1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 11:55:55.03 ID:a7Bo7Urt0
マミ「それならやっぱり1stを見るべきね。宇宙世紀の流れを学ぶことでガンダムとはどういうものか…」ウンヌンカンヌン
さやか「ハイ出た~!懐古厨それも原理主義者は今日も元気ですね!」
マミ「そういうわけじゃないけど…。それじゃ美樹さんは何を勧めるのかしら?まさか種とか言わないわよね?」
さやか「そりゃ平成ガンダム、Wですよ!ガンダムもキャラもかっこいいし初心者にはわかりやすいんじゃないかな」
マミ「プッ!」
さやか「あ?」
まどか「…。」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 12:01:15.87 ID:a7Bo7Urt0
ほむら「Wはお世辞にもわかりやすいとは言えないわ。主人公たちの立ち位置や協力者もコロコロ変わるし…初心者にはストーリーを追うのが難しい方よ」
さやか「て、転校生!あんたまでWを否定すんのか…!」
ほむら「事実を言ったまでよ。Wは1stから逆シャアの縮図と言っても過言じゃないわ。少なくともそれらを見てからWを見るべきなの」
さやか「ならあんたはまどかに何を見せるのよ転校生!」
ほむら「…ターンエーよ」
マミ「そ、それを最初に持ってくるのはさすがに…」
ほむら「この際富野監督が云々は抜きにするわ。ガンダム初心者、それもまどかが見るにはあの牧歌的な世界観に馴染ませ、徐々にガンダムを理解させることが一番の近道なの」
さやか「黒歴史はどうすんのよ!」
ほむら「ターンエーの次から見る全てのガンダムが内包されている、と理解できれば十分よ。…それ以下でも以上でもないわ」
マミ「…でもターンエーまでにどれだけのガンダムを見たかで黒歴史に対する感情はまるで変わってくるわ。黒歴史にはまるでドラクエ3を終えたときのような感動が…」ウンヌンカンヌン
まどか「…。」
さやか「…マミさんって本当懐古丸出しですよね」
マミ「美樹さんのようにビジュアルしか見ない軽いファンとは違うだけよ」
あんこ「Gジェネでもやればいーじゃん。あれで大抵の話はわかるじゃん」
マミさや「「にわかは黙ってて」」
まどか「…。」
さやか「大体初心者が1stから見たって絵が古臭くて受け付けませんよ!50話も見れるわけないじゃん!」
マミ「全43話よ」フフン
さやか「イラッ」
ほむら「…ターンエーが気に入らないならOOはどうかしら。絵は綺麗だし初心者にはとっつきやすいはずよ」
さやか「はっ!Wのパクリガンダムとか冗談でもやめてよね!」
ほむら「カチーン」
さやか「Wとは本気度が違うのよ!なんかセリフも白々しいのが多いし!俺がガンダムってもう意味がわからないのよ!」
ほむら「…屈指の迷セリフを残したWが言える話かしら?死ぬほど痛い?そのセリフのほうがよっぽど痛いわ」
さやか「そうやって名セリフを無かったことにして作品全てを叩こうとする!」
さやか「OOの宇宙船切り離しとかブレイクピラーとか何よ!あからさまに逆シャアファンが好みそうなシチュばっかやってあざといのよ!」
あんこ「な?馬鹿に()したもんでもないでしょ?」
まどか「うん、これ面白いかも…」
さやか「…?あんたたち何やってんの?」
ほむら「ガンダムトゥルーオデッセイ…。PS2のRPGね…」
さやか「ガンダムってこういう風に改造して遊ぶんだ?面白いねえ」
ほむら「トゥルーオデッセイはターンエーと同じキャラデザインよ。見なさい、やっぱりまどかは…」
マミさや「「まどか・鹿目さんに変な教育しないでよ!!!」」
マミ「わかったわ。それならIGLOOはどう?あれならMS云々より人間同士の…」
さやか「女子中学生のガンダム初心者にプロジェクトX勧めないでくださいよ…」
ほむら「Vガンダムはどうかしら?あれならキャラも今でも見やすいし戦争の悲惨さも…」
さやか「ガンダム見たい奴が戦争の悲惨目当てにガンダム見ないっつの!」
マミ「ならもう鹿目さん本人に聞くしかないわね」
さやか「そうなるか…」
さやか「まどか!あんたはガンダムに何を求めてるの?どんなガンダムを見たいの?」
まどか「え…そんな急に言われても困るよ…。ただ、ガンダムって人気あるみたいだしちょっと見てみたいなって…」
ほむら「やっぱりここはターンエーで間違いないようね。まどか、私と一緒にユニバースを…」
さやか「気軽に見るならもageでも見てればいいじゃん。なーんかまどかがそうだとは思わなかったなー」
マミ「鹿目さんには種くらいがちょうどいいんじゃないかしら…。あんまり面白いのを先に見せて『よくわからない』なんて言われても困るもの」
ほむら「最低ね巴マミ。そんなだからガンダム市場は寒い時代なのもわからないの」
さやか「ヌルいにわかが増えるだけならガンダムに未来はないよ。にわかは玩具もグッズも買わないもん」
あんこ「や、やめろよ…こいつ泣きそうじゃないか…」
まどか「う、う…」
まどか「ねえお母さん…。お母さんはガンダムとか、見たことある?」
まどかママ「ガンダム?好きだよ。なあにまどか、ガンダム見るの?」
まどか「見てみたいってさやかちゃん達に話したんだけど、どのシリーズを私に見せるかで喧嘩になっちゃって…」
まどかママ「うわー、ありがちだわ。生粋のガノタねその子たち」
まどかママ「その子たちはガンダムが好きで仕方ないのね。でもね、まどか。お母さんに言わせればその子たちはガンダムを何もわかってないわ」
まどかママ「ガンダムが伝えたいことはね、人と人はわかりあえる、ってことなの」
まどかママ「自分の好きな作品を勧めて他の作品をディスるならそれは相手の事を何も考えていない。わかりあおうとしてないの」
まどか「お母さん…!」
まどかママ「だからね、まどかはレンタルショップで気に入ったパッケージのガンダムから見てもいいの」
まどかママ「もちろん見ても面白いと思えなければ無理に見る必要もないの。まどか、あなたは自由なのよ」
まどか「ありがとう、お母さん!わたし、すぐにTSUTAYAに行ってくるね!」
まどかママ「あ、待ちなさいまどか!一つだけ言い忘れての」
まどかママ「種死借りて来たらうちの敷居は跨げないと思いなさいね」
まどか「そんなお母さん、修正してやる!」ドポォ
おわり
さやか「この前はごめんねまどか」
マミ「私としたことが大人気なかったわ…」
まどか「ううん、いいの!だからみんなでビデオ見よう?」
ほむら「CCA…チョイスが最初からクライマックスねまどか。どうしてこれを選んだのかしら?」
まどか「やっぱり最初から50話も続けて見るのは抵抗があって…」
あんこ「初代Gジェネじゃシャアに当てるだけでも一苦労なんだよなー」
マミ「後にも先にも、恐らくガンダム史上最高傑作ね」
さやか「マミさん原理主義者じゃなかったんですね」
ほむら「少し黙りなさい巴マミ、美樹さやか」
ナンデコンナモノヲチキュウニオトス!
コレデハチキュウガサムクナッテ…
まどか「は、始まった!」ドキドキ…
あんこ「やっぱシャア強いなー」
さやか「後半は笑いしか出なくなるよ多分」
マミ「ネタバレとか最低よ美樹さん」
まどか「?よくわからないけど凄い、迫力あるんだねぇ…」ドキドキ…
マミ「ふふ、アムロとシャアの言っていることを理解できるようになればもっと楽しめるわよ?」
ワタシシャアアズナブルガシュクセイシヨウトイウノダヨ アムロ!
さやマミほむ「「「エゴだよそれは!!!」」」
まどあん「!??」ビックリシタ…
マミ「オタク、いえガンダムを知らない人でも知っているくらい有名なセリフなのよ」
ほむら「これでもかというくらいにCCAには富野節が込められているわ…。素晴らしい…」
コノニネンカンスベテノコロニーヲチョウサシタンダゾ
ナノニナゼ…
マミ「ふ…コロニー市民の結束を甘く見るからよ」
ほむら「シャア・アズナブルという人の人望をよく表しているシーンね…」
まどか(??? よくわかんないや…)
あんこ「zzZ…」
ニュータイプハモノトカヒトヲセイカクニリカイデキルヒトノコトダヨ?
ソレモサ、ドンナニ…
さやか「言ってることは間違ってないんだけど、クェスがそれを語ると腸煮えくり帰りそうになるよね」
マミ「それに関しては同感ね…」
ほむら「…NT能力が凄くて知らなくていいところまで知ってしまったりする弊害もあるということね」
まどか(??? うーんわからないけどなんとなく面白いからいいや…。クェスって子があまり好きじゃないのは私も同じだし)
あんこ「…zzZ」
さやか「カムラン!カムラン来たー!」
マミ「カムラン出世したわよね…。どことなく威風堂々の雰囲気だし、劇中でもいい動きするし」
ほむら「自分の身を投げ売ってでも何かを成し遂げる様はいつだって美しいわ…」
マミ「ガンダムで一番好きなのは、そこね」
まどか(この人はなんなんだろう…?カンサカン?何をする人なんだろう)
あんこ「…zzZ」
さやマミホム「「「シャアーズ ビリービング! アワズプレイ!!!」」」
さやマミホム「「「シャアーズ ビリービング! アワズプレイ!!!」」」
まどか「ちょっ…近所迷惑…!」
マミ「う、うう…大佐ぁ…なんでコロニー落としなんかあ!」ポロポロ…
さやか「よしよし…。仕方なかったんだよ、シャアは担ぎ上げられただけなんだから…」
コノコロニー、スウィートウォーターハミッペイガタトオープンガタヲツナギアワセテケンゾウサレタ…
マミ「グスッ…始まったわ。1stの青葉区、Zのダカールと並ぶガンダム三大演説の一つよ」
さやか「あれ?ZZのハマーンは?」
マミ「あんな付け焼刃の演説、ギレン閣下とシャア大佐の足下にも及ばないわ。というかそれ以降のガンダム演説は全て三大演説の劣化と言って差し支えないもの」
ほむら「それには異論あるけど今は黙っていてあげるわ」
ショクンノチカラヲワタシニカシテイタダキタイ!
ソシテワタシハチチジオンノモトニメサレルデアロウ!!
マミ「大佐ッ!大佐ッ!!逝かないでぇっ!!」
まどか(わけがわからないよ)
ミサイルノナカニカクガアッタ!?
ヤルナロンドベル!
さやか「ブライトさんの核もそうだし、コロニー落としの策略なんかも凝ってるよねー」
ほむら「コロニー落としの戦術は0079以降、回を追うごとに上手くなっているわね」
さやか「一番かっこいいコロニー落としはやっぱ0083かな」
ほむら「鮮やかさではネオジオンもヒケをとらないけれど、デラーズフリートのコロニー落としは引っ掛け方が派手かつ二重の罠を仕掛けてた見事なコロニー落としだったわ」
ケーラ!トッテオキノサラダ ツクットクカラナ!
アイシテルヨ…
ナンテイッタ!?
さやか「チョットティッシュトッテ…」グスッ
マミ「美樹さん…ほら、泣き止みなさい」
さやか「だってアストナージさんもケーラさんも…ううっ…!」グスッ
まどか(…死んじゃうんだね…)シラー
マミ「ちょっと休憩にしましょうか、お茶でも入れるわ」
まどか(それじゃ今のうちにお手洗い済ましとこ…)
マミ「あら鹿目さんお手洗いなら突き当たりを右よ」
さやか「まどかッ、逝け!忌まわしいうん…」
ゴンッ
マミ「…言わせないわよ」
というわけでちょっと出掛けます
まどか「わあ、カップケーキ!マミさんの手作りですか?」
マミ「ふふ、そうよ。でもこの中に一つだけワサビ入りのケーキがあるの」
さやか「ふふん。NTのさやかちゃんにはこんなの楽勝よ!」
さやか「ええい……!ファンネルたち!一番熱量の高いケーキだ…!当たれえええええ!……」パクパク
さやか「ンギャーーー!!」
ほむら「やるわね美樹さやか!」
まどか「………。」
あんこ「もう一つ食っていい?」
キタナプレッシャー!
まどか「あ…ケーラさんが…!」
サラダヲイッショニタベルンジャナカッタノカ…!
まどか「い、今の死んじゃったの?ケーラさん死んじゃったの?」
ほむら「見ては駄目よまどか!」
マミ「覚悟しなさい鹿目さん…これから先を見続けるには辛い思いが待ってるわよ…!」
まどか「そんな…!」
スマンガミンナノイノチヲクレ…!
マミ「…。」サッ ←敬礼
さや「…。」サッ ←敬礼
ほむ「…。」サッ ←敬礼
まど「あっ、えと…。」…サッ ←敬礼
あん「ケーキもうないのか?」
タイサノトコロニハイカセナイヨ!
ジャキガキタカッ!?
ほむら「フィンファンネルバリアキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!」
マミ「やっぱりアムロ最強。アナザーとかおヘソで紅茶を沸かすようだわ」
さやか「あ?」
まどか(またそうやって煽る…)
さやか「ちょっとマミさん今のは聞き捨てならないんだけど?」
マミ「なに?私の口は真実しか語らないわ」
さやか「だから懐古厨は嫌いなんだッ!図々しいから!!皆で楽しんでるときに空気も読まずに他作品を叩く!煽る!」
まどか(ああ…セリフが全然聞こえない…)
ヤッチャイケナカッタンダ!
ソンナコトモワカラナイカラオトナッテチキュウダッテヘイキデケセルンダ!
ほむら「まどか見ておきなさいまどか…。ああやって人は争いの歴史を紡いで行くのよ。悲しいけれど」
まどか(あ…チェーンさんも死んだ…。でも後ろの二人がうるさくて悲哀もへったくれもないや)
マミ「いいわね美樹さん?富野監督が舵取りをしていないガンダムは所詮同人なの。ガンダムが好きな人たちが作った『ぼくがかんがえたさいきょうのガンダム』でしかないの。言ってごらんなさい?誰か一人でもアナザーの監督に富野監督を越える作品があるねかしら?えっ?」
さやか「その考えが重力に魂を縛られた愚民そのものだって言ってるの!可能性を信じて旅立った人たちを馬鹿にして追いやって!ガンダムはとっくに富野監督から独り立ちしてるのが何故わからないの!マミさん!」
マミ「そうやってあなたのような人間がゆくゆくは原理主義者を呪ってコロニーを落とすんだわ!自分をNTだと勘違いして!あなたたちの好きなXが言ってたじゃない!NTなんか本当はいないって!あなたたちは道化なのよ!NTの化粧をしてアースノイドに近づきたいだけなの!」
あんこ「すごい…アニメさながらの舌戦になってきたな…」
まどか(ああ…アムロたちがアクシズに工作してるみたいだけど、内容がさっぱり頭に入ってこない…)
アムロ!チキュウジョウニノコッタジンルイナドハ、チジョウノノミダトイウコトガナゼワカランノダ!
マミ「いつでもどこでもガンダムが好きだ好きだーってわざとらしいくらいに振りまいて自分がガノタであると殊更に主張する!懐古が嫌いと言いながら本音は懐古ガノタの立ち位置を羨む!迷惑なのよッ!!」
カクメイハイツモインテリガハジメルガ、ユメミタイナモクヒョウヲモッテヤルカラ、イツモカゲキナコトシカヤラナイ!
さやか「時と場所を選ばずに戦争を始めるのはいつも懐古じゃない!新シャアにまで乗り込んできて、暗黙の南極条約さえ守らずに核を放つ!」
マミ「ガンダムに巣食う虫に火を放って、何が悪いのッ!!」
あんこ「新シャア…?」
ほむら「世の中には知らないほうがためになることがたくさんあるのよ」
まどか(ああ…すごくどうでもいい…)
ほむら「もうやめなさい巴マミ」
マミ「何?引けというの?暁美さん!ガノタ同士の間に入らないで!」
イマケイサンシテミタガアクシズノコウブハチキュウノインリョクニヒカレテオチル!
キサマラノガンバリスギダ!
まどか(駄目…もう耐えられない…!)
まどか「ごめんなさい私やっぱり帰ります」
ほむ「えっ」
ほむら「え、ちょっと…」
さやか「ちょ、ちょっと待ってよまどか!もう映画終わるよ!?」
マミ「ほ、ほらケーキあるわよチョコレートマロンティラミスショートケーキ…」
あんこ(さやか…それにマミまで!)
まどか「いやもう本当いいから…さやかちゃん放して…」
さやか「まどかが帰るかどうかなんだ…」
あんこ(やってみる価値ありまっせ!)
ほむら「なにやってるの!その贅肉でまどかを押すのよ!」
マミ「無茶言わんでください!」
マミ「か、鹿目さん?あと10分くらい見ていかない?さすがに堪え性がないわよ…?」
まどか「馬鹿にして…!そうやってマミさんは永遠に人を見下すことしかしないンだっ!」
さやか「放さないよまどか!もう少しだから見ていきなよ、ね?」
ほむら「美樹さやかだけにいい思いはさせないわ!」ガシッ
まどか「ちょ…どこ触って…!こんなことに付き合う必要はないの!」
マミ「最早…遅かれ早かれ、こんな哀しみだけが広がって、ガンダムを押し潰すのね…。ならばガノタは自分の手で自分を裁いて、製作側に対し、ファンに対して贖罪しなきゃならない…それが何故わからないの美樹さん!」
サイコフレームの共振が働くことはなくまどかはマミのマンションから離れて行った…
ガノタ同士の争いの火種と哀しみだけを残したまま…
おわり
元スレ
ほむら「Wはお世辞にもわかりやすいとは言えないわ。主人公たちの立ち位置や協力者もコロコロ変わるし…初心者にはストーリーを追うのが難しい方よ」
さやか「て、転校生!あんたまでWを否定すんのか…!」
ほむら「事実を言ったまでよ。Wは1stから逆シャアの縮図と言っても過言じゃないわ。少なくともそれらを見てからWを見るべきなの」
さやか「ならあんたはまどかに何を見せるのよ転校生!」
ほむら「…ターンエーよ」
マミ「そ、それを最初に持ってくるのはさすがに…」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 12:07:51.94 ID:a7Bo7Urt0
ほむら「この際富野監督が云々は抜きにするわ。ガンダム初心者、それもまどかが見るにはあの牧歌的な世界観に馴染ませ、徐々にガンダムを理解させることが一番の近道なの」
さやか「黒歴史はどうすんのよ!」
ほむら「ターンエーの次から見る全てのガンダムが内包されている、と理解できれば十分よ。…それ以下でも以上でもないわ」
マミ「…でもターンエーまでにどれだけのガンダムを見たかで黒歴史に対する感情はまるで変わってくるわ。黒歴史にはまるでドラクエ3を終えたときのような感動が…」ウンヌンカンヌン
まどか「…。」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 12:13:26.52 ID:a7Bo7Urt0
さやか「…マミさんって本当懐古丸出しですよね」
マミ「美樹さんのようにビジュアルしか見ない軽いファンとは違うだけよ」
あんこ「Gジェネでもやればいーじゃん。あれで大抵の話はわかるじゃん」
マミさや「「にわかは黙ってて」」
まどか「…。」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 12:20:02.48 ID:a7Bo7Urt0
さやか「大体初心者が1stから見たって絵が古臭くて受け付けませんよ!50話も見れるわけないじゃん!」
マミ「全43話よ」フフン
さやか「イラッ」
ほむら「…ターンエーが気に入らないならOOはどうかしら。絵は綺麗だし初心者にはとっつきやすいはずよ」
さやか「はっ!Wのパクリガンダムとか冗談でもやめてよね!」
ほむら「カチーン」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 12:27:19.78 ID:a7Bo7Urt0
さやか「Wとは本気度が違うのよ!なんかセリフも白々しいのが多いし!俺がガンダムってもう意味がわからないのよ!」
ほむら「…屈指の迷セリフを残したWが言える話かしら?死ぬほど痛い?そのセリフのほうがよっぽど痛いわ」
さやか「そうやって名セリフを無かったことにして作品全てを叩こうとする!」
さやか「OOの宇宙船切り離しとかブレイクピラーとか何よ!あからさまに逆シャアファンが好みそうなシチュばっかやってあざといのよ!」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 12:36:50.01 ID:a7Bo7Urt0
あんこ「な?馬鹿に()したもんでもないでしょ?」
まどか「うん、これ面白いかも…」
さやか「…?あんたたち何やってんの?」
ほむら「ガンダムトゥルーオデッセイ…。PS2のRPGね…」
さやか「ガンダムってこういう風に改造して遊ぶんだ?面白いねえ」
ほむら「トゥルーオデッセイはターンエーと同じキャラデザインよ。見なさい、やっぱりまどかは…」
マミさや「「まどか・鹿目さんに変な教育しないでよ!!!」」
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 12:54:11.28 ID:a7Bo7Urt0
マミ「わかったわ。それならIGLOOはどう?あれならMS云々より人間同士の…」
さやか「女子中学生のガンダム初心者にプロジェクトX勧めないでくださいよ…」
ほむら「Vガンダムはどうかしら?あれならキャラも今でも見やすいし戦争の悲惨さも…」
さやか「ガンダム見たい奴が戦争の悲惨目当てにガンダム見ないっつの!」
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 13:10:27.41 ID:a7Bo7Urt0
マミ「ならもう鹿目さん本人に聞くしかないわね」
さやか「そうなるか…」
さやか「まどか!あんたはガンダムに何を求めてるの?どんなガンダムを見たいの?」
まどか「え…そんな急に言われても困るよ…。ただ、ガンダムって人気あるみたいだしちょっと見てみたいなって…」
ほむら「やっぱりここはターンエーで間違いないようね。まどか、私と一緒にユニバースを…」
さやか「気軽に見るならもageでも見てればいいじゃん。なーんかまどかがそうだとは思わなかったなー」
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 13:17:47.33 ID:a7Bo7Urt0
マミ「鹿目さんには種くらいがちょうどいいんじゃないかしら…。あんまり面白いのを先に見せて『よくわからない』なんて言われても困るもの」
ほむら「最低ね巴マミ。そんなだからガンダム市場は寒い時代なのもわからないの」
さやか「ヌルいにわかが増えるだけならガンダムに未来はないよ。にわかは玩具もグッズも買わないもん」
あんこ「や、やめろよ…こいつ泣きそうじゃないか…」
まどか「う、う…」
122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 13:24:07.38 ID:a7Bo7Urt0
まどか「ねえお母さん…。お母さんはガンダムとか、見たことある?」
まどかママ「ガンダム?好きだよ。なあにまどか、ガンダム見るの?」
まどか「見てみたいってさやかちゃん達に話したんだけど、どのシリーズを私に見せるかで喧嘩になっちゃって…」
まどかママ「うわー、ありがちだわ。生粋のガノタねその子たち」
140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 13:31:23.95 ID:a7Bo7Urt0
まどかママ「その子たちはガンダムが好きで仕方ないのね。でもね、まどか。お母さんに言わせればその子たちはガンダムを何もわかってないわ」
まどかママ「ガンダムが伝えたいことはね、人と人はわかりあえる、ってことなの」
まどかママ「自分の好きな作品を勧めて他の作品をディスるならそれは相手の事を何も考えていない。わかりあおうとしてないの」
まどか「お母さん…!」
まどかママ「だからね、まどかはレンタルショップで気に入ったパッケージのガンダムから見てもいいの」
155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 13:38:34.27 ID:a7Bo7Urt0
まどかママ「もちろん見ても面白いと思えなければ無理に見る必要もないの。まどか、あなたは自由なのよ」
まどか「ありがとう、お母さん!わたし、すぐにTSUTAYAに行ってくるね!」
まどかママ「あ、待ちなさいまどか!一つだけ言い忘れての」
まどかママ「種死借りて来たらうちの敷居は跨げないと思いなさいね」
まどか「そんなお母さん、修正してやる!」ドポォ
おわり
187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 14:00:57.34 ID:a7Bo7Urt0
さやか「この前はごめんねまどか」
マミ「私としたことが大人気なかったわ…」
まどか「ううん、いいの!だからみんなでビデオ見よう?」
ほむら「CCA…チョイスが最初からクライマックスねまどか。どうしてこれを選んだのかしら?」
まどか「やっぱり最初から50話も続けて見るのは抵抗があって…」
あんこ「初代Gジェネじゃシャアに当てるだけでも一苦労なんだよなー」
198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 14:08:37.30 ID:a7Bo7Urt0
マミ「後にも先にも、恐らくガンダム史上最高傑作ね」
さやか「マミさん原理主義者じゃなかったんですね」
ほむら「少し黙りなさい巴マミ、美樹さやか」
ナンデコンナモノヲチキュウニオトス!
コレデハチキュウガサムクナッテ…
まどか「は、始まった!」ドキドキ…
200: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 14:12:55.21 ID:a7Bo7Urt0
あんこ「やっぱシャア強いなー」
さやか「後半は笑いしか出なくなるよ多分」
マミ「ネタバレとか最低よ美樹さん」
まどか「?よくわからないけど凄い、迫力あるんだねぇ…」ドキドキ…
マミ「ふふ、アムロとシャアの言っていることを理解できるようになればもっと楽しめるわよ?」
205: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 14:19:58.67 ID:a7Bo7Urt0
ワタシシャアアズナブルガシュクセイシヨウトイウノダヨ アムロ!
さやマミほむ「「「エゴだよそれは!!!」」」
まどあん「!??」ビックリシタ…
マミ「オタク、いえガンダムを知らない人でも知っているくらい有名なセリフなのよ」
ほむら「これでもかというくらいにCCAには富野節が込められているわ…。素晴らしい…」
212: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 14:31:52.20 ID:a7Bo7Urt0
コノニネンカンスベテノコロニーヲチョウサシタンダゾ
ナノニナゼ…
マミ「ふ…コロニー市民の結束を甘く見るからよ」
ほむら「シャア・アズナブルという人の人望をよく表しているシーンね…」
まどか(??? よくわかんないや…)
あんこ「zzZ…」
217: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 14:38:32.34 ID:a7Bo7Urt0
ニュータイプハモノトカヒトヲセイカクニリカイデキルヒトノコトダヨ?
ソレモサ、ドンナニ…
さやか「言ってることは間違ってないんだけど、クェスがそれを語ると腸煮えくり帰りそうになるよね」
マミ「それに関しては同感ね…」
ほむら「…NT能力が凄くて知らなくていいところまで知ってしまったりする弊害もあるということね」
まどか(??? うーんわからないけどなんとなく面白いからいいや…。クェスって子があまり好きじゃないのは私も同じだし)
あんこ「…zzZ」
229: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 14:45:51.97 ID:a7Bo7Urt0
さやか「カムラン!カムラン来たー!」
マミ「カムラン出世したわよね…。どことなく威風堂々の雰囲気だし、劇中でもいい動きするし」
ほむら「自分の身を投げ売ってでも何かを成し遂げる様はいつだって美しいわ…」
マミ「ガンダムで一番好きなのは、そこね」
まどか(この人はなんなんだろう…?カンサカン?何をする人なんだろう)
あんこ「…zzZ」
236: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 14:54:27.71 ID:a7Bo7Urt0
さやマミホム「「「シャアーズ ビリービング! アワズプレイ!!!」」」
さやマミホム「「「シャアーズ ビリービング! アワズプレイ!!!」」」
まどか「ちょっ…近所迷惑…!」
マミ「う、うう…大佐ぁ…なんでコロニー落としなんかあ!」ポロポロ…
さやか「よしよし…。仕方なかったんだよ、シャアは担ぎ上げられただけなんだから…」
252: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 15:13:14.42 ID:a7Bo7Urt0
コノコロニー、スウィートウォーターハミッペイガタトオープンガタヲツナギアワセテケンゾウサレタ…
マミ「グスッ…始まったわ。1stの青葉区、Zのダカールと並ぶガンダム三大演説の一つよ」
さやか「あれ?ZZのハマーンは?」
マミ「あんな付け焼刃の演説、ギレン閣下とシャア大佐の足下にも及ばないわ。というかそれ以降のガンダム演説は全て三大演説の劣化と言って差し支えないもの」
ほむら「それには異論あるけど今は黙っていてあげるわ」
ショクンノチカラヲワタシニカシテイタダキタイ!
ソシテワタシハチチジオンノモトニメサレルデアロウ!!
マミ「大佐ッ!大佐ッ!!逝かないでぇっ!!」
まどか(わけがわからないよ)
265: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 15:30:57.56 ID:a7Bo7Urt0
ミサイルノナカニカクガアッタ!?
ヤルナロンドベル!
さやか「ブライトさんの核もそうだし、コロニー落としの策略なんかも凝ってるよねー」
ほむら「コロニー落としの戦術は0079以降、回を追うごとに上手くなっているわね」
さやか「一番かっこいいコロニー落としはやっぱ0083かな」
ほむら「鮮やかさではネオジオンもヒケをとらないけれど、デラーズフリートのコロニー落としは引っ掛け方が派手かつ二重の罠を仕掛けてた見事なコロニー落としだったわ」
270: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 15:36:05.00 ID:a7Bo7Urt0
ケーラ!トッテオキノサラダ ツクットクカラナ!
アイシテルヨ…
ナンテイッタ!?
さやか「チョットティッシュトッテ…」グスッ
マミ「美樹さん…ほら、泣き止みなさい」
さやか「だってアストナージさんもケーラさんも…ううっ…!」グスッ
まどか(…死んじゃうんだね…)シラー
278: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 15:45:21.21 ID:a7Bo7Urt0
マミ「ちょっと休憩にしましょうか、お茶でも入れるわ」
まどか(それじゃ今のうちにお手洗い済ましとこ…)
マミ「あら鹿目さんお手洗いなら突き当たりを右よ」
さやか「まどかッ、逝け!忌まわしいうん…」
ゴンッ
マミ「…言わせないわよ」
というわけでちょっと出掛けます
317: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 17:33:02.10 ID:a7Bo7Urt0
まどか「わあ、カップケーキ!マミさんの手作りですか?」
マミ「ふふ、そうよ。でもこの中に一つだけワサビ入りのケーキがあるの」
さやか「ふふん。NTのさやかちゃんにはこんなの楽勝よ!」
さやか「ええい……!ファンネルたち!一番熱量の高いケーキだ…!当たれえええええ!……」パクパク
さやか「ンギャーーー!!」
ほむら「やるわね美樹さやか!」
まどか「………。」
あんこ「もう一つ食っていい?」
329: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 17:42:41.31 ID:a7Bo7Urt0
キタナプレッシャー!
まどか「あ…ケーラさんが…!」
サラダヲイッショニタベルンジャナカッタノカ…!
まどか「い、今の死んじゃったの?ケーラさん死んじゃったの?」
ほむら「見ては駄目よまどか!」
マミ「覚悟しなさい鹿目さん…これから先を見続けるには辛い思いが待ってるわよ…!」
まどか「そんな…!」
343: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 17:51:18.74 ID:a7Bo7Urt0
スマンガミンナノイノチヲクレ…!
マミ「…。」サッ ←敬礼
さや「…。」サッ ←敬礼
ほむ「…。」サッ ←敬礼
まど「あっ、えと…。」…サッ ←敬礼
あん「ケーキもうないのか?」
355: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 18:00:50.59 ID:a7Bo7Urt0
タイサノトコロニハイカセナイヨ!
ジャキガキタカッ!?
ほむら「フィンファンネルバリアキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!」
マミ「やっぱりアムロ最強。アナザーとかおヘソで紅茶を沸かすようだわ」
さやか「あ?」
まどか(またそうやって煽る…)
360: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 18:06:11.55 ID:a7Bo7Urt0
さやか「ちょっとマミさん今のは聞き捨てならないんだけど?」
マミ「なに?私の口は真実しか語らないわ」
さやか「だから懐古厨は嫌いなんだッ!図々しいから!!皆で楽しんでるときに空気も読まずに他作品を叩く!煽る!」
まどか(ああ…セリフが全然聞こえない…)
384: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 18:16:37.29 ID:a7Bo7Urt0
ヤッチャイケナカッタンダ!
ソンナコトモワカラナイカラオトナッテチキュウダッテヘイキデケセルンダ!
ほむら「まどか見ておきなさいまどか…。ああやって人は争いの歴史を紡いで行くのよ。悲しいけれど」
まどか(あ…チェーンさんも死んだ…。でも後ろの二人がうるさくて悲哀もへったくれもないや)
マミ「いいわね美樹さん?富野監督が舵取りをしていないガンダムは所詮同人なの。ガンダムが好きな人たちが作った『ぼくがかんがえたさいきょうのガンダム』でしかないの。言ってごらんなさい?誰か一人でもアナザーの監督に富野監督を越える作品があるねかしら?えっ?」
392: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 18:26:25.88 ID:a7Bo7Urt0
さやか「その考えが重力に魂を縛られた愚民そのものだって言ってるの!可能性を信じて旅立った人たちを馬鹿にして追いやって!ガンダムはとっくに富野監督から独り立ちしてるのが何故わからないの!マミさん!」
マミ「そうやってあなたのような人間がゆくゆくは原理主義者を呪ってコロニーを落とすんだわ!自分をNTだと勘違いして!あなたたちの好きなXが言ってたじゃない!NTなんか本当はいないって!あなたたちは道化なのよ!NTの化粧をしてアースノイドに近づきたいだけなの!」
あんこ「すごい…アニメさながらの舌戦になってきたな…」
まどか(ああ…アムロたちがアクシズに工作してるみたいだけど、内容がさっぱり頭に入ってこない…)
421: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 18:46:39.14 ID:a7Bo7Urt0
アムロ!チキュウジョウニノコッタジンルイナドハ、チジョウノノミダトイウコトガナゼワカランノダ!
マミ「いつでもどこでもガンダムが好きだ好きだーってわざとらしいくらいに振りまいて自分がガノタであると殊更に主張する!懐古が嫌いと言いながら本音は懐古ガノタの立ち位置を羨む!迷惑なのよッ!!」
カクメイハイツモインテリガハジメルガ、ユメミタイナモクヒョウヲモッテヤルカラ、イツモカゲキナコトシカヤラナイ!
さやか「時と場所を選ばずに戦争を始めるのはいつも懐古じゃない!新シャアにまで乗り込んできて、暗黙の南極条約さえ守らずに核を放つ!」
マミ「ガンダムに巣食う虫に火を放って、何が悪いのッ!!」
あんこ「新シャア…?」
ほむら「世の中には知らないほうがためになることがたくさんあるのよ」
まどか(ああ…すごくどうでもいい…)
457: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 19:00:40.89 ID:a7Bo7Urt0
ほむら「もうやめなさい巴マミ」
マミ「何?引けというの?暁美さん!ガノタ同士の間に入らないで!」
イマケイサンシテミタガアクシズノコウブハチキュウノインリョクニヒカレテオチル!
キサマラノガンバリスギダ!
まどか(駄目…もう耐えられない…!)
まどか「ごめんなさい私やっぱり帰ります」
ほむ「えっ」
471: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 19:07:55.70 ID:a7Bo7Urt0
ほむら「え、ちょっと…」
さやか「ちょ、ちょっと待ってよまどか!もう映画終わるよ!?」
マミ「ほ、ほらケーキあるわよチョコレートマロンティラミスショートケーキ…」
あんこ(さやか…それにマミまで!)
まどか「いやもう本当いいから…さやかちゃん放して…」
さやか「まどかが帰るかどうかなんだ…」
あんこ(やってみる価値ありまっせ!)
482: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 19:12:13.01 ID:a7Bo7Urt0
ほむら「なにやってるの!その贅肉でまどかを押すのよ!」
マミ「無茶言わんでください!」
マミ「か、鹿目さん?あと10分くらい見ていかない?さすがに堪え性がないわよ…?」
まどか「馬鹿にして…!そうやってマミさんは永遠に人を見下すことしかしないンだっ!」
500: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 19:27:13.07 ID:a7Bo7Urt0
さやか「放さないよまどか!もう少しだから見ていきなよ、ね?」
ほむら「美樹さやかだけにいい思いはさせないわ!」ガシッ
まどか「ちょ…どこ触って…!こんなことに付き合う必要はないの!」
マミ「最早…遅かれ早かれ、こんな哀しみだけが広がって、ガンダムを押し潰すのね…。ならばガノタは自分の手で自分を裁いて、製作側に対し、ファンに対して贖罪しなきゃならない…それが何故わからないの美樹さん!」
505: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/18(日) 19:31:24.12 ID:a7Bo7Urt0
サイコフレームの共振が働くことはなくまどかはマミのマンションから離れて行った…
ガノタ同士の争いの火種と哀しみだけを残したまま…
おわり
まどか「ガンダムを見ようと思うんだけど」