SS速報VIP:梓「律先輩と今日からここに住みます」律「え、エデン?」
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1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/04/11(水) 22:45:23.75 ID:priiZr1DO


 寄り添える恋人の存在が、当人にはどんなに幸せなものか。

 例え姿がしっかりと目に写らなくても、たしかに触れられる肢体(からだ)がすぐそこにある。

 真っ暗な一室に一枚の布団。扉は施錠され唯一の窓は分厚いカーテンに仕切られている。

 そこは二人の為だけに閉ざされた世界。イヴとイヴが交わる楽園は不毛な時間をただ紡いでいく。

 下ろした長い黒髪が闇の中を揺れ動く。目覚めぬ恋人を痛めないように、横たわる彼女をゆっくりと仰向けにしたのだ。

 膝立ちのまま、恋人の顔を脇から見下ろす。闇に慣れた瞳が朧げに顔の輪郭をとらえる。それだけで彼女の貧相な胸は幸福と興奮で満たされ、胸に溜まっていた空気を追い出していった。

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2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/04/11(水) 22:46:24.79 ID:priiZr1DO


 暗闇の中で右腕を伸ばし、手探りでその人の肌を優しく撫でてみる。梓は自分の小さな手が滑らかな線をなぞるのを感じた。ああ、これは肩か。

 その手を胸の方へ少しだけずらすと小さな凹みをなぞった。あ、この辺だ鎖骨は。梓の指が凹みを愛おしく撫で回す。梓は自然に微笑みをこぼしてしまう。

 すると、梓は指で彼女の鎖骨の位置をとらえ、猫のようにしなやかに腰を落とす。
 そうして眼前に持ってきた鎖骨を、梓は唇で優しく挟んだ。少しざらついた唇が右へ左へ、上下の皮で擦り遊ぶ。さらにそこへ梓の濡れた舌が唾液を塗りたくっていく。梓は自らの行為に興奮し、徐々に息が熱を帯びる。その指で、その舌で鎖骨を重点的に攻め続ける。

 「えへへ、りつぅ」

 梓に官能的に愛されてゆく彼女は今だ目覚めない。梓の湛えた肉欲は止まらない。

 やがて執拗な愛撫はもう片側の鎖骨に及び、両の凹みにねっとりと唾液を湛え小さな泉を創る。梓は自らの下腹部にじわりと熱いものを感じ取ると、股を閉じて擦り合わせる。その行為で鈍い快感を脳へと伝え、興奮がさらに高まっていく。脳は本能的な快楽をさらに貪ろうと、鎖骨を甘噛みし股を小刻みに擦り合わせてゆく。



3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/04/11(水) 22:48:08.00 ID:priiZr1DO


 元々梓にとって艶かしい匂いで満ちていたその密室に、さらに女の匂いが水音と共に混じり始める。梓は鎖骨を舐めていた舌をツーっと律の胸の先端へと下ろしていく。その軌跡はやはり唾液。その軌跡をなぞり梓の舌は一度胸から鎖骨へ、そして胸へと往復する。緩やかな丘をじっくりと味わうように。

 鈍い快感では我慢出来なくなったのか、そっと股間に右手をやる。手の平に触れた瞬間湿り気を感じる。これまでの行為で割れ目はすっかり濡れそぼっていた。
 左腕は律をまたいで床に手をつき上半身を支える。右腕はより強い快感を生むべく小刻みに震えている。

 梓「んんっ、ぁ……」

 潤滑油に塗れた割れ目を、梓は人差し指で執拗に擦り快楽を求める。まだ生えぬ毛、ぴったり閉じた下の口。それでも梓の幼い身体には大人の欲望が満々と熟していた。

 そして胸の先端に置いた舌が小さな乳輪を丁寧になぞっていく。滑らかに、艶かしく。指の動きは激しく。女の匂いは甘く。律の匂いで性欲が溢れんばかりに高まっていく。梓にとって、律に触れられる事こそが全て。この密室に梓の本能を止められる者は誰も居ない。



4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/04/11(水) 22:48:56.24 ID:priiZr1DO


 やがて律の乳輪をひと通り堪能すると梓は一度口を離し、唾液に塗れたその唇で、今度は勃たぬ乳首を少し強めに挟んだ。同時に右手はさらなる快楽を得ようと、人差し指で割れ目をこじ開ける。

 梓「んぁ……っ!」

 自らの嬌声に更なる情欲が渦巻く。上半身を支える左腕は怪しく揺れ動き、強い刺激に人差し指の動きが止まる。それでもなお刺激を求めるように、溢れる愛液を滑らせ内へゆっくりと挿し入れてゆく。

 梓「んっ……ん……んん……」

 口から零れる嬌声。やがて二つ目の関節まで人差し指を内へ嵌め込んだ。梓の膣はとても狭く、指を一本挿れるのが限界だと梓自身が悟るほど。それでも指と割れ目の隙間から、梓の蜜がとめどなく湧き出ていく。その液は足をゆっくりと伝い膝元に溜まってゆく。

 秘処から押し寄せる強い刺激に梓は小刻みに震え堪える。このまま膣内(なか)で動かせば自身の指だけでイキかねない。閉じた瞼に、乳首をくわえる唇に一層力を入れ、快感に慣れるのを待つ。

 梓「あ……ふ……」

 やがて刺激に慣れてくると瞼をうっすらと開け唇を離す。
 目の前には愛しい人の小ぶりな林檎。自らの蜜壺から発する女の匂いが女の欲望を讃える。それに抵抗する術を梓は失くしていた。



5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/04/11(水) 22:49:53.17 ID:priiZr1DO


 禁断の果実に先端から喰らいつく。その味わいは甘美そのもの。歯型を残さんばかりに律の小ぶりな林檎をかじってゆく。その行為に脳は快楽をとめどなく浴び、酔いしれる。快感を、快感を。ただ快感を貪る本能に身を委ねていく。
 それと共に膣壁を指で激しく擦り回す。

 「んん、ん! ん、…あぁ! ああぁぁ……あ!」

 小さな乳に喰らいつくのもままならず、口を離し甘い嬌声を上げる。それでも梓は再び噛じりつき、今度は離さない。
 喘ぎ声が指の動く儘に紡がれてゆく。時に膣内(なか)をかき混ぜ淫らに水音を奏でる。時に膣の口から奥からリズミカルに出し入れを繰り返す。

 膣内(なか)から零れ滴る愛液は、さらに梓の膝元に溜まり水溜まりを創る。膝立ちの足がずれる度に水溜まりを踏み、密室に響き渡る水音。梓の耳に入る全ての音が、脳を淫らにかき混ぜ溶かしてゆく。

 「ん…! イ、…イク……!」

 しかし梓はまだ達するつもりはない。水音を奏でていたその指を一気に抜き取る。

 「ああん……っ」

 すかさず律の腕を取るとその中指を立たせ、自らの蜜壺へ誘い挿し入れた。今度はすっぽりと膣内(なか)へ受け入れる。

 「あん! んぁ……いぃ……!」

 恍惚する梓。恋人の愛撫という状況に、今までの行為とは比べられぬ程の快楽を味わっていく。その口はだらしなく開き、よだれが零れるのも気に止めない。



6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/04/11(水) 22:51:10.13 ID:priiZr1DO

 根本まで挿入された律の指をリズミカルに出し入れしてゆく。愛しい人の指、それだけで彼女の感覚はかつてない最高の感度となる。
 膣口からほとばしる愛液と淫猥な水音、漏れる嬌声。今、この場が、梓にとって一番の"ふわふわ時間"。

 「あぁ―――――――!!」

 声にならぬ声を発する。
 快感が最高潮に達した直後、梓は腰を弓状にのけ反らせる。上半身を支えていた左腕がピンと張ることで態勢を崩し、梓の上体は首から律の胸へ押しつけてゆく。そのまま押し寄せる絶頂の波に身を委ねる。
 やがて絶頂を終えると全身の緊張が解ける。挿し入れていた律の中指は梓の脱力により膣の締まりが緩み、大量の愛液と共に吐き出される。

 「ふへへっ……」

 しかし梓は、その指をたどたどしく手に取ると、愛液を湛えた蜜壺へと再び誘った。

 「あぁぁ…………っ」

 オーガズムで敏感になった感覚に弱々しい喘ぎ声を漏らす。中指が根本まですっぽりと収まった。それを感じ取ると安心したように、梓は瞳を閉じて笑みをこぼした。



8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/04/11(水) 22:51:57.95 ID:priiZr1DO


 膣内(なか)の異物感は梓にとって幸せの素。なぜならこれは律の一部だから。次はうっかり膣外(そと)に逃がさないように、きゅっと足をとじる。

 そして、ただ行為の余韻に浸ることにした。

 「きもちイイ………」

 密室に充満する女の匂い。汗と愛液まみれの肢体(からだ)からは熱が放たれ、室温を僅かに上げる。

 「えへ…………」

 目と鼻の先にはひと噛じりされた禁断の果実。梓の汗と唾液と涙、そして果汁ですっかり潤っている。
 痛んだ果実。その皮には歯型が、傷がくっきりと残されていた。

 ふと、梓の左手がゆっくりと律の顔へ伸ばされてゆく――。

 「ほら律、みて。これがね、わたしの愛だよ。えへへっ」

 果実の緋い噛み傷を舐め、無邪気に微笑む少女。その手がつたなく掴んできた物は、血塗れの眼球だった。




 ――イヴとイヴが創り上げた楽園。それは寄り添える恋人の存在が、当人には何よりも幸せな世界。

 かつて手を取り笑い合った恋人達。しかし二度とその時には戻れない。

 嗚呼、恋人を弄ぶ彼女の背面には、壁に掛けられた一枚の写真が。
 恋人の瞳から一筋の水滴が流れていた。


 おしまい



9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/04/11(水) 22:54:13.49 ID:priiZr1DO

以上です


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