1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 03:39:51 ID:ZvPeTMbw
アルミン「あ、何だろうこれ」カパ
アルミン「…赤色の…食べ物かな」ヒョイ
アルミン「…」
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 03:41:42 ID:ZvPeTMbw
アルミン「ちょ…ちょっとだけならいいよね?」ドキドキ
アルミン「」パクッ
アルミン「!?」
アルミン「うわああ!口が!口が!」ゴロゴロ
アルミン「な…なんだこれ…初めての感覚だ…」
アルミン「…でもなかなか…」パク
アルミン「んむー!」スッパ
エレン「お、アルミンじゃねえか」
ミカサ「本当だ」
エレン「よ!アルミン!」
アルミン「エレン、ミカサ!」
ミカサ「何をやっているの?」
アルミン「これを食べていたんだ」ズイ
エレン「…何だよこれ」
ミカサ「…」
エレン「腐ってんだろ」
アルミン「まあ一回食べてみなよ」
エレン「…ああ」パク
エレン「ん!?」
ミカサ「どうしたのエレン!?」
エレン「」ゴホゴホ
アルミン「だ、大丈夫!?」
エレン「…ゴホッ…謎の味だな…俺にはきつい…」
ミカサ「…私も」パク
ミカサ「すっぱい…」
アルミン「無表情だ…」
エレン「すげえ…」
エレン「…これ塩使いまくってるだろ…」
アルミン「すごいよね。貴重な塩を…」
ミカサ「」ヒョイ パク ヒョイ パク
エレン「…気にいったのか?」
ミカサ「おいしい」
エレン「みんなにも分けてやるか」
ミカサ「ええ」
アルミン「いいのかなぁ…」
エレン「ジャァン!」
ジャン「悪口を言いにきたならどっかいけ」
エレン「つれねえな。これやるよ」
ジャン「あ…?何だこりゃ。食べ物か」
エレン「おう」
ジャン「…食えんのか…」
エレン「ミカサはうまいって言ってたぞ」
ジャン「何!?」
ジャン「よっしゃ!食うぜ!」パクッ
ジャン「」ゴフッ
エレン「うわ!汚ねえな!」
ジャン「おい!何だこれは!」
エレン「あーあー勿体無い」
ジャン「こんなもん食えるかよ!」
エレン「やれやれ、お子様だな。ジャン•キッズシュタインにしろよ」
ジャン「何だと!?」
アルミン「はいはい、喧嘩になる前に退場しようね」ズルズル
アルミン「何で君は喧嘩ふっかけようとするんだよ…」
エレン「ジャンの顔を見たらついな…」
アルミン「…ま、いいか」
エレン「ああ、今はそんなことはどうでもいい。重要な事じゃない」
アルミン「お前がいうな!」
ミカサ「アニ」
アニ「何?」
ミカサ「これを上げる」スッ
アニ「…嫌がらせ?」
ミカサ「違う。食べてみてほしい」
アニ「…食べ物か…」
アニ「」パク
ミカサ「どう?」
アニ「…ま…まあまあだね…」プルプル
ミカサ「顔が引きつっている」
アニ「う…うるさい!」ダッ
ミカサ「?」
エレン「どうだった?」
ミカサ「よくわからない」
アルミン「まあアニだもんね」
エレン「!」ピコ-ン
エレン「なあ!これ売って儲けないか!」
アルミン「え」
ミカサ「良い。名案。さすがエレン」
エレン「よせやい照れるべ!」
アルミン「えー…」
ミカサ「では早速食堂に行こう」
エレン「おう!」
アルミン「ええー…」
食堂
エレン「…と、食堂に来たはいいけど…名前を付けねえとな」
ミカサ「赤玉」
アルミン「ちょっと下品な感じがするよ」
エレン「漆黒の紅」
アルミン「色が二つ入ってるね。意味がわからない」
エレン「じゃあどうすりゃいいんだよ!」
アルミン「塩で何かの実を漬けているみたいだから…漬け物でいいんじゃない?」
エレン「え…」
ミカサ「安直」
アルミン「…」
エレン「じゃあこの…チッ…漬け物の値段を決めるか」
アルミン「舌打ちしたよね今絶対舌打ちしたよね」
ミカサ「この食べ物は貴重。なので、10000でどうだろう」
エレン「誰も買ってくれねえよ」
アルミン「その1/10くらいかな」
エレン「さ!待つぞ!」
ミカサ「わかった」
アルミン「…」
~30分後~
エレン「来ない。一人も来ない」
ミカサ「どうしてなのだろう」
アルミン「…食堂なんて朝、昼、夜の決まった時間しか使わないじゃないか」
エレン「!」ハッ
ミカサ「!」ハッ
アルミン「…」
エレン「じゃ…どこで…」
アルミン「人通りの多い場所で…」
ミカサ「通路」
エレン「それだ!」パン
アルミン「え?でも通行人の邪魔に…」
ミカサ「そうと決まれば早速」ガタッ
エレン「よし」ガタッ
アルミン「人の話を聞け!」
通路
エレン「お、カモがいっぱいいるぜ!」
アルミン「確実に邪魔になってるんだけど」
ミカサ「では、捕らえてこよう」
モブ「でさー」
モブb「ははは」
ミカサ「ちょっと」
モブ「え?」クル
ミカサ「来てほしい…」ゴゴゴゴ
モブ「ハ…ハイ」ブルブル
モブb「」ビクビク
ミカサ「連れてきた」
エレン「おい兄ちゃん」
モブ「な…なんでしょうか…」
エレン「いくら持ってんだ?」
モブ「え…えっと…」
アルミン「ああもう!」バシ
エレン「痛ってえなあ!」
アルミン「それじゃチンピラだよ!」
アルミン「ごめんね、これを買わないかい?」
モブ「何ですかこれ」
アルミン「漬け物だよ。酸っぱいんだ」
モブ「へ…へぇ…でも…俺は…」
モブb「ん…んー…」
ミカサ「買うの?買わないの?」ゴゴゴゴ
モブ「買わせていただきます!」
モブb「ぜ…是非!」
エレン「毎度あり!」
アルミン「…」
エレン「幸先いいスタートだな」
ミカサ「ええ。この調子で…」
アルミン「駄目!この調子は駄目!」
アルミン「これじゃ脅迫だって!」
エレン「えー、酷い」
ミカサ「まったく」
アルミン「まったくって言いたいのはこっちだよ!」
ミカサ「叫ばないで。みんなが見てる」
アルミン「あ、ごめん」
エレン「ったく。アルミン、何か勘違いしてねえか?」
アルミン「え?」
エレン「いいか?見てみろ」ヒョイ
エレン「お世辞にも美味しそうに見えるか?」
アルミン「…いや…」
エレン「だろ?だから無理やりにでも一回食べてもらって美味しさを知ってもらうわけだ」
アルミン「…はぁ…」
エレン「そして次は心から買いにくる。それがリピーターになるわけだろうが」パク
アルミン「…そういうものかなぁ…」
ミカサ「さすがエレン」パチパチ
エレン「って訳で、誰か連れてきてくれ」
ミカサ「了解した」
アルミン「…誰もいないよ」
エレン「え?」キョロキョロ
ミカサ「なぜ」キョロキョロ
アルミン「やっぱり強引なんだって」
通路B
エレン「いっぱいいるな!」
ミカサ「狩りの開始」
アルミン「狩りって言っちゃってるよ…」
アルミン「あの方法はもう駄目だよ…」
エレン「え、何で」
ミカサ「わかってくれたと思っていた」
アルミン「冷静に考えたんだ」
エレン「…仕方ねえなぁ…」
ミカサ「…」
アルミン「僕がお客さん呼んでくるね」
ミカサ「わかった」
~1分後~
アルミン「呼んできたよ」
ライナー「よう」
エレン「お、ライナーじゃねえか」
ミカサ「お金持ってそう」
アルミン「ちょっと!」
ライナー「漬け物って何だ?」
エレン「これだ」
ライナー「…」ムッ
ミカサ「今変な顔をした」
ライナー「う…うーむ…これは…」
エレン「食ってみるか?」
ライナー「いいのか?」
エレン「おう」
ライナー「」パク
ライナー「むう…」
アルミン「おいしい?」
ライナー「…んん…」
エレン「人を選ぶ食べ物だよな。ぶっちゃけ、俺は好きじゃない」
アルミン「ぶっちゃけないで」
ライナー「すまん、俺はいい」
アルミン「そう。時間とらせてごめんね」
ライナー「じゃあな」
エレン「あー、ちょっと待って」
ライナー「?」
エレン「ん」スッ
ライナー「何だこの手?」
エレン「代金」
ライナー「なに!?」
アルミン「…」ガクッ
ライナー「ただじゃないのか!?」
エレン「誰もそんな事は言ってません」
ミカサ「払わないなら…」ゴゴゴゴ
ライナー「」
アルミン「」
ライナー「」シクシク
エレン「毎度あり~」
ミカサ「またのお越しを」
アルミン「誰も来ないよ!詐欺だ詐欺!」
エレン「おいおい、大袈裟だな」
ミカサ「ええ、エレンは本当の事を言っただけ」
アルミン「…何でそんな売り方しかできないんだ…」
ギャ- ギャ-
???「おい貴様ら…」
エレン「ああ!?今取り込みちゅ…」クル
キース「」ズモモモモ
アルミン「ぉぉぅ…」
ミカサ「しまった」
エレン「…」
キース「貴様らは無断でこの貴重な食べ物を食い、売ったというのか…」
エレン「…」
アルミン「…」
ミカサ「…」
キース「本来なら開拓地行きだ。だが貴様らのような優秀な者を無くすのも惜しい」
エレン「」グッ
アルミン「」パン
キース「…食事3日抜きで許してやろう」
エレン(よっしゃ!軽い!)グッ
エレン「よかった。いや、よかった」
アルミン「…まったく反省してないよ…」
ミカサ「お金はとられなかった。これで何か買おう」ジャラ
エレン「よっし!」
アルミン「僕にもお願い」
ミカサ「わかってる。では…」
ガラ
キース「おい…金は元の持ち主に返しておけ。後に確認する」ピシャ
エレン「…」
ミカサ「…」
アルミン「…はぁ…」
終わり
食べ物の名前は梅干しです
みんなわかったかな☆
この二人は悪い奴だなwwww
白飯と一緒に食べたくなった
乙
元スレ
アルミン「ちょ…ちょっとだけならいいよね?」ドキドキ
アルミン「」パクッ
アルミン「!?」
アルミン「うわああ!口が!口が!」ゴロゴロ
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 03:46:06 ID:ZvPeTMbw
アルミン「な…なんだこれ…初めての感覚だ…」
アルミン「…でもなかなか…」パク
アルミン「んむー!」スッパ
エレン「お、アルミンじゃねえか」
ミカサ「本当だ」
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 03:48:50 ID:ZvPeTMbw
エレン「よ!アルミン!」
アルミン「エレン、ミカサ!」
ミカサ「何をやっているの?」
アルミン「これを食べていたんだ」ズイ
エレン「…何だよこれ」
ミカサ「…」
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 03:52:25 ID:ZvPeTMbw
エレン「腐ってんだろ」
アルミン「まあ一回食べてみなよ」
エレン「…ああ」パク
エレン「ん!?」
ミカサ「どうしたのエレン!?」
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 03:55:16 ID:ZvPeTMbw
エレン「」ゴホゴホ
アルミン「だ、大丈夫!?」
エレン「…ゴホッ…謎の味だな…俺にはきつい…」
ミカサ「…私も」パク
ミカサ「すっぱい…」
アルミン「無表情だ…」
エレン「すげえ…」
8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 03:59:30 ID:ZvPeTMbw
エレン「…これ塩使いまくってるだろ…」
アルミン「すごいよね。貴重な塩を…」
ミカサ「」ヒョイ パク ヒョイ パク
エレン「…気にいったのか?」
ミカサ「おいしい」
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 04:05:14 ID:ZvPeTMbw
エレン「みんなにも分けてやるか」
ミカサ「ええ」
アルミン「いいのかなぁ…」
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 04:08:31 ID:ZvPeTMbw
エレン「ジャァン!」
ジャン「悪口を言いにきたならどっかいけ」
エレン「つれねえな。これやるよ」
ジャン「あ…?何だこりゃ。食べ物か」
エレン「おう」
ジャン「…食えんのか…」
エレン「ミカサはうまいって言ってたぞ」
ジャン「何!?」
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 04:16:20 ID:ZvPeTMbw
ジャン「よっしゃ!食うぜ!」パクッ
ジャン「」ゴフッ
エレン「うわ!汚ねえな!」
ジャン「おい!何だこれは!」
エレン「あーあー勿体無い」
ジャン「こんなもん食えるかよ!」
エレン「やれやれ、お子様だな。ジャン•キッズシュタインにしろよ」
ジャン「何だと!?」
アルミン「はいはい、喧嘩になる前に退場しようね」ズルズル
17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 14:53:46 ID:ZvPeTMbw
アルミン「何で君は喧嘩ふっかけようとするんだよ…」
エレン「ジャンの顔を見たらついな…」
アルミン「…ま、いいか」
エレン「ああ、今はそんなことはどうでもいい。重要な事じゃない」
アルミン「お前がいうな!」
19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 14:56:33 ID:ZvPeTMbw
ミカサ「アニ」
アニ「何?」
ミカサ「これを上げる」スッ
アニ「…嫌がらせ?」
ミカサ「違う。食べてみてほしい」
アニ「…食べ物か…」
21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 15:23:05 ID:ZvPeTMbw
アニ「」パク
ミカサ「どう?」
アニ「…ま…まあまあだね…」プルプル
ミカサ「顔が引きつっている」
アニ「う…うるさい!」ダッ
ミカサ「?」
22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 15:26:39 ID:ZvPeTMbw
エレン「どうだった?」
ミカサ「よくわからない」
アルミン「まあアニだもんね」
エレン「!」ピコ-ン
24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 15:34:20 ID:ZvPeTMbw
エレン「なあ!これ売って儲けないか!」
アルミン「え」
ミカサ「良い。名案。さすがエレン」
エレン「よせやい照れるべ!」
アルミン「えー…」
ミカサ「では早速食堂に行こう」
エレン「おう!」
アルミン「ええー…」
25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 15:42:45 ID:ZvPeTMbw
食堂
エレン「…と、食堂に来たはいいけど…名前を付けねえとな」
ミカサ「赤玉」
アルミン「ちょっと下品な感じがするよ」
エレン「漆黒の紅」
アルミン「色が二つ入ってるね。意味がわからない」
エレン「じゃあどうすりゃいいんだよ!」
アルミン「塩で何かの実を漬けているみたいだから…漬け物でいいんじゃない?」
エレン「え…」
ミカサ「安直」
アルミン「…」
27: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 15:51:25 ID:ZvPeTMbw
エレン「じゃあこの…チッ…漬け物の値段を決めるか」
アルミン「舌打ちしたよね今絶対舌打ちしたよね」
ミカサ「この食べ物は貴重。なので、10000でどうだろう」
エレン「誰も買ってくれねえよ」
アルミン「その1/10くらいかな」
29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 16:01:50 ID:ZvPeTMbw
エレン「さ!待つぞ!」
ミカサ「わかった」
アルミン「…」
~30分後~
エレン「来ない。一人も来ない」
ミカサ「どうしてなのだろう」
アルミン「…食堂なんて朝、昼、夜の決まった時間しか使わないじゃないか」
エレン「!」ハッ
ミカサ「!」ハッ
アルミン「…」
30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 16:09:17 ID:ZvPeTMbw
エレン「じゃ…どこで…」
アルミン「人通りの多い場所で…」
ミカサ「通路」
エレン「それだ!」パン
アルミン「え?でも通行人の邪魔に…」
ミカサ「そうと決まれば早速」ガタッ
エレン「よし」ガタッ
アルミン「人の話を聞け!」
32: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 16:15:01 ID:ZvPeTMbw
通路
エレン「お、カモがいっぱいいるぜ!」
アルミン「確実に邪魔になってるんだけど」
ミカサ「では、捕らえてこよう」
33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 16:18:18 ID:ZvPeTMbw
モブ「でさー」
モブb「ははは」
ミカサ「ちょっと」
モブ「え?」クル
ミカサ「来てほしい…」ゴゴゴゴ
モブ「ハ…ハイ」ブルブル
モブb「」ビクビク
34: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 16:21:21 ID:ZvPeTMbw
ミカサ「連れてきた」
エレン「おい兄ちゃん」
モブ「な…なんでしょうか…」
エレン「いくら持ってんだ?」
モブ「え…えっと…」
アルミン「ああもう!」バシ
エレン「痛ってえなあ!」
アルミン「それじゃチンピラだよ!」
36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 16:26:08 ID:ZvPeTMbw
アルミン「ごめんね、これを買わないかい?」
モブ「何ですかこれ」
アルミン「漬け物だよ。酸っぱいんだ」
モブ「へ…へぇ…でも…俺は…」
モブb「ん…んー…」
ミカサ「買うの?買わないの?」ゴゴゴゴ
モブ「買わせていただきます!」
モブb「ぜ…是非!」
エレン「毎度あり!」
アルミン「…」
38: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 16:29:53 ID:ZvPeTMbw
エレン「幸先いいスタートだな」
ミカサ「ええ。この調子で…」
アルミン「駄目!この調子は駄目!」
39: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 16:36:11 ID:ZvPeTMbw
アルミン「これじゃ脅迫だって!」
エレン「えー、酷い」
ミカサ「まったく」
アルミン「まったくって言いたいのはこっちだよ!」
ミカサ「叫ばないで。みんなが見てる」
アルミン「あ、ごめん」
エレン「ったく。アルミン、何か勘違いしてねえか?」
アルミン「え?」
40: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 16:44:33 ID:ZvPeTMbw
エレン「いいか?見てみろ」ヒョイ
エレン「お世辞にも美味しそうに見えるか?」
アルミン「…いや…」
エレン「だろ?だから無理やりにでも一回食べてもらって美味しさを知ってもらうわけだ」
アルミン「…はぁ…」
エレン「そして次は心から買いにくる。それがリピーターになるわけだろうが」パク
アルミン「…そういうものかなぁ…」
ミカサ「さすがエレン」パチパチ
41: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 16:52:04 ID:ZvPeTMbw
エレン「って訳で、誰か連れてきてくれ」
ミカサ「了解した」
アルミン「…誰もいないよ」
エレン「え?」キョロキョロ
ミカサ「なぜ」キョロキョロ
アルミン「やっぱり強引なんだって」
42: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 16:54:20 ID:ZvPeTMbw
通路B
エレン「いっぱいいるな!」
ミカサ「狩りの開始」
アルミン「狩りって言っちゃってるよ…」
44: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 16:57:23 ID:ZvPeTMbw
アルミン「あの方法はもう駄目だよ…」
エレン「え、何で」
ミカサ「わかってくれたと思っていた」
アルミン「冷静に考えたんだ」
エレン「…仕方ねえなぁ…」
ミカサ「…」
45: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 17:00:43 ID:ZvPeTMbw
アルミン「僕がお客さん呼んでくるね」
ミカサ「わかった」
~1分後~
アルミン「呼んできたよ」
ライナー「よう」
エレン「お、ライナーじゃねえか」
ミカサ「お金持ってそう」
アルミン「ちょっと!」
46: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 17:06:07 ID:ZvPeTMbw
ライナー「漬け物って何だ?」
エレン「これだ」
ライナー「…」ムッ
ミカサ「今変な顔をした」
ライナー「う…うーむ…これは…」
エレン「食ってみるか?」
ライナー「いいのか?」
エレン「おう」
47: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 17:09:39 ID:ZvPeTMbw
ライナー「」パク
ライナー「むう…」
アルミン「おいしい?」
ライナー「…んん…」
エレン「人を選ぶ食べ物だよな。ぶっちゃけ、俺は好きじゃない」
アルミン「ぶっちゃけないで」
49: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 17:14:46 ID:ZvPeTMbw
ライナー「すまん、俺はいい」
アルミン「そう。時間とらせてごめんね」
ライナー「じゃあな」
エレン「あー、ちょっと待って」
ライナー「?」
エレン「ん」スッ
ライナー「何だこの手?」
エレン「代金」
ライナー「なに!?」
アルミン「…」ガクッ
50: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 17:17:05 ID:ZvPeTMbw
ライナー「ただじゃないのか!?」
エレン「誰もそんな事は言ってません」
ミカサ「払わないなら…」ゴゴゴゴ
ライナー「」
アルミン「」
51: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 17:21:25 ID:ZvPeTMbw
ライナー「」シクシク
エレン「毎度あり~」
ミカサ「またのお越しを」
アルミン「誰も来ないよ!詐欺だ詐欺!」
エレン「おいおい、大袈裟だな」
ミカサ「ええ、エレンは本当の事を言っただけ」
アルミン「…何でそんな売り方しかできないんだ…」
52: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 17:23:40 ID:ZvPeTMbw
ギャ- ギャ-
???「おい貴様ら…」
エレン「ああ!?今取り込みちゅ…」クル
キース「」ズモモモモ
アルミン「ぉぉぅ…」
ミカサ「しまった」
エレン「…」
53: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 17:28:04 ID:ZvPeTMbw
キース「貴様らは無断でこの貴重な食べ物を食い、売ったというのか…」
エレン「…」
アルミン「…」
ミカサ「…」
キース「本来なら開拓地行きだ。だが貴様らのような優秀な者を無くすのも惜しい」
エレン「」グッ
アルミン「」パン
キース「…食事3日抜きで許してやろう」
エレン(よっしゃ!軽い!)グッ
55: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 17:33:59 ID:ZvPeTMbw
エレン「よかった。いや、よかった」
アルミン「…まったく反省してないよ…」
ミカサ「お金はとられなかった。これで何か買おう」ジャラ
エレン「よっし!」
アルミン「僕にもお願い」
ミカサ「わかってる。では…」
ガラ
キース「おい…金は元の持ち主に返しておけ。後に確認する」ピシャ
エレン「…」
ミカサ「…」
アルミン「…はぁ…」
終わり
56: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 17:35:38 ID:ZvPeTMbw
食べ物の名前は梅干しです
みんなわかったかな☆
57: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 18:59:24 ID:0xOInhvo
この二人は悪い奴だなwwww
59: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/08/03(土) 20:27:28 ID:Na.NHrfk
白飯と一緒に食べたくなった
乙
SS深夜VIP:アルミン「」ブルブル