SS速報VIP:橘純一「梨穂子と熱海旅行」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1338573243/1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/02(土) 02:54:03.78 ID:DUidFXtQo
初めてのSS投稿です。
アマガミもラブプラスも好きで、梨穂子と熱海旅行を
したらこんな感じかなあと、妄想垂れ流しで
書いてみました。
ただ単に、梨穂子とイチャイチャしたかっただけなんで
そこの所はご容赦ください。
また、ちょっとエッチな描写もありますので、嫌いな方は
読み飛ばしてください(本番はありません)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1338573243(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/02(土) 02:54:53.44 ID:DUidFXtQo
美也「あ~あ。ハワイだったらみゃーが行きたかったのに~」
橘父「それなら、家族みんなで行きたいね~」
美也「にぃに!熱海旅行をあてたみゃーに感謝するんだよ?」
純一「へいへい、感謝感謝」
梨穂子「あはは」
桜井母「まだ孫はいらないからね?」ウフフ
橘母「すぐ受験なんだから、分かってるよね?」ニヤニヤ
梨穂子「そ、そんな事しませ~ん//」
純一「信頼してくれてるんだよ、梨穂子」
梨穂子「そうなの、かな?」
桜井父「受験勉強の息抜きにはいいだろ、純一君、よろしくたのむよ?」
純一「はい、お任せください」
桜井母「お土産期待してるよ」
橘母「梨穂ちゃんを困らせるんじゃないよ」
純一「分かってるって」
美也「ほんとは、みゃーも行きたいんだよ?」
橘父「美也は父さんが輝日東ランドに連れて行ってやるよ。あそこの温泉も楽しいじゃないか」
美也「じゃぁ、みゃーは輝日東ランドで我慢するよ。にぃに、お土産忘れないでよ?」
~輝日東駅~
梨穂子「電車は何時だっけ?」
純一「8時ちょいの特急だな。荷物とか大丈夫か?」
梨穂子「うん。一泊だからこの位の荷物だけだよ~」
純一「お、コンパクトだな。歯ブラシとか持ったか?」
梨穂子「それはホテル備え付けで十分だし。どうしても必要なら現地で調達だよ~」
純一「うん」
梨穂子「それより、さ…」
純一「どうした?」
梨穂子「二人っきりで旅行って、初めてだね//」
純一「そうだな…」
梨穂子「すっごく、嬉しくってさ。昨日は眠れなかったよ」アフゥ
純一「僕も、梨穂子と旅行ってことで、ドキドキしてるよ」
梨穂子「誰かに見られたら、どうしよう…」
純一「いやなの?」
梨穂子「そ、そんなこと…無いけどさ~」
純一「そうだ、食い物買っておこうか?駅弁とかさ」
梨穂子「大丈夫、おにぎり作って、もってきたよ~」
純一「さすが僕の彼女」
梨穂子「えへへ~、も~っと褒めても良いんだよ?」テレテレ
??「お~い、そこのバカップル!」
純一「?」
梨穂子「あ、るっこ先輩達だ~」フリフリ
夕月「お~っす。久しぶりだな~」フリフリ
飛羽「おはよう」
純一「お二人とも、おはようございます」
梨穂子「おはようございま~す」
純一「その格好は…釣りに行かれるんですか?」
夕月「うんにゃ、いま朝釣りから帰ってきたところだ」
飛羽「大量」
梨穂子「うわ~いいなぁ。新鮮なお魚ですね~」
夕月「ところでおまえらこそ、朝っぱらからこんな所で何してんだ?」
梨穂子「ふぇ!それは…その~…え~っと~//」
純一「旅行に行くんです」
夕月「ほほぉ~その荷物から察すると、一泊…かな?」ニヤリ
飛羽「婚前旅行」
梨穂子「//」
純一「ま、まぁそんな所です//」
梨穂子「ちょ、ちょっと純一~」
夕月「あっはっは、そうか~、二人はもう、私らの届かない所にいってしまうんだなぁ」
飛羽「嬉しくもあり、悲しくもあり」
夕月「ポルノ野郎も卒業ってわけだ」ニヤニヤ
純一「な、な、何のことですか//」
飛羽「照れるな」ニヤリ
梨穂子「//」
夕月「おっと、そろそろ時間じゃないかい?乗り遅れるなよ~」
飛羽「たっしゃでな」
梨穂子「先輩達もお元気で~。それでは、良いお年を~」ペコリ
純一「行ってきます」ペコリ
~電車内~
純一「先輩達も相変わらずだったな」
梨穂子「そうだね~」
純一「創設祭の時もからかわれたけどね」
梨穂子「あはは、あの時は凄かったよね~」
純一「ところでさ…」
梨穂子「なに?純一?」
純一「せっかく二人っきりなんだから『新婚さん』ごっこをしようと思うんだ!」
梨穂子「」
純一「?」
梨穂子「…もう一回言って?何ごっこ?」
純一「新婚さん」
梨穂子「いらっしゃい?」
純一「じゃなくて」
梨穂子「え?新婚さんごっこ~?//」
梨穂子「そ、それって…具体的には、何するの?//」
純一「そうだなぁ」
梨穂子(あぁ…また、ノープランだよ…)トホホ
純一「いちゃいちゃするとか?」
梨穂子「それは、いつもやってるでしょぉ~//」
純一「でも、それは恋人のいちゃいちゃであって、新婚さんのいちゃいちゃとは違うと思うんだ」
梨穂子「たとえば?」
純一「呼び方変えるとか?『ダーリン♪』『なんだい?ハニー』なんて」
梨穂子「それはさすがに恥ずかしいよぉ~//」
純一「ところかまわずハグしたり、キスしたり?」
梨穂子「そ、それは良くするよね…//」
純一「将来の夢とか語っちゃう?」
梨穂子「う~ん?どうだろ?」
純一「子供の計画とか?」梨穂子「それは、さすがに早いよぉ~//」
梨穂子「まだ、結婚もしてないんだし~」
純一「だから『ごっこ』って言ってるじゃないか」
梨穂子「あ、そっか~」
純一「僕らは、昨日結婚したばかりで、これから熱海に新婚旅行なんだ」
梨穂子「ふむふむ~」
純一「新婚旅行!それは二人の愛を確かめ合うファーストステップ」
梨穂子(わぁ、なんかスイッチ入っちゃったよ…)
純一「見詰め合うだけで相手の気持ちが分かり合える二人」
純一「だけど言葉にするんだ『愛してる』『私も//』」
純一「そして二人は、初夜を迎え、身も心も結ばれるのさ…」
梨穂子「」
純一「どうした?梨穂子?」
梨穂子「もぉっ。恥ずかしくて聞いてられません//」
純一「ごめんなさい」
梨穂子「でもね、純一」
純一「ん?」
梨穂子「ありがとね」
純一「なんだよ、いきなり」
梨穂子「純一が私の彼氏で、母さん達も認めてくれてて、友達にも恵まれてて…幸せの絶頂って感じなの」
純一「僕もそう思ってる…でも、それと同時にすまないって気持ちもあるんだ」
梨穂子「すまないって、どうして?」
純一「去年のクリスマスがきっかけで、梨穂子の気持ちと向き合えることが出来たけど」
純一「もっと早く気がついてあげられたら、梨穂子をもっと早く、幸せに出来たんじゃないか?って」
梨穂子「純一…」ウルッ
純一「3年前の、自分の鈍感さが恨めしいよ。あの時、梨穂子がどんな気持ちでプレゼント選びに付き合ってくれたのかって思うとさ…」
梨穂子「そのことはもういいよぉ。私も買い物してた時は楽しかったし、純一のためだと思ってたんだから…」
純一「梨穂子…」
梨穂子「もう、この話はお終い!だって今は幸せなんだもん!」
純一「そうだな!僕らの未来はばら色だよ!」
梨穂子「そうだよね、あ・な・た//」チュ
純一「えっ?」
梨穂子「私達、新婚さんだって純一が言ったんでしょ~//」
純一「そ、そうか、りほ、じゃなくて、おまえ」
梨穂子「なんか変だね。純一はこれまで通りでいいよ。あなた//」
純一「ありがと。梨穂子」
梨穂子「うふふ」
純一「あはは」
~熱海駅~
車内方法「まもなく~熱海ぃ~熱海でございます」
車内方法「お下りの方は、お忘れ物のございませんよう、お気をつけください」
梨穂子「純一、そろそろ到着だよ」
純一「うん。ほら梨穂子見てごらん、海が見えるよ。輝日東から見る海とは、なにか違うね」
梨穂子「そうだね~」
純一「見とれて忘れ物しないように。といっても、着替えのバック一つだけか」
梨穂子「うん。楽なもんです」
~熱海駅~
純一「梨穂子、寒くないか?」
梨穂子「うん、大丈夫だよ」
純一「天気はいいけど、冬だからな~」
梨穂子「温泉が楽しみ~」
純一「梨穂子は食べ物の方が楽しみなんじゃないか?」ニヤニヤ
梨穂子「もちろん、楽しみにしてるよ~」キッパリ
純一「僕は、夜が楽しみだけどね」
梨穂子「何それ?エッチなことはダメですよ~//」
純一「ち、違うよ。まぁ、夜になれば分かるよ」
梨穂子「秘密なの?それじゃ、楽しみにしてるよ」ニコニコ
純一「とりあえず、無事に着いたってことで家に電話する?」
梨穂子「そうしよっか」
純一「駅の公衆電話使うか」ピポパポ
純一「あ、着いたから…うん、二人とも元気だよ…じゃ電話代勿体ないからきるよ」
梨穂子「はっや~い」
純一「電話代もったいないしな」
梨穂子「そういえば、子供の頃にトランシーバーで遊んだよね~」
純一「やったなぁ~」
梨穂子「もって来ればよかったのに」
純一「さすがにここから家までは繋がらないよ」
梨穂子「そういえば、私達の家の距離でも無理だったね…」
純一「電話代を気にせずに、梨穂子と一晩中電話したいよなぁ//」
梨穂子「私も//」
純一「電話もトランシーバーも使わない、いい方法はあるんだけどね」
梨穂子「えっ?どんな?」
純一「一緒に住めばいいのさ!」
梨穂子「え~!//」
純一「内緒だったんだけど、春に二人が大学受かったら、父さんたちを説得して同棲したいと思ってるんだ」
梨穂子「ど、ど、ど、同棲//」
純一「もちろん、梨穂子が嫌だって言ったら諦めるけどさ。二人の時間をもっと作りたいんだ」
梨穂子「い、嫌なわけ無いよ~//」
純一「今回の旅行を無事に終えて、お互いの両親を安心させる!」
梨穂子「うん!」
純一「そして、大学にも受かる!!」
梨穂子「うんうん!!」
純一「そして、結婚だ!」
梨穂子「なんか飛ばしたような気がするけど、うん!」
純一「梨穂子!」ダキッ
梨穂子「純一!」ダキッ
梨穂子「私ね、ちょっとだけガイドブックで調べてきたんだ。行きたい所あるんだけど…」
純一「なにか美味しいもの食べさせてくれる所?」
梨穂子「ち、ちがいます~(それもあるけど)」
純一「梨穂子のことだから、美味しい物めぐりかと」
梨穂子「純一ってば、意地悪なんだから」プゥ
純一「あはは、ごめんごめん」
梨穂子「でもね、純一のことが心配で、ちょっとためらってるんだよね…」
純一「そんな、気にするなよ。行こう行こう!」
梨穂子「じゃぁ、着いてから、『や~めた』は無しだよ~?」
純一「そんなこと、言うわけないじゃないか」キッパリ
純一「や~めた」
梨穂子「ほら、言った」
純一「なんでこんな所にロープウェイがあるんだよ」
梨穂子「この先に観光スポットがあるんだよ~ガイド見て、すっごく行きたくなっちゃったの」
純一「何があるんだよ…」キョロキョロ(む、あれは?)
梨穂子「いいところだよ~でも…嫌だったら諦めるよ?」
純一「よし!行こう!」
梨穂子「ふぇ?どうしたの急に?」オロオロ
純一「ほら、早く行こう梨穂子!」
梨穂子「う、うん?」
純一「楽しみだなぁ~」ワクワク
~熱海ロープウェイ内~
梨穂子「結構高いね~」
純一「お、おい梨穂子、動くなよ。落ちたらどうするんだ」ブルブル
梨穂子「ここで止まっちゃったらどうする~?」ニヤニヤ
純一「そんなお決まりのイベントなんて…」
ガタンッ
純一「ひぃっ!?」ダキツキ
梨穂子「大丈夫だよ~。つなぎ目かなんかじゃない?」
純一「そ、そうか」プルプル
梨穂子「ごめんね、無理させちゃって…」
純一「大丈夫…じゃないけど、梨穂子につかまってれば安心だよ」
梨穂子「うん…//」
純一(乗り場の看板にあった『秘宝館』なるものを見ずには死ねない)
純一「…たった3分が、無限の時間に感じられたよ」グッタリ
梨穂子「あはは、大丈夫~?」
純一「うん、じゃぁ早速ひh」
梨穂子「ほら~こっちこっち~」グイグイ
純一「お、おい、引っ張るなって」
~あいじょう岬~
梨穂子「ここだよ~」
純一「あいじょう岬って言うんだ」
梨穂子「ほらほら、ここのモニュメント見てよ」
あなたとわたしは
いまここにいる
じかんをわすれて
よろこびをわかちあう
うんめいのいとにひかれ
梨穂子「素敵ね~」
純一「縦読みとは、なかなかのセンスだな」
梨穂子「ふぇ?」
純一「ほら、頭文字で「あいじよう」になってるだろ」
梨穂子「ほんとだ~。純一って鋭いね~」
純一「それほどでも//」
梨穂子「ここに絵馬をくくりたかったんだ~」
純一「そうだったんだ」
梨穂子「えまえま~♪馬を描かない絵馬~♪」
純一(ノリノリだな)
梨穂子「輝日東神社でもらっておいたんだ。あれ?」
純一「どした?」
梨穂子「純一の名前がある絵馬を発見~」
純一「へ~」
梨穂子「相合傘に『純一・裡沙』って描いてあるよ」
純一「僕って、モテモテだなぁ~」ニヤニヤ
梨穂子「もぅ、別人でしょ~」
純一「そうですよね」
純一「さてと、戻って秘宝k…」
梨穂子「お腹空いちゃった。この先にカフェ・レストランがあるんですよ~」グイグイ
純一「お、おい引っ張るなって」
~花の妖精~
梨穂子「わったっしっは、お花の~妖精さん~♪」クルクル
純一(絶好調だな)
梨穂子「わぁ、見晴らしのいいお店だね~」
純一「やっぱり高い所は苦手だよ。寒いしテラスじゃなくて店内で食べようか」
梨穂子「そうだね~」
純一「怖いってのもあるけど、それより梨穂子が風邪引いたら…嫌だよ」
梨穂子「もぉ、純一ったら//」
~店内~
梨穂子「可愛いお人形~」
純一「ほんとだね」
梨穂子「ケーキも美味しいし」
純一「」ニコニコ
梨穂子「どうしたの?」
純一「梨穂子を見てる」
梨穂子「ふぇ?//」
純一「梨穂子が物を食べてる時って、本当に美味しそうに食べてて…見てるだけで幸せだし//」
純一「そんな梨穂子が彼女になって僕は、世界一の幸せ者だよ」キッパリ
梨穂子「私も、見守ってくれるあなたがいて、幸せだよ//」
純一「梨穂子//」チュ
梨穂子「純一//」チュ
梨穂子「じゃぁ戻ろうか?」
純一「そうだね(ロープウェイ乗り場まで戻れば、秘宝館は目の前だ)」フフフ
梨穂子「なぁに?気持ち悪い笑い方して~?」
純一「なんでもないよ、ほら、行こう!」
梨穂子「まってよ~」
純一「というわけで、ここに興味があるんだけど」
梨穂子「秘宝館?」
純一「そう」
梨穂子「だ、ダメだよ~18歳未満はお断りって書いてあるじゃんか~//Hな所じゃないの?」
純一「梨穂子、僕らは新婚さんだよ?子供のはず無いじゃないか」ドヤァ
梨穂子「ダ、ダメだよ~」
純一「紳士として、非常に気になるんだよ。秘宝館は。」
梨穂子「そんなこと言って、Hな事には目がないんだから」プンプン
純一「ほら、あそこのカップルも入ろうとしてるんじゃないか?」
梨穂子「えぇ~?どこどこ?」
純一「ほら、胸の大きなお姉さんのカップル」
梨穂子「こらぁ!また変な所に目が行ってる~」
純一「梨穂子のほうが大きいよ」
梨穂子「そんな煽てには、のりませんよ~だ」ベー
梨穂子「見た感じ、私達と同い年くらいかな?」
純一「そうだね」
カップル女「ねぇねぇ、あれってもしかして…」
カップル男「うん、秘宝館だね」
カップル女「私、聞いたことあるよ。す~~っごくエッチなんだって」」
カップル男「あ、そう?へぇ…」
カップル女「…入りたい?」ニコニコ
カップル男「えっ?いいの?」
カップル女「ウソです!良い子は入っちゃダメ!」プンプン
カップル男「」
梨穂子「ほ~ら、女性の方が怒って入らないじゃない。男性も潔く引き下がってるよ?」
純一「くそ~。今回は諦めるけど、本当の新婚旅行で熱海にきたら入るからな?」
梨穂子「ほ、本当のって//」
純一「そんなに遠くない未来だと思ってるよ」
梨穂子「あなた…//」
純一「梨穂子…」チュ
カップル女「…(あのカップルと)同じ事、考えてたでしょ?」
カップル男「うん…」チュ
~お宮の松~
梨穂子「これが『貫一・お宮 の松』かぁ」
純一「梨穂子、僕が貫一みたいだったらどうする?」
梨穂子「貫一みたいって、どんな?」
純一「すぐ切れて、脚蹴りしたりとか」
梨穂子「う~ん、想像できないなぁ。あなたは絶対にそうはならないよぉ」
純一「当たり前さ。こんな可愛い梨穂子に手を上げるわけないだろ」
梨穂子「純一…」
純一「梨穂子…」チュ
梨穂子「ん、ん~」ジワリ
梨穂子(!)ビクッ
純一「ごめん、急にキスしちゃって、嫌だったか?」
梨穂子「ち、違うの~//」アセアセ
梨穂子(キスが気持ちよくて、なんか、濡れてきちゃった//)
梨穂子「ビ、ビーチの方に行こうよ!」
純一「? う、うん?」
梨穂子「ここが『サンビーチ』ね」
純一「冬だから残念だな」
梨穂子「どうして?」
純一「水着の…いや、なんでもない」
梨穂子「もぉ。そんなに水着が見たいなら、いつでも私のを見せてあげるから…//」
純一「ほ、ほんと?」
梨穂子「うん//」
純一「わっほぃ」
梨穂子「そういえば、夜には『ムーンライトビーチ』になるんだって」
純一「そうなんだ。梨穂子は物知りだな」
梨穂子「えへへ、ちょっと勉強してきたからね」
純一「そしたら、夜には散歩に来ようか」
梨穂子「そうだね~」
純一「とか言ってる内に、暗くなってきたよ。そろそろ戻ろう」
梨穂子「ちょっと買い物してから帰るから、先に戻ってて~」
純一「うん?何か忘れ物か?」
梨穂子「ちょっとね~」
純一「でも見知らぬ町で一人にするわけにはいかないよ。一緒に行こう」
梨穂子「う、う~ん…」
純一「ほらほら?」
梨穂子「ちょっとここで待っててね//」
純一「コンビニ?なに買うの?」
梨穂子「ほ、ほら乾燥してるからリップクリームとか」アセアセ
純一「なるほど、それなら僕も行くよ」
梨穂子「こ~こ~で~待ってて!」
純一「お、おう(なんか、怒ってるのか?)」
梨穂子(あぅぅ…パンツの替えを買うなんて、見られたくないんだよぉ…純一、ごめんね?)
梨穂子「おまたせ~////」
純一「すっごい顔が赤いけど、熱でもあるのか?」
梨穂子「ち、ちがいますぅ~//」
純一「そっか。無理だけはしないでくれよ。梨穂子だけの体じゃないんだから」キリッ
梨穂子「えっ?」ドキッ
純一「なんて、言ってみたかったんだ//」
梨穂子「もぅ、純一ったら//」
純一「ほら、寒いから早く帰ろう」ギュ
梨穂子「うん//でも、純一の手があったかいから、大丈夫だよ//」ギュッ
~ホテル~
梨穂子「んじゃ、手続きしてくるね~」
純一「いや、僕がやるよ」
梨穂子「そぉ?じゃ、お願い~」
純一「任せとけ」
ホテルマン「では、橘様。お部屋までご案内いたします」
純一「お願いします」
ホテルマン「奥様、お荷物をお持ちしましょう」
梨穂子「ふぇ?お、奥様?」ドキドキ
純一「梨穂子、まだ慣れてないな」
梨穂子「あ、そっか~。新婚さんなんだよね。私達//」
純一「自覚が足・り・な・い・ぞ!」ナンチャッテ
梨穂子「//」
~客室~
梨穂子「もぉ~、不意を疲れてあせっちゃったよぉ」
純一「ごめんごめん」
梨穂子「純一ったら…。あ、それじゃぁさ、純一はちょっと部屋の外に出て?」
純一「ん?」
梨穂子「いいからいいから。10数えたら入ってきてね~」
純一「うん(なんだろ?)」
純一「入るぞ~」
梨穂子「おかえりなさい、あ・な・た//」
純一「た、ただいま//(三つ指ついてのお出迎えなんて!なんか嬉しいぞ!)」
梨穂子「お仕事お疲れ様。ご飯にする?お風呂にする?そ・れ・と・も…」
純一「梨穂子で!」
梨穂子「ふぇ?」
純一「梨穂子でお願いします!!」
梨穂子「わわわ…」
純一「梨穂子がいれば、何にも要りません!!」
梨穂子「//」
純一「梨穂子は可愛いなぁ!!!」
梨穂子「それじゃ次は~」ポンポン
純一「ん?何してくれるの」
梨穂子「膝まくら~//」
純一「わぉ」
梨穂子「膝まくらは何度かしてあげたけどさ~、今日は耳かきもしてあげる」オイデオイデ
純一「うん!お願いしま~す」
梨穂子「よいしょっと、窮屈じゃない?」
純一「とっても柔らかくて…いい気持ちだよ…(いい匂いもする…)」
梨穂子「そっか!それじゃ、始めるね~」
純一「やさしくね?」
梨穂子「こしょこしょ、う~ん暗くてよく見えないなぁ」フニョン
純一(うっ?なにか後頭部に柔らかいものが!って、お腹か…)
梨穂子「どう?痛くない~?」ホジホジ
純一「…」
梨穂子「純一~?」
純一「…天国…」
梨穂子「も、もぉ~//」
純一(幸せって、身近な所にあるな…)
梨穂子「じゃ、反対側ね~」
純一「うん」クルリ
梨穂子「きゃっ//」
純一「あ、ごめん。こっち向きは恥ずかしいか//」
梨穂子「だ、大丈夫だよ~。急だったからびっくりしただけで」
純一「そ、そっか。それじゃ、このままお願いできる?」
梨穂子「うん~(お風呂まだだけど、匂いとか大丈夫だよね?)」
純一(あ~いい匂いが…)
梨穂子「ど、どうかな?」
純一「zzz」
梨穂子「寝ちゃった?」
純一「zzz」
梨穂子(いっぱい歩いたからね。お風呂の時間までもうちょっとあるし、寝かせておこうっと)コロン アオムケ
梨穂子(純一の寝顔、可愛いなぁ//耳たぶ、柔らか~い)プリプリ
梨穂子(なんか、グミみたい。美味しそうだなぁ…って、食べちゃダメでしょう~)
梨穂子「じゅ、純一?」ツンツン
梨穂子(キ、キスくらい、いいよね?)ムニュ
梨穂子(あぅ、この体勢じゃキスできないや…)
梨穂子(ちょっと、そこの座布団を頭の下に~)モニューン
純一「zz…」
梨穂子(あ…ちょっと…届かない…)モニュモニュ
純一「…クルチイ…」
梨穂子「え?起きちゃった」
純一「ぷは~。梨穂子のおっぱいで窒息するところだった。膝枕天国で、さらに悶絶死って感じ?」
梨穂子「あはは、なにそれ~//」
~お風呂~
梨穂子「んじゃ、そろそろお風呂、いこっか?」
純一「そうだな。お風呂上れば食事だしね」
梨穂子「ここのお風呂はね~、特徴があるんだって。時間で男湯と女湯が変わるっぽいよ~」
純一「へぇ」
梨穂子「えっとね、今の時間だと男湯は『ローマ風呂』で女湯は『お花の湯』だってさ」
純一「なんか強そうだな」
梨穂子「あはは、ムキムキになっちゃったりして~」
純一「そりゃいいな」
梨穂子「それじゃ、お風呂上がったらここで待ち合わせましょ?」
純一「うん」
梨穂子「わたし、長いかもしれないから、純一もゆっくり入ってきてね~」
純一「わかったよ」
梨穂子「じゃね~」フリフリ
純一「転ぶなよ~」フリフリ
純一(というわけで、これがローマ風呂か。300人入れるって噂どおりの広さだな)
純一(しかも、この柱とか、彫刻とか凄いな)
純一(でも、なんで熱海にローマ風呂なんだろ?)
純一(まぁ、深くは考えないでおこう)
純一(それにしても、この時間は人が少ないのかな?僕のほかには一人しかいないっぽいぞ)
純一(銭湯じゃないから、壁越しに『お~い梨穂子~』なんて出来ないな)
純一(ま、そんなことしても梨穂子は恥ずかしがりやだから、返事してくれないかもな)
純一(ふぅ。美也たち、どうしてるかなぁ)
~~一方、そのころ~~
美也「おかぁさん~お腹空いたよ~」
橘母「はいはい」
美也「にぃに達は、ご馳走タイムかな?うらやましいぃ~」
橘母「受験生とは言っても、たまには息抜きも必要でしょ。梨穂子ちゃんが着いてるから大丈夫よ」
美也「そういえば、にぃにが結婚したら梨穂ちゃんは『ねぇね』になるんだよね?」
橘母「そういうことになるわね?」
美也「梨穂ちゃんは昔から一緒に遊んでるし、いまさら『ねぇね』って言うのもなぁ…」
橘母「これまで通りでいいんじゃない?」
美也「そうだよね」
橘母「はぁ、私は姑になるわけよねぇ…まだ結婚もしてないっていうのに、なんか複雑…息子を取られるっていうのは、こんな感情なのかしら?」
美也「ちょ、ちょっと~。梨穂ちゃん苛めちゃダメだよ?」
橘母「あはは、あのコなら大丈夫よ。お料理もお洗濯もきちんとできるし、人のことを気遣える、やさしいコだって昔から知ってるからね」
橘母「それより、お嫁に行った美也が泣きついてきたらどうしましょう?『お義母さんが酷いんだよぉ~』なんて」ケラケラ
美也「あ~酷い~ でも、みやーが困ったら助けてね?」
橘母「当たり前よ。お母さんなんだから」
美也「頼りにしてるよ」
~~ローマ風呂~~
純一(この女神像、結構おっぱい大きいな)ドキドキ
純一(梨穂子のおっぱいもこんな感じかな…)
純一(生おっぱい、見てみたいな…)
純一(頼んだら見せてくれるだろうけど…大学入るまでは煩悩を封印って決めてるし…)
純一(でも、二人っきりのお泊りだし…)
純一(いざとなったら…無理だな。自分の狼を抑えられる自信がないよ…)
純一(この男性の像のナニよりは大きいけどな…僕のjrが梨穂子に…って、僕は何を考えてるんだ!)
純一(煩悩よ!静まれ~)
~お花の湯~
梨穂子「うわぁ~、可愛い~」(あ、他にもお客さんいるから、静かにしなくちゃ)
梨穂子(若い人かな?見た感じは同じ年くらいだけど…)
梨穂子(無視するのも変だし、声掛けてみよっと)
梨穂子「こんばんは~。かわいいお風呂ですね~」
女性「あ、こんばんは。本当ですね。こちらの温泉は、美容効果もあるそうですよ」
梨穂子「それはうれしいですよね。あ、私『桜井梨穂子』っていいます。輝日東から来ました」
女性「私は『姉ヶ崎寧々』。十羽野から来たの。観光ですか?」
梨穂子「え~と//新婚旅行って事になってまして//」テヘヘ
寧々「素敵!あ、私も一応は新婚旅行か。失礼ですけどおいくつですか?物凄く若いと思うんですけど」
梨穂子「ここだけの話にしてくださいね。18の高3です」
寧々「あ!私と一緒だ!」
梨穂子「ふぇ?そうなの?すっごい落ち着いた雰囲気だったから、大学生かと思ってました」
寧々「うふふ、ありがとう。でも『新婚旅行』って言ってたけど…」
梨穂子「いろいろありましてねぇ…」カクカクシカジカ
寧々「そうだったの。『新婚さんごっこ』ね。桜井さんの彼氏さんは想像力があっていい人みたいね」
梨穂子「想像力ありすぎて、困ることもあるんですけどね~」アハハ
寧々「実はね、私も彼に『新婚さんごっこ』しない?って持ちかけたの。それで一応『新婚旅行』なのよね」
梨穂子「姉崎さんのところも、そうだったんだ~」
寧々「そうだ、『梨穂ちゃん』って呼んでいい?」
梨穂子「どうぞ~。私も『寧々ちゃん』って呼びたいよ」
寧々「喜んで!いつも年下の娘との接触が多いから、『ちゃん』で呼ばれるとすっごく新鮮!」
梨穂子「じゃあ寧々ちゃん、ちょっと聞いてもいい?」
寧々「なぁに?梨穂ちゃん」
梨穂子「あの、ね…寧々ちゃんの彼氏ってどんな人?」
寧々「そうね。やさしくて、まじめで、可愛くて、とても頼れる人」
梨穂子「すっご~い!完璧だぁ」
寧々「年下なの、彼。1年後輩」
梨穂子「へ~~、どうやって知り合ったの?」
寧々「私のバイト先にね、あ、私ファミレスでバイトしてるんだけど、そこに入ってきたの」
梨穂子「ふんふん」
寧々「最初は頼りなさそうだし、女の子だらけのバイト先だから長続きしないかな?なんて思ってたんだけどね。めきめき仕事が出来るようになって、私のことも助けてくれるようになって…」
梨穂子「そうなんだ~」
寧々「彼ね、『もっと僕を頼って』なんて言ってくれるようになったの」
梨穂子「ほうほう」
寧々「春に出会って、3ヶ月くらいかな?私から告白したの」
梨穂子「すごいね~。寧々ちゃんから告白したんだ。勇気あるなぁ…」
寧々「そんな、勇気ってほどじゃないのよ。ただ、もやもやした気分をはっきりさせたかったの。彼が私を好きかそうでないか」
梨穂子「それが出来るのが、すごいよ~私はその勇気が無くて…」
寧々「だって私年上だし、バイトにも可愛い子がいるし、学校の部活とか委員会にも女の子いるし、お客の女子中学生にも人気あるし」
梨穂子(うわぁ、惚気だよね?これ)
寧々「このチャンスを逃したくなかったの」
梨穂子「こんな話ができるってことは、その勇気の賜物ですよ~」
寧々「うふ、ありがと。梨穂ちゃんはどうだったの?馴れ初めとか聞きたいな~」
梨穂子「てへへ…私はね…彼とは幼稚園からの幼馴染だったの…」
寧々「それじゃ、一緒にお泊りとかした仲なんだ?」
梨穂子「そうそう。小さい時からずっと一緒で、小さい時は家族みたいに思ってた。いつの間にか自分の中で「この関係がいつまでも続けば…」なんて思ってたんだろうね。でも、中学・高校となってからはそうも行かなくて…」
寧々「何かあったの?」
梨穂子「彼の中で私は『異性』では無かったの…」
寧々「…」
梨穂子「中学の時にね、彼ったら「クリスマスプレゼント選びに付き合ってくれ」って言ってきたの。それは私へのプレゼントじゃなくて他の娘へだったんだけどね」
寧々「…」
梨穂子「悲しかったけど、そのときは彼を応援してあげようって気持ちになってて…結局、その娘とはうまく行かなかったみたいなんだけどさ…」
寧々「そうなんだ…」
梨穂子「多分、その時から彼を『幼馴染』から『異性』って意識しはじめたのは」
寧々「一緒にいた時間が長かった分、打ち明けるのが辛くなったのね」
梨穂子「そう。でもちょっとしたきっかけで、去年のクリスマスに彼から告白してもらって、今に至っているのであります」テヘヘ
寧々「おめでとう!」ウルウル
梨穂子「ありがとう、寧々ちゃん!」
寧々「はらはらしちゃった。私、そういう話に弱いの」
梨穂子「えへへ、ゴメンね」テレテレ
寧々「ううん、素敵な事よ」
寧々「もうちょっと突っ込んだ話してもいい?」
梨穂子「うん、いいよ~」
寧々「あの、ね…梨穂子ちゃんは、その、彼とは…どこまで?」//
梨穂子「どこまで?って…えっ?えっ?えぇ~~?」//
寧々「恋人期間は私よりもずっと長いし、先輩の意見を聞きたいなぁ~って」ニコニコ
梨穂子「そんな~。ふ、普通だよ?」
寧々「普通?普通ってなに?」ニコニコ
梨穂子「普通って言ったら、普通なんです~!」
寧々「寧々、子供だから分かんな~い」
梨穂子「ずっる~い!」
寧々「それじゃぁ、いわゆるABCって言ったら?」
梨穂子「う~~ん、え~~っとね…Aマデ…(おっぱい揉まれた事はあるけど、Bじゃないよね…)」
寧々「え?なぁに?」
梨穂子「キスまでっ!もぉ寧々ちゃんの意地悪ぅ。そう言う寧々ちゃんはどうなのよ~?」
寧々「ごめん、ごめん。私もね、キスまでよ」
梨穂子「そうなんだ~」ホッ
寧々「うちのクラスの女子なんかは、『ひと夏の経験~』とかしちゃってる娘もいるみたいなんだけど、親しい友達で彼氏がいるコがいなくって、聞きたいけど聞けないの」
梨穂子「そ、それは確かに聞きにくいよね//」
寧々「でね、今回の旅行で迫られちゃったらどうしようかと思って…//」
梨穂子「男子と違って、女子はそういう情報は口コミになっちゃうよね~」
寧々「まさか、そういう本を買うのも恥ずかしいもんね…」
梨穂子「おたがい、苦労しますな~」
寧々「そうよね~」
梨穂子「で、迫られたらどうするの?」ニヤニヤ
寧々「えっと~//ユルシチャウ、カナ?」
梨穂子「ひぇ~」
寧々「でも、彼はすっごく私を大事にしてくれるから、多分そうは成らないと思うんだけどね」
梨穂子「ご馳走様~彼のこと、凄く理解して信頼してるんだね~」
寧々「うん。梨穂ちゃんもそうでしょ?」
梨穂子「私の彼は…理解はしてるんだけど…ちょっと…う~ん、凄くエッチで…」
寧々「エッチなの?」
梨穂子「男友達と『お宝本』交換したりビデオ見たりしてるからなぁ…」
寧々「『お宝本』って?」
梨穂子「ほら、グラビアに載ってるような、女の子がきわどいカッコウやポーズ取ってる本」
梨穂子「いつ爆発するか、気が気じゃないんだよね~」ションボリ
寧々「そうなんだ」
梨穂子「秘宝館って知ってる?お昼にそこに行こうとしててさ」
寧々「あ、知ってる、知ってる~」
梨穂子「たまたま、同じようなカップルの女性が止めさせてたのを見て、諦めてくれたんだけど」
寧々「え?もしかしたら、それ今日の午後だよね?なら私達かも」
梨穂子「そうなんだ!おかげで助かりました~」
寧々「うふ、どういたしまして」
梨穂子「私だけだったら、止められなかったよ~」
寧々「あらら」
梨穂子「てなわけで、油断するとすぐにエッチなことばっかり考えてるの」
寧々「大変ね」
梨穂子「まぁ、この年の男の子ってそういうものらしいし、大目にみてるんだ~」
寧々「梨穂ちゃんって、心が広いね。幼馴染だからかな?私だったら部屋中掃除しまくって、処分しちゃうよ。多分」
梨穂子「あはは、一時期は考えたけどね~」
梨穂子「まぁ、そんな感じだから、何かあったらって考えちゃって…」
寧々「そうだよね」
梨穂子「でも、迫られたら許しちゃう、かな//一応、心の準備もしてきたし…」
寧々「えっ?心の準備って、なになに?」ニヤニヤ
梨穂子「ご想像にお任せします~」アセアセ
寧々「ずる~い」
寧々「迫られたら許すって言ったけど、ちょっと心配事もあるの」
梨穂子「どしたの?」
寧々「私の彼ね、一人暮らしなんだ」
梨穂子「へぇ~」
寧々「だから、朝起こしてあげたり、朝ごはんやお弁当一緒にしたりするのは結構自由で、ある意味二人っきりの状況が多いんだけど、キスから先は求められたことが無いの」
梨穂子「あらら?」
寧々「ちょっとしたスキンシップで、その、胸とか触られることはあるけど…」
寧々「もしかして、私は魅力が無いのかしら?年上だから嫌になったりとか?って心配してて…」ションボリ
梨穂子「そんなこと無いと思うよ~寧々ちゃんスタイルいいし、美人だし、話しててすっごく頼れる感じだし」
寧々「そうかなぁ」
梨穂子「絶対だよ。心配無用だよ!」
寧々「うふ、ありがと」
梨穂子「私は、お腹周りのお肉を何とかしたいなぁ…」ションボリ
寧々「そうなの?全然気にすること無いと思うけど」
梨穂子「えへへ…美味しいものに目が無くって、ついつい食べ過ぎちゃうんだよね~」
寧々「運動とかは?部活とかしてる?」
梨穂子「茶道部だったの。もう引退だけどね~」
寧々「茶道部!素敵~。私の学校にも茶室があって、昔は顧問の先生もいたそうなんだけど、先生が辞められるのと同時に廃部なのよ」
梨穂子「茶室があるのに、もったいないね~」
寧々「そうよね~」
梨穂子「茶道部に入れば、部費でお菓子が買い放題!学校でお菓子食べても『部活動の一環』なんだよ~」
寧々「梨穂ちゃん、それがマズイと思うわ」キッパリ
梨穂子「すみません」ションボリ
寧々「うふふ。私はバイトがあるから部活やってなくて」
梨穂子「ファミレスだったね~」
寧々「そうそう。お客さんに出すお料理とかデザート見るたびに『食べた気』になるように訓練したのよ」
梨穂子「すごいな~。多分私なら3分持たないよ~」
寧々「でもね、他のお店のメニューを研究と称して、ちょくちょく食べに行ったりしてたら…」
梨穂子「ふんふん」
寧々「お腹が、大変なことに!」
梨穂子「どうして、お腹から太るんだろうね~」
寧々「不思議よね~」
寧々「それでね、ダイエット挑戦してたら、彼が気がついちゃって」
寧々「『無理しないで、寧々さんの身体が心配だよ』だって!きゃ~//」
梨穂子(うわぁ…また惚気だぁ…)
梨穂子「あれ?寧々ちゃん彼氏さん待たせてない?」
寧々「あ、いけな~い!廊下で待たせてるんだった!」
梨穂子「ゴメンね。長話に付き合ってもらっちゃってさ」
寧々「ううん。初対面なのにすっごく話しやすくて。昔から梨穂ちゃんと友達だったみたい」
梨穂子「私も~」
寧々「それじゃ、上がろっか。お互いの彼が風邪引いちゃうと困るし」ウフフ
梨穂子「そだね~」アハハ
寧々「夜のお楽しみはこれから、だしね」ウインク
梨穂子「寧々ちゃんエッチだぁ//」
寧々「え~?夕食の何がエッチなのかなぁ?」ウフフ
梨穂子「えっ?あっそうか。お食事タイムだね//」アセアセ
~着替え中~
寧々「そういえば、梨穂ちゃんは『伝説のビーチ』って聞いた?」
梨穂子「伝説?」
寧々「そう。何でも遊覧船で渡る事の出来る『初島』にあるらしいんだけど、誰も見たことが無いビーチがあるらしいの…」
梨穂子「ふむふむ」
寧々「でね、そこを訪れることの出来たカップルは、永遠に幸せになれるんだって!」ウィンク
梨穂子「素敵~!」
寧々「でしょ~?」
梨穂子「明日、時間があったらそこに行って見たいなぁ」
寧々「彼氏にお願いしたら?二人にその気があれば、行かない理由は無いと思うよ?」
梨穂子「うん。頼んでみる~」
寧々「がんばってね」
梨穂子「寧々ちゃんも、見つかれることが出来たらいいね!」
寧々「そうね。でも、あんまり夜更かししちゃダメよ」ウフフ
梨穂子「それは寧々ちゃんも一緒でしょ~//」
寧々「彼氏次第…かな?」
梨穂子「お互いにね~」
寧々「それじゃ、お先に~」
梨穂子「またね~」
梨穂子「おまたせ~。いいお風呂だった~」ホカホカ
純一「こっちもいい風呂だったよ。ローマって感じが凄くしてたな」
純一「ところで、他にもお客さんいた?こっちは僕のほかにはもう一人だったよ」
梨穂子「こっちも私ともう一人かな~。お友達になっちゃって、たくさんお話しちゃった」
純一「それって、梨穂子の前に出てきたお姉さんのこと?」
梨穂子「同い年だってさ~」
純一「そうなんだ、大学生かOLかと思っちゃったよ。僕と同じく待ち合わせて男の方は若かったからさ。」
梨穂子「一年後輩だって」
純一「なんと!姉さん女房だ!」
梨穂子「あはは、そうだね~」
純一「って、梨穂子」ドギマギ
梨穂子「なに?」
純一「あの、その…浴衣似合ってるよ//」
梨穂子「あ、ありがと//あなたの浴衣姿も素敵だよ?」ドキドキ
純一「そっか、ありがとな」
~部屋~
梨穂子「すっご~い!ご馳走だぁ」キラキラ
純一「船盛まであるな」
梨穂子「あ、ご飯よそうね~」ウキウキ
純一「うん、ありがとう」
梨穂子「ごっちそう~ごっちそう~♪あなたと一緒にごっちそう~♪」
純一(上機嫌だな)
梨穂子「ごっはん、ご飯~♪、山盛り盛って~♪、元気百倍~♪はい、どうぞ」
純一「ありがと。じゃ、食べよう!」
梨穂子「いっただきま~す」
純一「う!?美味い!」
梨穂子「おいし~い!」
純一(この船盛の代わりに、梨穂子の女体盛を…)
梨穂子「純一?どうしたの、真っ赤になってるけど…何か辛いものでもあった?」
純一「にょ…いや、何でもない!(いかん!何を考えてるんだ!)」
~ムーンライトビーチ~
純一「美味かったな~」
梨穂子「そうだね~」ポンポン
純一「腹ごなしに、散歩でも行こうか」
梨穂子「そうだね~」
純一「寒くないように、上着着ていこうか」
梨穂子「うん~」
純一「ふぅ、やっぱり寒いな。梨穂子、大丈夫か?」
梨穂子「寒いからさ~えへへ、腕組んでもいいよね?」
純一「う、うん。寒いからな!」
梨穂子「やった~」ギュ
純一(梨穂子の胸の感触がぁ!)
梨穂子「ん?」
梨穂子「結構、人がいるね~」
純一「花火が上がるらしいぞ」
梨穂子「あ、ガイドブックにも熱海名物って書いてあったよ~」
純一「浜辺もライトアップされてて、きれいだな」
梨穂子「そうだね…とっても、いいムード…」
純一「梨穂子?」
梨穂子「なぁに?」
純一「」チュ
梨穂子「//」ギュ
梨穂子「ぷはぁ…いきなり、ずるいよ//」
純一「雰囲気のせいにするわけじゃないけど、急に梨穂子とキスがしたくなったんだ…ゴメンな」
梨穂子「ううん。でも…」モジモジ
純一「どした?」
梨穂子(う~なんか、溢れて来ちゃった//)
純一「と、トイレか?」
梨穂子「だ、大丈夫~ちょっと冷えてきたカナ?」
ドド~ン!
純一「お、花火だ!」
梨穂子「きれ~い!」
純一「梨穂子のほうが、もっと綺麗だよ?」
梨穂子「や、やだなぁ純一った、。もぉ//」
純一「あはは、それじゃ、戻ろうか」
梨穂子「うん//」
~家族風呂~
純一「…あの、梨穂子…」
梨穂子「なに~?」
純一「その…風呂に…行かないか?」
梨穂子「そうだね。ちょっと冷えちゃったし(パンツも替えなくちゃだし//)今度はローマ風呂に入れるかな?」
純一「大浴場じゃなくて…家族風呂に行かないか?…」
梨穂子「家族風呂って、なに?」
純一「うん、他のお客が入らない、家族だけで楽しめる小さい露天風呂があるんだ」
梨穂子「他の人が入らないって…えっ?えぇぇ~!//」
純一「ダメ…かな?」
梨穂子「だって…水着とか無いし…//」
純一「だ、だよね…ごめん」ションボリ
梨穂子「…//」
純一「ほんと、ゴメンな。梨穂子の事考えずに、勝手に…」
梨穂子「どうして…一緒に…お風呂…入りたいの?」
純一「え?」
梨穂子「正直に…言って。どうして?//」
純一「思い出が…いや、り、梨穂子の…裸が…見たかったから…かな//」
純一「ごめん!本当に、ごめんっ!調子に乗りすぎたよ」
梨穂子「私達、恋人同士…だよね?」
純一「うん」
梨穂子「まだ…結婚とか…してないよね?」
純一「う、うん」
梨穂子「いつかは、その~//そういうこともあるのかなぁ~って考えたこともあるよ//」
純一「…」
梨穂子「でも、それが『今』なのかどうかは予想もつかなくって…ちょっと気持ちの整理がつかないの」
純一「そう…だよな。急に言われても、困るよね…」
梨穂子「…イイヨ…」
純一「えっ?」
梨穂子「一緒に…お風呂…いい、かも…//」
純一「本当!」
梨穂子「で、でも…私達…まだ、高校生だし…その、エッチなことは…ダメだよ//」
純一「!?」
梨穂子「その…裸を…見せるくらいなら…////」
純一「!!」
~風呂場~
梨穂子「純一~?入るよ~?」
純一「う、うん。いいお湯だよ」
カラカラカラ
純一(小学校以来だな…梨穂子と、一緒のお風呂は…)ゴクリ
梨穂子「…あんまり、見ないでね…恥ずかしいから//」
純一「お、おう//」
純一(うゎ、タオルで肝心な所は隠れてるけど、梨穂子の肌ってすっごく白くてきれいだな…)
梨穂子「おじゃまします~」チャポン
純一「ろ、露天風呂だから、眺めがいいよね//」
梨穂子「そ、そうだね//」
純一「…」
梨穂子「…」
純一「側に行っても…いいかな?」
梨穂子「!!」ドキッ
純一「あ、嫌ならいいんだ」
梨穂子「これでいい?」ピトッ
純一(わぉ、肩が触れてるだけなのに、純一jrが凄いことに)
梨穂子「あのね、純一」
梨穂子「…キス、して欲しいな、なんて…」
純一「うん」チュ
梨穂子「ん…んっ…ぷはぁ…」
純一「…梨穂子…」
梨穂子「…それじゃ、ちょっと…だけだよ//」ザバァ
純一「…」
梨穂子「…ちゃんと…見てる?//」プルプル
純一「うん…すごく、きれいだ…」
純一(服の上からでも大きいのは知ってたけど、大きいだけじゃなくて、きれいな胸だ。乳首は隠されてるから残念だな…)
純一(ウェストだって、本人は気にしてるみたいだけど普通にくびれてるじゃないか!むしろ柔らかそうですぐにでも頬ずりしたい!)
純一(あ、あそこってこんな風に毛が生えてるんだ…それより奥は…暗くて見えないけど…女の子のってこうなんだ…もっと見てみたいけど…)
梨穂子「あ、あの…変じゃ…ないかな?//」
純一「え?」アセアセ
梨穂子「私の裸…変じゃ…ないかな//」
純一「きれいだよ。こんなきれいなものを見たことが無い」
梨穂子「本当?」
純一「ウソなんかつかないよ。比べるのも失礼だけど、これまで見てきたお宝本のグラビアなんか、吹っ飛んじゃうよ!!」
梨穂子「えへへ//なにそれ//」ヘクチン
純一「あ、風邪引いちゃうよ。冬で露天だもんな。もう、十分堪能したから、お風呂入って」
梨穂子「ひゃ~//とっても恥ずかしかったよ~//」ザブン
純一「お返しに…僕のも見せるよ」ザバァ
梨穂子「きゃぁ?!」
純一jr「」パォ~ン
梨穂子(え、えぇ~//男の人のって、こんなになるの??)
梨穂子(子供の頃のは…プリっとした感じだった記憶があるけど…)
梨穂子(これって、ガォ~って感じだよぉ…ちょっと怖いかも…助けて、シュナイダーさん…)
梨穂子「…い、いつも…こんな風にしてるの?」
純一「まさか!こんな状態じゃ、ズボン履いてても分かっちゃうじゃないか。それこそ『変質者~』って言われちゃうよ」
梨穂子「そ、そうよね~」チラチラ
梨穂子「ちょ、ちょっと…怖い…かも…」
純一「な、なにが?」ブルッ
梨穂子「えっと…その…オチンチン//」
純一「ご、ごめん…梨穂子の裸見てたら、こうなっちゃって…」ブルン
梨穂子「そっか、私の裸で、そうなっちゃったんだ…」
純一「…」
梨穂子「…男の人の…これって…どうすれば小さくなるの?」
純一「そ、それは…」
梨穂子「それは?」
純一「ひ・秘密!」ザブン
梨穂子「きゃっ!急にしゃがんだら、しぶきがはねるじゃない~」
純一「あ、ごめん」
梨穂子「もぉ~純一ったら~」ウフフ
純一「ありがとな、梨穂子」
梨穂子「ふぇ?どうしたの急に?」
純一「その…裸…見せてくれてさ」
梨穂子「あ、いいよ~。私も純一の見ちゃったし//」
純一「綺麗…だったよ//」
梨穂子「えっ?あ…ありがと//純一のは…その~…コメントできません//」
純一「え~」
梨穂子「だって~、他の人の何て見たことないし~//」
純一「それ言ったら、僕だってそうだよ」
梨穂子「純一はお宝本で見てるでしょ~」
純一「生おっぱいなんて見たことないし、肝心な所は修正掛かってるんだから、僕だって初めてだよ」
梨穂子「そうなの?」
純一「そうだよ。無修正なんて売ってたら大変なことになっちゃうよ」
梨穂子「知らなかったよ~」
純一「本当に浮くんだな~」
梨穂子「ん?何のこと?」
純一「おっぱい。」
梨穂子「//」
純一「おっぱいは、水に浮くの?って、去年聞いたことあったよね?この目で見るまで信じられなかったよ」
梨穂子「やん!もぉ//」
純一「隠すなよ。二人しかいないんだし」
梨穂子「エッチな目で見る人がいるから、隠しますぅ~」
純一「でも、浮くのは本当なんだろ?」
梨穂子「そ、それは、そう…だね//」
純一「楽?」
梨穂子「うん。すっごい楽~。普段は重くて肩が凝っちゃうからね~」
純一「そうなんだ」
梨穂子「体育の授業がすっごく嫌なの。胸が揺れると痛いんだよ?」
純一「5年生くらいの時には、かなり大きかったよな」
梨穂子「そうだね~。最初の頃はブラとかつけるの恥ずかしくって、つけなかったんだけどさ、そしたら…」
純一「そしたら?」
梨穂子「…おっぱいが揺れて走りにくいんだよ…」
純一「なるほど」
梨穂子「そんで、お母さんになきついて、買ってもらったの~」
梨穂子「クラスで一番だったから、恥ずかしくってね。男子にいたずらとかされたな~」
純一「うんうん。おっぱい大きいっていうだけで、男子の的だもんな」
梨穂子「でも、純一が助けてくれたよね~//」
純一「そう…だったっけ…」
梨穂子「純一を好きになるポイントが、どんどん増えた時期だよ~//」
純一(うしろからブラの紐を引っ張ったりするいたずらを考案した張本人であることは、墓まで持っていこう…)
梨穂子「男子はそういうのがなくて、いいよね~」
純一「そうでもないぞ」
梨穂子「そうなの?」
純一「6年の修学旅行が、分かれ目だったりするな」
梨穂子「どして?」
純一「みんなで風呂に入るじゃないか。そのときに生えてるか生えていないかで、運命が決まる」キリッ
梨穂子「あっ//」
純一「生えてる奴は、これ見よがしに大またで闊歩し、そうでないものはタオルで隠しながら静かに入るんだ」
梨穂子「そ、そうなんだ…//」
純一「生えているものは王にも等しく、そうでないものは平民として扱われていた…」
梨穂子「純一は、どう…だったの?」
純一「ぼ、僕はもちろん…生えてたさ!」
梨穂子「すご~い!それじゃ、王様だったんだ?」
純一「生えてた…っていっても…チョボチョボ…」
梨穂子「え?」
純一「見せられるほどは、生えてなかったんだ//」
梨穂子「そうだったんだ~見てみたかったなぁ」
純一「密度が薄いから、ものすごいみっともないんだよ…」
梨穂子「まぁまぁ、今は立派に生えてるんだし!」
純一「梨穂子のエッチ!」
梨穂子「それじゃぁさ、背中流してあげるよ~」ザバァ
純一「お、ありがと」
梨穂子「純一の背中、広いね~やっぱり男の人だ~」ゴシゴシ
純一「そうか?自分じゃ分からないからなぁ」
梨穂子「うん、頼れる男の背中って感じ//」ウフフ
純一「ありがと(なんか、背中に柔らかいものが当たってる気が…)」
梨穂子「かゆい所はありませんか~?」
純一「大丈夫で~す」
梨穂子「わきの下洗いますから、手を上げてくださ~い」
純一「はいはい」
梨穂子「よい…しょっと…わ、わ、わ」ガシッ
純一「うわ、梨穂子大丈夫か(抱きつかれた!!)」
梨穂子「ごめんね~、ちょっと滑っちゃった」
純一(おっぱいの感触がぁ//)
純一jr(ばばーん!)
梨穂子「ごめんね、それじゃ流しますよ~」
純一「は、はひ…(我慢だ!jr!)」
純一「それじゃ、今度は僕が背中を流してあげるよ」
梨穂子「え~いいよ~//」
純一「お返しだよ」
梨穂子「う~ん、それじゃぁ、お願いしま~す」
純一「梨穂子の背中は柔らかいなぁ」
梨穂子「そ、そぉ?」
純一「すべすべだし、剥きたてのゆで卵みたい(特にお尻が)」
梨穂子「美味しそうな表現だね~」
純一「食べたくなっちゃうよ」
梨穂子「きゃ~食べちゃダメ~//」
純一「あはは。あ、肩の方も洗うから、ちょっと髪を持ち上げてくれる?」
梨穂子「こぉ?」
純一「そうそう(うなじが!)ゴシゴシ
梨穂子「いい気持ち~」
純一(肩越しにおっぱいが見える!なんて大きさなんだ、梨穂子!)ピコーン
純一(でも、この角度じゃ、乳首まで見えないなぁ…)
純一(で、でも、柔らかい肌を触っているだけで…や、やばい!jrが!!)ピトッ
梨穂子(あれ?背中に何か…)
純一(はぅ!?jrが梨穂子の背中にファーストコンタクトだよ!)
jr(リンカイ!リンカイ!)
純一(やばい!)「こ、これにて終了~、お湯で流します~」ドピュ
梨穂子「は、は~い//」
純一(うぅ、背中にかけちゃったよ。情けない…)
純一「そ、それじゃ、上がろうか?」
梨穂子「は~い」
梨穂子(結局…何にもなかったなぁ~…純一、我慢してるのかなぁ?)
梨穂子(き、期待してるわけじゃないよ!)
純一「それじゃ先に着替えててくれる?」ザブン
梨穂子「ん?純一はまた入るの?」
純一「うん。ちょっとだけ浸かってから、上がるよ(まだ元気だから、上がりにくい)」
梨穂子「は~い」ガラガラ
純一(おしりも可愛いなぁ)ピコン
純一(おいおい、さっき出しちゃったのに元気だな)
梨穂子(あぅ~おっぱいとかあそことか見られちゃったよぉ…//)
梨穂子(お、オチンチンまで見ちゃったし…ちょっと怖かったな…)
梨穂子(おっぱいは、気が付いちゃったかなぁ…)
梨穂子(さてと、さっきまで履いてた濡れたパンツはこっちにしまって~ってうわぁ、恥ずかしい//)
梨穂子(こ、こんなに//)
梨穂子(脱ぐ時も、ねちょ~ってしてたもんね…とほほ)
梨穂子(と、とにかく、新しいパンツにチェンジ~♪)
梨穂子(こっちのパンツの方が可愛いよね?…って、見せるわけじゃないのに//)
梨穂子(平常心、平常心~また溢れちゃったら大変だぁ//)
純一「梨穂子~?そろそろ上がるけど、いいかい?」
梨穂子「あ、いいよ~」
純一「それじゃ」ガラガラ
梨穂子「!!」
純一「!!」
梨穂子「前くらい、隠して~~//」
純一「ご、ごめん!って、廊下で待ってるかと思ったんだよ」
梨穂子「あ、そうか//」
~部屋~
梨穂子「ふぅ、色々あったけど、楽しかったね~」
純一「うぅ…、梨穂子に見られた…もう、お婿にい
けない…」
梨穂子「なに言ってるの。私がもらってあげるよ~」ドア ガチャ
純一「捨てないでね?」
梨穂子「あはは…は?」
純一「どした?早く部屋に入ろうよ」
梨穂子「//」
純一「??」
梨穂子「ちょっと、トイレいってくる~」
純一「中にだってトイレあるだろ?」
梨穂子「い、いろいろ恥ずかしいんだよ~//」パタパタ
純一「お、おい。梨穂子~?(何で、部屋に入らなかったんだ?)」
純一「…」
純一(なるほど。布団が並べてしいてあるから…)
純一(こりゃ、刺激強いよなぁ…でも、チャンスでもあるし…どうしようかな?)
1.くっつける
2.離す
3.このまま
4.一組をたたんじゃう!
純一(1は、恥ずかしがるだろうけど、梨穂子なら多分許してくれそう)
純一(2は、さびしくなっちゃうだろうな。っていうか、僕もさびしくて耐えられない)
純一(3は、判断が難しいな。少なくとも、この状況で恥ずかしいって感じてるわけだから)
純一(4は、究極だな。結婚してたら迷わず選択するけど、今の関係では早すぎるよね…)
純一(1で行こう!)
梨穂子「ただいま…」
純一「お帰り。梨穂子…」ドゲザ
梨穂子「ど、どうしちゃったの?(あれ?なんか布団がさっきよりもくっついてる気がする~//)」
純一「僕は紳士だ」
梨穂子「うん、知ってるよ。純一はいつもそう言ってるよね…」
純一「でも、男でもある」
梨穂子「」ドキッ
純一「梨穂子みたいな魅力的な女の子が、しかも自分の彼女が自分の隣に寝ている状況で、何もしないとは思えないんだ」
梨穂子「」
純一「だから、この浴衣の帯で、僕の手足を縛って欲しい!」
梨穂子「えぇ~~?!」
純一「そして、縛られる代償として、添い寝をお願いしたいんだ!」
梨穂子「そ、そんなぁ…縛るなんて、かわいそうで出来ないよ…」
純一「僕は梨穂子が大切だ!世界中の何よりも大切に思っている!」
梨穂子「//」
純一「男女の関係になりたい。直接的に言えばセックスをしたい!」
梨穂子「」
純一「でも、僕達はまだ学生だ。両親から援助を受けている以上、無責任なことは出来ないよ」
純一「もちろん、そうなった時は責任を取るさ。いや、責任なんて言葉は嫌だな。すぐにでも結婚して、仕事につく覚悟さ!!」
梨穂子「純一…」ウルル
純一「だからこそ、今夜は間違いが起きないように縛り付けて欲しい。僕の願いを聞いてくれるかい?梨穂子…」
梨穂子「うん!純一の気持ちが、物凄く伝わったよ//」
純一「ちょっと、気障…だったかな//」
梨穂子「ううん。かっこよかったよ」
純一「ありがとう。それじゃ、気が変わらないうちにお願いするよ」
梨穂子「それじゃ、手首を前で括って~痛くない?」
純一「うん、大丈夫だ。これなら外れないだろ」
梨穂子「それじゃ、ど~しても我慢できなくなって、外したくなったら言ってね」
純一「あはは、大丈夫。紳士に二言は無い!」
梨穂子「りょうかい~」
純一「それじゃ、電気消して寝ようか」
梨穂子「うん」パチ
純一「あ、寝る前に…」
梨穂子「なになに~?」
純一「キス…しようか」
梨穂子「…うん//」チュウ
純一(舌いれちゃえ)ニュル
梨穂子(ふぇ!なんか入ってきた~!)
純一(梨穂子はまだ恥ずかしいのかな?それじゃ、唇をあまがみしちゃえ)ハムハム
梨穂子(唇がぁ~//こっちも攻撃だぁ~)ニュル
純一(お、梨穂子の舌が入ってきた~!ふふふ、こういう可愛い舌は、こうだ!)チュチューーーッ
梨穂子(ふぇ~ん、吸い込まれていくよぉ~//あっ//)ジンワリ
梨穂子(パンツ履き替えたのに、まだ濡れてきちゃった//)ジワジワ
純一(?梨穂子の様子が変だな?なんかもじもじしてるけど…)チュッチュッ
梨穂子「む~む~!ぷはぁ!もう、おしま~い//」
純一「う、うん」
梨穂子「あっち向いて!」
純一「は、はい!(なんか、怒ってる?)」
梨穂子「おやすみっ!」ギュウ
純一(わわっ!背中から抱きつかれた!ということは、この背中に当たっている柔らかいものは!!)
梨穂子「…純一…」
純一「は、はひ!」
梨穂子「ずっと、一緒にいてね…」
純一「…言うまでもないよ…死ぬまで一緒さ…」
梨穂子「大事に思ってくれて、ありがと…」
純一「うん…(やばい、jrが破裂しそうだ)」
梨穂子「…セ、セックスは…ダメだけど…」モゾモゾ
純一(?)
梨穂子「手で…その……触っても…いいかな?」
純一「えっ!?梨穂子…」
梨穂子「男の人って…出さないと…ダメなんでしょ//」
純一「そ、そりゃ…そうだけどさ…」
梨穂子「それじゃ…お邪魔します…」ゴソゴソ
純一(浴衣のすそから、梨穂子の手が…)
梨穂子(うぅ~恥ずかしいよぉ~でも、純一の為だし…)ゴソゴソ ムニュ
梨穂子(こっ!これ?!なんか、すっごく熱いし堅いよ!)
純一「はうん!(手がっ!手がぁ~!)」
梨穂子(お風呂ではチラッとしか見てなかったけど、握った感じは魚肉ソーセージくらい…かな?//)
梨穂子(あれの時は…これが入ってくるんだよね//)
純一「り、梨穂子?」
梨穂子(無理無理~指だって入れたこと無いのに、こんなの入らないよぉ)ギュッ
純一(はぅ!!)
梨穂子(でも、赤ちゃん欲しくなったら誰でも、その…セックス…するんだよね//)ニギニギ
純一「梨穂子さ~ん?」
梨穂子(でも、やっぱり怖いよ…)ギュギュッ
純一「ほでゅわ!!」
梨穂子「!?純一?どしたの?」
純一「り、梨穂子さん?…そ、その…刺激が…」
梨穂子「あ//ごめん…ど、どうすればいいの…かな//」
純一「はぁはぁ…ゆっくりと扱いて…って、そうじゃなくて、はぅ…り、梨穂子、無理しなくても…よ、良いよ」ヤバイヤバイ
梨穂子「無理なんかしてないよ~純一に気持ちよくなって欲しいもん//」シュッシュッ
純一「…っていうか…もう…気持ちよすぎて…あっ?あぁ!」ビュル
梨穂子「ひゃ~何か、出てきた~?」
純一「ご、ごめん、梨穂子…」
梨穂子「なんか、ヌルヌルするよ~」
純一「ごめんなさい//」
梨穂子「あ、あ、あ、とにかく拭かなくちゃ!布団とか浴衣が~」
純一「//」
梨穂子「純一は縛られてるから、ちょっとごめんね?布団はがすよ~」」
純一「女の子に、イカされちゃった」シクシク
梨穂子「ティッシュ~ティッシュ~♪便利なティッシュ~♪」
純一(なんで楽しそうなんだろ?すっごい屈辱感…)
純一(でも、なんか嬉しい…はっ?僕は何を思ってるんだ?)
梨穂子「じゃ、脚開いてね~」
純一「お、おい、恥ずかしくないのか?」
梨穂子「恥ずかしいに決まってるでしょ~//でも、そんな事言ってられないし//」
純一「そ、そうか。すまない//」
梨穂子(あ、なんか触ってた時と違って、ションボリしてる)
梨穂子「じゃ、失礼します~」オソルオソル
純一「あんっ!」
梨穂子「もぉ、変な声、出さないでよ~」
純一「だって、出したばっかりの時って、敏感なんだよ//」
梨穂子「そ、そうなんだ~」フキフキ
純一「あん…先っぽは、もう少し優しくお願いします//」
梨穂子「はいはい。浴衣にも結構ついちゃったね~」フキフキ
純一「まぁ、仕方ないよね」
梨穂子「これが純一の…オチンチン…//」マジマジ
純一「あんまり、見ないで//」
梨穂子「なんか、可愛いねぇ//お風呂で見た時は、噛み付いてきそうだったけど、毒を出したら大人しくなったのかな♪」
純一「うぅ、なんか悔しい」
梨穂子「はい、綺麗になりました~」
純一「ありがと…」
梨穂子「でも、精子ってこんなに出るんだね~」クンクン「うぇ~変な匂い~」
純一「やめてくれよ~」
梨穂子「んっふっふっ~ まいったか!」
純一「(何だか分かんないけど)まいりました」
梨穂子「それじゃ、寝ましょ?」
純一「お、おい」
梨穂子「ふぇ?なに?」
純一「梨穂子ばっかりずるいよ。僕だって、その…梨穂子の…」
梨穂子「だ~め~//」
純一「それじゃ、おっぱいだけでも!お願いします!」
梨穂子「むむぅ~。具体的に何がしたいの?」
純一「おっぱいに顔をうずめたいです!!あわよくば、吸ってみたいです!!」
梨穂子「//」
純一「だ、だめ?」
梨穂子「え~っとぉ//」
純一「やっぱり、だめ…かな?」
梨穂子「…お触りは、ダメだよ…//」
純一「誓って!」
梨穂子「それじゃ…ちょっと待ってね//」ゴソゴソ
純一(ん?浴衣脱いでるのか…夢にまで見た、梨穂子の生おっぱい!)
梨穂子(とりあえず、Tシャツ脱いで、パンツと浴衣だけになったけど、おっぱいどうしようかなぁ…)
梨穂子(この事知ったら、純一に嫌われちゃうかな…ううん、純一を信じよう!!)
純一「梨穂子~まだ~」
梨穂子「女の子には、じゅ、準備が必要なんです!初めてなんだから、慌てないでよ…」
純一「ご、ごめん(準備?)」
梨穂子(おっぱいさん、お願いします//私の秘密を、純一に…)
梨穂子「い、いいよ。こっち見ても」
純一「よ、よろしくお願いします」クルリ
純一(暗くてよく見えないけど、白い肌が見える…)
純一「ち、近づくよ?」モソモソ
梨穂子「うん…約束だもんね…でも、笑わないでね…」
純一「?」(わぉ、おっぱいと乳首が!?あれ、乳首どこだろ?…)
梨穂子「//」プルプル
純一「梨穂子…これって…もしかして…」
梨穂子「うん…私のおっぱいね、乳首が…ないの!」
純一「えぇぇぇ~?」
梨穂子「小さい頃は…ね…あったんだけど、気がついたら…ヒック…なくなってて…ヒック」ウルウル
純一(無くなったって、そんなイボじゃないんだから…おや?この切れ目は…)
梨穂子「こんなおっぱいじゃ、純一嫌いになっちゃうよね?赤ちゃんできてもあげられないよ…」ウェ~ン
純一「お、おい梨穂子。泣くな!乳首は無くなってる訳じゃないよ!」
梨穂子「ふぇ?」ヒック
純一「これはいわゆる『陥没乳首』って奴だよ」
梨穂子「陥…没?」
純一「そう。おっぱいの大きい、いわゆる『巨乳一族』にのみ伝わる、伝説の乳首。それが『陥没乳首』さ!」
梨穂子「それって、どういうこと?」
純一「うん、おっぱいの成長に乳首が追いつかなくて、埋まってしまったんだな。だから、ほらおっぱいの頂点に切れ目があるだろ?この中には可愛い乳首が隠れているのさ」
梨穂子「本当?」パァー
純一「十中八九、間違いないよ。お宝本でもほとんど診たことが無い、貴重なものらしい。普段は優しく格納されていて、いざという時は飛び出てくるという伝説の『陥没乳首』が…梨穂子はそんなお宝を隠していたのか!」ポロポロ
純一「感動のあまり、自然に涙が溢れてきた!真の芸術作品の前に、魂が震えている!」
梨穂子「ちょ、ちょっと~。人のおっぱいで何を感動してるのよぉ~//」
純一「ごめんごめん、ちょっと興奮しちゃったよ。それにしても梨穂子がねぇ…僕は本当に幸せものだなぁ!」
梨穂子「あはは、そっか。そうだったのかぁ。悩んでて損しちゃった//」
純一「それじゃ、梨穂子は物心ついてから自分の乳首を見たこと無いんだ?」
梨穂子「うん、そうだよ~。恥ずかしいから自分で触ったりもしないし…//」
純一「それじゃ、僕が感動の対面をさせてあげるよ!ちょっと近づくよ?」
梨穂子「痛く…ないよね?」
純一「痛くはないと思うけど…嫌だったら止めるからさ」
梨穂子「…分かった。純一を信じるよ」
純一「それじゃ、行くよ?」ハムッ!
梨穂子「ひゃうん//」
純一(こ、これがおっぱいの感触!柔らかくてどこまでも埋まってしまいそう!)ハムハム
梨穂子「ふ、ふわぁ//」(なんか、気持ちい良いよぉ//)
純一(あ、なんか乳首の周り堅くなってきた?というか芯がある感じ?)ハムハム チューチュー
梨穂子「じゅ、純一~何してるの~//」
純一(僕の勘が正しければ、埋まってるだけなんだから、吸いだせるはず!)チューチューチュー
梨穂子「ちょ、ちょっと~!」
純一(唇で乳輪を扱くように)ハムハム チュゥチュゥ
梨穂子「はっ?はうぅぅ~//」
純一(むむむ?なんか出てきた感じだ!あと一息?)チューチューチューチューチューチュー ポコッ!
純一「ぷはっ!出たぞ~」
梨穂子「こ、これが私の乳首//」
純一「とってもピンクで、なんか神々しいなぁ!たとえるなら天の岩戸から出てきたイザナミ、貝殻から出てきたビーナスの様だ!」ペロリ
梨穂子「ひゃぁ//す、凄い敏感だよぉ」ジュン
梨穂子(また濡れてきちゃった//パンツの替えがぁ//)
純一「何年も柔らかなおっぱいに包まれてたんだから、仕方ないよ」
純一「それじゃ、もう片方もコンニチハしましょうか」
梨穂子「はい!よろしくお願いします!」
純一「二つとも無事に出てきたね。これで安心だろ?赤ちゃんに、ちゃんとおっぱいをあげられるよ」
梨穂子「純一…ありがとう~」ダキッ
純一「おいおい、僕は梨穂子の恋人なんだ。当たり前さ」
梨穂子「でもこんなに敏感だと、ブラつけても…その…感じちゃう?//」
純一「乳首が出ているのは、一時的だと思うよ。隠れてた時期が長いんだから、落ち着いたらまた埋まっちゃうと思う…」
梨穂子「えぇ~そんなぁ~」
純一「僕が訓練してあげるから、安心しなよ。繰り返してるうちに出てることが普通になって、ブラジャーくらいは慣れると思うよ」
梨穂子「そういうもの?」
純一「そういうものさ。現に僕の…ゲフンゲフン」
梨穂子「??純一の、何?」
純一「…梨穂子が恥ずかしい告白したんだから…僕も告白するよ…」
梨穂子「う、うん」
純一「僕は…その…いわゆる…包茎ってやつみたいで…」
梨穂子「ホーケイってなに?」
純一「ちんちんが皮に包まれてる状態のことだよ//」
梨穂子「ふ~ん。それと私のおっぱいとどう繋がるの?」
純一「皮に包まれてるから、いざその皮が剥けると、本体は物凄く敏感で…」
梨穂子「あ、なるほど~」
純一「きちんと剥けるから、綺麗にできるし、セックスだって普通に出来る…はず…なんだけど…」ショボン
梨穂子「ど、どうしたの、落ち込んじゃって」
純一「さっき、梨穂子が握ってくれただろ?あの程度の刺激ですぐに…その…出ちゃうんだ…」
純一「梨穂子には訓練すればって言ったけど、いつも皮を剥いた状態だと、パンツにこすれて大変なんだ。だから、皮を被ったままで…」
梨穂子「そうなんだ~」
純一「早漏って言うんだって。男の方がすぐに出しちゃうのって。これって女性は物凄く不満なんだってさ…」
梨穂子「どして?」
純一「だって、自分が気持ちよくなる前に男の方がさっさと終わっちゃうから…」
純一「そういう男は、女性に愛想をつかされたり…えっ?」
梨穂子「えへへ、また、おちんちんと握手しちゃった//」ヤワヤワ
純一「梨穂子…」
梨穂子「純一は私の一番大事な人。おちんちんが好きなわけじゃなくて、純一が好きなの」ヤワヤワ
梨穂子「だから、愛想を尽かすなんて事はないよ?もちろん浮気なんかしたら許さないけど~(あ、堅くなってきた//)」キュッ
純一「あぅっ//浮気…なんて…しないよ…」
梨穂子「うふふ、可愛い」ヤワヤワ
純一「り、梨穂子…」
梨穂子「今は…まだダメだけど、お互い責任取れるようになったら、一緒にがんばろう?」
純一「うん。ありがとう、梨穂子」
梨穂子「腕だして?」
純一「ん?」
梨穂子「解いてあげる」シュルリ
純一「い、いいの?襲っちゃうかも知れないぞ?」
梨穂子「二人の間に隠し事もないし、信じてるよ。第一、寝てる間に火事とか起きたら大変だよ」
純一「そっか…そうだな」
梨穂子「それじゃ、寝ましょ(恥ずかしいから、パンツ替えるのは明日にしようっと)」
純一「うん。お休み、梨穂子」
梨穂子「ねぇ、純一~?」
純一「ん?」
梨穂子「お休みの前に~//お願い?//」
純一「??」
梨穂子「もぉ//じゃ、私から~」チュ「おやすみ」
純一「あ、そうか。ゴメン気がつかなくて…お休み、愛してるよ」チュ
梨穂子「//」(あ、愛してる…だって!!)ジュンッ
梨穂子「じゃ、じゃぁまた背中に抱きつくね?」ギュ
純一「うん。そうしてくれると暖かいし(なにより気持ちいいからな)」
梨穂子「じゃ、本当におやすみ~」ファ
純一「うん、おやすみ…」
チュンチュン
純一(朝…か…)
純一(あれっ?布団が無いぞ?)
純一(ありゃ、足元に…梨穂子に蹴飛ばされたのかな…)
純一(暖房効いてるから良かったけど、下手すると二人で凍死だよ…まだ何もしてないのに…)
純一(とりあえず、布団だけでも掛けてやるか…)
純一「梨穂子、梨穂子っ」
梨穂子「えへへぇ~純一~」ニコニコ
純一「起きてよ。梨穂子」
梨穂子「まだ大丈夫だよぉ~。食べすぎじゃないって~」ムニャ
純一(ダメだ、寝てるよ)
純一「起きないと、悪戯しちゃうぞ?」
梨穂子「もぉ、そんなにおっぱいが好きなの?」ムニャムニャ
純一「そりゃ、好きだよ…じゃなくて!」
梨穂子「」ゴロリ
純一(うわ、仰向けになった勢いで、浴衣がめくれちゃったよ//おっぱいが丸出しだ)
純一(こ、これじゃ風邪引いちゃうな。仕方が無い。暖めなくちゃ)ハムッ
梨穂子「あんっ」
純一(まずい!せっかく信頼してくれたのに、こんなことしたら嫌われちゃうよ。我慢しよう…)
純一(でも、見るくらいなら…いいよね?)
純一(おっぱいって真っ白なんだ。梨穂子からかな?昨日は暗くて見えなかったけど、明るいと陥没してる所も良く分かるな)
純一(なんか、切れ込みっていうか、小さい唇みたいだ…この中に可愛い宝石が埋まってるんだ…)
純一(これ以上見てたら我慢できなくなるから、浴衣を調えよう)
純一(!?パ、パンツが!!丸見えだ)
純一(薄いグレーの、シンプルなパンツだ!梨穂子に似合ってるなぁ…おや?下の方が…なんか濡れてるみたいな…)
純一(お漏らしじゃなくて…これは!いわゆる!『うふっ!濡れちゃった!』ってやつか!?)マジマジ
純一(梨穂子、すまん)クンクン
純一(ふぁぁ、なんか甘美な香りが…ちょ、ちょっと触ってもいいかな?)フニュ
純一(柔らかい!)スリスリ
梨穂子「う、うぅん…」
純一(これ以上は、本当にダメだ!と、とりあえずトイレで!)バタバタ
梨穂子「ふゎ?もう…朝?あれ?純一がいない…」
純一「」ザバー
梨穂子(あ、トイレか~寒いから、もうちょっと寝よう~)
純一(とりあえず、スッキリした!)
純一「お~い、梨穂子~」チュ
梨穂子「ふ、ふぇ?」
純一「ふっふ~ん、お目覚めのキスだよ//」
梨穂子「わ、わ、わ//」
純一「おはよう、梨穂子//」
梨穂子「お、おはよう~//」
純一「昨夜は、お楽しみでしたね♪」
梨穂子「えぇ~//お楽しみだったのは純一じゃんか~//」
純一「うん、僕も楽しかったよ」チュ
梨穂子「あむ…もう、すぐにキスで誤魔化すんだから//」
純一「さ、朝ごはんはバイキングだよ。着替えて行こう!」
梨穂子「あ、は~い」
純一「」
梨穂子「あれ?」
純一「?なに?」
梨穂子「なんで、ここにいるの?」
純一「え?一緒に食事行こうよ?」
梨穂子「だって、私着替えるんだよ?」
純一「?それで?」
梨穂子「着替えるの!ちょっと廊下に出てるか、後ろ向いてて//」
純一「裸を見せ合った仲なのに、なんで恥ずかしいんだ?」
梨穂子「着替えるのは祖違った恥ずかしさがあるの~//」
純一「そういうもの?」
梨穂子「そうなの!」
梨穂子(うぅ、パンツ替えなくちゃだし…明るいから見られたら恥ずかしいんだよ…)
純一「それじゃ、部屋の前で待ってるよ。ごめんな、気が利かなくて」
梨穂子「ううん、私がまだ慣れてないだけで…ごめんね?」
純一「うん、じゃ待ってるから」
梨穂子「は~い」
梨穂子(パンツ替えなくちゃ)ヌギヌギ
梨穂子(うぅ~//すっごい濡れてる~//早く、新しいのに履き替えようっと)
梨穂子(そして、今日の為におろしたお気に入りのワンピース!純一は気に入ってくれるかな?)
梨穂子(彼の好きな色のはずなんだけど…)
梨穂子(えぇ~い、勝負だ!)
純一(梨穂子は、何をしても、本当に可愛いなぁ//)
純一(いつか、二人で…)
梨穂子「お待たせ~」
純一「お、着替え終わったのか」
梨穂子「うん~。どう…かな?この服?」
純一「可愛いワンピースだな。色もいいね!よく似合ってるよ」
梨穂子「えへへ//ありがと」チュ
純一「それじゃ、朝食に行こう~」
梨穂子「お~!」(やっぱり、純一は優しいな//)
~ビュッフェ~
梨穂子「いろいろ有って、迷うなぁ~」ジュルリ
純一「バイキング形式って、梨穂子の為にあるような感じだな」
梨穂子「ひっど~い、何それ~?」
純一「あはは、冗談だよ。でも、取りすぎて残したらダメだぞ」
梨穂子「残すわけ無いじゃんか~」
純一「それもそうか、じゃ、これもって先にテーブルに行ってるよ」
梨穂子「は~い」
梨穂子「あ、寧々ちゃん!おはよ~」
寧々「梨穂ちゃん。おはよう。昨日はお楽しみだった?」ウフフ
梨穂子「えぇぇ??何で、知ってるの~?」ドキドキ
寧々「えっ?本当にしちゃったの?」
梨穂子「してません~//」マッカ
寧々「そっかそっか」ニコニコ
梨穂子「そういう寧々ちゃんこそ、お楽しみだったの?//」
寧々「そこは、ご想像にお任せします」
梨穂子「あ~ずる~い」
寧々「ごめんごめん、梨穂ちゃんが想像してるようなことは、無かったよ。お互い抱き合って、たくさんお話して、おしまい」
梨穂子「ふ~ん」
寧々「夢だった、腕枕してもらっちゃった//」
梨穂子「あ、いいなぁ~」
寧々「梨穂ちゃんは?」
梨穂子「私は~やっぱり同じかな。今まで出来なかったお話したり…キスしたり//…抱き合っておやすみって感じ//」
寧々「うんうん」
梨穂子「腕枕は気がつかなかったよ~。今度やってもらおう~」
寧々「がんばってね。それじゃ、彼待たせてるから」フリフリ
梨穂子「またね~」フリフリ
純一「さっき話してたお姉さんは?」
梨穂子「あ、昨日お風呂でお友達になった、姉ヶ崎さんだよ~」
純一「綺麗な人だね」
梨穂子「むむむ?」
純一「もちろん、梨穂子のほうが何倍も素敵だよ」
梨穂子「よろしい//それじゃ、頂きましょ」
純一「いただきま~す」
梨穂子「おいしかったね~」
純一「うん、満足だよ。最後のデザートもよかった」
梨穂子「お弁当にして、もって帰りたかったよ~」
純一「それは、ダメだろ」
梨穂子「む~残念」
純一「あはは、それじゃ部屋に戻るか」
梨穂子「あ、ちょっとうちに電話してくるね~」
純一「そうだな、僕も元気だって…その、お義母さんによろしくいっておいて?」
梨穂子「え?『おかあさん』ってわたしの?」
純一「ま、いずれは僕の『お義母さん』になるわけだし//」
梨穂子「も、もう//気が早すぎ~//」
寧々(あ、梨穂ちゃんだ。電話かな?)
梨穂子「もしもし?あ、おかあさん?」
桜井母「梨穂子おはよう。どうだった?」
梨穂子「どぉって、普通にいい旅行だよ~天気はいいし、見たかった観光地も見られたし、温泉も素敵。食事も美味しいよ~」
桜井母「ふ~ん。それだけ?」
梨穂子「それだけって?あ、変なことはしてないよ~」アセアセ
桜井母「え?変なことって何?お母さん分からないから不安だなぁ~」
梨穂子「もぉおかあさんったら、御土産かって行かないよ?」
桜井母「あはは、梨穂子も純一ちゃんも信じてるから。私だって、まだおばあちゃんにはなりたくないしね」
梨穂子「大丈夫ですぅ~」
桜井母「うん、元気そうで何より。純一ちゃんは優しくしてくれるかい?」
梨穂子「優しいよ~昔からずっと、ね」
桜井母「あら?お惚気、ご馳走様」
梨穂子「えへへ~」
桜井母「それじゃ、橘さんにも連絡しておくからね。電話代ももったいないし」
梨穂子「うん、ありがとう~夕食には帰るからね~」
桜井母「はいはい、気をつけてね」
梨穂子(おかあさんったら、気が早いよ~)
梨穂子(でも、私もいつかは…なんちゃって~)エヘヘ
梨穂子「可愛いベイビ~♪ハイハイ♪~」
寧々(いいことあったんだな~)ニコニコ
~部屋~
純一「おかえり~」
梨穂子「ただいま~」
純一「布団は畳んでおいたよ」
梨穂子「ありがと~」
純一「いいホテルだったね」
梨穂子「うん~」
純一「また、来たいな」
梨穂子「今度は、本当に『新婚旅行』で?」
純一「そうだな」チュ
梨穂子「私も」チュ
梨穂子「ところで、今日はどうするんだっけ?」
純一「父さんからお小遣いもらってるから、高速船に乗って『初島』ってところに行こうと思うんだ」
梨穂子「やった~!」
純一「?初島に行きたかったの?」
梨穂子「そうそう、寧々ちゃんに聞いてたんだけど、伝説のビーチってところがあるらしいんだよ~」
純一「伝説?」
梨穂子「誰も見たことが無いんだってさ。でね、そこを訪れた恋人は、永遠に幸せになれるんだって~」ウットリ
純一「そ、そうか(乙女チックな梨穂子も可愛いなぁ//)」
梨穂子「それじゃ、いきましょ~」
純一「お~」
梨穂子「やってきました、船着場で~す」
純一「猫が多いな。あ、向こうの防波堤で釣りやってるぞ」
梨穂子「何がつれるのかなぁ~?そのおこぼれ狙って、猫がいるのかもね~」ニャーン
純一「梨穂子まで釣れそうだな」アハハ
梨穂子「あ~、ひっど~い」
純一「ほらほら、乗るぞ~」
梨穂子「あ、待ってよ、純一~」
梨穂子「中は結構狭いね~」
純一「豪華客船じゃないからな」
梨穂子「座敷みたいな所に、みんなで集まるのかと思ってたよ~」
純一「観光船だからね。さすがにそれは無いよ。キャビンに出られるみたいだから、出てみようか?」
梨穂子「おっけ~」
純一(楽しそうだな)
寧々(あれ?梨穂ちゃんだ。一緒の船だったんだ)
寧々(でも、彼と一緒みたいだから、お邪魔だよね。ちょ~っと様子を見てみようかな)ウフフ
梨穂子「うわ~はやいはやい~」
純一「港からずいぶん離れたな~」
梨穂子「島は見えてるんだね。凄い人なら泳いでいけるんじゃない?」
純一「あはは、卒業した塚原先輩とか、美也の友達の七咲ならいけるかもな」
梨穂子「はぁ…私じゃ一生かかっても無理だよぉ…」
純一「落ちたら大変だな。いや、落ちても大丈夫か?」
梨穂子「ふぇ?なんで?」
純一「おっきな浮き袋があるから、沈まないだろ」
梨穂子「あ//ひっど~い。浮いてる最中に、サメとかに食べられるかもしれないじゃんか~」プンプン
純一「そうだな。僕がサメなら真っ先に食べちゃうな~」ガォー
梨穂子「きゃ~、食べられるぅ~//」
純一「えぃ」カプ
梨穂子「いや~ん、耳食べないでぇ~」
寧々「」
寧々(バカップルがいる//)
寧々(注意した方がいいかしら?ここが湖のほとりだったら、真っ先に、じぇいさんに殺されちゃうって!)
寧々(で、でも幸せそうだし…)
寧々(とりあえず、話しかけないでおきましょ//)
寧々(私達も、気をつけなくちゃね…)
純一「お~大地だ~」
梨穂子「まだ、揺れてる感じがするよぉ~」ヨロヨロ
純一「だ、大丈夫か、梨穂子?胸を擦ろうか?」
梨穂子「ありがと。でも擦って欲しいのはおっぱいじゃないからね?//」
純一「はっ!?ぼ、ぼ、僕がそんなことする分けないじゃないか」ドキドキ
梨穂子「あはは、冗談だよ~」
純一(見透かされてたのかと思った)ドキドキ
純一「じゃ、さっそく伝説のビーチでも探そうか?」
梨穂子「う~ん…」
純一「どうした?まだ気分が悪いのか?」オロオロ
梨穂子「お、お腹が…」
純一「梨穂子!?」
梨穂子「お腹が…すいちゃった…てへ//」
純一「周囲は4キロほどなんだって、ゆっくり散歩しても1日で回りきれそうだな」
梨穂子「私には、ちょっときついなぁ~」
純一「そしたらおぶってやるよ」
梨穂子「うぇ?そんな~悪いよ~」
純一「ま、疲れない程度に歩いてみよう」
梨穂子「さんせ~い」
純一「なんか、伝説っぽい立て看板があるね」
梨穂子「『お初の松』だってさ、ふむふむ」
純一「どう?」
梨穂子「ぐすん、かわいそう~」
純一「どした、梨穂子?」
梨穂子「かわいそすぎるよ~横恋慕の男が酷いんだよ~」
純一「たらいで海を渡ってるのに、目印の火を消したのか。酷い奴だな」
梨穂子「でしょ~」
純一「まぁ、その男もお初が好きだったんだろうけど、やり方が間違ってるよな」
梨穂子「そうそう」
純一「好きなら好きって、告白しなくちゃ」
梨穂子「もしかしたら、お初もそれに負けて、くらっと来ちゃうかも知れないのにね~?」
純一「ちょ、ちょっと待ってよ。梨穂子も僕より先に誰かに告白されたら…」
梨穂子「えっ?」
純一「くらっと来ちゃったのか?」ドキドキ
梨穂子「な、何言ってるんだよ~もぉ~。そんなわけ無いじゃんか~」
純一「だって、こんなにも可愛いんだよ?前に梅原も言ってたけど、梨穂子のファンがいるって」
梨穂子「え~~?そうなの?初めて知ったよ~」
純一「なにも、ないよね?」
梨穂子「う~んとね…あ!あった」
純一「」
梨穂子「クラスの男子に、告白されたことあるよ」
純一「ちょ、ちょ、ちょっと…」
梨穂子「大丈夫だよ~円満にお断りしたんだから~」
純一「そうなのか」ホッ
梨穂子「去年の秋だから…純一と…その…恋人になる前にね、『付き合ってくれないか?』って」
純一「ど、どう言って断ったんだい?」
梨穂子「そりゃぁ『好きな人がいます』って」
純一「それで引き下がってくれたんだ…良かった」
梨穂子(『誰だそいつは?』って問い詰められたこととか、他にもラブレターもらっりした事は内緒にしとこ~っと)
梨穂子「まぁまぁ、今の私達の関係が変わるわけじゃないでしょ?」
純一「だよね」ホッ
梨穂子「そうだよ~」ニコニコ
梨穂子「それより、純一だって回りに可愛い子がよく集まってたじゃんか~。私の方が心配だったんだからね!」
純一「あれは、勝手に集まってきただけで…」
梨穂子「でも、可愛いコが近くにいていい気分だったでしょ?」
純一「それは否定できないな」
梨穂子「ほ~ら」プンプン
梨穂子「私なんて、絢辻さんみたいに頭よくないし、棚町さんみたいに積極的じゃないし、森島先輩みたいに綺麗でもないよ…」
梨穂子「…どうして私だったの?」
純一「それを言うなよ。『梨穂子だったから』好きになったんだ」
梨穂子「//」
純一「頭の良さじゃない、積極性でもない、ましてや外見なんかじゃない。『梨穂子』が好きなんだ//」テレテレ
梨穂子「純一//」ウルル
純一「ありがとうな。僕を好きになってくれて」
梨穂子「純一~」ダキッ
純一「そもそも、おっぱいはさっきの3人に勝てるじゃないか!」
梨穂子「結局、それか~い!」バシン
純一「あ、灯台がある」
梨穂子「ほんとだ~上れるかな?」
純一「え~と、『関係者以外は立ち入り禁止』って書いてあるよ」
梨穂子「そうなの?上に誰かいるよ~カップルっぽいけど…」
純一「でもほら、ここに書いてあるよ」」
梨穂子「そっか~。それじゃあの人たちは関係者なのかな~うらやまし~」
純一「あはは、あきらめよう。」
梨穂子「は~い」
純一「結構歩いたね」
梨穂子「そうだね~ビーチっぽいのは見つからないなぁ…」
純一「船の中にあったパンフレットだと、初島は海で泳ぐような場所じゃないって書いてあったよ」
梨穂子「そうなんだ…やっぱり、伝説は伝説かぁ…」
純一「?」
梨穂子「?」
純一「何か聞こえるな?」
梨穂子「こっちの茂みから!?」
純一「」ガサガサ
梨穂子「」ゴソゴシ
梨穂子「これが、伝説のビーチ?かなぁ」
純一「そうかも。小さいけど砂浜があって、雰囲気も最高だよ!」
梨穂子「うれし~!見つかった~!」
純一「良かったな。梨穂子」
梨穂子「それじゃ、純一!」
純一「?」
梨穂子「はい、手っ!」ギュ
純一「お、おう?」
梨穂子「私は、あなたを一生愛します//」ドキドキ
純一「(そ、そっか)ぼ、僕も、梨穂子を一生愛します!//」チュウ
梨穂子「んっ//」チュウ
梨穂子「…波の音が…優しいね…」
純一「そうだな…」
梨穂子「そろそろ…戻ろっか?」
純一「そうだね」
~初島・船着場~
梨穂子「名残惜しいね~」
純一「いいところだったな」
梨穂子「今度来るときは、夏がいいな~」
純一「そうだね(水着ギャルも見られるし)」ニヘラ
梨穂子「あ~エッチなこと考えてる顔だ~」ジトー
純一「し、失敬な!」ドキッ
梨穂子「あはは、それじゃ、乗りましょ?」
純一「うん」アセアセ
~熱海・船着場~
梨穂子「な~んか、あっという間だったね~?」
純一「帰りは、ちょっと酔った」グテー
梨穂子「大丈夫~?」
純一「ちょっと、トイレに行ってくるよ…」
梨穂子「は~い、待ってるからね~」
寧々「梨・穂・ちゃん」ワッ
梨穂子「ひゃ!?あ、寧々ちゃん~脅かさないでよ~」
寧々「ごめんごめん。初島はどうだった?」
梨穂子「よかったよ~寧々ちゃんに教えてもらった『伝説のビーチ』、みつかったよ~」
寧々「本当!?おめでとう~!」
梨穂子「ありがと。寧々ちゃんは…どうだった?」
寧々「…私は…」
梨穂子「…あ、ごめんね(見つからなかったのかな)…」シュン
寧々「う・そ!バッチリ見つけました!」
梨穂子「よかった~!もぉ、冗談言うなんてひどいよ~」
寧々「うふふ、ごめんね」
寧々「そうだ、梨穂ちゃんに言うことがあったんだ!」
梨穂子「ふぇ?何?」
寧々「大事なことだから、落ち着いて聞いてね?」
梨穂子「う、うん」ゴクリ
寧々「湖でキャンプしないでね。じぇいさんに殺されちゃうから!」マジ
梨穂子「」
寧々「バカップルが大好物なの。梨穂ちゃんカップルは真っ先に狙われちゃう!」
梨穂子「」
寧々「分かった?」ドヤッ
梨穂子「…わかんないけど、分かった…かも?」
寧々「そうだ!メアド交換しようよ?」
梨穂子「めあど?ってなに?」
寧々「?メールアドレスよ。携帯電話、持ってるでしょ?」
梨穂子「もってないよ~だって、ただの高校生だし~」
寧々「??そうなんだ。それじゃ電話番号教えてくれる?」
梨穂子「は~い。ちょっと待ってね~」カキカキ「はい、どうぞ~。寧々ちゃんも、アドレス帳に書いてくれるとうれしいな」
寧々「うん…これでよしっと。絶対、電話頂戴ね?」
梨穂子「もちろん。もしも輝日東に来ることがあったら、連絡頂戴。いろいろ案内するよ~」
寧々「うれしい!梨穂ちゃんも十羽野に遊びにきてね」
梨穂子「うん。大学受かったら計画してみるよ~」
寧々「それじゃ、ダーリン待たせてるから、これで~」フリフリ
梨穂子「は~い。まったね~」フリフリ
寧々「おまたせ」
ダーリン「友達?」
寧々「うん。ホテルで話してたコ。凄いでしょ?」
ダーリン「え?何が?」
寧々「それは…」
ダーリン「?」
寧々「もぉ、何でもありません!」
ダーリン「機嫌直してよ~」オロオロ
寧々「それじゃ…」ダキッ
ダーリン「んっ…」チュ、チュ、チュ
梨穂子(わ、わ、わ、寧々ちゃん、大胆~//)
梨穂子(こんなに人がいるところで、キ、キスするなんて//)
梨穂子(あれ?私達も一緒かな?//)
純一「待たせて、ゴメン…」ゲッソリ
梨穂子「だ、大丈夫~?」
純一「大丈夫…だ。スッキリしたよ」
梨穂子「無理しないでね」
純一「ごめん、心配かけちゃって」
梨穂子「あとは、お土産かって帰るだけだし、時間は大丈夫だよね?ゆっくりしよう?」
純一「うん」
純一「熱海名物といえば…」
梨穂子「干物・かまぼこかなぁ?お饅頭とかの和菓子も美味しいのあるはずだけど…」
純一「梨穂子のオススメは?」
梨穂子「私も初めてなんだから~」
純一「でも、嗅覚とかで」
梨穂子「犬じゃないって~」プンプン「ん?なにか美味しそうな匂いが~」クンクン
純一(言ってる側から)
梨穂子「これ、美味しそうだよ~」ニコニコ「蒸ケーキかな?試食できるみたい。いっただきま~す」モグモグ
梨穂子「おいひ~い」
純一「おぉ、確かに美味いな」ウマウマ
梨穂子「こっちの沢庵もおいしいよ。甘いものの後には絶妙~」パリパリ
純一「さすが梨穂子だな。今日から『グルメ梨穂子』の称号を与えよう!」
梨穂子「あはは、なにそれ~」
純一「こっちが親の分で、こっちが美也、梅原の分と、薫の分と…」
梨穂子「香苗ちゃんの分と茶道部の後輩達の分と…純一?クラスの分はどうする~?」
純一「クラスの分なんか買ったら、お小遣いが足りないよ」
梨穂子「でも、おせんべい一枚位は…」
純一「それに、『熱海行ったの~?いいなぁ~』『誰といったのかな?』『そういえばA組の橘君も熱海土産配ってたよ~?』『きゃ~婚前旅行?』『すっご~い、大胆~』なんてことに成りかねないじゃないか」
梨穂子「あ、そうか~//」
純一「まぁ、僕達のことはみんなが知ってることだから、『あぁ、やっぱり』って言われるかもな//」
梨穂子「それはそれで、恥ずかしいよ~//」
純一「ということで、近い友達だけにしとこう」
梨穂子「は~い」
~電車内~
純一「さらば、熱海よ…」
梨穂子「…また来ようね」
純一「そうだな」
梨穂子「やっぱり、疲れちゃったな~」
純一「僕も」
梨穂子「どうせ終点での乗り換えだし、寝てても大丈夫だよね~?」
純一「いざとなったら起こしてやるよ」
梨穂子「純一も寝ようよ~」
純一「はいはい」
梨穂子「手…繋いでも、いいよね?」
純一「もちろん」ギュ
梨穂子「おやすみ、純一」チュ
~輝日東駅~
純一「ついた~」
梨穂子「到着~」
純一・梨穂子「お疲れ様でした~」
梨穂子「帰ってきたね~」
純一「そうだな」
梨穂子「一泊二日なのに、物凄く長かった気もするし、短かった気もするよ~」
純一「みんなには、いい休暇をもらったよね」
梨穂子「そうだね~」
純一「後は受験にむけてがんばろう」
梨穂子「お~!」
純一「そして、一緒に…」
梨穂子「い、一緒に…」
美也「一緒にどうすんの?」
純一「うわぁ!み、美也じゃないか!なんでこんな所に!」ドキドキ
美也「何言ってんの。到着時間に合わせて、みゃー達が迎えに行くっていってたでしょ?」
純一「そ、そうだったな」
梨穂子「美也ちゃん、ただいま~」
美也「梨穂ちゃん、おかえり~。にぃにが迷惑かけなかった?」
純一「こら、美也。何てことを…」
梨穂子「あはは、大丈夫だよ~私が助けられてばっかりだったよ?」
美也「そうなの?あやしいなぁ…」
純一「み、みやー?お土産買って来たぞ?」
美也「お土産!?やった~」
梨穂子「うちに帰って、食べようね~」
美也「おっみやげ~おっみやげ~♪」
純一「ふぅ、あらためて、帰ってきた~って感じがするよ」
梨穂子「あはは」
純一「それじゃ、一緒に大学に受かって!」
梨穂子「うん、二人で一緒に住めるように!」
純一・梨穂子「がんばろ~!」
end
これにて終わりです。
読んでくれた皆様、ありがとうございました。
元スレ
美也「あ~あ。ハワイだったらみゃーが行きたかったのに~」
橘父「それなら、家族みんなで行きたいね~」
美也「にぃに!熱海旅行をあてたみゃーに感謝するんだよ?」
純一「へいへい、感謝感謝」
梨穂子「あはは」
桜井母「まだ孫はいらないからね?」ウフフ
橘母「すぐ受験なんだから、分かってるよね?」ニヤニヤ
梨穂子「そ、そんな事しませ~ん//」
純一「信頼してくれてるんだよ、梨穂子」
梨穂子「そうなの、かな?」
桜井父「受験勉強の息抜きにはいいだろ、純一君、よろしくたのむよ?」
純一「はい、お任せください」
桜井母「お土産期待してるよ」
橘母「梨穂ちゃんを困らせるんじゃないよ」
純一「分かってるって」
美也「ほんとは、みゃーも行きたいんだよ?」
橘父「美也は父さんが輝日東ランドに連れて行ってやるよ。あそこの温泉も楽しいじゃないか」
美也「じゃぁ、みゃーは輝日東ランドで我慢するよ。にぃに、お土産忘れないでよ?」
3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/02(土) 02:55:51.04 ID:DUidFXtQo
~輝日東駅~
梨穂子「電車は何時だっけ?」
純一「8時ちょいの特急だな。荷物とか大丈夫か?」
梨穂子「うん。一泊だからこの位の荷物だけだよ~」
純一「お、コンパクトだな。歯ブラシとか持ったか?」
梨穂子「それはホテル備え付けで十分だし。どうしても必要なら現地で調達だよ~」
純一「うん」
梨穂子「それより、さ…」
純一「どうした?」
梨穂子「二人っきりで旅行って、初めてだね//」
純一「そうだな…」
梨穂子「すっごく、嬉しくってさ。昨日は眠れなかったよ」アフゥ
純一「僕も、梨穂子と旅行ってことで、ドキドキしてるよ」
梨穂子「誰かに見られたら、どうしよう…」
純一「いやなの?」
梨穂子「そ、そんなこと…無いけどさ~」
純一「そうだ、食い物買っておこうか?駅弁とかさ」
梨穂子「大丈夫、おにぎり作って、もってきたよ~」
純一「さすが僕の彼女」
梨穂子「えへへ~、も~っと褒めても良いんだよ?」テレテレ
4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/02(土) 03:00:22.23 ID:DUidFXtQo
??「お~い、そこのバカップル!」
純一「?」
梨穂子「あ、るっこ先輩達だ~」フリフリ
夕月「お~っす。久しぶりだな~」フリフリ
飛羽「おはよう」
純一「お二人とも、おはようございます」
梨穂子「おはようございま~す」
純一「その格好は…釣りに行かれるんですか?」
夕月「うんにゃ、いま朝釣りから帰ってきたところだ」
飛羽「大量」
梨穂子「うわ~いいなぁ。新鮮なお魚ですね~」
夕月「ところでおまえらこそ、朝っぱらからこんな所で何してんだ?」
梨穂子「ふぇ!それは…その~…え~っと~//」
純一「旅行に行くんです」
夕月「ほほぉ~その荷物から察すると、一泊…かな?」ニヤリ
飛羽「婚前旅行」
梨穂子「//」
純一「ま、まぁそんな所です//」
梨穂子「ちょ、ちょっと純一~」
夕月「あっはっは、そうか~、二人はもう、私らの届かない所にいってしまうんだなぁ」
飛羽「嬉しくもあり、悲しくもあり」
夕月「ポルノ野郎も卒業ってわけだ」ニヤニヤ
純一「な、な、何のことですか//」
飛羽「照れるな」ニヤリ
梨穂子「//」
夕月「おっと、そろそろ時間じゃないかい?乗り遅れるなよ~」
飛羽「たっしゃでな」
梨穂子「先輩達もお元気で~。それでは、良いお年を~」ペコリ
純一「行ってきます」ペコリ
5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/02(土) 03:01:20.04 ID:DUidFXtQo
~電車内~
純一「先輩達も相変わらずだったな」
梨穂子「そうだね~」
純一「創設祭の時もからかわれたけどね」
梨穂子「あはは、あの時は凄かったよね~」
純一「ところでさ…」
梨穂子「なに?純一?」
純一「せっかく二人っきりなんだから『新婚さん』ごっこをしようと思うんだ!」
梨穂子「」
純一「?」
梨穂子「…もう一回言って?何ごっこ?」
純一「新婚さん」
梨穂子「いらっしゃい?」
純一「じゃなくて」
梨穂子「え?新婚さんごっこ~?//」
梨穂子「そ、それって…具体的には、何するの?//」
純一「そうだなぁ」
梨穂子(あぁ…また、ノープランだよ…)トホホ
純一「いちゃいちゃするとか?」
梨穂子「それは、いつもやってるでしょぉ~//」
純一「でも、それは恋人のいちゃいちゃであって、新婚さんのいちゃいちゃとは違うと思うんだ」
梨穂子「たとえば?」
純一「呼び方変えるとか?『ダーリン♪』『なんだい?ハニー』なんて」
梨穂子「それはさすがに恥ずかしいよぉ~//」
純一「ところかまわずハグしたり、キスしたり?」
梨穂子「そ、それは良くするよね…//」
純一「将来の夢とか語っちゃう?」
梨穂子「う~ん?どうだろ?」
純一「子供の計画とか?」梨穂子「それは、さすがに早いよぉ~//」
梨穂子「まだ、結婚もしてないんだし~」
純一「だから『ごっこ』って言ってるじゃないか」
梨穂子「あ、そっか~」
純一「僕らは、昨日結婚したばかりで、これから熱海に新婚旅行なんだ」
梨穂子「ふむふむ~」
純一「新婚旅行!それは二人の愛を確かめ合うファーストステップ」
梨穂子(わぁ、なんかスイッチ入っちゃったよ…)
純一「見詰め合うだけで相手の気持ちが分かり合える二人」
純一「だけど言葉にするんだ『愛してる』『私も//』」
純一「そして二人は、初夜を迎え、身も心も結ばれるのさ…」
6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/02(土) 03:02:04.04 ID:DUidFXtQo
梨穂子「」
純一「どうした?梨穂子?」
梨穂子「もぉっ。恥ずかしくて聞いてられません//」
純一「ごめんなさい」
梨穂子「でもね、純一」
純一「ん?」
梨穂子「ありがとね」
純一「なんだよ、いきなり」
梨穂子「純一が私の彼氏で、母さん達も認めてくれてて、友達にも恵まれてて…幸せの絶頂って感じなの」
純一「僕もそう思ってる…でも、それと同時にすまないって気持ちもあるんだ」
梨穂子「すまないって、どうして?」
純一「去年のクリスマスがきっかけで、梨穂子の気持ちと向き合えることが出来たけど」
純一「もっと早く気がついてあげられたら、梨穂子をもっと早く、幸せに出来たんじゃないか?って」
梨穂子「純一…」ウルッ
純一「3年前の、自分の鈍感さが恨めしいよ。あの時、梨穂子がどんな気持ちでプレゼント選びに付き合ってくれたのかって思うとさ…」
梨穂子「そのことはもういいよぉ。私も買い物してた時は楽しかったし、純一のためだと思ってたんだから…」
純一「梨穂子…」
梨穂子「もう、この話はお終い!だって今は幸せなんだもん!」
純一「そうだな!僕らの未来はばら色だよ!」
梨穂子「そうだよね、あ・な・た//」チュ
純一「えっ?」
梨穂子「私達、新婚さんだって純一が言ったんでしょ~//」
純一「そ、そうか、りほ、じゃなくて、おまえ」
梨穂子「なんか変だね。純一はこれまで通りでいいよ。あなた//」
純一「ありがと。梨穂子」
梨穂子「うふふ」
純一「あはは」
7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/02(土) 03:03:21.45 ID:DUidFXtQo
~熱海駅~
車内方法「まもなく~熱海ぃ~熱海でございます」
車内方法「お下りの方は、お忘れ物のございませんよう、お気をつけください」
梨穂子「純一、そろそろ到着だよ」
純一「うん。ほら梨穂子見てごらん、海が見えるよ。輝日東から見る海とは、なにか違うね」
梨穂子「そうだね~」
純一「見とれて忘れ物しないように。といっても、着替えのバック一つだけか」
梨穂子「うん。楽なもんです」
8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/02(土) 03:04:38.11 ID:DUidFXtQo
~熱海駅~
純一「梨穂子、寒くないか?」
梨穂子「うん、大丈夫だよ」
純一「天気はいいけど、冬だからな~」
梨穂子「温泉が楽しみ~」
純一「梨穂子は食べ物の方が楽しみなんじゃないか?」ニヤニヤ
梨穂子「もちろん、楽しみにしてるよ~」キッパリ
純一「僕は、夜が楽しみだけどね」
梨穂子「何それ?エッチなことはダメですよ~//」
純一「ち、違うよ。まぁ、夜になれば分かるよ」
梨穂子「秘密なの?それじゃ、楽しみにしてるよ」ニコニコ
9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/02(土) 03:05:55.46 ID:DUidFXtQo
純一「とりあえず、無事に着いたってことで家に電話する?」
梨穂子「そうしよっか」
純一「駅の公衆電話使うか」ピポパポ
純一「あ、着いたから…うん、二人とも元気だよ…じゃ電話代勿体ないからきるよ」
梨穂子「はっや~い」
純一「電話代もったいないしな」
梨穂子「そういえば、子供の頃にトランシーバーで遊んだよね~」
純一「やったなぁ~」
梨穂子「もって来ればよかったのに」
純一「さすがにここから家までは繋がらないよ」
梨穂子「そういえば、私達の家の距離でも無理だったね…」
純一「電話代を気にせずに、梨穂子と一晩中電話したいよなぁ//」
梨穂子「私も//」
純一「電話もトランシーバーも使わない、いい方法はあるんだけどね」
梨穂子「えっ?どんな?」
純一「一緒に住めばいいのさ!」
梨穂子「え~!//」
純一「内緒だったんだけど、春に二人が大学受かったら、父さんたちを説得して同棲したいと思ってるんだ」
梨穂子「ど、ど、ど、同棲//」
純一「もちろん、梨穂子が嫌だって言ったら諦めるけどさ。二人の時間をもっと作りたいんだ」
梨穂子「い、嫌なわけ無いよ~//」
純一「今回の旅行を無事に終えて、お互いの両親を安心させる!」
梨穂子「うん!」
純一「そして、大学にも受かる!!」
梨穂子「うんうん!!」
純一「そして、結婚だ!」
梨穂子「なんか飛ばしたような気がするけど、うん!」
純一「梨穂子!」ダキッ
梨穂子「純一!」ダキッ
10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/02(土) 03:08:12.53 ID:DUidFXtQo
梨穂子「私ね、ちょっとだけガイドブックで調べてきたんだ。行きたい所あるんだけど…」
純一「なにか美味しいもの食べさせてくれる所?」
梨穂子「ち、ちがいます~(それもあるけど)」
純一「梨穂子のことだから、美味しい物めぐりかと」
梨穂子「純一ってば、意地悪なんだから」プゥ
純一「あはは、ごめんごめん」
梨穂子「でもね、純一のことが心配で、ちょっとためらってるんだよね…」
純一「そんな、気にするなよ。行こう行こう!」
梨穂子「じゃぁ、着いてから、『や~めた』は無しだよ~?」
純一「そんなこと、言うわけないじゃないか」キッパリ
11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/02(土) 03:09:35.21 ID:DUidFXtQo
純一「や~めた」
梨穂子「ほら、言った」
純一「なんでこんな所にロープウェイがあるんだよ」
梨穂子「この先に観光スポットがあるんだよ~ガイド見て、すっごく行きたくなっちゃったの」
純一「何があるんだよ…」キョロキョロ(む、あれは?)
梨穂子「いいところだよ~でも…嫌だったら諦めるよ?」
純一「よし!行こう!」
梨穂子「ふぇ?どうしたの急に?」オロオロ
純一「ほら、早く行こう梨穂子!」
梨穂子「う、うん?」
純一「楽しみだなぁ~」ワクワク
12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/02(土) 03:10:34.84 ID:DUidFXtQo
~熱海ロープウェイ内~
梨穂子「結構高いね~」
純一「お、おい梨穂子、動くなよ。落ちたらどうするんだ」ブルブル
梨穂子「ここで止まっちゃったらどうする~?」ニヤニヤ
純一「そんなお決まりのイベントなんて…」
ガタンッ
純一「ひぃっ!?」ダキツキ
梨穂子「大丈夫だよ~。つなぎ目かなんかじゃない?」
純一「そ、そうか」プルプル
梨穂子「ごめんね、無理させちゃって…」
純一「大丈夫…じゃないけど、梨穂子につかまってれば安心だよ」
梨穂子「うん…//」
純一(乗り場の看板にあった『秘宝館』なるものを見ずには死ねない)
16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 04:56:07.16 ID:J5sZ5vIzo
純一「…たった3分が、無限の時間に感じられたよ」グッタリ
梨穂子「あはは、大丈夫~?」
純一「うん、じゃぁ早速ひh」
梨穂子「ほら~こっちこっち~」グイグイ
純一「お、おい、引っ張るなって」
~あいじょう岬~
梨穂子「ここだよ~」
純一「あいじょう岬って言うんだ」
梨穂子「ほらほら、ここのモニュメント見てよ」
あなたとわたしは
いまここにいる
じかんをわすれて
よろこびをわかちあう
うんめいのいとにひかれ
梨穂子「素敵ね~」
純一「縦読みとは、なかなかのセンスだな」
梨穂子「ふぇ?」
純一「ほら、頭文字で「あいじよう」になってるだろ」
梨穂子「ほんとだ~。純一って鋭いね~」
純一「それほどでも//」
梨穂子「ここに絵馬をくくりたかったんだ~」
純一「そうだったんだ」
梨穂子「えまえま~♪馬を描かない絵馬~♪」
純一(ノリノリだな)
梨穂子「輝日東神社でもらっておいたんだ。あれ?」
純一「どした?」
梨穂子「純一の名前がある絵馬を発見~」
純一「へ~」
梨穂子「相合傘に『純一・裡沙』って描いてあるよ」
純一「僕って、モテモテだなぁ~」ニヤニヤ
梨穂子「もぅ、別人でしょ~」
純一「そうですよね」
純一「さてと、戻って秘宝k…」
梨穂子「お腹空いちゃった。この先にカフェ・レストランがあるんですよ~」グイグイ
純一「お、おい引っ張るなって」
18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 04:58:27.81 ID:J5sZ5vIzo
~花の妖精~
梨穂子「わったっしっは、お花の~妖精さん~♪」クルクル
純一(絶好調だな)
梨穂子「わぁ、見晴らしのいいお店だね~」
純一「やっぱり高い所は苦手だよ。寒いしテラスじゃなくて店内で食べようか」
梨穂子「そうだね~」
純一「怖いってのもあるけど、それより梨穂子が風邪引いたら…嫌だよ」
梨穂子「もぉ、純一ったら//」
~店内~
梨穂子「可愛いお人形~」
純一「ほんとだね」
梨穂子「ケーキも美味しいし」
純一「」ニコニコ
梨穂子「どうしたの?」
純一「梨穂子を見てる」
梨穂子「ふぇ?//」
純一「梨穂子が物を食べてる時って、本当に美味しそうに食べてて…見てるだけで幸せだし//」
純一「そんな梨穂子が彼女になって僕は、世界一の幸せ者だよ」キッパリ
梨穂子「私も、見守ってくれるあなたがいて、幸せだよ//」
純一「梨穂子//」チュ
梨穂子「純一//」チュ
19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 05:02:40.41 ID:J5sZ5vIzo
梨穂子「じゃぁ戻ろうか?」
純一「そうだね(ロープウェイ乗り場まで戻れば、秘宝館は目の前だ)」フフフ
梨穂子「なぁに?気持ち悪い笑い方して~?」
純一「なんでもないよ、ほら、行こう!」
梨穂子「まってよ~」
純一「というわけで、ここに興味があるんだけど」
梨穂子「秘宝館?」
純一「そう」
梨穂子「だ、ダメだよ~18歳未満はお断りって書いてあるじゃんか~//Hな所じゃないの?」
純一「梨穂子、僕らは新婚さんだよ?子供のはず無いじゃないか」ドヤァ
梨穂子「ダ、ダメだよ~」
純一「紳士として、非常に気になるんだよ。秘宝館は。」
梨穂子「そんなこと言って、Hな事には目がないんだから」プンプン
純一「ほら、あそこのカップルも入ろうとしてるんじゃないか?」
梨穂子「えぇ~?どこどこ?」
純一「ほら、胸の大きなお姉さんのカップル」
梨穂子「こらぁ!また変な所に目が行ってる~」
純一「梨穂子のほうが大きいよ」
梨穂子「そんな煽てには、のりませんよ~だ」ベー
梨穂子「見た感じ、私達と同い年くらいかな?」
純一「そうだね」
カップル女「ねぇねぇ、あれってもしかして…」
カップル男「うん、秘宝館だね」
カップル女「私、聞いたことあるよ。す~~っごくエッチなんだって」」
カップル男「あ、そう?へぇ…」
カップル女「…入りたい?」ニコニコ
カップル男「えっ?いいの?」
カップル女「ウソです!良い子は入っちゃダメ!」プンプン
カップル男「」
梨穂子「ほ~ら、女性の方が怒って入らないじゃない。男性も潔く引き下がってるよ?」
純一「くそ~。今回は諦めるけど、本当の新婚旅行で熱海にきたら入るからな?」
梨穂子「ほ、本当のって//」
純一「そんなに遠くない未来だと思ってるよ」
梨穂子「あなた…//」
純一「梨穂子…」チュ
カップル女「…(あのカップルと)同じ事、考えてたでしょ?」
カップル男「うん…」チュ
24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 11:06:22.70 ID:J5sZ5vIzo
~お宮の松~
梨穂子「これが『貫一・お宮 の松』かぁ」
純一「梨穂子、僕が貫一みたいだったらどうする?」
梨穂子「貫一みたいって、どんな?」
純一「すぐ切れて、脚蹴りしたりとか」
梨穂子「う~ん、想像できないなぁ。あなたは絶対にそうはならないよぉ」
純一「当たり前さ。こんな可愛い梨穂子に手を上げるわけないだろ」
梨穂子「純一…」
純一「梨穂子…」チュ
梨穂子「ん、ん~」ジワリ
梨穂子(!)ビクッ
純一「ごめん、急にキスしちゃって、嫌だったか?」
梨穂子「ち、違うの~//」アセアセ
梨穂子(キスが気持ちよくて、なんか、濡れてきちゃった//)
梨穂子「ビ、ビーチの方に行こうよ!」
純一「? う、うん?」
梨穂子「ここが『サンビーチ』ね」
純一「冬だから残念だな」
梨穂子「どうして?」
純一「水着の…いや、なんでもない」
梨穂子「もぉ。そんなに水着が見たいなら、いつでも私のを見せてあげるから…//」
純一「ほ、ほんと?」
梨穂子「うん//」
純一「わっほぃ」
25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 11:07:09.24 ID:J5sZ5vIzo
梨穂子「そういえば、夜には『ムーンライトビーチ』になるんだって」
純一「そうなんだ。梨穂子は物知りだな」
梨穂子「えへへ、ちょっと勉強してきたからね」
純一「そしたら、夜には散歩に来ようか」
梨穂子「そうだね~」
純一「とか言ってる内に、暗くなってきたよ。そろそろ戻ろう」
梨穂子「ちょっと買い物してから帰るから、先に戻ってて~」
純一「うん?何か忘れ物か?」
梨穂子「ちょっとね~」
純一「でも見知らぬ町で一人にするわけにはいかないよ。一緒に行こう」
梨穂子「う、う~ん…」
純一「ほらほら?」
梨穂子「ちょっとここで待っててね//」
純一「コンビニ?なに買うの?」
梨穂子「ほ、ほら乾燥してるからリップクリームとか」アセアセ
純一「なるほど、それなら僕も行くよ」
梨穂子「こ~こ~で~待ってて!」
純一「お、おう(なんか、怒ってるのか?)」
梨穂子(あぅぅ…パンツの替えを買うなんて、見られたくないんだよぉ…純一、ごめんね?)
梨穂子「おまたせ~////」
純一「すっごい顔が赤いけど、熱でもあるのか?」
梨穂子「ち、ちがいますぅ~//」
純一「そっか。無理だけはしないでくれよ。梨穂子だけの体じゃないんだから」キリッ
梨穂子「えっ?」ドキッ
純一「なんて、言ってみたかったんだ//」
梨穂子「もぅ、純一ったら//」
純一「ほら、寒いから早く帰ろう」ギュ
梨穂子「うん//でも、純一の手があったかいから、大丈夫だよ//」ギュッ
26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 11:08:09.70 ID:J5sZ5vIzo
~ホテル~
梨穂子「んじゃ、手続きしてくるね~」
純一「いや、僕がやるよ」
梨穂子「そぉ?じゃ、お願い~」
純一「任せとけ」
ホテルマン「では、橘様。お部屋までご案内いたします」
純一「お願いします」
ホテルマン「奥様、お荷物をお持ちしましょう」
梨穂子「ふぇ?お、奥様?」ドキドキ
純一「梨穂子、まだ慣れてないな」
梨穂子「あ、そっか~。新婚さんなんだよね。私達//」
純一「自覚が足・り・な・い・ぞ!」ナンチャッテ
梨穂子「//」
27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 11:09:06.65 ID:J5sZ5vIzo
~客室~
梨穂子「もぉ~、不意を疲れてあせっちゃったよぉ」
純一「ごめんごめん」
梨穂子「純一ったら…。あ、それじゃぁさ、純一はちょっと部屋の外に出て?」
純一「ん?」
梨穂子「いいからいいから。10数えたら入ってきてね~」
純一「うん(なんだろ?)」
純一「入るぞ~」
梨穂子「おかえりなさい、あ・な・た//」
純一「た、ただいま//(三つ指ついてのお出迎えなんて!なんか嬉しいぞ!)」
梨穂子「お仕事お疲れ様。ご飯にする?お風呂にする?そ・れ・と・も…」
純一「梨穂子で!」
梨穂子「ふぇ?」
純一「梨穂子でお願いします!!」
梨穂子「わわわ…」
純一「梨穂子がいれば、何にも要りません!!」
梨穂子「//」
純一「梨穂子は可愛いなぁ!!!」
28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 11:09:52.45 ID:J5sZ5vIzo
梨穂子「それじゃ次は~」ポンポン
純一「ん?何してくれるの」
梨穂子「膝まくら~//」
純一「わぉ」
梨穂子「膝まくらは何度かしてあげたけどさ~、今日は耳かきもしてあげる」オイデオイデ
純一「うん!お願いしま~す」
梨穂子「よいしょっと、窮屈じゃない?」
純一「とっても柔らかくて…いい気持ちだよ…(いい匂いもする…)」
梨穂子「そっか!それじゃ、始めるね~」
純一「やさしくね?」
梨穂子「こしょこしょ、う~ん暗くてよく見えないなぁ」フニョン
純一(うっ?なにか後頭部に柔らかいものが!って、お腹か…)
梨穂子「どう?痛くない~?」ホジホジ
純一「…」
梨穂子「純一~?」
純一「…天国…」
梨穂子「も、もぉ~//」
純一(幸せって、身近な所にあるな…)
梨穂子「じゃ、反対側ね~」
純一「うん」クルリ
梨穂子「きゃっ//」
純一「あ、ごめん。こっち向きは恥ずかしいか//」
梨穂子「だ、大丈夫だよ~。急だったからびっくりしただけで」
純一「そ、そっか。それじゃ、このままお願いできる?」
梨穂子「うん~(お風呂まだだけど、匂いとか大丈夫だよね?)」
純一(あ~いい匂いが…)
29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 11:10:29.15 ID:J5sZ5vIzo
梨穂子「ど、どうかな?」
純一「zzz」
梨穂子「寝ちゃった?」
純一「zzz」
梨穂子(いっぱい歩いたからね。お風呂の時間までもうちょっとあるし、寝かせておこうっと)コロン アオムケ
梨穂子(純一の寝顔、可愛いなぁ//耳たぶ、柔らか~い)プリプリ
梨穂子(なんか、グミみたい。美味しそうだなぁ…って、食べちゃダメでしょう~)
梨穂子「じゅ、純一?」ツンツン
梨穂子(キ、キスくらい、いいよね?)ムニュ
梨穂子(あぅ、この体勢じゃキスできないや…)
梨穂子(ちょっと、そこの座布団を頭の下に~)モニューン
純一「zz…」
梨穂子(あ…ちょっと…届かない…)モニュモニュ
純一「…クルチイ…」
梨穂子「え?起きちゃった」
純一「ぷは~。梨穂子のおっぱいで窒息するところだった。膝枕天国で、さらに悶絶死って感じ?」
梨穂子「あはは、なにそれ~//」
30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 11:11:05.42 ID:J5sZ5vIzo
~お風呂~
梨穂子「んじゃ、そろそろお風呂、いこっか?」
純一「そうだな。お風呂上れば食事だしね」
梨穂子「ここのお風呂はね~、特徴があるんだって。時間で男湯と女湯が変わるっぽいよ~」
純一「へぇ」
梨穂子「えっとね、今の時間だと男湯は『ローマ風呂』で女湯は『お花の湯』だってさ」
純一「なんか強そうだな」
梨穂子「あはは、ムキムキになっちゃったりして~」
純一「そりゃいいな」
梨穂子「それじゃ、お風呂上がったらここで待ち合わせましょ?」
純一「うん」
梨穂子「わたし、長いかもしれないから、純一もゆっくり入ってきてね~」
純一「わかったよ」
梨穂子「じゃね~」フリフリ
純一「転ぶなよ~」フリフリ
31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 11:11:37.98 ID:J5sZ5vIzo
純一(というわけで、これがローマ風呂か。300人入れるって噂どおりの広さだな)
純一(しかも、この柱とか、彫刻とか凄いな)
純一(でも、なんで熱海にローマ風呂なんだろ?)
純一(まぁ、深くは考えないでおこう)
純一(それにしても、この時間は人が少ないのかな?僕のほかには一人しかいないっぽいぞ)
純一(銭湯じゃないから、壁越しに『お~い梨穂子~』なんて出来ないな)
純一(ま、そんなことしても梨穂子は恥ずかしがりやだから、返事してくれないかもな)
純一(ふぅ。美也たち、どうしてるかなぁ)
32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 11:12:13.39 ID:J5sZ5vIzo
~~一方、そのころ~~
美也「おかぁさん~お腹空いたよ~」
橘母「はいはい」
美也「にぃに達は、ご馳走タイムかな?うらやましいぃ~」
橘母「受験生とは言っても、たまには息抜きも必要でしょ。梨穂子ちゃんが着いてるから大丈夫よ」
美也「そういえば、にぃにが結婚したら梨穂ちゃんは『ねぇね』になるんだよね?」
橘母「そういうことになるわね?」
美也「梨穂ちゃんは昔から一緒に遊んでるし、いまさら『ねぇね』って言うのもなぁ…」
橘母「これまで通りでいいんじゃない?」
美也「そうだよね」
橘母「はぁ、私は姑になるわけよねぇ…まだ結婚もしてないっていうのに、なんか複雑…息子を取られるっていうのは、こんな感情なのかしら?」
美也「ちょ、ちょっと~。梨穂ちゃん苛めちゃダメだよ?」
橘母「あはは、あのコなら大丈夫よ。お料理もお洗濯もきちんとできるし、人のことを気遣える、やさしいコだって昔から知ってるからね」
橘母「それより、お嫁に行った美也が泣きついてきたらどうしましょう?『お義母さんが酷いんだよぉ~』なんて」ケラケラ
美也「あ~酷い~ でも、みやーが困ったら助けてね?」
橘母「当たり前よ。お母さんなんだから」
美也「頼りにしてるよ」
33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 16:17:49.88 ID:J5sZ5vIzo
~~ローマ風呂~~
純一(この女神像、結構おっぱい大きいな)ドキドキ
純一(梨穂子のおっぱいもこんな感じかな…)
純一(生おっぱい、見てみたいな…)
純一(頼んだら見せてくれるだろうけど…大学入るまでは煩悩を封印って決めてるし…)
純一(でも、二人っきりのお泊りだし…)
純一(いざとなったら…無理だな。自分の狼を抑えられる自信がないよ…)
純一(この男性の像のナニよりは大きいけどな…僕のjrが梨穂子に…って、僕は何を考えてるんだ!)
純一(煩悩よ!静まれ~)
34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 16:18:29.36 ID:J5sZ5vIzo
~お花の湯~
梨穂子「うわぁ~、可愛い~」(あ、他にもお客さんいるから、静かにしなくちゃ)
梨穂子(若い人かな?見た感じは同じ年くらいだけど…)
梨穂子(無視するのも変だし、声掛けてみよっと)
梨穂子「こんばんは~。かわいいお風呂ですね~」
女性「あ、こんばんは。本当ですね。こちらの温泉は、美容効果もあるそうですよ」
梨穂子「それはうれしいですよね。あ、私『桜井梨穂子』っていいます。輝日東から来ました」
女性「私は『姉ヶ崎寧々』。十羽野から来たの。観光ですか?」
梨穂子「え~と//新婚旅行って事になってまして//」テヘヘ
寧々「素敵!あ、私も一応は新婚旅行か。失礼ですけどおいくつですか?物凄く若いと思うんですけど」
梨穂子「ここだけの話にしてくださいね。18の高3です」
寧々「あ!私と一緒だ!」
梨穂子「ふぇ?そうなの?すっごい落ち着いた雰囲気だったから、大学生かと思ってました」
寧々「うふふ、ありがとう。でも『新婚旅行』って言ってたけど…」
梨穂子「いろいろありましてねぇ…」カクカクシカジカ
35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 16:19:57.72 ID:J5sZ5vIzo
寧々「そうだったの。『新婚さんごっこ』ね。桜井さんの彼氏さんは想像力があっていい人みたいね」
梨穂子「想像力ありすぎて、困ることもあるんですけどね~」アハハ
寧々「実はね、私も彼に『新婚さんごっこ』しない?って持ちかけたの。それで一応『新婚旅行』なのよね」
梨穂子「姉崎さんのところも、そうだったんだ~」
寧々「そうだ、『梨穂ちゃん』って呼んでいい?」
梨穂子「どうぞ~。私も『寧々ちゃん』って呼びたいよ」
寧々「喜んで!いつも年下の娘との接触が多いから、『ちゃん』で呼ばれるとすっごく新鮮!」
梨穂子「じゃあ寧々ちゃん、ちょっと聞いてもいい?」
寧々「なぁに?梨穂ちゃん」
梨穂子「あの、ね…寧々ちゃんの彼氏ってどんな人?」
寧々「そうね。やさしくて、まじめで、可愛くて、とても頼れる人」
梨穂子「すっご~い!完璧だぁ」
寧々「年下なの、彼。1年後輩」
梨穂子「へ~~、どうやって知り合ったの?」
寧々「私のバイト先にね、あ、私ファミレスでバイトしてるんだけど、そこに入ってきたの」
梨穂子「ふんふん」
寧々「最初は頼りなさそうだし、女の子だらけのバイト先だから長続きしないかな?なんて思ってたんだけどね。めきめき仕事が出来るようになって、私のことも助けてくれるようになって…」
梨穂子「そうなんだ~」
寧々「彼ね、『もっと僕を頼って』なんて言ってくれるようになったの」
梨穂子「ほうほう」
寧々「春に出会って、3ヶ月くらいかな?私から告白したの」
梨穂子「すごいね~。寧々ちゃんから告白したんだ。勇気あるなぁ…」
寧々「そんな、勇気ってほどじゃないのよ。ただ、もやもやした気分をはっきりさせたかったの。彼が私を好きかそうでないか」
梨穂子「それが出来るのが、すごいよ~私はその勇気が無くて…」
寧々「だって私年上だし、バイトにも可愛い子がいるし、学校の部活とか委員会にも女の子いるし、お客の女子中学生にも人気あるし」
梨穂子(うわぁ、惚気だよね?これ)
寧々「このチャンスを逃したくなかったの」
梨穂子「こんな話ができるってことは、その勇気の賜物ですよ~」
36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 16:20:31.76 ID:J5sZ5vIzo
寧々「うふ、ありがと。梨穂ちゃんはどうだったの?馴れ初めとか聞きたいな~」
梨穂子「てへへ…私はね…彼とは幼稚園からの幼馴染だったの…」
寧々「それじゃ、一緒にお泊りとかした仲なんだ?」
梨穂子「そうそう。小さい時からずっと一緒で、小さい時は家族みたいに思ってた。いつの間にか自分の中で「この関係がいつまでも続けば…」なんて思ってたんだろうね。でも、中学・高校となってからはそうも行かなくて…」
寧々「何かあったの?」
梨穂子「彼の中で私は『異性』では無かったの…」
寧々「…」
梨穂子「中学の時にね、彼ったら「クリスマスプレゼント選びに付き合ってくれ」って言ってきたの。それは私へのプレゼントじゃなくて他の娘へだったんだけどね」
寧々「…」
梨穂子「悲しかったけど、そのときは彼を応援してあげようって気持ちになってて…結局、その娘とはうまく行かなかったみたいなんだけどさ…」
寧々「そうなんだ…」
梨穂子「多分、その時から彼を『幼馴染』から『異性』って意識しはじめたのは」
寧々「一緒にいた時間が長かった分、打ち明けるのが辛くなったのね」
梨穂子「そう。でもちょっとしたきっかけで、去年のクリスマスに彼から告白してもらって、今に至っているのであります」テヘヘ
寧々「おめでとう!」ウルウル
梨穂子「ありがとう、寧々ちゃん!」
寧々「はらはらしちゃった。私、そういう話に弱いの」
梨穂子「えへへ、ゴメンね」テレテレ
寧々「ううん、素敵な事よ」
37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 16:21:15.58 ID:J5sZ5vIzo
寧々「もうちょっと突っ込んだ話してもいい?」
梨穂子「うん、いいよ~」
寧々「あの、ね…梨穂子ちゃんは、その、彼とは…どこまで?」//
梨穂子「どこまで?って…えっ?えっ?えぇ~~?」//
寧々「恋人期間は私よりもずっと長いし、先輩の意見を聞きたいなぁ~って」ニコニコ
梨穂子「そんな~。ふ、普通だよ?」
寧々「普通?普通ってなに?」ニコニコ
梨穂子「普通って言ったら、普通なんです~!」
寧々「寧々、子供だから分かんな~い」
梨穂子「ずっる~い!」
寧々「それじゃぁ、いわゆるABCって言ったら?」
梨穂子「う~~ん、え~~っとね…Aマデ…(おっぱい揉まれた事はあるけど、Bじゃないよね…)」
寧々「え?なぁに?」
梨穂子「キスまでっ!もぉ寧々ちゃんの意地悪ぅ。そう言う寧々ちゃんはどうなのよ~?」
寧々「ごめん、ごめん。私もね、キスまでよ」
梨穂子「そうなんだ~」ホッ
寧々「うちのクラスの女子なんかは、『ひと夏の経験~』とかしちゃってる娘もいるみたいなんだけど、親しい友達で彼氏がいるコがいなくって、聞きたいけど聞けないの」
梨穂子「そ、それは確かに聞きにくいよね//」
寧々「でね、今回の旅行で迫られちゃったらどうしようかと思って…//」
梨穂子「男子と違って、女子はそういう情報は口コミになっちゃうよね~」
寧々「まさか、そういう本を買うのも恥ずかしいもんね…」
梨穂子「おたがい、苦労しますな~」
寧々「そうよね~」
38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 16:23:17.33 ID:J5sZ5vIzo
梨穂子「で、迫られたらどうするの?」ニヤニヤ
寧々「えっと~//ユルシチャウ、カナ?」
梨穂子「ひぇ~」
寧々「でも、彼はすっごく私を大事にしてくれるから、多分そうは成らないと思うんだけどね」
梨穂子「ご馳走様~彼のこと、凄く理解して信頼してるんだね~」
寧々「うん。梨穂ちゃんもそうでしょ?」
梨穂子「私の彼は…理解はしてるんだけど…ちょっと…う~ん、凄くエッチで…」
寧々「エッチなの?」
梨穂子「男友達と『お宝本』交換したりビデオ見たりしてるからなぁ…」
寧々「『お宝本』って?」
梨穂子「ほら、グラビアに載ってるような、女の子がきわどいカッコウやポーズ取ってる本」
梨穂子「いつ爆発するか、気が気じゃないんだよね~」ションボリ
寧々「そうなんだ」
梨穂子「秘宝館って知ってる?お昼にそこに行こうとしててさ」
寧々「あ、知ってる、知ってる~」
梨穂子「たまたま、同じようなカップルの女性が止めさせてたのを見て、諦めてくれたんだけど」
寧々「え?もしかしたら、それ今日の午後だよね?なら私達かも」
梨穂子「そうなんだ!おかげで助かりました~」
寧々「うふ、どういたしまして」
梨穂子「私だけだったら、止められなかったよ~」
寧々「あらら」
梨穂子「てなわけで、油断するとすぐにエッチなことばっかり考えてるの」
寧々「大変ね」
梨穂子「まぁ、この年の男の子ってそういうものらしいし、大目にみてるんだ~」
寧々「梨穂ちゃんって、心が広いね。幼馴染だからかな?私だったら部屋中掃除しまくって、処分しちゃうよ。多分」
梨穂子「あはは、一時期は考えたけどね~」
梨穂子「まぁ、そんな感じだから、何かあったらって考えちゃって…」
寧々「そうだよね」
梨穂子「でも、迫られたら許しちゃう、かな//一応、心の準備もしてきたし…」
寧々「えっ?心の準備って、なになに?」ニヤニヤ
梨穂子「ご想像にお任せします~」アセアセ
寧々「ずる~い」
39: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 16:24:04.13 ID:J5sZ5vIzo
寧々「迫られたら許すって言ったけど、ちょっと心配事もあるの」
梨穂子「どしたの?」
寧々「私の彼ね、一人暮らしなんだ」
梨穂子「へぇ~」
寧々「だから、朝起こしてあげたり、朝ごはんやお弁当一緒にしたりするのは結構自由で、ある意味二人っきりの状況が多いんだけど、キスから先は求められたことが無いの」
梨穂子「あらら?」
寧々「ちょっとしたスキンシップで、その、胸とか触られることはあるけど…」
寧々「もしかして、私は魅力が無いのかしら?年上だから嫌になったりとか?って心配してて…」ションボリ
梨穂子「そんなこと無いと思うよ~寧々ちゃんスタイルいいし、美人だし、話しててすっごく頼れる感じだし」
寧々「そうかなぁ」
梨穂子「絶対だよ。心配無用だよ!」
寧々「うふ、ありがと」
梨穂子「私は、お腹周りのお肉を何とかしたいなぁ…」ションボリ
寧々「そうなの?全然気にすること無いと思うけど」
梨穂子「えへへ…美味しいものに目が無くって、ついつい食べ過ぎちゃうんだよね~」
寧々「運動とかは?部活とかしてる?」
梨穂子「茶道部だったの。もう引退だけどね~」
寧々「茶道部!素敵~。私の学校にも茶室があって、昔は顧問の先生もいたそうなんだけど、先生が辞められるのと同時に廃部なのよ」
梨穂子「茶室があるのに、もったいないね~」
寧々「そうよね~」
梨穂子「茶道部に入れば、部費でお菓子が買い放題!学校でお菓子食べても『部活動の一環』なんだよ~」
寧々「梨穂ちゃん、それがマズイと思うわ」キッパリ
梨穂子「すみません」ションボリ
寧々「うふふ。私はバイトがあるから部活やってなくて」
梨穂子「ファミレスだったね~」
寧々「そうそう。お客さんに出すお料理とかデザート見るたびに『食べた気』になるように訓練したのよ」
梨穂子「すごいな~。多分私なら3分持たないよ~」
寧々「でもね、他のお店のメニューを研究と称して、ちょくちょく食べに行ったりしてたら…」
梨穂子「ふんふん」
寧々「お腹が、大変なことに!」
梨穂子「どうして、お腹から太るんだろうね~」
寧々「不思議よね~」
寧々「それでね、ダイエット挑戦してたら、彼が気がついちゃって」
寧々「『無理しないで、寧々さんの身体が心配だよ』だって!きゃ~//」
梨穂子(うわぁ…また惚気だぁ…)
40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 16:25:11.19 ID:J5sZ5vIzo
梨穂子「あれ?寧々ちゃん彼氏さん待たせてない?」
寧々「あ、いけな~い!廊下で待たせてるんだった!」
梨穂子「ゴメンね。長話に付き合ってもらっちゃってさ」
寧々「ううん。初対面なのにすっごく話しやすくて。昔から梨穂ちゃんと友達だったみたい」
梨穂子「私も~」
寧々「それじゃ、上がろっか。お互いの彼が風邪引いちゃうと困るし」ウフフ
梨穂子「そだね~」アハハ
寧々「夜のお楽しみはこれから、だしね」ウインク
梨穂子「寧々ちゃんエッチだぁ//」
寧々「え~?夕食の何がエッチなのかなぁ?」ウフフ
梨穂子「えっ?あっそうか。お食事タイムだね//」アセアセ
41: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 16:25:38.26 ID:J5sZ5vIzo
~着替え中~
寧々「そういえば、梨穂ちゃんは『伝説のビーチ』って聞いた?」
梨穂子「伝説?」
寧々「そう。何でも遊覧船で渡る事の出来る『初島』にあるらしいんだけど、誰も見たことが無いビーチがあるらしいの…」
梨穂子「ふむふむ」
寧々「でね、そこを訪れることの出来たカップルは、永遠に幸せになれるんだって!」ウィンク
梨穂子「素敵~!」
寧々「でしょ~?」
梨穂子「明日、時間があったらそこに行って見たいなぁ」
寧々「彼氏にお願いしたら?二人にその気があれば、行かない理由は無いと思うよ?」
梨穂子「うん。頼んでみる~」
寧々「がんばってね」
梨穂子「寧々ちゃんも、見つかれることが出来たらいいね!」
寧々「そうね。でも、あんまり夜更かししちゃダメよ」ウフフ
梨穂子「それは寧々ちゃんも一緒でしょ~//」
寧々「彼氏次第…かな?」
梨穂子「お互いにね~」
寧々「それじゃ、お先に~」
梨穂子「またね~」
42: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 16:26:19.82 ID:J5sZ5vIzo
梨穂子「おまたせ~。いいお風呂だった~」ホカホカ
純一「こっちもいい風呂だったよ。ローマって感じが凄くしてたな」
純一「ところで、他にもお客さんいた?こっちは僕のほかにはもう一人だったよ」
梨穂子「こっちも私ともう一人かな~。お友達になっちゃって、たくさんお話しちゃった」
純一「それって、梨穂子の前に出てきたお姉さんのこと?」
梨穂子「同い年だってさ~」
純一「そうなんだ、大学生かOLかと思っちゃったよ。僕と同じく待ち合わせて男の方は若かったからさ。」
梨穂子「一年後輩だって」
純一「なんと!姉さん女房だ!」
梨穂子「あはは、そうだね~」
純一「って、梨穂子」ドギマギ
梨穂子「なに?」
純一「あの、その…浴衣似合ってるよ//」
梨穂子「あ、ありがと//あなたの浴衣姿も素敵だよ?」ドキドキ
純一「そっか、ありがとな」
43: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 16:27:06.51 ID:J5sZ5vIzo
~部屋~
梨穂子「すっご~い!ご馳走だぁ」キラキラ
純一「船盛まであるな」
梨穂子「あ、ご飯よそうね~」ウキウキ
純一「うん、ありがとう」
梨穂子「ごっちそう~ごっちそう~♪あなたと一緒にごっちそう~♪」
純一(上機嫌だな)
梨穂子「ごっはん、ご飯~♪、山盛り盛って~♪、元気百倍~♪はい、どうぞ」
純一「ありがと。じゃ、食べよう!」
梨穂子「いっただきま~す」
純一「う!?美味い!」
梨穂子「おいし~い!」
純一(この船盛の代わりに、梨穂子の女体盛を…)
梨穂子「純一?どうしたの、真っ赤になってるけど…何か辛いものでもあった?」
純一「にょ…いや、何でもない!(いかん!何を考えてるんだ!)」
44: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 16:28:11.68 ID:J5sZ5vIzo
~ムーンライトビーチ~
純一「美味かったな~」
梨穂子「そうだね~」ポンポン
純一「腹ごなしに、散歩でも行こうか」
梨穂子「そうだね~」
純一「寒くないように、上着着ていこうか」
梨穂子「うん~」
純一「ふぅ、やっぱり寒いな。梨穂子、大丈夫か?」
梨穂子「寒いからさ~えへへ、腕組んでもいいよね?」
純一「う、うん。寒いからな!」
梨穂子「やった~」ギュ
純一(梨穂子の胸の感触がぁ!)
梨穂子「ん?」
梨穂子「結構、人がいるね~」
純一「花火が上がるらしいぞ」
梨穂子「あ、ガイドブックにも熱海名物って書いてあったよ~」
純一「浜辺もライトアップされてて、きれいだな」
梨穂子「そうだね…とっても、いいムード…」
純一「梨穂子?」
梨穂子「なぁに?」
純一「」チュ
梨穂子「//」ギュ
梨穂子「ぷはぁ…いきなり、ずるいよ//」
純一「雰囲気のせいにするわけじゃないけど、急に梨穂子とキスがしたくなったんだ…ゴメンな」
梨穂子「ううん。でも…」モジモジ
純一「どした?」
梨穂子(う~なんか、溢れて来ちゃった//)
純一「と、トイレか?」
梨穂子「だ、大丈夫~ちょっと冷えてきたカナ?」
ドド~ン!
純一「お、花火だ!」
梨穂子「きれ~い!」
純一「梨穂子のほうが、もっと綺麗だよ?」
梨穂子「や、やだなぁ純一った、。もぉ//」
純一「あはは、それじゃ、戻ろうか」
梨穂子「うん//」
48: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 21:38:01.20 ID:J5sZ5vIzo
~家族風呂~
純一「…あの、梨穂子…」
梨穂子「なに~?」
純一「その…風呂に…行かないか?」
梨穂子「そうだね。ちょっと冷えちゃったし(パンツも替えなくちゃだし//)今度はローマ風呂に入れるかな?」
純一「大浴場じゃなくて…家族風呂に行かないか?…」
梨穂子「家族風呂って、なに?」
純一「うん、他のお客が入らない、家族だけで楽しめる小さい露天風呂があるんだ」
梨穂子「他の人が入らないって…えっ?えぇぇ~!//」
純一「ダメ…かな?」
梨穂子「だって…水着とか無いし…//」
純一「だ、だよね…ごめん」ションボリ
梨穂子「…//」
純一「ほんと、ゴメンな。梨穂子の事考えずに、勝手に…」
梨穂子「どうして…一緒に…お風呂…入りたいの?」
純一「え?」
梨穂子「正直に…言って。どうして?//」
純一「思い出が…いや、り、梨穂子の…裸が…見たかったから…かな//」
純一「ごめん!本当に、ごめんっ!調子に乗りすぎたよ」
49: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 21:38:20.54 ID:J5sZ5vIzo
梨穂子「私達、恋人同士…だよね?」
純一「うん」
梨穂子「まだ…結婚とか…してないよね?」
純一「う、うん」
梨穂子「いつかは、その~//そういうこともあるのかなぁ~って考えたこともあるよ//」
純一「…」
梨穂子「でも、それが『今』なのかどうかは予想もつかなくって…ちょっと気持ちの整理がつかないの」
純一「そう…だよな。急に言われても、困るよね…」
梨穂子「…イイヨ…」
純一「えっ?」
梨穂子「一緒に…お風呂…いい、かも…//」
純一「本当!」
梨穂子「で、でも…私達…まだ、高校生だし…その、エッチなことは…ダメだよ//」
純一「!?」
梨穂子「その…裸を…見せるくらいなら…////」
純一「!!」
50: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 21:41:08.01 ID:J5sZ5vIzo
~風呂場~
梨穂子「純一~?入るよ~?」
純一「う、うん。いいお湯だよ」
カラカラカラ
純一(小学校以来だな…梨穂子と、一緒のお風呂は…)ゴクリ
梨穂子「…あんまり、見ないでね…恥ずかしいから//」
純一「お、おう//」
純一(うゎ、タオルで肝心な所は隠れてるけど、梨穂子の肌ってすっごく白くてきれいだな…)
梨穂子「おじゃまします~」チャポン
純一「ろ、露天風呂だから、眺めがいいよね//」
梨穂子「そ、そうだね//」
純一「…」
梨穂子「…」
純一「側に行っても…いいかな?」
梨穂子「!!」ドキッ
純一「あ、嫌ならいいんだ」
梨穂子「これでいい?」ピトッ
純一(わぉ、肩が触れてるだけなのに、純一jrが凄いことに)
51: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 21:41:41.78 ID:J5sZ5vIzo
梨穂子「あのね、純一」
梨穂子「…キス、して欲しいな、なんて…」
純一「うん」チュ
梨穂子「ん…んっ…ぷはぁ…」
純一「…梨穂子…」
梨穂子「…それじゃ、ちょっと…だけだよ//」ザバァ
純一「…」
梨穂子「…ちゃんと…見てる?//」プルプル
純一「うん…すごく、きれいだ…」
純一(服の上からでも大きいのは知ってたけど、大きいだけじゃなくて、きれいな胸だ。乳首は隠されてるから残念だな…)
純一(ウェストだって、本人は気にしてるみたいだけど普通にくびれてるじゃないか!むしろ柔らかそうですぐにでも頬ずりしたい!)
純一(あ、あそこってこんな風に毛が生えてるんだ…それより奥は…暗くて見えないけど…女の子のってこうなんだ…もっと見てみたいけど…)
梨穂子「あ、あの…変じゃ…ないかな?//」
純一「え?」アセアセ
梨穂子「私の裸…変じゃ…ないかな//」
純一「きれいだよ。こんなきれいなものを見たことが無い」
梨穂子「本当?」
純一「ウソなんかつかないよ。比べるのも失礼だけど、これまで見てきたお宝本のグラビアなんか、吹っ飛んじゃうよ!!」
梨穂子「えへへ//なにそれ//」ヘクチン
純一「あ、風邪引いちゃうよ。冬で露天だもんな。もう、十分堪能したから、お風呂入って」
梨穂子「ひゃ~//とっても恥ずかしかったよ~//」ザブン
52: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 21:42:37.58 ID:J5sZ5vIzo
純一「お返しに…僕のも見せるよ」ザバァ
梨穂子「きゃぁ?!」
純一jr「」パォ~ン
梨穂子(え、えぇ~//男の人のって、こんなになるの??)
梨穂子(子供の頃のは…プリっとした感じだった記憶があるけど…)
梨穂子(これって、ガォ~って感じだよぉ…ちょっと怖いかも…助けて、シュナイダーさん…)
梨穂子「…い、いつも…こんな風にしてるの?」
純一「まさか!こんな状態じゃ、ズボン履いてても分かっちゃうじゃないか。それこそ『変質者~』って言われちゃうよ」
梨穂子「そ、そうよね~」チラチラ
梨穂子「ちょ、ちょっと…怖い…かも…」
純一「な、なにが?」ブルッ
梨穂子「えっと…その…オチンチン//」
純一「ご、ごめん…梨穂子の裸見てたら、こうなっちゃって…」ブルン
梨穂子「そっか、私の裸で、そうなっちゃったんだ…」
純一「…」
梨穂子「…男の人の…これって…どうすれば小さくなるの?」
純一「そ、それは…」
梨穂子「それは?」
純一「ひ・秘密!」ザブン
梨穂子「きゃっ!急にしゃがんだら、しぶきがはねるじゃない~」
純一「あ、ごめん」
梨穂子「もぉ~純一ったら~」ウフフ
53: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 21:43:14.61 ID:J5sZ5vIzo
純一「ありがとな、梨穂子」
梨穂子「ふぇ?どうしたの急に?」
純一「その…裸…見せてくれてさ」
梨穂子「あ、いいよ~。私も純一の見ちゃったし//」
純一「綺麗…だったよ//」
梨穂子「えっ?あ…ありがと//純一のは…その~…コメントできません//」
純一「え~」
梨穂子「だって~、他の人の何て見たことないし~//」
純一「それ言ったら、僕だってそうだよ」
梨穂子「純一はお宝本で見てるでしょ~」
純一「生おっぱいなんて見たことないし、肝心な所は修正掛かってるんだから、僕だって初めてだよ」
梨穂子「そうなの?」
純一「そうだよ。無修正なんて売ってたら大変なことになっちゃうよ」
梨穂子「知らなかったよ~」
54: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 21:44:11.60 ID:J5sZ5vIzo
純一「本当に浮くんだな~」
梨穂子「ん?何のこと?」
純一「おっぱい。」
梨穂子「//」
純一「おっぱいは、水に浮くの?って、去年聞いたことあったよね?この目で見るまで信じられなかったよ」
梨穂子「やん!もぉ//」
純一「隠すなよ。二人しかいないんだし」
梨穂子「エッチな目で見る人がいるから、隠しますぅ~」
純一「でも、浮くのは本当なんだろ?」
梨穂子「そ、それは、そう…だね//」
純一「楽?」
梨穂子「うん。すっごい楽~。普段は重くて肩が凝っちゃうからね~」
純一「そうなんだ」
梨穂子「体育の授業がすっごく嫌なの。胸が揺れると痛いんだよ?」
純一「5年生くらいの時には、かなり大きかったよな」
梨穂子「そうだね~。最初の頃はブラとかつけるの恥ずかしくって、つけなかったんだけどさ、そしたら…」
純一「そしたら?」
梨穂子「…おっぱいが揺れて走りにくいんだよ…」
純一「なるほど」
梨穂子「そんで、お母さんになきついて、買ってもらったの~」
55: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 21:44:43.75 ID:J5sZ5vIzo
梨穂子「クラスで一番だったから、恥ずかしくってね。男子にいたずらとかされたな~」
純一「うんうん。おっぱい大きいっていうだけで、男子の的だもんな」
梨穂子「でも、純一が助けてくれたよね~//」
純一「そう…だったっけ…」
梨穂子「純一を好きになるポイントが、どんどん増えた時期だよ~//」
純一(うしろからブラの紐を引っ張ったりするいたずらを考案した張本人であることは、墓まで持っていこう…)
梨穂子「男子はそういうのがなくて、いいよね~」
純一「そうでもないぞ」
梨穂子「そうなの?」
純一「6年の修学旅行が、分かれ目だったりするな」
梨穂子「どして?」
純一「みんなで風呂に入るじゃないか。そのときに生えてるか生えていないかで、運命が決まる」キリッ
梨穂子「あっ//」
純一「生えてる奴は、これ見よがしに大またで闊歩し、そうでないものはタオルで隠しながら静かに入るんだ」
梨穂子「そ、そうなんだ…//」
純一「生えているものは王にも等しく、そうでないものは平民として扱われていた…」
梨穂子「純一は、どう…だったの?」
純一「ぼ、僕はもちろん…生えてたさ!」
56: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 21:45:20.18 ID:J5sZ5vIzo
梨穂子「すご~い!それじゃ、王様だったんだ?」
純一「生えてた…っていっても…チョボチョボ…」
梨穂子「え?」
純一「見せられるほどは、生えてなかったんだ//」
梨穂子「そうだったんだ~見てみたかったなぁ」
純一「密度が薄いから、ものすごいみっともないんだよ…」
梨穂子「まぁまぁ、今は立派に生えてるんだし!」
純一「梨穂子のエッチ!」
梨穂子「それじゃぁさ、背中流してあげるよ~」ザバァ
純一「お、ありがと」
57: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 21:45:52.16 ID:J5sZ5vIzo
梨穂子「純一の背中、広いね~やっぱり男の人だ~」ゴシゴシ
純一「そうか?自分じゃ分からないからなぁ」
梨穂子「うん、頼れる男の背中って感じ//」ウフフ
純一「ありがと(なんか、背中に柔らかいものが当たってる気が…)」
梨穂子「かゆい所はありませんか~?」
純一「大丈夫で~す」
梨穂子「わきの下洗いますから、手を上げてくださ~い」
純一「はいはい」
梨穂子「よい…しょっと…わ、わ、わ」ガシッ
純一「うわ、梨穂子大丈夫か(抱きつかれた!!)」
梨穂子「ごめんね~、ちょっと滑っちゃった」
純一(おっぱいの感触がぁ//)
純一jr(ばばーん!)
梨穂子「ごめんね、それじゃ流しますよ~」
純一「は、はひ…(我慢だ!jr!)」
58: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 21:46:46.93 ID:J5sZ5vIzo
純一「それじゃ、今度は僕が背中を流してあげるよ」
梨穂子「え~いいよ~//」
純一「お返しだよ」
梨穂子「う~ん、それじゃぁ、お願いしま~す」
純一「梨穂子の背中は柔らかいなぁ」
梨穂子「そ、そぉ?」
純一「すべすべだし、剥きたてのゆで卵みたい(特にお尻が)」
梨穂子「美味しそうな表現だね~」
純一「食べたくなっちゃうよ」
梨穂子「きゃ~食べちゃダメ~//」
純一「あはは。あ、肩の方も洗うから、ちょっと髪を持ち上げてくれる?」
梨穂子「こぉ?」
純一「そうそう(うなじが!)ゴシゴシ
梨穂子「いい気持ち~」
純一(肩越しにおっぱいが見える!なんて大きさなんだ、梨穂子!)ピコーン
純一(でも、この角度じゃ、乳首まで見えないなぁ…)
純一(で、でも、柔らかい肌を触っているだけで…や、やばい!jrが!!)ピトッ
梨穂子(あれ?背中に何か…)
純一(はぅ!?jrが梨穂子の背中にファーストコンタクトだよ!)
jr(リンカイ!リンカイ!)
純一(やばい!)「こ、これにて終了~、お湯で流します~」ドピュ
梨穂子「は、は~い//」
純一(うぅ、背中にかけちゃったよ。情けない…)
59: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 21:48:23.86 ID:J5sZ5vIzo
純一「そ、それじゃ、上がろうか?」
梨穂子「は~い」
梨穂子(結局…何にもなかったなぁ~…純一、我慢してるのかなぁ?)
梨穂子(き、期待してるわけじゃないよ!)
純一「それじゃ先に着替えててくれる?」ザブン
梨穂子「ん?純一はまた入るの?」
純一「うん。ちょっとだけ浸かってから、上がるよ(まだ元気だから、上がりにくい)」
梨穂子「は~い」ガラガラ
純一(おしりも可愛いなぁ)ピコン
純一(おいおい、さっき出しちゃったのに元気だな)
梨穂子(あぅ~おっぱいとかあそことか見られちゃったよぉ…//)
梨穂子(お、オチンチンまで見ちゃったし…ちょっと怖かったな…)
梨穂子(おっぱいは、気が付いちゃったかなぁ…)
60: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 21:49:41.57 ID:J5sZ5vIzo
梨穂子(さてと、さっきまで履いてた濡れたパンツはこっちにしまって~ってうわぁ、恥ずかしい//)
梨穂子(こ、こんなに//)
梨穂子(脱ぐ時も、ねちょ~ってしてたもんね…とほほ)
梨穂子(と、とにかく、新しいパンツにチェンジ~♪)
梨穂子(こっちのパンツの方が可愛いよね?…って、見せるわけじゃないのに//)
梨穂子(平常心、平常心~また溢れちゃったら大変だぁ//)
純一「梨穂子~?そろそろ上がるけど、いいかい?」
梨穂子「あ、いいよ~」
純一「それじゃ」ガラガラ
梨穂子「!!」
純一「!!」
梨穂子「前くらい、隠して~~//」
純一「ご、ごめん!って、廊下で待ってるかと思ったんだよ」
梨穂子「あ、そうか//」
61: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 21:52:00.26 ID:J5sZ5vIzo
~部屋~
梨穂子「ふぅ、色々あったけど、楽しかったね~」
純一「うぅ…、梨穂子に見られた…もう、お婿にい
けない…」
梨穂子「なに言ってるの。私がもらってあげるよ~」ドア ガチャ
純一「捨てないでね?」
梨穂子「あはは…は?」
純一「どした?早く部屋に入ろうよ」
梨穂子「//」
純一「??」
梨穂子「ちょっと、トイレいってくる~」
純一「中にだってトイレあるだろ?」
梨穂子「い、いろいろ恥ずかしいんだよ~//」パタパタ
純一「お、おい。梨穂子~?(何で、部屋に入らなかったんだ?)」
62: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 21:52:35.97 ID:J5sZ5vIzo
純一「…」
純一(なるほど。布団が並べてしいてあるから…)
純一(こりゃ、刺激強いよなぁ…でも、チャンスでもあるし…どうしようかな?)
1.くっつける
2.離す
3.このまま
4.一組をたたんじゃう!
純一(1は、恥ずかしがるだろうけど、梨穂子なら多分許してくれそう)
純一(2は、さびしくなっちゃうだろうな。っていうか、僕もさびしくて耐えられない)
純一(3は、判断が難しいな。少なくとも、この状況で恥ずかしいって感じてるわけだから)
純一(4は、究極だな。結婚してたら迷わず選択するけど、今の関係では早すぎるよね…)
純一(1で行こう!)
63: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 21:53:19.38 ID:J5sZ5vIzo
梨穂子「ただいま…」
純一「お帰り。梨穂子…」ドゲザ
梨穂子「ど、どうしちゃったの?(あれ?なんか布団がさっきよりもくっついてる気がする~//)」
純一「僕は紳士だ」
梨穂子「うん、知ってるよ。純一はいつもそう言ってるよね…」
純一「でも、男でもある」
梨穂子「」ドキッ
純一「梨穂子みたいな魅力的な女の子が、しかも自分の彼女が自分の隣に寝ている状況で、何もしないとは思えないんだ」
梨穂子「」
純一「だから、この浴衣の帯で、僕の手足を縛って欲しい!」
梨穂子「えぇ~~?!」
純一「そして、縛られる代償として、添い寝をお願いしたいんだ!」
梨穂子「そ、そんなぁ…縛るなんて、かわいそうで出来ないよ…」
純一「僕は梨穂子が大切だ!世界中の何よりも大切に思っている!」
梨穂子「//」
純一「男女の関係になりたい。直接的に言えばセックスをしたい!」
梨穂子「」
純一「でも、僕達はまだ学生だ。両親から援助を受けている以上、無責任なことは出来ないよ」
純一「もちろん、そうなった時は責任を取るさ。いや、責任なんて言葉は嫌だな。すぐにでも結婚して、仕事につく覚悟さ!!」
梨穂子「純一…」ウルル
純一「だからこそ、今夜は間違いが起きないように縛り付けて欲しい。僕の願いを聞いてくれるかい?梨穂子…」
梨穂子「うん!純一の気持ちが、物凄く伝わったよ//」
純一「ちょっと、気障…だったかな//」
梨穂子「ううん。かっこよかったよ」
64: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 21:54:02.73 ID:J5sZ5vIzo
純一「ありがとう。それじゃ、気が変わらないうちにお願いするよ」
梨穂子「それじゃ、手首を前で括って~痛くない?」
純一「うん、大丈夫だ。これなら外れないだろ」
梨穂子「それじゃ、ど~しても我慢できなくなって、外したくなったら言ってね」
純一「あはは、大丈夫。紳士に二言は無い!」
梨穂子「りょうかい~」
純一「それじゃ、電気消して寝ようか」
梨穂子「うん」パチ
純一「あ、寝る前に…」
梨穂子「なになに~?」
純一「キス…しようか」
梨穂子「…うん//」チュウ
純一(舌いれちゃえ)ニュル
梨穂子(ふぇ!なんか入ってきた~!)
純一(梨穂子はまだ恥ずかしいのかな?それじゃ、唇をあまがみしちゃえ)ハムハム
梨穂子(唇がぁ~//こっちも攻撃だぁ~)ニュル
純一(お、梨穂子の舌が入ってきた~!ふふふ、こういう可愛い舌は、こうだ!)チュチューーーッ
梨穂子(ふぇ~ん、吸い込まれていくよぉ~//あっ//)ジンワリ
梨穂子(パンツ履き替えたのに、まだ濡れてきちゃった//)ジワジワ
純一(?梨穂子の様子が変だな?なんかもじもじしてるけど…)チュッチュッ
梨穂子「む~む~!ぷはぁ!もう、おしま~い//」
純一「う、うん」
梨穂子「あっち向いて!」
65: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 21:55:06.33 ID:J5sZ5vIzo
純一「は、はい!(なんか、怒ってる?)」
梨穂子「おやすみっ!」ギュウ
純一(わわっ!背中から抱きつかれた!ということは、この背中に当たっている柔らかいものは!!)
梨穂子「…純一…」
純一「は、はひ!」
梨穂子「ずっと、一緒にいてね…」
純一「…言うまでもないよ…死ぬまで一緒さ…」
梨穂子「大事に思ってくれて、ありがと…」
純一「うん…(やばい、jrが破裂しそうだ)」
梨穂子「…セ、セックスは…ダメだけど…」モゾモゾ
純一(?)
梨穂子「手で…その……触っても…いいかな?」
純一「えっ!?梨穂子…」
梨穂子「男の人って…出さないと…ダメなんでしょ//」
純一「そ、そりゃ…そうだけどさ…」
梨穂子「それじゃ…お邪魔します…」ゴソゴソ
純一(浴衣のすそから、梨穂子の手が…)
梨穂子(うぅ~恥ずかしいよぉ~でも、純一の為だし…)ゴソゴソ ムニュ
梨穂子(こっ!これ?!なんか、すっごく熱いし堅いよ!)
純一「はうん!(手がっ!手がぁ~!)」
梨穂子(お風呂ではチラッとしか見てなかったけど、握った感じは魚肉ソーセージくらい…かな?//)
梨穂子(あれの時は…これが入ってくるんだよね//)
純一「り、梨穂子?」
梨穂子(無理無理~指だって入れたこと無いのに、こんなの入らないよぉ)ギュッ
純一(はぅ!!)
梨穂子(でも、赤ちゃん欲しくなったら誰でも、その…セックス…するんだよね//)ニギニギ
純一「梨穂子さ~ん?」
梨穂子(でも、やっぱり怖いよ…)ギュギュッ
純一「ほでゅわ!!」
梨穂子「!?純一?どしたの?」
66: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 21:56:30.58 ID:J5sZ5vIzo
純一「り、梨穂子さん?…そ、その…刺激が…」
梨穂子「あ//ごめん…ど、どうすればいいの…かな//」
純一「はぁはぁ…ゆっくりと扱いて…って、そうじゃなくて、はぅ…り、梨穂子、無理しなくても…よ、良いよ」ヤバイヤバイ
梨穂子「無理なんかしてないよ~純一に気持ちよくなって欲しいもん//」シュッシュッ
純一「…っていうか…もう…気持ちよすぎて…あっ?あぁ!」ビュル
梨穂子「ひゃ~何か、出てきた~?」
純一「ご、ごめん、梨穂子…」
梨穂子「なんか、ヌルヌルするよ~」
純一「ごめんなさい//」
梨穂子「あ、あ、あ、とにかく拭かなくちゃ!布団とか浴衣が~」
純一「//」
梨穂子「純一は縛られてるから、ちょっとごめんね?布団はがすよ~」」
純一「女の子に、イカされちゃった」シクシク
梨穂子「ティッシュ~ティッシュ~♪便利なティッシュ~♪」
純一(なんで楽しそうなんだろ?すっごい屈辱感…)
純一(でも、なんか嬉しい…はっ?僕は何を思ってるんだ?)
67: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 21:56:58.31 ID:J5sZ5vIzo
梨穂子「じゃ、脚開いてね~」
純一「お、おい、恥ずかしくないのか?」
梨穂子「恥ずかしいに決まってるでしょ~//でも、そんな事言ってられないし//」
純一「そ、そうか。すまない//」
梨穂子(あ、なんか触ってた時と違って、ションボリしてる)
梨穂子「じゃ、失礼します~」オソルオソル
純一「あんっ!」
梨穂子「もぉ、変な声、出さないでよ~」
純一「だって、出したばっかりの時って、敏感なんだよ//」
梨穂子「そ、そうなんだ~」フキフキ
純一「あん…先っぽは、もう少し優しくお願いします//」
梨穂子「はいはい。浴衣にも結構ついちゃったね~」フキフキ
純一「まぁ、仕方ないよね」
梨穂子「これが純一の…オチンチン…//」マジマジ
純一「あんまり、見ないで//」
梨穂子「なんか、可愛いねぇ//お風呂で見た時は、噛み付いてきそうだったけど、毒を出したら大人しくなったのかな♪」
純一「うぅ、なんか悔しい」
梨穂子「はい、綺麗になりました~」
純一「ありがと…」
68: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 21:58:37.46 ID:J5sZ5vIzo
梨穂子「でも、精子ってこんなに出るんだね~」クンクン「うぇ~変な匂い~」
純一「やめてくれよ~」
梨穂子「んっふっふっ~ まいったか!」
純一「(何だか分かんないけど)まいりました」
梨穂子「それじゃ、寝ましょ?」
純一「お、おい」
梨穂子「ふぇ?なに?」
純一「梨穂子ばっかりずるいよ。僕だって、その…梨穂子の…」
梨穂子「だ~め~//」
純一「それじゃ、おっぱいだけでも!お願いします!」
梨穂子「むむぅ~。具体的に何がしたいの?」
純一「おっぱいに顔をうずめたいです!!あわよくば、吸ってみたいです!!」
梨穂子「//」
純一「だ、だめ?」
梨穂子「え~っとぉ//」
純一「やっぱり、だめ…かな?」
梨穂子「…お触りは、ダメだよ…//」
純一「誓って!」
梨穂子「それじゃ…ちょっと待ってね//」ゴソゴソ
純一(ん?浴衣脱いでるのか…夢にまで見た、梨穂子の生おっぱい!)
梨穂子(とりあえず、Tシャツ脱いで、パンツと浴衣だけになったけど、おっぱいどうしようかなぁ…)
梨穂子(この事知ったら、純一に嫌われちゃうかな…ううん、純一を信じよう!!)
69: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 21:59:10.84 ID:J5sZ5vIzo
純一「梨穂子~まだ~」
梨穂子「女の子には、じゅ、準備が必要なんです!初めてなんだから、慌てないでよ…」
純一「ご、ごめん(準備?)」
梨穂子(おっぱいさん、お願いします//私の秘密を、純一に…)
梨穂子「い、いいよ。こっち見ても」
純一「よ、よろしくお願いします」クルリ
純一(暗くてよく見えないけど、白い肌が見える…)
純一「ち、近づくよ?」モソモソ
梨穂子「うん…約束だもんね…でも、笑わないでね…」
純一「?」(わぉ、おっぱいと乳首が!?あれ、乳首どこだろ?…)
梨穂子「//」プルプル
純一「梨穂子…これって…もしかして…」
梨穂子「うん…私のおっぱいね、乳首が…ないの!」
純一「えぇぇぇ~?」
梨穂子「小さい頃は…ね…あったんだけど、気がついたら…ヒック…なくなってて…ヒック」ウルウル
純一(無くなったって、そんなイボじゃないんだから…おや?この切れ目は…)
梨穂子「こんなおっぱいじゃ、純一嫌いになっちゃうよね?赤ちゃんできてもあげられないよ…」ウェ~ン
70: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 21:59:41.12 ID:J5sZ5vIzo
純一「お、おい梨穂子。泣くな!乳首は無くなってる訳じゃないよ!」
梨穂子「ふぇ?」ヒック
純一「これはいわゆる『陥没乳首』って奴だよ」
梨穂子「陥…没?」
純一「そう。おっぱいの大きい、いわゆる『巨乳一族』にのみ伝わる、伝説の乳首。それが『陥没乳首』さ!」
梨穂子「それって、どういうこと?」
純一「うん、おっぱいの成長に乳首が追いつかなくて、埋まってしまったんだな。だから、ほらおっぱいの頂点に切れ目があるだろ?この中には可愛い乳首が隠れているのさ」
梨穂子「本当?」パァー
純一「十中八九、間違いないよ。お宝本でもほとんど診たことが無い、貴重なものらしい。普段は優しく格納されていて、いざという時は飛び出てくるという伝説の『陥没乳首』が…梨穂子はそんなお宝を隠していたのか!」ポロポロ
純一「感動のあまり、自然に涙が溢れてきた!真の芸術作品の前に、魂が震えている!」
梨穂子「ちょ、ちょっと~。人のおっぱいで何を感動してるのよぉ~//」
純一「ごめんごめん、ちょっと興奮しちゃったよ。それにしても梨穂子がねぇ…僕は本当に幸せものだなぁ!」
梨穂子「あはは、そっか。そうだったのかぁ。悩んでて損しちゃった//」
純一「それじゃ、梨穂子は物心ついてから自分の乳首を見たこと無いんだ?」
梨穂子「うん、そうだよ~。恥ずかしいから自分で触ったりもしないし…//」
純一「それじゃ、僕が感動の対面をさせてあげるよ!ちょっと近づくよ?」
梨穂子「痛く…ないよね?」
純一「痛くはないと思うけど…嫌だったら止めるからさ」
梨穂子「…分かった。純一を信じるよ」
71: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 22:00:59.03 ID:J5sZ5vIzo
純一「それじゃ、行くよ?」ハムッ!
梨穂子「ひゃうん//」
純一(こ、これがおっぱいの感触!柔らかくてどこまでも埋まってしまいそう!)ハムハム
梨穂子「ふ、ふわぁ//」(なんか、気持ちい良いよぉ//)
純一(あ、なんか乳首の周り堅くなってきた?というか芯がある感じ?)ハムハム チューチュー
梨穂子「じゅ、純一~何してるの~//」
純一(僕の勘が正しければ、埋まってるだけなんだから、吸いだせるはず!)チューチューチュー
梨穂子「ちょ、ちょっと~!」
純一(唇で乳輪を扱くように)ハムハム チュゥチュゥ
梨穂子「はっ?はうぅぅ~//」
純一(むむむ?なんか出てきた感じだ!あと一息?)チューチューチューチューチューチュー ポコッ!
純一「ぷはっ!出たぞ~」
梨穂子「こ、これが私の乳首//」
純一「とってもピンクで、なんか神々しいなぁ!たとえるなら天の岩戸から出てきたイザナミ、貝殻から出てきたビーナスの様だ!」ペロリ
梨穂子「ひゃぁ//す、凄い敏感だよぉ」ジュン
梨穂子(また濡れてきちゃった//パンツの替えがぁ//)
純一「何年も柔らかなおっぱいに包まれてたんだから、仕方ないよ」
純一「それじゃ、もう片方もコンニチハしましょうか」
梨穂子「はい!よろしくお願いします!」
72: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 22:01:58.04 ID:J5sZ5vIzo
純一「二つとも無事に出てきたね。これで安心だろ?赤ちゃんに、ちゃんとおっぱいをあげられるよ」
梨穂子「純一…ありがとう~」ダキッ
純一「おいおい、僕は梨穂子の恋人なんだ。当たり前さ」
梨穂子「でもこんなに敏感だと、ブラつけても…その…感じちゃう?//」
純一「乳首が出ているのは、一時的だと思うよ。隠れてた時期が長いんだから、落ち着いたらまた埋まっちゃうと思う…」
梨穂子「えぇ~そんなぁ~」
純一「僕が訓練してあげるから、安心しなよ。繰り返してるうちに出てることが普通になって、ブラジャーくらいは慣れると思うよ」
梨穂子「そういうもの?」
純一「そういうものさ。現に僕の…ゲフンゲフン」
梨穂子「??純一の、何?」
純一「…梨穂子が恥ずかしい告白したんだから…僕も告白するよ…」
梨穂子「う、うん」
73: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 22:03:30.63 ID:J5sZ5vIzo
純一「僕は…その…いわゆる…包茎ってやつみたいで…」
梨穂子「ホーケイってなに?」
純一「ちんちんが皮に包まれてる状態のことだよ//」
梨穂子「ふ~ん。それと私のおっぱいとどう繋がるの?」
純一「皮に包まれてるから、いざその皮が剥けると、本体は物凄く敏感で…」
梨穂子「あ、なるほど~」
純一「きちんと剥けるから、綺麗にできるし、セックスだって普通に出来る…はず…なんだけど…」ショボン
梨穂子「ど、どうしたの、落ち込んじゃって」
純一「さっき、梨穂子が握ってくれただろ?あの程度の刺激ですぐに…その…出ちゃうんだ…」
純一「梨穂子には訓練すればって言ったけど、いつも皮を剥いた状態だと、パンツにこすれて大変なんだ。だから、皮を被ったままで…」
梨穂子「そうなんだ~」
純一「早漏って言うんだって。男の方がすぐに出しちゃうのって。これって女性は物凄く不満なんだってさ…」
梨穂子「どして?」
純一「だって、自分が気持ちよくなる前に男の方がさっさと終わっちゃうから…」
純一「そういう男は、女性に愛想をつかされたり…えっ?」
梨穂子「えへへ、また、おちんちんと握手しちゃった//」ヤワヤワ
純一「梨穂子…」
梨穂子「純一は私の一番大事な人。おちんちんが好きなわけじゃなくて、純一が好きなの」ヤワヤワ
梨穂子「だから、愛想を尽かすなんて事はないよ?もちろん浮気なんかしたら許さないけど~(あ、堅くなってきた//)」キュッ
純一「あぅっ//浮気…なんて…しないよ…」
梨穂子「うふふ、可愛い」ヤワヤワ
純一「り、梨穂子…」
梨穂子「今は…まだダメだけど、お互い責任取れるようになったら、一緒にがんばろう?」
純一「うん。ありがとう、梨穂子」
74: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/03(日) 22:03:59.37 ID:J5sZ5vIzo
梨穂子「腕だして?」
純一「ん?」
梨穂子「解いてあげる」シュルリ
純一「い、いいの?襲っちゃうかも知れないぞ?」
梨穂子「二人の間に隠し事もないし、信じてるよ。第一、寝てる間に火事とか起きたら大変だよ」
純一「そっか…そうだな」
梨穂子「それじゃ、寝ましょ(恥ずかしいから、パンツ替えるのは明日にしようっと)」
純一「うん。お休み、梨穂子」
梨穂子「ねぇ、純一~?」
純一「ん?」
梨穂子「お休みの前に~//お願い?//」
純一「??」
梨穂子「もぉ//じゃ、私から~」チュ「おやすみ」
純一「あ、そうか。ゴメン気がつかなくて…お休み、愛してるよ」チュ
梨穂子「//」(あ、愛してる…だって!!)ジュンッ
梨穂子「じゃ、じゃぁまた背中に抱きつくね?」ギュ
純一「うん。そうしてくれると暖かいし(なにより気持ちいいからな)」
梨穂子「じゃ、本当におやすみ~」ファ
純一「うん、おやすみ…」
78: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/04(月) 21:42:29.53 ID:1HkFBw9do
チュンチュン
純一(朝…か…)
純一(あれっ?布団が無いぞ?)
純一(ありゃ、足元に…梨穂子に蹴飛ばされたのかな…)
純一(暖房効いてるから良かったけど、下手すると二人で凍死だよ…まだ何もしてないのに…)
純一(とりあえず、布団だけでも掛けてやるか…)
純一「梨穂子、梨穂子っ」
梨穂子「えへへぇ~純一~」ニコニコ
純一「起きてよ。梨穂子」
梨穂子「まだ大丈夫だよぉ~。食べすぎじゃないって~」ムニャ
純一(ダメだ、寝てるよ)
純一「起きないと、悪戯しちゃうぞ?」
梨穂子「もぉ、そんなにおっぱいが好きなの?」ムニャムニャ
純一「そりゃ、好きだよ…じゃなくて!」
梨穂子「」ゴロリ
純一(うわ、仰向けになった勢いで、浴衣がめくれちゃったよ//おっぱいが丸出しだ)
純一(こ、これじゃ風邪引いちゃうな。仕方が無い。暖めなくちゃ)ハムッ
梨穂子「あんっ」
純一(まずい!せっかく信頼してくれたのに、こんなことしたら嫌われちゃうよ。我慢しよう…)
純一(でも、見るくらいなら…いいよね?)
純一(おっぱいって真っ白なんだ。梨穂子からかな?昨日は暗くて見えなかったけど、明るいと陥没してる所も良く分かるな)
純一(なんか、切れ込みっていうか、小さい唇みたいだ…この中に可愛い宝石が埋まってるんだ…)
純一(これ以上見てたら我慢できなくなるから、浴衣を調えよう)
純一(!?パ、パンツが!!丸見えだ)
純一(薄いグレーの、シンプルなパンツだ!梨穂子に似合ってるなぁ…おや?下の方が…なんか濡れてるみたいな…)
純一(お漏らしじゃなくて…これは!いわゆる!『うふっ!濡れちゃった!』ってやつか!?)マジマジ
純一(梨穂子、すまん)クンクン
純一(ふぁぁ、なんか甘美な香りが…ちょ、ちょっと触ってもいいかな?)フニュ
純一(柔らかい!)スリスリ
梨穂子「う、うぅん…」
純一(これ以上は、本当にダメだ!と、とりあえずトイレで!)バタバタ
梨穂子「ふゎ?もう…朝?あれ?純一がいない…」
純一「」ザバー
梨穂子(あ、トイレか~寒いから、もうちょっと寝よう~)
純一(とりあえず、スッキリした!)
79: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/04(月) 21:42:56.44 ID:1HkFBw9do
純一「お~い、梨穂子~」チュ
梨穂子「ふ、ふぇ?」
純一「ふっふ~ん、お目覚めのキスだよ//」
梨穂子「わ、わ、わ//」
純一「おはよう、梨穂子//」
梨穂子「お、おはよう~//」
純一「昨夜は、お楽しみでしたね♪」
梨穂子「えぇ~//お楽しみだったのは純一じゃんか~//」
純一「うん、僕も楽しかったよ」チュ
梨穂子「あむ…もう、すぐにキスで誤魔化すんだから//」
純一「さ、朝ごはんはバイキングだよ。着替えて行こう!」
梨穂子「あ、は~い」
純一「」
梨穂子「あれ?」
純一「?なに?」
梨穂子「なんで、ここにいるの?」
純一「え?一緒に食事行こうよ?」
梨穂子「だって、私着替えるんだよ?」
純一「?それで?」
梨穂子「着替えるの!ちょっと廊下に出てるか、後ろ向いてて//」
純一「裸を見せ合った仲なのに、なんで恥ずかしいんだ?」
梨穂子「着替えるのは祖違った恥ずかしさがあるの~//」
純一「そういうもの?」
梨穂子「そうなの!」
梨穂子(うぅ、パンツ替えなくちゃだし…明るいから見られたら恥ずかしいんだよ…)
純一「それじゃ、部屋の前で待ってるよ。ごめんな、気が利かなくて」
梨穂子「ううん、私がまだ慣れてないだけで…ごめんね?」
純一「うん、じゃ待ってるから」
梨穂子「は~い」
80: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/04(月) 21:43:23.31 ID:1HkFBw9do
梨穂子(パンツ替えなくちゃ)ヌギヌギ
梨穂子(うぅ~//すっごい濡れてる~//早く、新しいのに履き替えようっと)
梨穂子(そして、今日の為におろしたお気に入りのワンピース!純一は気に入ってくれるかな?)
梨穂子(彼の好きな色のはずなんだけど…)
梨穂子(えぇ~い、勝負だ!)
純一(梨穂子は、何をしても、本当に可愛いなぁ//)
純一(いつか、二人で…)
梨穂子「お待たせ~」
純一「お、着替え終わったのか」
梨穂子「うん~。どう…かな?この服?」
純一「可愛いワンピースだな。色もいいね!よく似合ってるよ」
梨穂子「えへへ//ありがと」チュ
純一「それじゃ、朝食に行こう~」
梨穂子「お~!」(やっぱり、純一は優しいな//)
81: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/04(月) 21:43:50.48 ID:1HkFBw9do
~ビュッフェ~
梨穂子「いろいろ有って、迷うなぁ~」ジュルリ
純一「バイキング形式って、梨穂子の為にあるような感じだな」
梨穂子「ひっど~い、何それ~?」
純一「あはは、冗談だよ。でも、取りすぎて残したらダメだぞ」
梨穂子「残すわけ無いじゃんか~」
純一「それもそうか、じゃ、これもって先にテーブルに行ってるよ」
梨穂子「は~い」
82: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/04(月) 21:44:16.54 ID:1HkFBw9do
梨穂子「あ、寧々ちゃん!おはよ~」
寧々「梨穂ちゃん。おはよう。昨日はお楽しみだった?」ウフフ
梨穂子「えぇぇ??何で、知ってるの~?」ドキドキ
寧々「えっ?本当にしちゃったの?」
梨穂子「してません~//」マッカ
寧々「そっかそっか」ニコニコ
梨穂子「そういう寧々ちゃんこそ、お楽しみだったの?//」
寧々「そこは、ご想像にお任せします」
梨穂子「あ~ずる~い」
寧々「ごめんごめん、梨穂ちゃんが想像してるようなことは、無かったよ。お互い抱き合って、たくさんお話して、おしまい」
梨穂子「ふ~ん」
寧々「夢だった、腕枕してもらっちゃった//」
梨穂子「あ、いいなぁ~」
寧々「梨穂ちゃんは?」
梨穂子「私は~やっぱり同じかな。今まで出来なかったお話したり…キスしたり//…抱き合っておやすみって感じ//」
寧々「うんうん」
梨穂子「腕枕は気がつかなかったよ~。今度やってもらおう~」
寧々「がんばってね。それじゃ、彼待たせてるから」フリフリ
梨穂子「またね~」フリフリ
83: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/04(月) 21:44:56.28 ID:1HkFBw9do
純一「さっき話してたお姉さんは?」
梨穂子「あ、昨日お風呂でお友達になった、姉ヶ崎さんだよ~」
純一「綺麗な人だね」
梨穂子「むむむ?」
純一「もちろん、梨穂子のほうが何倍も素敵だよ」
梨穂子「よろしい//それじゃ、頂きましょ」
純一「いただきま~す」
梨穂子「おいしかったね~」
純一「うん、満足だよ。最後のデザートもよかった」
梨穂子「お弁当にして、もって帰りたかったよ~」
純一「それは、ダメだろ」
梨穂子「む~残念」
84: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/04(月) 21:45:40.04 ID:1HkFBw9do
純一「あはは、それじゃ部屋に戻るか」
梨穂子「あ、ちょっとうちに電話してくるね~」
純一「そうだな、僕も元気だって…その、お義母さんによろしくいっておいて?」
梨穂子「え?『おかあさん』ってわたしの?」
純一「ま、いずれは僕の『お義母さん』になるわけだし//」
梨穂子「も、もう//気が早すぎ~//」
寧々(あ、梨穂ちゃんだ。電話かな?)
梨穂子「もしもし?あ、おかあさん?」
桜井母「梨穂子おはよう。どうだった?」
梨穂子「どぉって、普通にいい旅行だよ~天気はいいし、見たかった観光地も見られたし、温泉も素敵。食事も美味しいよ~」
桜井母「ふ~ん。それだけ?」
梨穂子「それだけって?あ、変なことはしてないよ~」アセアセ
桜井母「え?変なことって何?お母さん分からないから不安だなぁ~」
梨穂子「もぉおかあさんったら、御土産かって行かないよ?」
桜井母「あはは、梨穂子も純一ちゃんも信じてるから。私だって、まだおばあちゃんにはなりたくないしね」
梨穂子「大丈夫ですぅ~」
桜井母「うん、元気そうで何より。純一ちゃんは優しくしてくれるかい?」
梨穂子「優しいよ~昔からずっと、ね」
桜井母「あら?お惚気、ご馳走様」
梨穂子「えへへ~」
桜井母「それじゃ、橘さんにも連絡しておくからね。電話代ももったいないし」
梨穂子「うん、ありがとう~夕食には帰るからね~」
桜井母「はいはい、気をつけてね」
梨穂子(おかあさんったら、気が早いよ~)
梨穂子(でも、私もいつかは…なんちゃって~)エヘヘ
梨穂子「可愛いベイビ~♪ハイハイ♪~」
寧々(いいことあったんだな~)ニコニコ
85: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/04(月) 21:46:37.88 ID:1HkFBw9do
~部屋~
純一「おかえり~」
梨穂子「ただいま~」
純一「布団は畳んでおいたよ」
梨穂子「ありがと~」
純一「いいホテルだったね」
梨穂子「うん~」
純一「また、来たいな」
梨穂子「今度は、本当に『新婚旅行』で?」
純一「そうだな」チュ
梨穂子「私も」チュ
梨穂子「ところで、今日はどうするんだっけ?」
純一「父さんからお小遣いもらってるから、高速船に乗って『初島』ってところに行こうと思うんだ」
梨穂子「やった~!」
純一「?初島に行きたかったの?」
梨穂子「そうそう、寧々ちゃんに聞いてたんだけど、伝説のビーチってところがあるらしいんだよ~」
純一「伝説?」
梨穂子「誰も見たことが無いんだってさ。でね、そこを訪れた恋人は、永遠に幸せになれるんだって~」ウットリ
純一「そ、そうか(乙女チックな梨穂子も可愛いなぁ//)」
梨穂子「それじゃ、いきましょ~」
純一「お~」
86: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/04(月) 21:47:04.32 ID:1HkFBw9do
梨穂子「やってきました、船着場で~す」
純一「猫が多いな。あ、向こうの防波堤で釣りやってるぞ」
梨穂子「何がつれるのかなぁ~?そのおこぼれ狙って、猫がいるのかもね~」ニャーン
純一「梨穂子まで釣れそうだな」アハハ
梨穂子「あ~、ひっど~い」
純一「ほらほら、乗るぞ~」
梨穂子「あ、待ってよ、純一~」
梨穂子「中は結構狭いね~」
純一「豪華客船じゃないからな」
梨穂子「座敷みたいな所に、みんなで集まるのかと思ってたよ~」
純一「観光船だからね。さすがにそれは無いよ。キャビンに出られるみたいだから、出てみようか?」
梨穂子「おっけ~」
純一(楽しそうだな)
87: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/04(月) 21:47:45.59 ID:1HkFBw9do
寧々(あれ?梨穂ちゃんだ。一緒の船だったんだ)
寧々(でも、彼と一緒みたいだから、お邪魔だよね。ちょ~っと様子を見てみようかな)ウフフ
梨穂子「うわ~はやいはやい~」
純一「港からずいぶん離れたな~」
梨穂子「島は見えてるんだね。凄い人なら泳いでいけるんじゃない?」
純一「あはは、卒業した塚原先輩とか、美也の友達の七咲ならいけるかもな」
梨穂子「はぁ…私じゃ一生かかっても無理だよぉ…」
純一「落ちたら大変だな。いや、落ちても大丈夫か?」
梨穂子「ふぇ?なんで?」
純一「おっきな浮き袋があるから、沈まないだろ」
梨穂子「あ//ひっど~い。浮いてる最中に、サメとかに食べられるかもしれないじゃんか~」プンプン
純一「そうだな。僕がサメなら真っ先に食べちゃうな~」ガォー
梨穂子「きゃ~、食べられるぅ~//」
純一「えぃ」カプ
梨穂子「いや~ん、耳食べないでぇ~」
寧々「」
寧々(バカップルがいる//)
寧々(注意した方がいいかしら?ここが湖のほとりだったら、真っ先に、じぇいさんに殺されちゃうって!)
寧々(で、でも幸せそうだし…)
寧々(とりあえず、話しかけないでおきましょ//)
寧々(私達も、気をつけなくちゃね…)
88: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/04(月) 21:48:59.11 ID:1HkFBw9do
純一「お~大地だ~」
梨穂子「まだ、揺れてる感じがするよぉ~」ヨロヨロ
純一「だ、大丈夫か、梨穂子?胸を擦ろうか?」
梨穂子「ありがと。でも擦って欲しいのはおっぱいじゃないからね?//」
純一「はっ!?ぼ、ぼ、僕がそんなことする分けないじゃないか」ドキドキ
梨穂子「あはは、冗談だよ~」
純一(見透かされてたのかと思った)ドキドキ
純一「じゃ、さっそく伝説のビーチでも探そうか?」
梨穂子「う~ん…」
純一「どうした?まだ気分が悪いのか?」オロオロ
梨穂子「お、お腹が…」
純一「梨穂子!?」
梨穂子「お腹が…すいちゃった…てへ//」
純一「周囲は4キロほどなんだって、ゆっくり散歩しても1日で回りきれそうだな」
梨穂子「私には、ちょっときついなぁ~」
純一「そしたらおぶってやるよ」
梨穂子「うぇ?そんな~悪いよ~」
純一「ま、疲れない程度に歩いてみよう」
梨穂子「さんせ~い」
89: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/04(月) 21:49:40.53 ID:1HkFBw9do
純一「なんか、伝説っぽい立て看板があるね」
梨穂子「『お初の松』だってさ、ふむふむ」
純一「どう?」
梨穂子「ぐすん、かわいそう~」
純一「どした、梨穂子?」
梨穂子「かわいそすぎるよ~横恋慕の男が酷いんだよ~」
純一「たらいで海を渡ってるのに、目印の火を消したのか。酷い奴だな」
梨穂子「でしょ~」
純一「まぁ、その男もお初が好きだったんだろうけど、やり方が間違ってるよな」
梨穂子「そうそう」
純一「好きなら好きって、告白しなくちゃ」
梨穂子「もしかしたら、お初もそれに負けて、くらっと来ちゃうかも知れないのにね~?」
純一「ちょ、ちょっと待ってよ。梨穂子も僕より先に誰かに告白されたら…」
梨穂子「えっ?」
純一「くらっと来ちゃったのか?」ドキドキ
梨穂子「な、何言ってるんだよ~もぉ~。そんなわけ無いじゃんか~」
純一「だって、こんなにも可愛いんだよ?前に梅原も言ってたけど、梨穂子のファンがいるって」
梨穂子「え~~?そうなの?初めて知ったよ~」
純一「なにも、ないよね?」
梨穂子「う~んとね…あ!あった」
純一「」
梨穂子「クラスの男子に、告白されたことあるよ」
純一「ちょ、ちょ、ちょっと…」
梨穂子「大丈夫だよ~円満にお断りしたんだから~」
純一「そうなのか」ホッ
梨穂子「去年の秋だから…純一と…その…恋人になる前にね、『付き合ってくれないか?』って」
純一「ど、どう言って断ったんだい?」
梨穂子「そりゃぁ『好きな人がいます』って」
純一「それで引き下がってくれたんだ…良かった」
梨穂子(『誰だそいつは?』って問い詰められたこととか、他にもラブレターもらっりした事は内緒にしとこ~っと)
梨穂子「まぁまぁ、今の私達の関係が変わるわけじゃないでしょ?」
純一「だよね」ホッ
梨穂子「そうだよ~」ニコニコ
90: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/04(月) 21:50:06.29 ID:1HkFBw9do
梨穂子「それより、純一だって回りに可愛い子がよく集まってたじゃんか~。私の方が心配だったんだからね!」
純一「あれは、勝手に集まってきただけで…」
梨穂子「でも、可愛いコが近くにいていい気分だったでしょ?」
純一「それは否定できないな」
梨穂子「ほ~ら」プンプン
梨穂子「私なんて、絢辻さんみたいに頭よくないし、棚町さんみたいに積極的じゃないし、森島先輩みたいに綺麗でもないよ…」
梨穂子「…どうして私だったの?」
純一「それを言うなよ。『梨穂子だったから』好きになったんだ」
梨穂子「//」
純一「頭の良さじゃない、積極性でもない、ましてや外見なんかじゃない。『梨穂子』が好きなんだ//」テレテレ
梨穂子「純一//」ウルル
純一「ありがとうな。僕を好きになってくれて」
梨穂子「純一~」ダキッ
純一「そもそも、おっぱいはさっきの3人に勝てるじゃないか!」
梨穂子「結局、それか~い!」バシン
91: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/04(月) 21:50:39.34 ID:1HkFBw9do
純一「あ、灯台がある」
梨穂子「ほんとだ~上れるかな?」
純一「え~と、『関係者以外は立ち入り禁止』って書いてあるよ」
梨穂子「そうなの?上に誰かいるよ~カップルっぽいけど…」
純一「でもほら、ここに書いてあるよ」」
梨穂子「そっか~。それじゃあの人たちは関係者なのかな~うらやまし~」
純一「あはは、あきらめよう。」
梨穂子「は~い」
92: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/04(月) 21:51:30.52 ID:1HkFBw9do
純一「結構歩いたね」
梨穂子「そうだね~ビーチっぽいのは見つからないなぁ…」
純一「船の中にあったパンフレットだと、初島は海で泳ぐような場所じゃないって書いてあったよ」
梨穂子「そうなんだ…やっぱり、伝説は伝説かぁ…」
純一「?」
梨穂子「?」
純一「何か聞こえるな?」
梨穂子「こっちの茂みから!?」
純一「」ガサガサ
梨穂子「」ゴソゴシ
梨穂子「これが、伝説のビーチ?かなぁ」
純一「そうかも。小さいけど砂浜があって、雰囲気も最高だよ!」
梨穂子「うれし~!見つかった~!」
純一「良かったな。梨穂子」
梨穂子「それじゃ、純一!」
純一「?」
梨穂子「はい、手っ!」ギュ
純一「お、おう?」
梨穂子「私は、あなたを一生愛します//」ドキドキ
純一「(そ、そっか)ぼ、僕も、梨穂子を一生愛します!//」チュウ
梨穂子「んっ//」チュウ
梨穂子「…波の音が…優しいね…」
純一「そうだな…」
梨穂子「そろそろ…戻ろっか?」
純一「そうだね」
93: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/04(月) 21:52:29.98 ID:1HkFBw9do
~初島・船着場~
梨穂子「名残惜しいね~」
純一「いいところだったな」
梨穂子「今度来るときは、夏がいいな~」
純一「そうだね(水着ギャルも見られるし)」ニヘラ
梨穂子「あ~エッチなこと考えてる顔だ~」ジトー
純一「し、失敬な!」ドキッ
梨穂子「あはは、それじゃ、乗りましょ?」
純一「うん」アセアセ
94: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/04(月) 21:52:56.26 ID:1HkFBw9do
~熱海・船着場~
梨穂子「な~んか、あっという間だったね~?」
純一「帰りは、ちょっと酔った」グテー
梨穂子「大丈夫~?」
純一「ちょっと、トイレに行ってくるよ…」
梨穂子「は~い、待ってるからね~」
寧々「梨・穂・ちゃん」ワッ
梨穂子「ひゃ!?あ、寧々ちゃん~脅かさないでよ~」
寧々「ごめんごめん。初島はどうだった?」
梨穂子「よかったよ~寧々ちゃんに教えてもらった『伝説のビーチ』、みつかったよ~」
寧々「本当!?おめでとう~!」
梨穂子「ありがと。寧々ちゃんは…どうだった?」
寧々「…私は…」
梨穂子「…あ、ごめんね(見つからなかったのかな)…」シュン
寧々「う・そ!バッチリ見つけました!」
梨穂子「よかった~!もぉ、冗談言うなんてひどいよ~」
寧々「うふふ、ごめんね」
寧々「そうだ、梨穂ちゃんに言うことがあったんだ!」
梨穂子「ふぇ?何?」
寧々「大事なことだから、落ち着いて聞いてね?」
梨穂子「う、うん」ゴクリ
寧々「湖でキャンプしないでね。じぇいさんに殺されちゃうから!」マジ
梨穂子「」
寧々「バカップルが大好物なの。梨穂ちゃんカップルは真っ先に狙われちゃう!」
梨穂子「」
寧々「分かった?」ドヤッ
梨穂子「…わかんないけど、分かった…かも?」
95: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/04(月) 21:53:45.92 ID:1HkFBw9do
寧々「そうだ!メアド交換しようよ?」
梨穂子「めあど?ってなに?」
寧々「?メールアドレスよ。携帯電話、持ってるでしょ?」
梨穂子「もってないよ~だって、ただの高校生だし~」
寧々「??そうなんだ。それじゃ電話番号教えてくれる?」
梨穂子「は~い。ちょっと待ってね~」カキカキ「はい、どうぞ~。寧々ちゃんも、アドレス帳に書いてくれるとうれしいな」
寧々「うん…これでよしっと。絶対、電話頂戴ね?」
梨穂子「もちろん。もしも輝日東に来ることがあったら、連絡頂戴。いろいろ案内するよ~」
寧々「うれしい!梨穂ちゃんも十羽野に遊びにきてね」
梨穂子「うん。大学受かったら計画してみるよ~」
寧々「それじゃ、ダーリン待たせてるから、これで~」フリフリ
梨穂子「は~い。まったね~」フリフリ
96: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/04(月) 21:54:12.61 ID:1HkFBw9do
寧々「おまたせ」
ダーリン「友達?」
寧々「うん。ホテルで話してたコ。凄いでしょ?」
ダーリン「え?何が?」
寧々「それは…」
ダーリン「?」
寧々「もぉ、何でもありません!」
ダーリン「機嫌直してよ~」オロオロ
寧々「それじゃ…」ダキッ
ダーリン「んっ…」チュ、チュ、チュ
梨穂子(わ、わ、わ、寧々ちゃん、大胆~//)
梨穂子(こんなに人がいるところで、キ、キスするなんて//)
梨穂子(あれ?私達も一緒かな?//)
99: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/05(火) 19:54:08.38 ID:AglsItnBo
純一「待たせて、ゴメン…」ゲッソリ
梨穂子「だ、大丈夫~?」
純一「大丈夫…だ。スッキリしたよ」
梨穂子「無理しないでね」
純一「ごめん、心配かけちゃって」
梨穂子「あとは、お土産かって帰るだけだし、時間は大丈夫だよね?ゆっくりしよう?」
純一「うん」
100: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/05(火) 19:54:35.60 ID:AglsItnBo
純一「熱海名物といえば…」
梨穂子「干物・かまぼこかなぁ?お饅頭とかの和菓子も美味しいのあるはずだけど…」
純一「梨穂子のオススメは?」
梨穂子「私も初めてなんだから~」
純一「でも、嗅覚とかで」
梨穂子「犬じゃないって~」プンプン「ん?なにか美味しそうな匂いが~」クンクン
純一(言ってる側から)
梨穂子「これ、美味しそうだよ~」ニコニコ「蒸ケーキかな?試食できるみたい。いっただきま~す」モグモグ
梨穂子「おいひ~い」
純一「おぉ、確かに美味いな」ウマウマ
梨穂子「こっちの沢庵もおいしいよ。甘いものの後には絶妙~」パリパリ
純一「さすが梨穂子だな。今日から『グルメ梨穂子』の称号を与えよう!」
梨穂子「あはは、なにそれ~」
101: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/05(火) 19:55:02.54 ID:AglsItnBo
純一「こっちが親の分で、こっちが美也、梅原の分と、薫の分と…」
梨穂子「香苗ちゃんの分と茶道部の後輩達の分と…純一?クラスの分はどうする~?」
純一「クラスの分なんか買ったら、お小遣いが足りないよ」
梨穂子「でも、おせんべい一枚位は…」
純一「それに、『熱海行ったの~?いいなぁ~』『誰といったのかな?』『そういえばA組の橘君も熱海土産配ってたよ~?』『きゃ~婚前旅行?』『すっご~い、大胆~』なんてことに成りかねないじゃないか」
梨穂子「あ、そうか~//」
純一「まぁ、僕達のことはみんなが知ってることだから、『あぁ、やっぱり』って言われるかもな//」
梨穂子「それはそれで、恥ずかしいよ~//」
純一「ということで、近い友達だけにしとこう」
梨穂子「は~い」
102: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/05(火) 19:55:28.74 ID:AglsItnBo
~電車内~
純一「さらば、熱海よ…」
梨穂子「…また来ようね」
純一「そうだな」
梨穂子「やっぱり、疲れちゃったな~」
純一「僕も」
梨穂子「どうせ終点での乗り換えだし、寝てても大丈夫だよね~?」
純一「いざとなったら起こしてやるよ」
梨穂子「純一も寝ようよ~」
純一「はいはい」
梨穂子「手…繋いでも、いいよね?」
純一「もちろん」ギュ
梨穂子「おやすみ、純一」チュ
103: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/05(火) 19:56:05.15 ID:AglsItnBo
~輝日東駅~
純一「ついた~」
梨穂子「到着~」
純一・梨穂子「お疲れ様でした~」
梨穂子「帰ってきたね~」
純一「そうだな」
梨穂子「一泊二日なのに、物凄く長かった気もするし、短かった気もするよ~」
純一「みんなには、いい休暇をもらったよね」
梨穂子「そうだね~」
純一「後は受験にむけてがんばろう」
梨穂子「お~!」
純一「そして、一緒に…」
梨穂子「い、一緒に…」
104: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/05(火) 19:56:30.99 ID:AglsItnBo
美也「一緒にどうすんの?」
純一「うわぁ!み、美也じゃないか!なんでこんな所に!」ドキドキ
美也「何言ってんの。到着時間に合わせて、みゃー達が迎えに行くっていってたでしょ?」
純一「そ、そうだったな」
梨穂子「美也ちゃん、ただいま~」
美也「梨穂ちゃん、おかえり~。にぃにが迷惑かけなかった?」
純一「こら、美也。何てことを…」
梨穂子「あはは、大丈夫だよ~私が助けられてばっかりだったよ?」
美也「そうなの?あやしいなぁ…」
純一「み、みやー?お土産買って来たぞ?」
美也「お土産!?やった~」
梨穂子「うちに帰って、食べようね~」
美也「おっみやげ~おっみやげ~♪」
105: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/05(火) 19:56:57.57 ID:AglsItnBo
純一「ふぅ、あらためて、帰ってきた~って感じがするよ」
梨穂子「あはは」
純一「それじゃ、一緒に大学に受かって!」
梨穂子「うん、二人で一緒に住めるように!」
純一・梨穂子「がんばろ~!」
end
106: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2012/06/05(火) 19:58:29.76 ID:AglsItnBo
これにて終わりです。
読んでくれた皆様、ありがとうございました。
SS速報VIP:橘純一「梨穂子と熱海旅行」