6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 22:11:34.55 ID:naeUWoiW0

純「んー……ちょい外出てくる」

一「純くんどこ行くの?」

純「外の空気吸ってくるわ」

一「透華の試合が終わる前には戻ってね」

純「あぁ、わかってるよ」

ガチャ

純「…さてと」

トボトボ

純「もう結構暗くなってきたな…けど暑い」

トボトボ

ソト

純「んっー!!はぁ、ちょっとあの緊迫感はきっついんだよなぁ」ノビ



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 22:18:15.55 ID:naeUWoiW0

マホ「あ、あの!待ってくださーい!」

トテトテ

純「ん?」

マホ「あの」

純「俺?あ、俺のファンなの?」ニヤニヤ

マホ「えっ?あ、えっと…すいません、ちょっとわからないです…」ショボン

純「い、いやいいよ…(うわ恥ずかし…)」

純「で、なにか用?」

マホ「あ、あ!!そ、そうでした!これです!」

純「お、これは俺のだ」

マホ「落とされたのが見えて、追いかけてきました!」エッヘン



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 22:24:01.67 ID:naeUWoiW0

純「ありがとな、おチビちゃん」

アタマナデナデ

マホ「むっ、お、おチビちゃんじゃないですよ!」

純「おっと、すまない、名前は?」

マホ「あ、えっと、マホっていいます」

純「じゃあ、マホちゃんありがと。これ結構大事にしてたから」

マホ「ピンクが好きなんですか?」キョトン

純「う、うっせーな。い、いいだろ//」テレ

マホ「とっても可愛いです!その、ハンカチ!」

純「だろ?透華が買ってくれ…いや、いい、なんでもない」

マホ「あの、じゃあ私戻ります」ぺっこりん

純「あ、お礼させてくれよな」



18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 22:32:30.93 ID:naeUWoiW0

マホ「い、いえそんな悪いです」オロオロ

純「いいんだよ、別に急いでないだろ?」

クビヲツカミ

マホ「い、急いでます!」アワアワ

純「なんでだよ?」

マホ「先輩が試合中で…その、」

純「そうか、じゃあいいや。引き止めて悪かった」

クビヲハナス

マホ「ほっ…えっと、じゃあ、失礼します!」

純「おう、またどこかで」ヒラヒラ

マホ「はい、では!」

タッタッタッ


純「なんか慌しいヤツだな…中学生か?あれ」

純「ふふ、なんつーか、可愛い子だな」ブツブツ



20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 22:39:03.48 ID:naeUWoiW0

純「ん、そういえばあの制服どこかで見たような…?」

純「ってもう戻らないと!」

トボトボ

純「どこで見たんだっけなぁ」ブツブツ

トボトボ

ガチャリ

智紀「おかえり」

一「純くん、おかえりー」

純「おう、今どんな感じ?」

一「もうオーラスだよ、いいタイミングで帰ってきたね」

純「そうか…(うーん、思い出せないな)」



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 22:45:29.28 ID:naeUWoiW0

ムロ「おいマホどこ行ってたんだよー」

マホ「すいません!ハンカチ落としたお兄さんを追いかけてたんです」

ムロ「そうだったの、でも、原村先輩が試合してるんだからちゃんと見ないと」

マホ「は、はい!和先輩すいません!」

ムロ「(画面に向かって喋ってもしょうがないぞ…)」


アナ『副将戦終了---!』


ムロ「原村先輩はさすがだな」

マホ「マホもあんな風になりたいなぁ」ウットリ

ムロ「ならもっと練習しなきゃな」

マホ「は、はい!頑張るのですよ!」キリッ

ムロ「よし、その意気だー」



24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 22:59:48.09 ID:naeUWoiW0

透華「……」ショボン

一「と、透華そんなに落ち込まなくても!よかったよ!」アワアワ

智紀「活躍…とは言い切れない」

純「まぁ、目立ってはなかったな」

一「そ、そんなことないよ!」

透華「うぅ…で、でも!次は絶対に目立ってやりますわ!」

一「そうだよ!それでこそ透華だよ!って純くん途中いなかったじゃん!」

透華「なんですって!?この私の試合を見なかったのですか!?」

純「ちょ、ちょっとトイレ行ってただけだって」アセッ

智紀「にしては長かった…大?」

純「こら、変なことを言うな」



26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 23:06:48.54 ID:naeUWoiW0

純「さ、さて次は衣だな…」

一「あっさり話題変えるね」

透華「純!」

純「な、なんだよ」

透華「…私の試合はつまらないのですか?」

純「そ、そんなんじゃねーよ…ただ、」

一「ただ?」

純「なんていうか、息が詰まりそうな感じがしたんだよ」





27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 23:07:44.86 ID:naeUWoiW0

透華「それってつまらないってことではないのかしら?」

純「ばか、そうじゃないって。ごめん、透華」

アタマナデナデ

透華「ふ、ふん!まあいいですわ!//」

智紀「あ、照れた」

一「照れてるね」

純「あぁ、照れてるな」

透華「あ、あなたたちうるさくてよ!!//」



29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 23:13:40.50 ID:naeUWoiW0

純「じゃあ、ちょっとなんか飲み物買ってくるわ」

透華「また息が詰まりますの?」

純「そんなんじゃねーよ」

一「純くん、僕にも何か」

智紀「私は要らない」

純「へいへい。わかったよー」

ガチャリ

トボトボ

純「ったく透華のやつは…意外と気が小さいからな」ブツブツ

トボトボ

トボトボ

ドンッ

純「いたっ…んっ?」

マホ「す、すいません!」



33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 23:27:22.31 ID:naeUWoiW0

純「なんだ、君か。またな、とは言ったけどすぐに会ったな」

マホ「さっきの…!えっと、大丈夫ですか?」

純「へーきへーき。」

マホ「よかったぁ」ニッコリ

純「(やべ、なんかこの子…すげぇ可愛い)」

純「(柴犬、いやチワワ…愛玩動物みたいだな)」

純「ところでお前いくつ?」

マホ「マホですか!?えっと、中2です!」

純「そうか、やっぱ中学生か」

マホ「あの、お兄さんはおいくつですか?」

純「あぁ、俺は…え?」

マホ「え?」

純「ん?」

マホ「ん?」



36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 23:34:19.87 ID:naeUWoiW0

純「いやいや、俺は女だよ?」

マホ「え、あ、え、…す、すいません!!」ペコペコ

純「井上純、龍門渕の先鋒だ」

マホ「そ、そ、そうだったんですか!これは本当に申し訳ないです…」ショボン

純「ははは、気にすんなよくあることだ」

純「あ、そうだ、ちょっと付いて来て」

スタスタ

マホ「あ、は、はい!」

スタスタ

自販機の前

純「ほれ、さっきお礼だ。何がいい?」

マホ「え?いやいいです!悪いです!」アセッ




39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 23:43:56.24 ID:naeUWoiW0

純「あ、ところでお前の先輩って誰?」

マホ「和先輩、清澄の原村さんです」

純「清澄…あぁ、じゃあお前は高遠原ってわけか。
  どおりで見たことのある制服だと思ったぜ」

マホ「和先輩はすごいんです!」キラキラ

純「ありゃ見事なデジタルだ」

マホ「ですよね!ってごめんなさい…」

純「なんだよ?」

マホ「だって、清澄は敵ですよね…」

純「まあ、そうだけど気にすんなって、マホ」

アタマポンポン

マホ「そ、そうですか?よかった//」



45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/26(水) 23:58:04.76 ID:naeUWoiW0

純「ほら、早く選べって」

マホ「んー…でも」

純「よし、じゃあお礼が嫌なら…」

マホ「いやなら?」

純「マホ、お前が可愛いから買ってあげたくなった」

マホ「えっ//」

純「ほら、選んで…年上には甘えとけ」

マホ「は、はい!」ニコニコ

純「(くそ、こいつやっぱ可愛いな…衣的な可愛さか)」

純「(って衣の試合始まっちまう、急がねーと)」



48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/27(木) 00:05:29.55 ID:yEFCyxRK0

マホ「じゃあお言葉に甘えて…マホ、いちご牛乳がいいです!」

純「ふふっお子様かよ、はいよ」

ジャラジャラ

ポチッ

ガシャン

純「ほれ、いちご牛乳だ」

マホ「ふふ、あは」

純「な、なんだよ?」

マホ「井上さんがいちご牛乳って言うとなんか可愛いです」

純「ば、バカなこと言ってんじゃねーぞ//」

マホ「ご、ごめんなさいですっ、あ、でも、ふふっ、可愛い」ニコニコ

純「こ、このやろうっ」



50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/27(木) 00:13:04.86 ID:Pka9sjzw0

純「っと、そろそろ行かねーと」

マホ「ほんとにすいません…」

純「いいって、お前さっきから謝ってばっかじゃね?」

マホ「だって…」

純「いいんだよ、気にすんな」

アタマナデナデ

純「(落ち込んだ顔も可愛いな…くぅ、中2の子なのにな…)」

純「(いやいや衣なんかこの子よりずっとガキみたいだし
  衣みたいに可愛い、ってんなら問題ねーだろ?)」

純「(…だよな?大丈夫だよな、俺?)」

マホ「あのっ、」

純「ん?」

マホ「ほんとうにありがとうございます、じゃあ、行きます」

純「(ったくいちご牛乳1つで大げさな子だな…そんなところも可愛いけど)」

純「(って俺はさっきから可愛いしか考えてねーぞ…やべぇ)」



52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/27(木) 00:20:08.14 ID:Pka9sjzw0

純「あのさ、また会える?(おい俺は何を聞いてんだ)」

マホ「へっ?」

純「いや、忘れろ//」

マホ「井上さんって見た目より可愛いですね」

純「や、やめろ//」

マホ「照れるともっと可愛い…3つも年上なのに、すいませんっ」

純「…いや、ありがとう」

マホ「えへ…じゃあ、また」

純「おう」

トテトテ


純「さて、俺も何か買って戻ろっと…」

純「(…なんでだ、なんでこんなにモヤモヤするんだ?)」

純「(あんなの衣みたいなもんだろ?な、衣だよ、衣と思えばなんてことはない…)」





54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/27(木) 00:25:45.81 ID:Pka9sjzw0

衣「純、何をしている?」

純「っわぁ!!」

衣「なんだ、人の顔を見てその驚嘆の表情は」

純「いや、な、なんでもねぇよ」アセッ

衣「もうすぐ始まる、行ってくる」

純「おう、頑張れよ。こども」

衣「こどもじゃないころもだ!」

純「よしよし、その意気だ」

アタマナデナデ

衣「なでるなぁ//」

純「(あれ…衣を見てもモヤモヤしない…可愛いは可愛いけど…)」

純「(…マホ、か。俺はいよいよどうかしちまったか?)」



59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/27(木) 00:34:35.32 ID:Pka9sjzw0

タッタッタッ

一「衣!純くん!一緒だったの?」

純「あぁ、さっき会った」

一「衣は早く行かないと!純くんは遅いよ!」

衣「うむ、じゃあ行ってくる」

一「頑張れ衣!」

トテトテ

一「純くん何してたの?透華怒りながら落ち込んでるよ」

純「透華が?なんでだよ?」

一「純くんが試合を見てなかったのが嫌なんだって」

純「ふんっ、ったくあいつはもう」ヤレヤレ

一「でもね、そんな自分に対して落ち込んでるんだ。
  そんなことで怒っちゃう自分がね。純くんもいろいろあるのに、って」

純「なんか悪いことしちゃったな…戻るか」

一「僕の飲み物は?」

純「あぁ、じゃあ買ってこう」



62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/27(木) 00:41:32.77 ID:Pka9sjzw0

マホ「井上さん…なんだか面白い人ですね」

マホ「カッコイイのにカワイイし、優しいし」

マホ「これも美味しい…」ゴクゴク

マホ「…お兄ちゃんみたい。ってお姉ちゃんか、怒られちゃう」



純「(衣のように子どもっぽいのに、なのに、
  衣には感じない変な感情がある…これは一体なんだ?)」

純「(自分がよくわからねぇ…マホ、…もう1回会えばわかるか?)」

純「(…くそ、イライラする。でも、ここはとにかく衣の応援だ。切り替えないと)」



マホ「…井上さん、また会いたいなぁ」


純「…マホ、もう一度顔が見たいな」





カン



63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/09/27(木) 00:44:31.10 ID:Pka9sjzw0

ごめん眠いからとりあえず終わらせちゃった

代行してくれた人、まさかマホとは思わなくて焦ったわ
でも書くのは面白かった、ありがと
支援ありがと、おやすみなさい


元スレ
純「お前可愛いな。ジュッスを奢ってやろう」マホ「わぁー」