SS速報VIP:リツコ「新組織のロゴデザイン?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1362805759/1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/03/09(土) 14:09:19.83 ID:ZhoUOFEr0
初めてスレを立てました
エヴァQの序盤あたりの話です
間違っている点があったら、指摘お願いします
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1362805759
2: 1 2013/03/09(土) 14:11:23.25 ID:ZhoUOFEr0
ミサト「ええ。秘密結社にはカッコイイロゴが付き物でしょ?」
リツコ「今はそれどころじゃないでしょ!初号機のサルベージが終わって、これから…」
ミサト「だいじょーぶ!仕事もちゃんと並行させるから!!」
リツコ「えっ?」
ミサト「ん?」
リツコ「あんたがデザインするの?」
ミサト「えっ?ダメ?」
リツコ「だって…ロゴと言ったら、組織の顔でしょう?」
ミサト「んふふ…だから艦長のアタシ自らデザインを手がけるわけよ」
リツコ(大丈夫かしら…)
三時間後
トントン
ミサト「はーい」
リツコ「調子はどうかしら?」
ミサト「じゃーん!できたわよん」
リツコ「……」
ミサト「どう?天才デザイナー東京に現るって感…」
リツコ「ミサトは三時間も部屋で何をしていたの?」
ミサト「これを描いていたリツコ「嘘はよしなさい。またどうせパズドラでもやってたんでしょ」
ミサト「あによ!文句あんならアンタが描いてみなさいよ!!」
リツコ「…分かったわ」
一時間後
トントン
ミサト「リツコーでけたぁ?」
リツコ「完璧よ」
リツコ「自分の溢れ出す才能が恐ろしいわ」
ミサト「やるじゃん」
アスカ「アンタ達何やってんの?」
リツコ「あら、アスカ。何か用かしら」
アスカ「プラグスーツの事なんだけどさ」
リツコ「テスト用は裂けてしまって、通常のも飽きたと?」
アスカ「飽きたんじゃないわよ!新組織に移行するんだからプラグスーツも新しくしたいってことよ!」
ミサト「そうだリツコ!」
リツコ「下らない事だったらインスリン打つけど、何?」
ミサト「ロゴに気を取られて忘れてたけど、新制服も作らなきゃ…なんじゃない?」
リツコ「ふむ…ちょっとそこで待ってなさい」
一時間後
アスカ「インスリン取りに行くだけなのにエライ遅いわね…」
ミサト「えっ、インスリン取りに行ったの?」
アスカ「行間を読みなさいよね」
リツコ「お待たせ」
ミサト「いやあああああああ」
リツコ「ほら、こんな感じはどうかしら、アスカ」
ミサト「あれっ」
アスカ「(うわ…)」
リツコ「どうかしら?コシノジュンコのデザインに着想を得たの」
アスカ「(どうみても使徒だわ)」
アスカ「あ、あー…これは、何の服なの?」
リツコ「行間を読みなさい、アスカ」
リツコ「新組織、ヴィレの制服よ!!」
アスカ「」
ミサト「リツコってさ、意外とセンス良いわよね」
アスカ「何のこと?」
ミサト「行間行間!デザインのこーと!」
アスカ「もしかして、アレを制服にする気!?」
ミサト「え?そうだけど」
アスカ「いやいやいやいや…えー…ないわ…」
ミサト「アンタさあ、さっきから批判的だけど」
ミサト「もしかしてアスカも制服のデザインしたかったりして?」
アスカ「なんでよ…」
ミサト「試しに制服の案を出してみてよ」
アスカ「えーと…じゃあ」サラサラ
アスカ「ほい」ピラッ
ミサト「…え~地味ぃ~上手いけど無難な感じぃ」
アスカ「(ムカッ)」
アスカ「ふん、じゃ、じゃあアタシ対リツコで決選投票でもやりましょうか」
第一回 ビレ制服デザイン投票会
ミサト「右右―!あ、左。はいオッケー!」
アスカ「い、いくらなんでも張り切りすぎでしょ(冗談のつもりだったのに)」
ミサト「やるなら本気で…だったよね?」パチッ
アスカ「え、そんなこと言ってなミサト「さーて!進行役兼、選挙管理委員として頑張るわよー!」
アスカ「え」
リツコ「信じられないわ。まさか私のデザインが採用されるなんて…ありがとう」
パチパチパチパチ
アスカ「あのBBA共謀ったわね」
マリ「姫、残念だったにゃー」
アスカ「ふん。まあ出るべくして出た結果よ」
マリ「おっ、姫が珍しく謙虚だねぇ」
リツコ「投票ありがと!来月のロゴデザイン部門もよろしくね!」
パチパチパチパチパチ
アスカ「来月もやるのかよ!!」
アスカ「制服の件は百歩譲るとして」
アスカ「ロゴだけはどうにか、まともなものにしなきゃ!」
一ヶ月後
第二回 ビレロゴデザインコンテスト
ミサト「悪いわね~選管任せちゃって!」
アスカ「全然。任せてよ」
アスカ「(あっさり譲って貰っちゃった。開票前にどんな不正をされるか分かったもんじゃないわ。気をつけなきゃ)
マリ「姫頑張ってね~」
アスカ「ええ!コネメガネ!投票よろしく」
マリ「作品によるにゃ」
アスカ「あ、うん」
リツコ「まさか二冠に輝けるなんて思っても見なかったわ」
パチパチパチパチパチ
アスカ「なんでよおおおおおおおおお」
マリ「うるさいにゃ」
アスカ「だっておかしいでしょ!投票箱も開票日まで肌身離さず持ってたのに!」
マリ「お風呂やトイレに持ち込んでたのは投票箱だったんだね」
アスカ「なんで知ってマリ「ところで姫」
アスカ「何よ」
マリ「その口振りからして、まさかお主不正を働くつもりだったのかにゃあ?」
アスカ「はあ?不正したのはミサトたちよ!あんなデザイン誰が認めるってのよ!」
ガヤガヤ…
淫乱ピンク「新制服ぅ、超可愛くないですかぁ?」
サクラ「ね!赤木副長尊敬しちゃうよね~☆」
ワイワイ
アスカ「」
マリ「姫、これが現実だにゃ」
アスカ「(もしかして感覚がズレてるのは、あたし…?)」ガーン
マリ「まあ落ち込みなさんな、姫」
マリ「来月は姫のプラグスーツ部門があるし、そこで頑張ればいいにゃ!!」
アスカ「…そう」
アスカ「でももういいの。デザインはリツコに任せるわ」
マリ「ぶっちゃけあたしもそうした方がいいと思う」
アスカ「ハア…」ガク
リツコ「というわけで、これからアスカの新プラグスーツの制作に取り掛かるわよ」
ミサト「これって今のスーツじゃない。これをどうするの?」
リツコ「正直、大々的にコンクールを行ったせいで」
リツコ「予算がもうありません」
ミサト「そっかあ」
リツコ「なので既存のプラグスーツにハサミを入れ、大きくリメイクしようと思います」
リツコ「さ、やるわよ」チョキ…
バゴオオオオオン!
リツコ「きゃっ」
ミサト「何事!?」
日向『艦長!ネーメジスシリーズの襲撃です!』
ミサト「マジか」
日向『あ、あと今碇シンジが目を覚ましました!』
ミサト「マジか」
シンジ『ミサトさん!あれ使徒でしょ?僕が戦うよ!』
ミサト「あんたはもう、何もしないで」
シンジ 『え…』
ミサト「あーもう最悪だよこれ…」
リツコ「ビリビリになってしまったわね…」
リツコ「ところで敵が来てるみたいだけど」
ミサト「初バトルには絶対新しいプラグスーツを着せてあげるって、そう約束したのよ」
リツコ「…」
リツコ「そうね。こんなときこそ私たちがしっかりしないと」
ミサト「反省タイム終わり!さあ、さっさと作りましょ!」
リツコ「ええ。この破れた部分をアレンジして…」
ミサト「…これは、これ貼って…」
リツコ「テープは…これ…」
ミサト「あ、それはありかも…」
リツコ「…いい感じね…」
30分後
リツコ「出来た…」
ミサト「さすが、稀代の名デザイナー!超かっこいい!」
アスカ『ミサトッ!プラスーまだ!?』
ミサト「今出来上がったわ!マリの調子はどお!?」
アスカ『ギリギリ持ち堪えてる状態なの!!早く!』
ミサト「了解したわ!今届けに行くから!」
リツコ「ミサト…任せたわよ」
ミサト「ええ」
ダッ
ミサト「急がないと…」ハァハァ
ミサト「アスカ!お待ち遠さま!!」
日向「か、艦長!流石に14年間も乗ってるんだから覚えてください!射出口はここじゃないですよ!」
シンジ「え!?14年!?ど、どういう事なんですか!ミサトさん!!!」
ミサト「ちょ、邪魔…」
シンジ「教えてください!僕が意識を失ってた間、何があったんですか!」
ミサト「ほ、ほんと退いてってば!」
シンジ「いいえ退きません!教えてください!教えてくださいよ!!!」
ミサト「何この子粘り強っ」
ミサト「後で話す!あとで話すからお願いだからどいて!」
シンジ「ウ、ウオオオオオオオ前の中学校で粘り気の碇と呼ばれた僕にミサト「退きなさい」銃突きつけ
シンジ「ひっ」
ミサト「ハアハア…アスカ!お待たせ!」
アスカ「遅い!」
ミサト「悪かったわね。…さ、早くエヴァに!」
アスカ「…ミサト」
ミサト「ん?」
アスカ「…あんたやリツコのデザイン、ダサいとか思っててゴメン」ボソ
ミサト「え?なに?もっかいいって!」
アスカ「///…何でもないっ」
:
:
サクラ「碇シンジさん」
シンジ「なんですか」
サクラ「これから、艦長と副長から説明があるそうです」
シンジ「さっきの使徒みたいなものには、勝ったんですか?」
サクラ「ええ!アスカさんがトドメを刺しました」
シンジ「そっか…」
シンジ「これが、初号機ですか?」
リツコ「ええ。初号機は現在、本艦の主機として使用中。ゆえにパイロットは不要です」
シンジ「あと、この首輪は?」
リツコ「それはDSSチョーカー」
リツコ「エヴァ搭乗時、自己の感情に飲み込まれ覚醒リスクを抑えられない事態に達した場合、あなたの一命をもってせき止めるためのものです」
シンジ「あ、いや、そうじゃなくて」
リツコ「?」
シンジ「あの、なんでこんなデザインなんですか?」
リツコ「私がデザインしたのよ」
シンジ「!ところで、さっき14年って言ってましたけど…」
アスカ「あれから14年経ってるってことよ。バカシンジ」
シンジ「アスカ!よかった、生きてたんだね!」
ガンッ
シンジ「わっ」
アスカ「駄目ね、抑えられない」
シンジ「何なんだよ…アスカ…」
シンジ「あ、左目。左目どうかしたの!?」
アスカ「あんたに関係ない」
シンジ「アスカ、だって、さっき14年って…」
シンジ「眼帯とプラグスーツ以外、何も変わってないじゃないか…」
アスカ「そう。エヴァの呪縛」
シンジ「呪縛?」
アスカ「…」
シンジ「あ、ちょっと待ってよ!一体何があったんだよ!そのプラグスーツ何なんだよ!」
アスカ「知らない」
シンジ「知らないって…もしかして、それ格好良いと思って着てるの!?」
シンジ「アスカ!」
アスカ「うるさい!」
シンジ「待って!これだけ教えて!」
アスカ「何よ」
シンジ「今、どんな気持ちでそのプラグスーツ着てるの?」
ドガアアアアアアアアアアアン
シンジ「ひっ」
アスカ「話は、それだけね」
シンジ「ううん。あと一個だけ!」
アスカ「しょうもないことなら、殴るわよ」
シンジ「これ、見てよ」ピラ
シンジ「さっき暇だったから、アスカの新プラグスーツを考えてたんだ」
アスカ「ふん」チラ
シンジ「どうかな?」
アスカ「え、ちょっとこれオシャレ…ミサト「碇シンジ君」
シンジ「(ビク)な、なんですか、ミサトさん」
ミサト「それはちょっとセンス悪すぎだと思うの」
シンジ「…」
シンジ「…」
アスカ「いや、これはアリだとおもうわ」
ミサト「ふーん」
リツコ「それじゃあ、シンジ君と私で決選投票をするべきかもしれないわね」
アスカ「もうその流れいいわよ!!お腹いっぱい!勘弁してよ!」
シンジ「いいですね。受けて立ちましょう」
アスカ「馬鹿!!原作通り綾波レイの心配をしなさいよ!!」
シンジ「男には男の戰いがあるんだ、アスカ」
シンジ「それに、君にはそんなダサい服似合わないからね」キリ
アスカ「(やっぱり私の感覚は正しかったのね…)」
その頃
カヲル「シンジ君来るの遅いな~」
カヲル「予定だったらもう来てるんだけどなぁ…」
カヲル「シンジ君とペアルックのプラグスーツのデザイン!」ピラッ
カヲル「気に入ってくれるといいなあ」
完
元スレ
ミサト「ええ。秘密結社にはカッコイイロゴが付き物でしょ?」
リツコ「今はそれどころじゃないでしょ!初号機のサルベージが終わって、これから…」
ミサト「だいじょーぶ!仕事もちゃんと並行させるから!!」
リツコ「えっ?」
ミサト「ん?」
リツコ「あんたがデザインするの?」
ミサト「えっ?ダメ?」
リツコ「だって…ロゴと言ったら、組織の顔でしょう?」
ミサト「んふふ…だから艦長のアタシ自らデザインを手がけるわけよ」
リツコ(大丈夫かしら…)
3: 1 2013/03/09(土) 14:13:31.14 ID:ZhoUOFEr0
三時間後
トントン
ミサト「はーい」
リツコ「調子はどうかしら?」
ミサト「じゃーん!できたわよん」
リツコ「……」
ミサト「どう?天才デザイナー東京に現るって感…」
リツコ「ミサトは三時間も部屋で何をしていたの?」
ミサト「これを描いていたリツコ「嘘はよしなさい。またどうせパズドラでもやってたんでしょ」
ミサト「あによ!文句あんならアンタが描いてみなさいよ!!」
リツコ「…分かったわ」
一時間後
トントン
ミサト「リツコーでけたぁ?」
リツコ「完璧よ」
リツコ「自分の溢れ出す才能が恐ろしいわ」
ミサト「やるじゃん」
アスカ「アンタ達何やってんの?」
4: 1 2013/03/09(土) 14:15:14.16 ID:ZhoUOFEr0
リツコ「あら、アスカ。何か用かしら」
アスカ「プラグスーツの事なんだけどさ」
リツコ「テスト用は裂けてしまって、通常のも飽きたと?」
アスカ「飽きたんじゃないわよ!新組織に移行するんだからプラグスーツも新しくしたいってことよ!」
ミサト「そうだリツコ!」
リツコ「下らない事だったらインスリン打つけど、何?」
ミサト「ロゴに気を取られて忘れてたけど、新制服も作らなきゃ…なんじゃない?」
リツコ「ふむ…ちょっとそこで待ってなさい」
5: 1 2013/03/09(土) 14:17:18.03 ID:ZhoUOFEr0
一時間後
アスカ「インスリン取りに行くだけなのにエライ遅いわね…」
ミサト「えっ、インスリン取りに行ったの?」
アスカ「行間を読みなさいよね」
リツコ「お待たせ」
ミサト「いやあああああああ」
リツコ「ほら、こんな感じはどうかしら、アスカ」
ミサト「あれっ」
アスカ「(うわ…)」
リツコ「どうかしら?コシノジュンコのデザインに着想を得たの」
アスカ「(どうみても使徒だわ)」
アスカ「あ、あー…これは、何の服なの?」
リツコ「行間を読みなさい、アスカ」
リツコ「新組織、ヴィレの制服よ!!」
アスカ「」
6: 1 2013/03/09(土) 14:19:02.47 ID:ZhoUOFEr0
ミサト「リツコってさ、意外とセンス良いわよね」
アスカ「何のこと?」
ミサト「行間行間!デザインのこーと!」
アスカ「もしかして、アレを制服にする気!?」
ミサト「え?そうだけど」
アスカ「いやいやいやいや…えー…ないわ…」
ミサト「アンタさあ、さっきから批判的だけど」
ミサト「もしかしてアスカも制服のデザインしたかったりして?」
アスカ「なんでよ…」
ミサト「試しに制服の案を出してみてよ」
アスカ「えーと…じゃあ」サラサラ
アスカ「ほい」ピラッ
ミサト「…え~地味ぃ~上手いけど無難な感じぃ」
アスカ「(ムカッ)」
アスカ「ふん、じゃ、じゃあアタシ対リツコで決選投票でもやりましょうか」
7: 1 2013/03/09(土) 14:20:21.50 ID:ZhoUOFEr0
第一回 ビレ制服デザイン投票会
ミサト「右右―!あ、左。はいオッケー!」
アスカ「い、いくらなんでも張り切りすぎでしょ(冗談のつもりだったのに)」
ミサト「やるなら本気で…だったよね?」パチッ
アスカ「え、そんなこと言ってなミサト「さーて!進行役兼、選挙管理委員として頑張るわよー!」
アスカ「え」
8: 1 2013/03/09(土) 14:36:15.86 ID:ZhoUOFEr0
リツコ「信じられないわ。まさか私のデザインが採用されるなんて…ありがとう」
パチパチパチパチ
アスカ「あのBBA共謀ったわね」
マリ「姫、残念だったにゃー」
アスカ「ふん。まあ出るべくして出た結果よ」
マリ「おっ、姫が珍しく謙虚だねぇ」
リツコ「投票ありがと!来月のロゴデザイン部門もよろしくね!」
パチパチパチパチパチ
アスカ「来月もやるのかよ!!」
9: 1 2013/03/09(土) 14:39:53.98 ID:ZhoUOFEr0
アスカ「制服の件は百歩譲るとして」
アスカ「ロゴだけはどうにか、まともなものにしなきゃ!」
一ヶ月後
第二回 ビレロゴデザインコンテスト
ミサト「悪いわね~選管任せちゃって!」
アスカ「全然。任せてよ」
アスカ「(あっさり譲って貰っちゃった。開票前にどんな不正をされるか分かったもんじゃないわ。気をつけなきゃ)
マリ「姫頑張ってね~」
アスカ「ええ!コネメガネ!投票よろしく」
マリ「作品によるにゃ」
アスカ「あ、うん」
10: 1 2013/03/09(土) 14:46:05.70 ID:ZhoUOFEr0
リツコ「まさか二冠に輝けるなんて思っても見なかったわ」
パチパチパチパチパチ
アスカ「なんでよおおおおおおおおお」
マリ「うるさいにゃ」
アスカ「だっておかしいでしょ!投票箱も開票日まで肌身離さず持ってたのに!」
マリ「お風呂やトイレに持ち込んでたのは投票箱だったんだね」
アスカ「なんで知ってマリ「ところで姫」
アスカ「何よ」
マリ「その口振りからして、まさかお主不正を働くつもりだったのかにゃあ?」
アスカ「はあ?不正したのはミサトたちよ!あんなデザイン誰が認めるってのよ!」
ガヤガヤ…
淫乱ピンク「新制服ぅ、超可愛くないですかぁ?」
サクラ「ね!赤木副長尊敬しちゃうよね~☆」
ワイワイ
アスカ「」
11: 1 2013/03/09(土) 14:49:19.24 ID:ZhoUOFEr0
マリ「姫、これが現実だにゃ」
アスカ「(もしかして感覚がズレてるのは、あたし…?)」ガーン
マリ「まあ落ち込みなさんな、姫」
マリ「来月は姫のプラグスーツ部門があるし、そこで頑張ればいいにゃ!!」
アスカ「…そう」
アスカ「でももういいの。デザインはリツコに任せるわ」
マリ「ぶっちゃけあたしもそうした方がいいと思う」
アスカ「ハア…」ガク
12: 1 2013/03/09(土) 14:51:32.34 ID:ZhoUOFEr0
リツコ「というわけで、これからアスカの新プラグスーツの制作に取り掛かるわよ」
ミサト「これって今のスーツじゃない。これをどうするの?」
リツコ「正直、大々的にコンクールを行ったせいで」
リツコ「予算がもうありません」
ミサト「そっかあ」
リツコ「なので既存のプラグスーツにハサミを入れ、大きくリメイクしようと思います」
リツコ「さ、やるわよ」チョキ…
13: 1 2013/03/09(土) 15:13:41.27 ID:ZhoUOFEr0
バゴオオオオオン!
リツコ「きゃっ」
ミサト「何事!?」
日向『艦長!ネーメジスシリーズの襲撃です!』
ミサト「マジか」
日向『あ、あと今碇シンジが目を覚ましました!』
ミサト「マジか」
シンジ『ミサトさん!あれ使徒でしょ?僕が戦うよ!』
ミサト「あんたはもう、何もしないで」
シンジ 『え…』
14: 1 2013/03/09(土) 15:25:36.25 ID:ZhoUOFEr0
ミサト「あーもう最悪だよこれ…」
リツコ「ビリビリになってしまったわね…」
リツコ「ところで敵が来てるみたいだけど」
ミサト「初バトルには絶対新しいプラグスーツを着せてあげるって、そう約束したのよ」
リツコ「…」
リツコ「そうね。こんなときこそ私たちがしっかりしないと」
ミサト「反省タイム終わり!さあ、さっさと作りましょ!」
リツコ「ええ。この破れた部分をアレンジして…」
ミサト「…これは、これ貼って…」
リツコ「テープは…これ…」
ミサト「あ、それはありかも…」
リツコ「…いい感じね…」
15: 1 2013/03/09(土) 15:43:08.77 ID:ZhoUOFEr0
30分後
リツコ「出来た…」
ミサト「さすが、稀代の名デザイナー!超かっこいい!」
アスカ『ミサトッ!プラスーまだ!?』
ミサト「今出来上がったわ!マリの調子はどお!?」
アスカ『ギリギリ持ち堪えてる状態なの!!早く!』
ミサト「了解したわ!今届けに行くから!」
リツコ「ミサト…任せたわよ」
ミサト「ええ」
ダッ
ミサト「急がないと…」ハァハァ
16: 1 2013/03/09(土) 15:44:34.02 ID:ZhoUOFEr0
ミサト「アスカ!お待ち遠さま!!」
日向「か、艦長!流石に14年間も乗ってるんだから覚えてください!射出口はここじゃないですよ!」
シンジ「え!?14年!?ど、どういう事なんですか!ミサトさん!!!」
ミサト「ちょ、邪魔…」
シンジ「教えてください!僕が意識を失ってた間、何があったんですか!」
ミサト「ほ、ほんと退いてってば!」
シンジ「いいえ退きません!教えてください!教えてくださいよ!!!」
ミサト「何この子粘り強っ」
ミサト「後で話す!あとで話すからお願いだからどいて!」
シンジ「ウ、ウオオオオオオオ前の中学校で粘り気の碇と呼ばれた僕にミサト「退きなさい」銃突きつけ
シンジ「ひっ」
17: 1 2013/03/09(土) 15:46:37.92 ID:ZhoUOFEr0
ミサト「ハアハア…アスカ!お待たせ!」
アスカ「遅い!」
ミサト「悪かったわね。…さ、早くエヴァに!」
アスカ「…ミサト」
ミサト「ん?」
アスカ「…あんたやリツコのデザイン、ダサいとか思っててゴメン」ボソ
ミサト「え?なに?もっかいいって!」
アスカ「///…何でもないっ」
18: 1 2013/03/09(土) 16:05:03.28 ID:ZhoUOFEr0
:
:
サクラ「碇シンジさん」
シンジ「なんですか」
サクラ「これから、艦長と副長から説明があるそうです」
シンジ「さっきの使徒みたいなものには、勝ったんですか?」
サクラ「ええ!アスカさんがトドメを刺しました」
シンジ「そっか…」
19: 1 2013/03/09(土) 16:06:20.86 ID:ZhoUOFEr0
シンジ「これが、初号機ですか?」
リツコ「ええ。初号機は現在、本艦の主機として使用中。ゆえにパイロットは不要です」
シンジ「あと、この首輪は?」
リツコ「それはDSSチョーカー」
リツコ「エヴァ搭乗時、自己の感情に飲み込まれ覚醒リスクを抑えられない事態に達した場合、あなたの一命をもってせき止めるためのものです」
シンジ「あ、いや、そうじゃなくて」
リツコ「?」
シンジ「あの、なんでこんなデザインなんですか?」
リツコ「私がデザインしたのよ」
20: 1 2013/03/09(土) 16:17:00.98 ID:ZhoUOFEr0
シンジ「!ところで、さっき14年って言ってましたけど…」
アスカ「あれから14年経ってるってことよ。バカシンジ」
シンジ「アスカ!よかった、生きてたんだね!」
ガンッ
シンジ「わっ」
アスカ「駄目ね、抑えられない」
シンジ「何なんだよ…アスカ…」
シンジ「あ、左目。左目どうかしたの!?」
アスカ「あんたに関係ない」
シンジ「アスカ、だって、さっき14年って…」
シンジ「眼帯とプラグスーツ以外、何も変わってないじゃないか…」
アスカ「そう。エヴァの呪縛」
シンジ「呪縛?」
アスカ「…」
21: 1 2013/03/09(土) 16:19:13.93 ID:ZhoUOFEr0
シンジ「あ、ちょっと待ってよ!一体何があったんだよ!そのプラグスーツ何なんだよ!」
アスカ「知らない」
シンジ「知らないって…もしかして、それ格好良いと思って着てるの!?」
シンジ「アスカ!」
アスカ「うるさい!」
シンジ「待って!これだけ教えて!」
アスカ「何よ」
シンジ「今、どんな気持ちでそのプラグスーツ着てるの?」
ドガアアアアアアアアアアアン
シンジ「ひっ」
22: 1 2013/03/09(土) 16:30:29.93 ID:ZhoUOFEr0
アスカ「話は、それだけね」
シンジ「ううん。あと一個だけ!」
アスカ「しょうもないことなら、殴るわよ」
シンジ「これ、見てよ」ピラ
シンジ「さっき暇だったから、アスカの新プラグスーツを考えてたんだ」
アスカ「ふん」チラ
シンジ「どうかな?」
アスカ「え、ちょっとこれオシャレ…ミサト「碇シンジ君」
シンジ「(ビク)な、なんですか、ミサトさん」
ミサト「それはちょっとセンス悪すぎだと思うの」
シンジ「…」
23: 1 2013/03/09(土) 16:32:39.58 ID:ZhoUOFEr0
シンジ「…」
アスカ「いや、これはアリだとおもうわ」
ミサト「ふーん」
リツコ「それじゃあ、シンジ君と私で決選投票をするべきかもしれないわね」
アスカ「もうその流れいいわよ!!お腹いっぱい!勘弁してよ!」
シンジ「いいですね。受けて立ちましょう」
アスカ「馬鹿!!原作通り綾波レイの心配をしなさいよ!!」
シンジ「男には男の戰いがあるんだ、アスカ」
シンジ「それに、君にはそんなダサい服似合わないからね」キリ
アスカ「(やっぱり私の感覚は正しかったのね…)」
24: 1 2013/03/09(土) 16:35:25.81 ID:ZhoUOFEr0
その頃
カヲル「シンジ君来るの遅いな~」
カヲル「予定だったらもう来てるんだけどなぁ…」
カヲル「シンジ君とペアルックのプラグスーツのデザイン!」ピラッ
カヲル「気に入ってくれるといいなあ」
完
SS速報VIP:リツコ「新組織のロゴデザイン?」