SS速報VIP:上条「あー、暇だなー」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1351151642/1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 16:54:02.99 ID:sQQolOOIO
上条「あーくそ、暇だなー」
上条「暇すぎて路地裏きちゃったよ」
上条「アンチスキルでもボコして……ん?誰か血まみれで倒れてる」
上条「おーい大丈夫ですかみじょう!なんちって」
御坂妹「うう……あなたは……?」
上条「俺?俺は上条当麻!底辺高校に通うしがない高校生さ……」
御坂妹「……どうやら関係者ではないようですね……すみやかにここから立ち去ってください……」
上条「……ところでどうです、御坂に酷似したお嬢さん? これから俺の部屋ににきて一夜のアバンチュールを「なンだァこいつは?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1351151642
2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 16:55:09.11 ID:sQQolOOIO
一方通行「おィおィ一般人とか勘弁してくれよ?人払いはちゃンとしてンだろうなァ?」ジャリ…
上条「……あ?誰だテメェ……人が口説いてるときに邪魔しやがって……」
一方通行「ァあ?口説くゥ? クハハッ、こりゃ面白えや。お前、そこの廉価特売の大量生産品のボロゾーキンを口説いてんのかよ?」
上条「ボロゾーキンだと……? この娘をこんな風にしたのはてめえってことか?」
一方通行「……なァーンで怒ってるンですかァ? 正義感ってやつですかァ?」
上条「そんなんじゃねえよ……ただてめえがクソ野郎だってことは十分わかったぜ……」グッ
一方通行「めンどくせェなァ、おい。どうするんだっけかァ?こういうときはよォ……」
御坂「彼は実験には無関係な人間です……場所を変えましょう」
一方通行「あァ?なに言ってンですかァ?俺が言ってんのはそうじゃなくて……」ヒュッ
上条「!!?」
御坂妹「……ッ!!?」
一方通行「『見られたからには仕方ない……死んでもらおう』だろォがァ!!!?」ゴスッ
御坂妹「グアッ……」ズシャアアアアア
上条「!! 君……!!?」
一方通行「くかきこくけかきけこ!!!!!オモチャが増えて嬉しいぜェェェェェェェ!!!!!」
上条「この……来やがれ!!」
一方通行「いいねェいいねェ!! 的は動くだけじゃ楽しめねェってなァ!!」ダッ
上条「……!!」
御坂妹「避けてください……彼に接触しては……!!」
ゴシャッ
が……
があ……
がああ……
がああ……ァ……
一方通行「がァァァァァァァァァァ!!!!!?」ズシャアアアアア
御坂妹「……!!!?な……なんで……!!?」
上条「この赤目なよなよ細腕DV野郎……よくもやってくれやがったな……」
一方通行「てめェェェェェェェェェ!!!?なんで死なねェぇぇぇぇ!!!?」ダッ
御坂妹「でも……ダメ……逃げて……くださ……」ガクッ
上条「……おい」
一方通行「的は大人しく射抜かれてりゃ良いんだよォォォォ!!!」ゴゴゴゴゴゴ
上条「うるせえどけ!」ボゴッ
一方通行「ぶへェェェェェ!!!!!???」ズザアアアアアア
上条「大丈夫!?あ……気絶してるだけだ。よかった……」
一方通行「てめェ……この……」ブルブルブルブル
上条「よし、今のうちにアパートに連れ込んで……フヘヘヘヘヘ」
一方通行「学園都市最強を軽くスルーしてンじゃねェぞこのクソ……野郎がアァァァァァァ「さっきから耳が痛いんだよ!!」ドゴッ
一方通行「ガッ……!!!!」
上条「この!くそ!!男なんて!!!大嫌いだ!!!」ゴッゴッゴッゴッゴッ……
一方通行「」
上条「よし!邪魔な紐DV野郎は消えた!インデックスを小萌先生に預けて今日こそ童貞卒業だ!」
アハハハハハハハ……
一方通行「」
学生寮
上条「フンッフンッフンッ」パンパンパン
御坂妹「……」
上条「フンッ……イクッ」ドピュッ
御坂妹「……」
上条「ハァハァ……やった……童貞卒業と同時に生中出ししちまった……最高だぜ!」
御坂妹「……(なんなんでしょう、この人)
上条「ふぅ……もう一発いっとくか!!フンッフンッ」パンパン
御坂妹「……」
上条「うあああ!!イクッ!!」トピュ
ニュース『……今日未明、学園都市第一位の能力者である一方通行(アクセラレータ)さん(年齢不詳)が路地裏でボロ雑巾になっているのが下校中の生徒によって発見されました……なお、これらは単なる実験の結果であるとして刑事事件には発展しないと……』
木原「あああああああクセラレエタあああああ!!!」
研究者「木原様、落ち着いて……」
木原「ああああああ!!!?あああうるせえこらああああ落ち着いてられっかああああ!!!」ダダダダン
研究者「」
木原「[ピーーー]……!![ピーーー][ピーーー][ピーーー]!!」
木原「監視カメラに映っていた一方通行を殺したにっくき輩を……10002号とウニ頭を[ピーーー]!!!!!確実に!!」
研究者1「今の木原様には近づかないほうがいいぜ」
研究者2「」見つかったら殺されるぐらいの覚悟でいなきゃな」
木原「なにこそこそ喋ってんだああああ!!?」ダダダダダン
研究者1「」
研究者2「」
木原「ああああああ!!!!」
木原「まずはデータ照合からだ」
木原「ウニ頭の顔と登録者名簿を……上条当麻っていうんだ」
木原「なにこいつ、前の監視衛星が破壊された座標の真下にすんでるじゃん」
木原「どれどれ……うわ、アレイスターのやつこいつの情報統制してやがるな……魔術側が一枚噛んでんな、こりゃ」
木原「登録名簿にない同居人……奇妙な火災……怪しすぎるな」
木原「まあそんなことはどうでもいい……身元が割れたからにはとっとと[ピーーー]!」
木原「くかきけこかかきくけききこくけきこきかかかーーーー!!!」
木原「……とその前に」
木原「こいつ……一方通行を素手で殴ってるような……」
『この!『ちょっ』くそ!『やめ……」男なんて!『ごめンなさ……』大嫌いだ!『や……』絶滅しろ!『ひ……』女だけで世界は十分だ!『死にたくな……』ゴミ!『……』くそ!『……』オラ!』
木原「……やっぱそうだ。動画見る限り絶対素手で殴ってる。それも右手だけでかなり執拗に」
木原「まさか伝説の木原神拳の使い手……?いや、あれは封印したはず」
木原「となると……単なる無効化能力ってことか」
木原「そうなるとこいつのポテンシャル次第では学園都市最強って可能性も出て来ることになるな……」
木原「なるほど……」
木原「応用力が圧倒的に足りないが、レベル5を倒しうる力ではあるのも確かだ」
木原「……試してみるか」
学生寮
上条「ずいばぜん、本当にずいばぜん」ボロ……
インデックス「すいませんじゃないんだよ!!!!知らない女を連れ込んで一発ヤってただなんて……このゴミ!鬼畜!」
上条「同意のうえでじで……」
インデックス「同意があったらとーまは同棲人がいる家にも女を連れ込むの!!?私は連れ込み宿の女将じゃないんだよ!!」
上条「どこでそんな知識を……」
インデックス「10万三千冊を舐めないで欲しいんだよ!このゴミクズ!!」
上条「……!」ゾクリ
インデックス「人でなし!!最低!![ピーーー]!!クズ男!!」
上条「うぁっ……(これは……いい!!)」ゾクゾク
御坂妹「……?」
インデックス「あなたも黙ってないでなんとか言ったらどうなの!!?こんなことして恥ずかしくないの!!?こんな最低男にホイホイついて来て!」
上条「もっと……もっと……」
御坂妹「……私はこの人にここへと連れこまれて性交をかなり強引に申し込まれただけです、と御坂はどうでもよさげにそこの男を弁護します」
インデックス「……まさかとーま、それってれいーぷしたってことなのかな?」
上条「はい!!」
インデックス「……!!……え……」
上条「ぼくはそこの御坂に激似の女の子を勝手に連れ込んでれいーぷした挙句八回も中出しした最低な男です!どうぞ罵ってください!」
インデックス「……」
上条「僕は最低です!ゴミです!キモ男です!元童貞です!あとついでに記憶も無くしました!インデックスさんで一晩に五回抜いてます!さあどうぞ罵ってください!」
インデックス「……っ」
インデックス「……これまでありがとう……さようなら」ダッ
上条「あっ!!インデックス様待ってください!!ぼくを罵って!お願い!!」
御坂妹「あなたは最低ですね、と御坂はなにもいうべき言葉が浮かばない中適当に声をかけてみます」
上条「あ、君はちょっとここで待ってて!!俺はあのお方を追いかけてくるから!!あと怪我の手当てなら救急箱が台所の棚の上にあるからそれ使って!!待ってくれインデックス様!!罵って!!蹴って踏んで殴って抓って足をなめさせて!爪の垢を舌で掃除させてえええええええ!!!!」
御坂妹「……理解が追いつきません、と御坂はポツリと呟きます」
インデックス「……」トボトボ
インデックス「……神よ……なぜ私を見捨てたのですか……」
インデックス「……とーま……なんで……」
木原「見捨てる神もいねえんじゃねえか!!?」
インデックス「……!!? 誰!?」
木原「ヒィヤハハハハハハ!!!!」ダダダダダン
インデックス「……!!!!うぐぁああ……!!!」
木原「腕と足を撃っただけだ……テメェは貴重な囮だからな」
インデックス「う……ぐふぅ……ああ……」
木原「……思ってたよりも痛がらねえな?まあいろいろあったんだろうが、今日は俺に付き合ってもらうぜ」
木原「ヒャハハハハハハ!!」ダッ
インデックス「う……とーま……ぐっ……」
上条「どこに行ったのですかー!!」ダダダダ
上条「おーい!!インデックス様……ん?」
御坂「……私のせいで……殺した……あいつを……止め……」ブツブツブツ
上条「あ!!御坂!!」オーイ
御坂「……!?あ、あんた!?なんでこんなとこにいんのよ!?」
上条「なんでって……普通に公道だぞ、ここ。それより髪の長いシスターみたいな女の子を見かけなかったか?」
御坂「……あんたまた女の子をたぶらかしてんじゃないでしょうね」
上条「そんなわけないだろ!?上条さんは女の子をたぶらかしたことなんて一度も……あ」
御坂「えっ」
上条「……いや……御坂にすんげーよく似た女の子が路地裏で倒れててさー」
御坂「……!!?それって……」
上条「なんかへんな変態DV赤目野郎が横でブツブツ言ってたから、ぶっ殺してやった」
御坂「!!!?はあ!!?ぶっ殺した!!?」
上条「ど、どうかしたか?」
御坂「い、いや……別に」
上条「ふーんそうか。なにか不都合があったら悪かったな」
御坂「え、ええ……それでどうやって……」
上条「あ、いや、右手でガンガン200……いや150発くらい殴ったら、死んだ」
御坂「……!!う、嘘でしょ……」
上条「?やっぱりなにか不都合でもあったか?」
御坂「いや……ないっちゃないけど……」
上条「ハハハ、今日のビリビリは変わってるな」
御坂「変なのはあんたよ!人を殺しといてなんの……いやでもあいつも人殺しだし……でも……しかし……」ブツブツ
上条「……? さっきからどうしたんだ? お前」
御坂「そ、それでその女の子はどうなったの?」
上条「とりあえず俺のアパート連れてった。今もいるぞ」
御坂「……!そっか、そう……よかった」
上条「なんだ、会いたいのか?」
御坂「え!?……ええまあ……あ、でも……」
上条「どっちなんだよ、会うんならそこの学生寮だけど」
御坂「え!?近っ……じ、じゃあとりあえず会ってくる……」
上条「おう。それじゃ俺はインデックス様を探さなきゃいけないからこの辺で」ダッ
御坂「行っちゃった……いろいろと意味不明だわ、あいつ」
御坂「そうだ……」
御坂「……会ってこなくちゃ……」
御坂「……うん」ダッ
上条「おーい!!インデックス様ーー!!」
上条「いねえなあ……」
天井「(どこだどこだどこだ)」キョロキョロ
上条「どこだーー!!?」
天井「ひいいっ!!?」ビククッ
上条「あの挙動不審者に聞いてみっか……すいませーん」
天井「!!!? はひ!!?」
上条「あの!ここら辺でこんぐらいの背のちっこい女の子を見かけませんでしたか?」
天井「え!!?い、いや……見かけなかったけど……」
上条「おっかしいな……いくら学園都市でもあれだけ小さい子はこの地域では珍しいはずなんだけどな……」
天井「そ、そうかい(こいつ……先程脱走したばかりの20001号のことを言っているのか!?いやまさか……)」
上条「あーあ……やっぱ御坂にも手伝ってもらえばよかったな……くそっ」
天井「!!?(御坂!!?御坂だと……まさか第三位と共謀して計画を潰そうとしている輩か!?)
上条「あ、おじさん、ありがとうございました。それじゃこれで……」
上条「どこだー」タッタッタッタッ
天井「(となると最終信号のことを知っていてもおかしくはない……それどころか私のことも知っているかもしれん!!)」
天井「(一方通行が死んだ今、私の地位は大量のクローン生産による赤字もあって危ういところにある。少しでも不安の種は取り除いておくべき……!!)」
天井「あ、君!少し私とお茶でもどうかね。そこのメイド喫茶なんか……いねぇ」
上条「インデックス様ーー!!どこだー!!」
上条「あーくそ……どこにもいやしねえ……」
上条「……こう探しても見つからないとなると……誘拐って線も出てくるな」
上条「俺がぶっ殺したDV野郎の恨みとか……そうなったらインデックス様の命がいよいよやべえぞ」
上条「ふざけてる場合じゃないかもな……インデックス様ーーー!!返事してくれーー!」
とあるビル
木原「ケッ、あの馬鹿、お前のことを必死に探し回ってるぜ」
インデックス「……むぐ……」
木原「猿轡されてりゃしゃべりようもねえってか?」
インデックス「……」
木原「……つまんねーやつだな。女なら女らしく泣き喚けっつうの」ドカッ
インデックス「……!!むぐうううううう!!」
木原「わりいわりい、傷に当たっちまったか? ヒャハハハハハハ!!」
インデックス「むぐう……」
木原「さて……このビルに辿りつかれるまでの間、たっぷり監視カメラで観察させてもらうぜ……」
上条「インデッ……っくそ……見つからねえな……」
上条「どうにも誘拐って感じが……濃厚になってきましたよ……」
上条「あー!不用意に人を[ピーーー]んじゃなかった!面倒くせー!」
??「……面倒くせえなら今すぐ[ピーーー]!!」ボッ
上条「おわっ!!?炎!!?」サッ
能力者「うまく避けやがったな……次はねえぜ」
上条「パイロキネシス……? 相当な腕前だな」
能力者「褒めても火しか出ねえよ!!」ゴォッ!!
上条「くっ……!!」キュイーーン
能力者「!!?なんだてめ……」
上条「おらぁ!!!」ボコッ
木原「……!!」
木原「消しやがった……俺の予想通りってわけか」
木原「面白え……」
木原「面白えぜ……上条当麻!!!」
木原「俺は俄然お前に興味が湧いてきたぜ……」
能力者「ぐあっ!!!」ドシャッ
上条「何の用かわかんねーけどよ……そっちが[ピーーー]気ならこっちも容赦しねーぜ?」
能力者「ぐ……くそ……!!」プルプル
上条「覚悟しろよ……今日の上条さんはいつもと一味違うぜ?」コキコキ
木原「ほう……案外いいタマしてんじゃねえか」
インデックス「……んぐ……」
木原「そこでそいつを殺せたらこいつは本物だな」
木原「なあ、そう思わねえか?」グイッ
インデックス「むぐううう!!」ジタバタ
上条「うおおおおおお!!!」
上条「オラ!!オラ!!オラッ!!」パンパンパン
能力者「……ぐっ……くうぅ……」
上条「オラァ!!どうだ気持ちいいだろ!!?」
能力者「うう……きも…チイイ……」///
上条「どうした!!顔から火が出てるぞ能力者!!オラッオラッ!!」パンパンパンパンパン
能力者「うああ……気持ちいい……よぉおおお」プシッ
上条「オラッ!!オラッ!!……出るッ!!」ドッピュウウウ
能力者「あっ……イグウウウウ!!」プシャアアア
上条「うおおおおおおおおイマジンブレイク!!!」ドビュウウウウウウウウウウウ
能力者「あああああああああ!!!?」プッシャアアアアアア
能力者「ああ……あ……」ビクッビクッ
上条「ふう……女だから姦るだけで済ませてやったものの……もう無闇に人を襲ったりすんじゃねーぞ」
能力者「はい……」ビクビク
木原「……」
木原「……なにこれ……」
木原「……」
木原「……上条当麻……想像以上に……おぞましい……」
インデックス「うがあぁぁぁあああああ!!!」ジタバタ
天井「なんだ……これは……」
天井「なにが……起きている……?」
御坂「」
御坂妹「おぞましい光景です、と御坂は戦慄に打ち震えます」
御坂「……ゴルアアアアアアア!!!!」バチバチバチバチ
賢者上条「あれ?御坂?なんでここにいんの?」キュイーーン
御坂「あ……あんた公道のど真ん中でなにしてんだこのゴミアアアア!!!!」バリバリバリバリ
上条「だからなんだってんだよ」キュイーーン
天井「えっちょっギャアアアアア!!」バリバリ
能力者「ええちょっまっギャアアアアア!!」バリバリ
上条「あっ!!?御坂てめーなにすんだよ!!」キュイーーン
御坂「てめぇのせいだろうがゴラアァァァアアア!!!!!!」バチバチバチバチバチ
天井「ひ……ひ……」ジョロロロロ
能力者「……あ……あげ……」チョボボボボ
上条「貴様てめぇ!!よくも俺のオナペットを感電させやがって!許さん!!!」
御坂「お前はいっぺんしねえええええ!!!!!!!」バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ!!
シネエエエクソオオオオドゴーンドカーン
木原「なんなんだ……この惨状は……」
木原「あ!逃亡してた10003号見つけ
グシャッ
「ガルルルルルルル……」
上条「おおおおらあ!!」ブンッ
御坂「拳一つで……私に勝てると思ってんのかあああ!!?」ザアアアア
上条「また砂鉄かよ……頭悪いな!!!」キュイーーン
御坂「すぐに無効化された……!!?」
上条「こんな路地裏に大した量の砂鉄があるわきゃねーだろ!!」
御坂「なら……これはどうだあああああ!!!!」ゴゴゴゴゴ
上条「……!!ビルを持ち上げた……鉄筋か!?」
御坂「おらあっ!!!」ゴオッ
上条「やべえ!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
崩れる摩天楼
天井「走馬灯が見える……」
能力者「私……ウニに犯されてる……」
ドゴオオオオオオオオオ……
御坂「ハァ……ハァ……どうだ……流石に死んだだろ……」
御坂妹「なんて乱暴な戦法なんでしょうか、と御坂はお姉様とのレベルの差をそれとなく示します」
上条「ぐあ……死ぬかと思った……」
御坂「……!!? あれだけやったのにまだ生きてるなんて……」
上条「へへ……数々の修羅場をかいくぐってきた上条さんを舐めちゃいけませんのことよ?」
御坂「……ッ……そうよね……ゴキブリがこの程度で死ぬはずないもんね……」バチバチバチ
上条「というか!おい御坂!お前のせいで俺のオナペットが埋まっちまったぞ!もういい加減にしろよ!!あいつのナカ結構良かったんだからよ!あ、そっちのお前似の娘よりは少し緩かったけど」
御坂「んなぁっ……!!!?この……」バチバチバチバチバチバチ
上条「つーかその娘なんなのさ?見た目の割りに超小さくてよー、まるで生まれたての……」
御坂「…………いい加減にするのは……お前だあああああ!!!!」バリバリバリバリバリ
ガガガガガガガ
飛び散る鉄筋コンクリートの破片が上条を襲う
上条「うわっ!!!?ちょっおまっ」
御坂「シネシネシネシネシネシネシネシネシネええええええ!!!!」バリバリバリバリバリ
上条「やべえって!!これ当たったらマジで死ぬっ……つっーの!!」
コンクリート片をかいくぐり瞬く間に御坂の元へとたどり着いた上条。
上条「ぶち殺しの時間だ……!」グッ
御坂「あんたの拳を真正面から受け取るわけないでしょうが!!」
ゴゴゴゴゴゴ
コンクリート片が浮き上がり、瞬時に御坂の体を覆う。
上条「コンクリート片で要塞を作ったか……いいぜ、お前がまだ俺をなんとかできるとおもってんなら……」
上条「その幻想をぶちこ
グシャッ
御坂「……!!?」
御坂「……あいつの生体電気が感じられなくなった……!?」ガラ…
御坂妹「?いったいなにが起こったのでしょうか、と御坂は天下一武道界の審判のような反応をします」
上条「」
御坂「……死んでる!!?なんで突然……」
御坂妹「お姉様、どうやらあれが疑問の正体のようです、と御坂は呆然とした表情で見つけたものを指差します」
インデックス「グルルルルルルルルルル……トーマ……コロス……」
御坂妹「瓦礫の上に人影が!と、御坂は説明臭いセリフを揚々と吐きます」
御坂「あ……あれは……」
インデックス「……コロス……コロス……トーマ……」
御坂「凄まじい……スピード……肉眼で追うことすら……それ以前に脳が認識すらできないほどのスピードで……」
御坂妹「極度のストレス下におかれたために彼女の中で何かが覚醒したのでしょう、と御坂は恐れ慄きつつ冷静に判断します」
インデックス「トーマアアアアアアグルアアアアアアアア!!!!!!!!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
御坂「まさしく……彼女こそ……学園都市最強……!!」
その後、インデックスは記憶に関する能力を有しながら他の追随を許さぬほどの戦闘力をも有するとして学園都市に君臨した。
10万3000冊分の知識は伊達ではなく、街はさらなる発展を遂げた。
だが、その街並みに上条当麻と一方通行と天井亜雄とパイロキネシスと研究者とその他木原などの姿は無かった。
天井「……生きててよかった……もう実験やめる脱サラして田舎で農家やる」
能力者「田舎でも行こっかな……ほそぼそと暮すのもいいや……」
天井「……」
能力者「……」
天井「実家どこ?」
能力者「……熊本」
天井「マジ?同郷じゃん」
能力者「世間狭いわー」
天井「せんまー」
Fin
元スレ
一方通行「おィおィ一般人とか勘弁してくれよ?人払いはちゃンとしてンだろうなァ?」ジャリ…
上条「……あ?誰だテメェ……人が口説いてるときに邪魔しやがって……」
一方通行「ァあ?口説くゥ? クハハッ、こりゃ面白えや。お前、そこの廉価特売の大量生産品のボロゾーキンを口説いてんのかよ?」
上条「ボロゾーキンだと……? この娘をこんな風にしたのはてめえってことか?」
一方通行「……なァーンで怒ってるンですかァ? 正義感ってやつですかァ?」
上条「そんなんじゃねえよ……ただてめえがクソ野郎だってことは十分わかったぜ……」グッ
一方通行「めンどくせェなァ、おい。どうするんだっけかァ?こういうときはよォ……」
御坂「彼は実験には無関係な人間です……場所を変えましょう」
一方通行「あァ?なに言ってンですかァ?俺が言ってんのはそうじゃなくて……」ヒュッ
上条「!!?」
御坂妹「……ッ!!?」
一方通行「『見られたからには仕方ない……死んでもらおう』だろォがァ!!!?」ゴスッ
3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 16:55:48.71 ID:sQQolOOIO
御坂妹「グアッ……」ズシャアアアアア
上条「!! 君……!!?」
一方通行「くかきこくけかきけこ!!!!!オモチャが増えて嬉しいぜェェェェェェェ!!!!!」
上条「この……来やがれ!!」
一方通行「いいねェいいねェ!! 的は動くだけじゃ楽しめねェってなァ!!」ダッ
上条「……!!」
御坂妹「避けてください……彼に接触しては……!!」
ゴシャッ
4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 16:57:08.18 ID:sQQolOOIO
が……
があ……
がああ……
がああ……ァ……
一方通行「がァァァァァァァァァァ!!!!!?」ズシャアアアアア
御坂妹「……!!!?な……なんで……!!?」
上条「この赤目なよなよ細腕DV野郎……よくもやってくれやがったな……」
一方通行「てめェェェェェェェェェ!!!?なんで死なねェぇぇぇぇ!!!?」ダッ
御坂妹「でも……ダメ……逃げて……くださ……」ガクッ
上条「……おい」
一方通行「的は大人しく射抜かれてりゃ良いんだよォォォォ!!!」ゴゴゴゴゴゴ
上条「うるせえどけ!」ボゴッ
5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 16:57:50.27 ID:sQQolOOIO
一方通行「ぶへェェェェェ!!!!!???」ズザアアアアアア
上条「大丈夫!?あ……気絶してるだけだ。よかった……」
一方通行「てめェ……この……」ブルブルブルブル
上条「よし、今のうちにアパートに連れ込んで……フヘヘヘヘヘ」
一方通行「学園都市最強を軽くスルーしてンじゃねェぞこのクソ……野郎がアァァァァァァ「さっきから耳が痛いんだよ!!」ドゴッ
一方通行「ガッ……!!!!」
上条「この!くそ!!男なんて!!!大嫌いだ!!!」ゴッゴッゴッゴッゴッ……
一方通行「」
上条「よし!邪魔な紐DV野郎は消えた!インデックスを小萌先生に預けて今日こそ童貞卒業だ!」
アハハハハハハハ……
一方通行「」
6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 16:58:34.44 ID:sQQolOOIO
学生寮
上条「フンッフンッフンッ」パンパンパン
御坂妹「……」
上条「フンッ……イクッ」ドピュッ
御坂妹「……」
上条「ハァハァ……やった……童貞卒業と同時に生中出ししちまった……最高だぜ!」
御坂妹「……(なんなんでしょう、この人)
上条「ふぅ……もう一発いっとくか!!フンッフンッ」パンパン
御坂妹「……」
上条「うあああ!!イクッ!!」トピュ
ニュース『……今日未明、学園都市第一位の能力者である一方通行(アクセラレータ)さん(年齢不詳)が路地裏でボロ雑巾になっているのが下校中の生徒によって発見されました……なお、これらは単なる実験の結果であるとして刑事事件には発展しないと……』
7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 16:59:44.54 ID:sQQolOOIO
木原「あああああああクセラレエタあああああ!!!」
研究者「木原様、落ち着いて……」
木原「ああああああ!!!?あああうるせえこらああああ落ち着いてられっかああああ!!!」ダダダダン
研究者「」
木原「[ピーーー]……!![ピーーー][ピーーー][ピーーー]!!」
木原「監視カメラに映っていた一方通行を殺したにっくき輩を……10002号とウニ頭を[ピーーー]!!!!!確実に!!」
研究者1「今の木原様には近づかないほうがいいぜ」
研究者2「」見つかったら殺されるぐらいの覚悟でいなきゃな」
木原「なにこそこそ喋ってんだああああ!!?」ダダダダダン
研究者1「」
研究者2「」
木原「ああああああ!!!!」
木原「まずはデータ照合からだ」
木原「ウニ頭の顔と登録者名簿を……上条当麻っていうんだ」
木原「なにこいつ、前の監視衛星が破壊された座標の真下にすんでるじゃん」
木原「どれどれ……うわ、アレイスターのやつこいつの情報統制してやがるな……魔術側が一枚噛んでんな、こりゃ」
木原「登録名簿にない同居人……奇妙な火災……怪しすぎるな」
木原「まあそんなことはどうでもいい……身元が割れたからにはとっとと[ピーーー]!」
木原「くかきけこかかきくけききこくけきこきかかかーーーー!!!」
8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 17:00:16.40 ID:sQQolOOIO
木原「……とその前に」
木原「こいつ……一方通行を素手で殴ってるような……」
『この!『ちょっ』くそ!『やめ……」男なんて!『ごめンなさ……』大嫌いだ!『や……』絶滅しろ!『ひ……』女だけで世界は十分だ!『死にたくな……』ゴミ!『……』くそ!『……』オラ!』
木原「……やっぱそうだ。動画見る限り絶対素手で殴ってる。それも右手だけでかなり執拗に」
木原「まさか伝説の木原神拳の使い手……?いや、あれは封印したはず」
木原「となると……単なる無効化能力ってことか」
木原「そうなるとこいつのポテンシャル次第では学園都市最強って可能性も出て来ることになるな……」
木原「なるほど……」
木原「応用力が圧倒的に足りないが、レベル5を倒しうる力ではあるのも確かだ」
木原「……試してみるか」
9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 17:01:12.93 ID:sQQolOOIO
学生寮
上条「ずいばぜん、本当にずいばぜん」ボロ……
インデックス「すいませんじゃないんだよ!!!!知らない女を連れ込んで一発ヤってただなんて……このゴミ!鬼畜!」
上条「同意のうえでじで……」
インデックス「同意があったらとーまは同棲人がいる家にも女を連れ込むの!!?私は連れ込み宿の女将じゃないんだよ!!」
上条「どこでそんな知識を……」
インデックス「10万三千冊を舐めないで欲しいんだよ!このゴミクズ!!」
上条「……!」ゾクリ
インデックス「人でなし!!最低!![ピーーー]!!クズ男!!」
上条「うぁっ……(これは……いい!!)」ゾクゾク
御坂妹「……?」
インデックス「あなたも黙ってないでなんとか言ったらどうなの!!?こんなことして恥ずかしくないの!!?こんな最低男にホイホイついて来て!」
上条「もっと……もっと……」
御坂妹「……私はこの人にここへと連れこまれて性交をかなり強引に申し込まれただけです、と御坂はどうでもよさげにそこの男を弁護します」
インデックス「……まさかとーま、それってれいーぷしたってことなのかな?」
上条「はい!!」
インデックス「……!!……え……」
10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 17:01:46.59 ID:sQQolOOIO
上条「ぼくはそこの御坂に激似の女の子を勝手に連れ込んでれいーぷした挙句八回も中出しした最低な男です!どうぞ罵ってください!」
インデックス「……」
上条「僕は最低です!ゴミです!キモ男です!元童貞です!あとついでに記憶も無くしました!インデックスさんで一晩に五回抜いてます!さあどうぞ罵ってください!」
インデックス「……っ」
インデックス「……これまでありがとう……さようなら」ダッ
上条「あっ!!インデックス様待ってください!!ぼくを罵って!お願い!!」
御坂妹「あなたは最低ですね、と御坂はなにもいうべき言葉が浮かばない中適当に声をかけてみます」
上条「あ、君はちょっとここで待ってて!!俺はあのお方を追いかけてくるから!!あと怪我の手当てなら救急箱が台所の棚の上にあるからそれ使って!!待ってくれインデックス様!!罵って!!蹴って踏んで殴って抓って足をなめさせて!爪の垢を舌で掃除させてえええええええ!!!!」
御坂妹「……理解が追いつきません、と御坂はポツリと呟きます」
11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 17:02:24.93 ID:sQQolOOIO
インデックス「……」トボトボ
インデックス「……神よ……なぜ私を見捨てたのですか……」
インデックス「……とーま……なんで……」
木原「見捨てる神もいねえんじゃねえか!!?」
インデックス「……!!? 誰!?」
木原「ヒィヤハハハハハハ!!!!」ダダダダダン
インデックス「……!!!!うぐぁああ……!!!」
木原「腕と足を撃っただけだ……テメェは貴重な囮だからな」
インデックス「う……ぐふぅ……ああ……」
木原「……思ってたよりも痛がらねえな?まあいろいろあったんだろうが、今日は俺に付き合ってもらうぜ」
木原「ヒャハハハハハハ!!」ダッ
インデックス「う……とーま……ぐっ……」
12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 17:03:05.11 ID:sQQolOOIO
上条「どこに行ったのですかー!!」ダダダダ
上条「おーい!!インデックス様……ん?」
御坂「……私のせいで……殺した……あいつを……止め……」ブツブツブツ
上条「あ!!御坂!!」オーイ
御坂「……!?あ、あんた!?なんでこんなとこにいんのよ!?」
上条「なんでって……普通に公道だぞ、ここ。それより髪の長いシスターみたいな女の子を見かけなかったか?」
御坂「……あんたまた女の子をたぶらかしてんじゃないでしょうね」
上条「そんなわけないだろ!?上条さんは女の子をたぶらかしたことなんて一度も……あ」
御坂「えっ」
上条「……いや……御坂にすんげーよく似た女の子が路地裏で倒れててさー」
御坂「……!!?それって……」
上条「なんかへんな変態DV赤目野郎が横でブツブツ言ってたから、ぶっ殺してやった」
御坂「!!!?はあ!!?ぶっ殺した!!?」
13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 17:03:37.05 ID:sQQolOOIO
上条「ど、どうかしたか?」
御坂「い、いや……別に」
上条「ふーんそうか。なにか不都合があったら悪かったな」
御坂「え、ええ……それでどうやって……」
上条「あ、いや、右手でガンガン200……いや150発くらい殴ったら、死んだ」
御坂「……!!う、嘘でしょ……」
上条「?やっぱりなにか不都合でもあったか?」
御坂「いや……ないっちゃないけど……」
上条「ハハハ、今日のビリビリは変わってるな」
御坂「変なのはあんたよ!人を殺しといてなんの……いやでもあいつも人殺しだし……でも……しかし……」ブツブツ
上条「……? さっきからどうしたんだ? お前」
御坂「そ、それでその女の子はどうなったの?」
上条「とりあえず俺のアパート連れてった。今もいるぞ」
14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 17:04:04.02 ID:sQQolOOIO
御坂「……!そっか、そう……よかった」
上条「なんだ、会いたいのか?」
御坂「え!?……ええまあ……あ、でも……」
上条「どっちなんだよ、会うんならそこの学生寮だけど」
御坂「え!?近っ……じ、じゃあとりあえず会ってくる……」
上条「おう。それじゃ俺はインデックス様を探さなきゃいけないからこの辺で」ダッ
御坂「行っちゃった……いろいろと意味不明だわ、あいつ」
御坂「そうだ……」
御坂「……会ってこなくちゃ……」
御坂「……うん」ダッ
15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 17:05:47.89 ID:sQQolOOIO
上条「おーい!!インデックス様ーー!!」
上条「いねえなあ……」
天井「(どこだどこだどこだ)」キョロキョロ
上条「どこだーー!!?」
天井「ひいいっ!!?」ビククッ
上条「あの挙動不審者に聞いてみっか……すいませーん」
天井「!!!? はひ!!?」
上条「あの!ここら辺でこんぐらいの背のちっこい女の子を見かけませんでしたか?」
天井「え!!?い、いや……見かけなかったけど……」
上条「おっかしいな……いくら学園都市でもあれだけ小さい子はこの地域では珍しいはずなんだけどな……」
天井「そ、そうかい(こいつ……先程脱走したばかりの20001号のことを言っているのか!?いやまさか……)」
16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 17:06:42.84 ID:sQQolOOIO
上条「あーあ……やっぱ御坂にも手伝ってもらえばよかったな……くそっ」
天井「!!?(御坂!!?御坂だと……まさか第三位と共謀して計画を潰そうとしている輩か!?)
上条「あ、おじさん、ありがとうございました。それじゃこれで……」
上条「どこだー」タッタッタッタッ
天井「(となると最終信号のことを知っていてもおかしくはない……それどころか私のことも知っているかもしれん!!)」
天井「(一方通行が死んだ今、私の地位は大量のクローン生産による赤字もあって危ういところにある。少しでも不安の種は取り除いておくべき……!!)」
天井「あ、君!少し私とお茶でもどうかね。そこのメイド喫茶なんか……いねぇ」
17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 17:07:21.83 ID:sQQolOOIO
上条「インデックス様ーー!!どこだー!!」
上条「あーくそ……どこにもいやしねえ……」
上条「……こう探しても見つからないとなると……誘拐って線も出てくるな」
上条「俺がぶっ殺したDV野郎の恨みとか……そうなったらインデックス様の命がいよいよやべえぞ」
上条「ふざけてる場合じゃないかもな……インデックス様ーーー!!返事してくれーー!」
18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 17:07:58.91 ID:sQQolOOIO
とあるビル
木原「ケッ、あの馬鹿、お前のことを必死に探し回ってるぜ」
インデックス「……むぐ……」
木原「猿轡されてりゃしゃべりようもねえってか?」
インデックス「……」
木原「……つまんねーやつだな。女なら女らしく泣き喚けっつうの」ドカッ
インデックス「……!!むぐうううううう!!」
木原「わりいわりい、傷に当たっちまったか? ヒャハハハハハハ!!」
インデックス「むぐう……」
木原「さて……このビルに辿りつかれるまでの間、たっぷり監視カメラで観察させてもらうぜ……」
19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 17:08:45.29 ID:sQQolOOIO
上条「インデッ……っくそ……見つからねえな……」
上条「どうにも誘拐って感じが……濃厚になってきましたよ……」
上条「あー!不用意に人を[ピーーー]んじゃなかった!面倒くせー!」
??「……面倒くせえなら今すぐ[ピーーー]!!」ボッ
上条「おわっ!!?炎!!?」サッ
能力者「うまく避けやがったな……次はねえぜ」
上条「パイロキネシス……? 相当な腕前だな」
能力者「褒めても火しか出ねえよ!!」ゴォッ!!
上条「くっ……!!」キュイーーン
能力者「!!?なんだてめ……」
上条「おらぁ!!!」ボコッ
20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 17:09:18.23 ID:sQQolOOIO
木原「……!!」
木原「消しやがった……俺の予想通りってわけか」
木原「面白え……」
木原「面白えぜ……上条当麻!!!」
木原「俺は俄然お前に興味が湧いてきたぜ……」
21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 17:09:53.00 ID:sQQolOOIO
能力者「ぐあっ!!!」ドシャッ
上条「何の用かわかんねーけどよ……そっちが[ピーーー]気ならこっちも容赦しねーぜ?」
能力者「ぐ……くそ……!!」プルプル
上条「覚悟しろよ……今日の上条さんはいつもと一味違うぜ?」コキコキ
22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 17:10:22.79 ID:sQQolOOIO
木原「ほう……案外いいタマしてんじゃねえか」
インデックス「……んぐ……」
木原「そこでそいつを殺せたらこいつは本物だな」
木原「なあ、そう思わねえか?」グイッ
インデックス「むぐううう!!」ジタバタ
23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 17:12:46.03 ID:sQQolOOIO
上条「うおおおおおお!!!」
上条「オラ!!オラ!!オラッ!!」パンパンパン
能力者「……ぐっ……くうぅ……」
上条「オラァ!!どうだ気持ちいいだろ!!?」
能力者「うう……きも…チイイ……」///
上条「どうした!!顔から火が出てるぞ能力者!!オラッオラッ!!」パンパンパンパンパン
能力者「うああ……気持ちいい……よぉおおお」プシッ
上条「オラッ!!オラッ!!……出るッ!!」ドッピュウウウ
能力者「あっ……イグウウウウ!!」プシャアアア
上条「うおおおおおおおおイマジンブレイク!!!」ドビュウウウウウウウウウウウ
能力者「あああああああああ!!!?」プッシャアアアアアア
能力者「ああ……あ……」ビクッビクッ
上条「ふう……女だから姦るだけで済ませてやったものの……もう無闇に人を襲ったりすんじゃねーぞ」
能力者「はい……」ビクビク
25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 17:13:40.76 ID:sQQolOOIO
木原「……」
木原「……なにこれ……」
木原「……」
木原「……上条当麻……想像以上に……おぞましい……」
インデックス「うがあぁぁぁあああああ!!!」ジタバタ
28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 17:15:13.42 ID:sQQolOOIO
天井「なんだ……これは……」
天井「なにが……起きている……?」
30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 17:15:46.97 ID:sQQolOOIO
御坂「」
御坂妹「おぞましい光景です、と御坂は戦慄に打ち震えます」
31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 17:16:35.85 ID:sQQolOOIO
御坂「……ゴルアアアアアアア!!!!」バチバチバチバチ
賢者上条「あれ?御坂?なんでここにいんの?」キュイーーン
御坂「あ……あんた公道のど真ん中でなにしてんだこのゴミアアアア!!!!」バリバリバリバリ
上条「だからなんだってんだよ」キュイーーン
天井「えっちょっギャアアアアア!!」バリバリ
能力者「ええちょっまっギャアアアアア!!」バリバリ
上条「あっ!!?御坂てめーなにすんだよ!!」キュイーーン
御坂「てめぇのせいだろうがゴラアァァァアアア!!!!!!」バチバチバチバチバチ
天井「ひ……ひ……」ジョロロロロ
能力者「……あ……あげ……」チョボボボボ
上条「貴様てめぇ!!よくも俺のオナペットを感電させやがって!許さん!!!」
御坂「お前はいっぺんしねえええええ!!!!!!!」バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ!!
32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 17:17:12.46 ID:sQQolOOIO
シネエエエクソオオオオドゴーンドカーン
木原「なんなんだ……この惨状は……」
木原「あ!逃亡してた10003号見つけ
グシャッ
「ガルルルルルルル……」
33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 17:17:49.00 ID:sQQolOOIO
上条「おおおおらあ!!」ブンッ
御坂「拳一つで……私に勝てると思ってんのかあああ!!?」ザアアアア
上条「また砂鉄かよ……頭悪いな!!!」キュイーーン
御坂「すぐに無効化された……!!?」
上条「こんな路地裏に大した量の砂鉄があるわきゃねーだろ!!」
御坂「なら……これはどうだあああああ!!!!」ゴゴゴゴゴ
上条「……!!ビルを持ち上げた……鉄筋か!?」
御坂「おらあっ!!!」ゴオッ
上条「やべえ!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
崩れる摩天楼
天井「走馬灯が見える……」
能力者「私……ウニに犯されてる……」
ドゴオオオオオオオオオ……
34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 17:18:36.61 ID:sQQolOOIO
御坂「ハァ……ハァ……どうだ……流石に死んだだろ……」
御坂妹「なんて乱暴な戦法なんでしょうか、と御坂はお姉様とのレベルの差をそれとなく示します」
上条「ぐあ……死ぬかと思った……」
御坂「……!!? あれだけやったのにまだ生きてるなんて……」
上条「へへ……数々の修羅場をかいくぐってきた上条さんを舐めちゃいけませんのことよ?」
御坂「……ッ……そうよね……ゴキブリがこの程度で死ぬはずないもんね……」バチバチバチ
上条「というか!おい御坂!お前のせいで俺のオナペットが埋まっちまったぞ!もういい加減にしろよ!!あいつのナカ結構良かったんだからよ!あ、そっちのお前似の娘よりは少し緩かったけど」
御坂「んなぁっ……!!!?この……」バチバチバチバチバチバチ
上条「つーかその娘なんなのさ?見た目の割りに超小さくてよー、まるで生まれたての……」
御坂「…………いい加減にするのは……お前だあああああ!!!!」バリバリバリバリバリ
ガガガガガガガ
飛び散る鉄筋コンクリートの破片が上条を襲う
上条「うわっ!!!?ちょっおまっ」
御坂「シネシネシネシネシネシネシネシネシネええええええ!!!!」バリバリバリバリバリ
35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 17:19:23.79 ID:sQQolOOIO
上条「やべえって!!これ当たったらマジで死ぬっ……つっーの!!」
コンクリート片をかいくぐり瞬く間に御坂の元へとたどり着いた上条。
上条「ぶち殺しの時間だ……!」グッ
御坂「あんたの拳を真正面から受け取るわけないでしょうが!!」
ゴゴゴゴゴゴ
コンクリート片が浮き上がり、瞬時に御坂の体を覆う。
上条「コンクリート片で要塞を作ったか……いいぜ、お前がまだ俺をなんとかできるとおもってんなら……」
上条「その幻想をぶちこ
グシャッ
36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 17:20:19.90 ID:sQQolOOIO
御坂「……!!?」
御坂「……あいつの生体電気が感じられなくなった……!?」ガラ…
御坂妹「?いったいなにが起こったのでしょうか、と御坂は天下一武道界の審判のような反応をします」
上条「」
御坂「……死んでる!!?なんで突然……」
御坂妹「お姉様、どうやらあれが疑問の正体のようです、と御坂は呆然とした表情で見つけたものを指差します」
インデックス「グルルルルルルルルルル……トーマ……コロス……」
37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 17:21:15.59 ID:sQQolOOIO
御坂妹「瓦礫の上に人影が!と、御坂は説明臭いセリフを揚々と吐きます」
御坂「あ……あれは……」
インデックス「……コロス……コロス……トーマ……」
御坂「凄まじい……スピード……肉眼で追うことすら……それ以前に脳が認識すらできないほどのスピードで……」
御坂妹「極度のストレス下におかれたために彼女の中で何かが覚醒したのでしょう、と御坂は恐れ慄きつつ冷静に判断します」
インデックス「トーマアアアアアアグルアアアアアアアア!!!!!!!!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
御坂「まさしく……彼女こそ……学園都市最強……!!」
その後、インデックスは記憶に関する能力を有しながら他の追随を許さぬほどの戦闘力をも有するとして学園都市に君臨した。
10万3000冊分の知識は伊達ではなく、街はさらなる発展を遂げた。
だが、その街並みに上条当麻と一方通行と天井亜雄とパイロキネシスと研究者とその他木原などの姿は無かった。
38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/10/25(木) 17:22:07.43 ID:sQQolOOIO
天井「……生きててよかった……もう実験やめる脱サラして田舎で農家やる」
能力者「田舎でも行こっかな……ほそぼそと暮すのもいいや……」
天井「……」
能力者「……」
天井「実家どこ?」
能力者「……熊本」
天井「マジ?同郷じゃん」
能力者「世間狭いわー」
天井「せんまー」
Fin
SS速報VIP:上条「あー、暇だなー」