SS速報VIP:【咲-Saki-】成香「百合掲示板を素敵に訪問します!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1457094750/1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:32:30.57 ID:3rgnwfNb0
※注意※
このSSは
ハギヨシ「なんで見られてるんですかねぇ…」(困惑)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1440835977/
の番外編と言うかスピンオフの話になっております。
基本は新規キャラクターで話は動きますが前作を知っていただけてるとより楽しめると思います
今回は冬コミへの繋ぎみたいな物ですので少し短めです
よろしくお願いします
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1457094750
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:33:11.38 ID:3rgnwfNb0
成香「それじゃあチカちゃんまた明日です!」フリフリ
誓子「気を付けて帰るのよ?横断歩道は右を見て左を見て…」
成香「あの…流石に高校生ですからそれ位は…」アハハ…
誓子「それでも心配なものは心配なの!なんなら私が家まで…」
成香「大丈夫ですって!チカちゃんは心配しすぎです!」
誓子「そ、そうかしら…」
成香「じゃあ本当に行きますからね?」スタスタ
誓子「」ジーッ
成香「・・・・・」スタスタ
誓子「」ジーッ
成香「大丈夫ですってば!」プンプン!
~本内家~
成香「はぁ…まったくチカちゃんは過保護すぎるんですよ…」
成香「私ってそんなに危なっかしく見えますかね…?」
成香「まぁ…本当は心配してくれてるのも嬉しいんですけどね…」クスッ
成香「えっと…じゃあ今日も皆さんにお話聞いてみましょうか…」カタカタ
・百合板
ナルカッス:こんにちは、皆さんいらっしゃいますか?
眼鏡メイド:おっすナルカッス!
嶺上咲:おっす!オラナルカッス!
お茶っ子:クリカッスの事か~!(ブワァ!)
凡人:それえぇ加減やめーや…
ナルカッス:いえいえ良いんです…私もちょっと気に入ってますから(笑)
凡人:んなアホな…
眼鏡メイド:それで今日はどんなお悩みを紹介してくれるんだい?
嶺上咲:まずはこちらのコードレス充電器!
お茶っ子:なにそれ欲しい…
凡人:話進まんくなるからちょっと静かにせぇ
ナスカッス:コードレス充電器私も欲しいです…
凡人:あんたは話せんといかんやろ!
ナルカッス:ごごえむなさい!
眼鏡メイド:もちつけ
お茶っ子:ぺったんこ、ぺったんこ
嶺上咲:その話はそこまでだ
ナルカッス:その…実はまた私の先輩の話なんですけど…
眼鏡メイド:なるほど、例のお姉さんの
お茶っ子:中々にお姉様係数が高いと噂の?
眼鏡メイド:むっ…
お茶っ子:ち、違うの!そういう意味じゃないの!
嶺上咲:はいはい、それでその先輩が?
ナルカッス:はい…最近私の事を心配しすぎと言うか…今日も帰りに家まで送ろうか?って…
凡人:別に普通やんか?
嶺上咲:普通ですね…
眼鏡メイド:あなた達はいつもそうだからね
ナルカッス:それで…何と言いますか…私ってあの人にとっては妹に過ぎないのかな?って…
眼鏡メイド:あぁ…なるほど
お茶っ子:良いじゃない妹
凡人:特殊な性癖は参考にならんわ…
ナルカッス:私はずっと隣を歩いて行きたいのに…いつも先に歩いて行ってしまうので…
眼鏡メイド:む、始まったな?
お茶っ子:※鳥肌注意
ナルカッス:私はあの人を見失わずに歩いて行けるのかな?って…心配なんです…
ナルカッス:私はついて行けるでしょうか…あの人の居ない世界のスピードに…
嶺上咲:うわぁオサレだなぁ(棒)
凡人:えぇやん
眼鏡メイド:は?
凡人:え?
ナルカッス:それで…私はどうすれば1人の女性として意識されるのかなって…
眼鏡メイド:いっぺん抱いちまいな
お茶っ子:やだお姉様大胆///
嶺上咲:日輪の力を借りて、今必殺の!
凡人:ダイターン関係無いやろ…真面目に聞いてやりぃや…
ナルカッス:でも日常的に抱き付いたりはしてるんですよ…?
眼鏡メイド:ピュアだねぇ…
お茶っ子:真っ白いキャンバスだねぇ…
嶺上咲:絵の具持ってきましょうか?(薄い本)
凡人:もうえぇ…ここで相談するのがそもそも間違いなんやで…
・実質キルミーさんが入室しました
凡人:ん?流れ変わったな?
実質キルミー:こんばんは~ナルカッスちゃん元気だった~?
ナルカッス:あ~!キルミーさん!元気でしたよ~!
眼鏡メイド:姉さん、実はかくかくしかじか
お茶っ子:まるまるうまうまって感じで…
嶺上咲:パパパッといって、終わりっ!て感じで
実質キルミー:ふむふむなるほどね…
ナルカッス:私どうすればいいでしょうか…?
実質キルミー:そうですねぇ…やっぱりまずは二人で共有できる趣味を探す事とか…
眼鏡メイド:それ重要
凡人:まだ弱い…
実質キルミー:大切なのは女らしくって事じゃなくて、この人と居て楽しい!一緒に居たい!って思わせる事なの
眼鏡メイド:ざわ…ざわ…
実質キルミー:だからナルカッスちゃんも背伸びをしないで、一歩踏み出すだけで良いの
お茶っ子:ざわ…ざわ…
実質キルミー:今度その人を遊びに誘ってみたら良いんじゃないかな?そこで二人で楽しむ事が大事だと思うよ
ナルカッス:ありがとうございます!凄く助かりました!早速明日誘ってみたいと思います!
凡人:イ ン テ ル 長 友
嶺上咲:公 園 × 本 部
眼鏡メイド:約 束 の 大 地
お茶っ子:- 5 9 4 0 0
嶺上咲:突然の身内下げに顔面草まみれや
ナルカッス:本当に助かりました!また困った事が有ったら相談させて貰ってよろしいでしょうか?
眼鏡メイド:いつでも来なさい
お茶っ子:お安い御用
嶺上咲:水臭いなぁ当然だよ
凡人:おいポンコツ三銃士は帰れ
実質キルミー:あまり肩肘張らず楽しんできてね?
ナルカッス:はい!ありがとうございました!失礼します
・ナルカッスさんが退出しました
眼鏡メイド:良い事をすると気持ちが良いなぁ…
嶺上咲:ほんとそれ
凡人:頭沸いとんな…
実質キルミー:まぁまぁ…
眼鏡メイド:それで姉さん…そちらの方は順調で?
実質キルミー:その姉さんって言うのいい加減やめて…順調って何が?
お茶っ子:人の事には敏感なのに自分の事となると鈍感なんですね…
嶺上咲:前に言ってた妹みたいに可愛がってるって言ってた人の事ですよ。どうなんです?進展はありました?
実質キルミー:もう…だからそんな関係じゃないんだってば…
眼鏡メイド:そんな事言ってると本当にチャンス逃してにっちもさっちも行かなくなるんですよ?
実質キルミー:…そりゃ私だってどうにかしたいけど、環境がそれを許してくれないの!そういうものなの!
お茶っ子:環境ですか…
嶺上咲:なんだかこっちがモヤモヤしますよ…
凡人:とにかくその環境ってのが本人にしかわからんのやからしゃーないわな。私らは陰ながら応援しとこうや
眼鏡メイド:異議なし
実質キルミー:はいはい、ありがとうございます
~本内家~
成香「やっぱり皆さんに相談して正解でしたね!早速チカちゃんを誘ってみましょう!」ピッピッピ
成香「えっと…今週の土曜日…どこか二人で行きませんか…?送信!」ピッ
成香「ふぅ…チカちゃんは行きたい所とか有るんでしょうか?私はチカちゃんと一緒ならどこでも楽しいです♪」ニコニコ
成香「一緒に居て楽しいと思える人…か」
成香「チカちゃんも…そう思ってくれてたら良いんですけどね…」
ブブブブ…
成香「返信来ました!えっと…珍しいね、成香から誘ってくるなんて…」
成香「私もちょうど空いてるから、一緒に遊びましょうか…ですってー!やったー!やりました!」ピョンピョン!
成香「早速行き先を決めないとですね…えっとチカちゃんはどこか行きたい所…有りますか…?」ピピッ
成香「ふふふふ…土曜日が待ち遠しいです♪」ウキウキ
・801板
眼鏡メイド:ご機嫌麗しゅう
チョコレ:麗しゅう、で?なんで呼び出されたの?
杏:よりにもよって私まで…前のオフ会で連絡先教えたんだからそっちに寄越せよな
嶺上咲:私が使い方わからないんです!
凡人:な?可愛いやろ?
杏:いや教えてやれよ!
眼鏡メイド:それで本題なんだけど、そちらの学校になんか小さい妖怪ハンターみたいな子居るよね?
チョコレ:あぁ、髪から針が出て親父が目玉っぽいのなら居るな
眼鏡メイド:数日間その子の同行を探って貰いたいんだけど…
杏:なんでそんなストーカーみたいな事…
嶺上咲:それが…私達あれから百合板にも常駐するようになったんですけど
凡人:その中でよく相談してくる子の名前が『ナルカッス』って言うねん…
チョコレ:…なんてこった
杏:それって間違いなく本人なの?
お茶っ子:うちの先輩の件も有ったから慎重に話は聞いたんだけど…どうやらそうみたい
チョコレ:それで、なんでうちの後輩の後をつける必要が有るの?
眼鏡メイド:それが私達にとって必要な情報だから…この801板にとっても
杏:なんか話が見えないけど、どうする?
チョコレ:まぁどんな人間か知ってるから変な事に使わないとは思うよ。わかった、やってやるよ
眼鏡メイド:恩に着る
杏:その代わり後でしっかり話は聞かせてもらうからな?
眼鏡メイド:もちろん。安心して
~そして土曜日~
成香「あっ!チカちゃん!こっちです~!」ブンブン!
誓子「ゴメンね成香!待ったわよね…?」
成香「そんな事有りませんよ、私が早く来すぎちゃっただけですから!」ニコニコ
誓子「ふふ、成香は優しいわね?」ナデナデ
成香「えへへ~///」テレテレ
揺杏「それで…二人で来る必要なんか有ったのか…?」コソコソ
爽「二人のほうが見つかった時言い訳が効くだろ?」コソコソ
揺杏「こそこそ後つけてるの見られた時点で言い訳も何も…」
爽「じゃあ揺杏一人でやるか?」
揺杏「…わかったよ、しょうがねーな…」
爽「ほら、二人ともどっか行くみたいだぞ」ササッ
揺杏(休みに何やってんだ私達…)ササッ
成香「ここのパンケーキ凄く美味しいんですよ!チカちゃんにも食べて欲しくって!」ニコニコ
誓子「へぇ、そうなの?楽しみだわ」ニコッ
成香(まずはチカちゃんの好きな甘い物でご機嫌になって貰いましょう♪)
成香(ここのパンケーキは私の食べた中でもかなり美味しい部類ですからね!)フンス!
誓子「なぁに?今日は随分嬉しそうなのね?」クスッ
成香「そ、そうですか?いつも通りですよ~!」アセアセ
爽「なんだか二人とも普段とやってること変わらないように見えるんだけど…」
揺杏「そうだな…やっぱり成香とは別人だったんじゃねーの?」
爽「まぁ、今日追ってみて何も無さそうだったらそういう風に伝えておこう…」モグモグ
揺杏「お前さ、なんか食う時いっつも口の周り汚すのどうにかしろよ…」フキフキ
爽「ん…ありがと…」モグモグ
成香「わっ!来ましたよチカちゃん!食べてみて下さい!」
誓子「そんなに焦らなくてもちゃんと食べるわよ?」クスッ
誓子「いただきます、あむっ…」モグモグ
成香「」ドキドキ…
誓子「本当!凄く美味しい!」ワッ!
成香「わー!そうですよね!チカちゃんに気に入って貰えてよかったです!」パアッ!
誓子「ふふっ…こんなに美味しいお店教えてくれてありがとう、成香」ニコッ
成香「えへへ///」テレテレ
爽「なぁ、このコーヒー砂糖入れ過ぎじゃね…?」ズズッ…
揺杏「奇遇だな…私もそう思ってた…」ズズッ…
成香(最初の作戦はバッチリ大成功でした!)フンス!
成香(次はチカちゃんの好きな映画を見に行くんですが…)ペラッ…
ipsハザード5
成香(私、ホラーはあまり得意じゃないんですよね…)カタカタ…
誓子「成香どうしたの?」
成香「な、なんでもないです!それよりチカちゃん、これから映画を見に行きましょう!」
誓子「映画かぁ、確かに最近見てないし良いかもね…」フムフム
成香「それに今日はチカちゃんの好きなipsハザードのチケットも持って来てるんですよ!」バッ!
誓子「本当!?えっ…でも成香って怖いのダメじゃ…」
成香「何を言ってるんですか!私だって子供じゃないんですから平気ですよ。さぁ行きましょう!」グイッ
誓子「う、うん…」タッ
爽「ipsハザードねぇ…」テクテク
揺杏「まぁ私らも行きますか…」テクテク
~上映中~
成香「ひゃあっ!?くくくく首が取れましたよチカちゃん!?」カタカタ
誓子「成香落ち着いて!大丈夫だから!」
成香「こここ、怖いですぅぅぅ…」ギュッ…
誓子「大丈夫、大丈夫。怖くないわよ~」ナデナデ
誓子(やっぱり強がってたのね…)フフッ
爽「なんかそんなに怖くねぇな…」ギュッ…
揺杏「そうだな、期待外れだな…」ギュッ…
爽・揺杏「・・・・・・」
爽・揺杏(めっちゃこえぇ…)ドキドキ…
~上映終了~
成香「はぁぁ…怖かったです…」カタカタ
誓子「もう、そんなに怖いなら無理して誘ってくれなくても良かったのに…」
成香「ごめんなさい…私が騒いでばかりでチカちゃんは楽しめなかったですよね…?」シュン…
誓子「そんな事無いわよ?成香と一緒に来れて良かった」ニコッ
成香「チカちゃん…」ジーン…
誓子「落ち着くまでどこかで休みましょうか?」フフッ
爽「はぁ…疲れた…」
揺杏「お前結構ビビッてたもんな?」
爽「揺杏だって私の手握って離さなかった癖に…」
揺杏「わ、私はお前が握ってくるから仕方なく…」
爽「…まぁ正直助かったよ…ありがと」
揺杏「!?」ドキッ!
揺杏「お、おう…!まったく爽は私が居ないとダメだな!///」ドキドキ…
~公園~
誓子「成香、もう落ち着いた?」
成香「はい、もう大丈夫です!じゃあ次は…」
誓子「ねぇ成香…なんだか今日の成香おかしいわよ…?」
成香「そ、そんな事有りませんよ…?」アセアセ
誓子「なんだか無理をしてるって言うか…落ち着きが無いし…」
成香「そ、それは…」
誓子「私を楽しませてくれようとしてるのは嬉しいけど…」
誓子「私はいつもの成香と居るだけで十分楽しいのよ?」ニコッ
成香「え…?」
誓子「確かに普段は少し頼りないし、情け無い所もよく見るけど…」
成香「あぅぅぅ…」
誓子「それでも私はやっぱりいつもの成香の方が好きかな?」
成香「チカちゃん…!」
成香「そうですね…チカちゃんの言う通りです」
成香「私、チカちゃんに楽しんで貰いたくて無理してました…」
成香「でももうやめます!私も…私もチカちゃんとならどんな所でも楽しいですから!」ニコッ
誓子「ふふっ…ありがとう成香」ナデナデ
爽「なんか上手く纏まったみたいだな…」
揺杏「もう良いんじゃね?これからどこ行くって訳でも無さそうだし私らも帰ろうぜ?」
爽「そうだな…じゃあ揺杏の家にでも行くか」
揺杏「なんでだよ!お前も自分家に帰れよ!」
爽「…今日寝れないかもしんない」
揺杏「…し、仕方ないな…今日だけだぞ…」ギュッ
爽「うん…」ギュッ
~後日~
801板
チョコレ:ってな感じなんだけどこんなもんで良いか?
眼鏡メイド:なるほど。非常に助かった、ありがとう
杏:それで…なんで私達こんな事させたんだ?
眼鏡メイド:一つは彼女の事が心配だった。急ぎすぎて関係を壊してしまわないか
眼鏡メイド:もう一つは…百合百合しい話がどうしても欲しかったから
チョコレ:どういう事だ?
眼鏡メイド:チョコレさんも冬コミにも出展するらしいからもう原稿に取り掛かってると思うけど…
チョコレ:そうだな。まさか冬には百合本を書きたくなったとか言うつもりか?
眼鏡メイド:私の知人が百合本を出したかったけど題材に行き詰ってる。だからいくつか話が必要だったの
杏:それで、なんでそれがこの板にも重要な事なんだよ
眼鏡メイド:私はその知人に題材を提供する事で、報酬を受け取る事になってる…それが
眼鏡メイド:極上のホモ素材であるという事…!
チョコレ:ご、極上の…
杏:ホモだと…?
眼鏡メイド:あなた達のお陰で今年の冬は新しい風が吹くと思う。ありがとう
チョコレ:おいおいマジかよ…こうしちゃ居られねぇ!私達も原稿進めねぇと!
杏:そうだな!ますます萌えて来たぜ!
眼鏡メイド:お互いに健闘を祈る…
~一方百合板~
ナルカッス:という事なんです!
実質キルミー:そう…ナルカッスちゃんはそれで良かったの?
ナルカッス:はい!私やっとわかったんです。友達から先には、自然となっていく物なんだって
ナルカッス:だから焦らなくてもゆっくりお互いの仲が深まっていけば良いかなって
お茶っ子:大きくなって…
嶺上咲:私達の指導の賜物ですね…
嶺上咲:後はどっかの誰かさんも自分の気持ちに嘘を吐かないようになればいいんですけどね…
実質キルミー:もう、その話には干渉しないって言ったでしょ?
ナルカッス:何の話でしょう…?
お茶っ子:キルミーさんにも気になる人が居るらしいけど中々思いを伝えられないで居るらしい
実質キルミー:余計な事言わないの…
ナルカッス:そうなんですか…でも、それはキルミーさんが決める事ですから!
実質キルミー:ナルカッスちゃんはどっかの誰かさん達と違って良い子ねぇ~!
嶺上咲:でも私達だって茶化してるわけじゃなくて本気で応援してるんですよ…?
お茶っ子:意地張らずに正直に話しても良いんじゃ…
実質キルミー:あら?でも二人とも私達に隠し事してるわよね?
嶺上咲:何の事です?
お茶っ子:皆目検討も付きません
実質キルミー:内田篤人と言えば?
嶺上咲:ノイアー
お茶っ子:川島
ナルカッス:内田さんてサッカー選手のですか?
実質キルミー:ほら、やっぱりね?
嶺上咲:…しまった
お茶っ子:何故この事を…
実質キルミー:とある人から聞いたのよ。オフ会楽しかったってね?
嶺上咲:そうですか…
お茶っ子:今度こそもう何も言いません…
ナルカッス:どういう事でしょう?
実質キルミー:ナルカッスちゃんは気にしなくて良いのよ?
ナルカッス:は、はぁ…
~霧島神境~
巴「ふぅ…まったくあの人達は…」パタン
巴「いけない!もうこんな時間…そろそろ寝なきゃなぁ…」
巴「…でもナルカッスちゃんも頑張って行動に移したんだったら私も…」
巴「なんて…そんな簡単じゃないんだってば…」ハァ…
巴「もうやめやめ!明日も早いんだし寝よう!」ガバッ!
スススッ…
初美「巴ちゃん起きてますかー?」
巴「!?」ビクッ!
巴「は、はっちゃん…?どうしたのこんな時間に?」アセアセ
初美「いやぁ…なんだか眠れなくってですね…巴ちゃんはもう寝る所でしたか?」
巴「ううん!私もなんだか眠れなくて…」
初美「それじゃあ眠たくなるまで少しお話しませんかー?」ニコッ
初美「それで私はこう言ってやったんですよー!」ペラペラ
巴(なんでこんなタイミングではっちゃんが…?こんなの嫌でも意識しちゃうって…)
初美「巴ちゃん?聞いてますか~?」ズイッ
巴「う、うん!大丈夫だよ!」アセアセ
初美「それでですね、霞さんがまた私の事を…」ペラペラ
巴(また…霞さん…)ピクッ…
巴(やっぱり私じゃ…無いんだ…)
初美「だから私は……巴ちゃん?…どうして泣いてるんですか…?」
巴「えっ…?やだっ…ゴメン…目にゴミが…入っちゃって…」グスッ…
初美「それなら私が取ってあげます!見せて下さい!」ズイッ!
巴「えっ…」
初美「う~ん…中々見つからないですね…」ムムム…
巴「はっちゃん!もう大丈夫みたいだから!」アセアセ!
初美「本当ですか~?それならよかったです…」ホッ
巴(危なかった…もう少しで理性が保てなくなる所だった…)フゥ…
巴(でも…ずっとこんな調子じゃはっちゃんに嫌われちゃうかもな…)
巴(嫌われるのは…嫌だなぁ…)シュン…
初美「…全然大丈夫じゃないですよー!」ウガァー!
巴「えっ…えっ?」アセアセ!
初美「巴ちゃんなんだか悲しそうな顔してます!何か有ったんですね!?」プンプン!
巴「な、なんでも…本当に何でも無いから!」
初美「…私にも言えない様な事なんですか?」
巴「はっちゃんには…言えないよ…」
初美「そうですか…わかりました。その事はもう聞きません」
初美「でも…私に何か出来る事が有ったら遠慮無く言って下さいよー?」ニコッ
巴(あぁ…優しいなぁ…はっちゃんは)
初美「それじゃあそろそろ私は自分の部屋に戻りますね?」ンショ…
巴(…ダメなのに…このまま隠してなきゃいけないのに…)グッ…
初美「あまり深く考え込まない方が気が楽ですからね?それじゃあ…」
巴(ダメ…止まって…!)
巴「待って…!行かないで…はっちゃん」ギュッ…
初美「巴…ちゃん…?」
巴「好き…私はっちゃんの事が好き…」グスッ…
巴「駄目なのはわかってる…はっちゃんに好きな人が居る事くらいわかってるの!」グスッ…
巴「それでも…それでも私…」ヒック…
巴「どうしてもはっちゃんの事…大好きなの…」ポロポロ…
初美「…何もわかってないじゃないですか」
巴「はっ…ちゃん…?」グイッ…
初美「私の好きな人がわかってるなら…泣かないで下さいよ…」
巴「だって…霞さん…」ウゥ…
初美「霞さんなんか関係無いじゃないですか!私は巴ちゃんが好きなんですよ!」
巴「嘘…でもいつも…」
初美「私がいつも幼馴染と一緒に居る事がそんなにおかしいですか!?私はずっと…巴ちゃんの事を見てたんですよ…?」
巴「…本当?」グシグシ…
初美「大体…私が霞さんの事が好きなら霞さんの部屋に行ってますよ」
巴「それもそうかも…」
初美「それに、あんな脂肪の塊ぶら下げた人なんて私は御免ですよー!」
巴「それはちょっと言い過ぎだよ…」
初美「なんにせよ私は巴ちゃんが好きです!大好きです!」
巴「はっちゃん…!」グスッ…
初美「巴ちゃんは…その…いつからですか…///」
巴「いつって…?」
初美「その…私を好きになった時期って言いますか…///」モジモジ
巴「そうだなぁ…」ムムム…
巴「ん~…もう忘れちゃった」クスッ
初美「そうですか…実は私もなんですよ」ニコッ
巴「気が付いたらはっちゃんから目が離せなくなってて…」
初美「気が付いたらもっと巴ちゃんの事が知りたくなってて…」
巴「好きなんだって思った…」
初美「私もです…」
巴「はっちゃん…」スッ…
初美「巴ちゃん…」スッ…
スススッ…
霞「二人共さっきから何を騒いでるの…?やっと小蒔ちゃんが寝た所なんだから…」ハァ…
巴・初美「あっ…///」チラッ…
霞「……あらあらうふふ♪」ニコッ
初美「ち、ちがっ!///これはその!///」カァッ!
巴「ご、誤解なんです誤解!///」アタフタ!
霞「二人がそういう関係だったなんて知らなかったわ~♪明日はお赤飯にしなくちゃ!」ポンッ!
初美「だ、だから違うんですってば!///」ブンブン!
霞「え…?違うの?じゃあ、はっちゃんは巴ちゃんの事なんか好きじゃないのかしら…?」フンフム…
巴「え…はっちゃん…?」シュン…
初美「い、いや!もちろん巴ちゃんの事は大好きですよ!当たり前じゃないですか!」アセアセ!
巴「はっちゃん…嬉しい…///」ダキッ…
霞「お赤飯♪お赤飯♪」ルンルン♪
初美「もー!私達の事は放って置いて下さいよー!///」プンプン!
霞「あらやだ私ったら舞い上がっちゃって!ごめんなさいね~?」ウフフ
初美「リアクションが完全におばちゃんですよ…」ボソッ
霞「シュッ…!」ブオン!
初美「ひえっ!?」ビクッ!
霞「…次は当てるわよ?」
初美「」コクコク!
霞「それじゃあ後は若い子達にお任せして…私は失礼しますね~♪」オホホホ!
スススッ…パタン
初美(霞さん…あんなキャラでしたっけ…?)
巴「なんだかまだ実感湧かないけど…私達って…その…」
巴「もう恋人って事で…良いの…かな?///」
初美「も、もちろんですよー!なんならこのまま夫婦にでも…」
巴「それはまだ気が早いよ~///それにどっちが旦那さんかもわからないし///」テレテレ
ヤイノヤイノ!
霞(はぁ…若いって良いわね…)シミジミ…
霞「あら?髪留めを小蒔ちゃんの部屋に忘れて来たみたいだわ?仕方ないわね…」
霞「起こさないように慎重に…」
スススッ…
小蒔「あっ♡…春…もっとゆっく…んっ♡」ビビクン!
春「ダメ…姫様の…気持ち良すぎて…止まらない…」ビククン!
小蒔「もうっ…!2人の時は小蒔って…呼んで下さ…はぁっ♡」ビクン!
霞(あらあらのあらららら~…嘘でしょ~…?)ススッ…
霞(まさか六女仙の中で私だけハブかしら~…?)
霞(…もう寝ようかしら)ハァ…
霞(なによなによ皆して盛っちゃって…)プンプン!
霞「皆に慰めてもらおうかしら…」ハァ…
・コスプレ板
カムイ:こんばんは~誰か居るかしら…?
みゆみゆ:あれ~?こんな時間に珍しいね?どうしたのもー?
カムイ:それがね…かくかくしかじか…
みゆみゆ:まるまるもりもりって事…?
カムイ:そうなのよ!もう私だけ仲間外れにされてるみたいで嫌になっちゃうわ…
みゆみゆ:わかるよもー…私の後輩だって結構進んでるみたいなのよもー…
カムイ:お互い寂しいわねぇ…
みゆみゆ:そういう鬱憤は冬コミケへの活力にする事にしてるよもー…
カムイ:ところで他の子達は来てないのかしら?
みゆみゆ:さっきまでチェーンちゃんとアルカードちゃんは居たんだけど、二人とも衣装作るのが忙しいみたいでね
カムイ:そうよねぇ…もうそんな時期なのね…
みゆみゆ:当然カムイさんも来るよね?
カムイ:もちろん!この溜めに溜めたストレスはしっかり発散させてもらいますからね!
みゆみゆ:その意気だよもー!今回は私も遅刻しないようにするよ!
カムイ:こうしちゃいられないわ!私も早速衣装作る事にするわね!それじゃあまたね?
みゆみゆ:あ!ちょっと待って!
・カムイさんが退出しました
みゆみゆ:夏みたいな薄着は止めた方が良いよ…ってもー!!聞いてないし!
・百合板
実質キルミー:いやぁ本当に大変なんだから~中々寝られなくって~!
眼鏡メイド:あ、はぁ…
実質キルミー:それでね?私がちょっとボーっとしてるとすぐに首とかにキスしてきてね~!
お茶っ子:さいですか…
実質キルミー:もう可愛いったらないのよ~!
ナルカッス:羨ましいです~!私も早くそういう関係になりたいですぅ…
実質キルミー:もうそんな良いもんじゃないんだってば~!はぁ…私達ってあれなのかな?
実質キルミー:他の人達より…愛が深いのかな?
嶺上咲:うざってぇ!(暴言)
凡人:まぁまぁ…のろけ位聞いてやろうや…
~龍門渕家~
智紀(ナルカッスちゃんの一件でも十分な成果だったのに…まさかキルミーさんからも提供して貰えるなんて…)
智紀(これは早速2人に報告しなくちゃ…)スッ
トントン…
???「どうぞ…」
智紀「お疲れ様…新しいネタ持って来た…」ガチャッ
ハギヨシ「なんと!?いつもありがとうございます沢村様!」
ハギヨシ「ほら京太郎君!寝てる場合じゃないですよ!起きてください!」ペチペチ
京太郎「う~ん…ドンチュキスミー特別なぁ…」ムニャムニャ
ハギヨシ「桜trickの夢を見るなんて羨ましい!えぇい…かくなる上は…」
ハギヨシ「せぇい!そいそいそーい!」ペペペン!
京太郎「うぉん!…も、もう夢中なの…?」ガバッ
ハギヨシ「おはようございます京太郎君、沢村様が新しいネタを持ってきてくださいましたよ!」ワクワク!
京太郎「な、なんですってー!?いつもありがとうございます!」ペコリ
智紀「問題ない…それより報酬は…」
ハギヨシ「わかっております…それでは今日はどういった格好で…?」
智紀「今日は少し軽めの壁ドンからなだれ込む様にベッドインして強引に唇を奪われる感じで」
京太郎「それじゃあ先にこの百合を見てから気分を高めましょうか…」ウキウキ
ハギヨシ「そうですね、もう待ちきれないよ。はやく見せてください!」ガシューイン!
智紀「はい…これ」スッ…
~読後~
ハギヨシ「尊い…尊い…」プルプル…
京太郎「しっとりとしていてそれでいてベタすぎない、すっきりとした甘さだ…」プルプル…
ハギヨシ「また一つ冬コミで出す作品の参考になりますね!」ガシッ!
京太郎「はい!ハギヨシさん!」ガシッ!
智紀「それじゃあそろそろこっちも良いかな…?」
ハギヨシ「あっそうでしたね…」
智紀「はーい、よーいスタート…」
ハギヨシ「角度はこんな感じで良いでしょうか…?」
智紀「もうちょっと近めに…壁には肘でこう…ドンッ!と…」カキカキ
京太郎「なんか…モデルなのはわかってますけど…実際に僕とハギヨシさんの本が出るってなると恥ずかしいですね…///」
智紀「散々ネタにしてきたカプが実際にそうだと知った時にはこうなるのが必然…」カキカキ
ハギヨシ「その気持ち良くわかりますよ…宮永さん達の件や沢村様の件でも熱く滾った物です…」シミジミ…
智紀「それじゃあベッドに移って…腕をこう頭の上で掴んじゃって…」
ハギヨシ「服はどうしましょうか…?」
智紀「後で剥いでおくから安心して…」
京太郎「そんな技術が有るなんて…たまげるなぁ…」
智紀「はいじゃあキスしてみようか。獣のようにがっぷりと行ってみようか?」ハァハァ…
ハギヨシ「じゃあ京太郎君行きますよ…」
京太郎「流石に見られてると…恥ずかしいですね…///」
ハギヨシ「ふふっ…すぐに慣れますよ…」ブチュー!
京太郎「んむっ…ん~!///」ブッチュー!
智紀「あ^~いいっすね~!」ハァハァ…
ハギヨシ「こんな所でよろしいでしょうか…?」チラッ
智紀「完璧…ご馳走様」フゥ…
京太郎「こちらこそありがとうございました///」
智紀「じゃあ私はこれで…そっちも頑張って…」
ハギヨシ「はい!お互い頑張りましょう」ニコッ
京太郎「さ~…俺もバリバリ書くぞー!」フンス!
~所変わって白糸台~
照「菫ここベタお願い…」スッ
菫「ん…渋谷、そっちはどうだ?」
尭深「あと2ページです…誠子ちゃんは終わりそう?」
誠子「まだなんとも…大星は?」
淡「こっちはまだ時間掛かりそう…ん~!ちょっと休憩しようかな…」フゥ…
照「無理は禁物だから…休める時には休んだ方が良い…」カキカキ
淡「うん…そうする~…って!」
淡「同じ並びで書かないでよ!この絵面だと私までホモ同人誌書いてるみたいじゃん!」クワッ!
菫「何をそんなに怒ってるんだ…なんなら大星も書けばいいじゃないか…」ペタペタ
淡「書かないよ!その選択肢だけは一生無いよ!」バンッ!
誠子「大星が書いてくれたら私達『タイガープリンセス』も完全体になるのになぁ…」ヌリヌリ
淡「何がタイガープリンセスだよ!セーコもあっさり吸収されてるんじゃないよ!」
淡「想像以上に腐女子の見本市だよ!」ペシーン!
尭深「楽しいよ…おいで…」
淡「まったく…そっちは手伝ってくれる人が居るから良いかもだけど私は一人なんだから…」プンプン!
照「一区切りついたら淡のも手伝おうか…?」
淡「いいよ!いつの間にか関係無い男同士で物語が展開されそうだもん!」
菫「そんな事無いぞ、ちゃんと関係ある男同士で物語を展開していくぞ?」
淡「男同士で展開するなって言ってるの!」
誠子「お前ノンケかよぉ!?お前…この部活の意味…知ってるの?」
淡「麻雀部だよ!そこは把握してるよ!麻雀にノンケも何も関係ないんだよ!」
照「淡…ちょっとうるさい…」カキカキ
淡「うるさいのはお前らだよー!」ペンペンペン!
菫「純!」ヘブッ!
誠子「情!」グハッ!
照「ロマンチカ!」イデッ!
尭深(楽しそうに…)カキカキ…
淡「これじゃあ休憩にならないよ…」ハァ…
照「それじゃあそんな淡にジュースをあげよう。待ってて」スッ
淡「えー本当!?やったー!」ウキウキ
照「えっと…はいおしるこ」スッ
淡「えっ…ジュース…」
照「おしるこ…」
淡「うん…ありがとう…」ゴクリ…
淡「…甘いね」
照「それが自慢…」ニコッ
淡(うん…明日から自分の部屋でやろう)ニッコリ
~福岡新道寺~
哩「衣装はこいでよかな」
姫子「今回もいやらしか出来栄えとですねぶちょー!」
煌「そんな所を求めちゃダメな気がしますけどね…」
哩「うんにゃ…いやらしかは必要ばい!花田ん作った衣装もいやらしかよ!」グッ!
煌「私はそんなもの作ってませんよ!?何を言うんですか!」ガビーン!
美子「…いやらしかは佐賀の方言とよ、可愛いっち意味やけん変な意味じゃなかとよ」
煌「そ、そうでしたか…早合点してしまいました…申し訳ありません…」
美子「あの2人が言うけん変な意味に聞こえるとよ…勘違いするんも仕方なかよ…」
哩「…ばってん花田がわからん言う事は他県のもんからすっと英語と変わらんのじゃなかか…?」
煌「私も未だに外国語に聞こえますからね…」
姫子「標準語…また勉強せんといかんですね…」
哩「ん…」
煌「私もお手伝いしますから!頑張りましょう!」グッ!
そして各々、夏からの環境に変化が有り…
玄「冬は…冬は我慢しますのだ!」プルプル…
宥「ごめんね…玄ちゃん…」プルプル…
行けぬ者…新たに行く者
胡桃「それじゃあシロは私達が居ない間、あんまりだらけない事!いい?」
エイスリン「イイ?」
白望「私の事は…気にしないで楽しんできて…」
皆この日の為に、準備を進めていた…
咲「忘れ物無し、じゃあ行きましょうか?」
恭子「あぁ…今年も善野さんに頼まれてもうたからな…」
熱狂の冬が始まる!
穏乃「行って来まーす!」タッタッタ!
憧「ちょっとシズ!駅こっちよ!?走ってく気!?」
波乱の予感…
セーラ「ほな竜華も準備えぇか?」
竜華「バッチリやで!じゃあ怜はしっかり留守番しててな?」
怜「うん…お土産期待してるで」
シリーズ完結篇!
京太郎「いなりはどこ…?ここ…?」フタチマル…
に続け!
とりあえずこのssはここまでです。お疲れ様でした
(次回のssはまだ書いて)ないです…
いつ頃上げるかは全くの未定なので気長にお待ち下さい
では見ていただいた方、レスしてくれた方々ありがとうございました
また次のssでお会いしましょう。失礼します
元スレ
成香「それじゃあチカちゃんまた明日です!」フリフリ
誓子「気を付けて帰るのよ?横断歩道は右を見て左を見て…」
成香「あの…流石に高校生ですからそれ位は…」アハハ…
誓子「それでも心配なものは心配なの!なんなら私が家まで…」
成香「大丈夫ですって!チカちゃんは心配しすぎです!」
誓子「そ、そうかしら…」
成香「じゃあ本当に行きますからね?」スタスタ
誓子「」ジーッ
成香「・・・・・」スタスタ
誓子「」ジーッ
成香「大丈夫ですってば!」プンプン!
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:33:44.40 ID:3rgnwfNb0
~本内家~
成香「はぁ…まったくチカちゃんは過保護すぎるんですよ…」
成香「私ってそんなに危なっかしく見えますかね…?」
成香「まぁ…本当は心配してくれてるのも嬉しいんですけどね…」クスッ
成香「えっと…じゃあ今日も皆さんにお話聞いてみましょうか…」カタカタ
・百合板
ナルカッス:こんにちは、皆さんいらっしゃいますか?
眼鏡メイド:おっすナルカッス!
嶺上咲:おっす!オラナルカッス!
お茶っ子:クリカッスの事か~!(ブワァ!)
凡人:それえぇ加減やめーや…
ナルカッス:いえいえ良いんです…私もちょっと気に入ってますから(笑)
凡人:んなアホな…
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:34:15.41 ID:3rgnwfNb0
眼鏡メイド:それで今日はどんなお悩みを紹介してくれるんだい?
嶺上咲:まずはこちらのコードレス充電器!
お茶っ子:なにそれ欲しい…
凡人:話進まんくなるからちょっと静かにせぇ
ナスカッス:コードレス充電器私も欲しいです…
凡人:あんたは話せんといかんやろ!
ナルカッス:ごごえむなさい!
眼鏡メイド:もちつけ
お茶っ子:ぺったんこ、ぺったんこ
嶺上咲:その話はそこまでだ
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:34:45.46 ID:3rgnwfNb0
ナルカッス:その…実はまた私の先輩の話なんですけど…
眼鏡メイド:なるほど、例のお姉さんの
お茶っ子:中々にお姉様係数が高いと噂の?
眼鏡メイド:むっ…
お茶っ子:ち、違うの!そういう意味じゃないの!
嶺上咲:はいはい、それでその先輩が?
ナルカッス:はい…最近私の事を心配しすぎと言うか…今日も帰りに家まで送ろうか?って…
凡人:別に普通やんか?
嶺上咲:普通ですね…
眼鏡メイド:あなた達はいつもそうだからね
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:35:17.67 ID:3rgnwfNb0
ナルカッス:それで…何と言いますか…私ってあの人にとっては妹に過ぎないのかな?って…
眼鏡メイド:あぁ…なるほど
お茶っ子:良いじゃない妹
凡人:特殊な性癖は参考にならんわ…
ナルカッス:私はずっと隣を歩いて行きたいのに…いつも先に歩いて行ってしまうので…
眼鏡メイド:む、始まったな?
お茶っ子:※鳥肌注意
ナルカッス:私はあの人を見失わずに歩いて行けるのかな?って…心配なんです…
ナルカッス:私はついて行けるでしょうか…あの人の居ない世界のスピードに…
嶺上咲:うわぁオサレだなぁ(棒)
凡人:えぇやん
眼鏡メイド:は?
凡人:え?
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:37:36.40 ID:DKBMctQC0
ナルカッス:それで…私はどうすれば1人の女性として意識されるのかなって…
眼鏡メイド:いっぺん抱いちまいな
お茶っ子:やだお姉様大胆///
嶺上咲:日輪の力を借りて、今必殺の!
凡人:ダイターン関係無いやろ…真面目に聞いてやりぃや…
ナルカッス:でも日常的に抱き付いたりはしてるんですよ…?
眼鏡メイド:ピュアだねぇ…
お茶っ子:真っ白いキャンバスだねぇ…
嶺上咲:絵の具持ってきましょうか?(薄い本)
凡人:もうえぇ…ここで相談するのがそもそも間違いなんやで…
・実質キルミーさんが入室しました
凡人:ん?流れ変わったな?
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:38:08.19 ID:DKBMctQC0
実質キルミー:こんばんは~ナルカッスちゃん元気だった~?
ナルカッス:あ~!キルミーさん!元気でしたよ~!
眼鏡メイド:姉さん、実はかくかくしかじか
お茶っ子:まるまるうまうまって感じで…
嶺上咲:パパパッといって、終わりっ!て感じで
実質キルミー:ふむふむなるほどね…
ナルカッス:私どうすればいいでしょうか…?
実質キルミー:そうですねぇ…やっぱりまずは二人で共有できる趣味を探す事とか…
眼鏡メイド:それ重要
凡人:まだ弱い…
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:38:51.74 ID:DKBMctQC0
実質キルミー:大切なのは女らしくって事じゃなくて、この人と居て楽しい!一緒に居たい!って思わせる事なの
眼鏡メイド:ざわ…ざわ…
実質キルミー:だからナルカッスちゃんも背伸びをしないで、一歩踏み出すだけで良いの
お茶っ子:ざわ…ざわ…
実質キルミー:今度その人を遊びに誘ってみたら良いんじゃないかな?そこで二人で楽しむ事が大事だと思うよ
ナルカッス:ありがとうございます!凄く助かりました!早速明日誘ってみたいと思います!
凡人:イ ン テ ル 長 友
嶺上咲:公 園 × 本 部
眼鏡メイド:約 束 の 大 地
お茶っ子:- 5 9 4 0 0
嶺上咲:突然の身内下げに顔面草まみれや
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:39:30.40 ID:DKBMctQC0
ナルカッス:本当に助かりました!また困った事が有ったら相談させて貰ってよろしいでしょうか?
眼鏡メイド:いつでも来なさい
お茶っ子:お安い御用
嶺上咲:水臭いなぁ当然だよ
凡人:おいポンコツ三銃士は帰れ
実質キルミー:あまり肩肘張らず楽しんできてね?
ナルカッス:はい!ありがとうございました!失礼します
・ナルカッスさんが退出しました
眼鏡メイド:良い事をすると気持ちが良いなぁ…
嶺上咲:ほんとそれ
凡人:頭沸いとんな…
実質キルミー:まぁまぁ…
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:40:02.27 ID:DKBMctQC0
眼鏡メイド:それで姉さん…そちらの方は順調で?
実質キルミー:その姉さんって言うのいい加減やめて…順調って何が?
お茶っ子:人の事には敏感なのに自分の事となると鈍感なんですね…
嶺上咲:前に言ってた妹みたいに可愛がってるって言ってた人の事ですよ。どうなんです?進展はありました?
実質キルミー:もう…だからそんな関係じゃないんだってば…
眼鏡メイド:そんな事言ってると本当にチャンス逃してにっちもさっちも行かなくなるんですよ?
実質キルミー:…そりゃ私だってどうにかしたいけど、環境がそれを許してくれないの!そういうものなの!
お茶っ子:環境ですか…
嶺上咲:なんだかこっちがモヤモヤしますよ…
凡人:とにかくその環境ってのが本人にしかわからんのやからしゃーないわな。私らは陰ながら応援しとこうや
眼鏡メイド:異議なし
実質キルミー:はいはい、ありがとうございます
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:40:34.12 ID:DKBMctQC0
~本内家~
成香「やっぱり皆さんに相談して正解でしたね!早速チカちゃんを誘ってみましょう!」ピッピッピ
成香「えっと…今週の土曜日…どこか二人で行きませんか…?送信!」ピッ
成香「ふぅ…チカちゃんは行きたい所とか有るんでしょうか?私はチカちゃんと一緒ならどこでも楽しいです♪」ニコニコ
成香「一緒に居て楽しいと思える人…か」
成香「チカちゃんも…そう思ってくれてたら良いんですけどね…」
ブブブブ…
成香「返信来ました!えっと…珍しいね、成香から誘ってくるなんて…」
成香「私もちょうど空いてるから、一緒に遊びましょうか…ですってー!やったー!やりました!」ピョンピョン!
成香「早速行き先を決めないとですね…えっとチカちゃんはどこか行きたい所…有りますか…?」ピピッ
成香「ふふふふ…土曜日が待ち遠しいです♪」ウキウキ
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:41:05.21 ID:DKBMctQC0
・801板
眼鏡メイド:ご機嫌麗しゅう
チョコレ:麗しゅう、で?なんで呼び出されたの?
杏:よりにもよって私まで…前のオフ会で連絡先教えたんだからそっちに寄越せよな
嶺上咲:私が使い方わからないんです!
凡人:な?可愛いやろ?
杏:いや教えてやれよ!
眼鏡メイド:それで本題なんだけど、そちらの学校になんか小さい妖怪ハンターみたいな子居るよね?
チョコレ:あぁ、髪から針が出て親父が目玉っぽいのなら居るな
眼鏡メイド:数日間その子の同行を探って貰いたいんだけど…
杏:なんでそんなストーカーみたいな事…
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:41:44.77 ID:DKBMctQC0
嶺上咲:それが…私達あれから百合板にも常駐するようになったんですけど
凡人:その中でよく相談してくる子の名前が『ナルカッス』って言うねん…
チョコレ:…なんてこった
杏:それって間違いなく本人なの?
お茶っ子:うちの先輩の件も有ったから慎重に話は聞いたんだけど…どうやらそうみたい
チョコレ:それで、なんでうちの後輩の後をつける必要が有るの?
眼鏡メイド:それが私達にとって必要な情報だから…この801板にとっても
杏:なんか話が見えないけど、どうする?
チョコレ:まぁどんな人間か知ってるから変な事に使わないとは思うよ。わかった、やってやるよ
眼鏡メイド:恩に着る
杏:その代わり後でしっかり話は聞かせてもらうからな?
眼鏡メイド:もちろん。安心して
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:42:17.44 ID:DKBMctQC0
~そして土曜日~
成香「あっ!チカちゃん!こっちです~!」ブンブン!
誓子「ゴメンね成香!待ったわよね…?」
成香「そんな事有りませんよ、私が早く来すぎちゃっただけですから!」ニコニコ
誓子「ふふ、成香は優しいわね?」ナデナデ
成香「えへへ~///」テレテレ
揺杏「それで…二人で来る必要なんか有ったのか…?」コソコソ
爽「二人のほうが見つかった時言い訳が効くだろ?」コソコソ
揺杏「こそこそ後つけてるの見られた時点で言い訳も何も…」
爽「じゃあ揺杏一人でやるか?」
揺杏「…わかったよ、しょうがねーな…」
爽「ほら、二人ともどっか行くみたいだぞ」ササッ
揺杏(休みに何やってんだ私達…)ササッ
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:43:07.19 ID:DKBMctQC0
成香「ここのパンケーキ凄く美味しいんですよ!チカちゃんにも食べて欲しくって!」ニコニコ
誓子「へぇ、そうなの?楽しみだわ」ニコッ
成香(まずはチカちゃんの好きな甘い物でご機嫌になって貰いましょう♪)
成香(ここのパンケーキは私の食べた中でもかなり美味しい部類ですからね!)フンス!
誓子「なぁに?今日は随分嬉しそうなのね?」クスッ
成香「そ、そうですか?いつも通りですよ~!」アセアセ
爽「なんだか二人とも普段とやってること変わらないように見えるんだけど…」
揺杏「そうだな…やっぱり成香とは別人だったんじゃねーの?」
爽「まぁ、今日追ってみて何も無さそうだったらそういう風に伝えておこう…」モグモグ
揺杏「お前さ、なんか食う時いっつも口の周り汚すのどうにかしろよ…」フキフキ
爽「ん…ありがと…」モグモグ
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:43:45.57 ID:DKBMctQC0
成香「わっ!来ましたよチカちゃん!食べてみて下さい!」
誓子「そんなに焦らなくてもちゃんと食べるわよ?」クスッ
誓子「いただきます、あむっ…」モグモグ
成香「」ドキドキ…
誓子「本当!凄く美味しい!」ワッ!
成香「わー!そうですよね!チカちゃんに気に入って貰えてよかったです!」パアッ!
誓子「ふふっ…こんなに美味しいお店教えてくれてありがとう、成香」ニコッ
成香「えへへ///」テレテレ
爽「なぁ、このコーヒー砂糖入れ過ぎじゃね…?」ズズッ…
揺杏「奇遇だな…私もそう思ってた…」ズズッ…
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:44:19.29 ID:DKBMctQC0
成香(最初の作戦はバッチリ大成功でした!)フンス!
成香(次はチカちゃんの好きな映画を見に行くんですが…)ペラッ…
ipsハザード5
成香(私、ホラーはあまり得意じゃないんですよね…)カタカタ…
誓子「成香どうしたの?」
成香「な、なんでもないです!それよりチカちゃん、これから映画を見に行きましょう!」
誓子「映画かぁ、確かに最近見てないし良いかもね…」フムフム
成香「それに今日はチカちゃんの好きなipsハザードのチケットも持って来てるんですよ!」バッ!
誓子「本当!?えっ…でも成香って怖いのダメじゃ…」
成香「何を言ってるんですか!私だって子供じゃないんですから平気ですよ。さぁ行きましょう!」グイッ
誓子「う、うん…」タッ
爽「ipsハザードねぇ…」テクテク
揺杏「まぁ私らも行きますか…」テクテク
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:44:51.53 ID:DKBMctQC0
~上映中~
成香「ひゃあっ!?くくくく首が取れましたよチカちゃん!?」カタカタ
誓子「成香落ち着いて!大丈夫だから!」
成香「こここ、怖いですぅぅぅ…」ギュッ…
誓子「大丈夫、大丈夫。怖くないわよ~」ナデナデ
誓子(やっぱり強がってたのね…)フフッ
爽「なんかそんなに怖くねぇな…」ギュッ…
揺杏「そうだな、期待外れだな…」ギュッ…
爽・揺杏「・・・・・・」
爽・揺杏(めっちゃこえぇ…)ドキドキ…
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:45:27.23 ID:DKBMctQC0
~上映終了~
成香「はぁぁ…怖かったです…」カタカタ
誓子「もう、そんなに怖いなら無理して誘ってくれなくても良かったのに…」
成香「ごめんなさい…私が騒いでばかりでチカちゃんは楽しめなかったですよね…?」シュン…
誓子「そんな事無いわよ?成香と一緒に来れて良かった」ニコッ
成香「チカちゃん…」ジーン…
誓子「落ち着くまでどこかで休みましょうか?」フフッ
爽「はぁ…疲れた…」
揺杏「お前結構ビビッてたもんな?」
爽「揺杏だって私の手握って離さなかった癖に…」
揺杏「わ、私はお前が握ってくるから仕方なく…」
爽「…まぁ正直助かったよ…ありがと」
揺杏「!?」ドキッ!
揺杏「お、おう…!まったく爽は私が居ないとダメだな!///」ドキドキ…
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:45:57.89 ID:DKBMctQC0
~公園~
誓子「成香、もう落ち着いた?」
成香「はい、もう大丈夫です!じゃあ次は…」
誓子「ねぇ成香…なんだか今日の成香おかしいわよ…?」
成香「そ、そんな事有りませんよ…?」アセアセ
誓子「なんだか無理をしてるって言うか…落ち着きが無いし…」
成香「そ、それは…」
誓子「私を楽しませてくれようとしてるのは嬉しいけど…」
誓子「私はいつもの成香と居るだけで十分楽しいのよ?」ニコッ
成香「え…?」
誓子「確かに普段は少し頼りないし、情け無い所もよく見るけど…」
成香「あぅぅぅ…」
誓子「それでも私はやっぱりいつもの成香の方が好きかな?」
成香「チカちゃん…!」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:46:30.32 ID:DKBMctQC0
成香「そうですね…チカちゃんの言う通りです」
成香「私、チカちゃんに楽しんで貰いたくて無理してました…」
成香「でももうやめます!私も…私もチカちゃんとならどんな所でも楽しいですから!」ニコッ
誓子「ふふっ…ありがとう成香」ナデナデ
爽「なんか上手く纏まったみたいだな…」
揺杏「もう良いんじゃね?これからどこ行くって訳でも無さそうだし私らも帰ろうぜ?」
爽「そうだな…じゃあ揺杏の家にでも行くか」
揺杏「なんでだよ!お前も自分家に帰れよ!」
爽「…今日寝れないかもしんない」
揺杏「…し、仕方ないな…今日だけだぞ…」ギュッ
爽「うん…」ギュッ
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:47:09.82 ID:DKBMctQC0
~後日~
801板
チョコレ:ってな感じなんだけどこんなもんで良いか?
眼鏡メイド:なるほど。非常に助かった、ありがとう
杏:それで…なんで私達こんな事させたんだ?
眼鏡メイド:一つは彼女の事が心配だった。急ぎすぎて関係を壊してしまわないか
眼鏡メイド:もう一つは…百合百合しい話がどうしても欲しかったから
チョコレ:どういう事だ?
眼鏡メイド:チョコレさんも冬コミにも出展するらしいからもう原稿に取り掛かってると思うけど…
チョコレ:そうだな。まさか冬には百合本を書きたくなったとか言うつもりか?
眼鏡メイド:私の知人が百合本を出したかったけど題材に行き詰ってる。だからいくつか話が必要だったの
24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:47:46.69 ID:DKBMctQC0
杏:それで、なんでそれがこの板にも重要な事なんだよ
眼鏡メイド:私はその知人に題材を提供する事で、報酬を受け取る事になってる…それが
眼鏡メイド:極上のホモ素材であるという事…!
チョコレ:ご、極上の…
杏:ホモだと…?
眼鏡メイド:あなた達のお陰で今年の冬は新しい風が吹くと思う。ありがとう
チョコレ:おいおいマジかよ…こうしちゃ居られねぇ!私達も原稿進めねぇと!
杏:そうだな!ますます萌えて来たぜ!
眼鏡メイド:お互いに健闘を祈る…
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:48:17.48 ID:DKBMctQC0
~一方百合板~
ナルカッス:という事なんです!
実質キルミー:そう…ナルカッスちゃんはそれで良かったの?
ナルカッス:はい!私やっとわかったんです。友達から先には、自然となっていく物なんだって
ナルカッス:だから焦らなくてもゆっくりお互いの仲が深まっていけば良いかなって
お茶っ子:大きくなって…
嶺上咲:私達の指導の賜物ですね…
嶺上咲:後はどっかの誰かさんも自分の気持ちに嘘を吐かないようになればいいんですけどね…
実質キルミー:もう、その話には干渉しないって言ったでしょ?
ナルカッス:何の話でしょう…?
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:48:46.58 ID:DKBMctQC0
お茶っ子:キルミーさんにも気になる人が居るらしいけど中々思いを伝えられないで居るらしい
実質キルミー:余計な事言わないの…
ナルカッス:そうなんですか…でも、それはキルミーさんが決める事ですから!
実質キルミー:ナルカッスちゃんはどっかの誰かさん達と違って良い子ねぇ~!
嶺上咲:でも私達だって茶化してるわけじゃなくて本気で応援してるんですよ…?
お茶っ子:意地張らずに正直に話しても良いんじゃ…
実質キルミー:あら?でも二人とも私達に隠し事してるわよね?
嶺上咲:何の事です?
お茶っ子:皆目検討も付きません
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/04(金) 21:49:17.20 ID:DKBMctQC0
実質キルミー:内田篤人と言えば?
嶺上咲:ノイアー
お茶っ子:川島
ナルカッス:内田さんてサッカー選手のですか?
実質キルミー:ほら、やっぱりね?
嶺上咲:…しまった
お茶っ子:何故この事を…
実質キルミー:とある人から聞いたのよ。オフ会楽しかったってね?
嶺上咲:そうですか…
お茶っ子:今度こそもう何も言いません…
ナルカッス:どういう事でしょう?
実質キルミー:ナルカッスちゃんは気にしなくて良いのよ?
ナルカッス:は、はぁ…
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/06(日) 11:25:25.70 ID:RzJFyirP0
~霧島神境~
巴「ふぅ…まったくあの人達は…」パタン
巴「いけない!もうこんな時間…そろそろ寝なきゃなぁ…」
巴「…でもナルカッスちゃんも頑張って行動に移したんだったら私も…」
巴「なんて…そんな簡単じゃないんだってば…」ハァ…
巴「もうやめやめ!明日も早いんだし寝よう!」ガバッ!
スススッ…
初美「巴ちゃん起きてますかー?」
巴「!?」ビクッ!
巴「は、はっちゃん…?どうしたのこんな時間に?」アセアセ
初美「いやぁ…なんだか眠れなくってですね…巴ちゃんはもう寝る所でしたか?」
巴「ううん!私もなんだか眠れなくて…」
初美「それじゃあ眠たくなるまで少しお話しませんかー?」ニコッ
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/06(日) 11:27:09.33 ID:RzJFyirP0
初美「それで私はこう言ってやったんですよー!」ペラペラ
巴(なんでこんなタイミングではっちゃんが…?こんなの嫌でも意識しちゃうって…)
初美「巴ちゃん?聞いてますか~?」ズイッ
巴「う、うん!大丈夫だよ!」アセアセ
初美「それでですね、霞さんがまた私の事を…」ペラペラ
巴(また…霞さん…)ピクッ…
巴(やっぱり私じゃ…無いんだ…)
初美「だから私は……巴ちゃん?…どうして泣いてるんですか…?」
巴「えっ…?やだっ…ゴメン…目にゴミが…入っちゃって…」グスッ…
初美「それなら私が取ってあげます!見せて下さい!」ズイッ!
巴「えっ…」
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/06(日) 11:27:47.33 ID:RzJFyirP0
初美「う~ん…中々見つからないですね…」ムムム…
巴「はっちゃん!もう大丈夫みたいだから!」アセアセ!
初美「本当ですか~?それならよかったです…」ホッ
巴(危なかった…もう少しで理性が保てなくなる所だった…)フゥ…
巴(でも…ずっとこんな調子じゃはっちゃんに嫌われちゃうかもな…)
巴(嫌われるのは…嫌だなぁ…)シュン…
初美「…全然大丈夫じゃないですよー!」ウガァー!
巴「えっ…えっ?」アセアセ!
初美「巴ちゃんなんだか悲しそうな顔してます!何か有ったんですね!?」プンプン!
巴「な、なんでも…本当に何でも無いから!」
初美「…私にも言えない様な事なんですか?」
巴「はっちゃんには…言えないよ…」
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/06(日) 11:28:22.84 ID:RzJFyirP0
初美「そうですか…わかりました。その事はもう聞きません」
初美「でも…私に何か出来る事が有ったら遠慮無く言って下さいよー?」ニコッ
巴(あぁ…優しいなぁ…はっちゃんは)
初美「それじゃあそろそろ私は自分の部屋に戻りますね?」ンショ…
巴(…ダメなのに…このまま隠してなきゃいけないのに…)グッ…
初美「あまり深く考え込まない方が気が楽ですからね?それじゃあ…」
巴(ダメ…止まって…!)
巴「待って…!行かないで…はっちゃん」ギュッ…
初美「巴…ちゃん…?」
巴「好き…私はっちゃんの事が好き…」グスッ…
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/06(日) 11:28:58.96 ID:RzJFyirP0
巴「駄目なのはわかってる…はっちゃんに好きな人が居る事くらいわかってるの!」グスッ…
巴「それでも…それでも私…」ヒック…
巴「どうしてもはっちゃんの事…大好きなの…」ポロポロ…
初美「…何もわかってないじゃないですか」
巴「はっ…ちゃん…?」グイッ…
初美「私の好きな人がわかってるなら…泣かないで下さいよ…」
巴「だって…霞さん…」ウゥ…
初美「霞さんなんか関係無いじゃないですか!私は巴ちゃんが好きなんですよ!」
巴「嘘…でもいつも…」
初美「私がいつも幼馴染と一緒に居る事がそんなにおかしいですか!?私はずっと…巴ちゃんの事を見てたんですよ…?」
巴「…本当?」グシグシ…
41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/06(日) 11:29:25.14 ID:RzJFyirP0
初美「大体…私が霞さんの事が好きなら霞さんの部屋に行ってますよ」
巴「それもそうかも…」
初美「それに、あんな脂肪の塊ぶら下げた人なんて私は御免ですよー!」
巴「それはちょっと言い過ぎだよ…」
初美「なんにせよ私は巴ちゃんが好きです!大好きです!」
巴「はっちゃん…!」グスッ…
初美「巴ちゃんは…その…いつからですか…///」
巴「いつって…?」
初美「その…私を好きになった時期って言いますか…///」モジモジ
巴「そうだなぁ…」ムムム…
42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/06(日) 11:29:59.14 ID:RzJFyirP0
巴「ん~…もう忘れちゃった」クスッ
初美「そうですか…実は私もなんですよ」ニコッ
巴「気が付いたらはっちゃんから目が離せなくなってて…」
初美「気が付いたらもっと巴ちゃんの事が知りたくなってて…」
巴「好きなんだって思った…」
初美「私もです…」
巴「はっちゃん…」スッ…
初美「巴ちゃん…」スッ…
スススッ…
霞「二人共さっきから何を騒いでるの…?やっと小蒔ちゃんが寝た所なんだから…」ハァ…
巴・初美「あっ…///」チラッ…
霞「……あらあらうふふ♪」ニコッ
初美「ち、ちがっ!///これはその!///」カァッ!
巴「ご、誤解なんです誤解!///」アタフタ!
43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/06(日) 11:30:50.30 ID:RzJFyirP0
霞「二人がそういう関係だったなんて知らなかったわ~♪明日はお赤飯にしなくちゃ!」ポンッ!
初美「だ、だから違うんですってば!///」ブンブン!
霞「え…?違うの?じゃあ、はっちゃんは巴ちゃんの事なんか好きじゃないのかしら…?」フンフム…
巴「え…はっちゃん…?」シュン…
初美「い、いや!もちろん巴ちゃんの事は大好きですよ!当たり前じゃないですか!」アセアセ!
巴「はっちゃん…嬉しい…///」ダキッ…
霞「お赤飯♪お赤飯♪」ルンルン♪
初美「もー!私達の事は放って置いて下さいよー!///」プンプン!
霞「あらやだ私ったら舞い上がっちゃって!ごめんなさいね~?」ウフフ
初美「リアクションが完全におばちゃんですよ…」ボソッ
霞「シュッ…!」ブオン!
初美「ひえっ!?」ビクッ!
霞「…次は当てるわよ?」
初美「」コクコク!
44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/06(日) 11:31:34.90 ID:RzJFyirP0
霞「それじゃあ後は若い子達にお任せして…私は失礼しますね~♪」オホホホ!
スススッ…パタン
初美(霞さん…あんなキャラでしたっけ…?)
巴「なんだかまだ実感湧かないけど…私達って…その…」
巴「もう恋人って事で…良いの…かな?///」
初美「も、もちろんですよー!なんならこのまま夫婦にでも…」
巴「それはまだ気が早いよ~///それにどっちが旦那さんかもわからないし///」テレテレ
ヤイノヤイノ!
霞(はぁ…若いって良いわね…)シミジミ…
霞「あら?髪留めを小蒔ちゃんの部屋に忘れて来たみたいだわ?仕方ないわね…」
霞「起こさないように慎重に…」
スススッ…
45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/06(日) 11:32:02.76 ID:RzJFyirP0
小蒔「あっ♡…春…もっとゆっく…んっ♡」ビビクン!
春「ダメ…姫様の…気持ち良すぎて…止まらない…」ビククン!
小蒔「もうっ…!2人の時は小蒔って…呼んで下さ…はぁっ♡」ビクン!
霞(あらあらのあらららら~…嘘でしょ~…?)ススッ…
霞(まさか六女仙の中で私だけハブかしら~…?)
霞(…もう寝ようかしら)ハァ…
霞(なによなによ皆して盛っちゃって…)プンプン!
霞「皆に慰めてもらおうかしら…」ハァ…
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/06(日) 11:33:11.12 ID:RzJFyirP0
・コスプレ板
カムイ:こんばんは~誰か居るかしら…?
みゆみゆ:あれ~?こんな時間に珍しいね?どうしたのもー?
カムイ:それがね…かくかくしかじか…
みゆみゆ:まるまるもりもりって事…?
カムイ:そうなのよ!もう私だけ仲間外れにされてるみたいで嫌になっちゃうわ…
みゆみゆ:わかるよもー…私の後輩だって結構進んでるみたいなのよもー…
カムイ:お互い寂しいわねぇ…
みゆみゆ:そういう鬱憤は冬コミケへの活力にする事にしてるよもー…
47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/06(日) 11:33:50.78 ID:RzJFyirP0
カムイ:ところで他の子達は来てないのかしら?
みゆみゆ:さっきまでチェーンちゃんとアルカードちゃんは居たんだけど、二人とも衣装作るのが忙しいみたいでね
カムイ:そうよねぇ…もうそんな時期なのね…
みゆみゆ:当然カムイさんも来るよね?
カムイ:もちろん!この溜めに溜めたストレスはしっかり発散させてもらいますからね!
みゆみゆ:その意気だよもー!今回は私も遅刻しないようにするよ!
カムイ:こうしちゃいられないわ!私も早速衣装作る事にするわね!それじゃあまたね?
みゆみゆ:あ!ちょっと待って!
・カムイさんが退出しました
みゆみゆ:夏みたいな薄着は止めた方が良いよ…ってもー!!聞いてないし!
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/06(日) 11:34:39.21 ID:RzJFyirP0
・百合板
実質キルミー:いやぁ本当に大変なんだから~中々寝られなくって~!
眼鏡メイド:あ、はぁ…
実質キルミー:それでね?私がちょっとボーっとしてるとすぐに首とかにキスしてきてね~!
お茶っ子:さいですか…
実質キルミー:もう可愛いったらないのよ~!
ナルカッス:羨ましいです~!私も早くそういう関係になりたいですぅ…
実質キルミー:もうそんな良いもんじゃないんだってば~!はぁ…私達ってあれなのかな?
実質キルミー:他の人達より…愛が深いのかな?
嶺上咲:うざってぇ!(暴言)
凡人:まぁまぁ…のろけ位聞いてやろうや…
49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/06(日) 11:37:06.72 ID:RzJFyirP0
~龍門渕家~
智紀(ナルカッスちゃんの一件でも十分な成果だったのに…まさかキルミーさんからも提供して貰えるなんて…)
智紀(これは早速2人に報告しなくちゃ…)スッ
トントン…
???「どうぞ…」
智紀「お疲れ様…新しいネタ持って来た…」ガチャッ
ハギヨシ「なんと!?いつもありがとうございます沢村様!」
ハギヨシ「ほら京太郎君!寝てる場合じゃないですよ!起きてください!」ペチペチ
京太郎「う~ん…ドンチュキスミー特別なぁ…」ムニャムニャ
ハギヨシ「桜trickの夢を見るなんて羨ましい!えぇい…かくなる上は…」
ハギヨシ「せぇい!そいそいそーい!」ペペペン!
京太郎「うぉん!…も、もう夢中なの…?」ガバッ
ハギヨシ「おはようございます京太郎君、沢村様が新しいネタを持ってきてくださいましたよ!」ワクワク!
京太郎「な、なんですってー!?いつもありがとうございます!」ペコリ
智紀「問題ない…それより報酬は…」
50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/06(日) 11:38:28.96 ID:RzJFyirP0
ハギヨシ「わかっております…それでは今日はどういった格好で…?」
智紀「今日は少し軽めの壁ドンからなだれ込む様にベッドインして強引に唇を奪われる感じで」
京太郎「それじゃあ先にこの百合を見てから気分を高めましょうか…」ウキウキ
ハギヨシ「そうですね、もう待ちきれないよ。はやく見せてください!」ガシューイン!
智紀「はい…これ」スッ…
~読後~
ハギヨシ「尊い…尊い…」プルプル…
京太郎「しっとりとしていてそれでいてベタすぎない、すっきりとした甘さだ…」プルプル…
ハギヨシ「また一つ冬コミで出す作品の参考になりますね!」ガシッ!
京太郎「はい!ハギヨシさん!」ガシッ!
智紀「それじゃあそろそろこっちも良いかな…?」
ハギヨシ「あっそうでしたね…」
51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/06(日) 11:40:30.04 ID:RzJFyirP0
智紀「はーい、よーいスタート…」
ハギヨシ「角度はこんな感じで良いでしょうか…?」
智紀「もうちょっと近めに…壁には肘でこう…ドンッ!と…」カキカキ
京太郎「なんか…モデルなのはわかってますけど…実際に僕とハギヨシさんの本が出るってなると恥ずかしいですね…///」
智紀「散々ネタにしてきたカプが実際にそうだと知った時にはこうなるのが必然…」カキカキ
ハギヨシ「その気持ち良くわかりますよ…宮永さん達の件や沢村様の件でも熱く滾った物です…」シミジミ…
智紀「それじゃあベッドに移って…腕をこう頭の上で掴んじゃって…」
ハギヨシ「服はどうしましょうか…?」
智紀「後で剥いでおくから安心して…」
京太郎「そんな技術が有るなんて…たまげるなぁ…」
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/06(日) 11:43:12.10 ID:RzJFyirP0
智紀「はいじゃあキスしてみようか。獣のようにがっぷりと行ってみようか?」ハァハァ…
ハギヨシ「じゃあ京太郎君行きますよ…」
京太郎「流石に見られてると…恥ずかしいですね…///」
ハギヨシ「ふふっ…すぐに慣れますよ…」ブチュー!
京太郎「んむっ…ん~!///」ブッチュー!
智紀「あ^~いいっすね~!」ハァハァ…
ハギヨシ「こんな所でよろしいでしょうか…?」チラッ
智紀「完璧…ご馳走様」フゥ…
京太郎「こちらこそありがとうございました///」
智紀「じゃあ私はこれで…そっちも頑張って…」
ハギヨシ「はい!お互い頑張りましょう」ニコッ
京太郎「さ~…俺もバリバリ書くぞー!」フンス!
53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/06(日) 11:47:33.27 ID:RzJFyirP0
~所変わって白糸台~
照「菫ここベタお願い…」スッ
菫「ん…渋谷、そっちはどうだ?」
尭深「あと2ページです…誠子ちゃんは終わりそう?」
誠子「まだなんとも…大星は?」
淡「こっちはまだ時間掛かりそう…ん~!ちょっと休憩しようかな…」フゥ…
照「無理は禁物だから…休める時には休んだ方が良い…」カキカキ
淡「うん…そうする~…って!」
淡「同じ並びで書かないでよ!この絵面だと私までホモ同人誌書いてるみたいじゃん!」クワッ!
菫「何をそんなに怒ってるんだ…なんなら大星も書けばいいじゃないか…」ペタペタ
淡「書かないよ!その選択肢だけは一生無いよ!」バンッ!
誠子「大星が書いてくれたら私達『タイガープリンセス』も完全体になるのになぁ…」ヌリヌリ
淡「何がタイガープリンセスだよ!セーコもあっさり吸収されてるんじゃないよ!」
淡「想像以上に腐女子の見本市だよ!」ペシーン!
尭深「楽しいよ…おいで…」
54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/06(日) 11:51:01.68 ID:RzJFyirP0
淡「まったく…そっちは手伝ってくれる人が居るから良いかもだけど私は一人なんだから…」プンプン!
照「一区切りついたら淡のも手伝おうか…?」
淡「いいよ!いつの間にか関係無い男同士で物語が展開されそうだもん!」
菫「そんな事無いぞ、ちゃんと関係ある男同士で物語を展開していくぞ?」
淡「男同士で展開するなって言ってるの!」
誠子「お前ノンケかよぉ!?お前…この部活の意味…知ってるの?」
淡「麻雀部だよ!そこは把握してるよ!麻雀にノンケも何も関係ないんだよ!」
照「淡…ちょっとうるさい…」カキカキ
淡「うるさいのはお前らだよー!」ペンペンペン!
菫「純!」ヘブッ!
誠子「情!」グハッ!
照「ロマンチカ!」イデッ!
尭深(楽しそうに…)カキカキ…
55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/06(日) 11:51:36.47 ID:RzJFyirP0
淡「これじゃあ休憩にならないよ…」ハァ…
照「それじゃあそんな淡にジュースをあげよう。待ってて」スッ
淡「えー本当!?やったー!」ウキウキ
照「えっと…はいおしるこ」スッ
淡「えっ…ジュース…」
照「おしるこ…」
淡「うん…ありがとう…」ゴクリ…
淡「…甘いね」
照「それが自慢…」ニコッ
淡(うん…明日から自分の部屋でやろう)ニッコリ
56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/06(日) 11:52:23.03 ID:RzJFyirP0
~福岡新道寺~
哩「衣装はこいでよかな」
姫子「今回もいやらしか出来栄えとですねぶちょー!」
煌「そんな所を求めちゃダメな気がしますけどね…」
哩「うんにゃ…いやらしかは必要ばい!花田ん作った衣装もいやらしかよ!」グッ!
煌「私はそんなもの作ってませんよ!?何を言うんですか!」ガビーン!
美子「…いやらしかは佐賀の方言とよ、可愛いっち意味やけん変な意味じゃなかとよ」
煌「そ、そうでしたか…早合点してしまいました…申し訳ありません…」
美子「あの2人が言うけん変な意味に聞こえるとよ…勘違いするんも仕方なかよ…」
哩「…ばってん花田がわからん言う事は他県のもんからすっと英語と変わらんのじゃなかか…?」
煌「私も未だに外国語に聞こえますからね…」
姫子「標準語…また勉強せんといかんですね…」
哩「ん…」
煌「私もお手伝いしますから!頑張りましょう!」グッ!
57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/06(日) 11:53:01.53 ID:RzJFyirP0
そして各々、夏からの環境に変化が有り…
玄「冬は…冬は我慢しますのだ!」プルプル…
宥「ごめんね…玄ちゃん…」プルプル…
行けぬ者…新たに行く者
胡桃「それじゃあシロは私達が居ない間、あんまりだらけない事!いい?」
エイスリン「イイ?」
白望「私の事は…気にしないで楽しんできて…」
皆この日の為に、準備を進めていた…
58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/06(日) 11:53:33.75 ID:RzJFyirP0
咲「忘れ物無し、じゃあ行きましょうか?」
恭子「あぁ…今年も善野さんに頼まれてもうたからな…」
熱狂の冬が始まる!
穏乃「行って来まーす!」タッタッタ!
憧「ちょっとシズ!駅こっちよ!?走ってく気!?」
波乱の予感…
セーラ「ほな竜華も準備えぇか?」
竜華「バッチリやで!じゃあ怜はしっかり留守番しててな?」
怜「うん…お土産期待してるで」
シリーズ完結篇!
京太郎「いなりはどこ…?ここ…?」フタチマル…
に続け!
59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/03/06(日) 11:56:00.07 ID:RzJFyirP0
とりあえずこのssはここまでです。お疲れ様でした
(次回のssはまだ書いて)ないです…
いつ頃上げるかは全くの未定なので気長にお待ち下さい
では見ていただいた方、レスしてくれた方々ありがとうございました
また次のssでお会いしましょう。失礼します
SS速報VIP:【咲-Saki-】成香「百合掲示板を素敵に訪問します!」