1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/31(日) 12:31:50.71 ID:8Kkjn+Cs0
カサカサ
ほむら「や、やだ……いやぁ……」
カサカサ
まどか「わ、やだやだこないでぇ!こっちこないでぇ!」
ほむら「ま、まどかに近づかないで!」
カサカサ
マミ「さ、さささ殺虫スプレーを探すのよ!」
杏子「どうでもいいじゃん」
カサカサ
さやか「みんななんで怖がってんの?えい!」ピシ
ほむら「美樹さやか……あなた……すごいのね」
さやか「転校生にほめられたの初めてだけど……なんか複雑だわ……」
まどか「ほむらちゃん、守ってくれてありがとう」
ほむら「……まどか、ごめんなさい……腰が抜けて立てそうにないわ……」
さやか(意外と可愛いところがあるじゃん)
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/31(日) 12:45:53.39 ID:8Kkjn+Cs0
まどか「大丈夫?ほむらちゃん」
ほむら「えぇ……ごめんなさい……ありがとう」
さやか「あ、こいつタマゴ持ってる」
ほむら「ひいいいいいいいいいい……」ガタガタ
まどか「ほ、ほむらちゃん、大丈夫だからね?」
マミ「そ、そそそそうよ暁美さん、と、とと取り乱すなんて」カタカタカタカタ
さやか「転校生もマミさんも一人暮らしなのにゴキブリ耐性ないんですね」
ほむら「て、定期的にバルサンを炊いてきれいにしているもの」
マミ「そ、そうよね」
さやか「……ゴキブリって……1匹いたら……」
ほむら「いや、いやぁ……やめて、やめてえええええ」
まどか「大丈夫だよほむらちゃん、落ち着いて……ね?」
ほむら「はぁ……はぁ……」
さやか(ここまで怖がるなんて)
まどか「よしよし」ナデナデ
ほむら「グス……ありがとうまどか……グス……」ガタガタ
まどか(普段と違って守ってあげたい……)
ほむら(今まで病院にいて……退院後の1ヶ月を繰り返しているのにゴキブリなんて耐性あるわけないじゃない……)
まどか「ダメだよさやかちゃん、ほむらちゃん怖がらせちゃ」
さやか「いやーそんなに怖がるなんて思わなくて……」
杏子「いつまで死骸放っとくんだよ、ったく」ヒョイ
マミ「ティ、ティッシュごしとはいえご、ごごご、ゴキブリをつか……」カタカタカタカタ
杏子「ん?置いといたほうがいいのか?」
マミ「そ、そんなことないから早くす、捨てて!」
まどか「それでー」
杏子「へぇー」
さやか「でもー」
カタン
ほむマミ「……」ビクゥ
さやか(すっごい警戒してるよ転校生とマミさん……)
ほむら「そ、そうね」
マミ「だから、~よねぇ」
コト
ほむマミ「……」ビクゥ
杏子(からかってみたくなるな……)
まどか(こんなに怖がってるのに守ってくれたんだほむらちゃん///)
さやか「……」トトトトトト(指音)
ほむら「え!」ビクゥ!
マミ「何かが歩く音!」ビクゥ!
さやか(かわいい……)
ほむら「……気のせいだったのかしら……」
マミ「そ、そうね……」
さやか(さらに警戒してる……)
まどか「ほ、ほむらちゃん?」
ほむら「そ、その……近くにいないとまどかを守れないから……」
まどか(怖いんだねほむらちゃん……かわいい)
杏子「何を警戒してるのやら」
まどか「ティヒヒ、ほむらちゃん、まだ怖いからもっと近くによってもいいかな?」
ほむら「えぇ……」
まどか(ちょっと震えてるほむらちゃんかわいいな)
杏子「おいマミ、どうしたんだお前」
マミ「な、なんでもないわよ!」
杏子「なんだよ心配してやったのに」
さやか『杏子、指で床をトントンってしてみて、声は出さずに』
杏子『ん?まぁいいけど』トントン
ほむマミ「……」ビクゥ
さや(杏子の方に注意が向いてる今……)トトト
ほむマミ「……」ビクゥ
マミ(まさか2匹……そんなことないわよね……)フルフル
ほむら(もういや……帰りたい……)フルフル
さやか(マミさんや転校生の顔みてたらなんだかゾクゾクしてきた……もっとやりたい……)
さやか「あれ?」
まどか「どうしたのさやかちゃん」
さやか「うーん……気のせいかな……」
ほむら(何が!何が気のせいなのよ!)
さやか「なんか動いたような……」ボソッ
マミ(え、私の後ろでなにか動いたっていうの!ちょっと!ねぇ!)
杏子「ん?なんだよマミ、なんでこっちにくるんだよ」
マミ「さ、佐倉さんって髪長いわねー」フルフル
杏子「何だ突然……」
まどか(ほむらちゃんがうでをぎゅっと抱きしめて離してくれないや)
さやか(ふたりとも反応かわいい……)
ほむら マミ :ゴキブリとか本当に無理死ねる
まどか :一般的な女子中学生程度に苦手
さやか あんこ:余裕
こんなイメージ
マミ「さ、佐倉さんってお菓子好きだったわよね、私の家でお菓子食べる?」
杏子「な、なんだよ突然気持ち悪いな……」
マミ「そ、そんなことないわよ、ただ佐倉さんと仲良くなりたいなって……」
ほむら「ま、まどかは温かいわね」
まどか「え?そうかな?」
ほむら「えぇ……安らげるわ……」
さやか(あれ?なんか疎外感……でももっと苛めたい……)
杏子「そういえば知らないおっさんに聞いたことがあるな」
さやか「何を?」
杏子「ゴキブリを食う事ができるって」
ほむら「や、やめなさい佐倉杏子……冗談は……」
マミ「そうよ……そんなの……」
まどか「聞きたくないよ……」
杏子「まぁ食用に育てられたやつらしいけどな」
さやか「となると大量のゴキブリを飼育して……」
まどほむマミ(想像中)
ほむら「ま、まどか……だ、大丈夫だから……」
まどか「う、うん……ほ、ほむらちゃんも大丈夫だからね……」
マミ(佐倉さん怖い美樹さん怖い……)
マミ「あ、暁美さんちょ、ちょっと仲良くしましょう」
ほむら「え、えぇ……と、隣に来るといいわ巴マミ……」
まどほむマミ「……」ガクガク
さやか「さすがにゴキブリはたべたくないねー」
杏子「まぁ、でかい蜘蛛を食べるような場所もあるみたいだしな」
まどほむマミ「ひぃ……」ガクガク
さやか「てかなんであんんたそんなこと知らない人に聞いたの?」
杏子「いやおっさんが虫食ってて食えるのかって聞いたらな」
さやか「サバイバルな生き方してるねアンタ……」
まどほむマミ「聞きたくない聞きたくない……」ガクガク
まど「そ、そうだマミさん、お、オススメの紅茶とか」
マミ「え、えぇ!そうね!例えばアールグレイとか!」
ほむら「わ、私は個人的にはコーヒーのほうがすきかしら!」
まどか「わーほむらちゃん大人だね!」
マミ「でも紅茶もおいしいのよ?」
ほむら「そ、そう!今度あなたの家で味わってみるわ!」
さやか(露骨な早口会話ではなしをすり替えようとしてる……)
さやか「そうそう、話はもどるんだけどさ」
杏子「ん?」
さやか「ゴキブリって水分得るために、寝ている人間の口に近づくんだって」
杏子「へー」
さやか「そのまま食べちゃって、朝から胃に違和感を感じるって医者にいったら胃の中でゴキブリが動いてたってさ」
杏子「すげぇな」
まどほむマミ「……」ガクガク
さやか「あと置いてある歯ブラシとかからも水分をとるんだってさ」
杏子「へー」
ほむら「ね、ねぇまどか、巴マミ……か、帰りに薬局でも寄って行かない?」
マミ「え、えぇ……ちょうど歯ブラシが売ってるところに行きたかったのよ」
まどか「わ、わたしも行きたいって思ってたんだ!ほむらちゃんとマミさんとお買い物なんて楽しみ!」
さやか「さらになんとゴキブリって首がもげても1週間死なないんだよ」
杏子「すごい生命力だな」
さやか「死因はなんと餓死!」
杏子「食べられないのはつらいな」
さやか「ついでにゴキブリは髪の毛と水さえあれば生きて行けるんだってさ」
杏子「なるほど、そりゃあ人間の住処は天国だな」
マミ「帰ったら掃除しましょう……」
ほむら「と、巴マミ……あなたの部屋の掃除を手伝うから……その後私の部屋の掃除を手伝わない?」
マミ「い、いいわよ……一人より二人よね!」
まどか「よ、よかったらわたしも手伝いますよ、今日パパとママお出かけしてるんで」
ほむら「掃除っていいわよね!」
マミ「えぇ!そうね!」
まどか「あ、あと、よ、よかったらほむらちゃんの家に今日泊まりたいな!」
ほむら「え、えぇ!大歓迎よ!ひとりにぼっちはさみしいもの!」
マミ「よ、よかったら私も入れてもらえるかしら!」
ほむら「も、もちろんよ!あなたと親交を深めたいって思っていたのよ!」
まどか「じゃあ薬局にいってマミさんの家のお掃除、その後ほむらちゃんの家だね!」
ほむら「えぇ!楽しみね!」
マミ「もう何も怖くないわ!」
さやか「楽しそうですねー私も行っていいですか?」ニヤニヤ
ほむら(美樹さやか……こいつ……私達を見て楽しんで!)
マミ『気づいたようね暁美さん……でも……もしもを考えると美樹さんはいたほうがいいわ』
ほむら『も、もしも?』
マミ『えぇ……もしもゴキブリが出現したとき……たぶん私達じゃ処理できないわ……』
ほむら『しかし……クッやむを得ないか……』
ほむら「えぇ……歓迎……するわ……」
杏子「じゃあせっかくだし私も泊めてくれよ」
ほむら「あ、百足」
さやマミまど「ひっ」ビクゥ
ほむら「……美樹さやか……百足は苦手のようね……」
さやか「ななんのことかな?」
杏子「いやーでもあいつは刺されるとうぜぇから気持ちはわかるな」
さやマミまど「……」ビクゥ
ほむら(さすが佐倉杏子……悪気なく怖いことを……)
ほむら「……ねぇ、美樹さやか……さっきみたいに倒してくれないかしら?」
さやか「べ、べつにいいわよ!」
杏子「別に室内でも繁殖力が高いわけでもないだろ、にがしてやれよ」ヒョイ
まどほむマミさや「」
杏子「ん?なんだよ」
ほむら「……あなたってすごいわね……」
杏子「は?」
終わり
元スレ
まどか「大丈夫?ほむらちゃん」
ほむら「えぇ……ごめんなさい……ありがとう」
さやか「あ、こいつタマゴ持ってる」
ほむら「ひいいいいいいいいいい……」ガタガタ
まどか「ほ、ほむらちゃん、大丈夫だからね?」
マミ「そ、そそそそうよ暁美さん、と、とと取り乱すなんて」カタカタカタカタ
さやか「転校生もマミさんも一人暮らしなのにゴキブリ耐性ないんですね」
ほむら「て、定期的にバルサンを炊いてきれいにしているもの」
マミ「そ、そうよね」
さやか「……ゴキブリって……1匹いたら……」
ほむら「いや、いやぁ……やめて、やめてえええええ」
まどか「大丈夫だよほむらちゃん、落ち着いて……ね?」
ほむら「はぁ……はぁ……」
さやか(ここまで怖がるなんて)
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/31(日) 12:58:29.16 ID:8Kkjn+Cs0
まどか「よしよし」ナデナデ
ほむら「グス……ありがとうまどか……グス……」ガタガタ
まどか(普段と違って守ってあげたい……)
ほむら(今まで病院にいて……退院後の1ヶ月を繰り返しているのにゴキブリなんて耐性あるわけないじゃない……)
まどか「ダメだよさやかちゃん、ほむらちゃん怖がらせちゃ」
さやか「いやーそんなに怖がるなんて思わなくて……」
杏子「いつまで死骸放っとくんだよ、ったく」ヒョイ
マミ「ティ、ティッシュごしとはいえご、ごごご、ゴキブリをつか……」カタカタカタカタ
杏子「ん?置いといたほうがいいのか?」
マミ「そ、そんなことないから早くす、捨てて!」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/31(日) 13:09:00.55 ID:8Kkjn+Cs0
まどか「それでー」
杏子「へぇー」
さやか「でもー」
カタン
ほむマミ「……」ビクゥ
さやか(すっごい警戒してるよ転校生とマミさん……)
ほむら「そ、そうね」
マミ「だから、~よねぇ」
コト
ほむマミ「……」ビクゥ
杏子(からかってみたくなるな……)
まどか(こんなに怖がってるのに守ってくれたんだほむらちゃん///)
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/31(日) 13:23:25.13 ID:8Kkjn+Cs0
さやか「……」トトトトトト(指音)
ほむら「え!」ビクゥ!
マミ「何かが歩く音!」ビクゥ!
さやか(かわいい……)
ほむら「……気のせいだったのかしら……」
マミ「そ、そうね……」
さやか(さらに警戒してる……)
まどか「ほ、ほむらちゃん?」
ほむら「そ、その……近くにいないとまどかを守れないから……」
まどか(怖いんだねほむらちゃん……かわいい)
杏子「何を警戒してるのやら」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/31(日) 14:04:11.24 ID:8Kkjn+Cs0
まどか「ティヒヒ、ほむらちゃん、まだ怖いからもっと近くによってもいいかな?」
ほむら「えぇ……」
まどか(ちょっと震えてるほむらちゃんかわいいな)
杏子「おいマミ、どうしたんだお前」
マミ「な、なんでもないわよ!」
杏子「なんだよ心配してやったのに」
さやか『杏子、指で床をトントンってしてみて、声は出さずに』
杏子『ん?まぁいいけど』トントン
ほむマミ「……」ビクゥ
さや(杏子の方に注意が向いてる今……)トトト
ほむマミ「……」ビクゥ
マミ(まさか2匹……そんなことないわよね……)フルフル
ほむら(もういや……帰りたい……)フルフル
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/31(日) 14:11:17.02 ID:8Kkjn+Cs0
さやか(マミさんや転校生の顔みてたらなんだかゾクゾクしてきた……もっとやりたい……)
さやか「あれ?」
まどか「どうしたのさやかちゃん」
さやか「うーん……気のせいかな……」
ほむら(何が!何が気のせいなのよ!)
さやか「なんか動いたような……」ボソッ
マミ(え、私の後ろでなにか動いたっていうの!ちょっと!ねぇ!)
杏子「ん?なんだよマミ、なんでこっちにくるんだよ」
マミ「さ、佐倉さんって髪長いわねー」フルフル
杏子「何だ突然……」
まどか(ほむらちゃんがうでをぎゅっと抱きしめて離してくれないや)
さやか(ふたりとも反応かわいい……)
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/31(日) 14:15:49.13 ID:8Kkjn+Cs0
ほむら マミ :ゴキブリとか本当に無理死ねる
まどか :一般的な女子中学生程度に苦手
さやか あんこ:余裕
こんなイメージ
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/31(日) 14:27:11.46 ID:8Kkjn+Cs0
マミ「さ、佐倉さんってお菓子好きだったわよね、私の家でお菓子食べる?」
杏子「な、なんだよ突然気持ち悪いな……」
マミ「そ、そんなことないわよ、ただ佐倉さんと仲良くなりたいなって……」
ほむら「ま、まどかは温かいわね」
まどか「え?そうかな?」
ほむら「えぇ……安らげるわ……」
さやか(あれ?なんか疎外感……でももっと苛めたい……)
55: >>53 かわいい 2011/07/31(日) 14:36:35.69 ID:8Kkjn+Cs0
杏子「そういえば知らないおっさんに聞いたことがあるな」
さやか「何を?」
杏子「ゴキブリを食う事ができるって」
ほむら「や、やめなさい佐倉杏子……冗談は……」
マミ「そうよ……そんなの……」
まどか「聞きたくないよ……」
杏子「まぁ食用に育てられたやつらしいけどな」
さやか「となると大量のゴキブリを飼育して……」
まどほむマミ(想像中)
ほむら「ま、まどか……だ、大丈夫だから……」
まどか「う、うん……ほ、ほむらちゃんも大丈夫だからね……」
マミ(佐倉さん怖い美樹さん怖い……)
マミ「あ、暁美さんちょ、ちょっと仲良くしましょう」
ほむら「え、えぇ……と、隣に来るといいわ巴マミ……」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/31(日) 14:50:56.76 ID:8Kkjn+Cs0
まどほむマミ「……」ガクガク
さやか「さすがにゴキブリはたべたくないねー」
杏子「まぁ、でかい蜘蛛を食べるような場所もあるみたいだしな」
まどほむマミ「ひぃ……」ガクガク
さやか「てかなんであんんたそんなこと知らない人に聞いたの?」
杏子「いやおっさんが虫食ってて食えるのかって聞いたらな」
さやか「サバイバルな生き方してるねアンタ……」
まどほむマミ「聞きたくない聞きたくない……」ガクガク
まど「そ、そうだマミさん、お、オススメの紅茶とか」
マミ「え、えぇ!そうね!例えばアールグレイとか!」
ほむら「わ、私は個人的にはコーヒーのほうがすきかしら!」
まどか「わーほむらちゃん大人だね!」
マミ「でも紅茶もおいしいのよ?」
ほむら「そ、そう!今度あなたの家で味わってみるわ!」
さやか(露骨な早口会話ではなしをすり替えようとしてる……)
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/31(日) 15:02:20.89 ID:8Kkjn+Cs0
さやか「そうそう、話はもどるんだけどさ」
杏子「ん?」
さやか「ゴキブリって水分得るために、寝ている人間の口に近づくんだって」
杏子「へー」
さやか「そのまま食べちゃって、朝から胃に違和感を感じるって医者にいったら胃の中でゴキブリが動いてたってさ」
杏子「すげぇな」
まどほむマミ「……」ガクガク
さやか「あと置いてある歯ブラシとかからも水分をとるんだってさ」
杏子「へー」
ほむら「ね、ねぇまどか、巴マミ……か、帰りに薬局でも寄って行かない?」
マミ「え、えぇ……ちょうど歯ブラシが売ってるところに行きたかったのよ」
まどか「わ、わたしも行きたいって思ってたんだ!ほむらちゃんとマミさんとお買い物なんて楽しみ!」
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/31(日) 15:16:33.22 ID:8Kkjn+Cs0
さやか「さらになんとゴキブリって首がもげても1週間死なないんだよ」
杏子「すごい生命力だな」
さやか「死因はなんと餓死!」
杏子「食べられないのはつらいな」
さやか「ついでにゴキブリは髪の毛と水さえあれば生きて行けるんだってさ」
杏子「なるほど、そりゃあ人間の住処は天国だな」
マミ「帰ったら掃除しましょう……」
ほむら「と、巴マミ……あなたの部屋の掃除を手伝うから……その後私の部屋の掃除を手伝わない?」
マミ「い、いいわよ……一人より二人よね!」
まどか「よ、よかったらわたしも手伝いますよ、今日パパとママお出かけしてるんで」
ほむら「掃除っていいわよね!」
マミ「えぇ!そうね!」
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/31(日) 15:27:14.96 ID:8Kkjn+Cs0
まどか「あ、あと、よ、よかったらほむらちゃんの家に今日泊まりたいな!」
ほむら「え、えぇ!大歓迎よ!ひとりにぼっちはさみしいもの!」
マミ「よ、よかったら私も入れてもらえるかしら!」
ほむら「も、もちろんよ!あなたと親交を深めたいって思っていたのよ!」
まどか「じゃあ薬局にいってマミさんの家のお掃除、その後ほむらちゃんの家だね!」
ほむら「えぇ!楽しみね!」
マミ「もう何も怖くないわ!」
さやか「楽しそうですねー私も行っていいですか?」ニヤニヤ
ほむら(美樹さやか……こいつ……私達を見て楽しんで!)
マミ『気づいたようね暁美さん……でも……もしもを考えると美樹さんはいたほうがいいわ』
ほむら『も、もしも?』
マミ『えぇ……もしもゴキブリが出現したとき……たぶん私達じゃ処理できないわ……』
ほむら『しかし……クッやむを得ないか……』
ほむら「えぇ……歓迎……するわ……」
杏子「じゃあせっかくだし私も泊めてくれよ」
130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/31(日) 15:55:53.01 ID:8Kkjn+Cs0
ほむら「あ、百足」
さやマミまど「ひっ」ビクゥ
ほむら「……美樹さやか……百足は苦手のようね……」
さやか「ななんのことかな?」
杏子「いやーでもあいつは刺されるとうぜぇから気持ちはわかるな」
さやマミまど「……」ビクゥ
ほむら(さすが佐倉杏子……悪気なく怖いことを……)
ほむら「……ねぇ、美樹さやか……さっきみたいに倒してくれないかしら?」
さやか「べ、べつにいいわよ!」
杏子「別に室内でも繁殖力が高いわけでもないだろ、にがしてやれよ」ヒョイ
まどほむマミさや「」
杏子「ん?なんだよ」
ほむら「……あなたってすごいわね……」
杏子「は?」
終わり
ほむら「ヒッご、ゴキブリ!!!」