1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/23(日) 22:22:26 ID:w2O/Xd6c

アニ「は?」

エレン「いやだから、お前の髪型だよ」

アニ「ショートボブ、ねえ」

エレン「ポニーテールでも十分可愛いけどよ、絶対ショートボブの方が可愛いって」

アニ「な、なんでアンタにそんなこと指図されなきゃいけないんだい?」

エレン「ん、いや、そう思っただけだよ」

アニ「そーかいそーかい」ぷいっ

アニ(明日美容室にでも行ってくるか・・・)



3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/23(日) 22:28:18 ID:w2O/Xd6c

~翌日~

ざわ・・・ざわ・・・

ジャン「おいおいマルコォ・・・」

マルコ「なんだい・・・?」

ジャン「何だよ、あの可愛い髪型はよぉ・・・」

ライナー「ほ、惚れてまうやろ・・・」

べ「すごく似合ってるね・・・」



4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/23(日) 22:30:56 ID:w2O/Xd6c

アニ(恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい・・・)

クリスタ「すっごく可愛いよアニ!」

ユミル(わ、私にはクリスタがいるんだっ、可愛いなんて思っちゃいない!)ごくりっ

サシャ「イメチェンですかぁ!?それにしては、しっくり来すぎじゃないですかぁ!?」

ミカサ「可愛いと思わざるを得ない・・・」

アニ「う・・・、ありがとう」

アニ(慣れないことはするもんじゃないね・・・)



6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/23(日) 22:35:33 ID:w2O/Xd6c

アニ(ってか、肝心のエレンはどこ行ってんだい・・・?)

エレン「う~っ、寝坊したぁ・・・って・・・」

アニ(あ・・・来た)

エレン「アニ!?」

アニ「どう、だい?似合ってるかい?///」

エレン「おう!普通だな!」




エレン「痛え!」



9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/23(日) 22:43:44 ID:w2O/Xd6c

クリスタ「あれはちょっとないよねぇ・・・」

ユミル「鈍感にも程があるだろ、馬鹿か」

ミカサ「いくらエレンでも酷すぎる」

女子「ぶーぶー」

エレン「いってえ、何すんだよ・・・」

アニ(アンタの為にって、雰囲気変えてみたのに・・・気に入らなかったのかな・・・)

エレン「アニ、ちょっと耳貸せ」

アニ「何だい、まだ文句でも・・・」むすっ

エレン「思ったとおりだ、すげえ似合ってんぞ」

アニ「」ボンッ



13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/23(日) 22:49:30 ID:w2O/Xd6c

ジャン「オイ、エレン!何の魔法使ったんだよコラァ!」

ライナー「アニがあんな真っ赤になったの初めて見たぜ・・・」

べ「だね・・・」

マルコ「ほんと羨ましいよ、君の天然ジゴロ加減が・・・」

アルミン(きっとアニに髪型変えるよう吹き込んだのエレンだろうな・・・マルコの言う通りだよ・・・)

エレン「何だよ、みんなして!」



15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/23(日) 22:55:27 ID:w2O/Xd6c

サシャ「アニ、ほんと羨ましいです!私も髪型変えようかなぁ・・・」

クリスタ「私もしよっかなー!」

ユミル(クリスタがショートボブ・・・ってかなんでも似合うわ)

アニ「似合ってる、か・・・変えて良かったな///」ぶつぶつ



ミカサ「私の時は、何にも無かった・・・」



16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/23(日) 23:04:13 ID:w2O/Xd6c

アニ「なあ、エレン」

エレン「ん?」

アニ「髪変えたついでにさ、似合う服でも探しに行きたいと思ってるんだけど、付き合ってもらってもいいかい?」

エレン「おぉ、だな!全然いいぜ!」

アニ「じゃあ、次の休みだね・・・楽しみにしとくよ」

エレン「俺も楽しみにしとくわ!これでまた、訓練頑張れるなっ」

アニ(くっ・・・なんでコイツはいちいちきゅんと来ることを・・・)きゅんっ



19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/23(日) 23:15:30 ID:w2O/Xd6c

~休日~

わいわいがやがや

アニ(楽しみすぎて早く来すぎちまったよ・・・)

モブ1「おい姉ちゃん!俺達と遊ばねえ?」ケラケラ

モブ2「うわ、めっちゃ上玉!」

アニ「・・・」




モブ1「も、もう、許して下さい・・・」

モブ2「ひ、ひいいぃ・・・」ダダダッ

アニ「・・・ふんっ」

アニ(こんなんだから、女の子らしくないんだろうね、きっと・・・)



21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/23(日) 23:18:35 ID:w2O/Xd6c

エレン「すまんっ、待ったか?」タッタッタッ

アニ「いや、待ってない」フルフル

エレン「じゃあ行くかーっ」ぎゅっ

アニ(あ、手・・・)

エレン「嫌か?はぐれたくないから、手ぇ繋ぎたいんだけど」

アニ「大丈夫、じゃあ行くとするかい」



22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/23(日) 23:23:16 ID:w2O/Xd6c

~雑貨屋~

アニ(あ、可愛い・・・けど、私には似合わないね・・・)じーっ

エレン「その髪留め、欲しいのか?」

アニ「!・・・いやっ、違うよ、ただ見てただけ」

エレン「似合うぜ、きっと」

アニ「・・・」じーっ

エレン「買うか?」

アニ「えっ?あ、これ?」

エレン「おう」



23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/23(日) 23:27:49 ID:w2O/Xd6c

アニ「じゃあ、お言葉に甘えて・・・」

店員「~~~になります・・・」

エレン「はいよ、っと・・・」

店員「あ、当店カップルでのご入店で一割引きのサービスを実施しておりまして・・・」

エレン「じゃあそれで!」

アニ「!?」

店員「はい、かしこまりました~」



24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/23(日) 23:30:01 ID:w2O/Xd6c

エレン「さっきの、何かすまなかったな」

アニ「えっ?」

エレン「ほら、カップルがどうのこうのってさ」

アニ「いや、私は全然・・・むしろ、アンタのほうが嫌じゃなかったかい?」

エレン「何言ってんだよ!嫌な奴と買い物来たりしねえだろ・・・はい、これ、さっきの」ひょい



25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/23(日) 23:33:54 ID:w2O/Xd6c

アニ(やっぱりかわいい・・・)

エレン「ほら、付けてみろよ」

アニ「んしょっ、と」パチッ

エレン「・・・すんげえ似合ってんな・・・」

アニ「世辞はよしなよ」

エレン「違ぇって、本当さ」

アニ「フン・・・お褒めの言葉は、素直に受け取っとくよ、一応」

エレン「一応ってなんだよっ」



26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/23(日) 23:37:31 ID:w2O/Xd6c

~服屋~

アニ「うわぁ・・・すごいね、ここ」

エレン「向こうの方まで服で一杯だな」

アニ「早く見よう」ぐいぐいっ

エレン「いつになく乗り気だな、アニ」

アニ「そりゃそうさ、私だって一応女の子だしね」

エレン「だから、一応ってなんだよ」



27: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/23(日) 23:42:49 ID:w2O/Xd6c

アニ「ふわあ・・・かわいい・・・」

エレン「これなんて似合いそうだけどなぁ」ひらひら~

アニ(・・・でも、こんなの着たって、意味ないし・・・)

エレン「少し着てみてくれよ、これ」

アニ「白い、ワンピースねえ・・・」



28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/23(日) 23:47:11 ID:w2O/Xd6c

がらっ

アニ「・・・どうだい?」

エレン「お前、そんな可愛かったっけ・・・」

アニ「似合ってるって事でいいのかい、それは?」

エレン「そう取ってくれても、構わん」

アニ「ただ・・・ひらひらし過ぎて落ち着かないね、これ」

エレン「落ち着くまで着てれば良い事さ」



30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/24(月) 00:04:04 ID:D7RaSgI6

アニ「ってことは、買ってくれるのかい?」

エレン「当たり前だろ、ほら早く持って来いよ」



店員「~~~になります」

エレン「はいよー、っと・・・」

店員「お買い上げ有難う御座いました~」



31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/24(月) 00:09:20 ID:D7RaSgI6

エレン「もう早速着てるのか」

アニ「まあね、かなりのお気に入りだから、さ」

エレン「そっか、良かったよ」

アニ「ふーっ、今日は楽しかった」

エレン「本当か?」

アニ「嘘なんて付く訳無いじゃないか・・・」

モブ1「おう、さっきの姉ちゃんじゃねーか」

アニ「・・・っ」

エレン「何だ?知り合いか?」



32: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/24(月) 00:12:20 ID:D7RaSgI6

モブ2「ボス、なかなかの上玉じゃないっすか?」

ボス「・・・だな・・・んで、こいつがお前らをボコボコにしたって?」

モブ1「へい、情けないです・・・」

アニ「フン・・・」

エレン「おい、どういう事だ」



33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/24(月) 00:16:18 ID:D7RaSgI6

ボス「少し来て貰おうか?」

アニ「やだね・・・生憎、今はデートの途中なんだ」

ボス「どこの誰だか知らんが、生意気な女だなァ!」ブンッ

アニ(このっ・・・!)

エレン「アニに何してんだ!」バキッ



34: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/24(月) 00:20:16 ID:D7RaSgI6

アニ「!」

エレン「駆逐すんぞ・・・!」ギロッ

ボス「ひっ、お、覚えてろよ・・・!」

タッタッタッ

エレン「なんだよ、あのビビり連中は」

アニ「さあ?・・・にしても、随分と勇ましかったね、エレン」

エレン「そりゃ、お前を守る為だからな」

アニ(くっ、この鈍感野郎・・・!)きゅん



35: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/24(月) 00:22:55 ID:D7RaSgI6

すたすた

エレン「眺め良いな、ここ」

アニ「事前にリサーチ済みだからね」

エレン「ん?」

アニ「ん、何でもないよ」



36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/24(月) 00:25:07 ID:D7RaSgI6

エレン「それにしても、お前が本当に髪型変えてくるとは思って無かったよ」

アニ「この髪型、駄目だったかい?」

エレン「いや、むしろ逆だよ、かなり気に入った」

アニ「そ、なら良かったけど」



37: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/24(月) 00:27:27 ID:D7RaSgI6

アニ「丁度髪型変えようって、思っていた所だったし」

エレン「グッドタイミングだった訳だ」

アニ「そうそう、んで、何で変えようと思っていたかと言うと」

エレン「ほうほう」



アニ「アンタに告白しようと思ってたんだよね」



38: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/24(月) 00:28:50 ID:D7RaSgI6

エレン「・・・っ、ちょ、ちょっと、待ってくれ」

アニ「・・・」

エレン「そ、それはなぁ、こっちのセリフだよ!」

アニ「!」

エレン「今日ぐらい、俺の顔立ててくれよ」



39: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/24(月) 00:31:01 ID:D7RaSgI6

エレン「お前が好きだ、アニ」

アニ「・・・ん」

エレン「髪型変えてつったら、変えてくるとことか」

アニ「・・・」

エレン「まあ、とにかく、なんだ、その・・・好きだ!だから・・・付き合ってくれ!」

アニ「いいに、決まってるじゃないか・・・!」



40: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/24(月) 00:34:31 ID:D7RaSgI6




エレン「なあ、アニ」

アニ「?」

エレン「お前だけ髪型変えてるの、不公平っつうか」

アニ「いや、別に?」

エレン「なんか、アニからのリクエストが欲しいんだよ、髪型の!」

アニ「じゃあ、坊主つったらやってくる?」

エレン「当たり前だ!」

アニ「ふうん」くすくす

エレン「な、なんだよ」



アニ「エレンは、今のままが一番良いよ」くすっ

END


元スレ
SS深夜VIP:エレン「アニはショートボブが似合うと思うんだけどなぁ」