1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 15:19:26.14 ID:45q0+t9I0

恭子「ホワイ?」

郁乃「ノーリズ~ン」

恭子「適当な思い付きでものを言うのやめてくれませんか」

由子「でももう用意しちゃったのよー」

恭子「適当な思い付きでものを用意するのもやめてな」

郁乃「以後気を付けるわ」チッ

恭子「態度悪いですね」

由子「がんばるのよー恭子ー」

恭子「やらんよ?」

由子「のよっ!?」

郁乃「ほわ~い?」

恭子「ノーリズンです」

郁乃「のんのん、行動をする者に理由は要らんけど、行動を否定する者には理由が必要やで末原ちゃん」

由子「教師っぽいのよー」

恭子「はあー…」頭カカエ



2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 15:27:41.37 ID:45q0+t9I0

恭子「…じゃあ理由並べますけど」

郁乃「ゆっくりお願いな~」

恭子「まず長い」

郁乃「却下」

恭子「…なぜですか?」

郁乃「じゃあ訊かせてもらうけどな……ゆーこちゃんパスや!」

由子「ナイパ!」

恭子「帰ってええ?」

由子「恭子…逃げるのよー…?」

恭子「……は?」

由子「私は諦める恭子なんて見たくないのよー」

恭子「……」

由子「恭子は凡人やけど、それを理由に逃げるようなことは一度としてしなかったはずなのよー」

由子「2013mのパンを食べきって、体がこう、うにょーんって伸びて、蛇っぽくなって巳年の元日を迎える……そんな恭子が見たいのよー!」

恭子「わたしはゴム袋かなにかか」



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 15:36:45.04 ID:45q0+t9I0

恭子「ちゅーか、今日中に食べるって話だったんですか?」

郁乃「あったりまえや~ん、年越しのこの浮かれた気持ち無しに食パン食べてる末原ちゃんで笑うなんてできへんわ~」

恭子「笑うって言っちゃうんですね」

恭子「でもそうなると普通に無理だと思うんですけど」

郁乃「無理っていうのは嘘つきの言葉らしいで」

恭子「ブラックのブラックっぷりが今ひしひしと伝わってきましたわ」

郁乃「ほら新人、あいさつっ!」

由子「いらっしゃいませなのよー」

郁乃「かわいい!いらっしゃいました~」

恭子「話戻してええですか、無理だと思うんですけど」

郁乃「な~ぜ~?」

恭子「おなかいっぱいになっちゃいますからね」

郁乃「なに急に女の子だしてきとんの~?ラーメンぺろりと食べそうな顔して~」

恭子「ラーメンはぺろりと食べますけどこれは無理や」

恭子「あんたら分かってないかもしれんけど2013mって2キロ超えとるんですよ?」



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 15:44:21.40 ID:45q0+t9I0

由子「キロ…?キロってなんなのよー?」

郁乃「よくわからんけど言いわけなのは確かやな~」

恭子「あー…あー……」

由子「怒っちゃダメよー」

郁乃「ぷんぷんしてたら福が逃げてまうで~」

恭子「確かにふたりは幸せそうですね」

郁乃「せやろ~」

由子「ほめられちゃったのよー」

恭子「ほめちゃったのよー」

由子「やめて」

恭子「うん、ごめん」

郁乃「も~う、うちらはやくゲスト呼んで食パンかじる末原ちゃん眺めながら談笑したいんやけど~」

恭子「へーゲストまで用意したんですかー」

郁乃「そらギネスもんやからな~」

由子「まあ食パン焼けた時点でギネスいっこ達成しとるんやけどね、HAHAHA」



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 15:50:20.45 ID:45q0+t9I0

郁乃「はいじゃあスタートラインについて~」

恭子「やから、やるなんて一言も」

郁乃「~>゜」~~~」

由子「わあ、なんなのよーそれっ」

郁乃「蛇の顔文字やて~」

恭子「聞いて?やりたくないです」

漫「せんぱい、往生際が悪いですよ…!」

恭子「漫ちゃん」

郁乃「スタートピストル係に雇ったんよ~」

恭子「漫ちゃん……あんたはそっち側なんやな?」

漫「!」ビクッ

漫「ちゃ、ちゃいます!うちはいつだってせんぱいの……」

恭子「……」ジトー

漫「うっ……」

漫「…わかりました!せやったらうちも一緒にかじりますよ!それで文句ないでしょうっ!!」



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 15:58:57.87 ID:45q0+t9I0

恭子「……は?」

郁乃「名案中の名案やな~」

由子「それなら恭子が食べる量も半分で済むのよー」

恭子「漫ちゃん、このふたりの前で冗談はよしとき」

漫「うちは本気です!せんぱいひとりに苦しい思いさせられません!」

漫「どうせこのふたりからは逃れられへん……せやから、せめてせんぱいの助けになろうと……」

漫「この機を狙って潜入捜査しとった次第なんですわ!!」

郁乃(嘘くさ~)

由子(嘘なのよー)

恭子(あー…嘘やな)

郁乃「でも末原ちゃん、これは千載一遇のチャンスやで?」

恭子「……」

郁乃「はっきり言って、こっから先、末原ちゃんにやさしくする気はいっさいあらへん」

由子「わたしたちはゲストとのお喋りに夢中になるのよー」

郁乃「負担を少しでも軽くする、ラストチャンスやで……末原ちゃん」



9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 16:05:14.68 ID:45q0+t9I0

郁乃「さっき漫ちゃんが言っとったとおり、どうせ逃がす気はあらへん」

郁乃「ここらで折れといて、漫ちゃんと仲よう食べることにしたほうが賢い選択やと思うけどな~」

恭子「……」

由子「どうするのよー、恭子」

恭子「……」

漫「せんぱい…」

恭子「……」

恭子「…わかりました」

漫「!」

恭子「やればいいんでしょう、やれば…」

漫「せんぱいっ!」

郁乃「ふっ……ナイス決断やで末原ちゃん」

由子「かっこいいのよー恭子」

漫「さすがせんぱいや!」

恭子「はあー……」



10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 16:13:46.43 ID:45q0+t9I0

郁乃「それでは位置について~」

恭子「…」パク(食パンの端っこにかじりつく)

漫「…」パクッ(同上)

郁乃「よ~い……」

パァン!

恭子「……!!」パクパクパクパク

漫「……!」パクパクパク

由子「さあはじまったのよー2013mの食パンかじり大会っ」

郁乃「解説はゆーこちゃんといくのんが担当しま~す」

恭子「…!!」パクパクパクパク

恭子(新年までに食べきらなあかんなら、ちんたらしとる暇はない…!)

恭子(信じることや……わたしならできる、すずちゃんといっしょならできる……!!)

恭子(そう信じ切って……進むしか道はないっ!!!)

由子「おー、恭子がさっそく飛ばしてるのよー」

郁乃「それではここでお待ちかねのゲストの登場で~す…おいで~」



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 16:23:11.39 ID:45q0+t9I0

咲「ど、どうも…」

郁乃「はいこんにちは~」

由子「最初のゲストは全国大会で恭子と戦った宮永咲ちゃんなのよー」

郁乃「どう~うちの末原ちゃんの食べっぷりは~?」

咲「え…えっと……」

咲「お、おなか、だいじょうぶなんですか…?」

咲「わたしならすぐに、苦しくなっちゃうなあ…なんて…」

郁乃「あは~かわいいなあ」ナデナデ

咲「ひゃっ、あ、あのっ…」

郁乃「ん~?なでられるんいや~?」

咲「い、いやじゃ…ないですけど…」カアァ

由子「でもまあ、咲ちゃんの疑問はもっともなのよー」

郁乃「末原ちゃんも言っとったしな~…ふたりは案外気が合うのかもしれへんな~」

咲「は、はあ…」

由子「現に漫ちゃんはもう苦しそうなのよー」



15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 16:32:00.83 ID:45q0+t9I0

漫「…」パク…

漫「…」

郁乃「これは明らかにおなかいっぱいなのがありありやね~」

咲「それでも3mくらいは食べてるんですね…すごい」

漫「…」

漫「…」ボー

由子「遠くを見つめだしたのよー」

咲「ああ、給食とかでおなかいっぱいになっちゃったときに、よくやったなあ…」

郁乃「時間が過ぎるのを待ってるんやね~」

漫「…」ポー

咲「…でも、給食と違って、お昼休みは来ないんですよね……」

郁乃「ちゅーか、昔は食べ終わらなかったら午後の授業始まっても片づけさせてもらえなかったもんやで~」

咲「え、食べなきゃいけなかったんですか?」

郁乃「せやよ~」

咲「へえー…きびしいなあ……」



17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 16:40:38.19 ID:45q0+t9I0

由子「咲ちゃんは好きな給食とかあったのよー?」

咲「え、ええっと、そうですね…」

咲「きなこパン…とか」

郁乃「~??」

由子「ああ、チーズがついてくるやつね」

郁乃「チーズ…?」

咲「あ、はい、こういう…四角いスライスチーズがついてきて」

郁乃「うんうん」

咲「チーズを食べ終わった後のビニールをパンに巻いて、きなこで手が汚れないようにして食べるんです」

郁乃「ほ~」

咲「甘くておいしいんですよ」

郁乃「へえ~じゃあこんどうちに来てつくってえな~」

咲「えっ…!?あ、えっと……はい」

郁乃「やった~」

由子「おおっと漫ちゃん、ここで静かにギブアップなのよー」



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 16:50:00.15 ID:45q0+t9I0

恭子「…」パクパクパクパク

恭子(マジかいな)

恭子(マジかいな漫ちゃん)

恭子(マジかいな漫ちゃんっ!!)

郁乃「あはははははははははははははは!あの末原ちゃんの顔っ!!」

由子「傑作なのよー!!!」

咲「あ、あんまり笑ったらかわいそうですよお…」

郁乃「あら~うちの末原ちゃんのことを心配してくれるん~?」

由子「ありがとうなのよー」

咲「え……えへへ、どういたしまして」テレテレ

郁乃「けどな、心配は無用やで宮永ちゃん」

由子「恭子もこれくらいは覚悟のうえなのよー」

咲「そ、そうなんですか…?」

郁乃「うん…なんたって関西人やからな」

咲(関西のひとってたいへんなんだなあ……)シミジミ



23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 17:00:07.89 ID:45q0+t9I0

咲「あ…そろそろ」

郁乃「え~…もう帰ってまうの~…?」

咲「すいません、お父さんと紅白歌合戦を一緒に見る約束なんです」

郁乃「ん~残念」

由子「来てくれてありがとうなのよー」

咲「はい、みなさんよいお年を」ペッコリン

郁乃「また遊んでな~」

由子「ばいばーい」

郁乃「……さて」

郁乃「末原ちゃんのほうはどう~?」

由子「漫ちゃんの食べ残しぶんを処理し終わったとこなのよー」

郁乃「ほう、つまりここからは一本丸かじり体勢に入るわけやね」

由子「つまりは元々の予定通りなのよー」

郁乃「でも今までの2倍になると考えると、漫ちゃんのサポートはかえって精神的に苦しい結果になってしもうたかもしれへんね~」

由子「それでは次のゲストの登場なのよー」



26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 17:07:27.62 ID:45q0+t9I0

智美「ワハハー面白そうだから来たぞー」

郁乃「あら~またかわいい子が来てくれたんやね~どなた?」

由子「咲ちゃんの高校と県予選決勝で戦った鶴賀学園部長の蒲原さんなのよー」

智美「蒲原智美です、どうもー」

郁乃「これはこれはご丁寧に~赤阪郁乃です~」

由子「真瀬由子なのよー」

智美「ワハハー、よろしくー」

郁乃「ふたりはなんとなく似とるね~」

由子「そうなのよー?」

智美「うーん、言われてみればたしかに」

郁乃「ほらほら、ぽけーんとしたかんじが~」

郁乃「ちょっとくちぐせやってみて~」

由子「のよー」

智美「ワハハー」

郁乃「やっぱり似とるわ~」



28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 17:15:07.49 ID:45q0+t9I0

郁乃「入れ替えてみても違和感ないんやない?」

由子「ワハハー」

智美「のよー」

郁乃「あれ~…思ったより違和感あった」

智美「ワハハ、まあそりゃなー」

由子「我々は似て非なるものなのよー」

智美「まあ雰囲気だなー」

由子「ゆるきゃら系女子なのよー」

郁乃「それならいくのんもゆるきゃら系いけるんちゃう?」

由子「え、それはちょっと」

智美「無理じゃないかー?」

郁乃「ええ~なんでな~ん?」

智美「年の瀬に生徒に食パン食わせて喜んでるからだぞー」

郁乃「ぐさ~っ」

由子「さーてその食パンのほうはどうなのよー?」



31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 17:26:06.77 ID:45q0+t9I0

恭子「…」パクパクパク

恭子「…」ピョンピョン

恭子「…」フー

恭子「…」ゴクゴク

智美「おーなんかいろいろやってるぞー?」

由子「ぴょんぴょん跳ねてからなにか飲んでるのよー」

智美「ワハハー、あれは牛乳だなー」

由子「恭子らしく頭を使ってきてるっぽいのよー」

郁乃「あはは、こんなよう食べて牛乳まで飲んだら背が伸びてまうんちゃう~?」

恭子「…」ゴクゴク

恭子「…」フー

恭子「…」パクパクパクパク

智美「いやー豪快な食べっぷりだなー」

由子「もう15m突破したのよー」

智美「ワハハー、マジかー」



32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 17:35:08.71 ID:45q0+t9I0

郁乃「さて~来年はなにを食べてもらおか~」

智美「ワハハ、もう来年の話かー」

郁乃「じっさい企画段階がいちばんおもしろいんやで~」

由子「一理あるのよー」

郁乃「ワハハちゃんはなに食べたらええと思う~?」

由子「来年だから、2014mのなにかなのよー」

智美「うーんそうだなー」

智美「そういえば、2013は新年にかかってるけど、食パンは別に正月がらみじゃないんだな」

郁乃「まあ、思いつきやからね~」

由子「食パンが2013mずでーんと延びて置いてあったら面白そう!くらいの理由なのよー」

智美「ワハハー適当にもほどがあるなー」

郁乃「や~ん、かわいい顔して意外ときびしいな~」

智美「来年は言われないためにも正月がらみにしたらいいんじゃないかー?餅とか」

郁乃「えっ、それはちょっと……」

由子「代行もドン引きの鬼畜っぷりなのよー」



35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 17:45:47.95 ID:45q0+t9I0

智美「ワハハ、冗談冗談」

郁乃「あ、あはは、せやんなあ?」

智美「ワハハー」

由子「代行がびびってるのよー、珍しいのよー」

智美「あ、そろそろ帰らないとなー」

郁乃「え~…もう~…?」

智美「鶴賀のみんなとガキ使見る約束があってなー」

由子「受験生なのに余裕やね?」

智美「ワハハー、パン食べたり食べさせたりしてる方がよっぽどだぞー」

由子「たしかになのよー」

智美&由子「WAHAHAHAHA」

智美「ワハハ、よいお年をー」

郁乃「じゃあね~」

由子「また来てなのよー」

郁乃「さあ、息つく間もなく次のゲストやで~どうぞ~」



37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 17:55:24.67 ID:45q0+t9I0

いちご「こんにちはー」

郁乃「こらまたふわふわした子が来たなあ~」

由子「洋榎と全国でやりあったアイドルっぽい雀士、ちゃちゃのんなのよー」

いちご「どうもですじゃー」

郁乃「そーいえば愛宕の姉妹はなにをしとんの~?」

由子「ふたりなかよく年越しそばを打ってるのよー」

いちご「ほおー凝ってるんじゃなあ」

由子「愛宕家は毎年手打ちそばで年を越すんやって」

いちご「ちゃちゃのんも食べてみたいのお」

郁乃「ふふ~押しかけてみたら~?意外と食べさせてくれるかもしれんで」

由子「突撃!愛宕の晩ご飯なのよー」

いちご「でも、おじゃまじゃないじゃろか…」

郁乃「ええてええて、なんならうちらも行くで~」

由子「きっといっぱい打ってるからだいじょうぶなのよー」

郁乃「きまりやな~」



39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 18:05:31.29 ID:45q0+t9I0

いちご「しかし延々と味のないパンを食べるのもたいへんじゃのう」

郁乃「いや~延々と食べるなら案外味のないものほうがええらしいで~」

いちご「そうなん?」

郁乃「味があるとかえって飽きるのが早なってまうもんや、なんか溜まるみたいにもなるし」

いちご「そう言われると説得力があるのう」

由子「それに、味がないものだからこそアレンジも容易に可能なのよー」

いちご「おお、アレンジしてもええんですかの?」

郁乃「どうしよか~ゆーこちゃん」

由子「たぶんアリのほうが面白いのよー」

郁乃「よーし、じゃあ、ア……いや」

郁乃「決断はちゃちゃのんにまかせるわ~」

いちご「え、ちゃちゃのんが決めてええんですかいの?」

由子「いいのよー」

郁乃「ともだちやもの~」

いちご「ふたりとも……じゃあ、アリで」



40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 18:12:56.96 ID:45q0+t9I0

郁乃「ピンポンパンポ~ン、末原ちゃんにお知らせしま~す」

恭子「…?」

郁乃「食パンにアレンジを加えるのが正式にアリになりました~」

郁乃「ジャムをつけてもいいし、切って焼くのもオーケー」

郁乃「指でちぎってこねまわして小さくするんも可やで~」

いちご「あー、ちっちゃいころやったのう」

由子「おなかに重くなるからあんまりオススメはしないのよー」

恭子「…」フム

恭子「…」ザクザク

由子「おっ!おもむろにパンをカットしだしたのよー」

いちご「一般的な食パンのイメージじゃのう」

郁乃「今までのはパンの外側しか見えてへんかったからな~やっぱあれこそが食パンやね~」

いちご「どうやって食べるんじゃろか?」

由子「ん?なにか載せてるみたいなのよー」

郁乃「あれは……はっ!とろけるチーズやっ!!」



42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 18:23:33.58 ID:45q0+t9I0

いちご「わあーなつかしいのう」

由子「あれっていまでも売ってるのよー?」

郁乃「たぶん売ってるんちゃうかな~知らんけど」

由子「口ぐせパクるのやめるのよー」

郁乃「ごめんねごめんね~」

いちご「本家よりかわいさ増しですのう」

郁乃「そらそうや~こちとら女の子やで~」エヘン

恭子「…」

チーン

恭子「…あつつ」

いちご「あ、焼き上がったみたいじゃのう」

由子「うーごはんピザッいぇーっ!」

郁乃「載っけてとろけてう~マジック!」

恭子「…」パクパク

いちご「わあーほかほかでおいしそうじゃあ」



47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 18:34:55.94 ID:45q0+t9I0

由子「しかしペースはびっくりするくらい落ちたのよー」

郁乃「確かに…このままじゃとてもじゃないけど年明けまでに食べ終わらへんで~」

いちご「まあ小休止みたいなものじゃと思えばええんじゃなかろか」

由子「なにごとにも休憩は必要なのよー」

いちご「まさにそうじゃあ」コクン

いちご「あ…そろそろ抜けますじゃ」

郁乃「あら~…」

いちご「紅白歌合戦にでるので、ぜひみてくださいのう」

由子「おー、がんばってなのよー」

いちご「がんばりますじゃあ~よいお年を~」

郁乃「ばいばい~」

由子「さてさて、次のゲストはー…」

郁乃「ちょっとまとめてみよか~ひとりずつってのも飽きてきたしな~」

由子「アレンジなのよー」

郁乃「そうそう~というわけで3人さんどうぞ~」



49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 18:44:52.65 ID:45q0+t9I0

恒子「はいどーもーっ!」

淡「ねえねえこれなにやってるの?なにやってるの??」

咏「わっかんねー!よくみてもわっかんねー!」ケラケラ

由子「わあーにぎやかになったのよー」

郁乃「こんにちは~自己紹介おねがいしま~す」

恒子「はーいっ、スーパーアナウンサーの福与恒子でーす!」

淡「超スーパー女子高生の大星淡でーす!」

咏「ノリわっかんねー!トッププロの三尋木咏でーす」

淡「あ、若干ひかえめっ!」

咏「いや知らんし」

恒子「ちょっとオトナ醸してるっ!」

咏「わたしじっさい大人なんだよねー、知らんけど」フリフリ

郁乃「こんなちっちゃいのに~?」

咏「ちっちゃくたって頭脳は大人なのっ!」

郁乃「かわいい~ほんまかわいい~」



50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 18:55:07.45 ID:45q0+t9I0

咏「むー」プクー

郁乃「ふふ~ごめんね~」

淡「ねえねえ、ところでこれ、本当になにしてるの?」

郁乃「食パンを食べてるんやで~」

淡「食パン?」

恒子「あ、ほら、あそこに書いてあるよ!食パン2013mかじり大会って…ってえ!2013mっ!?」

咏「ぶはっ!わっかんねー!すべてがわかんねーっ!」ケラケラ

淡「2013mってどれくらい?」

恒子「いやだからえーっと、2キロちょい?」

淡「ピンとこないよー!」

咏「んーじゃあさー、岩手の姉帯ちゃんわかる?」

淡「おっきいひとだよね、知ってるよ」

咏「あれがざっと千人ぶん」

淡「……」

淡「すごい!!!!!」



53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 19:03:02.11 ID:45q0+t9I0

恒子「三尋木プロ三尋木プロー?」

咏「んー?なに?」

恒子「姉帯ちゃんで再生してみて、わたくし福与恒子思ったんですけど」

咏「ふんふん」

恒子「姉帯ちゃんひとりぶんでもキツいっ!」ケラケラ

咏「たしかにっ!」ケラケラ

淡「ほんとだっ!おかしーねっ!!」ケラケラ

恒子「わらいごとじゃないっすよこれ」

咏「たしかに」

淡「やばいね」

郁乃「あら~このメンバーにマジ顔されるとさすがのいくのんもちょっと怖いわあ~」

由子「あ、恭子再始動なのよー」

恒子「おー!どれどれー!」

淡「みたいみたい!」

咏「おおー食べてる!なんだこれっ!」ケラケラ



54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 19:12:48.86 ID:45q0+t9I0

恭子「…」パクパクパクパク

恭子「…」パクパクパクパク

恭子「…」パクパクパクパク

恒子&淡&咏「……」

恒子「やばっ!いまちょっと感動してた!」

淡「わたしもだよー…」

咏「涙がこぼれてくるねぃ…知らんけど」

恭子「…」パクパクパク

恭子「…」

恭子「…」ゴクゴク

恭子「…」フー

恭子「すいません」

郁乃「ん?なあに~?」

恭子「ギブアップ」

郁乃「!!?」



55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 19:16:28.72 ID:45q0+t9I0

由子「の、のよっ!?」

郁乃「なんやって、なんて言うたんや末原ちゃん…!?」

恭子「やから、ギブアップで」

郁乃「そ、そん…」

恒子「おーっと末原選手ここでギブアップ!しかしこれはもしかしたらゴールより栄光に近いギブアップではないでしょうかっ!!」

淡「よくがんばった!よくがんばったよっ!」パチパチパチパチ

咏「さて……気づいてるやつがどれだけいるのかねぃ、ここに仕掛けられた奥深い作戦に」

郁乃「さ、さくせんっ!?」

由子「なんのことなのよー!?」

淡「サクセン…?……あっ!わかったっ!わたしわかっちゃった!!」

咏「さすがだねぃ、知らんけど」

郁乃「やから、その作戦ってなんのことやのっ」

恒子「ふっふっふー、解説してあげてもいいんじゃないですか?三尋木プロ」ニヤニヤ

郁乃「ぐっ……!」

咏「しょーがないねぃ……あいつが食った、パンの長さを見てみろ……!」



56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 19:23:37.54 ID:45q0+t9I0

郁乃「な、ながさ…?2013からほど遠い長さに、なんの意味が……はっ!!」

由子「のよっ!!?」












「ちょうど108mまで食べられているっっっっっっっ!!!!!!!!!!!!」












恭子「…」ドヤァ



58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 19:27:40.02 ID:45q0+t9I0

恒子「108は言わずと知れた煩悩の数……と同時に、大晦日、除夜の鐘が衝かれる回数でもある……」

由子「の、のよーん…」

淡「むしろ2013なんかよりよっぽど今日の日にぴったりだよ!!」

郁乃「くうっ…」

咏「……あんたの負けだよ、赤阪さん」

郁乃「……」

郁乃「」バタッ

恒子「はーいこちらヒーローインタビューです!いやー末原選手、コングラッチュレイション!」

恭子「どうもどうも」

恒子「かっこよくオチ、決めてやりましたね?」

恭子「ええ、まあ」

恒子「ていうか108m食べるのもなかなかすごいですよね」

恭子「んーそうね、ちょっと厳しいかな?とも思ったんですけど」

恭子「代行たちを食ってやることができたんで、満腹、あっ…満足ですっ」

恒子「わはは、なるほど、以上ヒーローインタビューでしたっ!」



59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/31(月) 19:31:57.34 ID:45q0+t9I0

――新年

郁乃「…」パクパク

由子「…」パクパク

郁乃「…お餅、食べたいなあ」パクパク

由子「しかたないのよー…」パクパク

郁乃「…」パクパク

由子「こういうので余った食べものは、スタッフが美味しくいただかないといけないものなのよー…」パクパク

郁乃「はあ~…」パクパク

由子「のよー…」パクパク

郁乃「…」

郁乃「もう食パンはこりごりやで~…!!」


カン!


元スレ
由子「全長2013mの食パンを恭子が食べるのよー」郁乃「のよ~」