1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/10(土) 20:35:15.60 ID:Rdna1Jhj0
梓「癖っ毛だし(笑)」
梓「いつも変なこと言ってるし(笑)」
梓「空気読めないし(笑)」
梓「練習ちゃんとやらないし(笑)」
梓「自分勝手だし(笑)」
梓「手が掛かるし(笑)」
梓「あーぁなんであんなの好きになっちゃったんだろ(笑)」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/10(土) 20:38:23.17 ID:Rdna1Jhj0
……
純「梓かえろー」ガチャ
梓「はやっ」
純「?」
梓「え? いやいや、『?』じゃないでしょ? 今来たばかりじゃん」
純「美味しいたいやき屋を見つけたんだけど、梓と行きたくて」
梓「……私と?」
純「うん、たいやき好きでしょ?」
梓「好きだけど…」
純「じゃあ行こう!」
梓「部活は!?」
純「今日は欠席!」
ガチャ
憂「おつかれさまー」
梓「あ、憂! いいところに。純がさ――」
純「ごめん憂! 梓連れてくね!」
憂「うん。いってらっしゃい」
梓「ちょ、憂」
憂「」ニコニコ
純「れっつごー」グイグイ
梓「ちょっとー!」ズザー
スタタタタタタ
直「今のは梓先輩と純先輩?」
菫「あの二人、いつも仲良いね」
……
梓「あーもう! どこまで連れてくの!? 下駄箱はあっちだよ」
純「梓」
梓「なに?」
純「結構変な質問するけどちゃんと答えてほしかったりほしくなかったり」
梓「……なに」
純「……梓って好きな人いる?」
梓「うわ」
純「うわってなにうわって」
梓「……」
純「えっと……」
梓「……」
梓「……好きな人いる」
純「へぇ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」
梓「なにその反応……」
純「だれ?」
梓「言えない」
純「先輩?」
梓「違う」
純「後輩?」
梓「合ってても言わないから」
純「私?」
梓「ない! それは絶対ない!!」
純「そっかー」
梓「というか何で私が純なんか――」
純「私は好きだよ。梓のこと」
梓「へ」
純「独り占めしたいなーって思ってるし」
梓「ぇ……、ぇ……?」
純「そんな私だけど、やっぱり嫌い?」
梓「……」
純「……」
梓「……好き……かも」
純「ん?」
梓「……純のこと」
純「へぇ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」
梓「もうやだ……全然空気読めてない……」
純「ごめんごめん」
梓「もー……」
純「癖っ毛でごめんね」
梓「え……?」
純「いつも変なこと言ってごめん」
梓「あ」
純「空気読めなくて、練習ちゃんとやらなくて、自分勝手で、手が掛かってごめんね」
梓「聞こえてた……」
純「直せるところは直すから……」
梓「違うよ純」
純「?」
梓「そういうの全部……その……純だから」
純「梓……」
梓「さ、たいやき屋行こ?」
純「ぁ、……実はたいやき屋は嘘でして……へへ」
梓「えっ じゃあ、告白するために嘘付いたの!?」
純「ごめん! たいやき奢るから!」
梓「……バカ。ホント馬鹿」
純「~~~っ(土下座)」
梓「でも……そういうとこ、純らしいかな」
純「許してくれたー!」
梓「たいやきは買ってもらうから……ずっと」
純「ずっと!?」
梓「うん。一生だよ一生。当たり前じゃん」
純「私のおこづかいがーーー!」
梓「純(笑)」
純「なに?」
チュッ
(おわり)
読んでくださいましてありがとうございました!
元スレ
……
純「梓かえろー」ガチャ
梓「はやっ」
純「?」
梓「え? いやいや、『?』じゃないでしょ? 今来たばかりじゃん」
純「美味しいたいやき屋を見つけたんだけど、梓と行きたくて」
梓「……私と?」
純「うん、たいやき好きでしょ?」
梓「好きだけど…」
純「じゃあ行こう!」
梓「部活は!?」
純「今日は欠席!」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/10(土) 20:42:17.18 ID:Rdna1Jhj0
ガチャ
憂「おつかれさまー」
梓「あ、憂! いいところに。純がさ――」
純「ごめん憂! 梓連れてくね!」
憂「うん。いってらっしゃい」
梓「ちょ、憂」
憂「」ニコニコ
純「れっつごー」グイグイ
梓「ちょっとー!」ズザー
スタタタタタタ
直「今のは梓先輩と純先輩?」
菫「あの二人、いつも仲良いね」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/10(土) 20:47:05.44 ID:Rdna1Jhj0
……
梓「あーもう! どこまで連れてくの!? 下駄箱はあっちだよ」
純「梓」
梓「なに?」
純「結構変な質問するけどちゃんと答えてほしかったりほしくなかったり」
梓「……なに」
純「……梓って好きな人いる?」
梓「うわ」
純「うわってなにうわって」
梓「……」
純「えっと……」
梓「……」
梓「……好きな人いる」
純「へぇ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」
梓「なにその反応……」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/10(土) 20:51:13.89 ID:Rdna1Jhj0
純「だれ?」
梓「言えない」
純「先輩?」
梓「違う」
純「後輩?」
梓「合ってても言わないから」
純「私?」
梓「ない! それは絶対ない!!」
純「そっかー」
梓「というか何で私が純なんか――」
純「私は好きだよ。梓のこと」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/10(土) 20:56:48.10 ID:Rdna1Jhj0
梓「へ」
純「独り占めしたいなーって思ってるし」
梓「ぇ……、ぇ……?」
純「そんな私だけど、やっぱり嫌い?」
梓「……」
純「……」
梓「……好き……かも」
純「ん?」
梓「……純のこと」
純「へぇ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」
梓「もうやだ……全然空気読めてない……」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/10(土) 21:00:09.21 ID:Rdna1Jhj0
純「ごめんごめん」
梓「もー……」
純「癖っ毛でごめんね」
梓「え……?」
純「いつも変なこと言ってごめん」
梓「あ」
純「空気読めなくて、練習ちゃんとやらなくて、自分勝手で、手が掛かってごめんね」
梓「聞こえてた……」
純「直せるところは直すから……」
梓「違うよ純」
純「?」
梓「そういうの全部……その……純だから」
純「梓……」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/10(土) 21:04:59.73 ID:Rdna1Jhj0
梓「さ、たいやき屋行こ?」
純「ぁ、……実はたいやき屋は嘘でして……へへ」
梓「えっ じゃあ、告白するために嘘付いたの!?」
純「ごめん! たいやき奢るから!」
梓「……バカ。ホント馬鹿」
純「~~~っ(土下座)」
梓「でも……そういうとこ、純らしいかな」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/10(土) 21:06:03.52 ID:Rdna1Jhj0
純「許してくれたー!」
梓「たいやきは買ってもらうから……ずっと」
純「ずっと!?」
梓「うん。一生だよ一生。当たり前じゃん」
純「私のおこづかいがーーー!」
梓「純(笑)」
純「なに?」
チュッ
(おわり)
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/10(土) 21:07:34.91 ID:Rdna1Jhj0
読んでくださいましてありがとうございました!
梓「純(笑)」