SS速報VIP:【ゆるゆり×惨劇館】七森中の惨劇【閲覧注意】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1455877711/1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:28:32.27 ID:PzjbkWiC0
ホラーマンガ惨劇館とゆるゆりのクロスです。
グロい描写あるので閲覧注意です。
ゆるゆりキャラが殺される描写に拒否反応のある方は、本当にオススメできません。
無理に読んで気分を害されても、責任は取れません。
大丈夫な方のみどうぞ。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1455877711
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:30:14.36 ID:PzjbkWiC0
御茶漬海苔「ようこそ、惨劇館へ」
御茶漬海苔「館の案内人の御茶漬海苔です。どうかよろしく」
御茶漬海苔「今回は、ゆるゆりの舞台となっている七森中についてのお話です」
御茶漬海苔「では、こちらへどうぞ」
『超能力』
ごらく部部室・・・・・・・・・・・・
ザァァァァァァァァァァァァァァァ・・・・・・
京子「嫌な雨だねぇー」
結衣「ほんとだよな。こう続くと気分が憂鬱になるよ」
ちなつ「なんか、明るくなるような話しましょうよ」
あかり「昨日のテレビの話とかは?」
京子「テレビか。そう言えば、超能力の番組やってたよなー」
結衣「そうそう。あれ本当なのかな」
ちなつ「箱の中身透視したり、手使わないで物動かしたりですよね」
あかり「あー、やってたねー」
京子「私にも、もしかして超能力あるかもねー」
結衣「京子に?あるわけないだろ」
ちなつ「あったとしても、ロクでもないのしかなさそうですね」
あかり「本当にあったらすごいよぉ」
京子「ちょっと、試しに・・・うーん。おっ、結衣の心が読めた!」
結衣「ホントか?」
ちなつ「なんて思ってるんですか?」
京子「私に、ラムレーズン買ってきてあげようって思ってるだろー」
結衣「バカかお前は」
ちなつ「ホントにしょーもない・・・」
あかり「あはは」
あかり「・・・じゃあ、あかりも挑戦してみよっかな」
結衣「あかりが?」
京子「透明になるとか?」
あかり「もう、京子ちゃんてば!」
結衣「あっはっは。京子はひどいな」
京子「にしし・・・」
ちなつ「あかりちゃんがかわいそうですよ」
あかり「・・・よーし。じゃあこの湯のみを手を使わないで
動かしちゃうんだから!」
京子「おー、出来たらすごいぞー」
ちなつ「ほんとに出来たらテレビに出れますね」
あかり「えいっ、えいっ」
結衣「あはは・・・」
京子「あかりー、まだー?」
ちなつ「あかりちゃん、がんばれー」
あかり「・・・ふぅ。やっぱり無理だよねぇ」
結衣「諦めるの早いなぁ」
京子「透明になるの試してみたらー?」
ちなつ「もう京子センパイってば」
あかり「もーっ、京子ちゃんに、えいっ!」
京子「うわー、やられたぁー」
結衣「おー、出来たじゃん。あははは・・・」
ちなつ「バカな事やってないで。お茶入れなおして来ますね」スク
あかり「やっぱり、そう簡単に超能力なんて出来ないよねぇ・・・」
結衣「テレビのやらせかも知れないよな」
京子「あー、結衣はロマンがないねぇー」
バキッ
ちなつ(え?湯のみが・・・?)
ザァァァァァァァァァァァァァァァ・・・・・・
京子「どしたのー?」
ちなつ「え、いえ・・・。あかりちゃんの湯のみが割れて・・・」
結衣「え?」
京子「・・・まさか」
結衣「本当に?」
ちなつ「あかりちゃんに超能力が・・・?」
あかり「え?」
あかり「そ、そんなただの偶然だよぉ」
結衣「そ、そうだよな。偶然だよな」
京子「あー、心臓に悪いわ」
ちなつ「あ、ゆ、湯のみ新しいのにしますね」
ビキッ
京子「痛っ!」
結衣「京子・・・?」
ちなつ「京子センパイ?どうしたんですか?」
あかり「京子ちゃん?」
京子「あ、足が・・・ぎゃっ!」
ビキッ ビキッ
結衣「お、おい大丈夫か?」
ちなつ「きょ、京子センパイ、足が折れ曲が・・・!」
京子「いたい、いたいいたいいだいっ!」
ビキッボキッ
京子「ッギャアアアアアアアアッ!」
結衣「お、おいしっかりしろ!」
ちなつ「い、いや・・・。嫌ぁーっ!」
あかり「あ、あ・・・!」
京子「・・・あ、あかり・・・やめて・・・・・・お願・・・ぐぅえぇっ!」
ボキッ ベキッ ブチッ
結衣「お、おいあかり!止めろ!早く!」
あかり「ち、違うの・・・。あかり、何もしてない!」
ちなつ「あ・・・あ・・・内臓が・・・飛び・・・」
ブチィッ ブシュゥ
京子「ゴブッ!おぅえっ・・・・・・・・・ゆ・・・い・・・た・・・・・・す・・・」
結衣「きょ、京子・・・。京子ぉーっ!」
ちなつ「嫌・・・。嫌ぁーっ!」
バキ・・・グチャ・・・
京子「ぐ・・・ぶ・・・・・・・・・」
京子「・・・・・・・・・・・・・・・」
結衣「あ・・・あ・・・」
ちなつ「い、いや・・・」
あかり「京子ちゃん・・・。京子ちゃあーんっ!」
あかり「死ん・・・じゃったの・・・?」
ちなつ「うっ・・・おうぇっ!・・・うう・・・」
あかり「きゅ、救急車・・・」
結衣「・・・」
結衣「・・・あかり」
あかり「な、なに・・・?」
結衣「・・・京子を・・・返せよ」
あかり「え・・・?」
結衣「京子を・・・返せよ!」
あかり「ゆ、結衣ちゃん?」
結衣「お前がやったんだろ!ちょっとからかわれたくらいで・・・」
あかり「知らない・・・あかり、何もしてない!」
結衣「嘘だろ!湯のみが割れたのだって・・・」
ビキッ
結衣「痛っ!」
あかり「ゆ、結衣ちゃ・・・」
結衣「・・・あかり・・・私達がそんなに憎かっ・・・?」
ビキッ ペキ
あかり「違う・・・違うの・・・!」
結衣「ずっと・・・。仲良しだと思ってた・・・ぐうっ!」
ビキッ ベキッ・・・
ちなつ「あ・・・あ・・・嫌・・・。結衣センパイ・・・」
あかり「ゆ、結衣ちゃん・・・。結衣ちゃん!」
結衣「あ、あかり、どうし・・・痛い、いたいいたいいたい・・・!」
ベキャッ ボキッ
結衣「ギャァァァァーーッ!」
ちなつ「きゃぁぁー!」
あかり「い、いや・・・いやぁぁっ!」
結衣「ギャァァァァッ!痛い・・・痛いよぉ・・・」
ビキ バキッ
ちなつ「あかりちゃん、お願い!やめて!」
あかり「知らない・・・知らないよぉ・・・!」
ブチッ ブシュゥ
結衣「ごぶっ・・・・・・ぐ・・・・・・」
ちなつ「いや、嫌ぁ!」
あかり「あっ、あ・・・」
ベキ・・・パキ・・・
結衣「あ・・・・・・が・・・・」
結衣「・・・・・・・・・・・・・・」
ちなつ「あ・・・」ガチガチガチガチ・・・
あかり「ゆ・・・い・・・ちゃ・・・」
ちなつ「嫌ぁ、結衣センパイ・・・。結衣センパーイっ!」
ちなつ「・・・あかりちゃん」
あかり「え・・・」
ちなつ「私も、殺すの・・・?」
あかり「ち・・・違・・・」
ちなつ「殺さないで・・・」ガチガチガチガチ・・・
あかり「ちなつちゃん、聞いて・・・」
ちなつ「やっ、嫌・・・」ダッ
ちなつ「来ないで!」
あかり「果物ナイフ・・・!あ、危ないからしまおうよ・・・」
ちなつ「殺さないで、あかりちゃん。お願いだから・・・ね?」
あかり「お・・・落ち着いてよちなつちゃん・・・」
ちなつ「何か、気に障ってたなら・・・謝るからさ・・・」ジリ・・・
あかり「それ、しまおうよ・・・」
ちなつ「・・・私達、友達でしょう・・・?」ジリ・・・
あかり「ちなつちゃん・・・?ナイフを置いて、ね?」
ちなつ「私、まだ死にたくない・・・死にたくないの・・・」ジリ・・・ジリ・・・
あかり「ち、ちなつちゃん・・・」
ちなつ「だから・・・」
ちなつ「殺さないでぇぇぇっ!」バッ
あかり「きゃぁぁぁーっ!」
ザクッ ブシュゥ
ちなつ「ハァ、ハァ・・・」
ちなつ「あ、あかりちゃん・・・?」
ちなつ「あかりちゃん・・・あかりちゃん!」
ちなつ「・・・」
ちなつ「・・・ごめんね、あかりちゃん・・・私、怖くて・・・」
ちなつ「けど・・・許してくれるよね・・・?」
ちなつ「私達・・・友達だよね?」
ちなつ「だから・・・」
ビキッ
ちなつ「え・・・」
ちなつ「嘘・・・でしょ・・・」
ちなつ「やだ・・・やだ・・・!」
バキ ポキッ
ちなつ「やだぁぁぁぁぁぁぁっ!」
ザァァァァァァァァァァァァァァァ・・・・・・
あかり「う・・・?」
あかり「痛っ・・・刺された跡・・・」
あかり「・・・そうだ、ちなつちゃ・・・!」
あかり「あ・・・」
あかり「・・・いや・・・・・・」
あかり「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
御茶漬海苔「ひとり彼女を残し、皆は不可解な死を遂げました」
御茶漬海苔「果たして、これは彼女の力だったのでしょうか?」
御茶漬海苔「場面は変わって、生徒会室へと移ります」
『思い出』
生徒会室・・・・・・・・・・・・
ザァァァァァァァァァァァァァァァ・・・・・・
向日葵「・・・本当に、嫌な雨ですわね」
向日葵「こんな日は、気分が沈みますわ・・・」
向日葵「・・・そう。今日は特に」
向日葵「・・・」
向日葵「思えば・・・あれはこんな雨の日でしたわね」
向日葵「櫻子が、迷子になっちゃって・・・」
向日葵「必死に探したら」
向日葵「結局、隣町の公園で」
向日葵「大泣きしてたわね」
向日葵「その時の櫻子ったら、飛びついて来て・・・フフ」
向日葵「もう絶対一人にしないで、なんて」
向日葵「そんな事言ってましたわね」
向日葵「はぁ・・・。懐かしいですわ」
向日葵「あれから、5年ですか・・・」
向日葵「昨日のことのように思い出しますわ」
向日葵「それから、2人とも中学校に上がって・・・」
向日葵「いつの間にか、ケンカばかりするようになっちゃって」
向日葵「一体、どうしたら良かったんでしょうね」
向日葵「そう言えば、この前の雨の日も・・・櫻子ったら、傘を持ってきてなくて」
向日葵「一緒に傘に入るの嫌だからと言って」
向日葵「一人、ずぶ濡れで帰っちゃって」
向日葵「全く・・・。かわいげのない・・・」
向日葵「それで、結局風邪をひいて」
向日葵「看病、大変でしたわ」
向日葵「・・・ハァ。本当に櫻子はいつもいつも」
向日葵「人に迷惑ばっかりかけて・・・」
向日葵「・・・私が言わなければ、宿題の一つもしないで遊んでばかり」
向日葵「本当に、困ったものですわ」
向日葵「人の気も知らないで・・・全く」
向日葵「こっちの身にも、なって欲しいものですわ・・・」
向日葵「だいたい、櫻子は」
向日葵「ワガママを言い過ぎです」
向日葵「何かと言えば、すぐにケンカ腰で・・・」
向日葵「大嫌いだ、なんて言うから」
向日葵「・・・」
向日葵「・・・ふぅ」
向日葵「・・・どうして、こうなっちゃったんでしょうね」
向日葵「櫻子」
櫻子「・・・」
向日葵「聞いてますの?」
向日葵「櫻子」
向日葵「櫻子」
ザクッ
向日葵「櫻子」
ザクッ ブシュゥ
向日葵「櫻子」
ザクッ
ザクッ
向日葵「櫻子」
ガラ
綾乃「あら、電気ついてないわね」パチ
綾乃「え・・・?」
向日葵「あら杉浦先輩」
綾乃「古川さん、そのハサミ、それと血・・・ヒィッ!」
向日葵「ああ、これ・・・」
向日葵「櫻子が・・・私のこと大嫌いだなんて言うものですから、つい・・・」
綾乃「あ、あ・・・」ガチガチガチガチ・・・
向日葵「・・・櫻子は、一人が嫌でしたわね」
向日葵「ですから、杉浦先輩も・・・ね・・・?」ユラ・・・
綾乃「い、いや・・・」
綾乃「嫌ぁぁぁぁぁっ!」
ザクッ
ガラ
千歳「遅くなってごめんなぁー」
千歳「・・・え?」
ザクッ ブシュゥ
屋上・・・・・・・・・・・・
ザァァァァァァァァァァァァァァァ・・・・・・
向日葵「・・・」
向日葵「・・・櫻子」
向日葵「今、行きますわ」
向日葵「一人には・・・しませんわよ・・・」
フラ・・・
ドチャッ
御茶漬海苔「愛情は、深ければ深いほど裏返った時に憎しみへと変わります」
御茶漬海苔「きっと、彼女は心の底から彼女の事を愛していたのでしょう」
御茶漬海苔「場面は変わり、警察署へと移ります」
『目覚め』
取調室
あかり「・・・・・・・・・」
取調室の隣室
刑事「今回の事件の重要参考人が、あの子か」
部下「ええ・・・」
刑事「見た目はかわいらしい女の子にしか見えんが」
部下「そうですね」
刑事「しかし、妙な事件だよなぁ。部活・・・。ごらく部?だっけか。その子達が・・・」
部下「ええ。みんなとても人の仕業とは思えない力で」
刑事「原型を止めないくらいに、グチャグチャか・・・」
刑事「本当に、あの子が犯人なのか?」
部下「さぁ・・・」
刑事「で、彼女は何か言ってたか?」
部下「それが・・・何もしてない、何も知らないと泣くばかりで・・・」
刑事「・・・そうか」
刑事「それと、同じ中学校でもう1つ事件があったよな?」
部下「ええ。生徒会室で3人が刺殺され、一人は自殺・・・」
刑事「・・・全く」
刑事「あの中学校で、何が起こってるんだろうな?」
部下「さぁ・・・。近頃の中学生は何を考えてるかわかりませんね」
刑事「・・・時折起こる、アン・ソルバーブド事件か」
部下「アン・・・?何ですかそれは?」
刑事「君も、少しは勉強したまえ。解決不能な事件の事だ」
部下「す、すいません・・・」
刑事「例えば、1976年に起こった山小屋首切断事件とかな」
部下「それは・・・?」
刑事「ああ。ある山の山小屋での事件なんだが・・・」
刑事「その山小屋に宿泊していた登山客全員が、首を切断されて死んでいた」
部下「犯人は・・・?」
刑事「それが・・・ただ切られてたんじゃない」
刑事「首が、ものすごい力で360度ぐるっとねじ切られていたんだ」
部下「・・・」
刑事「これは、解決不能事件として警視庁のファイルに残っている」
刑事「それから、最近だと一家惨殺事件があっただろ?」
部下「ああ、ありましたね」
刑事「あれは、表向き無理心中という事になってるが・・・」
刑事「遺体の傷跡が、どうもおかしい」
部下「というと・・・?」
刑事「まるで、クマか何かに食い荒らされたとしか説明がつかないんだ」
刑事「住宅街の、ど真中でだぞ?」
部下「・・・」
刑事「これらの事件は、一まとめになって警視庁の解決不能事件ファイルに収まっている」
刑事「まぁ、よほどの物好きでないと覗かんだろうがな」
部下「今回の事件も、同様のものだと・・・?」
刑事「・・・ああ」
刑事「・・・この仕事をしていると、時折」
刑事「実は、オレ達の信じている常識なんてものは、本当は薄っぺらな紙みたいなもので・・・」
刑事「裏には、はるかに恐ろしい何かが、ずっと昔から存在している・・・」
刑事「そんな気持ちになる時がある」
部下「・・・」
刑事「・・・まぁ、おしゃべりが過ぎたな」
刑事「とにかく、彼女もだいぶ落ち着いたようだし、もう一度話を・・・」
ガチャ
刑事「・・・?」
刑事「君。ここは関係者以外立入り禁」
ドッ
ゴロ・・・
部下「え?刑・・・」
ザクッ
ドサ
あかね「・・・・・・・・・」
ガチャ
あかり「え・・・?」
あかり「お姉ちゃん・・・?」
あかね「・・・」
あかね「・・・」サッ
あかり「ど、どうしたのお姉ちゃん・・・?膝まづいて・・・」
あかね「かねてより、この日をお待ちしておりました」
あかね「ついに、目覚めの時が訪れたですね・・・」
あかり「え・・・?」
あかね「聞いて下さい」
あかね「あなたは、人間ではないのです・・・」
あかり「え・・・」
あかね「あなたは、悪魔の生まれ変わり・・・」
あかね「地上を混乱させるべく、運命づけられた者なのです」
あかり「お、お姉ちゃん?一体、何の話?」
あかね「この頃、残虐な夢を見たことは?」
あかね「身の回りで、凄惨な事件が起こりませんでしたか?」
あかね「そして、不思議な力が発揮されたりは・・・?」
あかり「う・・・」
あかね「そもそも、私はあなたの姉ではありません」
あかね「あなたがその本性に目覚めるまで、そばで見守っていた下僕です」
あかり「嘘・・・」
あかね「嘘ではありません。その証拠に、ほら・・・」
あかね「あなたの腕の先から、だんだん悪魔のものに・・・」
あかり「あ、あ・・・!」
あかり「いや、・・・いや!」
あかね「心配せずとも、人だった記憶はじきになくなります」
あかね「さぁ共に、世界をめちゃめちゃにしてやりましょう・・・」
あかり「いや・・・」
あかり「いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
ザァァァァァァァァァァァァァァァ・・・・・・
あかりの部屋
あかり「嫌っ、嫌ぁ!」
ガチャ
あかね「あかり?」
あかり「いやぁ、やだ!やだよぉ・・・」
あかね「ど、どうしたの?落ち着いて、あかり」
あかり「ひぐっ、えぐ・・・お、お姉ちゃんなの・・・?」
あかね「大丈夫・・・?こんな夜中に大声あげるから、ビックリしたわよ」
あかり「うっ、う・・・みんなが・・・みんなが死んじゃって・・・。あかりが・・・」
あかね「あらあら、怖い夢を見たのね・・・」
あかね「・・・じゃあ、落ち着くまでお姉ちゃんが一緒にいてあげるわ」
あかり「うっ、グス・・・」
ザァァァァァァァァァァァァァァァ・・・・・・
あかね「・・・どう?もう落ち着いた?」
あかり「うん・・・。ありがとう、お姉ちゃん」
あかね「うふふ・・・。いいのよ。じゃあ電気消すわね。お休み、あかり」
あかり「うん・・・」
パチ、ガチャ
あかね(・・・)
あかね(・・・)ニヤリ
御茶漬海苔「これまでの惨劇は、果たしてただの夢だったのでしょうか?」
御茶漬海苔「そして、彼女が最後に残した微笑みの意味は?」
御茶漬海苔「謎を残したままですが、そろそろ閉館の時間となります」
御茶漬海苔「またのご来館を」
御茶漬海苔「お待ちしております」
終り
やっぱ惨劇館ったらザァァァとザクッ ブシュゥですね。
読んでくれて感謝です
元スレ
御茶漬海苔「ようこそ、惨劇館へ」
御茶漬海苔「館の案内人の御茶漬海苔です。どうかよろしく」
御茶漬海苔「今回は、ゆるゆりの舞台となっている七森中についてのお話です」
御茶漬海苔「では、こちらへどうぞ」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:31:38.16 ID:PzjbkWiC0
『超能力』
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:33:13.08 ID:PzjbkWiC0
ごらく部部室・・・・・・・・・・・・
ザァァァァァァァァァァァァァァァ・・・・・・
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:33:49.52 ID:PzjbkWiC0
京子「嫌な雨だねぇー」
結衣「ほんとだよな。こう続くと気分が憂鬱になるよ」
ちなつ「なんか、明るくなるような話しましょうよ」
あかり「昨日のテレビの話とかは?」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:35:01.68 ID:PzjbkWiC0
京子「テレビか。そう言えば、超能力の番組やってたよなー」
結衣「そうそう。あれ本当なのかな」
ちなつ「箱の中身透視したり、手使わないで物動かしたりですよね」
あかり「あー、やってたねー」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:35:47.40 ID:PzjbkWiC0
京子「私にも、もしかして超能力あるかもねー」
結衣「京子に?あるわけないだろ」
ちなつ「あったとしても、ロクでもないのしかなさそうですね」
あかり「本当にあったらすごいよぉ」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:36:29.34 ID:PzjbkWiC0
京子「ちょっと、試しに・・・うーん。おっ、結衣の心が読めた!」
結衣「ホントか?」
ちなつ「なんて思ってるんですか?」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:37:40.31 ID:PzjbkWiC0
京子「私に、ラムレーズン買ってきてあげようって思ってるだろー」
結衣「バカかお前は」
ちなつ「ホントにしょーもない・・・」
あかり「あはは」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:38:17.38 ID:PzjbkWiC0
あかり「・・・じゃあ、あかりも挑戦してみよっかな」
結衣「あかりが?」
京子「透明になるとか?」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:39:06.40 ID:PzjbkWiC0
あかり「もう、京子ちゃんてば!」
結衣「あっはっは。京子はひどいな」
京子「にしし・・・」
ちなつ「あかりちゃんがかわいそうですよ」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:39:56.82 ID:PzjbkWiC0
あかり「・・・よーし。じゃあこの湯のみを手を使わないで
動かしちゃうんだから!」
京子「おー、出来たらすごいぞー」
ちなつ「ほんとに出来たらテレビに出れますね」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:40:50.65 ID:PzjbkWiC0
あかり「えいっ、えいっ」
結衣「あはは・・・」
京子「あかりー、まだー?」
ちなつ「あかりちゃん、がんばれー」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:41:33.61 ID:PzjbkWiC0
あかり「・・・ふぅ。やっぱり無理だよねぇ」
結衣「諦めるの早いなぁ」
京子「透明になるの試してみたらー?」
ちなつ「もう京子センパイってば」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:42:10.57 ID:PzjbkWiC0
あかり「もーっ、京子ちゃんに、えいっ!」
京子「うわー、やられたぁー」
結衣「おー、出来たじゃん。あははは・・・」
ちなつ「バカな事やってないで。お茶入れなおして来ますね」スク
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:43:01.77 ID:PzjbkWiC0
あかり「やっぱり、そう簡単に超能力なんて出来ないよねぇ・・・」
結衣「テレビのやらせかも知れないよな」
京子「あー、結衣はロマンがないねぇー」
バキッ
ちなつ(え?湯のみが・・・?)
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:44:06.84 ID:PzjbkWiC0
ザァァァァァァァァァァァァァァァ・・・・・・
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:46:00.91 ID:PzjbkWiC0
京子「どしたのー?」
ちなつ「え、いえ・・・。あかりちゃんの湯のみが割れて・・・」
結衣「え?」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:47:04.12 ID:PzjbkWiC0
京子「・・・まさか」
結衣「本当に?」
ちなつ「あかりちゃんに超能力が・・・?」
あかり「え?」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:48:14.63 ID:PzjbkWiC0
あかり「そ、そんなただの偶然だよぉ」
結衣「そ、そうだよな。偶然だよな」
京子「あー、心臓に悪いわ」
ちなつ「あ、ゆ、湯のみ新しいのにしますね」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:49:09.94 ID:PzjbkWiC0
ビキッ
京子「痛っ!」
結衣「京子・・・?」
ちなつ「京子センパイ?どうしたんですか?」
あかり「京子ちゃん?」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:50:29.48 ID:PzjbkWiC0
京子「あ、足が・・・ぎゃっ!」
ビキッ ビキッ
結衣「お、おい大丈夫か?」
ちなつ「きょ、京子センパイ、足が折れ曲が・・・!」
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:51:28.15 ID:PzjbkWiC0
京子「いたい、いたいいたいいだいっ!」
ビキッボキッ
京子「ッギャアアアアアアアアッ!」
結衣「お、おいしっかりしろ!」
ちなつ「い、いや・・・。嫌ぁーっ!」
あかり「あ、あ・・・!」
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:52:42.66 ID:PzjbkWiC0
京子「・・・あ、あかり・・・やめて・・・・・・お願・・・ぐぅえぇっ!」
ボキッ ベキッ ブチッ
結衣「お、おいあかり!止めろ!早く!」
あかり「ち、違うの・・・。あかり、何もしてない!」
ちなつ「あ・・・あ・・・内臓が・・・飛び・・・」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:53:52.09 ID:PzjbkWiC0
ブチィッ ブシュゥ
京子「ゴブッ!おぅえっ・・・・・・・・・ゆ・・・い・・・た・・・・・・す・・・」
結衣「きょ、京子・・・。京子ぉーっ!」
ちなつ「嫌・・・。嫌ぁーっ!」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:55:01.93 ID:PzjbkWiC0
バキ・・・グチャ・・・
京子「ぐ・・・ぶ・・・・・・・・・」
京子「・・・・・・・・・・・・・・・」
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:56:34.20 ID:PzjbkWiC0
結衣「あ・・・あ・・・」
ちなつ「い、いや・・・」
あかり「京子ちゃん・・・。京子ちゃあーんっ!」
28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:57:25.12 ID:PzjbkWiC0
あかり「死ん・・・じゃったの・・・?」
ちなつ「うっ・・・おうぇっ!・・・うう・・・」
あかり「きゅ、救急車・・・」
結衣「・・・」
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:58:31.64 ID:PzjbkWiC0
結衣「・・・あかり」
あかり「な、なに・・・?」
結衣「・・・京子を・・・返せよ」
あかり「え・・・?」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 19:59:51.10 ID:PzjbkWiC0
結衣「京子を・・・返せよ!」
あかり「ゆ、結衣ちゃん?」
結衣「お前がやったんだろ!ちょっとからかわれたくらいで・・・」
あかり「知らない・・・あかり、何もしてない!」
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 20:01:06.70 ID:PzjbkWiC0
結衣「嘘だろ!湯のみが割れたのだって・・・」
ビキッ
結衣「痛っ!」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 20:02:10.40 ID:PzjbkWiC0
あかり「ゆ、結衣ちゃ・・・」
結衣「・・・あかり・・・私達がそんなに憎かっ・・・?」
ビキッ ペキ
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 20:03:55.75 ID:PzjbkWiC0
あかり「違う・・・違うの・・・!」
結衣「ずっと・・・。仲良しだと思ってた・・・ぐうっ!」
ビキッ ベキッ・・・
ちなつ「あ・・・あ・・・嫌・・・。結衣センパイ・・・」
あかり「ゆ、結衣ちゃん・・・。結衣ちゃん!」
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 20:05:10.63 ID:PzjbkWiC0
結衣「あ、あかり、どうし・・・痛い、いたいいたいいたい・・・!」
ベキャッ ボキッ
結衣「ギャァァァァーーッ!」
ちなつ「きゃぁぁー!」
あかり「い、いや・・・いやぁぁっ!」
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 20:06:16.88 ID:PzjbkWiC0
結衣「ギャァァァァッ!痛い・・・痛いよぉ・・・」
ビキ バキッ
ちなつ「あかりちゃん、お願い!やめて!」
あかり「知らない・・・知らないよぉ・・・!」
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 20:07:28.62 ID:PzjbkWiC0
ブチッ ブシュゥ
結衣「ごぶっ・・・・・・ぐ・・・・・・」
ちなつ「いや、嫌ぁ!」
あかり「あっ、あ・・・」
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 20:08:24.44 ID:PzjbkWiC0
ベキ・・・パキ・・・
結衣「あ・・・・・・が・・・・」
結衣「・・・・・・・・・・・・・・」
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 20:10:58.16 ID:PzjbkWiC0
ちなつ「あ・・・」ガチガチガチガチ・・・
あかり「ゆ・・・い・・・ちゃ・・・」
ちなつ「嫌ぁ、結衣センパイ・・・。結衣センパーイっ!」
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 20:14:44.40 ID:PzjbkWiC0
ちなつ「・・・あかりちゃん」
あかり「え・・・」
ちなつ「私も、殺すの・・・?」
あかり「ち・・・違・・・」
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 20:16:16.01 ID:PzjbkWiC0
ちなつ「殺さないで・・・」ガチガチガチガチ・・・
あかり「ちなつちゃん、聞いて・・・」
ちなつ「やっ、嫌・・・」ダッ
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 20:17:32.11 ID:PzjbkWiC0
ちなつ「来ないで!」
あかり「果物ナイフ・・・!あ、危ないからしまおうよ・・・」
ちなつ「殺さないで、あかりちゃん。お願いだから・・・ね?」
あかり「お・・・落ち着いてよちなつちゃん・・・」
42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 20:19:55.23 ID:PzjbkWiC0
ちなつ「何か、気に障ってたなら・・・謝るからさ・・・」ジリ・・・
あかり「それ、しまおうよ・・・」
ちなつ「・・・私達、友達でしょう・・・?」ジリ・・・
あかり「ちなつちゃん・・・?ナイフを置いて、ね?」
43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 20:21:07.08 ID:PzjbkWiC0
ちなつ「私、まだ死にたくない・・・死にたくないの・・・」ジリ・・・ジリ・・・
あかり「ち、ちなつちゃん・・・」
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 20:22:32.91 ID:PzjbkWiC0
ちなつ「だから・・・」
ちなつ「殺さないでぇぇぇっ!」バッ
あかり「きゃぁぁぁーっ!」
ザクッ ブシュゥ
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 20:25:12.27 ID:PzjbkWiC0
ちなつ「ハァ、ハァ・・・」
ちなつ「あ、あかりちゃん・・・?」
ちなつ「あかりちゃん・・・あかりちゃん!」
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 20:27:42.31 ID:PzjbkWiC0
ちなつ「・・・」
ちなつ「・・・ごめんね、あかりちゃん・・・私、怖くて・・・」
ちなつ「けど・・・許してくれるよね・・・?」
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 20:30:12.68 ID:PzjbkWiC0
ちなつ「私達・・・友達だよね?」
ちなつ「だから・・・」
ビキッ
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 20:31:25.98 ID:PzjbkWiC0
ちなつ「え・・・」
ちなつ「嘘・・・でしょ・・・」
49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 20:33:04.86 ID:PzjbkWiC0
ちなつ「やだ・・・やだ・・・!」
バキ ポキッ
ちなつ「やだぁぁぁぁぁぁぁっ!」
50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 20:34:08.50 ID:PzjbkWiC0
ザァァァァァァァァァァァァァァァ・・・・・・
51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 20:35:31.61 ID:PzjbkWiC0
あかり「う・・・?」
あかり「痛っ・・・刺された跡・・・」
あかり「・・・そうだ、ちなつちゃ・・・!」
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 20:36:38.65 ID:PzjbkWiC0
あかり「あ・・・」
あかり「・・・いや・・・・・・」
あかり「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/19(金) 20:37:41.63 ID:PzjbkWiC0
御茶漬海苔「ひとり彼女を残し、皆は不可解な死を遂げました」
御茶漬海苔「果たして、これは彼女の力だったのでしょうか?」
御茶漬海苔「場面は変わって、生徒会室へと移ります」
57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 12:56:10.69 ID:kytjVs3n0
『思い出』
58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 12:57:05.97 ID:kytjVs3n0
生徒会室・・・・・・・・・・・・
ザァァァァァァァァァァァァァァァ・・・・・・
59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 12:58:11.29 ID:kytjVs3n0
向日葵「・・・本当に、嫌な雨ですわね」
向日葵「こんな日は、気分が沈みますわ・・・」
向日葵「・・・そう。今日は特に」
60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 12:58:57.14 ID:kytjVs3n0
向日葵「・・・」
向日葵「思えば・・・あれはこんな雨の日でしたわね」
向日葵「櫻子が、迷子になっちゃって・・・」
向日葵「必死に探したら」
61: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 12:59:51.91 ID:kytjVs3n0
向日葵「結局、隣町の公園で」
向日葵「大泣きしてたわね」
向日葵「その時の櫻子ったら、飛びついて来て・・・フフ」
62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 13:00:43.93 ID:kytjVs3n0
向日葵「もう絶対一人にしないで、なんて」
向日葵「そんな事言ってましたわね」
63: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 13:02:20.02 ID:kytjVs3n0
向日葵「はぁ・・・。懐かしいですわ」
向日葵「あれから、5年ですか・・・」
向日葵「昨日のことのように思い出しますわ」
64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 13:03:53.30 ID:kytjVs3n0
向日葵「それから、2人とも中学校に上がって・・・」
向日葵「いつの間にか、ケンカばかりするようになっちゃって」
向日葵「一体、どうしたら良かったんでしょうね」
65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 13:05:06.13 ID:kytjVs3n0
向日葵「そう言えば、この前の雨の日も・・・櫻子ったら、傘を持ってきてなくて」
向日葵「一緒に傘に入るの嫌だからと言って」
向日葵「一人、ずぶ濡れで帰っちゃって」
66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 13:06:24.77 ID:kytjVs3n0
向日葵「全く・・・。かわいげのない・・・」
向日葵「それで、結局風邪をひいて」
向日葵「看病、大変でしたわ」
67: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 13:07:14.00 ID:kytjVs3n0
向日葵「・・・ハァ。本当に櫻子はいつもいつも」
向日葵「人に迷惑ばっかりかけて・・・」
向日葵「・・・私が言わなければ、宿題の一つもしないで遊んでばかり」
68: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 13:08:03.23 ID:kytjVs3n0
向日葵「本当に、困ったものですわ」
向日葵「人の気も知らないで・・・全く」
向日葵「こっちの身にも、なって欲しいものですわ・・・」
69: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 13:10:07.41 ID:kytjVs3n0
向日葵「だいたい、櫻子は」
向日葵「ワガママを言い過ぎです」
向日葵「何かと言えば、すぐにケンカ腰で・・・」
70: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 13:11:02.34 ID:kytjVs3n0
向日葵「大嫌いだ、なんて言うから」
向日葵「・・・」
向日葵「・・・ふぅ」
71: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 13:11:53.82 ID:kytjVs3n0
向日葵「・・・どうして、こうなっちゃったんでしょうね」
向日葵「櫻子」
櫻子「・・・」
72: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 13:13:35.60 ID:kytjVs3n0
向日葵「聞いてますの?」
向日葵「櫻子」
向日葵「櫻子」
ザクッ
向日葵「櫻子」
ザクッ ブシュゥ
向日葵「櫻子」
ザクッ
ザクッ
向日葵「櫻子」
73: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 13:17:24.01 ID:kytjVs3n0
ガラ
綾乃「あら、電気ついてないわね」パチ
綾乃「え・・・?」
74: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 13:18:40.06 ID:kytjVs3n0
向日葵「あら杉浦先輩」
綾乃「古川さん、そのハサミ、それと血・・・ヒィッ!」
向日葵「ああ、これ・・・」
75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 13:19:57.64 ID:kytjVs3n0
向日葵「櫻子が・・・私のこと大嫌いだなんて言うものですから、つい・・・」
綾乃「あ、あ・・・」ガチガチガチガチ・・・
76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 13:22:04.53 ID:kytjVs3n0
向日葵「・・・櫻子は、一人が嫌でしたわね」
向日葵「ですから、杉浦先輩も・・・ね・・・?」ユラ・・・
綾乃「い、いや・・・」
綾乃「嫌ぁぁぁぁぁっ!」
ザクッ
77: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 13:23:25.55 ID:kytjVs3n0
ガラ
千歳「遅くなってごめんなぁー」
千歳「・・・え?」
ザクッ ブシュゥ
78: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 13:25:33.25 ID:kytjVs3n0
屋上・・・・・・・・・・・・
ザァァァァァァァァァァァァァァァ・・・・・・
向日葵「・・・」
79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 13:27:20.84 ID:kytjVs3n0
向日葵「・・・櫻子」
向日葵「今、行きますわ」
向日葵「一人には・・・しませんわよ・・・」
フラ・・・
ドチャッ
80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 13:29:34.48 ID:kytjVs3n0
御茶漬海苔「愛情は、深ければ深いほど裏返った時に憎しみへと変わります」
御茶漬海苔「きっと、彼女は心の底から彼女の事を愛していたのでしょう」
御茶漬海苔「場面は変わり、警察署へと移ります」
82: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 21:20:06.77 ID:kytjVs3n0
『目覚め』
83: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 21:21:09.34 ID:kytjVs3n0
取調室
あかり「・・・・・・・・・」
84: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 21:22:58.04 ID:kytjVs3n0
取調室の隣室
刑事「今回の事件の重要参考人が、あの子か」
部下「ええ・・・」
刑事「見た目はかわいらしい女の子にしか見えんが」
部下「そうですね」
85: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 21:24:19.66 ID:kytjVs3n0
刑事「しかし、妙な事件だよなぁ。部活・・・。ごらく部?だっけか。その子達が・・・」
部下「ええ。みんなとても人の仕業とは思えない力で」
刑事「原型を止めないくらいに、グチャグチャか・・・」
86: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 21:26:15.14 ID:kytjVs3n0
刑事「本当に、あの子が犯人なのか?」
部下「さぁ・・・」
87: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 21:27:29.90 ID:kytjVs3n0
刑事「で、彼女は何か言ってたか?」
部下「それが・・・何もしてない、何も知らないと泣くばかりで・・・」
刑事「・・・そうか」
88: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 21:29:30.15 ID:kytjVs3n0
刑事「それと、同じ中学校でもう1つ事件があったよな?」
部下「ええ。生徒会室で3人が刺殺され、一人は自殺・・・」
刑事「・・・全く」
89: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 21:31:33.99 ID:kytjVs3n0
刑事「あの中学校で、何が起こってるんだろうな?」
部下「さぁ・・・。近頃の中学生は何を考えてるかわかりませんね」
90: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 21:32:42.36 ID:kytjVs3n0
刑事「・・・時折起こる、アン・ソルバーブド事件か」
部下「アン・・・?何ですかそれは?」
刑事「君も、少しは勉強したまえ。解決不能な事件の事だ」
部下「す、すいません・・・」
91: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 21:33:59.62 ID:kytjVs3n0
刑事「例えば、1976年に起こった山小屋首切断事件とかな」
部下「それは・・・?」
92: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 21:35:44.35 ID:kytjVs3n0
刑事「ああ。ある山の山小屋での事件なんだが・・・」
刑事「その山小屋に宿泊していた登山客全員が、首を切断されて死んでいた」
93: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 21:37:24.46 ID:kytjVs3n0
部下「犯人は・・・?」
刑事「それが・・・ただ切られてたんじゃない」
刑事「首が、ものすごい力で360度ぐるっとねじ切られていたんだ」
94: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 21:40:07.63 ID:kytjVs3n0
部下「・・・」
刑事「これは、解決不能事件として警視庁のファイルに残っている」
95: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 21:41:13.98 ID:kytjVs3n0
刑事「それから、最近だと一家惨殺事件があっただろ?」
部下「ああ、ありましたね」
96: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 21:43:15.55 ID:kytjVs3n0
刑事「あれは、表向き無理心中という事になってるが・・・」
刑事「遺体の傷跡が、どうもおかしい」
部下「というと・・・?」
97: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 21:44:44.85 ID:kytjVs3n0
刑事「まるで、クマか何かに食い荒らされたとしか説明がつかないんだ」
刑事「住宅街の、ど真中でだぞ?」
部下「・・・」
98: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 21:47:00.01 ID:kytjVs3n0
刑事「これらの事件は、一まとめになって警視庁の解決不能事件ファイルに収まっている」
刑事「まぁ、よほどの物好きでないと覗かんだろうがな」
99: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 21:48:50.06 ID:kytjVs3n0
部下「今回の事件も、同様のものだと・・・?」
刑事「・・・ああ」
100: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 21:50:26.25 ID:kytjVs3n0
刑事「・・・この仕事をしていると、時折」
刑事「実は、オレ達の信じている常識なんてものは、本当は薄っぺらな紙みたいなもので・・・」
刑事「裏には、はるかに恐ろしい何かが、ずっと昔から存在している・・・」
刑事「そんな気持ちになる時がある」
101: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 21:53:31.83 ID:kytjVs3n0
部下「・・・」
刑事「・・・まぁ、おしゃべりが過ぎたな」
102: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 21:56:27.29 ID:kytjVs3n0
刑事「とにかく、彼女もだいぶ落ち着いたようだし、もう一度話を・・・」
ガチャ
刑事「・・・?」
103: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 21:58:38.62 ID:kytjVs3n0
刑事「君。ここは関係者以外立入り禁」
ドッ
ゴロ・・・
104: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 22:00:56.11 ID:kytjVs3n0
部下「え?刑・・・」
ザクッ
ドサ
105: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 22:02:04.19 ID:kytjVs3n0
あかね「・・・・・・・・・」
106: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 22:05:17.15 ID:kytjVs3n0
ガチャ
あかり「え・・・?」
あかり「お姉ちゃん・・・?」
107: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 22:07:05.47 ID:kytjVs3n0
あかね「・・・」
あかね「・・・」サッ
あかり「ど、どうしたのお姉ちゃん・・・?膝まづいて・・・」
108: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 22:08:40.66 ID:kytjVs3n0
あかね「かねてより、この日をお待ちしておりました」
あかね「ついに、目覚めの時が訪れたですね・・・」
あかり「え・・・?」
109: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 22:10:56.19 ID:kytjVs3n0
あかね「聞いて下さい」
あかね「あなたは、人間ではないのです・・・」
あかり「え・・・」
110: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 22:12:08.23 ID:kytjVs3n0
あかね「あなたは、悪魔の生まれ変わり・・・」
あかね「地上を混乱させるべく、運命づけられた者なのです」
あかり「お、お姉ちゃん?一体、何の話?」
111: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 22:13:24.08 ID:kytjVs3n0
あかね「この頃、残虐な夢を見たことは?」
あかね「身の回りで、凄惨な事件が起こりませんでしたか?」
あかね「そして、不思議な力が発揮されたりは・・・?」
あかり「う・・・」
112: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 22:16:10.07 ID:kytjVs3n0
あかね「そもそも、私はあなたの姉ではありません」
あかね「あなたがその本性に目覚めるまで、そばで見守っていた下僕です」
あかり「嘘・・・」
113: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 22:18:21.12 ID:kytjVs3n0
あかね「嘘ではありません。その証拠に、ほら・・・」
あかね「あなたの腕の先から、だんだん悪魔のものに・・・」
あかり「あ、あ・・・!」
114: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 22:20:46.11 ID:kytjVs3n0
あかり「いや、・・・いや!」
あかね「心配せずとも、人だった記憶はじきになくなります」
あかね「さぁ共に、世界をめちゃめちゃにしてやりましょう・・・」
あかり「いや・・・」
あかり「いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
115: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 22:24:16.30 ID:kytjVs3n0
ザァァァァァァァァァァァァァァァ・・・・・・
116: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 22:26:17.31 ID:kytjVs3n0
あかりの部屋
あかり「嫌っ、嫌ぁ!」
ガチャ
あかね「あかり?」
117: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 22:28:32.03 ID:kytjVs3n0
あかり「いやぁ、やだ!やだよぉ・・・」
あかね「ど、どうしたの?落ち着いて、あかり」
118: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 22:32:23.34 ID:kytjVs3n0
あかり「ひぐっ、えぐ・・・お、お姉ちゃんなの・・・?」
あかね「大丈夫・・・?こんな夜中に大声あげるから、ビックリしたわよ」
119: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 22:35:16.60 ID:kytjVs3n0
あかり「うっ、う・・・みんなが・・・みんなが死んじゃって・・・。あかりが・・・」
あかね「あらあら、怖い夢を見たのね・・・」
120: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 22:37:52.63 ID:kytjVs3n0
あかね「・・・じゃあ、落ち着くまでお姉ちゃんが一緒にいてあげるわ」
あかり「うっ、グス・・・」
121: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 22:39:02.68 ID:kytjVs3n0
ザァァァァァァァァァァァァァァァ・・・・・・
122: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 22:40:21.87 ID:kytjVs3n0
あかね「・・・どう?もう落ち着いた?」
あかり「うん・・・。ありがとう、お姉ちゃん」
123: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 22:41:48.50 ID:kytjVs3n0
あかね「うふふ・・・。いいのよ。じゃあ電気消すわね。お休み、あかり」
あかり「うん・・・」
パチ、ガチャ
124: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 22:43:22.71 ID:kytjVs3n0
あかね(・・・)
あかね(・・・)ニヤリ
125: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 22:47:57.63 ID:kytjVs3n0
御茶漬海苔「これまでの惨劇は、果たしてただの夢だったのでしょうか?」
御茶漬海苔「そして、彼女が最後に残した微笑みの意味は?」
御茶漬海苔「謎を残したままですが、そろそろ閉館の時間となります」
御茶漬海苔「またのご来館を」
御茶漬海苔「お待ちしております」
終り
126: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/02/20(土) 22:49:34.66 ID:kytjVs3n0
やっぱ惨劇館ったらザァァァとザクッ ブシュゥですね。
読んでくれて感謝です
SS速報VIP:【ゆるゆり×惨劇館】七森中の惨劇【閲覧注意】