みりあ「えへへっ。みりあ、プロデューサーのことぜったいに離さないからね」
まだ痛いであろう、あの部分を庇うように、柔らかな肌を擦りつけるように強く、ギューッとしがみつく
みりあPP(以下P)「うん……好きだよ。みりあ」
いつも……アイドルとしてのみりあ相手なら、頭を撫でるだけだっただろう
しかし、お互いの気持ちを確かめあい、そして身体を重ねて愛し合った仲に至った以上……
ギューッ
みりあ「あ……うん……」
少し恥ずかしそうにしながら、やわらかい身体を強く抱きしめられたみりあは、頭を彼の胸に預ける
お互い裸であるからか、ドキドキという心音はいやでも伝わってて
みりあ「プロデューサー……みりあのこと離さないで……ね」
P「当たり前だろ。みりあは俺の女だからな」
みりあ「約束だから……」
気恥ずかしい想いをしながら思っていることを口にだす
そして、子どもが……いや実際まだ小学生だが、甘えてくるような声でこう囁く
みりあ「大好き……絶対に結婚してもらうから……」
そう言って小さな胸をトクトク謂わせながら、眠りについていった
2: ◆Vysj.4B9aySt 22/04/15(金) 23:00:45 ID:9Ikw
~~~~~~~~~~~~ホワンホワン
みりあ「って……」
梨沙「ダウト」
みりあ「えーっ!」
薫「そうだよー!みりあちゃん、昨日みりあちゃんのプロデューサーと一緒に帰っただけでー!
仁奈「って、プロデューサーが言ってやがりました!」
みりあ「うー、でもでも一緒にベッドまで入ったもん!」
梨沙「それも聞いたわ。入ったことは入ったけど、みりあが眠るまでだってね」
みりあ「うー!」
仁奈「嘘つきさんには、カツ丼をしんてーするのですよ!」
薫「カツ丼いっちょー!」
ゴトッ
みりあ「わーっ!おいしそーっ!」
「えっと……ううっ、刑事さんすみません。全部みりあがやったんです。」
「スラバ級巡洋艦を撃沈したのも、たわわの広告ケチつけて嘘ついたのも全部みりあなんです」
梨沙「アンタねぇ……」
みりあ「だから……」
「カツ丼、いただきまーす!」
ワーワーキャーキャー
夕美「……」
愛梨「ん?あれ?」ツンツン
夕美「……」ボーッ
藍子「えっと、どうしたんですか?」
夕美「あ……え、えっと、何でもないよっ」
志保「んー……カツ丼食べたいの?」
夕美「そ、そうじゃないよぉ~」
「ただ、ストレートに好きって言えて羨ましいなぁ……って」
愛梨、藍子、志保『……』
『あれで?』
夕美「えぇっ!?」
藍子「だって夕美さんって……」
愛梨「担当Pさんにいつも」
志保「好き好きコールしてるもんね」
夕美「えぇーっ!?そ、そんな……わ、私……?」ドギマギ
夕美「えーっ?!でも、みんなだって、らぶらぶでいちゃいちゃしてるじゃない!!」
志保「語彙」
愛梨「あ~、でも藍子ちゃんとプロデューサーさんならわかるかなぁ~」
藍子「え?えぇ……わ、私なんてちっとも……」テレテレ
志保「出張から帰って来たプロデューサーの洗濯物を、一切躊躇わず下着まで洗ったり干したりしていたアイドルは誰かなぁ?」
藍子「うぅ……志保さんだって、プロデューサーさんとよく同じコーヒーの匂いをさせながら同伴出勤してるじゃないですか」
志保「あ、あれは……その……」テレテレ
夕美「志保さんだって、ほらぁ」
愛梨「夜明けのコーヒーですかぁ。憧れちゃいますよ」
「私なんて、朝起きれないネボスケさんだから、いっつもプロデューサーに起こしてもらってますからぁ」
藍子「あー、こないだの撮影で関西行ったときですか?」
愛梨「はい、プロデューサーさんと別の部屋だったもんで、ついうっかりして……」
志保「パジャマの上だけで下着も穿かずにうろついてた話だっけ……」
愛梨「えへへ……お騒がせしました」
夕美「んー、カツ丼かぁ……」
志保「やっぱりお腹が空いてたんじゃ……」
夕美「じゃなくて、Pさんに……って」
藍子「材料はあったかなぁ?」
志保「ご飯はいつもあるし、玉子は雫ちゃんのがいっぱいあったよね」
夕美「カツは買ってこればいいから……うん、大丈夫!」
愛梨「わぁ、じゃあ作りにいきましょうか」
夕美「うんっ!」
ーー調理室前
夕美「一応、お醤油とか足らないものがないか見てくるね」ガチャ
唯「おろ?夕美さん?」
夕美「唯ちゃん?こんなとこでどうしたの?」
唯「ガッコーが終わって、お腹空いたから何か作うかなーって☆」
柚「わくわく」
莉嘉「わくわく」
友紀「わくわく」
唯「って」
夕美「あはは……」
ーー事情を話しました
唯「というワケでカツ丼で……」
三人『異議無し!!』
夕美「あははは……」
唯「ご飯はあるし、藍子ちゃんに時子さんお勧めのお店でトンカツのお肉を買ってきて……」
シュン
芳乃「おまたせしましてー」
藍子「えっと……芳乃ちゃんと会って……」
愛梨「芳乃ちゃんも食べたいって言うから……」
芳乃「ほー」
夕美「あはは……はぁ」
唯「ま、一人や二人ぐらいなんとかなるっしょ♪」
愛梨「唯ちゃん、それってフラグになりませんかぁ?」
唯「およ?」
ーー2時間後
唯「ふぅ……」
夕美「やっと終わった……」
藍子「」チーン
愛梨「あ、藍子ちゃーん!」
志保「なんで、今日にかぎって……」
~~~~~~~~~~~~ホワンホワン
~~~~~~~~~~~~ホワンホワン
唯「お待たせっ!カツ丼一丁!」
三人『わー』
ガツリ
友紀「うまいっ!」
莉嘉「ホント、お姉ちゃんの作るカツよりおいしい!」
柚「この卵の半熟加減が最高!」
唯「ダシはゆいの番組で使ってるヤツだからね♪」
藍子「美味しくないわけがないですから」
ガラッ
未央「あーっ!おいしそうな匂いだーっ!」
茜「これはカツ丼の匂いです!!」
裕子「カツ丼ですか?刑事ドラマの再現ですね!」
早苗「今は出さないみたいよ」
真尋「それより食べられるのかな?」
いつき「いつもお肉はお肉で食べてるから、丼なんて久しぶりかな?」
夕美「……材料はまだあるの?」
藍子「お肉が……多分足りるかなぁ?」
~~~~~~~~~~~~ホワンホワン
夕美「で、買ってきた分、全部無くなって……」
藍子「プロデューサーさんに作る分も出しちゃったから……」
愛梨「どうしましょうかぁ」
志保「えっと、出汁とご飯と玉子に……食パンがあるね」
「ちょっと待ってて」
夕美「志保さん?」
ジュージュー
愛梨「あれっ?この香りは……?」
夕美「フレンチトースト……?」
唯「でも、甘い香りがしないよ?」
志保「よしっ、これを……」
ジューッ
夕美「えーっ!ダシと卵を溶いたのに入れてる?」
志保「しっかりダシを染み込ませて」
唯「まるでカツ丼みたいに……食パンに玉子にダシって?」
愛梨「カツのバン粉の代用ですか?」
志保「できるから、ご飯余所っておいて?」
夕美「あ、はーい」
志保「じゃあ、完成」
「カツもどきのカツ丼でーす!」
夕美P(以下P)「で、お昼を食べたわけと」
夕美「えへへっ」
「ホントはPさんに作りたかったんだよ」
P「オレにか?せっかくの誕生日なのに」
夕美「誕生日だからだよ!」
P「そもそも、何でカツ丼なんだ?もっとオシャンティなのを作ればいいのに」
夕美「オシャンティって……」
「えっとね……刑事ドラマとかにあるでしょ。『刑事さんすみません。オレがやりました』『そうかカツ丼食うか?』って」
P「あるな。実際はやらないらしいが」
夕美「それで……」
「『ほら、吐いちゃって。Pさんが好きなのは夕美ちゃんだけだって』『うぅっ……すみません。僕は夕美一筋なんです』」
「ってやってほしくなって……」
P「……」
夕美「……(///)」
P「……」
夕美「……(///)」
P「……」
夕美「……(///)」
P「……」
夕美(うぅ……ち、沈黙がぁ……)
P「俺は夕美が大好きだ。夕美さえよければ、今すぐでも結婚したいと思ってる」
「だけど、その一方で夕美はアイドルで俺はプロデューサーだ。ファンの声がある上、会社組織の一員の俺は簡単にそうすることもできない」
「だから」
「二年以内にトップアイドルにして、その後引退。それから結婚。それが今の俺の目標だ」
「夕美」ガシッ
夕美「あぅ……(///)」
P「それまで待っててくれるか?」アゴクイ
夕美「ず、ずるいよ……『はい』か『Yes』しかない答なんて」
「でも」メヲトジル
「私も大好きだよ」チュッ
ーーこの後、激しく愛し合ったそうです
HAPPY BIRTHDAY AIBA YUMI
ちょっとまだ、おーぷんの仕様に慣れません
では、読んで下さった方へカツ丼を
元スレ
~~~~~~~~~~~~ホワンホワン
みりあ「って……」
梨沙「ダウト」
みりあ「えーっ!」
薫「そうだよー!みりあちゃん、昨日みりあちゃんのプロデューサーと一緒に帰っただけでー!
仁奈「って、プロデューサーが言ってやがりました!」
みりあ「うー、でもでも一緒にベッドまで入ったもん!」
梨沙「それも聞いたわ。入ったことは入ったけど、みりあが眠るまでだってね」
みりあ「うー!」
仁奈「嘘つきさんには、カツ丼をしんてーするのですよ!」
薫「カツ丼いっちょー!」
ゴトッ
みりあ「わーっ!おいしそーっ!」
「えっと……ううっ、刑事さんすみません。全部みりあがやったんです。」
「スラバ級巡洋艦を撃沈したのも、たわわの広告ケチつけて嘘ついたのも全部みりあなんです」
梨沙「アンタねぇ……」
みりあ「だから……」
「カツ丼、いただきまーす!」
3: ◆Vysj.4B9aySt 22/04/15(金) 23:07:40 ID:9Ikw
ワーワーキャーキャー
夕美「……」
愛梨「ん?あれ?」ツンツン
夕美「……」ボーッ
藍子「えっと、どうしたんですか?」
夕美「あ……え、えっと、何でもないよっ」
志保「んー……カツ丼食べたいの?」
夕美「そ、そうじゃないよぉ~」
「ただ、ストレートに好きって言えて羨ましいなぁ……って」
愛梨、藍子、志保『……』
『あれで?』
夕美「えぇっ!?」
藍子「だって夕美さんって……」
愛梨「担当Pさんにいつも」
志保「好き好きコールしてるもんね」
夕美「えぇーっ!?そ、そんな……わ、私……?」ドギマギ
4: ◆Vysj.4B9aySt 22/04/15(金) 23:18:38 ID:9Ikw
夕美「えーっ?!でも、みんなだって、らぶらぶでいちゃいちゃしてるじゃない!!」
志保「語彙」
愛梨「あ~、でも藍子ちゃんとプロデューサーさんならわかるかなぁ~」
藍子「え?えぇ……わ、私なんてちっとも……」テレテレ
志保「出張から帰って来たプロデューサーの洗濯物を、一切躊躇わず下着まで洗ったり干したりしていたアイドルは誰かなぁ?」
藍子「うぅ……志保さんだって、プロデューサーさんとよく同じコーヒーの匂いをさせながら同伴出勤してるじゃないですか」
志保「あ、あれは……その……」テレテレ
夕美「志保さんだって、ほらぁ」
愛梨「夜明けのコーヒーですかぁ。憧れちゃいますよ」
「私なんて、朝起きれないネボスケさんだから、いっつもプロデューサーに起こしてもらってますからぁ」
藍子「あー、こないだの撮影で関西行ったときですか?」
愛梨「はい、プロデューサーさんと別の部屋だったもんで、ついうっかりして……」
志保「パジャマの上だけで下着も穿かずにうろついてた話だっけ……」
愛梨「えへへ……お騒がせしました」
5: ◆Vysj.4B9aySt 22/04/15(金) 23:22:59 ID:9Ikw
夕美「んー、カツ丼かぁ……」
志保「やっぱりお腹が空いてたんじゃ……」
夕美「じゃなくて、Pさんに……って」
藍子「材料はあったかなぁ?」
志保「ご飯はいつもあるし、玉子は雫ちゃんのがいっぱいあったよね」
夕美「カツは買ってこればいいから……うん、大丈夫!」
愛梨「わぁ、じゃあ作りにいきましょうか」
夕美「うんっ!」
6: ◆Vysj.4B9aySt 22/04/15(金) 23:33:12 ID:9Ikw
ーー調理室前
夕美「一応、お醤油とか足らないものがないか見てくるね」ガチャ
唯「おろ?夕美さん?」
夕美「唯ちゃん?こんなとこでどうしたの?」
唯「ガッコーが終わって、お腹空いたから何か作うかなーって☆」
柚「わくわく」
莉嘉「わくわく」
友紀「わくわく」
唯「って」
夕美「あはは……」
7: ◆Vysj.4B9aySt 22/04/15(金) 23:41:03 ID:9Ikw
ーー事情を話しました
唯「というワケでカツ丼で……」
三人『異議無し!!』
夕美「あははは……」
唯「ご飯はあるし、藍子ちゃんに時子さんお勧めのお店でトンカツのお肉を買ってきて……」
シュン
芳乃「おまたせしましてー」
藍子「えっと……芳乃ちゃんと会って……」
愛梨「芳乃ちゃんも食べたいって言うから……」
芳乃「ほー」
夕美「あはは……はぁ」
唯「ま、一人や二人ぐらいなんとかなるっしょ♪」
愛梨「唯ちゃん、それってフラグになりませんかぁ?」
唯「およ?」
8: ◆Vysj.4B9aySt 22/04/16(土) 00:06:10 ID:fYDG
ーー2時間後
唯「ふぅ……」
夕美「やっと終わった……」
藍子「」チーン
愛梨「あ、藍子ちゃーん!」
志保「なんで、今日にかぎって……」
~~~~~~~~~~~~ホワンホワン
9: ◆Vysj.4B9aySt 22/04/16(土) 00:07:23 ID:fYDG
~~~~~~~~~~~~ホワンホワン
唯「お待たせっ!カツ丼一丁!」
三人『わー』
ガツリ
友紀「うまいっ!」
莉嘉「ホント、お姉ちゃんの作るカツよりおいしい!」
柚「この卵の半熟加減が最高!」
唯「ダシはゆいの番組で使ってるヤツだからね♪」
藍子「美味しくないわけがないですから」
ガラッ
未央「あーっ!おいしそうな匂いだーっ!」
茜「これはカツ丼の匂いです!!」
裕子「カツ丼ですか?刑事ドラマの再現ですね!」
早苗「今は出さないみたいよ」
真尋「それより食べられるのかな?」
いつき「いつもお肉はお肉で食べてるから、丼なんて久しぶりかな?」
夕美「……材料はまだあるの?」
藍子「お肉が……多分足りるかなぁ?」
10: ◆Vysj.4B9aySt 22/04/16(土) 00:17:00 ID:fYDG
~~~~~~~~~~~~ホワンホワン
夕美「で、買ってきた分、全部無くなって……」
藍子「プロデューサーさんに作る分も出しちゃったから……」
愛梨「どうしましょうかぁ」
志保「えっと、出汁とご飯と玉子に……食パンがあるね」
「ちょっと待ってて」
夕美「志保さん?」
ジュージュー
愛梨「あれっ?この香りは……?」
夕美「フレンチトースト……?」
唯「でも、甘い香りがしないよ?」
志保「よしっ、これを……」
ジューッ
夕美「えーっ!ダシと卵を溶いたのに入れてる?」
志保「しっかりダシを染み込ませて」
唯「まるでカツ丼みたいに……食パンに玉子にダシって?」
愛梨「カツのバン粉の代用ですか?」
志保「できるから、ご飯余所っておいて?」
夕美「あ、はーい」
11: ◆Vysj.4B9aySt 22/04/16(土) 00:19:50 ID:fYDG
志保「じゃあ、完成」
「カツもどきのカツ丼でーす!」
夕美P(以下P)「で、お昼を食べたわけと」
夕美「えへへっ」
「ホントはPさんに作りたかったんだよ」
P「オレにか?せっかくの誕生日なのに」
夕美「誕生日だからだよ!」
14: ◆Vysj.4B9aySt 22/04/16(土) 11:40:48 ID:fYDG
P「そもそも、何でカツ丼なんだ?もっとオシャンティなのを作ればいいのに」
夕美「オシャンティって……」
「えっとね……刑事ドラマとかにあるでしょ。『刑事さんすみません。オレがやりました』『そうかカツ丼食うか?』って」
P「あるな。実際はやらないらしいが」
夕美「それで……」
「『ほら、吐いちゃって。Pさんが好きなのは夕美ちゃんだけだって』『うぅっ……すみません。僕は夕美一筋なんです』」
「ってやってほしくなって……」
15: ◆Vysj.4B9aySt 22/04/16(土) 11:47:49 ID:fYDG
P「……」
夕美「……(///)」
P「……」
夕美「……(///)」
P「……」
夕美「……(///)」
P「……」
夕美(うぅ……ち、沈黙がぁ……)
P「俺は夕美が大好きだ。夕美さえよければ、今すぐでも結婚したいと思ってる」
「だけど、その一方で夕美はアイドルで俺はプロデューサーだ。ファンの声がある上、会社組織の一員の俺は簡単にそうすることもできない」
「だから」
「二年以内にトップアイドルにして、その後引退。それから結婚。それが今の俺の目標だ」
「夕美」ガシッ
夕美「あぅ……(///)」
P「それまで待っててくれるか?」アゴクイ
夕美「ず、ずるいよ……『はい』か『Yes』しかない答なんて」
「でも」メヲトジル
「私も大好きだよ」チュッ
ーーこの後、激しく愛し合ったそうです
HAPPY BIRTHDAY AIBA YUMI
16: ◆Vysj.4B9aySt 22/04/16(土) 11:49:07 ID:fYDG
ちょっとまだ、おーぷんの仕様に慣れません
では、読んで下さった方へカツ丼を
夕美「カツ丼一丁!」みりあ「お待たせしましたぁ!」