1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 21:15:28.38 ID:ipKhrWFy0

部室

末原「なぜですか?」

洋榎「なんでってウチらタメやん」

末原「でも貴女は主将ですよ」

洋榎「そうやけど・・・・」

末原「主将には敬意を払って接するものですよ」

洋榎「だって敬語で話されると距離感あるっていうか・・・・」

末原「私はそうは思いませんけど」

洋榎「もうええわ」ギィッ パタン

末原「・・・・・・・・・」

洋榎(恭子のバカ!アホ!マヌケ!)



2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 21:17:35.86 ID:ipKhrWFy0

末原「知ってますよ主将、貴女が何を想ってるのか」

末原「あなたは私のことが好きなんですよね」

末原「って自惚れすぎやな私、アハハ・・・」

代行「あの子感情隠すの下手やからな~」

末原「ええ、そこがまた可愛いんですけど」

代行「せやな~」

末原「・・・・・・・」

代行「?」

末原「・・・・・いつからそこに?」

代行「最初っからおったよ~」

末原「・・・・・メゲるわ」



3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 21:20:44.45 ID:ipKhrWFy0

末原「今のこと・・・主将には内緒ですよ」

代行「ええで~」

末原(・・・・・信用できんな)

代行「気になってんけど」

末原「?」

代行「なんで二人は付き合ってへんの?どう見ても相思相愛やん」

末原「な、何言ってるんですか!?」

代行「そんな真っ赤な顔で言われても全然こわないで~」

末原「うぐっ・・・・」

代行(末原ちゃんかわええなあ)



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 21:26:52.92 ID:ipKhrWFy0

末原「怖いんです・・・・」

代行「何が?」

末原「もし・・・・主将に断られたらと思うと・・・・・」

代行「ふうん」

末原「でも好きなんです・・・・」

代行「こりゃあ・・・勝目あらへんなあ・・・」

末原「代行?」

代行「ううん、こっちの話や」

末原「はあ」

代行「末原ちゃんなら大丈夫やで、私が保証する」

末原「ソーデスカー」

代行「ええ、何やその顔~」

末原「冗談ですよ、ありがとうございます代行。少し元気出ました」

代行「そりゃ良かったわ、じゃあ戸締りよろしくな~」

末原「はい、お疲れさまです」



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 21:32:01.55 ID:ipKhrWFy0

代行「ハア・・・・・で、いつまでそこで聞き耳立てとるん?」

絹「うっ・・・・いつから分かってはりました?」

代行「最初っからや、大体アンタがお姉ちゃんより先に帰るなんてありえんやろ」

絹「アハハ、何もかもお見通しですね・・・・」

代行「・・・・・・」

絹「・・・・・・・」

代行「うちらの想いは叶わんで・・・・」

絹「・・・・・ええ」

代行「なんや、意外と冷静やな」

絹「そう・・・・見えますか・・・・」ポロポロ

代行「・・・・・なんや、私と・・・・一緒やないか」



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 21:38:53.76 ID:ipKhrWFy0

代行「これで涙拭いとき」

絹「・・・・ありがとうございます」

代行「じゃあ、またな」

絹「はい・・・お疲れさまです」


代行「もしもし、今から飲まへん?場所は-------」


戒能「随分急な誘いですね」

代行「駄目やった?」

戒能「ノーウェイノーウェイ」

代行「じゃあ入るで」



9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 21:44:30.68 ID:ipKhrWFy0

戒能「何かあったんですか?」

代行「・・・べつにぃ~」グビグビッ

戒能(これは何か隠してますね・・・)

戒能「それなら良いんですけど、何かあればいつでも」

代行「・・・・・・・・・ありがと」


戒能「もうベロベロじゃないですか、飲みすぎですよ」

代行「ええやん~別にぃ~」

戒能「タクシーで自宅まで送りますよ」

代行「ありがとなあ~戒能ちゃん~」



12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 21:53:37.30 ID:ipKhrWFy0

ジリリリリ

代行「なんや、もう朝か・・・って頭いたいなぁ」

代行「そういや昨日戒能ちゃんといいだけ飲んだんやったっけ」

代行「えっと確かこっちに頭痛薬があったはず・・・」ガサゴソ

代行「そういや昔、末原ちゃんが一回うちに来てくれったっけ」


末原『って部屋めちゃくちゃじゃないですか!!』

代行『そういや最近忙しくて掃除してへんな~』

末原『はあ・・・仕方ないですね、掃除させてもらってもええですか?』

代行『わあ~助かるわ~、ありがとなぁ末原ちゃん』ダキッ モミッ

末原『ど、どこ触ってるんですか!!!』

代行『ええやん~減るもんじゃあらへんし~』

末原『そういう問題ちゃいますっ!!!』

代行『怒った末原ちゃんもかわええなあ~』

末原『ったく・・・この人は』

代行「懐かしいなあ・・・・」



16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 22:03:07.74 ID:ipKhrWFy0

洋榎「さあて学校行くか」

絹「・・・・・」

洋榎「どうしたん絹?浮かない顔して」

絹「ううん、何でもない」

洋榎「そうか、早く行かないと遅刻するで」

絹「うん・・・・」

絹(学校行きたないなあ・・・・・)

洋榎「恭子~」

末原「おはようございます主将」

絹「おはようございます、末原先輩」

末原「おはよう絹ちゃん」

洋榎(恭子は今日も可愛ええなあ)チラチラ

末原「なんです?」

洋榎「な、なんでもないでっ」クルッ

末原(かわええ)



18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 22:10:35.36 ID:ipKhrWFy0

放課後

絹「あー部活行きたない」

漫「なんで?」

絹「なんでって末原先輩がいるk------」

漫「へ?」

絹「な、なんでもあらへんっ、部活行くで」

漫「ちょっと待ってよ絹ーー」


絹・漫「こんにちは~」ガチャッ

絹(まだ末原先輩とお姉ちゃんはおらんか・・・・)ホッ

由子「あら、随分速いのねー」

絹・漫「こんにちは真瀬先輩」

由子「うん」



21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 22:18:33.70 ID:ipKhrWFy0

洋榎「待たせたな、行こか」

末原「はい」

洋榎「相変わらず固いなあ恭子は」

末原「そうですか?」

洋榎「私が主将になる前は名前で読んでくれてたやん」

末原「そうでしたっけ?」

洋榎「そうや!!・・・・・はあ、何でこんなん好きになったんやろ」ボソッ

末原「えっ、何です?」

洋榎「な、なんでもあらへん、ほら早く行くで」タッタッ

末原「ちょ、廊下は走っちゃ行けませんよ主将」

末原「ほんと忙しないなあ・・・・なんで惚れたんやろ」



23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 22:26:28.88 ID:ipKhrWFy0

洋榎「おはよう~」

末原「皆揃ってますね」

のよ「もう、遅いのよ~二人とも~」

洋榎「恭子が掃除当番だったんでそれ待ってたら遅れてもうた」

末原「別に待っててとは言ってませんよ」

絹「・・・・・・・」

末原「あれ、代行もまだ来てへんのか」

のよ「そーなのよー、でもあの人は結構遅れてくるから」

末原「せやな・・・・じゃあ部活始めますか主将」

洋榎「よっしゃ、じゃあ今日もビシバシ行くでー」

漫(末原先輩・・・・)



24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 22:31:52.99 ID:ipKhrWFy0

代行「皆揃ってるな~」

末原「代行、遅いですよ」

代行「ゴメ~ン、ちょっと色々あってな~」

末原「ったく・・・・・」

洋榎「恭子、一緒に打とうや」

末原「さっきやったばっかやないですか」

洋榎「ええやないか別に・・・私は恭子と打ちたいんや」

末原「ま、まあ良いですけど」ドキドキ

絹「・・・・・・・・・・・・」ギリッ

代行「絹ちゃ~ん」

絹「何です?」

代行「放課後少し残ってくれへん?お話があるんやけど」ボソボソ

絹「分かりました」



25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 22:38:42.10 ID:ipKhrWFy0

代行「ゴメンな~急に」

絹「別にええですけど話ってなんです?」

代行「末原ちゃんとアンタのお姉ちゃんのことや」

絹(やっぱそれか・・・・)

代行「・・・・・あのままほっといてええの?」

絹「ええも何もそれがお姉ちゃんの幸せなら私は・・・・」

代行「ホントにそう思ってる?心の底から?」

絹「そ、それは・・・・・」

絹(お姉ちゃんの為という気持ちと末原先輩への嫉妬でおかしくなりそうや・・・・)

代行「どうやらそうは思ってへんようやね~絹ちゃんも」

絹「もとは」

代行「うふふ、私が二人くっつくのを大人しく見てるわけないやん」

絹「そ、それって」

代行「妨害しようや」

絹「!?」



27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 22:47:22.74 ID:ipKhrWFy0

絹「ぼ、妨害って一体・・・・」

代行「だから~あの二人がくっつくのを阻止しようやってこと」

絹「・・・・・でもお姉ちゃんは」

代行「お姉ちゃんと一緒に遊んだり過ごす時間が減るで?」

絹「そ、それは嫌や!!」

代行「私だって嫌やわ、末原ちゃんが私以外の誰かと仲睦まじくしてるなんて・・・・」

絹「・・・・・」

代行「虫唾が走るわ」ギリッ

絹(怖い・・・・)

代行「だから私に協力してくれるやんな?」

絹「・・・・・・・・・・・・・・・・はい」

代行「うふふ、ありがとな~絹ちゃん。策は家で考えてくるから~♪」

絹(ゴメンな・・・・お姉ちゃん)



29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 22:54:21.69 ID:ipKhrWFy0

代行「用はあの二人を仲違いさせればええねん」

絹「喧嘩させるってことですか?」

代行「いいや~そんな生温いものやないで~」

絹「!?」

代行「修復不能なくらいまでにズタズタに切り裂いたるわ」クスクス

絹(私は・・・・・悪魔と契約してしまったのかもしれへん)

代行「フフ、協力者も呼んどいたから大丈夫」

絹「協力者?」

代行「フフ、絹ちゃんもよ~知ってる子やで~」

絹(誰やろ・・・・)

代行「じゃあ早速作戦に取り掛かるで」



31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 23:03:53.62 ID:ipKhrWFy0

翌日

洋榎(な~んか最近絹の様子が可笑しい気がするんやけどなあ・・・)

洋榎「絹、何も言ってくれへんしなあ、ん?」

洋榎(下駄箱に何か入っとる・・・なんやろ)

洋榎「・・・って今の時代にこんなベタなもん送る奴おるんか」

洋榎「ったくうちは恭子一筋やねん、こんなんイランちゅう話や」グシャッ

洋榎「でも、まあ、名前くらいは確認しといたるかな」チラッ

洋榎「・・・・え・・・きょ、恭子?」

洋榎「何でこんなん私に・・・・これってまさか・・・・まさか・・・」

洋榎「と、とりあえずトイレで確認しな」タッタッタッ


絹「お姉ちゃん手紙を受け取りました」

代行「うん~了解~」



34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 23:11:05.48 ID:ipKhrWFy0

代行「あっ末原ちゃ~ん」

末原「何です?」

代行「今日の部活やけど、お休みな~」

末原「えっ、急ですね」

代行「ちょっと色々あってな~、部室に張り紙しとくから~」

末原「はい、分かりました」

代行「うん、じゃあな~」

末原「あの、代行」

代行「な~に~?」

末原「何か良いことでもあったんですか?」

代行「ちゃうちゃう、良いことはこれから起きるんやで~」

末原「?」

代行「じゃあな~」



35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 23:17:37.59 ID:ipKhrWFy0

末原「今日は主将に会えへんかったなあ」

末原「うん?なんやこれ」クシャッ

末原「ラブレター?こんなん渡すやつまだおるんか」

末原「どれどれ、相手は・・・・・漫ちゃん?」

末原「今夜18時に○×公園で待っています・・・・」

末原「まあ・・・私は主将一筋やけど・・・」

末原「すっぽかすのも可哀想やしな」

末原「可愛い後輩の為行ったるか」

末原(主将にはバレないようにせんと・・・)


漫「末原先輩、手紙を受け取りました、どうやら待ち合わせ場所へ行くみたいです」

代行「オッケ~、今夜よろしくな~」



39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 23:24:57.94 ID:ipKhrWFy0

19時○×公園

洋榎(たしかここら辺で待ち合わせやったな)

洋榎「恭子はまだ来とらんか」

洋榎「って、あれは・・・漫?」

洋榎「ベンチで誰かとイチャついとる」

洋榎「うわあ、跨ってキスしとる、最近の若い子は大胆やなあ」

洋榎(ってアレ・・・あの紫色の髪って・・・)

洋榎「もう少し近くに行ってみよ」ガサガサッ


漫「末原先輩めっちゃかわええ~、チュッ、チュッ、チュパッ」

末原「す、漫ちゃ~ん、アカンてそんなん、誰か来てまう」

漫「ウフフ、ここ触りますね」モミモミ

末原「あん、す、漫ちゃん、そ、そこはアカンってぇ」

漫「好きです、末原先輩」

洋榎「・・・・・・・・・・」



41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 23:31:35.49 ID:ipKhrWFy0

翌日

末原「うう・・・頭痛い・・・」

末原「そういや漫ちゃんと会ってからの記憶が殆どあらへん・・・」

末原「なんやったんやろ一体、ってアレは主将」

末原「主将おはようございます」

洋榎「・・・・・・・・・・・・」

末原「主将?」

洋榎「・・・・・・・よう話かけられんな」

末原「え?何です?」

洋榎「・・・・・まるでピエロやんこんなん」

末原「しゅ、主将?私何か----」

パンッ

洋榎「恭子のアホッ、ボケッ、もう顔も見たくないわっ!!!」タッタッタッ

末原「一体・・・何が・・・・」ジンジン



48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 23:38:09.49 ID:ipKhrWFy0

代行「どやった?二人の様子は」

絹「お姉ちゃんが末原先輩のことひっぱたいてました」

代行「ええ傾向やな~・・・・・それと漫ちゃん」

漫「は、はい」ビクッ

代行「昨日のはあくまでキスをしてる振りや、何でホントにしてまうかな~」

漫「つ、つい魔が差してしまいまして・・・・」

代行「胸とかも弄ってたなあ~」

漫「・・・・・・・・・・」

代行「・・・・・・・・もうあんなことしたらアカンよ?」

漫「ご、ゴメンナサイ」

代行「さて、作戦パート2や」

絹(ま、まだあるんか?)



49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 23:44:25.26 ID:ipKhrWFy0

代行「今の二人の状態は一時的に感情が昂てるだけや」

代行「時間が経てば自ずと冷静を取り戻すやろなあ」

絹「確かに」

代行「ようするにまだ修復可能なただの喧嘩状態ってことや」

漫「・・・・次の作戦は」

代行「前の作戦の逆をやるんや」

絹「それって・・・・・」

代行「そう、お姉ちゃんに誰かとイチャついてもらう」

絹「そ、そんなん駄目です!!!」

代行「大丈夫やって、あくまで振りやから」

絹「うう・・・・」

代行「ウフフ」



51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 23:52:55.34 ID:ipKhrWFy0

由子「洋榎と何かあったん?」

末原「別に・・・・由子には関係あらへん」

由子「そうは言われても困るのよー」

洋榎「私は主将が好き・・・」

由子「知ってるのよー」

末原「ええ、そうなん?」

由子「うん、というか私以外の部員も知ってると思うのよー」

末原「うぐっ・・・・」

由子「それで昨日のことは何も覚えてないん?」

末原「うん、漫ちゃんに呼び出されたところまでは覚えてるんやけど・・・」

由子「昨日はなんでいきなり部活休みになったん?」

末原「代行が急にそう言ったんや」

由子(何か作為的なものを感じるのよー)



54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 00:00:18.16 ID:QZyRXdAK0

由子「ちょっといいかしら?」

漫「ま、真瀬先輩!?」

由子「急に呼び出してゴメンなのよー」

漫「いえ、それは構へんのですが、何か用ですか?」

由子「単刀直入に聞かせてもらうのよー」

漫「・・・・・」

由子「恭子に何したの?」

漫「・・・・何のことです?」

由子「本当に何もしらないの?」

漫「・・・・・知りません」ドキドキ

由子「誰かに命令されてやったとか?」

漫「・・・意味がわかりません」ドキドキ

由子「そう・・・・疑ってゴメンなのよー」

漫「いえ・・・・」

由子(これは思ってたよりヤバイのねー)



55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 00:06:22.89 ID:QZyRXdAK0

部室

由子「おはよー洋榎」

洋榎「おはよう由子」

由子「今日はみんな来るの遅いのねー」

洋榎「せやな~まあこの時期は皆忙しいんやろ」

由子「そうかも」

洋榎「暇やし二人うちでもせーへん?」

由子「良いのよー」

ギィッ ガチャ

恭子「・・・・おはようございます主----」

洋榎「あー私具合悪いから早退するわ、ゴメンな由子」

のよ「えっえっ?」

恭子「・・・・・・・・・」



58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 00:13:05.07 ID:QZyRXdAK0

洋榎「はあ・・・私って最悪や」

絹「お姉ちゃん、入ってもええかな?」

洋榎「ええで~」

絹「今日何で部活来なかったん?」

洋榎「うーん・・・ちょっと具合悪なってな」

絹「ふーん」

洋榎「・・・・なあ絹」

絹「うん?」

洋榎「いや・・・何でもない」

絹(ゴメンねお姉ちゃん・・・・・)

洋榎「もう寝るわ」

絹「うん、お休み」



59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 00:18:08.97 ID:QZyRXdAK0

翌日

漫「もう無理ですよ、昨日だって真瀬先輩に尋問されたんですから」

代行「しらを切ってればええねん、証拠なんかあらへん」

漫「うう・・・」

代行「さて、今日は絹ちゃんに末原ちゃんの下駄箱に手紙入れてもらうで~」

絹「は、はい」

代行「あとは呼び出された公園で絹ちゃんとお姉ちゃんがイチャつく」

絹「・・・・・・・」

代行「それを見た末原ちゃんはお姉ちゃんを確実に嫌いになるやろな~」

漫・絹「・・・・・・・・」

代行「さあ作戦開始やで~」

絹「はい・・・・」


代行(・・・・・これで・・・ええやんな)



61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 00:23:10.27 ID:QZyRXdAK0

絹(誰もいないやんな)キョロキョロ

絹「ゴメン・・・末原先輩!!」

ガシッ

絹「!?」

のよ「ふ~ん、貴女も関わってたとはね」

絹「ま、真瀬先輩・・・・それに」

洋榎「絹・・・・・」

絹「お姉ちゃん・・・・・これは」

のよ「私が洋榎を呼び出して話したの、二人は誰かに陥れられているって」

のよ「それに昨日の漫ちゃんの態度を見れば分かるのよー何か企んでるって」

絹「・・・・・」

のよ「よく見るとこの手紙の筆跡、見覚えない?」



64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 00:27:56.96 ID:QZyRXdAK0

洋榎「だ、代行?」

由子「そう、多分あの人が黒幕で絹や漫を操ってたんじゃないかしら」

洋榎「絹・・・・どうしてこんな」

絹「・・・・・・くなかった」

洋榎「?」

絹「お姉ちゃんと離れたくなかった!!ずっと一緒にいたい!!」

洋榎「絹・・・・・」

絹「でもお姉ちゃんは末原先輩が好き・・・それは皆知ってる」

洋榎「・・・・・」

絹「だ、だから私・・・・ヒック、グスッ」

洋榎「そうか・・・・ゴメンな絹」ギュッ

絹「お、お姉ちゃんは悪くない!!悪いのは全部私や!!!」

洋榎「ううん、お前のその気持ちに気づかなかった私の責任や。お姉ちゃん失格や」

絹「お姉ちゃん・・・・」



65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 00:32:23.46 ID:QZyRXdAK0

洋榎「だから、はっきり言わせてもらうで」

絹「・・・・うん」

洋榎「私は恭子のことが好きや、大好き、だから絹の気持ちには答えられへん」

絹「・・・・うん」

洋榎「ゴメンな・・・絹」ギュッ

絹「私もゴメン、ごめんなさい」

由子(こっちは問題なさそうなのねー次は・・・)

prrrr

由子「もしもし恭子?うん私、至急話したいことがあるから学校に来て欲しいのよー」

由子「これでよし、なのよー」

由子「問題は最後の一人なのね・・・・」



67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 00:38:32.53 ID:QZyRXdAK0

末原「そ、そうやったんか・・・・・」

由子「そう、二人は陥れられてただけなのよー」

末原「じゃ、じゃあ主将の誤解は・・・」

由子よ「もうとっくにとけてるはずなのよー」

末原「よ、良かった~」

由子「・・・・・そこでこそこそ見てないで出てきたら?」

末原「漫ちゃん?」

漫「・・・・・絹から連絡は貰いました。もうバレてもうたと」

末原「絹ちゃん・・・・」

漫「末原先輩!?ホンマにすいませんでしたっ!?」ドゲザッ

末原「漫ちゃん、土下座なんかやめいっ!!」

漫「いいんです、私はそれくらいのことをしでかしたんです」

由子(土下座する女子なんて始めてみたのよー)



69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 00:44:41.08 ID:QZyRXdAK0

末原「そういうことやったんか・・・・」

漫「・・・・・・・・・・」

末原「漫ちゃん」

漫「は、はい」

末原「許してあげてもいいけど条件があるわ」

漫「な、何です?」

末原「私にホントの気持ちを伝えること、それができたら許したる」

漫「!?じゃ、じゃあ末原先輩は私の・・・」

末原「気付くっての、私を見くびったらアカンなあ」

漫「うぐっ」

末原「漫ちゃん?」

漫「・・・・分かりました」



70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 00:52:23.77 ID:QZyRXdAK0

漫「わ、わたしは・・・末原先輩のことをずっと前から」

のよ「-------」ドキドキ

漫「す、すこでしたっ!?」

末原「へ?」

漫(ってこんなとこで噛んでどうするんや私のドあほぅっ!!!)

末原「もう漫ちゃんったらホンマおもろい子やな」クスクス

漫「うぐっ///」

末原「こんなおもろい告白始めて見たわ」

漫「うう・・・・・」

末原「でも、ありがとな漫ちゃん」なでなで

漫「せ、先輩」

末原「そしてゴメンな、私主将のことが好きやねん」

漫「はい・・・・・」

末原「じゃあ私行くとこあるんで」ギィッ バタンッ

のよ「よく頑張ったのよー偉い偉い」なでなで



72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 00:59:07.34 ID:QZyRXdAK0

末原「しゅ、主将・・・やっと見つけました」

洋榎「きょ、恭子・・・」

末原「あの主将わた-------」

洋榎「すまんかった!!!」

末原「主将?」

洋榎「いくらハメられてたとはいえ・・・大好きな恭子に手を上げるなんて最悪や私」

末原「主将・・・・」

洋榎「恭子・・・お前のことが好き・・・・大好きや」

末原「・・・・・はい、私も同じ気持ちです主将」ダキッ

洋榎「きょ、恭子ぉ・・・」ボロボロ

末原「ど、どうしました?主将」

洋榎「スマン、ちょっと嬉しくてな」

末原「私もですよ主将、愛してます」

チュッ



73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 01:05:37.64 ID:QZyRXdAK0

洋榎「い、いきなりする奴がおるかアホーーッ!!」

末原「怒ってる顔も可愛いですね主将」なでなで

洋榎「うう~///」

末原「申し訳ないんですが私これから行くところがあるんで」

洋榎「行くところ?」

末原「ええ、あと一人・・・話を聞かなければいけない人がいるんです」

洋榎「そっか・・・私も行かなくて大丈夫か?」

末原「ええ、待っていてください。すぐに戻るんで」

洋榎「ああ」

末原「では」タッタッタッ


ガチャ

代行「待ってたで~」

末原「どうも」



75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 01:11:12.63 ID:QZyRXdAK0

末原「なぜ・・・こんなことしたんですか」

代行「こんなことって~?」

末原「絹ちゃんと漫ちゃんから聞きましたよ・・・貴女の差金であんなことしたんですよね」

代行「・・・・口が軽いなあ~あの子ら」

末原「教えてください・・・じゃなきゃ私あなたを一生許しませんよ」

代行(それは困るなあ・・・・)

代行「・・・・・・末原ちゃんはもっと勘の鋭い子かと思ったのにな~」

末原「どういうことです?」

代行「愛宕のお姉ちゃんの自分への気持ちで気づかなかったってことなん?」

末原「え?」

代行「だからあ、私も末原ちゃんのこと好きやねん」

末原「・・・・ほ、ホンマですか?」

代行「ああ、大マジや」

末原(全然分からんかった・・・・)



76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 01:15:16.96 ID:QZyRXdAK0

代行「まあでもしゃあないか」

代行「意中の相手が自分と同じ気持ちなんやったし」

末原「・・・・・・」

代行「気づかへんのも無理ないかもな~」

末原「代行・・・・」

代行「それに・・・・」

末原「?」

代行「私も悪いんしな~」

末原「え?」

代行「今回のことは謝るわ、ホンマ申し訳なかった」ぺっこりん

末原「代行・・・・」

代行「じゃあ私今日はもう帰るわ、またな」

末原「待ってください」ガシッ



79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 01:21:01.19 ID:QZyRXdAK0

代行「・・・・離してや末原ちゃん」

末原「私もスイマセンでした・・・・・あなたの気持ちに気づかんくて」

代行「・・・・・・・・・・・・・・・もうええよ末原ちゃん」

末原「ほ、ホンマに私、グスッ」

代行「ほんま末原ちゃんは良い子やな~」なでなで

末原「うっ、だ、代行ッ、わ、私・・・」

代行「最後に一つだけお願い聞いてくれる?」

末原「は、はい」

代行「キス・・・・してもええ?」

末原「き、キス?」

代行「大丈夫、唇にはしないから」

末原「・・・分かりました」

代行「ありがとう、それじゃ失礼して」

チュッ



81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 01:24:45.99 ID:QZyRXdAK0

末原「って思いっきり唇にしてるじゃないですか!?」

代行「アハハッ、末原ちゃんまた騙された~」

末原「ほんとにこの人は・・・・ハア」

代行「これで吹っ切れそうや、じゃあ色々ゴメンな末原ちゃん」

代行「また・・・明日な」

パタンッ

末原「代行・・・・・」



赤坂宅

代行「これで・・・良かったんかもな・・・・」

代行「私は気付くの遅すぎた・・・・・」

代行「末原ちゃんの幸せこそが私の幸せ・・・なん・・・・・や」ポロポロ

代行「うっ、くっ、・・・末原ちゃん・・・グスッ」



84: >>82失礼 2013/01/14(月) 01:30:06.91 ID:QZyRXdAK0

コンコン

代行「・・・・・誰やこんな時に」ガチャッ

戒能「グッモーニングです」

代行「・・・・戒能ちゃんか」

戒能「近くまで来たものですから寄ってみようかと思いまして」

代行「あっそう・・・・」

戒能「・・・・泣いてたんですか?」

代行「戒能ちゃんには関係あらへん」

戒能「・・・・お酒買ってきたんです、一緒に飲みません?」

代行「・・・・・・・・・・」

代行「ありがとう・・・戒能ちゃん」

戒能「ノーウェイ、ノーウェイ」

代行「なんやそれ、クスクス」



86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 01:35:01.89 ID:QZyRXdAK0

数日後、休日

洋榎「おはよう恭子」

末原「おはよう洋榎、遅かったやん」

洋榎「いやあ、デートなんて始めてやから何の服着てけばいいか分からんくてな」

末原「可愛いで」

洋榎「あ、ありがとな///」

末原「うん、じゃあ行こか」ニギッ

洋榎「どこ行くん?」

末原「さあ、洋榎と一緒ならどこでもええで」

洋榎「わ、私もや///」

末原「なあ洋榎」

洋榎「うん?」

末原「愛してる」



カンッ!!!!!!



88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/14(月) 01:35:40.47 ID:QZyRXdAK0

見てくれた人&支援してくれた人感謝です

長時間乙でしたノシ


元スレ
洋榎「そろそろ敬語やめてくれへん?」末原「?」