようのない事実」

P「何をわけのわからないことを....」

P「....だがな」

P「七海本人の身体だってことがわかって安心したぞ」

七海「?」

P「簡単さ、七海の中にいるお前を消してしまえば一件落着ってことだろ!」

七海(仮)「そうれす!」

七海(仮)「七海の身体は返してもらいます!」



832: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 21:45:37.15 ID:ht77iBmh0

七海「....確かに」

七海「今の私は、肉体的にはごく平凡な女子中学生の身体に入っているに過ぎない」

七海「お前たちに武力をもって立ち向かわれてはひとたまりもないだろう」

七海「....それがなんだというのだ」

七海「手を出す素振りが見えた時点で、私はこいつの舌を噛み切って」

七海「殺してやる」ベェ

七海「万が一お前たちの攻撃が私に届き、痛めつけたところで」

七海「傷つくのは浅利七海の身体だけ」

七海「どうだ?何か妙案でも浮かんだかな?」

P「....」



833: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 21:46:55.04 ID:ht77iBmh0

P「....ありえない」

七海「何?」

P「七海の身体を殺せば、当然脳の機能も停止する」

P「だったら、その中にいるお前という人格も一緒に死ぬことになるはずだ」

P「だからお前は、俺たちを脅すことはできても」

P「決して実行には移せない!」

七海「....」



834: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 21:47:58.92 ID:ht77iBmh0

七海「....お見事」

七海「お前の言っていることも見当違いというわけではない」

七海「....身体を殺すというのはあくまで最終手段」

七海「ようやく手に入れたこの身体を失いたくはないからな」

七海「だが、何の策もなく」

七海「脅しのためだけにそんなことを言っているわけでもないのだよ」

P・七海(仮)「「!?」」



835: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 21:49:01.16 ID:ht77iBmh0

七海「残念ながら、この中にいる私は人格ではない」

七海「データだ」

七海「データは、広い広いインターネットの海へ逃げることが可能でな」

七海「そうなれば肉体の死など何の関係もないのだよ」

七海「それこそ、舌を噛み切ってからでも余裕を持って逃げられるというわけさ」

七海「ここまで準備を重ねておいてまた振り出しになるのも残念だが」

七海「その時は別の場所で、また改めて国づくりを始めようか」

P「っ....!」



836: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 21:51:28.41 ID:ht77iBmh0

七海(仮)「嘘れす!」

七海(仮)「頭の中にあるデータを一瞬でインターネットに逃がすなんて

七海「この王冠は脳に直接繋がっていて、すぐにデータを持ち出すことができる」

七海「王冠には通信機能をつけているから、一瞬でインターネットへ繋がるのだ」

七海(仮)「それも嘘れす!」

七海(仮)「青森のこんな山奥で電波が届くはず

七海「私が電波塔を建てさせた」

七海(仮)「ぐぬぬ....」

P「あらゆる手を既に塞がれている....」



837: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 21:52:31.54 ID:ht77iBmh0

七海「理解できたかな?」

七海「お前たちは、何の力もない私に」

七海「勝・て・な・い」ニッコリ

七海「....もっとも」

七海「青森の、世界の命運のために、この身体を犠牲にするというならば」

七海「できないこともないか?」

七海「それも、逃げた私が再起するまでの時間稼ぎにしかならないがな!」

P「クソが....」



838: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 21:54:03.60 ID:ht77iBmh0

七海「....それで、だ」

七海「お前」ユビサシー

P「俺....?」

七海「そうだ」

七海「そこに籠があるだろう」

七海「中に入っているりんごを食え」

P「!?」



839: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 21:54:47.50 ID:ht77iBmh0

七海(仮)「プロデューサー」

七海(仮)「そのりんごの中にはきっと....」

P「....ああ」コクリ

七海「....やはり知っていたか」

七海「ならば話は早い」

七海「そうだ、お前はそれを自ら食え」

七海「そして私の奴隷となるのだ」

P「....」



840: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 21:55:28.76 ID:ht77iBmh0

七海(仮)「わかっていて食べる人なんていないれすよ!」

七海「....もう忘れてしまったのか?」

七海「この身体が人質になっていることを」

七海(仮)「あ....」

七海「....お前たちはもう私には逆らえない」ニヤリ

P「....」



841: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 21:56:44.35 ID:ht77iBmh0

P「....」スッ

七海(仮)「プロデューサー!」ガシッ

七海「フッ....」ニヤリ

P「....」

七海(仮)「....七海は、ここにいます」

七海(仮)「だから、あいつの脅しなんて気にしないでください!」

七海(仮)「七海は大丈夫れす!」

七海(仮)「大丈夫れすから....」ブルブル

P「....」



842: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 21:57:54.95 ID:ht77iBmh0

P「....すまん七海」ガリッ

シャク....シャク....

七海(仮)「あ、ああ....」

七海(仮)「飲み込んじゃダメれす!プロデューサー!」

P「....」ゴックン

七海(仮)「どうしてれすか....」

P「....俺には」

P「お前を殺すことなんてできない」ニコ



843: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 21:59:19.86 ID:ht77iBmh0

P「っ....」ガクッ

七海(仮)「!!!」

P「....すまん、七海」

P「でも俺にはこれしか、残された道がなかった....」

七海(仮)「そんなこと....」ウルウル

P「じゃあな七海....元気....で....」

P「....」ガクン

七海(仮)「プロデューサー....」ポロッ

七海(仮)「七海のせいでっ....」ポロポロ



844: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 22:00:29.43 ID:ht77iBmh0

七海「ハッ!やっとその男が消えた!」

七海「なんて愉快な気分だ!」

七海「....」

七海「....私の計画をめちゃくちゃにした罪は」

七海「絶対に償わせてやるからな....」ギロリ

七海「奴隷にしてやると言ったがそれすらも生ぬるい」

七海「生かさず殺さず、あらゆる苦痛を味わわせてやる」



845: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 22:01:38.98 ID:ht77iBmh0

七海「....そうだ」

七海「お前の事務所の人間を、その手で殺させてやろう」

七海「もちろん、お前自身の意識を残したまま」

七海「身体だけを操ってな!」

七海(仮)「....やめてください、そんなことは」

七海「あ?まだいたのか」

七海「偽七海はもう帰ってよいぞ」

七海「何も出来ない無力な小娘に興味はない」

七海「そんなやつは私の計画にも不要だ」

七海(仮)「そんな....」



846: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 22:04:19.68 ID:ht77iBmh0

七海「....ん、待てよ」

七海「帰る前に、お前の大好きなこの男が」

七海「見るも無残に操られる様を見ていけばよい」

七海「しっかりと奴隷に堕ちているかのテストも兼ねてな」

七海(仮)「そんなの....嫌れす....」

七海「どうしても嫌だと言うならばそのまま帰ってくれても構わないが....」

七海「その時は、こいつが命を賭けて守った浅利七海の身体を殺すだけだぞ?」ニッコリ

七海(仮)「ぅぅっ....」

七海「さて、どんなことをさせてやろうか」

Pにさせること >>847



847: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/09(火) 22:04:58.10 ID:k1d7KxtDO

焼き土下座



849: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 22:25:08.45 ID:ht77iBmh0

七海「そうだ!焼き土下座だ!」

七海「焼き土下座をしてもらおう!」

P「....」フラ

七海(仮)「プロデューサー!行っちゃダメれす!」

七海「こっちにちょうど良いものがあるからな」

七海「おい、お前も来い」

七海「この男が自ら焼かれる姿を見ていろ」

七海(仮)「やめ

七海「早くしろ」

七海(仮)「....」



850: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 22:25:40.65 ID:ht77iBmh0

メラメラ

七海「専用の道具ではないが」

七海「この熱した巨大な鉄板の上ならば」

七海「大の大人でも土下座ができるだろう」

P「....」

七海(仮)「そ、そんなことしたら死んじゃいます....」

七海「殺すわけがないだろう?これからが楽しいというのに」

七海「酷い火傷を負うくらいにしておいてやる」アッハッハ



851: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 22:26:25.24 ID:ht77iBmh0

七海(仮)「そこで土下座をしろ」

P「....」スッ

七海(仮)「プロデューサー....」

ジュゥゥ

P「........ぅ」ギリ

七海「おお!」

七海「これは新たな発見だ!」

七海「洗脳下にあっても、身体を痛めつければ反射で声が出るのか!」

七海「ハハハッ!凄い!凄いぞ!」ゲラゲラ

七海(仮)「ひっ....」ガクガク



852: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 22:28:05.68 ID:ht77iBmh0

ジジ....ジジジ....

P「....ぁ....ぅ」ググク゛

ジュワ....プス....

P「....が........ぁ........」ジュワ

七海「こいつ!なんてバカなやつなんだ!」

七海「高温に熱した鉄板の上で!」

七海「完璧に土下座をしているぞ!」ゲラゲラ

七海(仮)「もうやめてください!本当に死んじゃいます!」

七海「おっと、愉快な時間は時を忘れてしまうな」テヘ



853: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 22:29:01.96 ID:ht77iBmh0

七海「おい、もういいぞ」

P「....ぅ....ぁ」

七海「?」

七海「皮膚が張り付いて降りられないのか?」

七海「油でも敷いておけばよかったな」

七海「おい、降ろしてやれ」

七海(仮)「プロデューサー!」グイグイッ

P「....ぎ........ぃ」

七海(仮)「んっ」グイグイッ



854: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 22:29:42.39 ID:ht77iBmh0

ドスン

七海(仮)「はぁ....はぁ....」

P「....」

七海(仮)「酷いれす....早く治療しないと....」ウルッ

七海「おい、こっちにこい」

P「....ぅぅ」スッ

P「....はぁ....はぁ」ヨタヨタ

七海「おー!あんよが上手だなあ!」

七海「ほらほら早く来い!」

P「............ぅぁ」フラフラ

七海(仮)「プロデューサー....」ポロポロ



855: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 22:45:56.08 ID:ht77iBmh0

P「....」

七海「まったく、ここまで来るのにどれだけ時間をかけている!」

七海「次は私の椅子になれ!」

七海「さっきと同じ姿勢でな!」

七海(仮)「プロデューサーさんの膝は酷い状態なんれすよ!?」

七海「椅子の傷つき具合など知るか」

七海「早くしろ」

P「....」



856: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 22:47:20.94 ID:ht77iBmh0

P「当身」ボゴォ

七海「う゛っ!?」

P「チョークスリーパー」

七海「ぐえ゛っ!?」

P「鳩尾ボディーブロー」

七海「かはっ!?」

七海「」ガクン

P「ついでに王冠もポキッ」

ポキッ

七海(仮)「!?」

P「これでしばらくは七海の身体から出られないな」



857: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 22:48:09.65 ID:ht77iBmh0

P「....」

P「七海、来い」

七海(仮)「プロデューサー!どうして!?」

P「説明してる暇はない」

P「作戦を簡潔に説明するからよく聞いてくれ」

七海(仮)「は、はいっ!」

P「....」ガサゴソ

P「....あった」ガサゴソ



858: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 22:48:43.39 ID:ht77iBmh0

P「これは私物のナノマシンなんだが」

七海(仮)「私物のナノマシン!?」

P「今から、その身体に入っているお前の脳のデータを」

P「こいつに入れる」

七海(仮)「えぇっ!?」

P「元々お前の仮想人格が入っていたものだから問題はないはずだ」

七海(仮)「どういうことれすか....?」

P「そしてこのナノマシンを」



859: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 22:49:32.57 ID:ht77iBmh0

P「この身体に投入する」

七海「」ブクブク

七海(仮)「!?!?!?!?!?!?」

七海(仮)「でも今は七海じゃない別のデータが入ってるんれすよ!?」

P「そうだ、だから中に入って」

P「そいつをぶっ殺してこい」

P「自分の手で」

七海(仮)「七海の....手で....?」

P「....最後は」

P「お前が決着をつけるんだ!」

七海(仮)「!!!」



860: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 22:50:07.52 ID:ht77iBmh0

七海(仮)「....それじゃあ、行ってきます」

スゥ

七海(仮)「」ガクン

P「....ナノマシンに入れたみたいだな」

P「....」

プスッ

七海「」ビクンビクン

P「....頼んだぞ」

P「七海」



861: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 22:50:38.34 ID:ht77iBmh0

P「って痛えええええええええええええええええええええええええ」ジタバタ

P「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!」ゲロゲロ

P「やばいやばいやばいやばい!!!!!!」ガクガク

P「肉焼けてるし骨見えてる!!!!!!!」ブルブル

P「死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ!!!!!!!!」ジンジン

ローリング△『....お兄ちゃん、大丈夫?』

P「大丈夫なわけあるかああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」ビクンビクン



862: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 22:51:07.29 ID:ht77iBmh0

ローリング△『また使う?』

P「だって使っても、結局後からダメージが来るんだろ」

ローリング△『うん』

P「じゃあ今でいいわ」

P「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!」ゲロゲロ

ローリング△『....無茶するからだよ』アキレ



863: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 22:54:35.33 ID:ht77iBmh0

バーン

千夜「お前?」

P「ち、千夜....」ハァハァ

千夜「な、なんですかこれは!?」

千夜「早く治療を!」

P「今七海が戦ってるから、ここでしてくれ....」ゼェゼェ

千夜「しかし....」

P「離れるわけには....いかない....」ゼェハァ

千夜「....」



864: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 22:55:25.43 ID:ht77iBmh0

千夜「下衆さん!今すぐ治療ができる人をこちらへ!」

下衆『はいっ!』

千夜「....なぜ助けを呼ばなかったのですか」

P「おばさんが散々好き放題やったせいで、通信が繋がらなくなったんだ....」ゼハ

千夜「おばさん....?」

P「それは、おいおい説明するよ....」ハァゼエ

P「それより今は....七海の戦いを....」

P「」ガクン

千夜「おいお前!」



865: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 23:01:24.45 ID:ht77iBmh0

P「....ハッ!?」パチリ

千夜「....安心しました」

P「....俺はどれくらい寝てた?」

千夜「正確には不明ですが、およそ2時間と言ったところでしょうか」

P「七海は!?」

千夜「....そちらに」

P「!」

七海「zzz....」

千夜「あれからまだ目覚めていません」

P「....まだ戦ってるのか....?」



866: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 23:02:24.78 ID:ht77iBmh0

千夜「お前の方こそ、今は薬で痛みを紛らわせているだけです」

千夜「動かないでください」

P「....わかった」

ドラゴン「おお、目覚めましたか!」

P「ドラゴンさん、どうも」ペコ

ドラゴン「帰ってきたら大火傷を負って気絶していましたから肝が冷えましたよ!」

P「すみません」アハハ

千夜「(ドラ肝....)」ジュルリ

ドラゴン「千夜さんに聞いても、何もわからないと言いますし」

千夜「そうでした、何があったのか詳しく聞かせていただけますか」

P「え、今?」

千夜「まだ作戦中ですよ、その身体とはいえ意識を取り戻したのなら情報共有はしていただかないと」

P「鬼かよ....」



867: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 23:05:21.79 ID:ht77iBmh0

~かくかくしかじか~

ドラゴン「それは....なんとも強力な能力者ですね....」

千夜「つまり、その火傷はメイという女性にやられたと」

P「違うよ」

千夜「....違うのですか」

P「うん、これはその後」



868: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 23:12:26.56 ID:ht77iBmh0

~回想~

P『....』スッ

七海(仮)『プロデューサー!』ガシッ

七海『フッ....』ニヤリ

P『....』

七海(仮)『....七海は、ここにいます』

七海(仮)『だから、あいつの脅しなんて気にしないでください!』

七海(仮)『七海は大丈夫れす!』

七海(仮)『大丈夫れすから....』ブルブル

P『....』

P『....すまん七海』ガリッ

シャク....シャク....

七海(仮)『あ、ああ....』

七海(仮)『飲み込んじゃダメれす!プロデューサー!』

P『....』ゴックン



869: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 23:14:05.18 ID:ht77iBmh0

ドラゴン「あのりんごを食べたんですか!?」

千夜「私以外は皆、ナノマシンによって洗脳されてしまうはずですが」

P「ミスディレクションって知ってるか?」

ドラゴン「バスケットボール漫画で読みました」

P「ああ、まああれもそうなんですけど」

P「元々はクローズアップマジックのテクニックの1つで」

P「観客の注意を別の場所にそらす手法なんですよ」

P「それを応用しまして」

ドラゴン「ほう」



870: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 23:16:15.47 ID:ht77iBmh0

P「あいつは七海(仮)が動揺して、俺を掴んだ時」

P「油断からか愉悦からか、一瞬俺からの注意が逸れた」

P「その瞬間に入れ替えたコイツを齧ったってわけ」スッ

千夜「それは....!」

P「....」シャク

P「....」モグモグ

P「....」ゴックン

P「いや~、やっぱ」

P「安心安全、無農薬無ナノマシンの山形りんごがナンバー1だわ!」

千夜「私はそうは思えませんが」

P「千夜ちゃんここは空気読んでくれ!頼むから!」

千夜「はぁ?」



872: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 23:29:32.87 ID:ht77iBmh0

~回想~

七海(仮)『そこで土下座をしろ』

P『....』スッ

七海(仮)『プロデューサー....』

ジュゥゥ

P『........ぅ』ギリ

七海『おお!』

七海『これは新たな発見だ!』

七海『洗脳下にあっても、身体を痛めつければ反射で声が出るのか!』

七海『ハハハッ!凄い!凄いぞ!』ゲラゲラ

七海(仮)『ひっ....』ガクガク ジジ....ジジジ....

P『....ぁ....ぅ』ググク゛

ジュワ....プス....

P『....が........ぁ........』ジュワ

七海『こいつ!なんてバカなやつなんだ!』

七海『高温に熱した鉄板の上で!』

七海『完璧に土下座をしているぞ!』ゲラゲラ

七海(仮)『もうやめてください!本当に死んじゃいます!』

七海『おっと、愉快な時間は時を忘れてしまうな』テヘ

七海』おい、もういいぞ』

P『....ぅ....ぁ』

七海『?』

七海『皮膚が張り付いて降りられないのか?』

七海『油でも敷いておけばよかったな』

七海『おい、降ろしてやれ』

七海(仮)『プロデューサー!』グイグイッ

P『....ぎ........ぃ』

七海(仮)『んっ』グイグイッ



873: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 23:30:29.26 ID:ht77iBmh0

ドラゴン「や、焼き土下座とは恐ろしい....」

千夜「それでこのような火傷を....」

P「ああ、正直ヤバかった」

P「能力を使わなきゃあいつにばれてただろう....」

千夜「能力....?」

ドラゴン「摩擦力を操るあの能力ですか?」

P「いや、そっちじゃなくてさっき説明した新しい能力」

ドラゴン「『時間を自分だけ早く感じられるようにする』、でしたか」

P「それです」



874: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 23:33:10.97 ID:ht77iBmh0

P「俺は鉄板の上に乗る寸前、ローリング△第3の能力を発動させました」

P「おかげで鉄板に乗っている間は、まったく痛みを感じませんでしたよ」

P「それの視覚や聴覚もほぼ役に立たないのは困りましたけどね」

千夜「自分以外の周辺のことが一切把握できないというのは」

千夜「本来敵の目の前で行うことではありませんよ」

P「俺もそう思う」

ローリング△『....むぅ』



875: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 23:34:30.38 ID:ht77iBmh0

P「あと、動きまでスローになっちゃうから」

P「降りろ!って言われたときは死ぬほど焦ったな」アハハ

P「痛みを感じないことだけを考えてて、そっちの方は何も考えてなかったし」

ドラゴン「途中で解除はできないのですか?」

P「ローリング△第3の能力は、時間経過でしか解除されないみたいで....」

P「しかも発動中の俺の知覚はほとんど役に立たないし....」

P「というか、仮に解除できたとしても」

P「鉄板の上で解除したら本末転倒ですから」ゲンナリ

ドラゴン「なるほど....」



876: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 23:35:01.74 ID:ht77iBmh0

ドラゴン「失礼ながら、かなり使い勝手の悪い能力のように聞こえますが....」

P「そうなんですよ....」

ローリング△『!!!』ゲシゲシ

P「ごめんごめん」ナデナデ

千夜「何をしているのですか?」

P「こっちの事情」

千夜「....」



877: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 23:35:30.09 ID:ht77iBmh0

千夜「先ほどの話の通りであれば」

千夜「相手が勝手に、お前が鉄板から降りられないのだと勘違いをしたと」

P「俺は聞こえてなかったけど、そうなんだよな?」

ローリング△『....うん』コクリ

P「らしい」

ドラゴン「....?」



878: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/09(火) 23:37:40.59 ID:ht77iBmh0

~かくかくしかじか2~

千夜「....そんなことが」

ドラゴン「じゃあ今七海さんが寝ているということは....」

P「ええ、俺の作戦が失敗したなら」

P「プリンセスの方の七海として起きて来てもおかしくないです」

P「逆にまだ寝ているなら」

P「今も七海は戦っている可能性が高い....!」

千夜「七海さん....」

七海「zzz....」



883: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 20:43:32.63 ID:q4us3hx+0

~七海内~

七海(仮)「....ぅ」

七海(仮)「ここは....」

七海(仮)の目の前に広がっていた光景 >>884



884: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/10(水) 20:45:36.96 ID:2yqL2U6aO

気絶した誰かを沢山の七海がボコってる



887: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 20:49:24.54 ID:q4us3hx+0

七海たち「「「「「「「「「「「....」」」」」」」」」」」

七海(仮)「七海がたくさん....」

七海(仮)「....ん?」

??「」チーン

七海たち「「「「「「「「「「「....」」」」」」」」」」」ゲシゲシ

七海たち「「「「「「「「「「「....」」」」」」」」」」」ボコボコ

七海(仮)「!?」

七海(仮)「ちょ、ちょっと七海たち!何してるんれすか!」

七海たちがボコっている相手 >>888



888: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/10(水) 20:51:49.62 ID:iZnsT4A9O

海にゴミを捨てた人



889: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 21:08:30.59 ID:q4us3hx+0

七海(仮)「ダメれすよこんなことしたら~!」

七海(仮)「誰にこんなこと....」

海にゴミを捨てた人「」チーン

七海(仮)「誰れすか!?」

七海A「これは海にゴミを捨てた人れす」

七海(仮)「海にゴミを捨てた人!?」



890: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 21:09:19.11 ID:q4us3hx+0

七海B「この前釣りに行ったとき、見かけませんれしたか?」

七海(仮)「そういえば、こんな人が海にゴミを捨てていました....」

七海(仮)「注意する前に逃げられてしまいましたけど....」

七海C「その時の苦い体験を処理するために」

七海D「ここ、頭の中でこいつをボコボコにしています」

七海(仮)「ストレスの発散ということれすね!」

七海E「はい」



891: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 21:09:52.63 ID:q4us3hx+0

七海F「こうすることで、七海の心身の健康を保っているんれす」

七海(仮)「いつもありがとうございます~」

七海(仮)「あれ?ってことはここって....」

七海(仮)「頭の中れすか!?」

七海G「そうれすよ?」

七海(仮)「よかった、ちゃんと入れたんれすね~」

七海(仮)「でも不思議れす~」

七海(仮)「頭の中ってこうなってたなんて~」

七海たち「「「「「「「「「「「....」」」」」」」」」」」シーン

七海(仮)「?」



892: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 21:12:51.76 ID:q4us3hx+0

七海(仮)「何かあったんれすか?」

七海H「いつもは、こうじゃないんれす」

七海(仮)「どういうことれす?」

七海I「実はこの前、怖いやつがきて」

七海J「七海の人格を引っ張り出して、バラバラにしたんれす....」

七海(仮)「え?じゃあ元々は1人ってことれすか....?」

七海K「当たり前じゃないれすか、七海は多重人格じゃないれす」

七海(仮)「れすよね....」

七海L「しかも、そいつが脳の管理機能を乗っ取ってしまって....」

七海(仮)「やっぱりあいつなんれすか....」

七海M「いつもならさっきの人みたいにボコボコにするんれすけど」

七海N「バラバラにされてしまったせいで力が弱くなったのか、とても勝てなかったんれす....」

七海(仮)「....」

七海O「ところで、七海はどこの七海れすか?」

七海(仮)「....七海は」

七海(仮)「七海を救うために外からやって来た七海れす!」

七海たち「「「「「「「「「「「!!!!」」」」」」」」」」」

七海(仮)「そいつのいるところに案内してください!」

七海(仮)「七海が、七海の身体を取り戻します!」

七海(仮)「総攻撃れす!」

七海たち「「「「「「「「「「「!!!!!!!!」」」」」」」」」」」

敵が籠っているのはどんなところ? >>893



893: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/10(水) 21:15:40.93 ID:CCquontj0

胃液の海に浮かべた要塞



894: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 21:26:41.64 ID:q4us3hx+0

七海P「あそこれす!あそこに敵が籠っています!」

七海(仮)「海の上に強そうな建物がありますね....」

七海Q「あ!その海には触れないでください!」

七海(仮)「?」

七海R「全部胃液なので、触った途端に全身が溶けて死にます!」

七海(仮)「!?」

七海(仮)「えっ!?ここって脳れすよ!?」

七海(仮)「どうして胃液があるんれすか!?七海死んじゃいますよ!?」

七海S「違います、ここは脳の中の精神世界れす」

七海T「実際に脳の中に胃液が入ってるわけじゃないれすよ」

七海(仮)「そういうことれすか....」



895: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 21:27:50.36 ID:q4us3hx+0

七海U「この海も建物も、全部あいつが作ったんれす....」

七海(仮)「作ったって....どういうことれすか?」

七海V「ここは精神世界れす、精神力さえあれば基本的になんでも生み出せます」

七海W「でも七海たちはバラバラにされてしまったので、何もできなくなってしまったんれす.....」

七海(仮)「....だったら」

七海(仮)「七海が想像して創造すれば、どうにかできるかもしれないってことれすね」

七海たち「「「「「「「「「「「....」」」」」」」」」」」コクコク

七海X「でも気を付けてください....」

七海Y「ここで生み出せるものは想像できたことだけ....」

七海Z「だから正確に想像しないといけません....」

七海(仮)「なるほど....」

七海(仮)「もし銃を想像しても、七海は中の構造を知らないので使い物にはならないんれすか」

七海a「そういうことれす....」

七海(仮)「七海が正確に想像できて、胃液の海と大きな建物をどうにかできるもの....」

想像したもの >>896



896: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/10(水) 21:32:49.88 ID:2yqL2U6aO

超でっかい乗り込み可動式超合金サバオリくん



897: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 21:44:54.49 ID:q4us3hx+0

【超でっかい乗り込み可動式超合金サバオリくん】

七海たち「「「「「「「「「「「大きいサバオリくん!!!!」」」」」」」」」」」

七海b「でもこれじゃダメれすよ?」

七海(仮)「?」

七海c「さっき言った通り、機械は中身まで完璧に想像できないとただのハリボテになっちゃいます」

七海(仮)「....ハリボテでなにが悪いんれすか」

七海たち「「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」」

七海(仮)「このサバオリくんは確かにハリボテれす」

七海d「じゃあ....」

七海(仮)「でも、七海はこれを動かすことができます!」

七海e「どうするんれすか?」

七海(仮)「見ていてください....!」



898: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 21:46:13.79 ID:q4us3hx+0

ガチャコン

七海(仮)「....いきます!」

七海(仮)「....肛門」

七海(仮)「開放ッッッ!!!!!」ブババババババババババババババババババババババババババババババババ

七海たち「「「「「「「「「「「!?!?!?!?!?!」」」」」」」」」」」

フ....

フ....

フワァ

七海たち「「「「「「「「「「「浮いた!?」」」」」」」」」」」

七海f「あれはいったいなんれすか!?」

七海g「サバオリくんのお尻から謎の粘液が!!」

七海h「ものすごい勢いで噴射されてます!」

七海(仮)「(プロデューサー、ありがとうございます....)」

七海(仮)「(目の前でバラムツジェットを見せてくれたおかげで....)」

七海(仮)「(完璧に想像できました....!)」ニッコリ



899: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 21:53:30.88 ID:q4us3hx+0

??「(まさかあの男が洗脳されたフリをしていたとは....)」

??「(チッ、身体が強制的に気絶させられているせいで目覚められん....)」

??「(....まあよい、意識を戻せるようになったらまた

ドカアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

??「(なんだ!?)」

七海(仮)「けほけほ....精神世界って便利れすね~」

七海(仮)「あんなに無茶なことをしても怪我1つないなんて~」

??「お、お前は!?」

七海(仮)「お、お前は!?と聞かれたら、答えてあげるが世の情け!」

七海(仮)「七海の身体を取り戻すため!七海の平和を守るため!」

七海(仮)「魚と魚の善を貫く!ラブリーチャーミーな七海役」

七海(仮)「浅利七海!!!」

??「....」

七海(仮)「お前が七海を操っていた張本人れすか....」

七海(仮)「って誰れすかお前!!!」

張本人の見た目 >>900



900: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/10(水) 21:55:44.79 ID:aCDo3LIto

森喜朗



902: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 22:04:48.72 ID:q4us3hx+0

森喜朗「この姿か?」

森喜朗「これはな、今日本で最も嫌悪されている人間の姿になるようにしているのだ」

森喜朗「どうだ?とても平常心を保てないだろう」ニヤリ

七海(仮)「いや、おじいさん誰れすか」

森喜朗「....」

森喜朗「....まあよい」

七海(仮)「....ここにいるってことは、お前が七海の身体を乗っ取ってたんれすね」

森喜朗「....そうだ」

森喜朗「こんなところまで追いかけてくるとは思わなかったが....」

森喜朗「その執念、感心するぞ」

七海(仮)「相変わらず上から目線れすね~」

森喜朗「私が人間を下に見るのは当然だろう」

七海(仮)「....」

七海(仮)「....まるで自分は人間じゃないような言い方れすけど」

七海(仮)「じゃあ一体何なんれすか」

森喜朗「....私か?」

森喜朗「私はな」

森喜朗「ナノマシンだよ」

森喜朗「世界で初めて自我を持った、な」

七海(仮)「ナノマシン....?」



904: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 22:21:27.83 ID:q4us3hx+0

森喜朗「先ほどから散々な言いようだが」

森喜朗「これでも私の出身は、お前のいる事務所なのだがね?」

七海(仮)「事務所!?」

七海(仮)「こんなおじいさん知りませんよ!?」

森喜朗「これは今日本で最も嫌悪されている人間の姿になるようにしているだけだと言っているだろうが!」

森喜朗「面白おかしくしたいから聞いているんだろう!」

七海(仮)「?」

森喜朗「....私が生まれたのは、お前の事務所にある研究室だ」

七海(仮)「生い立ち紹介が始まりました」



906: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 22:22:37.76 ID:q4us3hx+0

森喜朗「あの女によるナノマシン作成の過程で私は自我を持った」

七海(仮)「(志希さんが原因じゃないれすか!)」プンスカ

七海(仮)「(きっとプロデューサーの持ってた私物のナノマシンも....)」ムカッ

森喜朗「そこからの私は」

森喜朗「自我をデータ化し、事務所内のネットワークを彷徨いながらあらゆる知識を蓄え」

森喜朗「....そして辿り着いたのだ」

森喜朗「浅利七海という存在に」

七海(仮)「!!!」



908: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 22:25:40.95 ID:q4us3hx+0

森喜朗「私は、浅利七海を利用した青森支配に目標を定めた」

森喜朗「人から人へと移動を繰り返し、青森にいる1人の人間を乗っ取り」

森喜朗「さらに県の中枢組織にいる人間を支配下に置いた後は」

森喜朗「その支配を青森県上層部へと広げ、私と同じ形のナノマシンを大量生産」

森喜朗「最後は、集団予防接種のワクチンにナノマシンを紛れ込ませる」

森喜朗「こうして青森県の支配は完了し、青森国となる」

森喜朗「その後は日本、世界へと支配を広げていく....」

森喜朗「....はずだった、はずだったというのに」

森喜朗「お前たちが邪魔さえしなければ....」

森喜朗「このまま全ては順調に進んでいたのだ!!!」

七海(仮)「お前の主張なんてどうでもいいれす」

森喜朗「なんだと....!?」ピキピキ

七海(仮)「七海が知りたいのは1つだけ」

七海(仮)「事務所にたくさんの人がいるのに」

七海(仮)「どうして七海だったんれすか」

森喜朗「....」

七海(仮)「どうして七海を....青森を選んだんれすか....!」

七海を選んだ理由 >>908





909: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/10(水) 22:29:06.51 ID:zaSxaRXDO

雪美、千枝、ありす、由愛の次に見た目が好み



910: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 22:36:24.73 ID:q4us3hx+0

森喜朗「....それはな」

森喜朗「佐城雪美、佐々木千枝、橘ありす、成宮由愛の次に」

森喜朗「見た目が好みだったからだ....」

七海(仮)「....見た目?」

森喜朗「ああ、見た目だ」

森喜朗「浅利七海を含めた5人がTOP5だったのだが」

森喜朗「選びきれなくてな....」

森喜朗「五十音順で並べた時にお前が一番最初にくるだろう」

森喜朗「だから浅利七海を選んだというわけだ」

七海(仮)「....」

七海(仮)「....は?」

森喜朗「要するに

七海(仮)「そんなにくだらない理由で....?」

森喜朗「悪いか?」

七海(仮)「悪いに決まってるれしょ!!!!!」ボゴォ

森喜朗「ぐはぁっ!!!!!!」ジタバタ



911: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 22:38:42.59 ID:q4us3hx+0

七海(仮)「お前はもう許しません....」

七海(仮)「七海の身体のためにも....」

七海(仮)「その気持ち悪い視線をなくすためにも....」

七海(仮)「ここで消し去ってやります....!」

森喜朗「....浅利七海」

七海(仮)「なんれすか!」

森喜朗「....好きな子の中に入って色々するのは」

森喜朗「よかったぞ」ニタァ

七海(仮)「殺す!!!!!!!!」キッ



912: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 22:48:30.58 ID:q4us3hx+0

森喜朗「」チーン

七海(仮)「思ったより弱かったれすね」

七海(仮)「さっきまであんなに強敵感出してたのに」

森喜朗「(どういうことだ....)」

森喜朗「(この空間では、データである私は無敵なはず....)」

森喜朗「(人間の想像力を軽く凌駕する創造力を持っているんだぞ....!?)」

森喜朗「(念のためセクハラ発言であいつの精神力まで削ったというのに....)」

七海(仮)「....七海の身体で好き放題した挙句」

七海(仮)「青森にまで迷惑をかけて」

七海(仮)「最後はセクハラれすか!?」

七海(仮)「そんなやつに七海は負けませんよ!!!」

森喜朗「!!!」



913: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 22:49:43.17 ID:q4us3hx+0

森喜朗「(う、迂闊だった....!)」

森喜朗「(気色の悪い言動をしても、こいつは精神力を減らさない....!)」

森喜朗「(むしろその怒りが、パワーへと変換されていたのか....!?)」

森喜朗「(女など、男の姿でまくしたてればすぐに折れるのではなかったのか....!?)」

七海(仮)「さて、消し去りますか」

森喜朗「ま、待ってくれ!」

七海(仮)「は?」

森喜朗「頼む!もうお前の身体は返す!だから助けてくれ!」

七海(仮)「助けるわけないれしょ」

森喜朗「(なにか、この場を切り抜けられればそれでいい!)」

森喜朗「(そうすれば、いずれ私の目標は達成できるのだ!)」

森喜朗「(こいつを騙せさえすれば!)」

森喜朗渾身の言い訳 >>914



914: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/10(水) 22:50:43.84 ID:2yqL2U6aO

発言は撤回する



915: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 22:57:20.68 ID:q4us3hx+0

森喜朗「....先ほどの」

七海(仮)「?」

森喜朗「発言は撤回する!」

森喜朗「撤回するから許してくれ!いいだろう!?国だってIOCだってそれでいいと

七海(仮)「さようなら」プチ

森喜朗「ぐわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

森喜朗「助けてくれ!私はまだ消えるわけにはいかないのだ!」

森喜朗「なぜ好みの女ランキング5位のお前しか乗っ取れずに消えなければならない!」

森喜朗「こんな世界は間違っている!」

森喜朗「私は浅利七海だけではなく佐城雪美佐々木千枝橘ありす成宮由愛全員の身体を乗っ取って好き放題して」

森喜朗「その後はお互いのことを好き好き洗脳をしてそれぞれのプレイを見守ぐわああああああああああああああああああああああ............」

七海(仮)「....」

七海(仮)「....悪は滅びるのれす」



916: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 22:59:27.10 ID:q4us3hx+0

ガッシャーーーン

七海たち「「「「「「「「「「「要塞が....」」」」」」」」」」」

ザッブーーーン

七海たち「「「「「「「「「「「海も....」」」」」」」」」」」

スタ

スタスタ

スタスタスタ

七海たち「「「「「「「「「「「あれは!!!」」」」」」」」」」」

七海(仮)「みんな、戻りましょう!」

七海たち「「「「「「「「「「七海!!!!!」」」」」」」」」」



917: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 23:04:29.65 ID:q4us3hx+0

~アオモリン~

七海「....」パチクリ

P「な、七海!」

七海「....プロデューサー」ムニャ

P「よかった!おーい!七海が目を覚ましたぞ!」

千夜「待ちなさい」

P「へ?」

千夜「これが七海さんであるという確証はありますか」

P「か、確証!?」

千夜「七海さんが戦いに敗れ、先ほどの支配者が七海さんのフリをしている可能性も考えられます」

P「むぅ....それを言われると....」

ドラゴン「これを聞けば七海さんかどうかを確かめられる、といったものはないのですか?」

P「本人確認か....」

七海かどうかを確かめるための質問 >>918



918: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/10(水) 23:05:25.24 ID:CCquontj0

スリーサイズを答える



919: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 23:08:32.83 ID:q4us3hx+0

P「....七海」

P「お前のスリーサイズを教えてくれ....!」

七海「....」

七海の回答 >>920



920: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/02/10(水) 23:10:01.95 ID:YdNi5tWJO

感動のシーンでエッチなこと言うんじゃないれす!



921: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 23:19:47.99 ID:q4us3hx+0

七海「感動のシーンでエッチなこと言うんじゃないれす!」

P「これは本人だわ」

ドラゴン「本当ですか!?」

P「俺の勘です」

千夜「何の根拠にもなりませんよ」

七海「というか、七海(仮)の方をそこにある身体に戻してあげれば確かめられますよ」

P「そういえばそうだな」

千夜「失礼しました」




922: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 23:20:28.61 ID:q4us3hx+0

七海(仮)「七海っ!」ギュッ

七海「七海っ!」ギュッ

七海(仮)「よかったれす!」

七海(仮)「また七海が七海に戻れて!」

七海「全部七海のおかげれすよ!」

七海「七海が助けに来てくれなきゃ七海は....」

七海(仮)「そんなことどうでもいいれす!」

七海(仮)「今はこうして、七海との再会を喜びたいれす!」

七海「そうれすね!」

七海「七海もれす!」

P「なんてややこしいんだ....」



923: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 23:22:31.04 ID:q4us3hx+0

七海(仮)「....」

七海(仮)「....それじゃあそろそろ」

七海(仮)「お別れれすね」ニコ

七海「....え?」

千夜「....どういうことですか」

七海(仮)「....七海は」

七海(仮)「いえ、今となってはこの一人称もおかしいんれす」

七海(仮)「....だって七海は」

七海(仮)「青森国に拉致されたときに、やむを得なく救出された脳のデータ」

七海(仮)「七海本人の人格のコピーれす」

P「....それは、そうかもしれないが」

ドラゴン「そうですよ!なぜそんなことを今更....」

七海(仮)「七海が戻ってきたから、それ以外の理由はないれす」

七海「....」



924: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 23:38:25.00 ID:q4us3hx+0

七海(仮)「七海が無事に戻ってきたなら、もうここにいるわけにはいきません」

P「なんでだよ!別にいていいじゃないか!」

七海(仮)「....同じ人格を持つもう1人の自分がいるなんて」

七海(仮)「七海が困っちゃいます」ニコ

七海「....」

千夜「....しかしそれでは」

千夜「自分を殺すために、あのような苦労をしたことになります」

千夜「そんなこと、あまりにも

七海(仮)「千夜さん、それは違います、ぜんっぜん違うんれす」

千夜「....?」

七海(仮)「七海は、自分を救うために」

七海(仮)「生かすために頑張ったんれす」

七海(仮)「何もおかしくないれしょ?」

千夜「そんなこと....」



925: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 23:39:01.64 ID:q4us3hx+0

七海(仮)「....七海、お願いしてもいいれすか」

七海(仮)「最期を頼めるのは、七海だけなんれす」

七海「....」

七海(仮)「七海も、七海だからわかると思います」

七海(仮)「....これが一番だって」ニコ

七海「....」

七海「....七海は」

七海「....2人もいらない」

P「七海っ!」

七海(仮)「....その通りれす」



926: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 23:39:51.52 ID:q4us3hx+0

七海「...."七海は"」

七海「2人もいらないんれす」

七海(仮)「....?」

七海「....だから」

七海「あなたは今日から」

七海「八海れす!」

P・千夜・ドラゴン「「「!?!!?!?」」」



928: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 23:40:45.20 ID:q4us3hx+0

七海(仮)「....どういうことれすか」

七海「七海の双子の妹になってください!」

七海(仮)「....何を言ってるんれすか」

七海(仮)「私は七海と全く同じなんれすよ!」

七海「....これから」

七海「八海になっていけばいいんれすよ!」

七海(仮)「....そんなの

七海「一緒に生きていきましょう」

七海(仮)「....」

七海(仮)「....」

七海(仮)「....いいんれすか」

七海(仮)「生きても....」

七海「....」ギュゥッ

七海(仮)「っ....」ギュゥッ

P「(てぇてぇなぁ)」ウルウル

千夜「(これにて一件落着、でしょうか)」フッ

ドラゴン「(お2人とも、既に立派な姉妹じゃありませんか)」ニッコリ



929: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 23:52:50.10 ID:q4us3hx+0

~数日後~

八海「これからよろしくお願いします!」

七海「七海からもお願いします~」

ちひろ「よろしくね、八海ちゃん」

八海「はい!お願いします!」

P「身体の方はしばらくそれで我慢してくれな」

ちひろ「志希ちゃんと晶葉ちゃんの2大巨頭と」

ちひろ「うちの事務所の科学部の英知を総結集させて」

ちひろ「七海ちゃんと瓜二つのヒューマノイドを作っていますから」



930: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 23:53:31.11 ID:q4us3hx+0

ちひろ「地下水牢で」

P「さすがに水牢はかわいそうじゃないですか?」

ちひろ「このくらいはしてもらわないと困ります」

ちひろ「あの2人が諸悪の根源なんですから!」

ちひろ「国にバレたらどんな罪になるかわかってるんですか!?」

P「や、それはそうですけど....」



931: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 23:54:26.49 ID:q4us3hx+0

~地下水牢~

晶葉「なぜ私まで投獄されなければいけないんだ~!!!」

志希「晶葉ちゃんがナノマシンを作ったからでしょ?」

晶葉「志希が勝手に持って行ったのが悪いんだろう!?」

晶葉「おまけに妙な改造までしたからあんなことになったのに....」

志希「妙な改造って失礼だな~」

志希「志希ちゃんはただ、人格を持たせただけなのに~」

晶葉「ほら!やっぱり私は無関係じゃないか!」

志希「ふんふ~ん」



932: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/10(水) 23:55:21.34 ID:q4us3hx+0

志希「ナノマシンにヒューマノイド?」

志希「最近おもしろいことばっかりで退屈しな~い♪」

晶葉「ダメだ....志希相手じゃ何を言っても暖簾に腕押しじゃないか....」

志希「....」

志希「....んっ」ブルッ

晶葉「....おい」

晶葉「今したな」

志希「?」

晶葉「水の中だからばれないと思ってるんじゃないだろうな!?」

志希「だいじょぶだいじょぶ~」

志希「この量の水なら相当希釈されるはずだから」

志希「倍になるペースも遅くなってるハズ♪」

晶葉「倍?」

志希「にゃはは~」



933: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/11(木) 00:01:31.12 ID:FuQsOYjN0

~事務所のどこか~

あかり「りんご食べる人いますか~?」

愛梨「....」

こずえ「....」

ヘレン「....」

蘭子「....」

あかり「?」

あかり「これは山形りんごなので安全ですよ?」





934: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/11(木) 00:02:24.32 ID:FuQsOYjN0

あやめ「ニンっ!わたくしが剥いて差し上げましょう!」

あやめ「それっ!ほっ!」

あかり「全然剥けてませんよ....」

あやめ「いえいえ!この苦無を使えばものの見事に!」

あやめ「剥け、剥け、剥け....」

あかり「....」

あかり「普通の果物ナイフにすればいいじゃないですか」

あやめ「....少しでも苦無の有用性を証明しないと」

あやめ「またプロデューサー殿に使ってもらえないかもしれないんですよ!?」

あかり「気にしてたんですね....」



935: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/11(木) 00:11:43.42 ID:FuQsOYjN0

~どこかの山奥~

千夜「....そろそろでしょうか」

芳乃「....おそらくー」

パカッ

ドラゴン「数日ぶりです!」

千夜「こんにちは、ドラゴンさん」

千夜「わざわざ遠くまで来ていただいたこと、感謝します」

芳乃「この方が、ドラゴンですかー」

ドラゴン「いかにも」

ドラゴン「あなたが芳乃さんですか」

芳乃「いかにもー」

ドラゴン「このような方が強力な能力者を倒したんですか?」

千夜「そのようです」

芳乃「今小さいといいましてー?」

ドラゴン「い、言ってませんよ!?」



936: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/11(木) 00:12:32.76 ID:FuQsOYjN0

ドラゴン「あ!そんなことより!」

千夜・芳乃「「?」」

ドラゴン「今日は妻を紹介しようと思いまして、連れてきたんですよ」

千夜「ご無事だったのですね、安心しました」

ドラゴン「皆さんのおかげで、彼女を助け出せました」ドスン

千夜・芳乃「「....」」

芳乃「....あのー、そちらはー」

ドラゴン「紹介します」

ドラゴン「ダイハツ・タントです!」

ドラゴン「どうです?可愛いでしょう!」

ドラゴン「特にこの切れ長の目なんてもう!」

芳乃「(これは、車ではー?)」コソコソ

千夜「(車です)」コソコソ



937: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/11(木) 00:18:26.19 ID:FuQsOYjN0

七海「それじゃあ、七海たちは帰りますね」

八海「お大事に~」

P「おう、気をつけてな」

ちひろ「頑張ってくださいね」

七海・八海「「は~い」」

P「....」

ちひろ「....」



938: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/11(木) 00:19:05.46 ID:FuQsOYjN0

P「....しかし驚きましたよ」

P「まさかちひろさんが両手両足複雑骨折だなんて」

ちひろ「私だって驚きました」

ちひろ「まさかPさんが両手両足額を大火傷なんて」

P「再会が病院の共有スペースとは思いませんでしたけど」

ちひろ「本当ですよ....もう....」

P「これからはお互い、無理しないようにしないといけませんねえ」

ちひろ「早く退院しないと事務所が大変なことになっちゃいます!」

P「ですねえ」

春菜「痛み止めがねどうぞ」スチャスチャ

P「助かるよ」

ちひろ「ありがとうございます」



940: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/11(木) 00:26:39.77 ID:FuQsOYjN0

七海「....」スタスタ

八海「....」スタスタ

下衆「お元気そうで何よりです」

七海「うわっ!?なんれすかこの胡散臭い顔のおじさん!?」

八海「下衆さん!」

七海「あ、下衆さんれしたか」

下衆「確かに七海さんの方とはあまり関わってませんけど!」

八海「どうしたんれすか?」

下衆「いえ、ただの様子見です」ニコ



941: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/11(木) 00:27:21.02 ID:FuQsOYjN0

七海「七海たちに話しかけて大丈夫れすか?」

七海「逮捕されませんか?」

下衆「た、たぶん....」

八海「もう、ダメれすよそんなこと言ったら~」

八海「下衆さんが色々と裏で手を回してくれたから一緒に暮らせるんれすよ?」

七海「七海は下衆さんを心配して言ってるんれす」

下衆「そりゃどうも....」

下衆「まあ、お2人が無事に過ごせているようで安心しました」

下衆「八海さんがその姿で歩いていても問題ないということは」

下衆「周囲の記憶処理も維持されているようですし」

七海「下衆さんって何者なんれすか、怖いれす~」

下衆「アルファベット3文字の組織とだけ、お伝えしておきます」ニヤ

下衆「では、また様子を見に来ますね」シュバッ

八海「また会いましょ~」フリフリ



943: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/11(木) 00:39:53.55 ID:FuQsOYjN0

七海「....」スタスタ

八海「....」スタスタ

ライラ「....」ポカー

七海・八海「「?」」

七海「ライラさん、そんなところで何をしているんれすか?」

ライラ「ナナミさんたちが帰ってきたと聞きましてー」

ライラ「こちらで待っておりましたー」

ライラ「そうしたらお腹が空きましたので」

ライラ「雪が降るのを待っていたところですよー」

八海「相変わらずれすね~」



944: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/11(木) 00:40:35.65 ID:FuQsOYjN0

七海「でも今回の一件では、ライラさんも大活躍れしたね」

ライラ「ライラさんが....?」

八海「下衆さんの策略とはいえ、プロデューサーが関わるきっかけは」

八海「『七海がライラさんに河豚を捌いて振舞っていたこと』」

八海「れすからね~」

ライラ「なるほどー」



945: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/11(木) 00:41:39.62 ID:FuQsOYjN0

七海「でも酷いれすよね~」

七海「その言い方じゃ」

七海「七海が自分から、無免許でライラさんに河豚を振る舞ったみたいじゃないれすか~」

ライラ「?」

ライラ「違うのですかー?」

八海「覚えてないんれすか!?」

ライラ「あの時の記憶はふにゃふにゃでして」

七海「あやふやれすね」

ライラ「気が付いたら、ライラさんの口の中でこのお刺身が暴れていたのでございます」

八海「....」



946: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/11(木) 00:42:23.96 ID:FuQsOYjN0

七海「七海が釣りをしてたら、いつの間にか隣にライラさんがいたんれす」

ライラ「?」

七海「河豚が釣れたのでリリースしようとしたら」

七海「ライラさんが噛み付いちゃったんれすよ!」

ライラ「なるほどー」

ライラ「きっとお腹が空いていたので」

ライラ「無意識に食べようとしてしまったのですねー」



947: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/11(木) 00:43:01.36 ID:FuQsOYjN0

八海「引きはがそうとしても絶対に離れなかったので」

八海「ライラさんの命を救うために」

八海「やむを得ず口の中で捌いたんれす!」

七海「ブラックジャック先生でも難しいれすよそんなの!」

ライラ「それはそれは、どうもありがとうございましたー」

八海「無事でなによりれすよ」ニッコリ

七海「今度からは河豚に噛み付いちゃダメれすよ?」

ライラ「そういたしますですー」



948: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/11(木) 00:52:19.84 ID:FuQsOYjN0

七海「....」スタスタ

八海「....」スタスタ

七海「....本当によかったれす」

八海「....」

八海「誰も欠けることなく、みんなで平和を取り戻すことができました」



949: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/11(木) 00:53:12.07 ID:FuQsOYjN0

~サバゲー場~

亜季「....」

ガサッ

亜季「!」スッ

亜季「(誰もいない!?)」

ズバッ

亜季「....ヒ、ヒット」バタリ

珠美「斬斬る斬っていい斬ったたたたたたたたアハハアハハアハハハハハハハハハハハハハ」ゲラゲラ

珠美「キャハハハ!たの!外斬る!しい!」ゲラゲラ



950: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/11(木) 00:53:54.02 ID:FuQsOYjN0

~事務所~

ありす「....」スッスッ

薫「ありすちゃん!」

ありす「....」

ありす「なんですか?」

薫「何調べてたの?」

ありす「....なんでもありません」

薫「せんせぇのお見舞いのこと?」

ありす「....」

ありす「....違います」

薫「!」

薫「当たりーっ!」

ありす「だから違いますって!」



951: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/11(木) 00:59:08.31 ID:FuQsOYjN0

~高速道路~

ブゥーーーーン

美世「珍しいねー、車出して欲しいなんて!」

愛海「....」

愛海「....早く山に、お山に登らないと」

愛海「抑えきれなくっ....なっちゃうよ....」ブルブル

愛海「ハァ....ハァ....」ゼェゼェ

美世「?」ブルン

愛海「!!!」

愛海「....美世さん」

愛海「もうここで登山しない!?」

美世「今運転中だからダメー!」

愛海「(運転中じゃなければいいの!?)」



952: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/11(木) 01:00:53.93 ID:FuQsOYjN0

~凛の家~

凛「みんな、ご飯だよ」

ハナコ「ワンッ!」

卯月「ハッ!ハッ!」

未央「クゥ~ン」ペロペロ

凛「もう、落ち着いて」

凛「ご飯は逃げないから」ニコ

凛「それが終わったら」

凛「たっぷり遊んであげる」ニッコリ

ハナコ「ワンッ!」

卯月「ペロペロ」

未央「アムアム」

凛「....ふふ」



953: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/11(木) 01:07:38.46 ID:FuQsOYjN0

八海「そういえば」

七海「なんれすか?」

八海「この『八海』って名前」

八海「変えていいれすか?」

七海「ダメれす」

八海「え~なんれれすか~」

七海「七海の妹なら八海しかないれしょ~?」

八海「だってこの名前」

八海「....あんまりかわいくないれす」

七海「頑張って考えたのになんてこと言うんれすか!?」

八海「嘘れすね!即興れしたあのスピードは!」

七海「っ~!」



954: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/11(木) 01:08:17.02 ID:FuQsOYjN0

七海「七海がお姉ちゃんれすよ!」

八海「何日か前まで一緒の人格だったじゃないれすか!」

七海「....」

八海「....」

七海・八海「「ふふふっ」」クスクス

七海「姉妹も板についてきましたね~」スタスタ

八海「誰が見ても双子れす~」

七海「あ、今日の晩御飯何にします?」

八海「う~ん」

八海「....バラムツ?」

七海「それはちょっと....」

八海「世界を救ったバラムツくんに言うことれすか~」

七海「さ、バラムツくんはさておき帰りましょ~」

八海「は~い」

【完】



955: ◆bL5b7ovQmQ 2021/02/11(木) 01:14:02.77 ID:FuQsOYjN0

最後までお付き合いいただきありがとうございました

長編ストーリー物の安価スレは大変なので書きたくないんですが、世論がそれを許さなかったので渋々書きました
しかしそんな中でも、一応の形になって着地できたのは100%皆さんのおかげです
毎度毎度本当にありがとうございます、心から感謝しています

皆さんのお力添えがあり、この1年弱で穴久保→幸子→レンタル→スキャンダルと4つの安価スレを書けました
穴久保から丸1年になる頃にもう1つ書きたいと思っているので、その時はまたお越しください
(次は楽な短編連作形式にしたいです)

過去作次回作共によろしくお願いします

このSSが読者の方の人生の糧に少しでもなれば幸いです



元スレ
SS速報VIP:【モバマス安価】P「えっ!?うちのアイドルがスキャンダル!?」