1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/15(日) 20:33:09.57 ID:JZ9Yx/Il0

梓「ねー純ー」

純「んー」

梓「憂はー?」

純「お姉ちゃんのところでしょ『今日はお姉ちゃんの部屋に行くから』って言ってたし」

梓「はぁ…軽音部に集中してほしいのに」

純「まぁ、あの姉妹だからね」

梓(新軽音部になったのに、グダグダ感は健在…)

梓「はぁ…」

純「あずさ2回目」

梓「何が?」

純「ため息」

梓「純たちが練習しないからだよ!」



3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/15(日) 20:34:05.66 ID:JZ9Yx/Il0

純「じゃあ練習しよっか」

梓「へ? え、あ、うん」

純「何慌ててんの」

梓「…いや、純がいきなり練習したいって言うから」

純「あ、そうだ。 楽器交換してみない?」

梓「なんでまた…」

純「ギターを一度弾いてみたい!」

梓「はいはい」



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/15(日) 20:37:23.58 ID:JZ9Yx/Il0

………

純「飽きた」

梓「はやっ」

純「だってよくわかんないんだもん」

梓「もー」

純「梓、ベース弾いてみなよ。はい」

梓「……んしょ…………おもっ」

純「そう? 梓のが軽すぎなんでしょ」

梓「んと……ここを……」

 ~♪

純「違う違う、左手でこう持って……」グイッ

梓「ひゃっ」

純「ん?」

梓「いや……なんでもない……」



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/15(日) 20:40:41.83 ID:JZ9Yx/Il0

純「で、右手でこうやって弦を……」グイ

梓「ひゃっ」

純「ちょ、なに梓」

梓「なんでもないっ(ちょっと純近すぎ)」

純「梓~」ギューッ

梓「っっ」

純「?」

梓「純ふざけ過ぎだよ!」

純「なに梓? くすぐり弱いの?」

梓「そうじゃない…」



7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/15(日) 20:45:00.93 ID:JZ9Yx/Il0


純「梓」ギュ…

梓「ひぅ」

梓「……」

純「梓? どうしたの? 黙っちゃって」

梓「純…」

純「んー?」


梓「……もっとギュッてして」


純「始めから言えばいいのに」

梓「……だって」

純「してあげる」ギュ




菫「何……してるんですか…?」



8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/15(日) 20:46:10.07 ID:JZ9Yx/Il0


梓「ちょっ純、離れて!」

純「はい、梓部長!」

菫「……」

梓「えっと……」

菫「……あ、憂先輩は今日もお姉さんのところですか?」

梓「う、うん! そうだよ! ねぇ純?」

純「そうだよー」

菫「マイペースですね」

梓「さーてと、練習練習~」

菫「で、今何してたんですか?」

梓「何もしてない!」


おわり


元スレ
梓「何もしてない!」