1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 12:11:56.12 ID:ICx3bWF00
霞「!?」
巴「むしろ今日までその格好を保ってることに驚きだよ…」
初美「そうですかー?」
巴「はいはい。いいから明日からはちゃんと重ね着して来てね」
初美「むむ、巴はまたそうやって私に服を着せようとするんですねー」
巴「風邪ひいても看病しに行かないけど」
初美「う…」
霞(これは一大事だわ)
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 12:18:11.86 ID:ICx3bWF00
かすみさん@17さい『ということがあったの』
バナナと乳製品『それは大変ね』
ともきー『確かに最近本当に寒い』
妹大好き『けど…』
かすみさん@17さい『どうにかしないとあの子が上着を着てしまうかもしれないの!』
ラーメン魂『あの薄墨初美の半裸…ではなく個性的なファッションは世界の至宝も同じでスヨ』
妹大好き『誰か何か案はない?』
バナナと乳製品『うーん…』
袴田ひなた『ええ考えがあるで』
✝漆黒の奏者✝『考え…?』
袴田ひなた『阿知賀のま…Uちゃん曰く押し競饅頭があったか~いらしいねん』
ラーメン魂『オシクラマンジュウ?』
ともきー『押し競饅頭とは日本の伝統的な遊び』
ともきー『子供同士が密集し互いに押し合って、その運動の熱や体温によってあったか~くなる』
妹大好き『私も昔妹とよくやった』
バナナと乳製品『なるほど、それは名案…むしろ天才かしら』ジュルリ
✝漆黒の奏者✝『あのすっぽんぽん…個性的なファッションの薄墨さんとくんずほぐれず』ゴクリ
ラーメン魂『羨マシ…微笑ましいでスネ』
袴田ひなた『人肌って結構あったか~いからなあ』
袴田ひなた『私もりゅ…膝枕してもらう機会があるんやけど冬はあったか~いわ』
かすみさん@17さい『ふんふむ。それじゃあ早速試してみるとしましょうか』
バナナと乳製品『じゃあ今日はここで解散ね。せーの』
17さい・バナナ・ともきー・ラーメン・妹好・ひなた・✝✝『小学生は最高だぜ!』
霞「初美ちゃ~ん、起きてるかしら?」
初美「ん…むにゅ…あと5時間…ですよー」
春「長い…」
小蒔「もう、初美ちゃんは眠りんぼさんですね」
春(それはひょっとしてギャグで言ってるの?)
初美「…って、みんなどうして私の部屋にいるんですかー?」
霞「初美ちゃんと神社に行くために決まってるじゃない」
初美「はあ…」
霞「ほら支度して。朝ご飯食べたら行くわよ」
初美「はい…?」
初美「ところで霞は神社の清掃当番でしたよねー?」
霞「気にしなくていいのよ」ニッコリ
初美「朝ご飯も食べて元気いっぱいですよー!」
初美「…」ヒュウウウウウ
初美「けど…寒いですよー…」ガタガタ
初美「これは仕方ないですよー。巴に言われた通り上着を着ていくしかないですよー」
霞「待ちなさい」
初美「?」
霞「あなたが上着を着なくてもあったか~くなる方法を考えたの」ニッコリ
初美「本当ですかー!?」キラキラ
霞「ええ」ニヤリ
小蒔(これが終わったら霞ちゃんからお菓子が貰えます!)ニコニコ
春(黒糖黒糖黒糖黒糖黒糖黒糖黒糖)ブツブツ
霞「どうかしら? あったか~いかしら?」バインバイン
初美「ぎゅむ…ど、どちらかと言うと苦しいですよー!」
初美「ていうか3人揃ってなんなんですかこれはー! 歩きづらいことこのうえないですよー!」
霞「押し競饅頭があったか~いらしいからそれで」
初美「胸が当たってる顔はあったか~いですけどそれ以外の部分はそうでもないですよー!」
霞「そうなの? それじゃ小蒔ちゃん、春ちゃん、もっと初美ちゃんに身体を圧しつけるのよ」
小蒔「はいっ! なんだか楽しいです」ボインボイン
春「黒糖黒糖黒糖黒糖黒糖黒糖黒糖」ユッサユッサ
初美「うわあああああああああああ!」
巴「…」
巴(何アレ…)
初美「窒息するかと思いましたよー」ゼエハア
巴「清掃サボって何をやってるんですか」
霞「天然記念物の保護活動よ」
初美「や…やっぱり上着を着ないと寒いですよー…」ブルブル
霞「…ふんふむ。巨乳とはいえ3人だけでは全方位からの風に対応しきれないわね」
霞「あと一人くらい胸の大きい子がいれば問題解決できるのかもしれないけど…」チラッ
巴「…」↓
霞「この方法は諦めましょう」
巴「どこを見て言ってるんですかねえ」イラッ
小蒔「わぁい! お饅頭です!」
春「黒糖饅頭…」
初美「寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い」ブルブル
巴「はぁ…。仕方ないからこれ着て」
初美「え…? これは?」
巴「こういうこともあろうかと持ってきておいた予備の上着」
巴「私のお古だけどサイズは多分あってるから着ておきなさい」
初美「と、ともえ…」ウルウル
初美「とってもあったか~いですよー」
霞(押し競饅頭はダメ…他の案を考えないといけないわね)
霞(またみんなの知恵を借りるとしましょう)
かすみさん@17さい『ということなんだけど』
袴田ひなた『押し競饅頭はダメやったか…』
妹大好き『いい案だと思ったんだけど』
ラーメン魂『とこロデ…レポートにまとめるので今回の感想をお願いしマス』
かすみさん@17さい『ふんふむ。とっても柔らかかったわ』ウットリ
かすみさん@17さい『ああ、あと3人で囲んだくらいじゃどうしようもない』
✝漆黒の奏者✝『羨ましい…』
バナナと乳製品『OK。脳内でシミュレーションすることにするわ』
ともきー『それで、今日の議題…』
かすみさん@17さい『ええ。新しい方法を模索するのよ』
バナナと乳製品『それなら私から提案よ』
✝漆黒の奏者✝『竹い…バナナさんから?』
バナナと乳製品『薄墨さんはお菓子が大好き。であれば、あったか~くなるお菓子をあげればいいのよ』
袴田ひなた『なるほど』
バナナと乳製品『そして身体を温める食べ物と言えば…トウガラシ!』
かすみさん@17さい『唐辛子? お菓子とは結びつかないけど…?』
バナナと乳製品『ふふん。今世の中には沢山の唐辛子入りお菓子が存在するのよ』
ともきー『暴君ハバネロとか』
妹大好き『唐辛子チョコレートや唐辛子ケーキなんてのもある』モグモグ
ラーメン魂『唐辛子といえば辛ラーメン…ではナク』
ラーメン魂『私も神田淡平というお菓子を食べまシタ。なかなかの美味でしタヨ』
かすみさん@17さい『ふんふむ。その案を採用するわ』
17さい・バナナ・ともきー・ラーメン・妹好・ひなた・✝✝『小学生は最高だぜ!』
初美「今日も寒いですねー…」ブルッ
霞「お早う初美ちゃん。朝ご飯できてるわよ」
小蒔「おじゃましてます」
春「」ペコリ
初美「…なんで今日もいるんですかー」
霞「別にいいじゃない。それより朝ご飯、身体があったまるわよ」
初美「うわ…なんだかいつもより豪華ですよー」
霞「朝ご飯食べ終わったらお菓子もあるからね」
小蒔「わぁい!」
春「黒糖…」
初美「本当ですかー!?」
霞「ええ」ニヤリ
初美「今日のお味噌汁は辛かったですねー。唐辛子が入ってましたかー?」
霞「冬だからあったか~くなるものを入れてるのよ」ニッコリ
小蒔「お菓子はまだですかー?」
春「黒糖…」
霞「はいはい。今出すわよ」スッ
小蒔「わぁい! お煎餅です!」ボリボリ
春「なんと黒糖味…」ボリボリ
初美「…私のだけなんか赤くありませんかー?」
霞「気のせいよ」ニッコリ
初美「そうですかー? では…」ガブッ
巴「…」
巴「またサボりですか…」
初美「うぅ…」ヒリヒリ
巴「二日連続ですが何をサボってるんですか?」
霞「天然記念物の栄養管理をちょっと」
初美「はらふぎへはへへはいれふふぉー!」
巴「ごめん何言ってるのか分からないけど喋れないことは分かった」
霞「でも身体はあったか~いでしょ?」
初美「ひああへはひっはいへへふひほはふひへふほー!」
巴「何言ってるか分からないけど冷や汗とか出て案外寒いってことは分かった」
霞「あら…やりすぎたかしら」
巴「仕方ないなあ…。はいとりあえずお水飲んで」
初美「…ぷはぁ」
巴「大分落ちついた?」
初美「ええ…口の中が燃えるようでしたよー」
巴「汗かいてるしちゃんとタオルで拭いて、それからシャツや上着もちゃんと着てね?」
巴「私のお古になるけどここに置いておくから」
初美「はい…」
巴「ああ、それと」
巴「帰りは生姜湯作ってあげるからそれまでちゃんとお務め頑張ってね」
初美「本当ですかー!? 巴の生姜湯は甘くて美味しいのでとっても嬉しいですー!」
初美「それに…飲んだらとってもあったか~くなります…」
霞(帰って別の案を探しましょう)
かすみさん@17さい『初美ちゃん辛いのは苦手みたいなの』
バナナと乳製品『それは残念』
袴田ひなた『けど辛いのが苦手なんて可愛いやん。萌えるわ』
ラーメン魂『萌えるといえば薄墨さんの冬服は見てみたいでスネ』
ともきー『是非とも画像で…』
✝漆黒の奏者✝『.zipで欲しいなー』
かすみさん@17さい『あなた達ときたら…冬服の初美ちゃんも確かに可愛いけどね』
かすみさん@17さい『だからといってあの綺麗な肌…個性的なファッションを見られなくていいの?』
袴田ひなた『うっ…』
妹大好き『それは…』
かすみさん@17さい『でしょ?』
✝漆黒の奏者✝『それじゃあ今回は私が案を出すよー』
✝漆黒の奏者✝『日本人と言えばコタツだよねー?』
袴田ひなた『そうやな。あれに一度入ったら出られんくなるわ』
妹大好き『私も昔妹とコタツであったまってたなあ…』
✝漆黒の奏者✝『シr…私の友達があったか~いからってわざわざ部室までリヤカー引いてコタツを持ってきてたらしいんだよー』
ともきー『その労力は気にしないの…?』
ラーメン魂『凄まじい執念デス』
✝漆黒の奏者✝『でしょー? ちょーウケるよねー』
バナナと乳製品『まあ労力はかかるけど不可能ではないわね』
妹大好き『つまりコタツに薄墨初美を入れたままリヤカーで運べば完璧』
かすみさん@17さい『よし、次はそれで行きましょう』
17さい・バナナ・ともきー・ラーメン・妹好・ひなた・✝✝『小学生は最高だぜ!』
初美「おはようございますですよー…今日もいるんですかー」
霞「お早う初美ちゃん」
小蒔「あったか~いです…」
春「コタツに黒糖。これが冬の最適な過ごし方」ボリボリ
霞「ほら、初美ちゃんもコタツに入らない?」
初美「…まあ寒いですしねー。入りますか」
小蒔「zzz…」
初美「あったか~いので…眠くなってきましたよー…」ウトウト
霞「ほら小蒔ちゃん起きて。神社に行くわよ」ユサユサ
春「リヤカーセットした…」
小蒔「…は、はい! 今日もお菓子が貰えるということなので頑張ります!」
初美「んん…んん!?」ガタガタガタガタガタガタ
初美「こ、これは一体何の騒ぎですかー!? って寒い!?」ガタガタガタガタガタガタ
小蒔「わっせ、わっせ」
春「これもお菓子の為…!」
霞「この坂を越えれば神社よ…! もう少し頑張って!」
初美「なんでコタツと私載せてリヤカー引いてるんですかー!?」ガタガタガタガタガタガタガt
春「坂道…キツい…」ググ…
小蒔「もう…限界です…!」グ…
霞「あ、離しちゃった…」
巴「ごめんね、明星ちゃん。この分はちゃんとお返しさせるから」
明星「いえ! 朝の清掃くらいいつでも後輩に任せて下さいよ」
ぎゃああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・……
初美「うぅ…えっく」グスン
巴「リヤカー代コタツ代、ハッちゃんの治療費その他諸々。霞さんの給料から引いておきますね」
霞「天然記念物の運搬時の事故として領収書切ってきたんだけど…」フルフル
初美「ひどいですよー…」シクシク
巴「まあ擦り傷で済んでよかったよ」
霞「新しいコタツあるけど…入る?」
初美「もうコタツはこりごりですよー!」
小蒔「コタツで食べるお団子もいいですね!」モグモグ
春「たまにはきな粉もいい」モグモグ
明星「なんか私まで食べちゃってすいません…」
初美「足が痛いですよー!」
巴「お医者さん曰く、幸い打撲とかはないらしいんだけど」
初美「これはもう歩けませんよー。お務めもできませんねー」
巴「お務めには何の支障もないんだから甘えてないでちゃんとしなさい」
初美「うぅ…」
巴「はぁ…」
巴「『どうしても』歩けないくらい痛いなら帰りはおぶってあげるから」
初美「え…?」
巴「今日だけ特別だからね?」
初美「ともえ…! はいですよー!」
霞(お菓子代も合わせて出費がマズいことになってるわね)
かすみさん@17さい『冷静に考えればバカみたいな案だったわね』
✝漆黒の奏者✝『ええっ!?』ガビーン
ラーメン魂『ところでそれより重要な問題があるでショウ』
妹大好き『可愛い可愛い薄墨初美さんを傷モノにしたというのは本当?』
ともきー『幼女に傷をつけるとはロリコ…紳士の風上にも置けない』
袴田ひなた『まあ萌えるんやけどな』
バナナと乳製品『よねー。幼女+絆創膏とか良いわ』
ラーメン魂『謝罪代わりに画像を要求しマス』
✝漆黒の奏者✝『.zipで』
かすみさん@17さい『分かったわ』
妹大好き『満を持して私が案を出す』
袴田ひなた『ほな聞かせてもらいましょうか…シスコンチャンピオン!』
妹大好き『温かくなる方法の原点。それはつまり火』
ともきー『…』
妹大好き『家を燃やせば簡単にあったか~くなる』
ラーメン魂『…』
妹大好き『私の妹も私を温めるために家を燃やしてくれた』
バナナと乳製品『…』
妹大好き『つまり、薄墨初美の家と神社に火を点ければいい』
✝漆黒の奏者✝『…』
妹大好き『運ぶ時は車椅子を用意して車椅子にも火を点ければ完璧』
かすみさん@17さい『…』
ともきー『衣はいつも朝からお風呂に入ってる』
かすみさん@17さい『そっちの方がよっぽど原点よね』
妹大好き『えー?』
袴田ひなた『アホのチャンピオンは少し黙っといてや』
✝漆黒の奏者✝『湯冷めに気を付ければアリだと思うなー』
ラーメン魂『日本の温泉は素晴らしいですかラネ』
バナナと乳製品『薄墨さんの入浴シーン…やばっ興奮してきたわ』
ともきー『是非とも画像で欲しい』
かすみさん@17さい『お風呂に入れる案でいこうかしらね』
17さい・バナナ・ともきー・ラーメン・妹好・ひなた・✝✝『小学生は最高だぜ!』
初美「…流石にもう慣れましたよー」
霞「お早う初美ちゃん。お風呂沸いてるから入ってきなさい」
初美「は? お風呂…?」
霞「そう、お風呂。あったか~いわよ」
初美「昨日の傷がまた痛むんですが…」
霞「そんなこと関係ないわ! あったまってらっしゃい!」グッ
初美「うわあああああああ!」
小蒔「はい、初美ちゃん洗ってあげますねー」
春「全身くまなく綺麗に磨く…」
明星「これで何日連続サボりなんですか?」
巴「4日連続」
ぎゃああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・……
初美「」ズキズキ
巴「天然記念物だか何だか知りませんが、霞さんはもう給料なしでいいですかね」
霞「昼間はちゃんとお務めしてるのに!?」ガーン
初美「くしゅんっ!」
霞「あらあら。風邪ひいちゃったの?」
巴「傷が痛むからって早めにお風呂を上がったのが良くなかったみたいですね」
霞「…私のせい?」
巴「他に誰がいるんですか」
小蒔「今日はどら焼きです!」ハグハグ
春「黒糖ドラ焼き美味しい」ハムハム
明星「あ、甘い…姫様たちは毎日こんなお菓子を食べているんですか?」
初美「うー…」ブルブルブル
巴「今日は無理そうだね。タクシー呼んでるから今日はゆっくり休んで」
初美「あ…」ブルブルブル
巴「心配しなくてもちゃんと看病しに行くから。帰って寝てなさい」
初美「はい…ですよー…」ブルブルブル
巴「はあ…」
霞(お金がもう無い)
霞(どうしようかしら…インターネッツの料金が払えなくなったら知恵を借りることもできないじゃない!)
妹大好き『薄墨初美が風邪をひいた!?』
ラーメン魂『これは許されないでスヨ』
ともきー『幼女を苦しませるとはペドフィ…淑女の風上にも置けない』
袴田ひなた『今どんな状態なん? 画像で頼むわ』
✝漆黒の奏者✝『.zipでお願いねー』
バナナと乳製品『ついでにお風呂の分も貰おうかしら』
かすみさん@17さい『はいはい…』
かすみさん@17さい『今度の議題はお見舞いについてよ』
かすみさん@17さい『上着がどうこうはいったん置いておいて風邪を治してあげることに専念したいの』
妹大好き『お見舞いか…私が風邪をひいたときも妹は気丈に振舞ってくれてたなあ』
ともきー『問題はお見舞いに何を持っていくか。何をしてあげるか』
✝漆黒の奏者✝『こういうときはバナナさんじゃないのー?』
バナナと乳製品『私? えっと…』
バナナと乳製品『風邪ひいた時はネギをお尻の穴に刺すのが一番よ』
かすみさん@17さい『マジ?』
バナナと乳製品『マジ』
袴田ひなた『してあげることはそれで決定やな。後は何を持っていくかやけど…』
かすみさん@17さい『何か食べられるものがいいわねえ』
ラーメン魂『それなら全世界の料理を知る私にいい案がありまスヨ』
ラーメン魂『最近日本でも有名になりつつある料理…参鶏湯デス』
17さい・バナナ・ともきー・ラーメン・妹好・ひなた・✝✝『小学生は最高だぜ!』
初美「うぅ…ともぇ…」
霞「お早う初美ちゃん。気分はどうかしら?」
初美「…」
初美「あなたが来たせいで最悪ですよー…」
霞「あらあら。そんなこと言っちゃっていいのかしら?」
霞「せっかく風邪を治してあげようと思ったのに…」
初美「へ?」
霞「お尻を出して頂戴」
初美「…」
霞「お尻を出して」
初美「…」フルフル
ぎゃあああああああああああああああああああああアッーーーーーーーーー・・・……
初美「」
小蒔「霞ちゃん! お待たせしました!」
春「…サムゲタン」
霞「みんなありがとね」
小蒔「いえ。初美ちゃんが風邪をひいてるんですからこのくらい当然ですよ」
春「私たちなりのアレンジを加えて一所懸命に作った」
霞「本当にありがとう…二人がここまでしてくれるなんて嬉しいわ」ウルウル
霞「はい初美ちゃん。口を開けて…?」
明星「あれ? これ…もしかして姫様たちおかゆ?にお菓子入れたの!?」
明星「どうしようどうしよう…とりあえず巴さんに連絡しないと!」
かすみさん@17さい『風邪が悪化したみたいなの』
バナナと乳製品『あれでも治らないなんて余程タチの悪い風邪菌にやられたのね』
ラーメン魂『※サムゲタン自体は何も悪くありませンヨ』
妹大好き『??』
袴田ひなた『ところでお尻にネギ入れとる画像は?』
ともきー『衣が風邪をひいたときのために是非一枚』
✝漆黒の奏者✝『.zipでー』
かすみさん@17さい『ちゃんと撮ってるから少し待って』
17さい・バナナ・ともきー・ラーメン・妹好・ひなた・✝✝『小学生は最高だぜ!』
初美「…ぁ」
巴「気がついた?」
初美「とも…え…?」
巴「そうだよ。今どんな気分かな?」
初美「霞が来たときよりはいい、と思いますよー…」
巴「そう。起きられるなら少しお水飲んでおこうか」
初美「はい…」
巴「それと…かなり嘔吐したみたいだけど食欲はある? おかゆ作って来たけど」
初美「…巴のおかゆですかー?」
巴「うん」
初美「じゃあ…食べますよー」
初美「…」
巴「こんなに汗かいてる…身体拭き終わったら着替えるよ?」
初美「はい…」
初美「…」
初美「ともえ…」
巴「どうかした?」
初美「今日はずっと…ここにいてくれませんかー?」
巴「…」
初美「巴がいてくれたら安心できるんです…」
巴「いいよ。ちゃんと霞さんたちに仕事押し付けてきたから」
初美「えへへ…です、よー……」スゥ…
巴「…」
霞「まったく巴ちゃんったら…毎朝の仕返しに仕事を押し付けるなんて」
霞「初美ちゃんがあんなに苦しんでるときに仕事なんてできるわけないじゃない」
霞「もしもーし、初美ちゃん起きてるかs…」ガラッ
霞「!?」
初美「巴がいてくれたら安心できるんです…」
巴「いいよ。ちゃんと霞さんたちに仕事押し付けてきたから」
初美「えへへ…です、よー……」スゥ…
霞「あ、あの子…!」
霞「私がいない間に初美ちゃんの柔肌をタオルで拭いている…!?」
霞「羨ましいっ…!」
かすみさん@17さい『ここに狩宿巴抹殺計画を立案するわ』
ともきー『幼女の柔肌に触れる不逞の輩』
ラーメン大好き『許すマジ』
✝漆黒の奏者✝『我ら幼女を守るため、今こそここに集わん』
袴田ひなた『幼女に貴賎なし』
妹大好き『幼女とは世界の宝。そして』
17さい・バナナ・ともきー・ラーメン・妹好・ひなた・✝✝『幼女とは人生』
バナナと乳製品『我らの名は』
17さい・バナナ・ともきー・ラーメン・妹好・ひなた・✝✝『咲-Saki-の幼女を見守る会』
17さい・バナナ・ともきー・ラーメン・妹好・ひなた・✝✝『小学生は最高だぜ!』
霞「さぁ…覚悟しなさい巴ちゃん!」コンコン
霞「…あら? 誰か来たようね」
竜華「へー、児童ポルノ画像をネットに流して逮捕かー。怖いなー」
竜華「そんで逮捕者は…ええええええええっ!?」
菫「…」ブフッ
美穂子「上埜さんが逮捕…? 私も刑務所に入れば上埜さんに会えますね!」
白望「…どうしてこんなことを」
智葉「誰とは言わないが留学生が一人逮捕された。本国に強制送還されるらしい」
ネリー「あっちの方が規制ヤバいよー」
透華「…」ポカーン
衣「…」フルフル
ハギヨシ「保釈金…払いますか?」
透華「…」
透華「…必要ありませんの」
初美「霞が怖いんですよー…」ブルブル
初美「私を窒息させようとしたりお菓子に劇物を混ぜ込んだり坂から転げ落としたり」
初美「傷口を痛めつけたりネギをお尻に刺したりこの世のものとは思えないものを食べさせたり…」
巴「大丈夫だよ。ハッちゃん」
巴「…諸悪の根源は滅びたから」パチン
小蒔「ごめんなさい…」シュン
春「私も知らなかったこととはいえ酷いことをした。ごめんなさい」ペコリ
初美「…」
初美「もう…巴しか信じられる人がいないんですよー」ブルブル
明星「初美さん…」
巴「…」
巴「ハッちゃん、それでハッちゃんは…私だけを信じてどうするの?」
初美「ずっと巴と一緒にいるんですよー! 巴とだけ生きていくんですよー!」
巴「それはプロポーズか何かなのかな?」
初美「…!」
小蒔「ま」
春「」ボリボリ…ガリッ
明星「ほ!?」
初美「そ…」
初美「そうですよー! 私は巴が好きなんですよー!」
初美「巴! 私のこと…ずっと守って欲しいですよー!」
巴「お断りします」
初美「え……?」
巴「そんな錯乱した状態のハッちゃんの面倒を一生見てやる義理はないよ」
初美「で、でも…」
巴「確かに今回の件は不幸な事件だった。ハッちゃんは紛れも無い被害者」
巴「けど…それを盾にしないで。私に頼って甘えないで」
春「ま…」
小蒔「待って下さい! 初美ちゃんは今、本気で苦しんでて…」
巴「それは勿論分かってます。しばらくは…ハッちゃんの心が回復するまでは私がハッちゃんの面倒を見ます」
巴「でもそれは結婚や恋人になるというのとは別。私は『被害を受けた児童』のハッちゃんと一生を添い遂げたくはない」
明星「…」ゴクリ
巴「少し厳しいかもしれませんが…」
初美「う…」
巴「ハッちゃん」
初美「…はい」
巴「どこかの誰かはハッちゃんが『子供』だったから悪いことをしてたんだよ」
初美「…はい」
巴「確かにハッちゃんは身体も小さいし性格も子供っぽいところがある。でも、だからこそ…」
巴「ハッちゃんは『大人』になんてなれないと思ってない?」
巴「私や他の大人にずっと守ってもらえると思ってない?」
初美「あ…」
巴「身体が小さくても大人にはなれるよ」
巴「だからいつか、ハッちゃんが『大人』になった時…自分で自分を守れるようになった時、他の誰かまで守れるようになった時」
巴「その時に、今のプロポーズをちゃんと好きになった人に聞かせてあげてね」
初美「巴…!」
…
小蒔「あれから…随分経ちましたね」
春「はい」
明星「巴さんと初美さん、どうしてますかね…?」
小蒔「どうでしょうか。二人とも忙しい身ですし」
春「児ポ根絶」
小蒔「3次元の児童ポルノ撲滅に向けて頑張っているんです。夫婦としての生活はなかなかできていないんじゃないでしょうか」
明星「そうですよね…。でも」
小蒔「それでも二人は…きっと幸せに過ごしていると思います」
小蒔(塀の向こうの――霞ちゃんの分まで)
怜「ロウきゅーぶ! の袴田ひなたの声真似やるでー。ひなだよー、おー」
霞(37)・照・久・豊音・智紀・美穂子「小学生は最高だぜ!」
カンですよー
元スレ
かすみさん@17さい『ということがあったの』
バナナと乳製品『それは大変ね』
ともきー『確かに最近本当に寒い』
妹大好き『けど…』
かすみさん@17さい『どうにかしないとあの子が上着を着てしまうかもしれないの!』
ラーメン魂『あの薄墨初美の半裸…ではなく個性的なファッションは世界の至宝も同じでスヨ』
妹大好き『誰か何か案はない?』
バナナと乳製品『うーん…』
袴田ひなた『ええ考えがあるで』
✝漆黒の奏者✝『考え…?』
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 12:24:24.60 ID:ICx3bWF00
袴田ひなた『阿知賀のま…Uちゃん曰く押し競饅頭があったか~いらしいねん』
ラーメン魂『オシクラマンジュウ?』
ともきー『押し競饅頭とは日本の伝統的な遊び』
ともきー『子供同士が密集し互いに押し合って、その運動の熱や体温によってあったか~くなる』
妹大好き『私も昔妹とよくやった』
バナナと乳製品『なるほど、それは名案…むしろ天才かしら』ジュルリ
✝漆黒の奏者✝『あのすっぽんぽん…個性的なファッションの薄墨さんとくんずほぐれず』ゴクリ
ラーメン魂『羨マシ…微笑ましいでスネ』
袴田ひなた『人肌って結構あったか~いからなあ』
袴田ひなた『私もりゅ…膝枕してもらう機会があるんやけど冬はあったか~いわ』
かすみさん@17さい『ふんふむ。それじゃあ早速試してみるとしましょうか』
バナナと乳製品『じゃあ今日はここで解散ね。せーの』
17さい・バナナ・ともきー・ラーメン・妹好・ひなた・✝✝『小学生は最高だぜ!』
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 12:30:14.33 ID:ICx3bWF00
霞「初美ちゃ~ん、起きてるかしら?」
初美「ん…むにゅ…あと5時間…ですよー」
春「長い…」
小蒔「もう、初美ちゃんは眠りんぼさんですね」
春(それはひょっとしてギャグで言ってるの?)
初美「…って、みんなどうして私の部屋にいるんですかー?」
霞「初美ちゃんと神社に行くために決まってるじゃない」
初美「はあ…」
霞「ほら支度して。朝ご飯食べたら行くわよ」
初美「はい…?」
初美「ところで霞は神社の清掃当番でしたよねー?」
霞「気にしなくていいのよ」ニッコリ
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 12:36:16.26 ID:ICx3bWF00
初美「朝ご飯も食べて元気いっぱいですよー!」
初美「…」ヒュウウウウウ
初美「けど…寒いですよー…」ガタガタ
初美「これは仕方ないですよー。巴に言われた通り上着を着ていくしかないですよー」
霞「待ちなさい」
初美「?」
霞「あなたが上着を着なくてもあったか~くなる方法を考えたの」ニッコリ
初美「本当ですかー!?」キラキラ
霞「ええ」ニヤリ
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 12:42:21.24 ID:ICx3bWF00
小蒔(これが終わったら霞ちゃんからお菓子が貰えます!)ニコニコ
春(黒糖黒糖黒糖黒糖黒糖黒糖黒糖)ブツブツ
霞「どうかしら? あったか~いかしら?」バインバイン
初美「ぎゅむ…ど、どちらかと言うと苦しいですよー!」
初美「ていうか3人揃ってなんなんですかこれはー! 歩きづらいことこのうえないですよー!」
霞「押し競饅頭があったか~いらしいからそれで」
初美「胸が当たってる顔はあったか~いですけどそれ以外の部分はそうでもないですよー!」
霞「そうなの? それじゃ小蒔ちゃん、春ちゃん、もっと初美ちゃんに身体を圧しつけるのよ」
小蒔「はいっ! なんだか楽しいです」ボインボイン
春「黒糖黒糖黒糖黒糖黒糖黒糖黒糖」ユッサユッサ
初美「うわあああああああああああ!」
巴「…」
巴(何アレ…)
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 12:50:15.48 ID:ICx3bWF00
初美「窒息するかと思いましたよー」ゼエハア
巴「清掃サボって何をやってるんですか」
霞「天然記念物の保護活動よ」
初美「や…やっぱり上着を着ないと寒いですよー…」ブルブル
霞「…ふんふむ。巨乳とはいえ3人だけでは全方位からの風に対応しきれないわね」
霞「あと一人くらい胸の大きい子がいれば問題解決できるのかもしれないけど…」チラッ
巴「…」↓
霞「この方法は諦めましょう」
巴「どこを見て言ってるんですかねえ」イラッ
小蒔「わぁい! お饅頭です!」
春「黒糖饅頭…」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 12:56:11.14 ID:ICx3bWF00
初美「寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い」ブルブル
巴「はぁ…。仕方ないからこれ着て」
初美「え…? これは?」
巴「こういうこともあろうかと持ってきておいた予備の上着」
巴「私のお古だけどサイズは多分あってるから着ておきなさい」
初美「と、ともえ…」ウルウル
初美「とってもあったか~いですよー」
霞(押し競饅頭はダメ…他の案を考えないといけないわね)
霞(またみんなの知恵を借りるとしましょう)
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 13:02:10.70 ID:ICx3bWF00
かすみさん@17さい『ということなんだけど』
袴田ひなた『押し競饅頭はダメやったか…』
妹大好き『いい案だと思ったんだけど』
ラーメン魂『とこロデ…レポートにまとめるので今回の感想をお願いしマス』
かすみさん@17さい『ふんふむ。とっても柔らかかったわ』ウットリ
かすみさん@17さい『ああ、あと3人で囲んだくらいじゃどうしようもない』
✝漆黒の奏者✝『羨ましい…』
バナナと乳製品『OK。脳内でシミュレーションすることにするわ』
ともきー『それで、今日の議題…』
かすみさん@17さい『ええ。新しい方法を模索するのよ』
バナナと乳製品『それなら私から提案よ』
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 13:08:39.22 ID:ICx3bWF00
✝漆黒の奏者✝『竹い…バナナさんから?』
バナナと乳製品『薄墨さんはお菓子が大好き。であれば、あったか~くなるお菓子をあげればいいのよ』
袴田ひなた『なるほど』
バナナと乳製品『そして身体を温める食べ物と言えば…トウガラシ!』
かすみさん@17さい『唐辛子? お菓子とは結びつかないけど…?』
バナナと乳製品『ふふん。今世の中には沢山の唐辛子入りお菓子が存在するのよ』
ともきー『暴君ハバネロとか』
妹大好き『唐辛子チョコレートや唐辛子ケーキなんてのもある』モグモグ
ラーメン魂『唐辛子といえば辛ラーメン…ではナク』
ラーメン魂『私も神田淡平というお菓子を食べまシタ。なかなかの美味でしタヨ』
かすみさん@17さい『ふんふむ。その案を採用するわ』
17さい・バナナ・ともきー・ラーメン・妹好・ひなた・✝✝『小学生は最高だぜ!』
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 13:16:24.17 ID:ICx3bWF00
初美「今日も寒いですねー…」ブルッ
霞「お早う初美ちゃん。朝ご飯できてるわよ」
小蒔「おじゃましてます」
春「」ペコリ
初美「…なんで今日もいるんですかー」
霞「別にいいじゃない。それより朝ご飯、身体があったまるわよ」
初美「うわ…なんだかいつもより豪華ですよー」
霞「朝ご飯食べ終わったらお菓子もあるからね」
小蒔「わぁい!」
春「黒糖…」
初美「本当ですかー!?」
霞「ええ」ニヤリ
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 13:22:12.83 ID:ICx3bWF00
初美「今日のお味噌汁は辛かったですねー。唐辛子が入ってましたかー?」
霞「冬だからあったか~くなるものを入れてるのよ」ニッコリ
小蒔「お菓子はまだですかー?」
春「黒糖…」
霞「はいはい。今出すわよ」スッ
小蒔「わぁい! お煎餅です!」ボリボリ
春「なんと黒糖味…」ボリボリ
初美「…私のだけなんか赤くありませんかー?」
霞「気のせいよ」ニッコリ
初美「そうですかー? では…」ガブッ
巴「…」
巴「またサボりですか…」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 13:28:39.05 ID:ICx3bWF00
初美「うぅ…」ヒリヒリ
巴「二日連続ですが何をサボってるんですか?」
霞「天然記念物の栄養管理をちょっと」
初美「はらふぎへはへへはいれふふぉー!」
巴「ごめん何言ってるのか分からないけど喋れないことは分かった」
霞「でも身体はあったか~いでしょ?」
初美「ひああへはひっはいへへふひほはふひへふほー!」
巴「何言ってるか分からないけど冷や汗とか出て案外寒いってことは分かった」
霞「あら…やりすぎたかしら」
巴「仕方ないなあ…。はいとりあえずお水飲んで」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 13:34:13.04 ID:ICx3bWF00
初美「…ぷはぁ」
巴「大分落ちついた?」
初美「ええ…口の中が燃えるようでしたよー」
巴「汗かいてるしちゃんとタオルで拭いて、それからシャツや上着もちゃんと着てね?」
巴「私のお古になるけどここに置いておくから」
初美「はい…」
巴「ああ、それと」
巴「帰りは生姜湯作ってあげるからそれまでちゃんとお務め頑張ってね」
初美「本当ですかー!? 巴の生姜湯は甘くて美味しいのでとっても嬉しいですー!」
初美「それに…飲んだらとってもあったか~くなります…」
霞(帰って別の案を探しましょう)
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 13:40:07.35 ID:ICx3bWF00
かすみさん@17さい『初美ちゃん辛いのは苦手みたいなの』
バナナと乳製品『それは残念』
袴田ひなた『けど辛いのが苦手なんて可愛いやん。萌えるわ』
ラーメン魂『萌えるといえば薄墨さんの冬服は見てみたいでスネ』
ともきー『是非とも画像で…』
✝漆黒の奏者✝『.zipで欲しいなー』
かすみさん@17さい『あなた達ときたら…冬服の初美ちゃんも確かに可愛いけどね』
かすみさん@17さい『だからといってあの綺麗な肌…個性的なファッションを見られなくていいの?』
袴田ひなた『うっ…』
妹大好き『それは…』
かすみさん@17さい『でしょ?』
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 13:48:21.39 ID:ICx3bWF00
✝漆黒の奏者✝『それじゃあ今回は私が案を出すよー』
✝漆黒の奏者✝『日本人と言えばコタツだよねー?』
袴田ひなた『そうやな。あれに一度入ったら出られんくなるわ』
妹大好き『私も昔妹とコタツであったまってたなあ…』
✝漆黒の奏者✝『シr…私の友達があったか~いからってわざわざ部室までリヤカー引いてコタツを持ってきてたらしいんだよー』
ともきー『その労力は気にしないの…?』
ラーメン魂『凄まじい執念デス』
✝漆黒の奏者✝『でしょー? ちょーウケるよねー』
バナナと乳製品『まあ労力はかかるけど不可能ではないわね』
妹大好き『つまりコタツに薄墨初美を入れたままリヤカーで運べば完璧』
かすみさん@17さい『よし、次はそれで行きましょう』
17さい・バナナ・ともきー・ラーメン・妹好・ひなた・✝✝『小学生は最高だぜ!』
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 13:56:09.74 ID:ICx3bWF00
初美「おはようございますですよー…今日もいるんですかー」
霞「お早う初美ちゃん」
小蒔「あったか~いです…」
春「コタツに黒糖。これが冬の最適な過ごし方」ボリボリ
霞「ほら、初美ちゃんもコタツに入らない?」
初美「…まあ寒いですしねー。入りますか」
小蒔「zzz…」
初美「あったか~いので…眠くなってきましたよー…」ウトウト
霞「ほら小蒔ちゃん起きて。神社に行くわよ」ユサユサ
春「リヤカーセットした…」
小蒔「…は、はい! 今日もお菓子が貰えるということなので頑張ります!」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 14:02:20.81 ID:ICx3bWF00
初美「んん…んん!?」ガタガタガタガタガタガタ
初美「こ、これは一体何の騒ぎですかー!? って寒い!?」ガタガタガタガタガタガタ
小蒔「わっせ、わっせ」
春「これもお菓子の為…!」
霞「この坂を越えれば神社よ…! もう少し頑張って!」
初美「なんでコタツと私載せてリヤカー引いてるんですかー!?」ガタガタガタガタガタガタガt
春「坂道…キツい…」ググ…
小蒔「もう…限界です…!」グ…
霞「あ、離しちゃった…」
巴「ごめんね、明星ちゃん。この分はちゃんとお返しさせるから」
明星「いえ! 朝の清掃くらいいつでも後輩に任せて下さいよ」
ぎゃああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・……
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 14:08:18.57 ID:ICx3bWF00
初美「うぅ…えっく」グスン
巴「リヤカー代コタツ代、ハッちゃんの治療費その他諸々。霞さんの給料から引いておきますね」
霞「天然記念物の運搬時の事故として領収書切ってきたんだけど…」フルフル
初美「ひどいですよー…」シクシク
巴「まあ擦り傷で済んでよかったよ」
霞「新しいコタツあるけど…入る?」
初美「もうコタツはこりごりですよー!」
小蒔「コタツで食べるお団子もいいですね!」モグモグ
春「たまにはきな粉もいい」モグモグ
明星「なんか私まで食べちゃってすいません…」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 14:14:39.19 ID:ICx3bWF00
初美「足が痛いですよー!」
巴「お医者さん曰く、幸い打撲とかはないらしいんだけど」
初美「これはもう歩けませんよー。お務めもできませんねー」
巴「お務めには何の支障もないんだから甘えてないでちゃんとしなさい」
初美「うぅ…」
巴「はぁ…」
巴「『どうしても』歩けないくらい痛いなら帰りはおぶってあげるから」
初美「え…?」
巴「今日だけ特別だからね?」
初美「ともえ…! はいですよー!」
霞(お菓子代も合わせて出費がマズいことになってるわね)
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 14:22:54.20 ID:ICx3bWF00
かすみさん@17さい『冷静に考えればバカみたいな案だったわね』
✝漆黒の奏者✝『ええっ!?』ガビーン
ラーメン魂『ところでそれより重要な問題があるでショウ』
妹大好き『可愛い可愛い薄墨初美さんを傷モノにしたというのは本当?』
ともきー『幼女に傷をつけるとはロリコ…紳士の風上にも置けない』
袴田ひなた『まあ萌えるんやけどな』
バナナと乳製品『よねー。幼女+絆創膏とか良いわ』
ラーメン魂『謝罪代わりに画像を要求しマス』
✝漆黒の奏者✝『.zipで』
かすみさん@17さい『分かったわ』
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 14:28:36.52 ID:ICx3bWF00
妹大好き『満を持して私が案を出す』
袴田ひなた『ほな聞かせてもらいましょうか…シスコンチャンピオン!』
妹大好き『温かくなる方法の原点。それはつまり火』
ともきー『…』
妹大好き『家を燃やせば簡単にあったか~くなる』
ラーメン魂『…』
妹大好き『私の妹も私を温めるために家を燃やしてくれた』
バナナと乳製品『…』
妹大好き『つまり、薄墨初美の家と神社に火を点ければいい』
✝漆黒の奏者✝『…』
妹大好き『運ぶ時は車椅子を用意して車椅子にも火を点ければ完璧』
かすみさん@17さい『…』
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 14:34:18.43 ID:ICx3bWF00
ともきー『衣はいつも朝からお風呂に入ってる』
かすみさん@17さい『そっちの方がよっぽど原点よね』
妹大好き『えー?』
袴田ひなた『アホのチャンピオンは少し黙っといてや』
✝漆黒の奏者✝『湯冷めに気を付ければアリだと思うなー』
ラーメン魂『日本の温泉は素晴らしいですかラネ』
バナナと乳製品『薄墨さんの入浴シーン…やばっ興奮してきたわ』
ともきー『是非とも画像で欲しい』
かすみさん@17さい『お風呂に入れる案でいこうかしらね』
17さい・バナナ・ともきー・ラーメン・妹好・ひなた・✝✝『小学生は最高だぜ!』
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 14:40:07.41 ID:ICx3bWF00
初美「…流石にもう慣れましたよー」
霞「お早う初美ちゃん。お風呂沸いてるから入ってきなさい」
初美「は? お風呂…?」
霞「そう、お風呂。あったか~いわよ」
初美「昨日の傷がまた痛むんですが…」
霞「そんなこと関係ないわ! あったまってらっしゃい!」グッ
初美「うわあああああああ!」
小蒔「はい、初美ちゃん洗ってあげますねー」
春「全身くまなく綺麗に磨く…」
明星「これで何日連続サボりなんですか?」
巴「4日連続」
ぎゃああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・……
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 14:46:13.01 ID:ICx3bWF00
初美「」ズキズキ
巴「天然記念物だか何だか知りませんが、霞さんはもう給料なしでいいですかね」
霞「昼間はちゃんとお務めしてるのに!?」ガーン
初美「くしゅんっ!」
霞「あらあら。風邪ひいちゃったの?」
巴「傷が痛むからって早めにお風呂を上がったのが良くなかったみたいですね」
霞「…私のせい?」
巴「他に誰がいるんですか」
小蒔「今日はどら焼きです!」ハグハグ
春「黒糖ドラ焼き美味しい」ハムハム
明星「あ、甘い…姫様たちは毎日こんなお菓子を食べているんですか?」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 14:54:11.53 ID:ICx3bWF00
初美「うー…」ブルブルブル
巴「今日は無理そうだね。タクシー呼んでるから今日はゆっくり休んで」
初美「あ…」ブルブルブル
巴「心配しなくてもちゃんと看病しに行くから。帰って寝てなさい」
初美「はい…ですよー…」ブルブルブル
巴「はあ…」
霞(お金がもう無い)
霞(どうしようかしら…インターネッツの料金が払えなくなったら知恵を借りることもできないじゃない!)
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 15:02:05.61 ID:ICx3bWF00
妹大好き『薄墨初美が風邪をひいた!?』
ラーメン魂『これは許されないでスヨ』
ともきー『幼女を苦しませるとはペドフィ…淑女の風上にも置けない』
袴田ひなた『今どんな状態なん? 画像で頼むわ』
✝漆黒の奏者✝『.zipでお願いねー』
バナナと乳製品『ついでにお風呂の分も貰おうかしら』
かすみさん@17さい『はいはい…』
かすみさん@17さい『今度の議題はお見舞いについてよ』
かすみさん@17さい『上着がどうこうはいったん置いておいて風邪を治してあげることに専念したいの』
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 15:08:29.88 ID:ICx3bWF00
妹大好き『お見舞いか…私が風邪をひいたときも妹は気丈に振舞ってくれてたなあ』
ともきー『問題はお見舞いに何を持っていくか。何をしてあげるか』
✝漆黒の奏者✝『こういうときはバナナさんじゃないのー?』
バナナと乳製品『私? えっと…』
バナナと乳製品『風邪ひいた時はネギをお尻の穴に刺すのが一番よ』
かすみさん@17さい『マジ?』
バナナと乳製品『マジ』
袴田ひなた『してあげることはそれで決定やな。後は何を持っていくかやけど…』
かすみさん@17さい『何か食べられるものがいいわねえ』
ラーメン魂『それなら全世界の料理を知る私にいい案がありまスヨ』
ラーメン魂『最近日本でも有名になりつつある料理…参鶏湯デス』
17さい・バナナ・ともきー・ラーメン・妹好・ひなた・✝✝『小学生は最高だぜ!』
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 15:14:18.29 ID:ICx3bWF00
初美「うぅ…ともぇ…」
霞「お早う初美ちゃん。気分はどうかしら?」
初美「…」
初美「あなたが来たせいで最悪ですよー…」
霞「あらあら。そんなこと言っちゃっていいのかしら?」
霞「せっかく風邪を治してあげようと思ったのに…」
初美「へ?」
霞「お尻を出して頂戴」
初美「…」
霞「お尻を出して」
初美「…」フルフル
ぎゃあああああああああああああああああああああアッーーーーーーーーー・・・……
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 15:20:33.66 ID:ICx3bWF00
初美「」
小蒔「霞ちゃん! お待たせしました!」
春「…サムゲタン」
霞「みんなありがとね」
小蒔「いえ。初美ちゃんが風邪をひいてるんですからこのくらい当然ですよ」
春「私たちなりのアレンジを加えて一所懸命に作った」
霞「本当にありがとう…二人がここまでしてくれるなんて嬉しいわ」ウルウル
霞「はい初美ちゃん。口を開けて…?」
明星「あれ? これ…もしかして姫様たちおかゆ?にお菓子入れたの!?」
明星「どうしようどうしよう…とりあえず巴さんに連絡しないと!」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 15:28:20.93 ID:ICx3bWF00
かすみさん@17さい『風邪が悪化したみたいなの』
バナナと乳製品『あれでも治らないなんて余程タチの悪い風邪菌にやられたのね』
ラーメン魂『※サムゲタン自体は何も悪くありませンヨ』
妹大好き『??』
袴田ひなた『ところでお尻にネギ入れとる画像は?』
ともきー『衣が風邪をひいたときのために是非一枚』
✝漆黒の奏者✝『.zipでー』
かすみさん@17さい『ちゃんと撮ってるから少し待って』
17さい・バナナ・ともきー・ラーメン・妹好・ひなた・✝✝『小学生は最高だぜ!』
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 15:34:25.21 ID:ICx3bWF00
初美「…ぁ」
巴「気がついた?」
初美「とも…え…?」
巴「そうだよ。今どんな気分かな?」
初美「霞が来たときよりはいい、と思いますよー…」
巴「そう。起きられるなら少しお水飲んでおこうか」
初美「はい…」
巴「それと…かなり嘔吐したみたいだけど食欲はある? おかゆ作って来たけど」
初美「…巴のおかゆですかー?」
巴「うん」
初美「じゃあ…食べますよー」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 15:40:22.28 ID:ICx3bWF00
初美「…」
巴「こんなに汗かいてる…身体拭き終わったら着替えるよ?」
初美「はい…」
初美「…」
初美「ともえ…」
巴「どうかした?」
初美「今日はずっと…ここにいてくれませんかー?」
巴「…」
初美「巴がいてくれたら安心できるんです…」
巴「いいよ。ちゃんと霞さんたちに仕事押し付けてきたから」
初美「えへへ…です、よー……」スゥ…
巴「…」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 15:46:39.87 ID:ICx3bWF00
霞「まったく巴ちゃんったら…毎朝の仕返しに仕事を押し付けるなんて」
霞「初美ちゃんがあんなに苦しんでるときに仕事なんてできるわけないじゃない」
霞「もしもーし、初美ちゃん起きてるかs…」ガラッ
霞「!?」
初美「巴がいてくれたら安心できるんです…」
巴「いいよ。ちゃんと霞さんたちに仕事押し付けてきたから」
初美「えへへ…です、よー……」スゥ…
霞「あ、あの子…!」
霞「私がいない間に初美ちゃんの柔肌をタオルで拭いている…!?」
霞「羨ましいっ…!」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 15:54:22.89 ID:ICx3bWF00
かすみさん@17さい『ここに狩宿巴抹殺計画を立案するわ』
ともきー『幼女の柔肌に触れる不逞の輩』
ラーメン大好き『許すマジ』
✝漆黒の奏者✝『我ら幼女を守るため、今こそここに集わん』
袴田ひなた『幼女に貴賎なし』
妹大好き『幼女とは世界の宝。そして』
17さい・バナナ・ともきー・ラーメン・妹好・ひなた・✝✝『幼女とは人生』
バナナと乳製品『我らの名は』
17さい・バナナ・ともきー・ラーメン・妹好・ひなた・✝✝『咲-Saki-の幼女を見守る会』
17さい・バナナ・ともきー・ラーメン・妹好・ひなた・✝✝『小学生は最高だぜ!』
霞「さぁ…覚悟しなさい巴ちゃん!」コンコン
霞「…あら? 誰か来たようね」
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 16:02:08.72 ID:ICx3bWF00
竜華「へー、児童ポルノ画像をネットに流して逮捕かー。怖いなー」
竜華「そんで逮捕者は…ええええええええっ!?」
菫「…」ブフッ
美穂子「上埜さんが逮捕…? 私も刑務所に入れば上埜さんに会えますね!」
白望「…どうしてこんなことを」
智葉「誰とは言わないが留学生が一人逮捕された。本国に強制送還されるらしい」
ネリー「あっちの方が規制ヤバいよー」
透華「…」ポカーン
衣「…」フルフル
ハギヨシ「保釈金…払いますか?」
透華「…」
透華「…必要ありませんの」
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 16:08:15.03 ID:ICx3bWF00
初美「霞が怖いんですよー…」ブルブル
初美「私を窒息させようとしたりお菓子に劇物を混ぜ込んだり坂から転げ落としたり」
初美「傷口を痛めつけたりネギをお尻に刺したりこの世のものとは思えないものを食べさせたり…」
巴「大丈夫だよ。ハッちゃん」
巴「…諸悪の根源は滅びたから」パチン
小蒔「ごめんなさい…」シュン
春「私も知らなかったこととはいえ酷いことをした。ごめんなさい」ペコリ
初美「…」
初美「もう…巴しか信じられる人がいないんですよー」ブルブル
明星「初美さん…」
巴「…」
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 16:14:27.89 ID:ICx3bWF00
巴「ハッちゃん、それでハッちゃんは…私だけを信じてどうするの?」
初美「ずっと巴と一緒にいるんですよー! 巴とだけ生きていくんですよー!」
巴「それはプロポーズか何かなのかな?」
初美「…!」
小蒔「ま」
春「」ボリボリ…ガリッ
明星「ほ!?」
初美「そ…」
初美「そうですよー! 私は巴が好きなんですよー!」
初美「巴! 私のこと…ずっと守って欲しいですよー!」
巴「お断りします」
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 16:20:30.63 ID:ICx3bWF00
初美「え……?」
巴「そんな錯乱した状態のハッちゃんの面倒を一生見てやる義理はないよ」
初美「で、でも…」
巴「確かに今回の件は不幸な事件だった。ハッちゃんは紛れも無い被害者」
巴「けど…それを盾にしないで。私に頼って甘えないで」
春「ま…」
小蒔「待って下さい! 初美ちゃんは今、本気で苦しんでて…」
巴「それは勿論分かってます。しばらくは…ハッちゃんの心が回復するまでは私がハッちゃんの面倒を見ます」
巴「でもそれは結婚や恋人になるというのとは別。私は『被害を受けた児童』のハッちゃんと一生を添い遂げたくはない」
明星「…」ゴクリ
巴「少し厳しいかもしれませんが…」
初美「う…」
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 16:28:25.36 ID:ICx3bWF00
巴「ハッちゃん」
初美「…はい」
巴「どこかの誰かはハッちゃんが『子供』だったから悪いことをしてたんだよ」
初美「…はい」
巴「確かにハッちゃんは身体も小さいし性格も子供っぽいところがある。でも、だからこそ…」
巴「ハッちゃんは『大人』になんてなれないと思ってない?」
巴「私や他の大人にずっと守ってもらえると思ってない?」
初美「あ…」
巴「身体が小さくても大人にはなれるよ」
巴「だからいつか、ハッちゃんが『大人』になった時…自分で自分を守れるようになった時、他の誰かまで守れるようになった時」
巴「その時に、今のプロポーズをちゃんと好きになった人に聞かせてあげてね」
初美「巴…!」
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/02/24(日) 16:34:26.08 ID:ICx3bWF00
…
小蒔「あれから…随分経ちましたね」
春「はい」
明星「巴さんと初美さん、どうしてますかね…?」
小蒔「どうでしょうか。二人とも忙しい身ですし」
春「児ポ根絶」
小蒔「3次元の児童ポルノ撲滅に向けて頑張っているんです。夫婦としての生活はなかなかできていないんじゃないでしょうか」
明星「そうですよね…。でも」
小蒔「それでも二人は…きっと幸せに過ごしていると思います」
小蒔(塀の向こうの――霞ちゃんの分まで)
怜「ロウきゅーぶ! の袴田ひなたの声真似やるでー。ひなだよー、おー」
霞(37)・照・久・豊音・智紀・美穂子「小学生は最高だぜ!」
カンですよー
初美「寒くなってきましたねー。そろそろ上着でも着ましょうか」