1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/20(土) 11:15:11.15 ID:opN+ppNZ0
まどか「私ってFFで最後までエリクサー残すタイプなんです」
マミ「あ、そう…」
マミ(ゲーム脳…)
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/20(土) 11:19:03.63 ID:opN+ppNZ0
マミ「でも、ほら」
マミ「ソウルジェムがもうこんなに濁ってるじゃないの」
まどか「それなら大丈夫です」
マミ「え?」
まどか「お家で一晩寝れば魔力だって回復しますし!」
マミ「いや、あのね…」
まどか「それじゃあ今日はそろそろ帰りますね、さようなら!」
マミ「あ、ちょっと…!」
マミ(大丈夫かしら、鹿目さん…)ハァッ
翌日
ほむら「おはよう、鹿目さん」
まどか「あ、ほむらちゃんおはよう…」
ほむら「か、顔色悪いけど大丈夫?」
まどか「なんだか身体がダルくてねぇ…」
ほむら「そ、そうなんだ。む、無理はしちゃ駄目だよ?」
まどか「うん、ありがとう…」
ほむら(どうしたんだろう? 昨日まではあんなに元気だったのに…)
昼休み・屋上
まどか「はぁ……」
さやか「まどか、元気ないじゃん。どうしたの?」
仁美「朝からずっとですから心配ですわ」
ほむら「…」
まどか「なんだかねぇ、身体がだるいの…」ハァ
さやか「おっ、あれか! あの日なのかぁー!?」
ほむら「み、美樹さん声が大きいですよ!」カアァッ
まどか「…生理は先週だったもん」
仁美「それじゃあ風邪か何かでしょうか…」
まどか「どうだろう…。熱っぽくはないけど…」
まどか(そういえばソウルジェム…)チャリッ
まどか(一晩寝たのに、ちっとも綺麗になってない…)
まどか(もしかしてこの不調と関係して…?)
さやか「急に黙り込んでどうしたの?」
まどか「あ、な、なん…でもないよ…」ティヒヒ
さや仁ほむ「?」
放課後
マミ「鹿目さん、魔女探しに行きましょう」
まどか「あ、あのマミさん…」
マミ「何かしら?」
まどか(ソウルジェムが濁りきったらどうなるか聞いてみようかな…)
まどか「あ、そのぉ…」
マミ「そういえば鹿目さん」
まどか「は、はいっ!?」
マミ「昨晩寝てソウルジェムは浄化されたかしら?」
まどか「えっ!?」
マミ「あんだけ自信満々に言ってたんだもの、当然綺麗になったわよねぇ?」ニヤニヤ
まどか「うっ…」
まどか(マミさんなんか根に持ってる…)
まどか「も、勿論です!!」
まどか「綺麗になりすぎて眩しすぎるくらい輝いてますよ!!」
マミ「そう、それはよかったわww」
まどか「あ、あはは…」
まどか(この話題、もう切り出せないや…)
まどか「…あ、私学校に忘れ物したんでちょっと戻ります」
マミ「わかったわ、私は先に魔女探しに行ってくるわね」
まどか「はい、後で合流しますね…」
まどか「キュゥべえ、いる…?」
QB「呼んだかい?」スッ
まどか「聞きたいことがあるんだけど…」
まどか「ソウルジェムが濁ってから身体の調子が悪い気がするんだけど…」
まどか「わ、私の思い込みだよね…? あ、あはは…」
QB「察しがいいね、まどか」
まどか「はははっ…………え?」
QB「ソウルジェムは君たちの魂自身だ」
QB「濁れば当然器の操作に影響が出るよ」
まどか「…」
まどか「…」
まどか「この宝石が私の魂…?」
まどか「そんなっ……どうして……?」
QB「君たち人間の身体は脆い云々」
まどか「こんなの、絶対おかしいよ…」グスッ
QB「君たちはいつもそうだね、事実をありのままに伝えると決まって同じ反応をする」
QB「わけがわからないよ」
まどか「…」
まどか「ソウルジェムが濁りきるとどうなるの…?」
QB「魔法を使うどころじゃなくなるね」
まどか(……つまり死ぬってこと?)
まどか「ソウルジェムを綺麗にするにはグリーフシードを使うしかないの…?」
QB「そうだよ」
まどか「…手に入れるためには?」
QB「魔女と戦って勝ち取るしかないね」
まどか「…コンビニとかで売ってたりしない?」
QB「前例はないね」
まどか(やっぱり非売品…)
まどか「うぅ…ひっぐ……」
まどか(そんなの勿体無くて使えないよぉ……)
魔女結界
コロンッ
マミ「ふぅ、けっこう強敵だったわね」スッ
マミ「結局鹿目さんが来なかったから苦戦したわ」
マミ「グリーフシードも手に入れたことだし浄化っと…」シューッ
まどか「…」コソッ
まどか(マミさん、ソウルジェムが自分の魂って知らないからあんなに気軽に使えるんだね…)
まどか(エーテルみたいに店売りしてないと、使う勇気が出ないよ…)
翌日
まどか「はぁ……」
まどか(どうしよう、私このまま死んじゃうのかな…?)
さやか「まどかー! おっはよー!」
まどか「あ、さやかちゃんおはよう…」
さやか「…まだ元気ないみたいだね」
まどか「あ、あはは…」ティヒヒ
さやか「あ、そうだ。まどかから借りてたゲーム返すよ」スッ
まどか「…これは」
さやか「いやぁ、やっぱり夜やると中々怖いもんだねぇ」
まどか(バイオハザード…)
まどか(そういえばこのゲームの回復アイテムはみんな個数限定だっけ…)
まどか(初プレイのとき使いすぎちゃって、終盤苦労したっけ…)
まどか(いつからだろう…?)
まどか(私がゲームとかで貴重品とか使えなくなったのって…)
まどか(馬鹿みたいだな、アイテムは使わなきゃ意味ないのに…)
まどか(…)
まどか(よしっ)
まどか「さやかちゃんっ!」
さやか「お?」
まどか「…ありがとう、私なんだかわかった気がするよ!!」
さやか「…なんだかよくわかんないけど」
さやか「よかったね、まどか」ナデッ
まどか「うんっ♪」
まどか「…」シューッ
まどか(濁りが取れるほど、身体が楽になってくる…)
まどか(コレが私の魂って本当のことだったんだね…)
マミ「あら、結局グリーフシード使ってるのね」
まどか「あ、マミさん!」
まどか「…はい、もうケチケチせずに使おうって気になったんです」
マミ「そう、ベストコンディションにしとくのは大事だものね」
まどか「それに…」
マミ「それに?」
まどか「もう所持数カンストしてましたし」GS×98
マミ「Oh…」
おわり
みんなケチらずにアイテム使おうぜ!って話でした
元スレ
マミ「でも、ほら」
マミ「ソウルジェムがもうこんなに濁ってるじゃないの」
まどか「それなら大丈夫です」
マミ「え?」
まどか「お家で一晩寝れば魔力だって回復しますし!」
マミ「いや、あのね…」
まどか「それじゃあ今日はそろそろ帰りますね、さようなら!」
マミ「あ、ちょっと…!」
マミ(大丈夫かしら、鹿目さん…)ハァッ
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/20(土) 11:24:15.33 ID:opN+ppNZ0
翌日
ほむら「おはよう、鹿目さん」
まどか「あ、ほむらちゃんおはよう…」
ほむら「か、顔色悪いけど大丈夫?」
まどか「なんだか身体がダルくてねぇ…」
ほむら「そ、そうなんだ。む、無理はしちゃ駄目だよ?」
まどか「うん、ありがとう…」
ほむら(どうしたんだろう? 昨日まではあんなに元気だったのに…)
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/20(土) 11:30:50.89 ID:opN+ppNZ0
昼休み・屋上
まどか「はぁ……」
さやか「まどか、元気ないじゃん。どうしたの?」
仁美「朝からずっとですから心配ですわ」
ほむら「…」
まどか「なんだかねぇ、身体がだるいの…」ハァ
さやか「おっ、あれか! あの日なのかぁー!?」
ほむら「み、美樹さん声が大きいですよ!」カアァッ
まどか「…生理は先週だったもん」
仁美「それじゃあ風邪か何かでしょうか…」
まどか「どうだろう…。熱っぽくはないけど…」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/20(土) 11:41:26.88 ID:opN+ppNZ0
まどか(そういえばソウルジェム…)チャリッ
まどか(一晩寝たのに、ちっとも綺麗になってない…)
まどか(もしかしてこの不調と関係して…?)
さやか「急に黙り込んでどうしたの?」
まどか「あ、な、なん…でもないよ…」ティヒヒ
さや仁ほむ「?」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/20(土) 11:46:31.81 ID:opN+ppNZ0
放課後
マミ「鹿目さん、魔女探しに行きましょう」
まどか「あ、あのマミさん…」
マミ「何かしら?」
まどか(ソウルジェムが濁りきったらどうなるか聞いてみようかな…)
まどか「あ、そのぉ…」
マミ「そういえば鹿目さん」
まどか「は、はいっ!?」
マミ「昨晩寝てソウルジェムは浄化されたかしら?」
まどか「えっ!?」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/20(土) 11:53:38.79 ID:opN+ppNZ0
マミ「あんだけ自信満々に言ってたんだもの、当然綺麗になったわよねぇ?」ニヤニヤ
まどか「うっ…」
まどか(マミさんなんか根に持ってる…)
まどか「も、勿論です!!」
まどか「綺麗になりすぎて眩しすぎるくらい輝いてますよ!!」
マミ「そう、それはよかったわww」
まどか「あ、あはは…」
まどか(この話題、もう切り出せないや…)
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/20(土) 12:02:16.23 ID:opN+ppNZ0
まどか「…あ、私学校に忘れ物したんでちょっと戻ります」
マミ「わかったわ、私は先に魔女探しに行ってくるわね」
まどか「はい、後で合流しますね…」
まどか「キュゥべえ、いる…?」
QB「呼んだかい?」スッ
まどか「聞きたいことがあるんだけど…」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/20(土) 12:13:22.78 ID:opN+ppNZ0
まどか「ソウルジェムが濁ってから身体の調子が悪い気がするんだけど…」
まどか「わ、私の思い込みだよね…? あ、あはは…」
QB「察しがいいね、まどか」
まどか「はははっ…………え?」
QB「ソウルジェムは君たちの魂自身だ」
QB「濁れば当然器の操作に影響が出るよ」
まどか「…」
まどか「…」
まどか「この宝石が私の魂…?」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/20(土) 12:22:56.58 ID:opN+ppNZ0
まどか「そんなっ……どうして……?」
QB「君たち人間の身体は脆い云々」
まどか「こんなの、絶対おかしいよ…」グスッ
QB「君たちはいつもそうだね、事実をありのままに伝えると決まって同じ反応をする」
QB「わけがわからないよ」
まどか「…」
まどか「ソウルジェムが濁りきるとどうなるの…?」
QB「魔法を使うどころじゃなくなるね」
まどか(……つまり死ぬってこと?)
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/20(土) 12:27:39.80 ID:opN+ppNZ0
まどか「ソウルジェムを綺麗にするにはグリーフシードを使うしかないの…?」
QB「そうだよ」
まどか「…手に入れるためには?」
QB「魔女と戦って勝ち取るしかないね」
まどか「…コンビニとかで売ってたりしない?」
QB「前例はないね」
まどか(やっぱり非売品…)
まどか「うぅ…ひっぐ……」
まどか(そんなの勿体無くて使えないよぉ……)
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/20(土) 12:34:22.45 ID:opN+ppNZ0
魔女結界
コロンッ
マミ「ふぅ、けっこう強敵だったわね」スッ
マミ「結局鹿目さんが来なかったから苦戦したわ」
マミ「グリーフシードも手に入れたことだし浄化っと…」シューッ
まどか「…」コソッ
まどか(マミさん、ソウルジェムが自分の魂って知らないからあんなに気軽に使えるんだね…)
まどか(エーテルみたいに店売りしてないと、使う勇気が出ないよ…)
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/20(土) 12:43:02.75 ID:opN+ppNZ0
翌日
まどか「はぁ……」
まどか(どうしよう、私このまま死んじゃうのかな…?)
さやか「まどかー! おっはよー!」
まどか「あ、さやかちゃんおはよう…」
さやか「…まだ元気ないみたいだね」
まどか「あ、あはは…」ティヒヒ
さやか「あ、そうだ。まどかから借りてたゲーム返すよ」スッ
まどか「…これは」
さやか「いやぁ、やっぱり夜やると中々怖いもんだねぇ」
まどか(バイオハザード…)
まどか(そういえばこのゲームの回復アイテムはみんな個数限定だっけ…)
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/20(土) 12:47:45.94 ID:opN+ppNZ0
まどか(初プレイのとき使いすぎちゃって、終盤苦労したっけ…)
まどか(いつからだろう…?)
まどか(私がゲームとかで貴重品とか使えなくなったのって…)
まどか(馬鹿みたいだな、アイテムは使わなきゃ意味ないのに…)
まどか(…)
まどか(よしっ)
まどか「さやかちゃんっ!」
さやか「お?」
まどか「…ありがとう、私なんだかわかった気がするよ!!」
さやか「…なんだかよくわかんないけど」
さやか「よかったね、まどか」ナデッ
まどか「うんっ♪」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/20(土) 12:56:19.63 ID:opN+ppNZ0
まどか「…」シューッ
まどか(濁りが取れるほど、身体が楽になってくる…)
まどか(コレが私の魂って本当のことだったんだね…)
マミ「あら、結局グリーフシード使ってるのね」
まどか「あ、マミさん!」
まどか「…はい、もうケチケチせずに使おうって気になったんです」
マミ「そう、ベストコンディションにしとくのは大事だものね」
まどか「それに…」
マミ「それに?」
まどか「もう所持数カンストしてましたし」GS×98
マミ「Oh…」
おわり
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/20(土) 12:57:00.38 ID:opN+ppNZ0
みんなケチらずにアイテム使おうぜ!って話でした
マミ「…鹿目さん、どうしてグリーフシードを使わないの?」