21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/03(火) 17:33:23.21 ID:efTSlzfJ0
淡「は?」
初美「私のかしてあげますよー」
淡「ごめん、もう一回」
初美「風邪ひいたらこまりますので、私の服を、かしてあげますよーっていってるんですよー」
淡「……いや、いいよ」
初美「な、なんでですかぁー!?」
淡「こどものじゃ、サイズ合わないし……」
初美「ーーッ!!」
初美「子どもっていいましたねー!?いま、18の私を子供って言いましたねーー!!?」
淡「うぇっ、18!?」
初美「あんたより年上ですよー!?なんなんですか、もぉー!」ピーピー
淡「え、えと……わかった、わかったから落ち着いて」
初美「服、借りてくれますか!」
淡「え…ええと……」
初美「巫女服がもう一着あるので、もってきますよー!!」パタパタ
みたいな?
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/03(火) 17:51:53.00 ID:efTSlzfJ0
淡「えぇと……まじで?帰っちゃおうか……」
初美「お待たせですよー」パタタ
淡「あ、うん……」
初美「うちの自慢の巫女服なんですよー」
淡「あの……もっと、他のは……ないんですかね」
初美「ありませんー」
淡「……帰ります」
初美「だめー!」ガバァッ
淡「ちょ、ひっつかないで!」
初美「着てください、お願いしますですよー!」
淡「いや……これサイズが……」
初美「着てください……」ウルウル
淡「……ッ!」
淡(お、落ち着け自分……どうみても、これは小さいだろ……)
初美「……」ジー
淡「うっ……」
淡(これは反則でしょ……)
淡「いや、でも……」
初美「着てください……」
淡(小動物かなにか?なにこれやばい)
淡「わ、わかったけど……まずは濡れてるのをなんとかしないと」
初美「お風呂、はいりますかー?」パァァ
淡「入らないと、服も着れないからね……」
初美「そういえば、そうですねー」
淡「あ、私に抱きついたから薄墨さんもビショビショ……」
初美「わ、ほんとです」
淡(ん……あれ?)
初美「じゃあ、一緒に入りましょう」
淡「いや、でも……」
初美「風邪、引いちゃいますよー?」
はっちゃんがどんな感じか原作読み返してたけど、可愛いなー
淡「わ、わかった……入るよ……」
初美「わーい」
淡(可愛いなぁ…でも、外見はただの痴女よね……)
初美「背中洗いっこしましょー!」
淡「あはは、やるかー?」
初美「私が先ですよー!」
淡「なんだとー?」
淡(ま、いいか……)
初美「いい湯でしたよー」ホカホカ
淡「うん、そうだね」ホカホカ
淡「はっ!?」
淡(すっかりコレ着るの忘れてた……)
淡(すっかりコレ着るということ、忘れてた……)
初美「はい、これですー」
淡「え、う…うん」
初美「wktk」
淡「え、今なんて?」
初美「空耳かなんかだと思うのですよー」
淡「そ、そう……」
淡「こ、これ……短くない?」
初美「……?」
初美「袴、短いですかー?」
淡「み、短いよ……ていうかこれで、袴……?」
初美「そうですよー」
淡(う、背に腹は変えられない……)
淡「ど、どうかな……」
初美「わー、似合ってますー」
淡「よ、よかった……」
なんかこのはっちゃんからタラちゃん臭がにじみ出てきた
淡「あは、は……」
淡「この袴、横切れてるから危なくない…?」
初美「なにが?」
淡「えっ……いや、その……」
初美「今まで、そこの切れ目を気にしたことはありませんねー」
淡「そ、そうなの……」
初美「……?」
淡(この子、本物だ……)
初美(うーん、なんか反応がおかしいですねー)
淡(ど、どうしようか……天然だったなんて)
初美(ええと……どうすればいいんでしょー……)
淡「えーと……とりあえず大広間に戻りましょう」
初美「そうですねー」
淡「服、ありがとうございます」ペコリ
初美「いえいえ、問題ありませんよー」
霞(ふんふむ……あのスジ、綺麗ね)
照(あの服、欲しいな……)
>>1なんて考慮しとらんよ
初美(でも、なんか動きにくそうですねー……)
淡(やっぱり、周りが気になっちゃってダメだぁー)カァァ
初美「えと……この服、やっぱり着づらいんですかー?」ショボン
淡(こ、これは…しょぼくれ顔……!?)
淡(あぁぁ……なんて可愛らしいのっ)ゾクゾク
初美「やっぱり、迷惑でしたか……」
淡「いやいや、助かってるよ!迷惑なんて思ってないよ!!」
初美「ほんとですかっ?よかった……」
淡(お持ち帰りしたい……)
霞(微笑ましいわ~)
照(ペアルックか……いいな)
照「ところで…なんで私たちはここに?」
霞「可愛いチームメイトが、他校の子といい雰囲気になってるんですもの、うふふ」
照「まぁ……気になるよな」
霞「そうよね~、うふふ」
照「………」
初美「えと、その……」
初美(なに話せばいいのか、わかりませんよー)
淡(可愛いなーこのこー)
初美「の、喉乾きましたよー……」
淡「んー、お風呂に入ったしね」
初美「な、なにか買ってきます!」
淡「えっ…それなら私が」
初美「まっ、待っててくださいー」タタタッ
淡「なんか、パシらせてる気分」
初美「はぁっはぁっ……な、なんか居づらかったのですよ……」
淡「なんか逃げられた感じが…」ショボン
霞「あら、なんか面白いことになっているわねー」
照「な、なんか心配になってきた……」
霞「宮永さんにも可愛いところあるんですね」クスクス
照「なっ!?」
初美「うー、考えてても始まらないか」
初美「このふたつで大丈夫ですよねー?」
初美「……あ、そうだった」テヘヘ
淡「こういう時、宮永先輩はなんて言ってたかなぁ」
淡「ええと……」
淡「お前を妹にしたい!とかだっけ」
照「……」ボンッ
霞「あらあら……顔真っ赤にしちゃって……」
初美「あ、あの……買ってきましたよー」
淡「あ、ありがと」
初美「どっちがいいですか?」
淡「んー……こっち」スッ
初美「ひゃい!」
淡(えっ…やっぱり嫌われてる……?)
初美(へ、変な声でちゃいましたよー……)
淡「……」
初美「……」オドオド
霞「あらあら、初々しいわねー」
照「し、心配になってきた……」
霞「あらあら?」ジロッ
照「手は出しません」
霞「よろしい」
淡「ぷはー、これおいしい!」
初美「えと…その……」
淡「ん、のみたいの?」
初美「の、飲み……!?」ポンッ
初美(それって、間接キスじゃないですかー!?)ドキドキ
初美「えと…じゃあ、もらいます」
淡「ほいほいー…あ、そっちのも美味しそう……とりゃっ!」
初美「あっ!?」
淡「んくっんくっ」
初美(にぁぁぁ……!なんということでしょう……)
淡(顔が赤くなってる……こういうの、耐性ないんだ)ドキドキ
照「くっ……」ガシッ
霞「おいたはだめよー?」ゴゴゴ
照「……はい」
淡「どうしたの?飲まないの?」
初美「あわっあわわ……」
淡「呼んだ?」
初美「ひぃー、ごめんなさいですよー!」
淡「あ、謝られることでもないと思うけど…」
初美「ぁぅぅ……」
淡(可愛いよー、ちょーかぁいい)
初美(私のほうが年上なのにー……年上なのに……)
霞「はっちゃんはいじられて輝くと思うわ」ボタボタ
照「鼻血、出てる」
霞「あら、ごめんなさい」
淡「うふふっ」
初美「にゃ……?」
淡「こうしてると、ほんとに妹と話してる気分になるよ」
初美「妹さん、ですか?」
淡「あぁ、私は一人っ子だからいないよ」
初美「ふぇ…?」
淡「妹とか、欲しいなぁ…あ、もう遅いか」
初美「……」
初美(私が、妹……ですかぁー)
淡「あれ、どうしたの?」
初美「へっ!?な、なんでもないですよー」
淡「ほんとー?」ニヤニヤ
初美「ぅぅ……」
淡「何か言いたいことあったら、言ってね?」
初美「……!!あ、あの……私が妹になるっていうのは…どうでしょうかー?」モジモジ
淡「……!!」
淡(う、嬉しいお誘いだけど…ここは堪えて)
淡「あはは、薄墨さんのほうが年上なのに、妹?」
初美「ぴ、ぴゃー……」
淡「うーん…そういう関係はちょっとダメだと思うけど……そうだ、今度ジャコスにいこう」
初美「ふぇ……」
淡「お友達どうしの初デートってことで、お誘いしてみたのだけれど」
初美「……私なんかでいいんですか?」
淡「服も借りちゃったからねー、そのお礼も込めて」
初美「いきます!いきます!」
淡「よかったー、断られたらどうしようかと」
初美「そんなの、断れませんよー」ボソッ
淡「んー?」
初美「なんでもないですよー」ニコニコ
霞「あらあら、デートまで約束しちゃって……」
照「なん…だと……」
霞「これはまた、私たちが集まらないといけないですね」
照「デパート内も、尾行するのか?」
霞「ええ」
照「……はいはい」
淡「あ、服も乾いてる」
初美「帰るんですかー?」
淡「そうだね……日にちとかは後で連絡するよ」
初美「了解ですよー」
淡「あ、この服……」
初美「いいんですよ、一着あげちゃいますよー」
淡「いいの?」
初美「はい、大丈夫ですよー」
淡「じゃあ、これもらっていこー」
淡「またこんどねー」
初美「はいー」
照「なんか馴染んでる、巫女服」
霞「とんでもない露出狂ね、あの子……」
照「どの口が言うんだ?」
霞「冗談よ、うふふ」
初美「うふふ、たのしみですよー」ゴロゴロ
初美「白糸台がこちらに遠征してきてくれたのも、嬉しいですよー」
初美「楽しみだなぁー」
照「大星、この遠征はあと一週間で終わりだな」
淡「はい、そうですね」
照「だが、あと一週間詰めこんで麻雀するのもいいが、自由時間も必要だろう」
照「なので、お前は明日と明後日、休みだ」
淡「え……そんなことして大丈夫なんですか?」
照「お前は実力もある、だからだ」
淡「あ、ありがとうございます」
照「気にするな」
照「ふぅ、こんな感じか」
淡「と、いうことで明日か明後日に空いてるんだけど……」
初美「ほんとですか!?明日いきましょう!」
淡「明日ね、了解ー」
初美「はいー、明日、お願いします」
淡「はいはい、じゃ切るねー」
初美「はーい」
初美「うふふ、あしたかー」ゴロゴロ
初美「楽しみですー」ゴロゴロ
霞「向こうは向こうでうまくやったのね、うふふ」
翌日
初美「ちょっと、早く来すぎてしまいました」
初美「……えへへ」
霞「乙女モードね」
照「そうか……しかし、淡のやつ遅いな?」
霞「待ち合わせ時間はまだみたいよ?」
照「むう」
霞「あ、きたみたいよー」
照「やっとか」
淡「はっちゃん、もうきてたんだ」
初美「い、いまきたところですよー」
淡「そっか、ならよかった」
初美「ほら、早速ですがいきましょう!」
淡「急ぐ必要ないよ!?」
初美「急ぎたいんです!」
淡「え、ええー?」
初美「だって……」
楽しい時間を少しでも長く味わいたいからですよー
おわり
元スレ
淡「えぇと……まじで?帰っちゃおうか……」
初美「お待たせですよー」パタタ
淡「あ、うん……」
初美「うちの自慢の巫女服なんですよー」
淡「あの……もっと、他のは……ないんですかね」
初美「ありませんー」
淡「……帰ります」
初美「だめー!」ガバァッ
淡「ちょ、ひっつかないで!」
初美「着てください、お願いしますですよー!」
淡「いや……これサイズが……」
初美「着てください……」ウルウル
淡「……ッ!」
淡(お、落ち着け自分……どうみても、これは小さいだろ……)
初美「……」ジー
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/03(火) 18:02:33.52 ID:efTSlzfJ0
淡「うっ……」
淡(これは反則でしょ……)
淡「いや、でも……」
初美「着てください……」
淡(小動物かなにか?なにこれやばい)
淡「わ、わかったけど……まずは濡れてるのをなんとかしないと」
初美「お風呂、はいりますかー?」パァァ
淡「入らないと、服も着れないからね……」
初美「そういえば、そうですねー」
淡「あ、私に抱きついたから薄墨さんもビショビショ……」
初美「わ、ほんとです」
淡(ん……あれ?)
初美「じゃあ、一緒に入りましょう」
淡「いや、でも……」
初美「風邪、引いちゃいますよー?」
はっちゃんがどんな感じか原作読み返してたけど、可愛いなー
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/03(火) 18:17:36.30 ID:efTSlzfJ0
淡「わ、わかった……入るよ……」
初美「わーい」
淡(可愛いなぁ…でも、外見はただの痴女よね……)
初美「背中洗いっこしましょー!」
淡「あはは、やるかー?」
初美「私が先ですよー!」
淡「なんだとー?」
淡(ま、いいか……)
初美「いい湯でしたよー」ホカホカ
淡「うん、そうだね」ホカホカ
淡「はっ!?」
淡(すっかりコレ着るの忘れてた……)
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/03(火) 18:19:30.77 ID:efTSlzfJ0
淡(すっかりコレ着るということ、忘れてた……)
初美「はい、これですー」
淡「え、う…うん」
初美「wktk」
淡「え、今なんて?」
初美「空耳かなんかだと思うのですよー」
淡「そ、そう……」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/03(火) 18:48:40.82 ID:efTSlzfJ0
淡「こ、これ……短くない?」
初美「……?」
初美「袴、短いですかー?」
淡「み、短いよ……ていうかこれで、袴……?」
初美「そうですよー」
淡(う、背に腹は変えられない……)
淡「ど、どうかな……」
初美「わー、似合ってますー」
淡「よ、よかった……」
なんかこのはっちゃんからタラちゃん臭がにじみ出てきた
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/03(火) 19:03:08.49 ID:efTSlzfJ0
淡「あは、は……」
淡「この袴、横切れてるから危なくない…?」
初美「なにが?」
淡「えっ……いや、その……」
初美「今まで、そこの切れ目を気にしたことはありませんねー」
淡「そ、そうなの……」
初美「……?」
淡(この子、本物だ……)
初美(うーん、なんか反応がおかしいですねー)
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/03(火) 19:29:41.17 ID:efTSlzfJ0
淡(ど、どうしようか……天然だったなんて)
初美(ええと……どうすればいいんでしょー……)
淡「えーと……とりあえず大広間に戻りましょう」
初美「そうですねー」
淡「服、ありがとうございます」ペコリ
初美「いえいえ、問題ありませんよー」
霞(ふんふむ……あのスジ、綺麗ね)
照(あの服、欲しいな……)
>>1なんて考慮しとらんよ
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/03(火) 19:44:58.85 ID:efTSlzfJ0
初美(でも、なんか動きにくそうですねー……)
淡(やっぱり、周りが気になっちゃってダメだぁー)カァァ
初美「えと……この服、やっぱり着づらいんですかー?」ショボン
淡(こ、これは…しょぼくれ顔……!?)
淡(あぁぁ……なんて可愛らしいのっ)ゾクゾク
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/03(火) 19:48:16.51 ID:efTSlzfJ0
初美「やっぱり、迷惑でしたか……」
淡「いやいや、助かってるよ!迷惑なんて思ってないよ!!」
初美「ほんとですかっ?よかった……」
淡(お持ち帰りしたい……)
霞(微笑ましいわ~)
照(ペアルックか……いいな)
照「ところで…なんで私たちはここに?」
霞「可愛いチームメイトが、他校の子といい雰囲気になってるんですもの、うふふ」
照「まぁ……気になるよな」
霞「そうよね~、うふふ」
照「………」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/03(火) 20:04:35.59 ID:efTSlzfJ0
初美「えと、その……」
初美(なに話せばいいのか、わかりませんよー)
淡(可愛いなーこのこー)
初美「の、喉乾きましたよー……」
淡「んー、お風呂に入ったしね」
初美「な、なにか買ってきます!」
淡「えっ…それなら私が」
初美「まっ、待っててくださいー」タタタッ
淡「なんか、パシらせてる気分」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/03(火) 20:37:46.65 ID:efTSlzfJ0
初美「はぁっはぁっ……な、なんか居づらかったのですよ……」
淡「なんか逃げられた感じが…」ショボン
霞「あら、なんか面白いことになっているわねー」
照「な、なんか心配になってきた……」
霞「宮永さんにも可愛いところあるんですね」クスクス
照「なっ!?」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/03(火) 20:57:10.76 ID:efTSlzfJ0
初美「うー、考えてても始まらないか」
初美「このふたつで大丈夫ですよねー?」
初美「……あ、そうだった」テヘヘ
淡「こういう時、宮永先輩はなんて言ってたかなぁ」
淡「ええと……」
淡「お前を妹にしたい!とかだっけ」
照「……」ボンッ
霞「あらあら……顔真っ赤にしちゃって……」
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/03(火) 21:28:38.94 ID:efTSlzfJ0
初美「あ、あの……買ってきましたよー」
淡「あ、ありがと」
初美「どっちがいいですか?」
淡「んー……こっち」スッ
初美「ひゃい!」
淡(えっ…やっぱり嫌われてる……?)
初美(へ、変な声でちゃいましたよー……)
淡「……」
初美「……」オドオド
霞「あらあら、初々しいわねー」
照「し、心配になってきた……」
霞「あらあら?」ジロッ
照「手は出しません」
霞「よろしい」
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/03(火) 21:39:59.26 ID:efTSlzfJ0
淡「ぷはー、これおいしい!」
初美「えと…その……」
淡「ん、のみたいの?」
初美「の、飲み……!?」ポンッ
初美(それって、間接キスじゃないですかー!?)ドキドキ
初美「えと…じゃあ、もらいます」
淡「ほいほいー…あ、そっちのも美味しそう……とりゃっ!」
初美「あっ!?」
淡「んくっんくっ」
初美(にぁぁぁ……!なんということでしょう……)
淡(顔が赤くなってる……こういうの、耐性ないんだ)ドキドキ
照「くっ……」ガシッ
霞「おいたはだめよー?」ゴゴゴ
照「……はい」
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/03(火) 21:48:57.71 ID:efTSlzfJ0
淡「どうしたの?飲まないの?」
初美「あわっあわわ……」
淡「呼んだ?」
初美「ひぃー、ごめんなさいですよー!」
淡「あ、謝られることでもないと思うけど…」
初美「ぁぅぅ……」
淡(可愛いよー、ちょーかぁいい)
初美(私のほうが年上なのにー……年上なのに……)
霞「はっちゃんはいじられて輝くと思うわ」ボタボタ
照「鼻血、出てる」
霞「あら、ごめんなさい」
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/03(火) 22:10:02.23 ID:efTSlzfJ0
淡「うふふっ」
初美「にゃ……?」
淡「こうしてると、ほんとに妹と話してる気分になるよ」
初美「妹さん、ですか?」
淡「あぁ、私は一人っ子だからいないよ」
初美「ふぇ…?」
淡「妹とか、欲しいなぁ…あ、もう遅いか」
初美「……」
初美(私が、妹……ですかぁー)
淡「あれ、どうしたの?」
初美「へっ!?な、なんでもないですよー」
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/03(火) 22:24:40.64 ID:efTSlzfJ0
淡「ほんとー?」ニヤニヤ
初美「ぅぅ……」
淡「何か言いたいことあったら、言ってね?」
初美「……!!あ、あの……私が妹になるっていうのは…どうでしょうかー?」モジモジ
淡「……!!」
淡(う、嬉しいお誘いだけど…ここは堪えて)
淡「あはは、薄墨さんのほうが年上なのに、妹?」
初美「ぴ、ぴゃー……」
淡「うーん…そういう関係はちょっとダメだと思うけど……そうだ、今度ジャコスにいこう」
初美「ふぇ……」
淡「お友達どうしの初デートってことで、お誘いしてみたのだけれど」
初美「……私なんかでいいんですか?」
淡「服も借りちゃったからねー、そのお礼も込めて」
初美「いきます!いきます!」
淡「よかったー、断られたらどうしようかと」
初美「そんなの、断れませんよー」ボソッ
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/03(火) 22:27:00.40 ID:efTSlzfJ0
淡「んー?」
初美「なんでもないですよー」ニコニコ
霞「あらあら、デートまで約束しちゃって……」
照「なん…だと……」
霞「これはまた、私たちが集まらないといけないですね」
照「デパート内も、尾行するのか?」
霞「ええ」
照「……はいはい」
109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/03(火) 22:43:41.06 ID:efTSlzfJ0
淡「あ、服も乾いてる」
初美「帰るんですかー?」
淡「そうだね……日にちとかは後で連絡するよ」
初美「了解ですよー」
淡「あ、この服……」
初美「いいんですよ、一着あげちゃいますよー」
淡「いいの?」
初美「はい、大丈夫ですよー」
淡「じゃあ、これもらっていこー」
淡「またこんどねー」
初美「はいー」
照「なんか馴染んでる、巫女服」
霞「とんでもない露出狂ね、あの子……」
照「どの口が言うんだ?」
霞「冗談よ、うふふ」
111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/03(火) 22:51:05.68 ID:efTSlzfJ0
初美「うふふ、たのしみですよー」ゴロゴロ
初美「白糸台がこちらに遠征してきてくれたのも、嬉しいですよー」
初美「楽しみだなぁー」
照「大星、この遠征はあと一週間で終わりだな」
淡「はい、そうですね」
照「だが、あと一週間詰めこんで麻雀するのもいいが、自由時間も必要だろう」
照「なので、お前は明日と明後日、休みだ」
淡「え……そんなことして大丈夫なんですか?」
照「お前は実力もある、だからだ」
淡「あ、ありがとうございます」
照「気にするな」
照「ふぅ、こんな感じか」
119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/03(火) 23:26:55.28 ID:efTSlzfJ0
淡「と、いうことで明日か明後日に空いてるんだけど……」
初美「ほんとですか!?明日いきましょう!」
淡「明日ね、了解ー」
初美「はいー、明日、お願いします」
淡「はいはい、じゃ切るねー」
初美「はーい」
初美「うふふ、あしたかー」ゴロゴロ
初美「楽しみですー」ゴロゴロ
霞「向こうは向こうでうまくやったのね、うふふ」
120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/03(火) 23:29:38.82 ID:efTSlzfJ0
翌日
初美「ちょっと、早く来すぎてしまいました」
初美「……えへへ」
霞「乙女モードね」
照「そうか……しかし、淡のやつ遅いな?」
霞「待ち合わせ時間はまだみたいよ?」
照「むう」
123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/03(火) 23:42:33.78 ID:efTSlzfJ0
霞「あ、きたみたいよー」
照「やっとか」
淡「はっちゃん、もうきてたんだ」
初美「い、いまきたところですよー」
淡「そっか、ならよかった」
初美「ほら、早速ですがいきましょう!」
淡「急ぐ必要ないよ!?」
初美「急ぎたいんです!」
淡「え、ええー?」
初美「だって……」
楽しい時間を少しでも長く味わいたいからですよー
おわり
淡「川に落ちちゃった…」薄墨「大丈夫ですか?服貸しましょうか?」