1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 01:39:43.71 ID:75C9bB8mO
朝
さやか「ぷんぷーん♪まどかはまだかなー」
ほむら「あら、まどかを待ってるの?美樹さやか」ヒョコッ
さやか「あっ、おはよう転校生。一緒に学校いこうと思って待ってるの」
ほむら「へぇ。なら私も待たせてもらうわ」
さやか「あたしと一緒にいたいの?」
ほむら「はっ…冗談は顔と頭と性格と身体だけにして頂戴」
さやか「それさやかちゃんの存在全部だよ…」クスン
まどか「おはよー!」テッケテケー
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 01:46:37.32 ID:75C9bB8mO
さやか「まどか遅かったね」
まどか「うんっ…ちょっと買い物してたの」
ほむら「買い物…?こんな朝早くになにを買ったの?」
まどか「焼きそばパンだよ!」
さやか「今日のおひるごはん?」
まどか「へいさやかちゃん!焼きそばパンお持ちしゃしたっ!」
さやか「?」
ほむら「!?」
さやか「え?これあたしに?」
まどか「へい!」サッ
さやか「わーありが…」
ほむら「まどかをパシりにするなんていい度胸じゃない美樹さやかぁっ!!」ベッキー!
さやか「ぅごあんっ!」バターン
まどか「さ、さやかちゃん!」
ほむら「もう大丈夫よまどか!悪は滅びたわ!」
まどか「ち、違うのほむらちゃん…」
まどか「私…いつもさやかちゃんにはお世話になってるから…」
ほむら「お世話になってる?美樹さやかにぃ?逆でしょ?美樹さやかはお世話される側でしょ?」
まどか「だから感謝の気持ちをあげようと思って…」
ほむら「120円の感謝…まぁ妥当だけど」
まどか「だって差し入れといったら焼きそばパンでしょ!」ムフー
ほむら「ごめんなさい。そんな常識はしらないわ」
まどか「これから私はさやかちゃんに媚びて媚びて媚びまくります!」ムフフー
ほむら「もうなにがなんだかわからないわまどか。不甲斐ない私でごめんなさい」
まどか「私はさやかちゃんが喜ぶことはなんでもしてあげたいのっ!」フンフン
まどか「ほら、だってさやかちゃんは私の親友だし!一心同体だし!一蓮托生だし!」フンフン
まどか「さやかちゃんの喜びは私の喜び!」フンカフンカ
ほむら「お、落ち着きなさいまどか…そんなことしてもまどかが大変なだけじゃないの」
さやか「そうはよまほか。ふぁたしのためにむひしてくれなふていいほ」ムチャムチャ
ほむら「食ってんじゃないわよ」
まどか「しかしだねさやかちゃん。私がパンを買ってきたことにより、まずさやかちゃんがお得」
さやか「ふむ」
まどか「そんなさやかちゃんを眺めて私もお得」
さやか「ふむ?」
まどか「するとあら不思議!たった120円でお二人様がお得になっちゃいます!」
さやか「えぇっ!?マジで!?」ザワッ
まどか「つまりお一人様60円っ!!格安価格ですよさやかちゃん!!」マドーン!
さやか「それは安い!!お得だっ!!」ドヨドヨ
まどか「納得してくれた?」
さやか「うん。しかし天才だねまどかは…」
まどか「てぃひひ」
さやか「普段は1人で120円なのに半額になって二人とも得をするなんて…」
さやか「あれ!?なんか不安になってきた!これ大丈夫なの!?犯罪とかにならないの!?」
まどか「安心してさやかちゃん。この裏技は合法だよ」
さやか「ほっ…法律の裏をかいた作戦というわけね…」
ほむら「あなたは本当に馬鹿ね美樹さやか。救いようがないわ」
ほむら「で、話を戻すわね。美樹さやかに媚びるだなんてもうやめなさい」
まどか「えぇー」
ほむら「えぇーじゃない。こちとら美樹さやかのためにパシりまがいのことをするまどかを見てられないってのよ」
まどか「むぉー」
ほむら「むぉーじゃない。大体日頃の感謝を物で返そうだなんて間違ってるわ。そもそも美樹さやかに感謝だなんてあってはならないわ」
まどか「じゃあほむらちゃんにも媚びるよ!!」
ほむら「ほ…む…!?」ザワッ
まどか「ほむらちゃんにもいつもお世話になってるもんね」
ほむら「……………………………………いいえまどか…感謝とは…返すものでは…な、なく…」オドオド
ほむら「友達同士なら…当然のこと…そこに貸し借りなんて…あってはならない…」オドオド
まどか「…じゃあほむらちゃんに媚びちゃだめ?」ウルッ
ほむら「大いに媚びなさいまどか」ホムホムホ
さやか「やった!転校生が寛大な心で許してくれたぞ!これで心置きなく法律の裏をつきにつけまくれるね!」
まどか「じゃあほむらちゃんにもなにかあげないと!」テッケテ‥
ほむら「ま、まちなさいまどか。私は食べ物なんていらないわ」
さやか「!?じゃあどうやって法律の裏をかくっていうんだ転校生!?更なる裏技を発見できたと!?」
さやか「わ、わー!まどかだけじゃなく転校生まで才気溢れる天才だったなんて!あたしは1人置いてきぼりの孤独な戦士!」
ほむら「口を閉じなさい美樹さやか。ぶん殴っちゃうわよ」ベッキー!
さやか「ぅや!いたい!ぶん殴った!」バターン
まどか「ほむらちゃん…?私どうやって媚びれば…」
ほむら「…き、今日1日…語尾に…にゃ、にゃんをつけなさい…」ホムホムホ
まどか「な…に…」
まどか「は、恥ずかしいよほむらちゃん…」
ほむら「美樹さやかに媚びれて私に媚びれないのまどか?」
まどか「うぅ」
ほむら(私ったらなんてことを言っちゃったのかしら…まどかが困ってるじゃない…)
ほむら(…私は私利私欲のためにまどかを使おうとして…なんて愚かなの…)
ほむら「あ、あの…やっぱりやめ…」
まどか「どうしたにゃん?ほむらちゃんっ///」フリッ
ほむら「まどにゃん最高っ!!」ホムッフーン!
まどか「きゃあっ」
さやか「わぁっ!転校生の鼻息でスカートが…!」
さやか「水玉っ!!」
キーンコーン
仁美「ふぅ。間に合いましたわ」ガラッ
さやか「ふもっ。ひほみ、おはもうっ」ムチャムチャ
ほむら「まどか、猫耳つけてみない?」
まどか「や、やだにゃん!そこまではしないにゃん!///」
仁美「な…に…?」
仁美「うわぁぁぁん!私待ち合わせ場所で皆さんをずっと待ってましたのにどうして先にきてるんですのー!」
仁美「しかもそんなに3人で仲良さげに!ずるいですわー!」
さやか「ふもっ。はもひほみもまはもはいはもー」
仁美「あなたは何故そんなにうまい棒をほうばってるんですのー!」
さやか「ごくん。一本5円!これほどお得なのはないよ仁美!」
ほむら「安上がりな女ね…」
仁美「それはそうとまどかさん。何故暁美さんに撫でられていますの?」
まどか「こ、媚びてるんだにゃん!」
仁美「にゃん!?」
ほむら「あーん!かーわーいーいー」ナデナデナデナデナデナデ
仁美「そ、そんな…お二人がそんなうらやまけしからんプレイをする仲だったなんて…」
仁美「うわぁぁぁん!ブログにあることないこと書き綴ってやりますわぁぁぁぁー!」ダッ
さやか「ふもふっ!」ムチャムチャ
杏子「おうさやか。いーもん食ってるじゃん」ガラッ
さやか「ふもっ。杏子!…ごっくん」
ほむら「どうして杏子が学校に?」
杏子「いや、はは。ここ住み心地がよくてさ」
さやか「住み着いてんのかい!」
まどか「杏子ちゃんは頭がいいにゃん」
杏子「だろ?」
ほむら「いや犯罪」
杏子「んで、なんでまどかが猫になってるわけ?」
まどか「媚びてるにゃん」
杏子「はい?」
さやか「これはまどかが猫になることで転校生もまどかもお得になれるという裏技…なんだよ多分」
杏子「意味わかんない裏技だな…」
さやか「あまりにお得すぎて犯罪ギリギリライン…」
杏子「たしかに今のまどかは犯罪ギリギリだな…」
ほむら「そうね…人に襲われそうなくらい可愛いものね…」ホムホムホ
杏子「一番危ないなお前」
まどか「てことでせっかくだから杏子ちゃんにも媚びるにゃん!」
杏子「へぇ」
さやか「すげぇ…人を増やしてどんどんお得の輪が広がっていくよ…!」ドキドキ
杏子「つまりまどかはあたしのお願いをきいてくれると」
ほむら「平たく言えばね」
まどか「感謝の気持ちにゃん!」
杏子「じゃあ今日1日まどかはあたしの妹だ!」
まどか「にゃ…に…」
まどか「妹…私が…杏子ちゃんの…」
ほむら「そ、それって一緒に住むってこと?」
杏子「だめ?一緒にお菓子食べたりお風呂で背中流してやったり寝かしつけたりしたい」
ほむら「だ、だめよそんなの!まどにゃんはお人形さんじゃないのよ!?」
杏子「ばっ…お人形遊びなんかする年じゃねーっつの!」
杏子「大体あーいうお人形は着せ替えくらいしかできなくてつまんねーんだぞ!」
さやか「もってんじゃん」
杏子「あっ……ちくしょう!バレた!」
ほむら「私のまどにゃんをホームレスみたいな生活にさせるわけにはいかないわ。この淫獣で我慢しなさい」ヒョイ
QB「やぁ」
杏子「こんな性別どころか種族まで意味不明な奴なんかを妹にできるかっ!」
QB「インキュベーターいじめ、いくない」
ほむら「こんなんでもサンドバッグの役割くらいはできるのよ」ベッキー!ベッキー!
QB「いだいいだい」
杏子「愛でるべき大事な妹はサンドバッグごときに勤まる役じゃねーんだよ!」
ほむら「あら?QBって結構可愛いと言えるでしょ?見るからに小動物」
杏子「お前は小動物をボコボコにすんのかよ…」
まどか「にゃん!喧嘩はよくないにゃん!」プンスカ
ほむら「やん!まどにゃん可愛い!」
杏子「こっちの小動物くれよ」
ほむら「しつこい女は嫌われるわよ!まるでストーカーのようね!まどかからもいってやって!」
まどか「おねえちゃあーんっ!」ギュウ
杏子「おぉっ!まどかー!」ギュウ
ほむら「…………」
さやか「あたしもー!おねーちゃーんっ!」バッ
杏子「お前はいらん!」
さやか「えぇ……」
杏子「姉に勝る妹などいらんわ!」ツル
まどか「にゃん」ペタ
ほむら「それは同意」ナシ
さやか「」シュン
さやか「でも今って学校に住んでるんでしょ?」
杏子「あぁ。人気のない教室に巣を作ったんだ」
ほむら「あんたはクモか」
まどか「それはちょっと嫌にゃん」
杏子「えぇーっ」
ほむら「ざまぁないわね」ホムホム
まどか「だから今日からおねえちゃんは私の家に住むにゃん!」
ほむら「な…に…」
杏子「やった!持つべきものは妹だな!」ナデナデ
まどか「てぃひひ///」
まどか宅
まどか「今日からここがおねえちゃんの家にゃん」
杏子「お、お世話になります…」
まどか「ただいまパパ!」ガチャ
まどか「………………いないの?」
杏子「まどか、このメモ…」
何故か突然ママが出張になったのでタツヤと一緒に付き添いにいってきます
強く生きてください
パパ
まどか「にゃ…に…」
まどか「今日のご飯どうしよっかな…」
杏子「作れないの?」
まどか「味は保証できないかな…てぃひひ…」
杏子「あたしも無理だ…」
まどか「こんなことならお料理習っておけばよかったよ」
杏子「うーん…仕方ない、あいつを呼んでやるか」
まどか「あいつって…まさか」
杏子「呼ばれたら喜んで来てくれるだろうよ」プルルル
さやか「呼ばれて飛び出てさやかちゃん!」
まどか「わぁ!さやかちゃん!」
さやか「あたしを待ってたんでしょ?そうなんでしょ?まったくしょうがないなぁ!」
杏子「うぜー」
さやか「そんなこと言っちゃってぇ!あたしに頼りっきりのくっせにぃ!」
まどか「はいさやかちゃん。中までチョコたっぷりだよ」
さやか「わぁい!おいしいや!やっぱこれだね!」ムチャムチャ
杏子「餌付けされてるじゃねーか」
ほむら「まどかと仲良くしてんじゃないわよ美樹さやか」
杏子「どこから沸いてきた」
ほむら「失礼ね。まどかの家の前に息を潜めて張ってただけよ」ホムホッ!
杏子「ストーカーじゃねーか。怖いだろうが」
マミさん宅
マミ「………」
QB「いたた…ただいまマミ」
マミ「あ、おかえりなさいQB」
QB「なんだか浮かない顔をしてるようだけど、どうしたんだい?」
マミ「今日のご飯どうしよっかなって…」
QB「きゅぷっ…インスタントはもうやだよ?」
マミ「だって…楽じゃないの」
QB「マミはとても料理がうまいんだから作ればいいじゃないか」
マミ「でも…料理がうまくたって…自分くらいにしか作る機会ないし…」
QB「ぼ、僕がいるじゃないかマミ!!」
マミ「え?QBはこのキャットフードよ?」
QB「そんな!?」
さやか「あ、間違っちゃった」ドバァ
ほむら「何やってんのよ美樹さやか。使えないわね」ジャー
さやか「じゃあ転校生も手伝ってよ」ガキーン
ほむら「私はお湯係だから」シャバー
杏子「この助っ人頼りにならねぇ…」
まどか「結局出前を取りました」
さやか「お寿司!お寿司!」
ほむら「私…魚ってそんな好きじゃないの。だから玉子とかをいただくわね」
さやか「そうなの?子供舌だな転校生はー」
ほむら「えぇ…私、魚って大嫌いだわ。特に人魚なんかぶっ倒したくなるわね」
さやか「…何故か殺気が漂ってるよ転校生…」
杏子「ほらまどか。あーん!」
まどか「あ、あーん…」パクン
杏子「おいしいか?」
まどか「うん!おねえちゃん///」
ほむら「………」
さやか「殺気が留まることを知らないよ!」ビクビク
杏子「まーどか!お風呂はいろーぜ!」
まどか「うん!」
ほむら「…………」ホムイライラ
ほむら「美樹さやか。ちょっと食後の運動しましょう」
さやか「へ?…う、運動…?」
ほむら「そう…ただの運動よ…さぁ…!」
さやか「う、うん…」
ギャァァァァー!!イターイ!イターイ!タスケテェェェェー!!
まどか「?なにか聞こえるような…」
杏子「ほっとけ」
杏子「まどか。背中流してやるからここ来な」チョイチョイ
まどか「うん」
杏子「へへ…まどかの背中は小さいな」ゴシゴシ
まどか「そうかな?」
杏子「…昔な、こうして背中の流しっこした妹がいたんだよ」
まどか「え…」
杏子「もういないけど…今日はそんな妹とまた遊べたような気がして楽しかったよ」
杏子「ありがとな、まどか」
まどか「…今度は杏子おねえちゃんの背中流してあげる!」
杏子「え?お、おい。きゃ、きゃはははは!くすぐったいぞまどか!やはははは!」
まどか「あがったよほむらちゃ…あがったにゃん」ホカホカ
杏子「次いいぞ」ホカホカ
ほむら「えぇ、今いくわ」
さやか「」
ほむら「ほらいくわよ美樹さやか」グイグイ
さやか「」ズルズル
まどか「…今さやかちゃんに似たなにかが引きずられていったよ…」
杏子「半けつだったな…」
マミさん宅お風呂
マミ「ふぅ…」カポーン
マミ「なんだか今日も寂しい1日だったわ…」
マミ「今鹿目さん達はなにしてるのかしら…」
マミ「…遊びにきてくれないかな」
QB「マミには僕がついてるよ!!」ガチャ
マミ「きゃ、きゃぁぁぁぁ!?」
QB「寂しがることはない!!いつも傍にインキュベーター!!さぁ背中をながしてあげ…」グシャッ
マミ「いやー!覗きー!QBのえっちぃ!」
QB「わ…わけがわからない…よ…」ガクッ
さやか「まどかー、もうお布団敷いちゃっていーいー?」
まどか「いーよー」
杏子「ナチュラルに泊まる気かよ」
ほむら「あなたたちを二人っきりにするわけにはいかないわ。なにがあるかわかんないんだから」
杏子「そんな心配をするのはお前だけだ」
まどか「おねえちゃんは私のベッドで一緒に寝るにゃん!」ギュウ
杏子「お、おう…なんか照れるな///」
ほむら「ほらー!ほらー!」ホムバタバタ
杏子「い、いや!そういうつもりはないぞ!勘違いすんなよ!」
まどか「みんなおやすみにゃん」
さやか「おやすみー!すぴー…」
ほむら「早っ…おやすみなさいまどにゃん」
杏子「腕枕してやろうかまどか?」
まどか「う、うん…ママと一緒に寝てた時以来かな…腕枕」
杏子「よく妹にしてやったよ。もうちょいこっちこい」
まどか「うん///」
ほむら(……私も早く寝ましょう…)ギチギチ
さやか「はいでででで…」
さやか「…………ふぇ?」グースカ
マミさん宅寝室
マミ「おやすみなさい…お父さんお母さん」
マミ「…………」
QB「寝付けないのかい?」
マミ「QB…」
QB「マミが眠くなるまで僕が退屈な話でもしていてあげるよ」
マミ「…ありがとね、QB」
QB「なぁに…僕はマミの保護者のようなものだからね」ニコッ
マミ「?あなたはペットよ?」
QB「そ、そんな!?」
チュンチュン
まどか「ん…んー…おはよう杏子おねえちゃん」
杏子「むにゃ…もも…」
まどか「…杏子ちゃんに喜んでもらえてよかったなぁ…」
杏子「…むー」ギュギューッ
まどか「は、離れられないよ…抱き締めすぎだよおねえちゃん」
さやか「……むにゃ?…なんか苦しい…転校生?おーい」
ほむら「ほむ…ほむ…」スヤスヤ
さやか「転校生…ちょっと…寝ながら首絞めないで…ぎゅぶぶ…」
ほむら「うー…?うるさいわよみひさや…ぐー…」
さやか「はなしなさいってのー」グイッ
ほむら「んんぅ!どこ行こうってのよ美樹さやか!あなたが起きたら寒いじゃない!」
さやか「あたしで暖をとるなよー!」
ほむら「あなたどうせ馬鹿なんだから起きてもしょうがないでしょうが。ここで抱き枕として…使われなはい…ぐー」ギュウ
さやか「いや…その…お、おしっこが…」プルプル
まどか「…お互い大変なことになったねさやかちゃん」プルプル
ジャー
さやか「ふぅ…危なかった…危機一髪だった」
ほむら「悪かったわよ…私朝弱いのよ」
さやか「友達の家で友達がいっぱいいる前でおもらしなんて洒落にならんから間に合ってよかったよ」
杏子「我慢してるときさやかの顔がどんどん青くなってって面白かったぞ」
まどか「私も危なかったんだよ?杏子ちゃん」
杏子「あれ!?おねえちゃんはどうした!?」
まどか「おしまいです」
杏子「そんなぁー…」
ほむら「まどか…?わ、私もおしまいなの?」
まどか「おしまいです」
ほむら「私、まだまだまどかにやってもらいたいことあるのに!」
まどか「感謝ポイントが貯まったらまた媚びるよ!!」
ほむら「ほ、ほんと!?」
杏子「あ、あたしまどかの為に焼きそばパン買ってくるよ!」ダッシュ
ほむら「ずるい!じゃあ私はまどかの髪を整えて、制服を用意して…」アタフタ
さやか「……まどか、これって…」
まどか「てぃひひ。ね?最終的に私もお得になるんだよ?」
さやか「す、すげぇ!!まどかは本物の天才だ!!」
杏子「へい!食事用意しやしたぁ!」サッ
ほむら「はい!鞄用意しました!いつでも出かける準備は出来てます!」サッ
まどか「ありがとお二人とも。感謝だよー」
杏ほむ「よしっ!」
さやか「あたしは今世界の縮図を見ている気分だよ…」
まどか「よし!学校いこぉー」
杏子「あぁっ!あたしの飯がねぇっ!」
ほむら「まだ顔も洗ってないわ!?」
さやか「簡単なのは作ったから早く食べなよ」ムチャムチャ
杏子「さんきゅーさやか!」
ほむら「万に一にも役に立つことがあったのね美樹さやか!」
マミ「はぁ…今日も1人で学校かぁ…」トボトボ
マミ「さびしーな…」トボトボ
QB「僕がいるでしょマミ」
マミ「そうね…QBもいないよりはマシね…」
QB「きゅっぷい!そうだろう?」
まどか「あ!マミさんおはようございまーす!」
マミ「あ…!」パァァ
さやか「マミさーん!」
杏子「おーっす」
ほむら「おはよう…ふわぁ…」ホーム
マミ「おはよう!みんなおはよう!」ニッコー
QB「きゅぷぷぷぷ…!」
まどか「あ、そうだ!マミさんにも媚びるよ!!」
マミ「え?え?」
まどか「なにかしてほしいことはありませんか!?」
マミ「な、なら…!」
マミ「今日みんなで遊びにきて!!」
まどか「へい!喜んで!」
終わり
元スレ
さやか「まどか遅かったね」
まどか「うんっ…ちょっと買い物してたの」
ほむら「買い物…?こんな朝早くになにを買ったの?」
まどか「焼きそばパンだよ!」
さやか「今日のおひるごはん?」
まどか「へいさやかちゃん!焼きそばパンお持ちしゃしたっ!」
さやか「?」
ほむら「!?」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 01:53:25.09 ID:75C9bB8mO
さやか「え?これあたしに?」
まどか「へい!」サッ
さやか「わーありが…」
ほむら「まどかをパシりにするなんていい度胸じゃない美樹さやかぁっ!!」ベッキー!
さやか「ぅごあんっ!」バターン
まどか「さ、さやかちゃん!」
ほむら「もう大丈夫よまどか!悪は滅びたわ!」
まどか「ち、違うのほむらちゃん…」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 01:59:04.02 ID:75C9bB8mO
まどか「私…いつもさやかちゃんにはお世話になってるから…」
ほむら「お世話になってる?美樹さやかにぃ?逆でしょ?美樹さやかはお世話される側でしょ?」
まどか「だから感謝の気持ちをあげようと思って…」
ほむら「120円の感謝…まぁ妥当だけど」
まどか「だって差し入れといったら焼きそばパンでしょ!」ムフー
ほむら「ごめんなさい。そんな常識はしらないわ」
まどか「これから私はさやかちゃんに媚びて媚びて媚びまくります!」ムフフー
ほむら「もうなにがなんだかわからないわまどか。不甲斐ない私でごめんなさい」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 02:05:08.78 ID:75C9bB8mO
まどか「私はさやかちゃんが喜ぶことはなんでもしてあげたいのっ!」フンフン
まどか「ほら、だってさやかちゃんは私の親友だし!一心同体だし!一蓮托生だし!」フンフン
まどか「さやかちゃんの喜びは私の喜び!」フンカフンカ
ほむら「お、落ち着きなさいまどか…そんなことしてもまどかが大変なだけじゃないの」
さやか「そうはよまほか。ふぁたしのためにむひしてくれなふていいほ」ムチャムチャ
ほむら「食ってんじゃないわよ」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 02:11:02.85 ID:75C9bB8mO
まどか「しかしだねさやかちゃん。私がパンを買ってきたことにより、まずさやかちゃんがお得」
さやか「ふむ」
まどか「そんなさやかちゃんを眺めて私もお得」
さやか「ふむ?」
まどか「するとあら不思議!たった120円でお二人様がお得になっちゃいます!」
さやか「えぇっ!?マジで!?」ザワッ
まどか「つまりお一人様60円っ!!格安価格ですよさやかちゃん!!」マドーン!
さやか「それは安い!!お得だっ!!」ドヨドヨ
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 02:16:10.71 ID:75C9bB8mO
まどか「納得してくれた?」
さやか「うん。しかし天才だねまどかは…」
まどか「てぃひひ」
さやか「普段は1人で120円なのに半額になって二人とも得をするなんて…」
さやか「あれ!?なんか不安になってきた!これ大丈夫なの!?犯罪とかにならないの!?」
まどか「安心してさやかちゃん。この裏技は合法だよ」
さやか「ほっ…法律の裏をかいた作戦というわけね…」
ほむら「あなたは本当に馬鹿ね美樹さやか。救いようがないわ」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 02:21:11.75 ID:75C9bB8mO
ほむら「で、話を戻すわね。美樹さやかに媚びるだなんてもうやめなさい」
まどか「えぇー」
ほむら「えぇーじゃない。こちとら美樹さやかのためにパシりまがいのことをするまどかを見てられないってのよ」
まどか「むぉー」
ほむら「むぉーじゃない。大体日頃の感謝を物で返そうだなんて間違ってるわ。そもそも美樹さやかに感謝だなんてあってはならないわ」
まどか「じゃあほむらちゃんにも媚びるよ!!」
ほむら「ほ…む…!?」ザワッ
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 02:26:40.50 ID:75C9bB8mO
まどか「ほむらちゃんにもいつもお世話になってるもんね」
ほむら「……………………………………いいえまどか…感謝とは…返すものでは…な、なく…」オドオド
ほむら「友達同士なら…当然のこと…そこに貸し借りなんて…あってはならない…」オドオド
まどか「…じゃあほむらちゃんに媚びちゃだめ?」ウルッ
ほむら「大いに媚びなさいまどか」ホムホムホ
さやか「やった!転校生が寛大な心で許してくれたぞ!これで心置きなく法律の裏をつきにつけまくれるね!」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 02:32:22.49 ID:75C9bB8mO
まどか「じゃあほむらちゃんにもなにかあげないと!」テッケテ‥
ほむら「ま、まちなさいまどか。私は食べ物なんていらないわ」
さやか「!?じゃあどうやって法律の裏をかくっていうんだ転校生!?更なる裏技を発見できたと!?」
さやか「わ、わー!まどかだけじゃなく転校生まで才気溢れる天才だったなんて!あたしは1人置いてきぼりの孤独な戦士!」
ほむら「口を閉じなさい美樹さやか。ぶん殴っちゃうわよ」ベッキー!
さやか「ぅや!いたい!ぶん殴った!」バターン
まどか「ほむらちゃん…?私どうやって媚びれば…」
ほむら「…き、今日1日…語尾に…にゃ、にゃんをつけなさい…」ホムホムホ
まどか「な…に…」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 02:36:54.60 ID:75C9bB8mO
まどか「は、恥ずかしいよほむらちゃん…」
ほむら「美樹さやかに媚びれて私に媚びれないのまどか?」
まどか「うぅ」
ほむら(私ったらなんてことを言っちゃったのかしら…まどかが困ってるじゃない…)
ほむら(…私は私利私欲のためにまどかを使おうとして…なんて愚かなの…)
ほむら「あ、あの…やっぱりやめ…」
まどか「どうしたにゃん?ほむらちゃんっ///」フリッ
ほむら「まどにゃん最高っ!!」ホムッフーン!
まどか「きゃあっ」
さやか「わぁっ!転校生の鼻息でスカートが…!」
さやか「水玉っ!!」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 02:41:55.73 ID:75C9bB8mO
キーンコーン
仁美「ふぅ。間に合いましたわ」ガラッ
さやか「ふもっ。ひほみ、おはもうっ」ムチャムチャ
ほむら「まどか、猫耳つけてみない?」
まどか「や、やだにゃん!そこまではしないにゃん!///」
仁美「な…に…?」
仁美「うわぁぁぁん!私待ち合わせ場所で皆さんをずっと待ってましたのにどうして先にきてるんですのー!」
仁美「しかもそんなに3人で仲良さげに!ずるいですわー!」
さやか「ふもっ。はもひほみもまはもはいはもー」
仁美「あなたは何故そんなにうまい棒をほうばってるんですのー!」
さやか「ごくん。一本5円!これほどお得なのはないよ仁美!」
ほむら「安上がりな女ね…」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 02:49:51.84 ID:75C9bB8mO
仁美「それはそうとまどかさん。何故暁美さんに撫でられていますの?」
まどか「こ、媚びてるんだにゃん!」
仁美「にゃん!?」
ほむら「あーん!かーわーいーいー」ナデナデナデナデナデナデ
仁美「そ、そんな…お二人がそんなうらやまけしからんプレイをする仲だったなんて…」
仁美「うわぁぁぁん!ブログにあることないこと書き綴ってやりますわぁぁぁぁー!」ダッ
さやか「ふもふっ!」ムチャムチャ
杏子「おうさやか。いーもん食ってるじゃん」ガラッ
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 02:54:27.39 ID:75C9bB8mO
さやか「ふもっ。杏子!…ごっくん」
ほむら「どうして杏子が学校に?」
杏子「いや、はは。ここ住み心地がよくてさ」
さやか「住み着いてんのかい!」
まどか「杏子ちゃんは頭がいいにゃん」
杏子「だろ?」
ほむら「いや犯罪」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 02:59:43.52 ID:75C9bB8mO
杏子「んで、なんでまどかが猫になってるわけ?」
まどか「媚びてるにゃん」
杏子「はい?」
さやか「これはまどかが猫になることで転校生もまどかもお得になれるという裏技…なんだよ多分」
杏子「意味わかんない裏技だな…」
さやか「あまりにお得すぎて犯罪ギリギリライン…」
杏子「たしかに今のまどかは犯罪ギリギリだな…」
ほむら「そうね…人に襲われそうなくらい可愛いものね…」ホムホムホ
杏子「一番危ないなお前」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 03:03:54.86 ID:75C9bB8mO
まどか「てことでせっかくだから杏子ちゃんにも媚びるにゃん!」
杏子「へぇ」
さやか「すげぇ…人を増やしてどんどんお得の輪が広がっていくよ…!」ドキドキ
杏子「つまりまどかはあたしのお願いをきいてくれると」
ほむら「平たく言えばね」
まどか「感謝の気持ちにゃん!」
杏子「じゃあ今日1日まどかはあたしの妹だ!」
まどか「にゃ…に…」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 03:07:56.63 ID:75C9bB8mO
まどか「妹…私が…杏子ちゃんの…」
ほむら「そ、それって一緒に住むってこと?」
杏子「だめ?一緒にお菓子食べたりお風呂で背中流してやったり寝かしつけたりしたい」
ほむら「だ、だめよそんなの!まどにゃんはお人形さんじゃないのよ!?」
杏子「ばっ…お人形遊びなんかする年じゃねーっつの!」
杏子「大体あーいうお人形は着せ替えくらいしかできなくてつまんねーんだぞ!」
さやか「もってんじゃん」
杏子「あっ……ちくしょう!バレた!」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 03:14:43.19 ID:75C9bB8mO
ほむら「私のまどにゃんをホームレスみたいな生活にさせるわけにはいかないわ。この淫獣で我慢しなさい」ヒョイ
QB「やぁ」
杏子「こんな性別どころか種族まで意味不明な奴なんかを妹にできるかっ!」
QB「インキュベーターいじめ、いくない」
ほむら「こんなんでもサンドバッグの役割くらいはできるのよ」ベッキー!ベッキー!
QB「いだいいだい」
杏子「愛でるべき大事な妹はサンドバッグごときに勤まる役じゃねーんだよ!」
ほむら「あら?QBって結構可愛いと言えるでしょ?見るからに小動物」
杏子「お前は小動物をボコボコにすんのかよ…」
まどか「にゃん!喧嘩はよくないにゃん!」プンスカ
ほむら「やん!まどにゃん可愛い!」
杏子「こっちの小動物くれよ」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 03:21:20.49 ID:75C9bB8mO
ほむら「しつこい女は嫌われるわよ!まるでストーカーのようね!まどかからもいってやって!」
まどか「おねえちゃあーんっ!」ギュウ
杏子「おぉっ!まどかー!」ギュウ
ほむら「…………」
さやか「あたしもー!おねーちゃーんっ!」バッ
杏子「お前はいらん!」
さやか「えぇ……」
杏子「姉に勝る妹などいらんわ!」ツル
まどか「にゃん」ペタ
ほむら「それは同意」ナシ
さやか「」シュン
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 03:27:42.84 ID:75C9bB8mO
さやか「でも今って学校に住んでるんでしょ?」
杏子「あぁ。人気のない教室に巣を作ったんだ」
ほむら「あんたはクモか」
まどか「それはちょっと嫌にゃん」
杏子「えぇーっ」
ほむら「ざまぁないわね」ホムホム
まどか「だから今日からおねえちゃんは私の家に住むにゃん!」
ほむら「な…に…」
杏子「やった!持つべきものは妹だな!」ナデナデ
まどか「てぃひひ///」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 03:32:53.89 ID:75C9bB8mO
まどか宅
まどか「今日からここがおねえちゃんの家にゃん」
杏子「お、お世話になります…」
まどか「ただいまパパ!」ガチャ
まどか「………………いないの?」
杏子「まどか、このメモ…」
何故か突然ママが出張になったのでタツヤと一緒に付き添いにいってきます
強く生きてください
パパ
まどか「にゃ…に…」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 03:40:38.94 ID:75C9bB8mO
まどか「今日のご飯どうしよっかな…」
杏子「作れないの?」
まどか「味は保証できないかな…てぃひひ…」
杏子「あたしも無理だ…」
まどか「こんなことならお料理習っておけばよかったよ」
杏子「うーん…仕方ない、あいつを呼んでやるか」
まどか「あいつって…まさか」
杏子「呼ばれたら喜んで来てくれるだろうよ」プルルル
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 03:47:48.75 ID:75C9bB8mO
さやか「呼ばれて飛び出てさやかちゃん!」
まどか「わぁ!さやかちゃん!」
さやか「あたしを待ってたんでしょ?そうなんでしょ?まったくしょうがないなぁ!」
杏子「うぜー」
さやか「そんなこと言っちゃってぇ!あたしに頼りっきりのくっせにぃ!」
まどか「はいさやかちゃん。中までチョコたっぷりだよ」
さやか「わぁい!おいしいや!やっぱこれだね!」ムチャムチャ
杏子「餌付けされてるじゃねーか」
ほむら「まどかと仲良くしてんじゃないわよ美樹さやか」
杏子「どこから沸いてきた」
ほむら「失礼ね。まどかの家の前に息を潜めて張ってただけよ」ホムホッ!
杏子「ストーカーじゃねーか。怖いだろうが」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 03:55:16.21 ID:75C9bB8mO
マミさん宅
マミ「………」
QB「いたた…ただいまマミ」
マミ「あ、おかえりなさいQB」
QB「なんだか浮かない顔をしてるようだけど、どうしたんだい?」
マミ「今日のご飯どうしよっかなって…」
QB「きゅぷっ…インスタントはもうやだよ?」
マミ「だって…楽じゃないの」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 04:05:26.43 ID:75C9bB8mO
QB「マミはとても料理がうまいんだから作ればいいじゃないか」
マミ「でも…料理がうまくたって…自分くらいにしか作る機会ないし…」
QB「ぼ、僕がいるじゃないかマミ!!」
マミ「え?QBはこのキャットフードよ?」
QB「そんな!?」
さやか「あ、間違っちゃった」ドバァ
ほむら「何やってんのよ美樹さやか。使えないわね」ジャー
さやか「じゃあ転校生も手伝ってよ」ガキーン
ほむら「私はお湯係だから」シャバー
杏子「この助っ人頼りにならねぇ…」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 04:15:06.75 ID:75C9bB8mO
まどか「結局出前を取りました」
さやか「お寿司!お寿司!」
ほむら「私…魚ってそんな好きじゃないの。だから玉子とかをいただくわね」
さやか「そうなの?子供舌だな転校生はー」
ほむら「えぇ…私、魚って大嫌いだわ。特に人魚なんかぶっ倒したくなるわね」
さやか「…何故か殺気が漂ってるよ転校生…」
杏子「ほらまどか。あーん!」
まどか「あ、あーん…」パクン
杏子「おいしいか?」
まどか「うん!おねえちゃん///」
ほむら「………」
さやか「殺気が留まることを知らないよ!」ビクビク
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 04:25:07.67 ID:75C9bB8mO
杏子「まーどか!お風呂はいろーぜ!」
まどか「うん!」
ほむら「…………」ホムイライラ
ほむら「美樹さやか。ちょっと食後の運動しましょう」
さやか「へ?…う、運動…?」
ほむら「そう…ただの運動よ…さぁ…!」
さやか「う、うん…」
ギャァァァァー!!イターイ!イターイ!タスケテェェェェー!!
まどか「?なにか聞こえるような…」
杏子「ほっとけ」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 04:35:10.10 ID:75C9bB8mO
杏子「まどか。背中流してやるからここ来な」チョイチョイ
まどか「うん」
杏子「へへ…まどかの背中は小さいな」ゴシゴシ
まどか「そうかな?」
杏子「…昔な、こうして背中の流しっこした妹がいたんだよ」
まどか「え…」
杏子「もういないけど…今日はそんな妹とまた遊べたような気がして楽しかったよ」
杏子「ありがとな、まどか」
まどか「…今度は杏子おねえちゃんの背中流してあげる!」
杏子「え?お、おい。きゃ、きゃはははは!くすぐったいぞまどか!やはははは!」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 04:45:22.13 ID:75C9bB8mO
まどか「あがったよほむらちゃ…あがったにゃん」ホカホカ
杏子「次いいぞ」ホカホカ
ほむら「えぇ、今いくわ」
さやか「」
ほむら「ほらいくわよ美樹さやか」グイグイ
さやか「」ズルズル
まどか「…今さやかちゃんに似たなにかが引きずられていったよ…」
杏子「半けつだったな…」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 04:55:30.08 ID:75C9bB8mO
マミさん宅お風呂
マミ「ふぅ…」カポーン
マミ「なんだか今日も寂しい1日だったわ…」
マミ「今鹿目さん達はなにしてるのかしら…」
マミ「…遊びにきてくれないかな」
QB「マミには僕がついてるよ!!」ガチャ
マミ「きゃ、きゃぁぁぁぁ!?」
QB「寂しがることはない!!いつも傍にインキュベーター!!さぁ背中をながしてあげ…」グシャッ
マミ「いやー!覗きー!QBのえっちぃ!」
QB「わ…わけがわからない…よ…」ガクッ
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 05:05:19.75 ID:75C9bB8mO
さやか「まどかー、もうお布団敷いちゃっていーいー?」
まどか「いーよー」
杏子「ナチュラルに泊まる気かよ」
ほむら「あなたたちを二人っきりにするわけにはいかないわ。なにがあるかわかんないんだから」
杏子「そんな心配をするのはお前だけだ」
まどか「おねえちゃんは私のベッドで一緒に寝るにゃん!」ギュウ
杏子「お、おう…なんか照れるな///」
ほむら「ほらー!ほらー!」ホムバタバタ
杏子「い、いや!そういうつもりはないぞ!勘違いすんなよ!」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 05:15:16.73 ID:75C9bB8mO
まどか「みんなおやすみにゃん」
さやか「おやすみー!すぴー…」
ほむら「早っ…おやすみなさいまどにゃん」
杏子「腕枕してやろうかまどか?」
まどか「う、うん…ママと一緒に寝てた時以来かな…腕枕」
杏子「よく妹にしてやったよ。もうちょいこっちこい」
まどか「うん///」
ほむら(……私も早く寝ましょう…)ギチギチ
さやか「はいでででで…」
さやか「…………ふぇ?」グースカ
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 05:20:09.19 ID:75C9bB8mO
マミさん宅寝室
マミ「おやすみなさい…お父さんお母さん」
マミ「…………」
QB「寝付けないのかい?」
マミ「QB…」
QB「マミが眠くなるまで僕が退屈な話でもしていてあげるよ」
マミ「…ありがとね、QB」
QB「なぁに…僕はマミの保護者のようなものだからね」ニコッ
マミ「?あなたはペットよ?」
QB「そ、そんな!?」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 05:25:24.21 ID:75C9bB8mO
チュンチュン
まどか「ん…んー…おはよう杏子おねえちゃん」
杏子「むにゃ…もも…」
まどか「…杏子ちゃんに喜んでもらえてよかったなぁ…」
杏子「…むー」ギュギューッ
まどか「は、離れられないよ…抱き締めすぎだよおねえちゃん」
さやか「……むにゃ?…なんか苦しい…転校生?おーい」
ほむら「ほむ…ほむ…」スヤスヤ
さやか「転校生…ちょっと…寝ながら首絞めないで…ぎゅぶぶ…」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 05:30:22.51 ID:75C9bB8mO
ほむら「うー…?うるさいわよみひさや…ぐー…」
さやか「はなしなさいってのー」グイッ
ほむら「んんぅ!どこ行こうってのよ美樹さやか!あなたが起きたら寒いじゃない!」
さやか「あたしで暖をとるなよー!」
ほむら「あなたどうせ馬鹿なんだから起きてもしょうがないでしょうが。ここで抱き枕として…使われなはい…ぐー」ギュウ
さやか「いや…その…お、おしっこが…」プルプル
まどか「…お互い大変なことになったねさやかちゃん」プルプル
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 05:35:08.62 ID:75C9bB8mO
ジャー
さやか「ふぅ…危なかった…危機一髪だった」
ほむら「悪かったわよ…私朝弱いのよ」
さやか「友達の家で友達がいっぱいいる前でおもらしなんて洒落にならんから間に合ってよかったよ」
杏子「我慢してるときさやかの顔がどんどん青くなってって面白かったぞ」
まどか「私も危なかったんだよ?杏子ちゃん」
杏子「あれ!?おねえちゃんはどうした!?」
まどか「おしまいです」
杏子「そんなぁー…」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 05:40:08.19 ID:75C9bB8mO
ほむら「まどか…?わ、私もおしまいなの?」
まどか「おしまいです」
ほむら「私、まだまだまどかにやってもらいたいことあるのに!」
まどか「感謝ポイントが貯まったらまた媚びるよ!!」
ほむら「ほ、ほんと!?」
杏子「あ、あたしまどかの為に焼きそばパン買ってくるよ!」ダッシュ
ほむら「ずるい!じゃあ私はまどかの髪を整えて、制服を用意して…」アタフタ
さやか「……まどか、これって…」
まどか「てぃひひ。ね?最終的に私もお得になるんだよ?」
さやか「す、すげぇ!!まどかは本物の天才だ!!」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 05:45:20.81 ID:75C9bB8mO
杏子「へい!食事用意しやしたぁ!」サッ
ほむら「はい!鞄用意しました!いつでも出かける準備は出来てます!」サッ
まどか「ありがとお二人とも。感謝だよー」
杏ほむ「よしっ!」
さやか「あたしは今世界の縮図を見ている気分だよ…」
まどか「よし!学校いこぉー」
杏子「あぁっ!あたしの飯がねぇっ!」
ほむら「まだ顔も洗ってないわ!?」
さやか「簡単なのは作ったから早く食べなよ」ムチャムチャ
杏子「さんきゅーさやか!」
ほむら「万に一にも役に立つことがあったのね美樹さやか!」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 05:50:27.03 ID:75C9bB8mO
マミ「はぁ…今日も1人で学校かぁ…」トボトボ
マミ「さびしーな…」トボトボ
QB「僕がいるでしょマミ」
マミ「そうね…QBもいないよりはマシね…」
QB「きゅっぷい!そうだろう?」
まどか「あ!マミさんおはようございまーす!」
マミ「あ…!」パァァ
さやか「マミさーん!」
杏子「おーっす」
ほむら「おはよう…ふわぁ…」ホーム
マミ「おはよう!みんなおはよう!」ニッコー
QB「きゅぷぷぷぷ…!」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/31(土) 05:57:41.41 ID:75C9bB8mO
まどか「あ、そうだ!マミさんにも媚びるよ!!」
マミ「え?え?」
まどか「なにかしてほしいことはありませんか!?」
マミ「な、なら…!」
マミ「今日みんなで遊びにきて!!」
まどか「へい!喜んで!」
終わり
まどか「媚びるよ!!」