SS速報VIP:勇太「六花をいじめて泣かせたい」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1354793284/1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/06(木) 20:28:04.95 ID:vD4PRYqF0
一色「……なんて?」
勇太「だから、六花をいじめて泣かせたいって」
一色「聞き間違いじゃなかったか……え、何言ってんの?」
勇太「六花って涙目になったりしてるところが一番可愛いと思うんだよ。普段の中二病モードとのギャップっていうかさ。素
に戻って涙目でプルプルしてる姿とかマジ可愛い。マジ天使」
一色「……はあ」
勇太「つーわけで、これからちょっといじめてくるわ」
一色「……はあ?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1354793284
2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/06(木) 20:29:28.52 ID:vD4PRYqF0
勇太「六花、ちょっといいか?」
六花「? なに?」
勇太「ちょっと耳貸してくれ」チョイチョイ
六花「! 一般人には聞かせられない話? そういうことならこの邪王しんgあぅっ!」ビチッ
勇太「……」
六花「ゆ、ゆうた? いきなりなにsあぅっ!」ビチッ
勇太「……」
六花「ど、どうしてデコピンするのぉ? わたし、なにもしてなあぅっ!」ビチッ!
勇太「……」
六花「ゆうた痛いぃ……」グス
勇太「……」ゾクゾクッ
六花「うう、おでこヒリヒリする………こ、この邪王真眼に攻撃を加えてただでsあぅっ!」ビチッ!
勇太「……」デコピンデコピンデコピン!
六花「あぅっ、あぅっ、あぅぅっ!」ビチッビチッビチッ!!
六花「痛い……グス なんでいじめるのぉ? やだぁ……」ウルウル
勇太「……」スー
六花「ビクッ! もうヤぁっ!」ダダダダッ!
一色「勇太、お前……」
勇太「……可愛い」ボソ
一色「え?」
勇太「見たか? 見てたよな!? 目に涙いっぱい溜めてさ、『ゆうた痛いぃ』だってよ!! 危ない危ない、危うく抱きしめちまうとこだったぜ……!」
一色「ま、まあ分かんないでもないけどさ、小鳥遊さん走って行っちゃったぞ? 追いかけて謝った方が」
勇太「はあ? 何言ってんだよ、まだ始まったばかりだろ?」
一色「へ?」
勇太「これからいぢめていぢめてもっと可愛い六花を堪能するんだ!! ああ、胸が躍るなあ!!」
一色「(うわあ)」
終わり
書き溜め無しなので思いついたら書いていきます
泣いてる六花ちゃんギューッってしたい
極東魔術昼寝結社の夏部室
勇太「うーっす」ガラガラ
凸守「む、きたデスねダークフレイムマスター!」
勇太「なんだ凸守だけか」
凸守「マスターもいるデスよ? ほら」
六花「……」
勇太「(隅っこでちっちゃくなってる可愛い)」
凸守「マスターは今周囲の魔素を取り込んで魔翌力を回復させているのデス! なんでも先ほど魔なるものの襲撃があったとか。ダークフレイムマスターも戦闘に備えておくのがよいのデス!」ヒュンヒュン!
勇太「ん~、そうだな………六花」
六花「……今、集中している。話しかけないで」プイ
勇太「(ほっぺ膨らませて怒ってる六花かわいい)」
勇太「そうか。じゃあ凸守、敵の襲撃に備えて組手でもするか」
六花「!?」ピクン!
凸守「おぉっ!? ついにヤル気になったデスね!! よいでしょう、邪王真眼と双璧を為すと言われるその力、見せてもらうデス!!」ヒュンヒュンヒュン!
勇太「ふっ、偶には魔翌力を行使しないと鈍ってしまうからな。怪我をするなよ?」
凸守「それはこちらのセリフデェス!」
六花「え、あの……」オロオロ
勇太「ん? どうした六花」
六花「だ、ダークフレイムマスターの力は強大。凸守では力不足の心配がある。だから、この邪王真眼と……」
勇太「魔翌力回復中なんだろ? 無理するな、それに手加減するさ」
凸守「手加減など不要デェス! マスター、ここはサーヴァントにお任せください、デス!!」ヒュンヒュン!
六花「えぅ!? で、でも……」オロオロ
DFM「いくぞ凸守、いやミョルニルハンマー!!」バッ!
凸守「望むところデス!! 爆ぜろリアル!!!」
DFM「弾けろシナプス!!!」
凸D「「バニッシュメント・ディス・ワールド!!!!」」
――
―――
――――
凸守「くっ! なんという障壁……!! ミョルニルトルネードでも破れないなんて……!」
DFM「フン、その程度か。ならばこちらから行くぞ!! 爆流火炎陣!!!」ドドドド!!
凸守「っ!! エターナルサラマンダーフィールド!!」パキィン!!
DFM「なかなかやるな……だが我の力はこの程度ではないぞ!! ハァァアアア!!」
凸守「くぅっ、ミョルニル耐えるデス……!!」
六花「(わたしだって、まだゆうたと戦ったことないのに……)」
DFM「なん……だと……! まだ速度が上がるというのか!?」
凸守「隙ありっデェス! ルナティックミョルニルクラッシャー!!」ブン!
六花「(わたしはゆうたの契約者なのに……ずるい……)」グス
DFM「!!」
六花「ゆ、ゆうた。やっぱりわたしも」
DFM「下がっていろ、死にたいのか!!」
六花「あぅ……」シュン
DFM「(シュンてしてる六花かわえええええ!!)死黒炎熱斬!!!」ズバッ!
凸守「サウザンドスタンピードォォォッ!!!」ドドドドド!
―――――
――――
―――
凸守「はあっ、はあっ、はあっ」ヨロッ
DFM「このダークフレイムマスターに手傷を負わせるとは……どうやら貴様を見くびっていたようだな、ミョルニルハンマー」
凸守「と、当然デェス……でも」
DFM「ああ、まだ我が力には及ばん。また研鑽を積み挑んでくるが良い」
凸守「悔しいデスが、そうするしか無いようデスね……その時は今日のようにはいかないデスよ」
DFM「ああ、楽しみにしている」スッ
凸守「すぐに追いついてやるデェス」ガシ
六花「……」ウズウズウズウズ
勇太「さて、どうせだからここで宿題でもしていくか」
六花「ゆ、ゆうた!」
勇太「ん~?」カバンゴソゴソ
六花「次は、わたしと戦って!」
勇太「だってお前、魔翌力回復中なんだろ? よしておけって」
六花「今の戦闘中に完了した。だから、次はこの邪王真眼と……!」ワクワク
勇太「さっきので疲れた。凸守とやってればいいだろ」ノートパラパラ
凸守「マスター、凸守ならいつでも準備OKデ「やだ!ゆうたとがいい!」……」
勇太「ダメ。今日はもうやらん」プイ
六花「あぅ…………く、ククク、臆したかダークフレイムマスター。余程邪王真眼の力が恐ろしいと見える」
勇太「え~と、確か英語の和訳が……」パラパラ
六花「……ゆうたぁ」クイクイ
勇太「……」カリカリ
六花「ねぇ、ゆうたってばぁ」クイクイ
勇太「……」カリカリ
六花「ゆ~~~た~~~」グイグイ
勇太「うるさい!」
六花「っ……!?」ビクッ!
勇太「宿題してるんだから邪魔するな」カリカリ
六花「…………ごめんなさぃ」グス
勇太「(うっひょぉぉぉおおお!!)」
くみん「おっはよ~」ガラガラ
勇太「あ、先輩。お疲れ様です」
くみん「うん~あれ、もりさまちゃん来てないんだぁ。せっかくもりさまちゃんに似合いそうな枕もってきたのに」
勇太「似合う枕ってなんなんですか……」
くみん「ちっちっち、枕を甘く見たらいけないよぉ? お洋服みたいに似合う、似合わないあるんだから」エッヘン
勇太「はあ、そんなもんですか」
くみん「富樫くんに似合いそうなのもあるよ。どう、今日こそお昼寝してみない?」
勇太「えぇ?」
六花「く、くみん。ゆうたは今宿題してるから……」アセアセ
勇太「!」キラン
勇太「あ~、そうですね。じゃあたまには」
六花「!?」
くみん「おお!? ついに富樫くんもお昼寝の良さに気付いたんだね! 待ってて、枕出してくるから」テテテ
六花「ゆうた、どうして……?」
勇太「どうして、って……何がだよ」
六花「さっきは、宿題するからって言ったのに」
勇太「まあ一段落ついたしな」
六花「それなら、わたしと」
勇太「イヤだ」
六花「えぅ……」シュン
くみん「はいっ富樫くん! だーくふれいむ枕だよ~」
勇太「黒いだけじゃないですか……というか、ついに先輩まで……」
六花「……」グスン
森夏「あーもうムカつく!!」ガラガラガラ!
凸守「出たなニセサマー! 覚悟するデぇっ!?」ベチンッ!
森夏「うっさい! ったく、なんなのよもう!!」ドカドカ!
勇太「ん……なんだよ丹生谷、荒れてるなぁ」フワァ
森夏「どうしたもこうしたも……なんで体育会系ってのは1年や2年早く生まれたってだけであんなエラそうなのよ! あんまりくだらないことでピーピー怒るから、お腹痛いって帰ってやったわ。もう辞めちゃおうかしら」
勇太「そ、そうか……大変だな」
森夏「まったく……あら富樫くんも昼寝? 珍しいわね」
勇太「ああ、たまにはな」
森夏「ふぅん……あれ?」
六花「……」イジイジ
森夏「どうしたの、アレ。なんか暗いオーラ出してるけど」コソコソ
勇太「あ、あぁ、なんだろなー」タラー
森夏「………?」
森夏「しっかしホントに辞めちゃおうかなぁ、チア部」
勇太「本気か? リア充の擬態に調度いいんじゃなかったっけ」
森夏「擬態言うな! ……な~んかさ、私の居場所とは違う気がするのよね。人間関係もドロドロしてるし、くみん先輩じゃないけど自分が無理してるんじゃないかって」
凸守「当然デェス! こんな凶暴な女、一般人では御しきれないに決まってるデス! 凸守くらいの力が無くてはお前の相手は務まらないデス!」ヒュンヒュン!
森夏「やかましい! ……それに富樫くんだって、私がチア部辞めてここに毎日来る方がいいでしょ?」
六花「」ピク
勇太「え、なんで?」
森夏「私みたいな中二病とかけ離れたような女の子がいれば、富樫くんの過去だってバレにくくなるんじゃない、ってこと!」
勇太「(余計悪化しそうな気が……いや)」
勇太「そうだなー丹生谷がいれば、この同好会の中二病濃度も薄まるしなぁ」
六花「」ピク
勇太「それに同じ学級委員だし、何か頼まれたときに便利かもな。勉強で分からないところ教えて貰えるし」
六花「わ、わたしだってできるもん!」
勇太「お前は、自分の数学を気にしろよ」
森夏「でしょでしょ? じゃあ、本気で退部の方向で進めてみようかな」
六花「……」グスン
勇太部屋
勇太「はあ………今日の六花、可愛かったなぁ」ウットリ
勇太「後半は拗ねちゃって端っこ行っちゃったけど、ああいう六花も可愛いよなあ」
勇太「明日はどうやっていじめようかなぁ。ちょっとやり過ぎたかもしれないけど、帰りは凸守と普通に話してたし、まだ大丈夫だよな、うん」
勇太「そうと決まったら寝るか。明日に備えるか」カチッ
01:50
ガラッ ギシッ
勇太「(……ん? なんか気配が)」ウトウト
六花「………ゆうた」
勇太「うわっ!? 六花!?」ガバッ!
六花「……」
勇太「ど、どうしたんだよこんな夜中に!」
六花「……」
勇太「明日も学校だろ、帰って寝ろよ」
六花「………さぃ」
六花「ごめ……なさ……い」グスグス
勇太「!? り、六花!?(かわえええええええええぇぇぇ!!!)」
勇太「じゃない! ど、どうしたんだよ急に」
六花「わた、し、ずっと、か、考えた、けど………」グスグス
勇太「?」
六花「ゆうたが、どう、して怒ってるか、わか、わかんなくって……」ヒックヒック
六花「でも、このまま、じゃ、ヤダから、謝るだけでも、って……」グスグス
勇太「(やり過ぎたマズイ)」
勇太「べ、別に怒ってなんかないって」アセアセ
六花「うそ」ヒック
勇太「嘘じゃないよ」
六花「だって、いきなり、デコピン グス してきたし……み、みんなと、ばっかり遊んで ヒック わたし、の相手、ぜんぜんして、くれなかった」ヒックヒック
勇太「あ~、それは……」
六花「わたしが拗ねて、そっぽ向いた、から? グス あやまる、からぁ……」フーッフーッ
勇太「え~っと……(ヤバい可愛いは可愛いけど罪悪感がパない)」
六花「ゆう、たぁ」ウルウル
勇太「あ、あのな六花! 実は……」
六花「きらいに、ならない、でぇ?」グスン
勇太「」ズキューン
勇太「六花っ!!」ガバッ!
六花「ふぇっ?」
勇太「ごめん、ごめんな、意地悪して」ギュー
六花「? いじわ、る?」キョトン
勇太「いじめた時の六花の反応があんまり可愛いから、ついそれがもっと見たくなって……」ギュウ
六花「………かわいい?」
勇太「ああ、超可愛い(超天使)」
六花「………ヒック」グスグス
勇太「え?」
六花「うああぁぁああああああん!」ギュー!
勇太「え、え、なんで!?」アタフタ
六花「き、きらわれたと、思ったっ! もう、いっしょに、いてくれないと、思ったっ!」ボロボロ
勇太「(天使や大天使がここにおる)」
教室
一色「勇太、オレ昨日一晩考えたんだ」
勇太「ん、何を?」
一色「お前が昨日言ったことだよ。小鳥遊さんは泣きそうになった顔が一番可愛い、だろ?」
勇太「」ピク
一色「昨日は否定的だったけどさ、オレも小鳥遊さんのあの顔が忘れられなくてさ……勇太に協力させてもらって、オレもお零れに預かろうと」
勇太「バッカ野郎ォ!!!」バキィッ!!
一色「ぶへぁっ!?」
勇太「いじめダメ、絶対!!」
終われ
アカン、オレにはいぢめができなかったよ……
六花ちゃんをいじめるなんてできん! イジメだめ、絶対
元スレ
勇太「六花、ちょっといいか?」
六花「? なに?」
勇太「ちょっと耳貸してくれ」チョイチョイ
六花「! 一般人には聞かせられない話? そういうことならこの邪王しんgあぅっ!」ビチッ
勇太「……」
六花「ゆ、ゆうた? いきなりなにsあぅっ!」ビチッ
3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/06(木) 20:30:31.44 ID:vD4PRYqF0
勇太「……」
六花「ど、どうしてデコピンするのぉ? わたし、なにもしてなあぅっ!」ビチッ!
勇太「……」
六花「ゆうた痛いぃ……」グス
勇太「……」ゾクゾクッ
六花「うう、おでこヒリヒリする………こ、この邪王真眼に攻撃を加えてただでsあぅっ!」ビチッ!
勇太「……」デコピンデコピンデコピン!
六花「あぅっ、あぅっ、あぅぅっ!」ビチッビチッビチッ!!
4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/06(木) 20:31:43.00 ID:vD4PRYqF0
六花「痛い……グス なんでいじめるのぉ? やだぁ……」ウルウル
勇太「……」スー
六花「ビクッ! もうヤぁっ!」ダダダダッ!
一色「勇太、お前……」
勇太「……可愛い」ボソ
一色「え?」
勇太「見たか? 見てたよな!? 目に涙いっぱい溜めてさ、『ゆうた痛いぃ』だってよ!! 危ない危ない、危うく抱きしめちまうとこだったぜ……!」
一色「ま、まあ分かんないでもないけどさ、小鳥遊さん走って行っちゃったぞ? 追いかけて謝った方が」
勇太「はあ? 何言ってんだよ、まだ始まったばかりだろ?」
一色「へ?」
勇太「これからいぢめていぢめてもっと可愛い六花を堪能するんだ!! ああ、胸が躍るなあ!!」
一色「(うわあ)」
5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/06(木) 20:32:51.52 ID:vD4PRYqF0
終わり
書き溜め無しなので思いついたら書いていきます
泣いてる六花ちゃんギューッってしたい
12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 01:07:28.16 ID:7Uh+TwCK0
極東魔術昼寝結社の夏部室
勇太「うーっす」ガラガラ
凸守「む、きたデスねダークフレイムマスター!」
勇太「なんだ凸守だけか」
凸守「マスターもいるデスよ? ほら」
六花「……」
勇太「(隅っこでちっちゃくなってる可愛い)」
13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 01:08:48.80 ID:7Uh+TwCK0
凸守「マスターは今周囲の魔素を取り込んで魔翌力を回復させているのデス! なんでも先ほど魔なるものの襲撃があったとか。ダークフレイムマスターも戦闘に備えておくのがよいのデス!」ヒュンヒュン!
勇太「ん~、そうだな………六花」
六花「……今、集中している。話しかけないで」プイ
勇太「(ほっぺ膨らませて怒ってる六花かわいい)」
勇太「そうか。じゃあ凸守、敵の襲撃に備えて組手でもするか」
六花「!?」ピクン!
凸守「おぉっ!? ついにヤル気になったデスね!! よいでしょう、邪王真眼と双璧を為すと言われるその力、見せてもらうデス!!」ヒュンヒュンヒュン!
勇太「ふっ、偶には魔翌力を行使しないと鈍ってしまうからな。怪我をするなよ?」
凸守「それはこちらのセリフデェス!」
六花「え、あの……」オロオロ
勇太「ん? どうした六花」
六花「だ、ダークフレイムマスターの力は強大。凸守では力不足の心配がある。だから、この邪王真眼と……」
勇太「魔翌力回復中なんだろ? 無理するな、それに手加減するさ」
凸守「手加減など不要デェス! マスター、ここはサーヴァントにお任せください、デス!!」ヒュンヒュン!
六花「えぅ!? で、でも……」オロオロ
DFM「いくぞ凸守、いやミョルニルハンマー!!」バッ!
凸守「望むところデス!! 爆ぜろリアル!!!」
DFM「弾けろシナプス!!!」
凸D「「バニッシュメント・ディス・ワールド!!!!」」
14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 01:10:28.89 ID:7Uh+TwCK0
――
―――
――――
凸守「くっ! なんという障壁……!! ミョルニルトルネードでも破れないなんて……!」
DFM「フン、その程度か。ならばこちらから行くぞ!! 爆流火炎陣!!!」ドドドド!!
凸守「っ!! エターナルサラマンダーフィールド!!」パキィン!!
DFM「なかなかやるな……だが我の力はこの程度ではないぞ!! ハァァアアア!!」
凸守「くぅっ、ミョルニル耐えるデス……!!」
六花「(わたしだって、まだゆうたと戦ったことないのに……)」
DFM「なん……だと……! まだ速度が上がるというのか!?」
凸守「隙ありっデェス! ルナティックミョルニルクラッシャー!!」ブン!
六花「(わたしはゆうたの契約者なのに……ずるい……)」グス
DFM「!!」
六花「ゆ、ゆうた。やっぱりわたしも」
DFM「下がっていろ、死にたいのか!!」
六花「あぅ……」シュン
DFM「(シュンてしてる六花かわえええええ!!)死黒炎熱斬!!!」ズバッ!
凸守「サウザンドスタンピードォォォッ!!!」ドドドドド!
15: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 01:11:42.01 ID:7Uh+TwCK0
―――――
――――
―――
凸守「はあっ、はあっ、はあっ」ヨロッ
DFM「このダークフレイムマスターに手傷を負わせるとは……どうやら貴様を見くびっていたようだな、ミョルニルハンマー」
凸守「と、当然デェス……でも」
DFM「ああ、まだ我が力には及ばん。また研鑽を積み挑んでくるが良い」
凸守「悔しいデスが、そうするしか無いようデスね……その時は今日のようにはいかないデスよ」
DFM「ああ、楽しみにしている」スッ
凸守「すぐに追いついてやるデェス」ガシ
六花「……」ウズウズウズウズ
16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 01:12:29.81 ID:7Uh+TwCK0
勇太「さて、どうせだからここで宿題でもしていくか」
六花「ゆ、ゆうた!」
勇太「ん~?」カバンゴソゴソ
六花「次は、わたしと戦って!」
勇太「だってお前、魔翌力回復中なんだろ? よしておけって」
六花「今の戦闘中に完了した。だから、次はこの邪王真眼と……!」ワクワク
勇太「さっきので疲れた。凸守とやってればいいだろ」ノートパラパラ
凸守「マスター、凸守ならいつでも準備OKデ「やだ!ゆうたとがいい!」……」
勇太「ダメ。今日はもうやらん」プイ
六花「あぅ…………く、ククク、臆したかダークフレイムマスター。余程邪王真眼の力が恐ろしいと見える」
勇太「え~と、確か英語の和訳が……」パラパラ
六花「……ゆうたぁ」クイクイ
勇太「……」カリカリ
六花「ねぇ、ゆうたってばぁ」クイクイ
勇太「……」カリカリ
六花「ゆ~~~た~~~」グイグイ
勇太「うるさい!」
六花「っ……!?」ビクッ!
勇太「宿題してるんだから邪魔するな」カリカリ
六花「…………ごめんなさぃ」グス
勇太「(うっひょぉぉぉおおお!!)」
17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 01:13:05.07 ID:7Uh+TwCK0
くみん「おっはよ~」ガラガラ
勇太「あ、先輩。お疲れ様です」
くみん「うん~あれ、もりさまちゃん来てないんだぁ。せっかくもりさまちゃんに似合いそうな枕もってきたのに」
勇太「似合う枕ってなんなんですか……」
くみん「ちっちっち、枕を甘く見たらいけないよぉ? お洋服みたいに似合う、似合わないあるんだから」エッヘン
勇太「はあ、そんなもんですか」
くみん「富樫くんに似合いそうなのもあるよ。どう、今日こそお昼寝してみない?」
勇太「えぇ?」
六花「く、くみん。ゆうたは今宿題してるから……」アセアセ
勇太「!」キラン
勇太「あ~、そうですね。じゃあたまには」
六花「!?」
くみん「おお!? ついに富樫くんもお昼寝の良さに気付いたんだね! 待ってて、枕出してくるから」テテテ
18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 01:13:31.56 ID:7Uh+TwCK0
六花「ゆうた、どうして……?」
勇太「どうして、って……何がだよ」
六花「さっきは、宿題するからって言ったのに」
勇太「まあ一段落ついたしな」
六花「それなら、わたしと」
勇太「イヤだ」
六花「えぅ……」シュン
くみん「はいっ富樫くん! だーくふれいむ枕だよ~」
勇太「黒いだけじゃないですか……というか、ついに先輩まで……」
六花「……」グスン
19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 01:13:59.50 ID:7Uh+TwCK0
森夏「あーもうムカつく!!」ガラガラガラ!
凸守「出たなニセサマー! 覚悟するデぇっ!?」ベチンッ!
森夏「うっさい! ったく、なんなのよもう!!」ドカドカ!
勇太「ん……なんだよ丹生谷、荒れてるなぁ」フワァ
森夏「どうしたもこうしたも……なんで体育会系ってのは1年や2年早く生まれたってだけであんなエラそうなのよ! あんまりくだらないことでピーピー怒るから、お腹痛いって帰ってやったわ。もう辞めちゃおうかしら」
勇太「そ、そうか……大変だな」
森夏「まったく……あら富樫くんも昼寝? 珍しいわね」
勇太「ああ、たまにはな」
森夏「ふぅん……あれ?」
六花「……」イジイジ
森夏「どうしたの、アレ。なんか暗いオーラ出してるけど」コソコソ
勇太「あ、あぁ、なんだろなー」タラー
森夏「………?」
20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 01:14:30.08 ID:7Uh+TwCK0
森夏「しっかしホントに辞めちゃおうかなぁ、チア部」
勇太「本気か? リア充の擬態に調度いいんじゃなかったっけ」
森夏「擬態言うな! ……な~んかさ、私の居場所とは違う気がするのよね。人間関係もドロドロしてるし、くみん先輩じゃないけど自分が無理してるんじゃないかって」
凸守「当然デェス! こんな凶暴な女、一般人では御しきれないに決まってるデス! 凸守くらいの力が無くてはお前の相手は務まらないデス!」ヒュンヒュン!
森夏「やかましい! ……それに富樫くんだって、私がチア部辞めてここに毎日来る方がいいでしょ?」
六花「」ピク
勇太「え、なんで?」
森夏「私みたいな中二病とかけ離れたような女の子がいれば、富樫くんの過去だってバレにくくなるんじゃない、ってこと!」
勇太「(余計悪化しそうな気が……いや)」
勇太「そうだなー丹生谷がいれば、この同好会の中二病濃度も薄まるしなぁ」
六花「」ピク
勇太「それに同じ学級委員だし、何か頼まれたときに便利かもな。勉強で分からないところ教えて貰えるし」
六花「わ、わたしだってできるもん!」
勇太「お前は、自分の数学を気にしろよ」
森夏「でしょでしょ? じゃあ、本気で退部の方向で進めてみようかな」
六花「……」グスン
21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 01:15:04.50 ID:7Uh+TwCK0
勇太部屋
勇太「はあ………今日の六花、可愛かったなぁ」ウットリ
勇太「後半は拗ねちゃって端っこ行っちゃったけど、ああいう六花も可愛いよなあ」
勇太「明日はどうやっていじめようかなぁ。ちょっとやり過ぎたかもしれないけど、帰りは凸守と普通に話してたし、まだ大丈夫だよな、うん」
勇太「そうと決まったら寝るか。明日に備えるか」カチッ
01:50
ガラッ ギシッ
勇太「(……ん? なんか気配が)」ウトウト
六花「………ゆうた」
勇太「うわっ!? 六花!?」ガバッ!
六花「……」
勇太「ど、どうしたんだよこんな夜中に!」
六花「……」
勇太「明日も学校だろ、帰って寝ろよ」
六花「………さぃ」
六花「ごめ……なさ……い」グスグス
勇太「!? り、六花!?(かわえええええええええぇぇぇ!!!)」
22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 01:15:36.44 ID:7Uh+TwCK0
勇太「じゃない! ど、どうしたんだよ急に」
六花「わた、し、ずっと、か、考えた、けど………」グスグス
勇太「?」
六花「ゆうたが、どう、して怒ってるか、わか、わかんなくって……」ヒックヒック
六花「でも、このまま、じゃ、ヤダから、謝るだけでも、って……」グスグス
勇太「(やり過ぎたマズイ)」
23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 01:16:07.58 ID:7Uh+TwCK0
勇太「べ、別に怒ってなんかないって」アセアセ
六花「うそ」ヒック
勇太「嘘じゃないよ」
六花「だって、いきなり、デコピン グス してきたし……み、みんなと、ばっかり遊んで ヒック わたし、の相手、ぜんぜんして、くれなかった」ヒックヒック
勇太「あ~、それは……」
六花「わたしが拗ねて、そっぽ向いた、から? グス あやまる、からぁ……」フーッフーッ
勇太「え~っと……(ヤバい可愛いは可愛いけど罪悪感がパない)」
六花「ゆう、たぁ」ウルウル
勇太「あ、あのな六花! 実は……」
六花「きらいに、ならない、でぇ?」グスン
勇太「」ズキューン
24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 01:16:38.19 ID:7Uh+TwCK0
勇太「六花っ!!」ガバッ!
六花「ふぇっ?」
勇太「ごめん、ごめんな、意地悪して」ギュー
六花「? いじわ、る?」キョトン
勇太「いじめた時の六花の反応があんまり可愛いから、ついそれがもっと見たくなって……」ギュウ
六花「………かわいい?」
勇太「ああ、超可愛い(超天使)」
六花「………ヒック」グスグス
勇太「え?」
六花「うああぁぁああああああん!」ギュー!
勇太「え、え、なんで!?」アタフタ
六花「き、きらわれたと、思ったっ! もう、いっしょに、いてくれないと、思ったっ!」ボロボロ
勇太「(天使や大天使がここにおる)」
25: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 01:17:10.06 ID:7Uh+TwCK0
教室
一色「勇太、オレ昨日一晩考えたんだ」
勇太「ん、何を?」
一色「お前が昨日言ったことだよ。小鳥遊さんは泣きそうになった顔が一番可愛い、だろ?」
勇太「」ピク
一色「昨日は否定的だったけどさ、オレも小鳥遊さんのあの顔が忘れられなくてさ……勇太に協力させてもらって、オレもお零れに預かろうと」
勇太「バッカ野郎ォ!!!」バキィッ!!
一色「ぶへぁっ!?」
勇太「いじめダメ、絶対!!」
終われ
27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2012/12/07(金) 01:19:59.39 ID:7Uh+TwCK0
アカン、オレにはいぢめができなかったよ……
六花ちゃんをいじめるなんてできん! イジメだめ、絶対
SS速報VIP:勇太「六花をいじめて泣かせたい」