6: 名無しで叶える物語 2021/06/16(水) 22:12:13.46 ID:v/BLcWZf.net

「こんにちは!」


その日会った人は25歳OLのお姉さんだった。

一見スタイルも良い、黒髪ロングヘアの美人さん。

優しく微笑んで「行こっか」と私の手を引いて歩き出した。


「高校生かぁ、青春真っ盛りだね!」

「勉強頑張ってる?」

「私も高校の頃はね――」


道中いろいろな話題を投げかけられる。

柔らかい口調で、笑顔を絶やさない。

普通にモテそうな人だなと思った。

でも、実際は女子高生とこういうことするような人なんだ。

私も人のこと言えないけど。



8: 名無しで叶える物語 2021/06/16(水) 22:14:27.15 ID:v/BLcWZf.net

「いやぁ、彼方ちゃんすっごく可愛いね! 私、ビックリしちゃったよー!」


ホテルの一室に入っても、お姉さんは笑顔を絶やさない。

条件だけ確認すると、お姉さんは私の身体に身を寄せてきた。


「じゃ、好きにしていい?」


私が頷くと、お姉さんの目の色が変わったのを感じた。

そして私の顔や身体を舐めるように見始めた。

整った顔立ちの美人さんのはずなのに、今にも涎の垂れてきそうな緩んだ口元が、ニヤついた表情が、気持ち悪かった。

私の手を握ったかと思うと、その手は私の腕へ、肩へとゆっくりと進んでいき、やがて私の身体を撫で回し始めた。


本当に気持ち悪い。


でも我慢しないと。

家のため、遥ちゃんのためなんだ。

私が我慢すればいいだけなんだ。



11: 名無しで叶える物語 2021/06/16(水) 22:16:43.83 ID:v/BLcWZf.net

「ふふ、JK最高っ……!」


お姉さんは呟いて、私に口付けた。

好きでもない人、よく知りもしない、会ったばかりの人とのキス。

まともに受け止めたら、最悪な気分になることはわかってる。


だから、ここからは遥ちゃんのことだけ考えてよう。


今日も可愛かったな、遥ちゃん。

今頃練習頑張ってるかな。

早くライブ観たいな。



お姉さんは何度も口付けをし、貪るように舌を中に入れてきた。

私の口の中を知らない何かが這えずり回る。

お姉さんの荒い息遣いがうるさかった。

せっかく遥ちゃんのこと考えてたのに、そんな激しくされたら気が散るじゃん。



15: 名無しで叶える物語 2021/06/16(水) 22:23:05.52 ID:v/BLcWZf.net

お姉さんに服を脱がされていく。

ブラを外され、露になった膨らみを細めた目で見ると、両手で揉み始めた。


「柔らか……」


お姉さんは言う。

モニュモニュとそこを揉みしだきながら、やっぱりお姉さんの息は荒かった。


「彼方ちゃん、彼女はいるの?」

「いません」

「えへー、こんなに可愛いのに」


恋人がいなくて良かったって本当に思う。

いたとしたら、恋人に黙って見ず知らずの人とお金のためにエッチなんて、どんな気持ちだっただろう。

そもそも恋人が欲しいわけじゃないけど。

私の恋人は遥ちゃんなのだ。



17: 名無しで叶える物語 2021/06/16(水) 22:26:20.19 ID:v/BLcWZf.net

「あっ……!」


不意に膨らみの先端をハジかれ、思わず声が出てしまう。

すでにピンと尖っていた2つの突起。

こんなに嫌なのに、なんで硬くなってるんだろう。


「もっと可愛い声聴かせて」


お姉さんは片方の蕾をペロペロと舐め始め、もう片方を細く綺麗な指で摘んだ。


「ぁっ……は、ぁ……」


出したくもない声が漏れてしまう。

こんなの絶対気持ち悪くて、嫌で、不快感しかないはずなのに。

それでも刺激は快感として伝わり、耐え切れずに喉が鳴る。身体がぴくっと跳ねてしまう。

こんなの本望じゃない。

でも女の身体はそういうふうにできてるから仕方ないんだ。



お姉さんはそこへの愛撫を気に入ったらしく、蕾を舌で押し潰したり、じゅるっと吸い付いたり、指先でころころと転がしたりして楽しんでいた。


「はぁ……ぁ、ぁ……ぁ……」


絶え間なく続く刺激。

嫌でも私の息も荒くなっていく。

だめだめ、遥ちゃんのこと……遥ちゃんのこと思い浮かべないと。



20: 名無しで叶える物語 2021/06/16(水) 22:32:29.76 ID:v/BLcWZf.net

お姉さんは私の身体をキスしながら、下半身へと狙いを移していく。

私の太ももを両方持って、ぐいっと広げられる。

その場所がより露になる。

お姉さんはそこを覗き込むように凝視する。


相変わらず口元がニヤついている。

きもちわる。


「彼方ちゃん、ぐちょぐちょになってるよ」

「…………」

「いただきまーす♪」


お姉さんがすでに愛液で溢れている私の秘部を、舌でぺろっと舐めあげる。


「ああっ!」


全身を貫くような快感に、身体が跳ねる。

咄嗟に口元を両手で押さえる。


「声、我慢しなくていいんだよ」


お姉さんは舌での愛撫を始めた。

ねっとりと丁寧に、びちゃびちゃと水音を響かせながらの愛撫。

腰が浮き、太ももの震えを止められなかった。

どんなに望まなくても、押し寄せる快感は受け入れるしかなかった、


「あっ……く、ふぁ……ああっ……あんっ!」


私の声がいつもの声じゃない。

お姉さんに強く刺激される度、突かれるように変な声が漏れ出てしまう。



24: 名無しで叶える物語 2021/06/16(水) 22:44:06.24 ID:v/BLcWZf.net

私の反応に気を良くしたお姉さんは、次第に愛撫を激しくさせていった。

より速く、強く、私の秘部はお姉さんのしたいように、めちゃくちゃに犯されていく。

押し寄せる快感は恐怖すら感じるほど大きくなっていき、絶頂への高まりを予感させた。


「あぁ……! だ、だめっ……はあ……あっ、あっ、あっ……」


あ、ダメだ。

もう何もかも抑えられない。

お腹から、背中から、強過ぎる刺激がどんどん襲ってくる。


お姉さんは硬くなった陰核を集中的に舌で攻め始め、押しつぶし、しゃぶりついた。

じゅるじゅると水音が響く。

気持ちいい気持ちいい気持ちいい!


「あ、ああっ…………ああああああああっ!!!!」


頭が真っ白になる。

ビクッと大きく跳ね、激しく仰け反る私の身体を、お姉さんは両手でがっしりと抱きしめ、支えてくれた。

もう何も考えられない。



お姉さんが私に微笑みながら、頭を撫でてくれる。


「イッちゃったね」

「…………」


全身の力が抜けている。

深呼吸をして呼吸を整えるのがやっとだった。


お姉さんはずっと頭を撫でて、私が落ち着くのを待ってくれた。

私の目尻からこぼれた涙を拭いながら、お姉さんは言った。


「もう一度する?」

「…………」


私は返事をしなかった。



25: 名無しで叶える物語 2021/06/16(水) 22:49:02.52 ID:v/BLcWZf.net

  ◆


「ありがとう、良かったよ!」


お姉さんが財布からお金を出して、差し出した。

私はそれを受け取る。


結局、私はこの日何回も犯された。

お姉さんは満足そうだった。


私は受け取ったお金を確認し、財布にしまう。

私の切り売りした身体が、耐え抜いた不快感が、欲しくもない快感が、この紙切れ3枚に変わったんだ。

こんなこと、同好会のみんなが知ったらどう思うかな。


「今度は制服持ってきて欲しいな!」


お姉さんはまた会いたいと言った。

制服着てくれたらお礼増やしてくれるって。


「それじゃ、気をつけてね!」


別れ際、お姉さんは最初に会った時のような、優しそうな美人のお姉さんにすっかり戻っていた。

これがいつも人に見せている顔であり、こうやって笑顔を振りまきながら日常を過ごしているのだろう。

本当は女子高生をお金で買う変態のくせに。



29: 名無しで叶える物語 2021/06/16(水) 22:56:16.79 ID:v/BLcWZf.net

  ◆


「お帰りっ! お姉ちゃん!」


家に帰ると、遥ちゃんが最高の笑顔で出迎えてくれた。

私が何をしてきたかなんて微塵も知らない、屈託のない笑顔。

晩御飯の準備をしていたのか、可愛いエプロン姿だった。

私もそれに加わり、今日は2人でご飯をつくることにした。


「ねえ、お姉ちゃん、ちょっと疲れてる?」


料理をしていると、遥ちゃんはそんなことを言って、心配そうに私の顔を覗き込む。



31: 名無しで叶える物語 2021/06/16(水) 23:03:40.88 ID:v/BLcWZf.net

「ううん、彼方ちゃんは元気だよ~」

「本当に……?」


遥ちゃんに疲れなんて見せられないよ。

だから、いつも通りだよって笑顔でいると、ぎゅっと後ろから抱きしめられて。


「お姉ちゃん、大好きだよ」

「急にどうしたの~、遥ちゃん」

「私、お姉ちゃんのことが大好きだから、時々心配になるの。また私のために無理させちゃってるんじゃないかって」


遥ちゃんの体温を感じる。

遥ちゃんの優しさを感じる。


「お姉ちゃんに無理だけは絶対して欲しくない。だから、大変な時は私のことも頼ってね?」


ぎゅっと強く抱きしめられる。

その手を私も握る。

やっぱり遥ちゃんは私の最高の妹だ。


「うん、ありがとう。遥ちゃん」




明日も明後日も別の人と約束がある。

億劫だけど、今はこうして遥ちゃんといる。

それが何より大切な時間で、私に元気をくれる時間。

疲れなんて吹き飛んじゃうよ。




この大切な笑顔を守るためなら、私の身体なんていくらでも好きにすればいい。

遥ちゃんのためなら、彼方ちゃん、頑張るから。


おしまい


元スレ
彼方「援助交際」