1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2021/02/14(日) 17:25:34 ID:ptE8SxwY

これは某ローカル局であったりなかったりする物語である。なお、ローカルアイドル界でも似たようなことがあったりなかったりするらしいが、この物語とは全く別の話である。



2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2021/02/14(日) 17:29:32 ID:THBYoJI.

社長「いや~いい子が入ったね。」

P「ええ、若いのに芯がしっかりしている。」

スポンサー「おかげでうちの会社の商品もよく売れてますよ。次期番組でも彼女をメインにしてもらいたいくらいですよ。」

社長「おいおい、まだまだ先の話じゃないか。」

P「まっ、うちのアナウンサーの中でも人気になるでしょうね。」



3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2021/02/14(日) 17:35:00 ID:THBYoJI.

一年後…

社長「なんだって?引き抜きだと!」

P「ええ、隣の県の局に…」

社長「金か?金なのか?」

P「いや、おそらくはここよりは都会だからでしょうね。地方のローカルアナの給料なんてたかがしれてますし。」

社長「しかし、いくら都会といってもな。そんなに大差はないだろ?」

P「その差は結構大きなものなんですよ。田舎よりは知名度を上げやすいから。」



4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2021/02/14(日) 17:41:34 ID:THBYoJI.

スポンサー「うちの商品の売れ行きも鈍りましたね。」

社長「すいません。まさかこんなことになるなんて…」

スポンサー「いいんですよ。しょせん地元でしか売れない物なんですから。それよりも次ですよ、社長!」

P「社長、今度は地元出身者から採りましょう!人気も出やすいですし。それに他県出身者は何社も受けてる子がほとんど。地元の子は入ってくれやすいです。」

スポンサー「そうだね。地元愛溢れる子だとうちの商品もよく知っていてくれるだろうし。」

社長「よーし!じゃあその線でいくぞ!」



5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2021/02/14(日) 17:49:17 ID:THBYoJI.

一年後

スポンサー「すいません、まさかうちの社員と結婚してしまうとは…いや、まあ、めでたいことなんだけど。」

社長「よく商品説明にきてくれてた広報の彼だよね。好青年だったけどまさかうちの子とこんなにもはやく結婚しちゃうなんて。いや、まあ、めでたいことだよね。」

P「一緒に仕事をしていくうちにお互い気になってだそうですよ。美男美女のカップルでうらやましい…いや、まあ、めでたいことですね。」

社長「それにしても寿退社しなくてもなあ。うちだと結婚してても結構活躍できるのに。」

スポンサー「夫を支えていきたいんでしょう。いや~うちの社員はいい嫁さんを貰いましたよ。」



6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2021/02/14(日) 17:59:24 ID:THBYoJI.

P「しかしこれだとどんな子を採用したらいいのか…」

社長「う~ん、せめて4、5年はいて欲しいよね。」

スポンサー「地元出身かつ、すぐには結婚しそうにない子か…容姿はそこそこで愛嬌があって面白い子とか?」

社長「それだ!地元出身者で可愛すぎず、愛嬌がある子にしよう。」

P「番組もバラエティー色を濃くしていきましょう。」



7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2021/02/14(日) 18:07:21 ID:THBYoJI.

一年後…

社長「まさか芸人を目指して上京するなんてね…確かにいいキャラクターしてたけどさ。」

P「すいません…ちょっと彼女を変に盛り上げ過ぎましたね。まさかそっちの方向を目指すようになるとは。」

スポンサー「いや、確かに面白いよ…お笑いの某大会とかに参加しててまさかとは思いましたけど。テレビで活躍して自信がついちゃったのかな?」

社長「でもここまで毎年出ていかれるとさすがに滅入るよね。」

スポンサー「そうですね。うちとしても毎年違う子にイメージキャラクターが変わるようなものですし。」

P「絶対に辞めない子なんていないのはわかってるんですけどね。なんだかな~」



8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2021/02/14(日) 18:21:36 ID:THBYoJI.

とまあこんなことがあったりなかったり。他にも不祥事とか、転職とか。

これは某ローカル局であったりなかったりする物語である。なお、ローカルアイドル界でも似たようなことがあったりなかったりするらしいが、この物語とは全く別の話である。

終わり…


元スレ
SS深夜VIP:社長「悲しい現実」