4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 19:11:59.13 ID:c0EhbiJD0
洋榎「あの・・・あんたらは一体?」
衣「衣は衣だー!」えっへん
智美「私は蒲原智美、私たち長野から来たんだ」
洋榎「あっ、ほんまぁ遠路はるばるご苦労さんやな」
智美「ワハハー」
衣「アハハー」
洋榎「・・・」
洋榎(えっ? なんなんこれ?)
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 19:19:01.41 ID:c0EhbiJD0
洋榎「・・・じゃあ、うちはこれで」ススッ
智美「あっ! ちょっと待った!」
洋榎「!?」ビクッ
洋榎(なんやねん急に、大きい声出して・・・)
智美「実は私たち、ここらのことあんまり知らないんだ」
洋榎「あっ、そうなんや・・・」ふーん
智美「もしよかったら、私たちにここら周辺紹介してくれないか?」
洋榎「へっ?」
衣「衣たちと遊ぼーう」うきうき
洋榎(どっ、どないしよう・・・)
安価>>10
みんなで大阪名物のたこ焼きを作る
洋榎「・・・」
洋榎(せっかく長野から来てくれたんや、全然知らん人やからってないがしろにすんのもな)
洋榎(どうせ暇やったし、ちょっとくらいサービスしてあげんのもええかな?)
洋榎「・・・ええよ!」ニコッ
智美 衣「!」
洋榎「この愛宕洋榎ちゃんが、あんたら二人接待してやろやないか!」フフーン
智美「おぉ、大阪の人はいい人だな」ワハハ
衣「ありがとー、洋榎!」
洋榎(ふふふっ、関西人のサービス精神は日本一や)
洋榎「じゃあまずはなぁー・・・」
ぐぅ~~~
智美「ん?」
洋榎「この音は・・・?」
衣「智美、衣はおなかが空いた・・・」ぐぅ~
智美「そういえば、お昼がまだだったな」ワハハ
洋榎「さよか、んじゃあなんか食べにでも・・・」
洋榎(いや待てよ、せっかくやし・・・)二ヤッ
洋榎「なぁなぁ、今から家来えへん?」
智美 衣「?」
愛宕家
洋榎「ただいま~」
絹恵「おかえり、お姉ちゃん」
衣「邪魔になるぞ!」
智美「ワハハー、お邪魔します」
絹恵「あれ? お客さん?」
洋榎「さっきちょっと知り合ってな」
洋榎「せや絹、たこ焼き機だして!」
絹恵「たこ焼き機?」
洋榎「絹もお昼まだやろ? 今からたこ焼きパーティーするで!」
絹恵「たこ焼きパーティー?」
衣「わーい! パーティーパーティー!」ピョンピョン
たこ焼き中
ジュ~ プチプチ ジュ~
智美(関西の一家に一つたこ焼き機があるっていうのは、本当だったんだな)
衣「うわぁ~すごい! お店屋さんみたいだ!」キラキラ
洋榎「家のたこ焼き機はホットプレートやなくて、ガスの奴やからな」
絹恵「衣ちゃんはたこ焼きやんの初めて?」
衣「初めてだ!」
絹恵「じゃあお姉ちゃんが教えたるな~♪」
絹恵(んふふ~、なんかお姉さん気分やわ~)
衣「むっ! 衣はそんな子供じゃないぞ!」
衣「衣は高校2年生だ!」
絹恵「えっ!?」
洋榎「マジなん?」
智美「あぁ、本当だぞ」ワハハ
絹恵(こんなかわええ子が、私と同い年!? ・・・嘘やろ)
衣「でっでも、衣はもう大人だからそんなことでイチイチ怒ったりしないんだ」フフン
絹恵(・・・あぁー、でもやっぱかわええなぁ)
絹恵「じゃあ衣ちゃん、たこ焼きのひっくり返し方教えたんな♪」
衣「ちゃんではなく」
洋榎「あの子とは仲ええの?」
智美「あぁ、元々は違う学校なんだけど、色々あって仲良くなったんだ」
智美「最近じゃ二人でドライブに行ったりもするんだぞー」ワハハー
洋榎「へぇーええなぁ、うちもそれ行きたいわ」
智美「いつでも連れてってあげるぞ」
洋榎「えっ! ほんまに!?」
智美「ここまでしてくれてるんだ、そのくらいのお礼なら全然構わないさ」ワハハ
洋榎「いやそんなぁー、うちは当然の事をしたまでやで」テレテレ
智美「衣の分もお礼を言うよ、ありがとう」ぺっこりん
洋榎「あははははー」テレテレ
洋榎(人に感謝されんのって、ええ気持ちやな)フフッ
絹恵「お姉ちゃん、蒲原さん、たこ焼き焼けたでー」
洋榎「おっ、ほんまか」
衣「衣が焼いたんだぞ」えっへん
智美「おぉー上手だな衣」ワハハ
たこ焼きもぐもぐ中
衣「んっ、んっ、非常に美味だぞ!」はふはふ
絹恵「あぁ衣ちゃん、口にソースが」フキフキ
衣「ちゃんでは・・・むぐぐぐ」ぐにぐに
智美「すっかりお姉さんだな」ワハハ
洋榎「いや、もうあれ母親の域やろ」ハハッ・・・
智美「でもほんとおいしいな、このたこ焼き」はふほふ
洋榎「喜んでくれたみたいで何よりやわ」フフッ
ピンポーン
洋榎「ん?」
絹恵「誰か来たな」
智美 衣「?」
安価>>38
セーラ
絹恵「どちらさまですか?」(インターホン)
セーラ「俺・・・やなくて、私千里山の江口セーラです」
セーラ「監督・・・愛宕雅枝さんいらっしゃいますか?」
絹恵「えっ? お母さん?」
セーラ(監督の娘さん・・・ってことは浩子の)ふむ
洋榎「誰?」
絹恵「うん、千里山の人みたい」
洋榎「ってことはオカンに用事か・・・」うーむ
絹恵「どうしよお姉ちゃん? もうすぐお母さん帰ってくると思うけど・・・」
洋榎「そやなぁー・・・、せっかくやし家上がって待ってもらおか」
絹恵「そやね、わざわざ家まで来てくれたんやし」
衣「人が増えるのか?」はふはふ
智美「宴は大勢の方が楽しいしなー」はふはふ
なんやかんやで愛宕家に上がるセーラ
セーラ(ええんやろか? 娘さんの許可があるとは言え、勝手に監督の家に上がって?)
洋榎「たこ焼き食べる?」
セーラ「あっ、いただきます」
洋榎「もー、ええよ普通で」
洋榎「っていうかあんたもうちの事知ってるやろ? 同期やねんからもっとラフにしいや」
セーラ「・・・そう? いやでもなんか監督の家やからか、変に緊張して・・・」
セーラ(全然知らん人等もおるし)チラッ
衣「智美! タルタルをかけてみろ! おいしいぞ!」
智美「いや、私はいいや」パクッ
洋榎「へー、江口セーラは以外とおしとやかで乙女チックっと・・・」メモメモ
セーラ「誰が乙女や! ってなにメモしてんねん!」
絹恵(やっぱこの人も関西人やね)クスクス
洋榎「あはははは、それでええそれで」
洋榎「普通に、友達の家遊びに来てると思てくれたらええねん」
セーラ「・・・うん、ありがとう」
セーラ「なんや落ち着いてきたわ」ホッ
洋榎「んっ、それは良かった」フフッ
セーラ「なぁなぁ! 俺にもたこ焼き焼かせてえや!」
衣「ん!? お前もたこ焼きが焼けるのか?」
セーラ「当たり前やないか! よーく見ときやお嬢ちゃん!」ヘッ!
衣「むー! 衣はお嬢ちゃんじゃない!」プンプン
絹恵(あぁー、衣ちゃんかわいいー)ぽわわーん
洋榎「なんか盛り上がって来たな!」ウキウキ
智美「パーティーらしくなってきたな」ワハハ
またたこ焼き中
ジュージュー プチプチ
セーラ「ええか? たこ焼きの神髄は、外はカリッ、中はトロッや」
セーラ「好みも問題もあるけど、一番おいしいとされてるたこ焼きはそういうもんやねん」
セーラ「そのためには生地をやなぁ・・・」うんたらかんたら
衣「ふーむ、なるほどー」むむむっ
絹恵(この人、結構ガチやな)ハハッ・・・
セーラ「んで、天かすを多めに入れてやなぁ・・・」
洋榎「なぁなぁ、そういえばオカンに何の用事なん?」
セーラ「実はイカにしてみてもおいしかったり・・・ん?」
セーラ「実は監督にな・・・」
安価>>55
告白されたんや
セーラ「こっ・・・!」ハッ!
洋榎「こ?」
絹恵「どないしたんです?」
セーラ(告白されたこと言うてええんやろか?)
セーラ(あんまり人に話すのも、ええことやなさそやし・・・)
衣「もしかして、『衣』か!?」
智美「それは違うと思うぞ衣」ワハハ
セーラ(どないしよ、告白のこと言うてええもんやろか?)
安価>>65
必死にごまかす
セーラ(・・・いや、あかんやろ)
セーラ(あんまりペラペラ喋ることちゃうわな)
セーラ(喋る前に気づいて良かったー)ホッ
洋榎「なぁなぁ、オカンに何の用事なん?」
セーラ「・・・すまん! やっぱり話されへん!」
洋榎「えーっ」
セーラ「結構大事な話やから、おいそれと人に喋られへんねん」
洋榎「でーもー」ブーブー
絹恵「お姉ちゃん、もう止めときや」
絹恵「千里山の事かも知れへんねやし」
智美「しつこい人間は嫌われるぞー」
洋榎(うぅー、気になる・・・)
洋榎(わざわざ家に来るまでの用事やで? 部活のこととかちゃうやろ?)もんもん
セーラ「まぁまぁでも、全然大したことやないから」あせあせ
洋榎(やっぱ怪しい)ジトーッ
セーラ「へへっ、ちょっと相談や相談」
洋榎(ごまかし方、ヘタクソやな)
ピンポーン
智美「おや?」
衣「まただ」
絹恵「今日はお客さんがよう来るわ」
洋榎「誰やろ?」
セーラ(助かった・・・)ふぅ
安価>>75
愛宕母
絹恵「どちらさまですか?」(インターホン)
雅枝「私や、開けてー」
絹恵「あっ、お母さん」
セーラ「!?」
衣「洋榎と絹恵の母君か!」
智美「あいさつしないとなー」ワハハ
洋榎(さぁ、オカンが帰ってきたで)
洋榎(どう出る!? 江口セーラ!)
セーラ(なんでこのタイミングで・・・)
雅枝「ん? 誰か来てんの?」
絹恵「うん、色々お客さんがな」
絹恵「お母さんのお客さんも来てるよ」
雅枝「?」
智美「お邪魔してます」ぺっこりん
雅枝「んー、洋榎か絹の友達か?」
衣「そうだ!友達だー!」えっへん
智美「こら衣、ちゃんと挨拶しないと駄目だろ」
雅枝(あれ? この子たしか・・・)
セーラ「あっ、監督」ひょこ
雅枝「!?」
セーラ「どうも、お邪魔してます・・・」ハハハッ・・・
雅枝「なっ、なんでセーラがここに・・・」
絹恵「なんやお母さんに用事があるんやて」
雅枝「よっ、用事ぃ!?」
洋榎「なぁなぁ、どんな用事かオカン知ってるー?」ニヤニヤ
雅枝(まさか、あの告白のことかいな・・・)ドキドキ
雅枝「セーラ、あんたまさか・・・」
セーラ「待ってください! 俺まだなんも言うてません!」
雅枝(言うてないって言うてんのが、もう言うてるのと一緒やん・・・)ハァッ
雅枝(どないしよか、ここで誤魔化してもセーラの二の舞やろし・・・)
洋榎「なぁなぁオカン、もう観念しいや」にへへ
洋榎「うち分かってんねんで、オカンにとっても大事な話やって」
絹恵「ちょっともう!お姉ちゃん!」
衣「洋榎の奴、悪人面だー」
智美「悪代官みたいだな」ワハハ
洋榎「なぁなぁ、教えてえやオカン」
洋榎「オカンとセーラの大事な話」ニヤニヤ
雅枝(・・・この子はほんま)
雅枝(誰に似たんや)ハァッ
セーラ「監督・・・」
雅枝「・・・分かった洋榎、話したるわ」
洋榎「マジでか!?」
雅枝「あんな洋榎、うちはセーラにな・・・告白したんや」
洋榎「・・・へっ?」
智美「こっ・・・」
絹恵「告白ーーーーーーー!!??」
絹恵(えっ? えっ? えっ? それって愛の告白!?)
絹恵(監督と選手、禁断の愛ってやつなん!?)ドキドキ
洋榎「告白ってオカン、それって・・・」
衣「一体何を告白したんだ?」
雅枝「それは・・・」
安価>>90
セーラの子を孕んだ
雅枝「私実はな、セーラの・・・」
セーラ「監督! 待ってください!! ええんですか!?」
雅枝「ええも何も、いつかは言わなあかんかってん」
雅枝「ええ機会や、今言おう」
セーラ「・・・」
雅枝「洋榎、絹、よう聞いてな」
雅枝「うちはなぁ・・・」
雅枝「・・・セーラの子を孕んだんや」
洋榎 絹恵「・・・・・・・・・はっ?」
智美(ワハハー、ご懐妊かー)
衣「孕んだ?」ふむ?
洋榎「いやいやいやいや、おかしいやろ!?」
絹恵「そうやでお母さん! だって江口さんは・・・」チラッ
雅枝「実はな、セーラは両性具有やねん」
洋榎 絹恵「はぁっ!?」
セーラ「正直俺って、自分でも性別曖昧やねん」
セーラ「両性具有の人でも、こういうのって珍しいやけどな」
衣「両性具有?」
智美「長野に戻ったらデビルマン貸してあげるから、それまで待つんだ衣」
智美(ipsじゃなかったのか・・・)ワハハ
絹恵「ちょぉまっ・・・へぇっ!??」(錯乱中)
洋榎「・・・どうすんねんおかん」
雅枝「・・・」
洋榎「もうこのさい、なんでそうなったんかは聞かん」
洋榎「でも、これからどうするんかは教えて」
セーラ「ほんま、ごめんなさい・・・」ぺっこりん
洋榎「やめえや! そんな風に謝ってなんてほしない!」
衣「デビルマンってんなんだ智美?」
智美「やっぱりセーラームーンにするか、セーラーウラヌス」
雅枝「正直、産もうとは思ってんねん・・・」
洋榎 絹恵「!?」
雅枝「どんな形であろうと、このお腹におる子はうちの子や」
雅枝「洋榎や絹、あんたらと一緒」
雅枝「・・・産むって事以外、今は考えられへん」
絹恵「えっ? でもお母さん、それって・・・」
雅枝「・・・多分、今までのような暮らしはできなくなる」
雅枝「私ら家族のことももちろんやけど、セーラの事もあるから・・・」
セーラ「・・・自己責任ですよ、俺にも責任が・・・」
衣「智美、これはおめでたいことではないのか?」
智美「衣、人間色々事情があるんだよ」
智美「私たちの幸せが、他人の不幸だったりするんだ」
洋榎「・・・なんでもっと早よ教えてくれんかったんや」くっ・・・
雅枝「ごめん・・・」
セーラ「本当に、本当にすいません!!」(土下座)
洋榎「だから謝んなって言うてるやろ!!」
洋榎「今更謝ったってしょうがないことやないか!!」
洋榎「それにオカン! 産むって決めたんやろ!?」
洋榎「やったら! もっとそれに向かって腹くくれや!」
雅枝「せやけど、あんたらの事だってあるし・・・」
洋榎「うちらのこと気にするくらいやったら、最初からんなことやんな!!」
洋榎「自分でやりたいと思ってやったんやろ!? なんでそんな中途半端やねん!!」
衣「母君は悪いことをしたのか?」
智美「・・・人間って言うのはさ、なんでもこれこれと決めれるものじゃないんだよ」
智美「だからそれが、時として複雑になっちゃうんだ」
衣「?」
洋榎「オカンにはオカンの人生があんねや! 後悔した生き方すんな!」
雅枝「・・・でもうちは! あんたら二人の母親や!」
雅枝「それを捨てたりするなんて、うちにはできひん!」
洋榎「じゃあそれを考えろや! うちらがオカンの事見捨ててまうとでも思てんのか!?」
雅枝「洋榎・・・」
洋榎「・・・オカンはオカンや」グスン
洋榎「それはだって、一生変わらん事やろ?」グスグス
智美「世の中の出来事全部に理由をつけてたら、世界は回んないよ」
衣「欲望の事か?」
智美「・・・人のする事に、線引きなんて出来ないってことさ」
洋榎「オカンが幸せなら・・・うちはそれでええ・・・」ひっぐひっぐ
セーラ「でもそれって、自分が辛いって言うてるよんなもんちゃう?」
セーラ「俺は一生をかけて、この責任を取るつもりや」
セーラ「だからさ、もし恨むんなら俺を・・・」
絹枝「・・・それは違いますよ、江口さん」
セーラ「えっ?」
絹恵「恨むやなんて、そんなこと絶対しちゃいけません」
絹恵「許すとか許さないとか、そういうことやなくて・・・」
絹恵「私たちはただ、お母さんに手を貸してあげるだけ」
絹恵「だってそれが、家族やから」ニコッ
智美「結局はその人のさじ加減なんだよ、何事も」
衣「じゃあ法律なんていらないのか?」
智美「ある程度のルールは必要なんだよ、その方がやりやすいんだ」
智美「何にも無いところから、何も生まれない」
智美「何かあるから何かが生まれるんだよ」
絹恵「自分でもよくわかんないんですよ、なんで今こんな気持ちなんかって」
絹恵「でも今、私が一番しなあかんことは」
絹恵「・・・お母さんを助けてあげることやと思うんです」
絹恵「きっと今、一番辛いんはお母さんやから」
雅枝「絹、でもこれはあんたらにはなんの関係もない・・・」
絹恵「ううん、お母さんのことやもん、関係あるよ」
絹恵「関係無いって言う方が、私は悲しいわ」
智美「大変だな、これから」
衣「どうしてだ?」
智美「うん、そんな気がするんだ」
智美「・・・大変なのはこれからだって」
絹恵「だからさ、お母さん・・・」
洋榎 絹恵「元気な子、産んでください」
雅枝(洋榎、絹恵・・・ごめん・・・ううん)
雅枝「洋榎、絹恵・・・ありがとう」
それから一年が立ちました
色々ありました、ほんま色々
あの当時と比べて、確かにうちらの生活は変わりました
でも家族でちゃんと暮らせてます
幸せなんだと思います
・・・少なくともうちはそう
家族も増えたしな、今日も騒がしいわ
絹はお姉ちゃんになりたかったやろか?
末っ子にデレデレやわ
最近ようやく落ち着いてきました
・・・
・・
・
新・愛宕家
洋榎 セーラ 絹恵「行ってきまーす!」
雅枝「はい、いってらっしゃい」
洋榎(正直セーラはうちらの姉妹みたいやわ)
洋榎(あれからオカンともなんにもないみたいやし)
洋榎(・・・理由が理由から、今は一緒に暮らしてるけど)
洋榎(オカンも今はもう、娘の一人くらいにしか思ってないんちゃうかな?)
セーラ「絹、今日も帰ったや麻雀特訓やで!」
絹恵「セーラお姉ちゃん、今日もー!?」
セーラ「当たり前や! インハイも近いねんから!」
洋榎(絹もお姉ちゃん呼びやし)
\ホラ、イクデー/
\チョットマチイヤセーラ!/
\アァーンフタリトモマッテェー!/
ワーワーギャーギャー
衣「幸せそうだな、みんな」
智美「そうだなー」ワハハ
衣「きっとこれからも大丈夫だ!」
智美「私もそう思うけど、それはまだわかんないよ」
衣「どうしてだ?」
智美「あの家族は複雑すぎる、その歪みはそんじょそこらのものじゃない」
智美「・・・きっとこれからも苦労するよ」
衣「そっかー・・・、でも大丈夫だ!」
衣「あの家族はきっと、これからも手を合わせて生きていくさ!」
智美「・・・そうだな」ワハハ
智美(一番の問題は、あの末っ子が大きくなった時か・・・)
衣「そういえば、赤ちゃんの名前はなんて言うんだろう?」
智美「えーっとたしか、名前は・・・」
雅枝「はーい、おっぱいの時間やでー」
雅枝「○○ちゃん♪」
名前安価>>180
カンでおなしゃす!!
おつお
なんと......
男の子なら乙夫くんでおかしくないから…(震え声)
以上お疲れさまでした
自分でもよくわかんないまま書きました(こなみかん)
っていうか!終わり方わかんねえよ!
ipsに頼るのも、セーラ男化もなんか嫌だったので
折半して両性具有にしました
あんまり知らない事をネタにしてすいませんでした
元スレ
洋榎「・・・じゃあ、うちはこれで」ススッ
智美「あっ! ちょっと待った!」
洋榎「!?」ビクッ
洋榎(なんやねん急に、大きい声出して・・・)
智美「実は私たち、ここらのことあんまり知らないんだ」
洋榎「あっ、そうなんや・・・」ふーん
智美「もしよかったら、私たちにここら周辺紹介してくれないか?」
洋榎「へっ?」
衣「衣たちと遊ぼーう」うきうき
洋榎(どっ、どないしよう・・・)
安価>>10
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 19:23:30.54 ID:6SVIrft40
みんなで大阪名物のたこ焼きを作る
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 19:30:31.42 ID:c0EhbiJD0
洋榎「・・・」
洋榎(せっかく長野から来てくれたんや、全然知らん人やからってないがしろにすんのもな)
洋榎(どうせ暇やったし、ちょっとくらいサービスしてあげんのもええかな?)
洋榎「・・・ええよ!」ニコッ
智美 衣「!」
洋榎「この愛宕洋榎ちゃんが、あんたら二人接待してやろやないか!」フフーン
智美「おぉ、大阪の人はいい人だな」ワハハ
衣「ありがとー、洋榎!」
洋榎(ふふふっ、関西人のサービス精神は日本一や)
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 19:35:00.75 ID:c0EhbiJD0
洋榎「じゃあまずはなぁー・・・」
ぐぅ~~~
智美「ん?」
洋榎「この音は・・・?」
衣「智美、衣はおなかが空いた・・・」ぐぅ~
智美「そういえば、お昼がまだだったな」ワハハ
洋榎「さよか、んじゃあなんか食べにでも・・・」
洋榎(いや待てよ、せっかくやし・・・)二ヤッ
洋榎「なぁなぁ、今から家来えへん?」
智美 衣「?」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 19:40:27.40 ID:c0EhbiJD0
愛宕家
洋榎「ただいま~」
絹恵「おかえり、お姉ちゃん」
衣「邪魔になるぞ!」
智美「ワハハー、お邪魔します」
絹恵「あれ? お客さん?」
洋榎「さっきちょっと知り合ってな」
洋榎「せや絹、たこ焼き機だして!」
絹恵「たこ焼き機?」
洋榎「絹もお昼まだやろ? 今からたこ焼きパーティーするで!」
絹恵「たこ焼きパーティー?」
衣「わーい! パーティーパーティー!」ピョンピョン
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 19:47:55.52 ID:c0EhbiJD0
たこ焼き中
ジュ~ プチプチ ジュ~
智美(関西の一家に一つたこ焼き機があるっていうのは、本当だったんだな)
衣「うわぁ~すごい! お店屋さんみたいだ!」キラキラ
洋榎「家のたこ焼き機はホットプレートやなくて、ガスの奴やからな」
絹恵「衣ちゃんはたこ焼きやんの初めて?」
衣「初めてだ!」
絹恵「じゃあお姉ちゃんが教えたるな~♪」
絹恵(んふふ~、なんかお姉さん気分やわ~)
衣「むっ! 衣はそんな子供じゃないぞ!」
衣「衣は高校2年生だ!」
絹恵「えっ!?」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 19:56:30.28 ID:c0EhbiJD0
洋榎「マジなん?」
智美「あぁ、本当だぞ」ワハハ
絹恵(こんなかわええ子が、私と同い年!? ・・・嘘やろ)
衣「でっでも、衣はもう大人だからそんなことでイチイチ怒ったりしないんだ」フフン
絹恵(・・・あぁー、でもやっぱかわええなぁ)
絹恵「じゃあ衣ちゃん、たこ焼きのひっくり返し方教えたんな♪」
衣「ちゃんではなく」
洋榎「あの子とは仲ええの?」
智美「あぁ、元々は違う学校なんだけど、色々あって仲良くなったんだ」
智美「最近じゃ二人でドライブに行ったりもするんだぞー」ワハハー
洋榎「へぇーええなぁ、うちもそれ行きたいわ」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 20:04:32.23 ID:c0EhbiJD0
智美「いつでも連れてってあげるぞ」
洋榎「えっ! ほんまに!?」
智美「ここまでしてくれてるんだ、そのくらいのお礼なら全然構わないさ」ワハハ
洋榎「いやそんなぁー、うちは当然の事をしたまでやで」テレテレ
智美「衣の分もお礼を言うよ、ありがとう」ぺっこりん
洋榎「あははははー」テレテレ
洋榎(人に感謝されんのって、ええ気持ちやな)フフッ
絹恵「お姉ちゃん、蒲原さん、たこ焼き焼けたでー」
洋榎「おっ、ほんまか」
衣「衣が焼いたんだぞ」えっへん
智美「おぉー上手だな衣」ワハハ
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 20:13:29.08 ID:c0EhbiJD0
たこ焼きもぐもぐ中
衣「んっ、んっ、非常に美味だぞ!」はふはふ
絹恵「あぁ衣ちゃん、口にソースが」フキフキ
衣「ちゃんでは・・・むぐぐぐ」ぐにぐに
智美「すっかりお姉さんだな」ワハハ
洋榎「いや、もうあれ母親の域やろ」ハハッ・・・
智美「でもほんとおいしいな、このたこ焼き」はふほふ
洋榎「喜んでくれたみたいで何よりやわ」フフッ
ピンポーン
洋榎「ん?」
絹恵「誰か来たな」
智美 衣「?」
安価>>38
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 20:15:07.56 ID:lLHwkTDr0
セーラ
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 20:24:31.19 ID:c0EhbiJD0
絹恵「どちらさまですか?」(インターホン)
セーラ「俺・・・やなくて、私千里山の江口セーラです」
セーラ「監督・・・愛宕雅枝さんいらっしゃいますか?」
絹恵「えっ? お母さん?」
セーラ(監督の娘さん・・・ってことは浩子の)ふむ
洋榎「誰?」
絹恵「うん、千里山の人みたい」
洋榎「ってことはオカンに用事か・・・」うーむ
絹恵「どうしよお姉ちゃん? もうすぐお母さん帰ってくると思うけど・・・」
洋榎「そやなぁー・・・、せっかくやし家上がって待ってもらおか」
絹恵「そやね、わざわざ家まで来てくれたんやし」
衣「人が増えるのか?」はふはふ
智美「宴は大勢の方が楽しいしなー」はふはふ
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 20:32:55.13 ID:c0EhbiJD0
なんやかんやで愛宕家に上がるセーラ
セーラ(ええんやろか? 娘さんの許可があるとは言え、勝手に監督の家に上がって?)
洋榎「たこ焼き食べる?」
セーラ「あっ、いただきます」
洋榎「もー、ええよ普通で」
洋榎「っていうかあんたもうちの事知ってるやろ? 同期やねんからもっとラフにしいや」
セーラ「・・・そう? いやでもなんか監督の家やからか、変に緊張して・・・」
セーラ(全然知らん人等もおるし)チラッ
衣「智美! タルタルをかけてみろ! おいしいぞ!」
智美「いや、私はいいや」パクッ
洋榎「へー、江口セーラは以外とおしとやかで乙女チックっと・・・」メモメモ
セーラ「誰が乙女や! ってなにメモしてんねん!」
絹恵(やっぱこの人も関西人やね)クスクス
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 20:40:14.79 ID:c0EhbiJD0
洋榎「あはははは、それでええそれで」
洋榎「普通に、友達の家遊びに来てると思てくれたらええねん」
セーラ「・・・うん、ありがとう」
セーラ「なんや落ち着いてきたわ」ホッ
洋榎「んっ、それは良かった」フフッ
セーラ「なぁなぁ! 俺にもたこ焼き焼かせてえや!」
衣「ん!? お前もたこ焼きが焼けるのか?」
セーラ「当たり前やないか! よーく見ときやお嬢ちゃん!」ヘッ!
衣「むー! 衣はお嬢ちゃんじゃない!」プンプン
絹恵(あぁー、衣ちゃんかわいいー)ぽわわーん
洋榎「なんか盛り上がって来たな!」ウキウキ
智美「パーティーらしくなってきたな」ワハハ
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 20:50:59.54 ID:c0EhbiJD0
またたこ焼き中
ジュージュー プチプチ
セーラ「ええか? たこ焼きの神髄は、外はカリッ、中はトロッや」
セーラ「好みも問題もあるけど、一番おいしいとされてるたこ焼きはそういうもんやねん」
セーラ「そのためには生地をやなぁ・・・」うんたらかんたら
衣「ふーむ、なるほどー」むむむっ
絹恵(この人、結構ガチやな)ハハッ・・・
セーラ「んで、天かすを多めに入れてやなぁ・・・」
洋榎「なぁなぁ、そういえばオカンに何の用事なん?」
セーラ「実はイカにしてみてもおいしかったり・・・ん?」
セーラ「実は監督にな・・・」
安価>>55
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 20:51:57.61 ID:1NpP69Nd0
告白されたんや
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 20:58:04.59 ID:c0EhbiJD0
セーラ「こっ・・・!」ハッ!
洋榎「こ?」
絹恵「どないしたんです?」
セーラ(告白されたこと言うてええんやろか?)
セーラ(あんまり人に話すのも、ええことやなさそやし・・・)
衣「もしかして、『衣』か!?」
智美「それは違うと思うぞ衣」ワハハ
セーラ(どないしよ、告白のこと言うてええもんやろか?)
安価>>65
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 21:00:22.70 ID:1NpP69Nd0
必死にごまかす
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 21:11:11.24 ID:c0EhbiJD0
セーラ(・・・いや、あかんやろ)
セーラ(あんまりペラペラ喋ることちゃうわな)
セーラ(喋る前に気づいて良かったー)ホッ
洋榎「なぁなぁ、オカンに何の用事なん?」
セーラ「・・・すまん! やっぱり話されへん!」
洋榎「えーっ」
セーラ「結構大事な話やから、おいそれと人に喋られへんねん」
洋榎「でーもー」ブーブー
絹恵「お姉ちゃん、もう止めときや」
絹恵「千里山の事かも知れへんねやし」
智美「しつこい人間は嫌われるぞー」
洋榎(うぅー、気になる・・・)
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 21:19:22.64 ID:c0EhbiJD0
洋榎(わざわざ家に来るまでの用事やで? 部活のこととかちゃうやろ?)もんもん
セーラ「まぁまぁでも、全然大したことやないから」あせあせ
洋榎(やっぱ怪しい)ジトーッ
セーラ「へへっ、ちょっと相談や相談」
洋榎(ごまかし方、ヘタクソやな)
ピンポーン
智美「おや?」
衣「まただ」
絹恵「今日はお客さんがよう来るわ」
洋榎「誰やろ?」
セーラ(助かった・・・)ふぅ
安価>>75
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 21:21:58.69 ID:1NpP69Nd0
愛宕母
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 21:36:10.64 ID:c0EhbiJD0
絹恵「どちらさまですか?」(インターホン)
雅枝「私や、開けてー」
絹恵「あっ、お母さん」
セーラ「!?」
衣「洋榎と絹恵の母君か!」
智美「あいさつしないとなー」ワハハ
洋榎(さぁ、オカンが帰ってきたで)
洋榎(どう出る!? 江口セーラ!)
セーラ(なんでこのタイミングで・・・)
雅枝「ん? 誰か来てんの?」
絹恵「うん、色々お客さんがな」
絹恵「お母さんのお客さんも来てるよ」
雅枝「?」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 21:42:19.06 ID:c0EhbiJD0
智美「お邪魔してます」ぺっこりん
雅枝「んー、洋榎か絹の友達か?」
衣「そうだ!友達だー!」えっへん
智美「こら衣、ちゃんと挨拶しないと駄目だろ」
雅枝(あれ? この子たしか・・・)
セーラ「あっ、監督」ひょこ
雅枝「!?」
セーラ「どうも、お邪魔してます・・・」ハハハッ・・・
雅枝「なっ、なんでセーラがここに・・・」
絹恵「なんやお母さんに用事があるんやて」
雅枝「よっ、用事ぃ!?」
洋榎「なぁなぁ、どんな用事かオカン知ってるー?」ニヤニヤ
雅枝(まさか、あの告白のことかいな・・・)ドキドキ
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 21:51:34.82 ID:c0EhbiJD0
雅枝「セーラ、あんたまさか・・・」
セーラ「待ってください! 俺まだなんも言うてません!」
雅枝(言うてないって言うてんのが、もう言うてるのと一緒やん・・・)ハァッ
雅枝(どないしよか、ここで誤魔化してもセーラの二の舞やろし・・・)
洋榎「なぁなぁオカン、もう観念しいや」にへへ
洋榎「うち分かってんねんで、オカンにとっても大事な話やって」
絹恵「ちょっともう!お姉ちゃん!」
衣「洋榎の奴、悪人面だー」
智美「悪代官みたいだな」ワハハ
洋榎「なぁなぁ、教えてえやオカン」
洋榎「オカンとセーラの大事な話」ニヤニヤ
雅枝(・・・この子はほんま)
雅枝(誰に似たんや)ハァッ
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 21:59:08.17 ID:c0EhbiJD0
セーラ「監督・・・」
雅枝「・・・分かった洋榎、話したるわ」
洋榎「マジでか!?」
雅枝「あんな洋榎、うちはセーラにな・・・告白したんや」
洋榎「・・・へっ?」
智美「こっ・・・」
絹恵「告白ーーーーーーー!!??」
絹恵(えっ? えっ? えっ? それって愛の告白!?)
絹恵(監督と選手、禁断の愛ってやつなん!?)ドキドキ
洋榎「告白ってオカン、それって・・・」
衣「一体何を告白したんだ?」
雅枝「それは・・・」
安価>>90
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 21:59:36.97 ID:vhopUxwG0
セーラの子を孕んだ
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 22:07:21.94 ID:c0EhbiJD0
雅枝「私実はな、セーラの・・・」
セーラ「監督! 待ってください!! ええんですか!?」
雅枝「ええも何も、いつかは言わなあかんかってん」
雅枝「ええ機会や、今言おう」
セーラ「・・・」
雅枝「洋榎、絹、よう聞いてな」
雅枝「うちはなぁ・・・」
雅枝「・・・セーラの子を孕んだんや」
洋榎 絹恵「・・・・・・・・・はっ?」
智美(ワハハー、ご懐妊かー)
衣「孕んだ?」ふむ?
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 22:16:04.50 ID:c0EhbiJD0
洋榎「いやいやいやいや、おかしいやろ!?」
絹恵「そうやでお母さん! だって江口さんは・・・」チラッ
雅枝「実はな、セーラは両性具有やねん」
洋榎 絹恵「はぁっ!?」
セーラ「正直俺って、自分でも性別曖昧やねん」
セーラ「両性具有の人でも、こういうのって珍しいやけどな」
衣「両性具有?」
智美「長野に戻ったらデビルマン貸してあげるから、それまで待つんだ衣」
智美(ipsじゃなかったのか・・・)ワハハ
絹恵「ちょぉまっ・・・へぇっ!??」(錯乱中)
洋榎「・・・どうすんねんおかん」
雅枝「・・・」
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 22:25:14.24 ID:c0EhbiJD0
洋榎「もうこのさい、なんでそうなったんかは聞かん」
洋榎「でも、これからどうするんかは教えて」
セーラ「ほんま、ごめんなさい・・・」ぺっこりん
洋榎「やめえや! そんな風に謝ってなんてほしない!」
衣「デビルマンってんなんだ智美?」
智美「やっぱりセーラームーンにするか、セーラーウラヌス」
雅枝「正直、産もうとは思ってんねん・・・」
洋榎 絹恵「!?」
雅枝「どんな形であろうと、このお腹におる子はうちの子や」
雅枝「洋榎や絹、あんたらと一緒」
雅枝「・・・産むって事以外、今は考えられへん」
122: >>105 細かいことは(ry あくまでもこれフィクションですから(震え声) 2013/01/13(日) 22:36:24.26 ID:c0EhbiJD0
絹恵「えっ? でもお母さん、それって・・・」
雅枝「・・・多分、今までのような暮らしはできなくなる」
雅枝「私ら家族のことももちろんやけど、セーラの事もあるから・・・」
セーラ「・・・自己責任ですよ、俺にも責任が・・・」
衣「智美、これはおめでたいことではないのか?」
智美「衣、人間色々事情があるんだよ」
智美「私たちの幸せが、他人の不幸だったりするんだ」
洋榎「・・・なんでもっと早よ教えてくれんかったんや」くっ・・・
雅枝「ごめん・・・」
セーラ「本当に、本当にすいません!!」(土下座)
洋榎「だから謝んなって言うてるやろ!!」
洋榎「今更謝ったってしょうがないことやないか!!」
134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 22:47:53.65 ID:c0EhbiJD0
洋榎「それにオカン! 産むって決めたんやろ!?」
洋榎「やったら! もっとそれに向かって腹くくれや!」
雅枝「せやけど、あんたらの事だってあるし・・・」
洋榎「うちらのこと気にするくらいやったら、最初からんなことやんな!!」
洋榎「自分でやりたいと思ってやったんやろ!? なんでそんな中途半端やねん!!」
衣「母君は悪いことをしたのか?」
智美「・・・人間って言うのはさ、なんでもこれこれと決めれるものじゃないんだよ」
智美「だからそれが、時として複雑になっちゃうんだ」
衣「?」
洋榎「オカンにはオカンの人生があんねや! 後悔した生き方すんな!」
雅枝「・・・でもうちは! あんたら二人の母親や!」
雅枝「それを捨てたりするなんて、うちにはできひん!」
洋榎「じゃあそれを考えろや! うちらがオカンの事見捨ててまうとでも思てんのか!?」
143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 22:58:22.50 ID:c0EhbiJD0
雅枝「洋榎・・・」
洋榎「・・・オカンはオカンや」グスン
洋榎「それはだって、一生変わらん事やろ?」グスグス
智美「世の中の出来事全部に理由をつけてたら、世界は回んないよ」
衣「欲望の事か?」
智美「・・・人のする事に、線引きなんて出来ないってことさ」
洋榎「オカンが幸せなら・・・うちはそれでええ・・・」ひっぐひっぐ
セーラ「でもそれって、自分が辛いって言うてるよんなもんちゃう?」
セーラ「俺は一生をかけて、この責任を取るつもりや」
セーラ「だからさ、もし恨むんなら俺を・・・」
絹枝「・・・それは違いますよ、江口さん」
セーラ「えっ?」
147: 頭痛くなってきた 2013/01/13(日) 23:11:24.48 ID:c0EhbiJD0
絹恵「恨むやなんて、そんなこと絶対しちゃいけません」
絹恵「許すとか許さないとか、そういうことやなくて・・・」
絹恵「私たちはただ、お母さんに手を貸してあげるだけ」
絹恵「だってそれが、家族やから」ニコッ
智美「結局はその人のさじ加減なんだよ、何事も」
衣「じゃあ法律なんていらないのか?」
智美「ある程度のルールは必要なんだよ、その方がやりやすいんだ」
智美「何にも無いところから、何も生まれない」
智美「何かあるから何かが生まれるんだよ」
絹恵「自分でもよくわかんないんですよ、なんで今こんな気持ちなんかって」
絹恵「でも今、私が一番しなあかんことは」
絹恵「・・・お母さんを助けてあげることやと思うんです」
絹恵「きっと今、一番辛いんはお母さんやから」
156: こういう話はさ、安価でやるべきじゃないね 話が練れない(陳謝) 2013/01/13(日) 23:22:27.74 ID:c0EhbiJD0
雅枝「絹、でもこれはあんたらにはなんの関係もない・・・」
絹恵「ううん、お母さんのことやもん、関係あるよ」
絹恵「関係無いって言う方が、私は悲しいわ」
智美「大変だな、これから」
衣「どうしてだ?」
智美「うん、そんな気がするんだ」
智美「・・・大変なのはこれからだって」
絹恵「だからさ、お母さん・・・」
洋榎 絹恵「元気な子、産んでください」
雅枝(洋榎、絹恵・・・ごめん・・・ううん)
雅枝「洋榎、絹恵・・・ありがとう」
162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 23:30:09.66 ID:c0EhbiJD0
それから一年が立ちました
色々ありました、ほんま色々
あの当時と比べて、確かにうちらの生活は変わりました
でも家族でちゃんと暮らせてます
幸せなんだと思います
・・・少なくともうちはそう
家族も増えたしな、今日も騒がしいわ
絹はお姉ちゃんになりたかったやろか?
末っ子にデレデレやわ
最近ようやく落ち着いてきました
・・・
・・
・
169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 23:40:40.61 ID:c0EhbiJD0
新・愛宕家
洋榎 セーラ 絹恵「行ってきまーす!」
雅枝「はい、いってらっしゃい」
洋榎(正直セーラはうちらの姉妹みたいやわ)
洋榎(あれからオカンともなんにもないみたいやし)
洋榎(・・・理由が理由から、今は一緒に暮らしてるけど)
洋榎(オカンも今はもう、娘の一人くらいにしか思ってないんちゃうかな?)
セーラ「絹、今日も帰ったや麻雀特訓やで!」
絹恵「セーラお姉ちゃん、今日もー!?」
セーラ「当たり前や! インハイも近いねんから!」
洋榎(絹もお姉ちゃん呼びやし)
172: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 23:47:03.69 ID:c0EhbiJD0
\ホラ、イクデー/
\チョットマチイヤセーラ!/
\アァーンフタリトモマッテェー!/
ワーワーギャーギャー
衣「幸せそうだな、みんな」
智美「そうだなー」ワハハ
衣「きっとこれからも大丈夫だ!」
智美「私もそう思うけど、それはまだわかんないよ」
衣「どうしてだ?」
智美「あの家族は複雑すぎる、その歪みはそんじょそこらのものじゃない」
智美「・・・きっとこれからも苦労するよ」
176: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 23:53:16.46 ID:c0EhbiJD0
衣「そっかー・・・、でも大丈夫だ!」
衣「あの家族はきっと、これからも手を合わせて生きていくさ!」
智美「・・・そうだな」ワハハ
智美(一番の問題は、あの末っ子が大きくなった時か・・・)
衣「そういえば、赤ちゃんの名前はなんて言うんだろう?」
智美「えーっとたしか、名前は・・・」
雅枝「はーい、おっぱいの時間やでー」
雅枝「○○ちゃん♪」
名前安価>>180
カンでおなしゃす!!
180: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 23:55:21.24 ID:vhopUxwG0
おつお
186: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 23:56:14.18 ID:3OsuPHop0
なんと......
187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 23:56:38.51 ID:SxlJB2uuP
男の子なら乙夫くんでおかしくないから…(震え声)
191: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/01/13(日) 23:57:47.46 ID:c0EhbiJD0
以上お疲れさまでした
自分でもよくわかんないまま書きました(こなみかん)
っていうか!終わり方わかんねえよ!
ipsに頼るのも、セーラ男化もなんか嫌だったので
折半して両性具有にしました
あんまり知らない事をネタにしてすいませんでした
洋榎「妙な二人組に絡まれてもうた」\ワハハー/ \サトミー/