5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/10(日) 03:01:50.13 ID:8XPLAOg2O

まどか「生理的に」

さやか「…うん」

さやか「………」

さやか「え!?」

まどか「ほら…そういうわざとらしいのがね」

さやか「いや、素だよ!」

まどか「尚更ヤダよ」

さやか(胸が痛い)



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/10(日) 03:07:55.70 ID:8XPLAOg2O

まどか「ほむらちゃんも言ってた」

まどか「美樹さやかは存在自体が罪よって」

さやか「ふん! アイツには言われたくない」

まどか「さやかちゃんは、みんなに迷惑を掛けたよね?」

さやか「…ごめん」

まどか「さっさと上条君に告白すればよかったのに…」

さやか「…断られたらどうするんだよ」

さやか「怖かったんだよ…」



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/10(日) 03:12:21.64 ID:8XPLAOg2O

まどか「うざい」

さやか「…まどか?」

まどか「仁美ちゃんには勝てないと思ったから?」

さやか「うっ」

まどか「当たって砕けなきゃ、さやかちゃんは…」

さやか「あたしの事…まどかは嫌いなの」

まどか「違うよ」

まどか「無理なだけ」

さやか「………」



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/10(日) 03:22:41.59 ID:8XPLAOg2O

さやか「じゃあ…なんであたしに、こんなものをみせてくれるの」

まどか「………」

まどか「さやかちゃんが言わなかったから」

まどか「仁美ちゃんが選ばれたんだよって。見せ付けたかったからだよ」

さやか「なんだよ…それ」

まどか「仁美ちゃんで上条君は幸せだよ」

さやか「…わかってるよ」

さやか「あたしは恭介の…この音を聞たかっただけ…」

さやか「隣は仁美がぴったりだよ」

まどか「…なんで連れてきちゃったんだろう」

まどか「こんなの…」



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/10(日) 03:28:00.22 ID:8XPLAOg2O

まどか「仁美ちゃんが幸せそうで嬉しいんだ、わたし」

さやか「あたしも…友達が幸せそうで嬉しいよ」

まどか「っ……」

まどか「見てよ…上条君の顔」

まどか「頑張ってるね?」

さやか「…うん」

まどか「一生懸命だね?」

さやか「……うん」

まどか「どんな気持ちで弾いてるんだろう…」

さやか「決まってるよ。仁美の為にだよ」

まどか「………」



14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/10(日) 03:36:16.60 ID:8XPLAOg2O

まどか「…なんでわかるの?」

さやか「アイツはそういう奴なんだよ」

さやか「仁美はアイツにとって、一番大切な人…」

さやか「自分の為じゃなくて、自分を思っていてくれる人為…」

さやか「恭介はそういう奴なんだ」

まどか「違うかもしれないよ」

さやか「まどか、これは譲れないよ」

さやか「これでも恭介の親友なんだよ、私」ニコ

まどか「じゃあ、じゃあ!気づいてあげてよ!!」



15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/10(日) 03:47:34.27 ID:8XPLAOg2O

まどか「何にもわかってないよ…さやかちゃんは」

さやか「まどか…?なんだよ、いきなり」

まどか「今のわたしにはわかるの…」

まどか「上条君の気持ちも、さやかちゃんが隠してる気持ちも」

さやか「………」

まどか「この曲は…」

まどか「さやかちゃんに聞いてもらいたいんだよ?」

さやか「……そんなわ」

まどか「今まで励ましくれたり、気遣ってくれたさやかちゃんに!」

まどか「さやかちゃんになんだよ…」

ポタ―ポタ



16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/10(日) 03:54:30.65 ID:8XPLAOg2O

さやか「なんだよそれ…」

まどか「今でも上条君にとって、さやかちゃんは」

まどか「仁美ちゃんと同じぐらい大切な人なんだよ…」

さやか「……」

さやか「はは、なにそれ…」

さやか「あたしの事なんて…」

まどか「…上条君の事、忘れられる?」

さやか「………」

まどか「さやかちゃん…、上条君も一緒だよ」



19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/10(日) 04:04:17.22 ID:8XPLAOg2O

さやか「今さら、なんなんだよ…」

さやか「なんなんだよ…まどか」

まどか「わたしはみんなを救う為に願ったの、キュゥべえに…」

さやか「あたしはこれでも満足なんだよ…」

まどか「気持ちを隠したまま、連れて行きたくない…」

まどか「自分は…なんてって思ってるさやかちゃんなんて」

さやか「………」



22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/10(日) 04:18:00.71 ID:8XPLAOg2O

まどか「さやかちゃんが勇気を出してれば…」

まどか「上条君はさやかちゃんを選んだんだよ?」

さやか「………」

さやか「人間じゃなかったんだよ?私」

まどか「そんなの、逃げるための言い訳でしょ」

さやか「…違うよ…」

まどか「違わないよ」

まどか「ずっと一緒に居た人なんだよ?親友なんだよ?」

さやか「………」

まどか「お願い…自分なんかって思わないで」

まどか「さやかちゃん…」



24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/10(日) 04:31:21.66 ID:8XPLAOg2O

まどか「自信を持って、いつものさやかちゃんみたいに」

まどか「負い目なんてないよ」

まどか「さやかちゃんは正しかったんだよ」

まどか「上条君の為だったんだよ…あの願いは」

まどか「自分の為なんかじゃなかったんだよ」

さやか「でも…」

まどか「…わたしには隠せない、全てが見えちゃうから」

まどか「気持ちを隠さないで…都合が良いなんて事ない」

まどか「さやかちゃんは間違ってなかったんだよ!」

さやか「…まどか」ポロポロ



27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/10(日) 04:41:58.97 ID:8XPLAOg2O

さやか「恭介…恭介…」ヒックヒック

まどか「さやかちゃん…」

まどか「さやかちゃんはまだ死なないんだよ」

さやか「……まどか?」

まどか「ごめんね、さやかちゃんだけは無理だったの……」

まどか「導けないの」…ポロポロ

まどか「貴女は特別なの、わたしにとって…」

さやか「………」

さやか「どういうこと…」



30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/10(日) 04:52:16.17 ID:8XPLAOg2O

まどか「………」

まどか「今から見るのはさめない夢」

さやか「…夢?」

まどか「うん」

まどか「わたしや仁美ちゃんや上条君」

まどか「変わる前の日常」

さやか「日常?」

まどか「少し前に戻っちゃうけど」

まどか「さやかちゃんの心はもう最強だよ!」

さやか「あはは。なんだよそれ」

まどか「えへへ。………」

まどか「今度は、隠さないでね」



まどか?まどか……



34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/10(日) 04:59:22.73 ID:8XPLAOg2O

~~~~~~~~~~~
あれ?
今、まどかと話して様な…


恭介「どうしたんだいさやか?」

さやか「え!?」

恭介「なんか変だよ?座った途端に…」

さやか「な、なんでもないよ!」ドキドキ

恭介「ははは。なにムキになってるのさ」

さやか「…別に」

恭介「?」



35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/10(日) 05:05:06.60 ID:8XPLAOg2O

さやか「私達ってさ…親友だよね?」

恭介「当たり前じゃないか」

恭介「なんだい?いきなり」

さやか「ううん。ならいいんだ」

恭介「今日のさやかはおかしいんだね。ははは」

さやか「………」

恭介「…今日CDはなしかな?楽しみなんだ」

さやか「え!?」

ゴソゴソ

さやか「ごめん…」

恭介「いいって、さやかが来てくれるだけで嬉しいよ」



37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/10(日) 05:11:14.94 ID:8XPLAOg2O

たわいもない話を交わしてたら
もう、こんな時間…

さやか「さてっと」

恭介「ん?ああ、もうこんな時間か…」

さやか「…また寄るね」

恭介「ありがとう、さやか」

このまま帰るつもりだったんだ
さっき、聞いた気がするまどかの言葉が…
あたしに自信を、勇気をくれる

だから、言ってみたんだ…

さやか「…あのさ」

恭介「なに?」

~~~~~~~~~~~~~~



39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/10(日) 05:27:49.77 ID:8XPLAOg2O

女神は眠る少女を優しく撫でている

人間だった頃の親友
わたしにいろんな笑顔をくれた人…

まどか「あ!笑ってる…」

まどか「良かった~」

まどか「アドバイスがきいたかな?えへへ」ニコニコ

まどか「………」

まどか「ごめんね。こんな事しかできなくて…」

まどか「夢だけど…」

まどか「さやかちゃん、幸せになってね」

幸せな顔で眠る少女は
貴女の名前を呼んでいる。

「ありがとう。まどか」


―幸せに終わる―



40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/10(日) 05:35:18.70 ID:8XPLAOg2O

さやかちゃんはいい子だぞ!

お休みなさい。


元スレ
まど神「ごめんね、さやかちゃんだけは無理だったの…」さや「……」