関連
紬「どうしようかしら」
紬「みんなはそんなことしてくれないだろうし」
紬「困ったわ……」
さわ子「お困りのようね」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 16:19:16.32 ID:m7PkOKky0
紬「さわ子先生」
さわ子「水臭いじゃない、私に言ってくれればいいのに」
紬「はぁ」
さわ子「ちょっと待っててね」ぬぎぬぎ
紬「はい、待った」
さわ子「どうしたのよ」
紬「先生いつも言ってるじゃないですか」
紬「恥じらいがないとだめだと!!」
さわ子「!!!!」ガーン
さわ子「そうね……大事なことを忘れてたわ……」
紬「いいんです、人は間違える生き物なんですから」
さわ子「ふふ、生徒に教えられてちゃしょうがないわね」」
紬「そう、律っちゃんみたいな勝気な子がするのがそそるわ」
さわ子「あら、私はやっぱり澪ちゃんね」
紬「澪ちゃんみたいにすぐ赤くなっちゃう子もいいですけど」
さわ子「あら、異論があるっていうの?」
紬「たぶん、律っちゃんってシモな話題に入ると急に黙っちゃうタイプだと思うの」
さわ「わかるかもしれないわ」
紬「そういう子に話を振って、動揺してるところを見ると濡れちゃうの」
さわ「なるほど、澪ちゃんだったら最初から動揺しっぱなしだものね」
紬「だから律っちゃんなんです」
さ「新しい感覚に目覚めそうだわ」
紬「わかってもらえれば幸いです」
ガチャ
律「おーっす」
紬「あら律っちゃん」
律「なんだ、ムギとさわちゃんだけか」
紬「えぇ」
律「珍しい組み合わせだな!なんの話してたんだ?」
さ「あぁ、くぱ
紬「……」ゆらぁ
さ「な、なんでもないの」
律「?なんだよー、教えろよー」
紬「気にしないで、りっちゃん」
律「そう言われると余計気になるんだけど……まぁいいか」
さ「唯ちゃんとかはまだなの?」
律「唯は掃除で、澪はもうすぐくると思うよ」
ガチャ
律「ほらきた」
澪「ん?なんだ?」
律「こっちの話」
澪「そうか?唯と梓はまだ来てないか……練習できないな」
澪「っていうかなんでさわ子先生は半裸なんですか!」
律「私が聞けなかったことを簡単に……」
さ「気にしないでいいわ」
澪「む、無理です!そこに脱ぎ散らかしてる服を着てください!」
さ「わかったわよ……」
律「な、なぁ紬……もしかしてさわちゃんと……」
紬「気にしなくていいわ」
律「そ、そう……」
ガチャ
唯「おいーす」
梓「遅れましたー」
澪「唯に梓、遅かったじゃないか」
唯「えへへ~、掃除でね、あずにゃんもそうだったみたいで、廊下であったんだよ」
澪「よし、さっそく練習するか!」
唯「え~……先にお茶がいいよう」
梓「遅れたんですから、我慢しましょうよ」
律「私もお茶ー!」
澪「律も……しょうがない、10分だけだぞ」
唯律「わーい!」
梓「しょうがないですね……」
紬「今用意するわ」
そしてその夜
紬「はぁ、なんとかして見れないかしら」
紬「くぱぁして、なんて言ったら私変態扱いね」
紬「もうメイドにさせるのも飽きちゃったし……」
紬「やっぱりみんなのが見たいわ」
翌日 放課後
ガチャ
紬「遅れました~」
律「お、むぎ~、だらしないぞ~」
紬「ごめんなさい、お詫びにおいしいケーキ持ってきたから」
唯「わーい!ケーキ!」
紬(ってあれ、和さん?)
唯「あ、そういえば和ちゃんクッパがどうかした?」
紬(く、くぱぁ!?)
和「……いや、今度でいいわ、私も生徒会の仕事あるし、そろそろ行くわね」
唯「そっか、じゃあね和ちゃ~ん!」
紬(なんで和さんがくぱぁを……?)
澪「さて、和も帰ったし、練習するぞ!」
律「え~、ケーキ先にしようぜー!」
澪「またか……しょうがないなぁ」
律「そんなこといってぇ~、澪も食べたいんだろ?」
澪「そ、そんなことないよ!///」
紬「じゃあ用意するわね」
唯「このケーキおいひい~」
律「うん、うまいな!」
紬「ふふ、喜んでもらえたかしら」
澪「唯に律!口の周りクリームだらけじゃないか」
唯「ふぇ?ホントだ、ティッシュティッシュ……」
ガタン、ガシャ
唯「うわぁ!紅茶が!」
紬「気にしないで、私が拭いとくから」
唯「ごめんねムギちゃん……ってあれ?誰かの携帯電話が……」
澪「なにしてるんだ、まったく……ってあれ?それ和のじゃないか?」
唯「ほ、ホントだ!どうしよう、紅茶かけちゃったよ……」
律「あ~あ~、壊しちゃったカモ~?」
唯「う、うそ……電源入らないよ……」
紬「さっき来てた時、忘れていっちゃったのね」
唯「うー……どうしよう、和ちゃんに怒られちゃうよ……」
澪「しょうがないだろ、わざとじゃないんだし、素直に謝ってこい」
唯「そうだよね……ちょっと行ってくるよ」
律「あ、そ、そうだ!」
唯「ん?」
律「私が渡してくるよ!」
唯「ど、どうして?」
律「ほらあれ……私が渡してサッと帰れば、バレないかもしれないだろ?」
唯「え、えぇ~……バレるよう……」
澪「そうだぞ、それにそんな和を騙すみたいな……」
律「いいから!はい電話もってくねー!」ダダダ
澪「お、おい律!」
唯「行っちゃった……」
紬「どうしたのかしら……」
ガチャ
梓「こんにちわー、今律先輩が走って行きましたけど、どうしたんですか?」
唯「実は……」
かくかくしかじか
梓「そ、そんなことが……絶対バレますよ!」
澪「だろうなぁ……」
紬「どうしてこんなこと考えたのかしら……」
ガチャ
律「た、ただいまー……」
澪「……律?」
律「あ、はは!ごめんねー!」
唯「もー……ばれたら余計に怒られちゃうよ……」
律「ごめんごめん、ちゃんと私が謝るから!」
澪「当たり前だ!まったく……それより顔赤いけど、どうかしたか?」
律「へ!?あー、走ったからかな?へへ」
紬(息も切れてないし、そんなに走ってないはずよ……これは……ゴクリ)
夜
紬「あの時のりっちゃん……」
紬(たぶん、いいえ、間違いなくアレね……)
紬「ふふ、しばらく観察対象ね」
紬「うふふふふ……」
次の日
・・・・・・・・
澪「案の定バレたな……」
唯「もー!りっちゃんひどいよ!」
律「ごめんごめん♪」
梓「妙に機嫌よくないですか・・・・・」
律「そ、そんなことないって!反省してるよー♪」
唯「むー……なんかそう見えないけど……」
澪「まぁ、わかってもらえたんだしいいじゃないか」
梓「そうですよ、良かったじゃないですか」
唯「そっかな……そうだりっちゃん、明日和ちゃんと携帯電話買いにいくんだよね」
律「そうだよー♪」
唯「わたしもいく!」
律「ダメだ」
唯「そ、即答!?」
律「私は自分の電話も欲しいからいくんだ、用がない唯はこなくてもいいだろ」
紬(和ちゃんとりっちゃんが一緒に電話を買いに行く……デートじゃない!)
紬「そうよ唯ちゃん、邪魔しちゃだめよ」
唯「わかったよー……」
紬(駅前とか言ってたわね……ふふ)
律「~♪」
澪「おい練習するぞ」
翌日
紬(ここかしら……あれは……和ちゃん!)
和「……」
紬(ふふ、待ってるのね、りっちゃんはまだかしら……)
律「おまたせー!」
和「・、・・・・」
律「・・・、・・・・」
紬(く、聞こえない!もうちょっと近寄って……)
律「へ、へへへ……それじゃさっそく行こうか!」
紬(りっちゃんの顔が赤い……なんの話をしてたの……)
律「和ー、こっちだぞー」
和「ちょ、ちょっと待って」
紬(お、追いかけなきゃ!)
数時間後
紬(普通に携帯電話買って、普通に遊んで……ちょっとつまらないわね)
さ「あら、ムギちゃん?なにやってるの?」
紬「せ、先生!?どうしてこんなところに……」
さ「私だって、休日に買い物くらいいくわ」
紬「そ、そうですか……」
さ「で、なにしてたの?ちょっと怪しかったけど」
紬「な、なんでもないです……」
さ「ますます怪しいわねー……これは教師として聞く義務があるわ!さぁ、話しなさい!」
紬(声が大きい!バレちゃう……)
紬「せ、先生?ちゃんとあとで話しますから、ちょっと静かに……」
さ「むー……わかったわ、これ私の番号だから」
紬「え、え?」
さ「今夜、電話しなさい」
紬「べ、別に電話じゃなくても学校のある日に……」
さ「いいから!それじゃ、ちゃんとしないさいよ」
紬「わ、わかりました……」
紬(なんだったんだろう……まぁいいや、2人は……)
律「そ、それじゃばいばい!」
和「えぇ、さよなら」
紬(またりっちゃんの顔が!……先生のせいでまた聞き逃したわ……)
その夜
紬「なにがあったのかしら……)
紬(明日会って、それとなく聞いてみようかな……)
紬(よし、さっそくメールよ)
To
りっちゃん
本文
りっちゃん、明日ヒマなら会わない?
紬「送信、っと」
紬「……」
紬(遅いわ、寝ちゃったの?)
~♪
紬「きた!なになに……」
From
りっちゃん
本文
ごめん、明日はうちに和が来るんだ、また誘ってな
紬「な、なんですって……」
紬「これは……もう、確実に……」
紬「ヤるわね……み、見たい……!」
紬「どうすれば……どうすれば……」
紬「そうだわ!」
夜道
聡「ふぅ、部活の練習で10時にまでなってしまったぞ」
?「田井中 聡くんね?」
聡「!?だ、だれだ!?」
?「落ち着いて話を聞いてちょうだい」
聡「まさか、ゆ、誘拐しようってのか?」
?「そうね、そうなるかもしれないわ」
聡「ひ……や、やめてくれ……」
?「なら、すこしお話、いいかしら?」
公園
聡「……で、話しってなんなんだ……」
?「頼みがあるのよ」
聡「頼み?」
?「これを、お姉さんの部屋に置いて来て欲しいのよ」
聡「これは……豆?なんだ?」
?「超小型カメラと盗聴器よ」
聡「は……!?な、なんだそれ!そんなこと……!」
?「お姉さんとその友達をオカズにしてることバラしてもいいのよ」
聡「へ……な、なんで知って……」
?「報酬はこれよ、お姉さんの部活中のだらしい格好と、友人澪さんのパンチラ集」
聡「……ゴクリ」
聡「う、承りました」
?「ふふ、よろしくね」
?「あ、あとこれ、一応お風呂場にも」
聡「わ、わかった……」
?「それじゃ、このこと誰かに話したら……わかってるわね?」
聡「わ、わかったよ……でももしバレたら……」
?「バレないように、やるのよ」
聡「そ、そんな……」
?「頑張ってね、それじゃ」
聡「行ったか……?」
聡「ど、どうしよう……こんな姉ちゃんを売るみたいな……」
聡「でも……」チラッ
聡「ま、まぁ……バレなきゃいいか……」
紬「ふふ、うまく行ったわ」
紬「これで……」
紬「うふ、うふふふふ……」
ガチャ
斎藤「お嬢様、担任の山中様からお電話が……」
紬「あら?先生から?なにかしr……」
紬「あぁ!!」
斎藤「お、お嬢様!?」
紬「な、なんでもないわ!かけ直すといっておいて!」
紬(ど、どうしよう……すっかり忘れてたわ……)
紬(困ったわ……)
紬「とりあえず、電話しよう……」
トゥルルルルルルルルル
紬「……」ドキドキ
さ『もしもし?』
紬「こ、こんばんは……」
さ『……あれ、遅かったのね』
紬「ご、ごめんなさい!ちょっと用事があって……」
さ『……まぁいいわ、じゃあ明日行くわね』
紬「へ?」
さ『だから、紬ちゃん家に行くわ、家庭訪問よ!』
紬「そ、そんな急に無理です!」
紬「お父様もお母様も明日は用事があって……」
さ『あら、別にいいわよ、用があるのはムギちゃんだけだし』
紬「えぇ……それってただの遊び……」
さ『それじゃあ寝るわ!おやすみ!』
紬「あ、先生!」
プープー
紬「……どうしよう」
紬(これじゃりっちゃんたちの営みがみれないじゃない!)
紬「なにか対策を考えなきゃ……」
朝
チュン……チュン……
紬「……」
紬(結局思いつかなかったわ……)
紬(あの人ならなにを用意しても突破してきそう……)
紬「ふわ……眠たい……」
紬「時間は……7時、まだ余裕はあるわね」
ピンポーン
紬「あら?こんな朝早くに誰……まさか」
斎藤「お嬢様、山中さんがお見えに……」
紬「……」
さ「ムギちゃーん!来たわよ♪」
紬「お、おはようございます……じゃなくて!なんでこんな早くにくるんですか!」
さ「え?だめ?」
紬「だめってわけじゃないですけど……寝てるかも、とか考えないんですか」
紬「……で、本当になんの用事なんですか?」
さ「遊びにきちゃった☆」
紬「……斎藤、送ってさしあげて」
さ「わー!やめて!休日はお茶もケーキもなくて苦痛なのよー!」
紬「……もう、わかりました、今出させますから」
さ「あ、ムギちゃんが淹れたのが飲みたいの」
紬「私の、ですか?もっとおいしいお茶淹れる人がいますよ?」
さ「いいのいいの、お願いできる?」
紬「まぁいいですけど……斎藤、ケーキを用意しておくよういっておいて」
斎藤「かしこまりました」
紬「それじゃあ、すこし待っていてくださいね」
さ「はいよー」
紬(ふぅ……先生はよくわからないな)コポコポ
紬(澪ちゃん着替えさせてる見てたりするのは楽しいけど……)
紬(急に家に来たり、電話するよういってきたり……)
紬「ん、そろそろいいかな……」
紬「おまたせしましたー」
さ「おかえり、あなた良い下着持ってるのね」
紬「ありがとうございます、でもちゃんとしまってくださいね」
さ「1つもらっていっていいかしら?」
紬「だめです」
さ「それにしてもこの家広いわね、あなたもう人生の勝ち組みよ」
紬「お父様とお母様のおかげです」
さ「いいわねー、将来も不安なんてないんでしょうね」
紬「そんなことないです……」
紬「みんなとバンドをしていたいですけど、やっぱり家の仕事を継がなければならないのか、とか」
紬「もし、私が抜けた後もみんなは続けていて、私がいないバンドで楽しくやっているとしたら……」
紬「そんなこと考えると、なんだかすごく寂しい気持ちになります」
さ「そう……」
さ「それにしても、やっぱりムギちゃんが淹れた紅茶はおいしいわね~」
紬「今日はいい葉を使いましたから、いつもよりおいしいと思いますよ」
さ「そうね~、それもあるけど……やっぱりムギちゃんだからおしいのよ」
紬「っ……そ、そうですか……」ドキッ
紬(ん?今の『ドキッ』はなに……?」
さ「ケーキもおいしいわ~」
紬「……クリーム、ついてますよ」
さ「あらホント」
紬(はっ!いけない、忘れるところだったわ)
紬「せ、先生?満足いただけたなら、そろそろお帰りに……」
さ「え?なんで?」
紬「あ……いえ、なんでもないです……」
紬(どうしよう……これじゃ盗撮映像が見れない……)
紬(時間は……まだ大丈夫そうだけど……)
さ「今頃みんなはなにしてるかしらね~」
紬(……そうだ!)
紬「先生?唯ちゃんの家にでもいってみればどうですか?たぶん、ひまだと思いますよ」
さ「へ?いいわよ別に」
紬「そ、そうですか……」
紬(失敗か……ああもう時間が……)
さ「ムギちゃん?さっきから時間気にしてるけど、みたい番組でもあるの?」
紬「……!そ、そうなんです!1人でみたいものなんです!」
さ「ふーん?あ、もしかして……」
紬「な、なんですか?」
さ「ふふ、そうよね、1人で見たいわよね」
紬「……!?」
紬(うそ、バレたの!?でもどうやって……)
さ「そろそろ時間だものね、プリキュア」
紬「へ……?」
さ「まぁ、高校生にもなって見てるのが恥ずかしいのはわかるけど」
紬「……」
さ「恥ずかしがることないのよ、私も見てるもの……一緒に見ましょう、プリキュア!」
紬「あの……違います」
さ「え?そ、そう……なんか恥ずかしいカミングアウトしてしまったわ」
紬「まぁ見てますけど……(ラブせつはおいしいもの)
さ「やっぱりウエスターはかっこいいわよね~」
紬(……この人とは友達になれないわね)
さ「そういえばコスチュームも作ったのよ、今度澪ちゃんに着せるの」
紬「!!!じ、GJ!!!」
さ「とりあえず3人分のはあるわ」
紬「あの、イースのは……」
さ「え?誰?」
紬「……(だめね、この人)
さ「さぁ、時間よ!テレビはどこ?」
紬「あちらのテレビルームです……」
さ「テレビ専用の部屋なんてあるのね、いちいち来るの面倒くさくない?」
紬「これが当たり前だったので、もう慣れました」
さ「へぇ……すごいのね……」
紬(くっ……流れで見にきてしまったわ……)
さ「始まるわ!」
紬(!今のうちに様子を見に行けばいいんじゃない!)
紬「先生、お茶持ってきますので、見ててくださいね」
さ「悪いわね、お願いするわ」
紬「さて、TR(ツムギルーム)に急がないと!」
紬「ふふ、今はどんな感じかしら」
ピッ
紬「ここは……部屋ね、誰の部屋かしら……」
紬「ん?あの後ろ姿は……」
『はぁ……はぁ……!』
紬「……」
『うっ……姉ちゃん!』
トゥルルルル
紬「あ、もしもし田井中さんのお宅ですか?聡くんの友人なんですけど」
聡『はい、もしも……』
紬「みてたわよ」
聡『!?』
紬「オナニーなんてしてないで、さっさと仕掛けてきなさい……」
聡『は、はい……』
紬「ふむ……今のはりっちゃんの部屋だったみたいね……」
紬「ん……?の、和ちゃん!」
紬「つ、ついに来たのね……!ハァハァ」
紬(く……でも先生をそのまま放置しておくわけには……!)
さ「ふぅ、今日も面白かったわ~」
さ「ってあれ?そういえばムギちゃんが戻ってきてないわね……」
さ「こんな広い家で1人って……どうしようかしら」
斎藤「何かお困りですか?」
さ「あなたは……斎藤さん、でしたっけ?」
斎藤「はい、執事の斎藤でございます」
さ「ムギ……紬さんがお茶を持ってくる、って言ったきり戻ってこないのだけど……」
斎藤「紬お嬢様でしたら先ほど自室に……」
さ「ホント?あの、案内して貰えるかしら?この家広くてわからないのよね」
斎藤「かしこまりました、こちらです」
その頃
紬「はぁ……今日も普通に遊んでるだけね……」
紬「まぁ微笑ましいけど、ちょっとつまらないわ」
コンコン
紬「斎藤?今は入っちゃだめよ!」
さ「私なんだけどな~」
紬「せ、先生?すいません、斎藤と勘違いして……」
さ「とりあえず、入れてくれる?」
紬「ちょ、ちょっとまってください!」
紬(と、とりあえずモニターを消して……!あぁもう、どうしてここがわかったの!)
さ「まだー?」
紬「い、今あけまーす!」
ガチャ
紬「はぁ……はぁ……ど、どうしたの先生?プリキュアは?」
さ「もうとっくに終わってるわよ」
紬(私ったら30分も見入ってたのね……)
さ「まったく、お茶も持ってきてくれないしひどいじゃない」
紬「ご、ごめんなさい……」
さ「それにしても2つも部屋があるのね~、うらやましいわ」
紬「ここはちょっと特別な……いえなんでも」
さ「でもなにしてたの?やたらモニターがあるけど」
紬「こ、これはその……ゲーム用の……」
さ「これでゲームできるの!?やりましょう!}
紬「ごめんなさい嘘です……」
さ「び、微妙な嘘つくのね……」
さ「はぁ……まぁ、人には見られたくないものもあるわよね」
紬「そ、そうなんです、見られたくないので、今日はもう……」
さ「あえてそこに突っ込むのが私よ!さぁつけなさい!」
紬「え、えぇ!?やめてください!」
さ「いいから!いいから!」
紬「よくないです!あぁ!変なところ弄らないで!」
さ「これか!?これか!?」
紬「あ!だ、だめぇ!」
※モニターを操作してます
さ「こ、これは……りっちゃんと和さん?」
紬「あぁ、もう終わり……」
さ「まさか……盗撮?」
紬「はい……(もう、先生を消すしか……)
さ「……面白いわね!観察してましょう!」
紬「先生許してくださいね……って、えっ!?」
さ「ふむ、ゲームしてるみたいね」
紬(もう見入ってる……)
数十分後
さ「ひたすらゲームばっかりしてるわね……」
紬「そうですね……」
さ「……飽きたわ」
紬「……もうちょっと待てば面白いことが起きるかも……」
さ「それ、何回目よ……」
さ「ふぅ……お茶飲みたいわ……」
紬「……」
さ「お茶が……」
紬「わかりました!持ってきますから!」
紬(この人いつまでいるの……)
紬「急がなきゃ……なにが起こるかわからないもの……」
ドタドタ
紬「お待たせしました!なにか動きは!?」
さ「なにもないわ……壊れたレコードみたいにりっちゃんが勝ってるわ……」
紬「そ、そうですか……」
数時間後
さ「あ、和さんが勝ったみたいね……」
紬「やっと変化が……」
さ「結局なんのゲームをしてたのかしら……」
紬「りっちゃん体揺すってたから、音ゲーかしら」
紬「あ、帰るみたい」
さ「結局ゲームやってるところ見続けておしまいか……これって音でないの?」
紬「あ……忘れてた……」
さ「……」
紬「しょ、しょうがないじゃないですか!先生がいきなり来て焦ってたんです!」
さ「そ、それは悪かったけど……何時間もあったんだから気付きなさいよ……」
紬「そ、それは……」
さ「……と、とりあえず音出しましょ?」
紬「は、はい……」
ピッ
律『あの、その……そうだ!泊まっていけよ!明日早くに和ん家いけば学校も遅れないだろ?』
和『えっ……うーん、でも……』
さ「こ、これは!?」
紬「きききキマシタワー!」
律『な?き、きっちり説明したいし!』
和『そ、そうね……』
さ「説明……?」
紬「なんの話をしてたの……」
さ「家に電話しに行ったみたいね」
紬「りっちゃんすごくうれしそうな顔……」
和『おまたせ、許可がおりたわ』
紬「き、キター!」
さ「私も泊まっていくわ……」
和『で、くぱぁなんだけど……』
紬「く、くぱぁ!?」
さ「和さん……意外と大胆なのね」
律『あー!先にお風呂入らないか?ゲームやって汗かいたろ!?』
さ「く、誤魔化したわ!」
紬「りっちゃんかわいい……」
紬「ふふ、こんなこともあろうかとお風呂にもカメラをセットさせておいたのよ」
さ「GJ!」
紬「ではアチラのモニターをご覧ください♪」
ピッ
さ「これは……お風呂じゃないわよ」
紬「あら……?もしかして……」
さ「どこかの部屋かしら」
聡『はぁ……澪さんっ!』
紬「……」
トゥルルル……
紬「まったく……あいつのせいで中まで写せないじゃないの……」
さ「かわいいじゃない、中学生のオナニーなんて」
紬「※ただし女子に限る」
さ「入ってるのは和さんぽいわね」
紬「出たみたいね……和さんの裸……ハァハァ」
さ「あの子も意外とおっぱいが……ハァハァ」
紬「なにか探してるみたいだけど……」
さ「下着がないみたいね」
紬「またあのガキか……!」
さ「しょうがないわ、思春期の男の子ならとって当り前よ」
紬「あとで買わないといけないわね」
さ「女子高生の使用済み……高いわよ」
紬「私の財力……わかると思いますけど?」
さ「心配する必要はないみたいね……部屋に戻ったみたい」
紬「りっちゃんずっとそわそわしてたわね」
和『おまたせ、なんか下着が無くなっちゃってたんだけど……』
律『あ、ごめん、あとで取り返しとくよ』
紬「!?だめよ!買えなくなっちゃう!」
さ「残念だったわね」
律『じゃ、じゃあ私も入ってくるよ』
紬「りっちゃんのターンね!」
さ「りっちゃんのは合宿でみたから……」
(脱衣所)
律『ふぅ……どうやって説明したらいいんだ……』
さ「なんの話かしら……」
紬「さっきの流れから考えると、和ちゃんがりっちゃんにくぱぁについて聞いたのかしら?」
さ「くぱぁを知らない女子高生って……」
紬「普通は知りませんよ、先生」
律『えーっと……くぱぁっていうのは、女性器を指で……』
紬「練習してる……」
さ「絶対意味ないわね」
律『あーもう!めんどくさい……やっぱり、実際に見せて……///』
紬「ナイス判断!りっちゃん!」
さ「その意気やよし!」
律『で、でもやっぱり恥ずかしい……』
紬「そんなことないわ!性教育よ!」
さ「すごい性教育ね……」
律『悩んでてもしかたない……なるようになるさ!』
紬「どうなるのかしら……」ドキドキ
さ「どう転んでも見物ね」
紬「そういえばさっきから和さんがなにか悩んでるみたいだけど」
さ「りっちゃんの電話を見てるわね
紬「まさか……」
和『……』カチャ
さ「そのまさかね……」
紬「あぁ……私も見たい……」
さ「また何か悩み始めたわ」
和『……シークレットフォルダ?』
紬「りっちゃんのパンドラの箱ね」
さ「なにが入ってるのかしら……」
和『生年月日……じゃないか』
紬「りっちゃんは無駄に凝ってそうね」
さ「なんだかわかるわ」
和『NODOKA…………まぁ、違うわよね、なに考えてるの私は』
紬「えっ、絶対そうだと思ったのに……」
さ「なんで和さんの名前なのよ?」
紬「あぁ、先生知らなかったんですね、たぶんりっちゃんは和さんが好きなんです」
さ「へ、へぇ……まぁ同性愛は偏見ないけど……」
紬「百合です、この世でもっとも素晴らしい愛のカタチです!」
さ「そ、そう……」
和『あ、通った……WA?』
紬「和……わ……なるほど」
さ「やっぱり無駄に凝ってるわね、ある意味ストレートだけど」
紬「あ!いつの間にかりっちゃんが上がってる!」
さ「着替えシーン見逃したわね……」
紬「ふふ、一応DVDにも録画中です♪」
さ「抜け目ないわね、GJよ」
律『ただいまー、って何してるんだ?』
和『あ、あぁ、ストレッチを……』
さ「……苦しいわね」
紬「可愛い……」
律『ふぅ……さて』
紬「く、くるわ!」
さ「結局どうするのかしら」
律『く、くぱぁについて、だよ……』
和『あぁ、ついに聞けるのね』
さ「ふふ、知ったらどんな顔するのかしら……」
紬「優等生ですからね、きっとすごいことに……」
律『まずこの本を見るんだ』
紬「なんの本かしら……」
さ「ちょうど見えないわね」
和『わ、なにこれ……えっちなマンガ……?』
律『わ、私のじゃないぞ!聡、弟のだからな!』
さ「あの子二次もイケるのね」
紬「というかどうやって買ったの……」
律『くぱぁについてわかったか?』
和『こんなの直視できないわよ……でもまぁ、ちょっとえっちなこと……ってのはなんとなくわかるわ』
さ「初々しいわぁ」
紬「ちょっとじゃないのにね」
律『じゃあ……試してみる?』
紬「!!!」
さ「ほう……」
和『う……でも、いいわ、そんなの……』
律『み、見てるだけでもいいから!』
紬「ついに見れるのね……くぱぁを……」
さ「よかったわね」
和『ま、まぁ……そこまで言うなら……見るだけなら……』
律『じゃあ、脱ぐね』
紬「く、くる……!」
さ「ゴクリ……」
律『え、っと……えへへ、流石に恥ずかしいな……』
さ「じれったいわね……」
紬「そこもいいですけどね」
明日7時起きだ……どうしよう、寝ないで行こうかな
律『じゃあ、見ててね……?』
和『あ、う、うん……』
紬「くるぞ……」
さ「※鳥肌注意※」
律『う、うあぁ……////』くぱぁ
紬「!?ちょ、見えてない!見えない!りっちゃんこっち向いてやって!」
さ「む、ムギちゃん!落ち着いて!そんなに叩いたら壊れるわ!」
律『ど、どうだ?これがく、くぱぁだよ……////』
紬「りっちゃん!見えない!見せて!!」
律『の、和?み、見てるか……?』
紬見えないのおおおおおお!!」
さ「む、ムギちゃん落ち着いて……」
和『も、もういいわ、よくわかったから……』
紬「よくないわよ……」ポロポロ
さ「泣くほどか……まぁ見れなかったのは残念だけど」
律『じゃあ……次は和だな』
紬「!?」
さ「これは……!」
和『は、はぁ!?み、見てるだけって……!』
律『やっぱり……不公平だろ?私だけこんな恥ずかしい格好……////』
紬「その通りだわ、うんうん」
さ「いや……おかしいでしょ……」
律『……そっか、和は私一人にこんな格好させ放っておくんだ』
紬「かわいそうなりっちゃん……」
さ「自分でやったのにねぇ……」
律『みんなに言っちゃおうかな……』
和『な、なんでよ!これは律が勝手に……』
紬「これは流石に酷いわね、無理やりはだめよ」
さ「さっきのも十分……」
律『唯はどっちを信じるかな……』
和『な、なんで唯が出てくるのよ……』
紬「たしかに」
さ「たしかに」
和『……わかったわよ』
紬「お……」
和『す、するわ……///』
紬「き、きたわ!この位置なら……見える!」
さ「生でみたいわ……」
紬「D・V・D!」
さ「それは違うわよ」
律『ふふ、じゃあ見てあげるよ』
紬「りっちゃんが急にSっぽく……」
さ「どっちが素なのかしら……」
律『さぁ、まず服脱がなきゃな』
紬「りっちゃん嬉しそう」
さ「りっちゃんはMだと思ったんだけど……」
和『は、はい、脱いだわよ……』
さ「もう、じれったいわね」
紬「それもまた(ry」
律『さぁ、レッツご開帳!』
紬「きたわ、本当に長かった……」
さ「やっとスレタイを回収できるのね」
和『……!』くぱぁ
紬「……」ポタポタ
さ「鼻血鼻血」
紬「先生……私もう、死んでいいです」
さ「シヌナ。ほら、続きを見ましょう?」
紬「はいっ……!」
さ(そういえば生徒とこんなこと……っていうか犯罪じゃない、盗撮なんて)
和『はぁ……!はぁ……!』
さ(……まぁ、見終わってから考えよう……)
端折る
紬「ふぅ、眼福だわ」
さ「ほぼ1箱ティッシュ使ったわね」
紬「あれを見て鼻血を噴かないなんて、紬じゃありません」
さ「そ、そう……」
紬「もう濡れすぎてスカートまで染みてしまいました」
さ「視覚だけでイけるなんて、便利な体ね」
紬「努力の賜物です。おいしいモノを見たからって、公然とオナニーなんて始めれないですから」
さ「変態じゃない……」
紬「そうだ、先生?」
さ「なぁに?」
紬「今日のこと、くれぐれも口外しないよう……お願いできますね?」
さ「ふへへ、変わりにムギちゃんの体を……」
紬「……」ゆらぁ
さ「じょ、冗談よ」
紬「それじゃあ、私は着替えてきますね」
さ「はいはい、いってらっしゃい」
さ(しかし……私もそれなりに興奮してるのよね……)
さ(あんなもの見ちゃって……うぅ、独身は辛いわ)
紬「おまたせしました、ついでにお茶を入れてきましたよ」
さ「ねぇムギちゃん……」
さ「これからしない?2人で☆」
紬「お断りします☆」
第一部 完
数日後 部室
紬(うふふ、この間はいいものが見れたわ……しばらく困らないわね)
さ「どうしたのムギちゃん、ニヤニヤして」
紬「先生居たんですか……ニコニコといってください」
さ「あんなにいやらしいニコニコはないわよ」
紬「最近よく2人になりますね」
さ「そうね……それじゃあお茶淹れてちょうだい、ミルクティーね」
紬「はい♪」
ガチャ
律「おーっす、ってまたさわちゃんとムギだけか」
紬「あらりっちゃん、なに飲む?」
律「じゃあレモンティーにしようかな」
紬「わかったわ(うふふ、アレが見られてたなんて思わないでしょうね)
さ「りっちゃん、和さんとはどうなったの?」
紬(ちょ……!!)
律「へ!?の、和?なんで!?」
紬「な、なんでもないのよりっちゃん!」
紬(先生!何言ってるんですか!)ボソボソ
さ(えへ、ちょっと反応が見たくて☆)ボソソ
紬(もう!やめてください!)
さ(わかったわよ……)
律「ど、どうした2人とも?」
紬「なんでもないの、お茶淹れてくるわね」
ガチャ
唯「おいすー」
律「お、唯きたなー、あとは澪と梓だけか!」
ガチャ
澪「呼んだか?」
律「噂をすれば~」
唯「澪ちゃんおいっす」
澪「梓はまだか……じゃあ来るまでゆっくりしてようか」
唯「ムギちゃんお茶ちょうだ~い」
紬「はいは~い」
律「たまには自分でやったらどうだ~?」
唯「りっちゃんも人のこといえないじゃん!」
紬「おまたせ、唯ちゃん」
唯「ありがとムギちゃーん」
澪「梓遅いなぁ」
律「珍しいな、まぁすぐ来るさ」
数分後
律「ふぅ、やっぱりツインペダル欲しいな……バイトはしたくないなー」
紬「ハンバーガショップとか、楽しいよ?」
律「だめだめ、向いてないよそういうのは」
紬「そう?楽しいのに」
ガチャ
梓「こんにちはー」
唯「あ!あずにゃーん!」ダキッ
梓「もう!唯先輩!やめてください!」
唯「えへへ~もうちょっと~」
紬「ハァハァ……」
律「相変わらずなだぁ……ムギも
梓「……あの、ゆいせんp」
ガチャ
和「唯、澪、いる?」
唯「あ、和ちゃん!」
和「ちょっと用事があるから、来てくれる?」
澪「わかったよ、じゃあみんな、ちょっと行ってくる」
律「ほーい」
紬「いってらっしゃい」
梓「……」
紬(梓ちゃん何か言いかけてたけど……)
梓「……律先輩、ちょっと聞きたいことがあるんですけど」
律「ん、なんだ?お姉さんになんでも聞きなさい!」
梓「はぁ……あの、くぱぁってなんですか?」
律「……」
紬(なんと……こ、これは……!?)
律「あぁみおもいないしれんしゅうにならないしかえろうじゃあね」
梓「ちょ、律先輩!?」
紬(逃げたわ……)
梓「……」クルッ
紬(こっち向いた……どうしようかしら)
梓「あの、ムギ先輩……」
紬「な、なあに?」
梓「私、なんかまずいこと聞いたんでしょうか」
紬「そ、そうね……いずれわかると思うわ」
梓「気になります!今教えてください!」
紬(それじゃあつまらないのよね……)
紬「教えるから……痛い痛い!眉毛は!眉毛はやめて!」
梓「ふぅ……ふぅ……」
紬(このチビ……でも本当にどうしよう……)
紬「えっとね、くぱぁっていうのは……」
ガチャ
唯「ただいまー!あれ?りっちゃんは?」
紬(ナイス唯ちゃん!さて……)
紬「ゆ、唯ちゃん……(ごめんね梓ちゃん、また今度教えるから……)ボソボソ
梓(……わかりました、約束ですよ)ボソボソ
紬「りっちゃんならキャベツが食べたいって帰ったわ」
なるべく余計なとこは省いてるけど大丈夫かな伝わるかな
澪「なんだ、それじゃ練習できないじゃないか」
紬「今日はお茶飲んで解散しましょう」
唯「わーい!あ、りっちゃんの分は私がもらうね!」
紬(ふぅ……危なかった)
紬(それにしてもいきなりくぱぁなんてどうしたのかしら……)
紬(少し調べる必要があるわね)
その夜
紬「調べるといっても……どうすればいいのかしら」
紬「本人に聞いても教えてくれるかどうか……」
紬「クラスの誰かに聞き込みしてみようかしら」
紬「そうだ、憂ちゃんと同じクラスだったわね」
紬「明日聞いてみよう……」
紬(……うふふふ)
翌朝
紬「ふわ……気になってあまり寝れなかったわ……」
紬「とりあえず放課後、梓ちゃんが部室行ってる間に憂ちゃんに聞こう」
紬「憂ちゃんも知らないときは……どうしようかな」
紬「まぁその時は他の方法を考えましょう」
紬「さて……用意しなきゃね」
紬「ふわ……気になってあまり寝れなかったわ……」
紬「とりあえず朝、教室行って憂ちゃんに聞いてみよう」
紬「憂ちゃんも知らないときは……どうしようかな」
紬「まぁその時は他の方法を考えましょう」
紬「さて……用意しなきゃね」
学校
紬(梓ちゃんと憂ちゃんの教室は……ここかな)
紬(いた!……梓ちゃんも一緒か、なにか話してるみたいだけど)
憂「じゃあ今日私の家でいいかな?」
梓「あー、なんか今日軽音部で遅くなりそうで……また後日ということで」
憂「……お姉ちゃん、そんなこと行ってなかったけどなぁ」
梓「うっ……む、むぎ先輩と残って練習するの!」
紬(……?何の話?)
憂「そうなんだ、じゃあ待ってるよ」
梓「え!?い、いいよ、遅くなっちゃ悪いし……」
紬(なんの話なの……)イライラ
生徒(この人教室の前でなにやってるんだろう……)
憂「じゃあ私は見学してるね」
梓「……わかりました」
紬(憂いちゃんくるのか……じゃあ放課後でもいいかしら)
憂「あ、授業始まっちゃう」
紬(はっ!私も急がなきゃ!)タタタ
生徒(あの人なんだったんだろう)
ガラッ
紬「ま、間に合った……ハァハァ」
律「ムギ!ギリギリなんてめずらしいな!」
紬「え、えぇ……ちょっと用事があって」
そして放課後
紬(……やっぱり部活行く前に聞いておこうかな)
紬「りっちゃん、唯ちゃん」
唯「ん?どしたの?」
紬「私ちょっと用事があって……今日はちょっと遅れそうだから先行っててくれる?」
律「そうか、わかったよー」
紬「ごめんね、なるべく急ぐから」
紬(さて……)
紬(ここね、朝に来ておいたからすぐこれたわ)
紬(さて、梓ちゃんはもう行ったかな……)
憂「じゃあ行こうか」
梓「う、うん……」
紬(あ……今行くところか)
生徒「あ、平沢さん!今日掃除だよ!」
憂「……そうだったね、じゃあ梓ちゃん、先行ってて」
紬(チャンスね、今話かければ梓ちゃんと離れる必要もないわ)
梓「わ、わかった!」タタタ
紬(おっと……行ったわね)
紬「憂ちゃん、ちょっとお話があるんだけど」
憂「あ、紬さん……ごめんね、ちょっと行ってきていい?」
生徒「あ、うん(今朝の人だ……)
憂「おまたせしました、なんですか?」
紬「えぇ、わからなかったらいいんだけど……」
紬「実は……昨日いきなり梓ちゃんが「くぱぁとはなんなのか」、聞いてきたのよ」
憂「……!そ、そうなんですか」
紬「それで、憂ちゃんならどうしてそんなこと聞いたのか、わかるかと思って」
憂「……」
紬「心当りありそうね……」
憂「……生徒さん、ちょっと今日はサボっちゃっていい?」
生徒「え?う、うーん……まぁ憂さんはいつも頑張ってくれてるから、いいよ」
憂「ありがとう!……じゃあ紬さん、あっちで話しましょう」
あっち
憂「……」
紬「憂ちゃん、お願いできる?」
憂「……わかりました」
憂「実は……私梓ちゃんが好きなんです」
紬「!!!!」
紬(こ、これは……!)
憂「それで……いつも梓ちゃんを見ていたんですけど」
憂「梓ちゃん、いつもお姉ちゃんとべたべたしてるし……」
憂「お姉ちゃんのこと好きなのかな、なんて思ったら……」
憂「辛くなっちゃって、つい『くぱぁしてよ!』……なんて言ってしまって」
紬「そうだったの……」
憂「えへへ……変、ですよね……女の子同士なのに」
紬「そんなことないわ、素晴らしいわよ」
憂「……?まぁ、たぶんそういうことだと思います」
紬「わかったわ、話してくれてありがとうね」
憂「いえ……いずれ誰かに話そうとも思ってました……」
憂「それにしても……梓ちゃん、やっぱりくぱぁしらなかったんだ」クス
紬「そうだったみたいね、必死で私から聞き出そうとしてたわ」
憂「へぇ……それで、教えたんですか?」
紬「いえ、そのときちょうど唯ちゃんが来てね」
憂「そうなんですか……よかった」
紬「知られなくて?」
憂「はい、その……くぱぁなんて知らない純粋な子にやってほしいんです///」
紬「わかってるわね……よし、それなら私も協力するわ!」
憂「ホントですか?ありがとうございます!」
紬「いいのよ、百合は正義だもの……それじゃあ私は先に行くわね」
憂「はい、私も少し掃除してきます」
紬(ふふ、いいことが聞けたわ)
紬(みんなが教えることはないだろうし、私が注意してれば大丈夫ね)
紬(でも……見たいわね、2人のくぱぁ)
紬(どうしようかしら)
ガチャ
紬「ごめんなさい、遅くなっちゃた」
梓「む、むぎ先輩~!」ダキッ
紬「ど、どうしたの梓ちゃん?///」
紬(梓ちゃんから抱きついてくるなんて……///)
梓「と、とにかく!来てください!人気のないところへ!」
紬(人気のないって……まさか誰かが教えて……)
紬「そ、そんな、心の準備が……///」
梓「ボケはいいですから!早く~!」
紬「いたた!わかったいくから!眉毛は!」
トイレ個室
梓「はぁ……はぁ……」
紬「ど、どうしたの梓ちゃん(右眉が薄くなったわ……)
梓「そ、そうでした!実は……」かくかくしかじか
紬「そ、そんなことが……」
紬(うふふ……可愛い)
梓「はやく教えてください!」
紬「ちょ、ちょっと待って、順を追って話すわ……(どうしようかしら……)
カツ……カツ……
梓「ひ!?」ビクッ
紬「どうしtウブ」
梓(この足音・・・・・・憂です!掃除終わっちゃんだ……!)ボソボソ
紬(どうしてわかるのよ……)
紬(タイムアップね・・・・・・)ボソボソ
梓(ここで話せばバレません!早く教えてください!)ボソボソ
「あずさちゃーん?」
梓(き、きた!どうしてトイレにいるって……)ボソボソ
紬(こっそりメール送っておいてよかった……良いタイミングよ憂ちゃん)
紬(わからないけど……とにかくやりすごしましょう)ボソボソ
憂「ん~?いないなぁ……あずさちゃーん!」
梓「……」ガクガクブルブル
紬(この子は一体なににそんなに怯えているの……)
紬(でも可愛いからよし!)
数分後
梓「い、行ったかな……?」
紬「そうみたいね……ふぅ……(さて、あとは戻って……)
梓「それよりチャンスです!教えてください!」
ガチャ
憂「いた♪」
梓「ひぃい!?」
紬(今のはびっくりしたわ……)
憂「梓ちゃん大丈夫?顔色悪いよ?……っていうかなんで紬さんとトイレに?」
梓「あ、あはは、ちょっと気持ち悪くなって、ムギ先輩に介抱してもらってて……」
紬「そ、そうなのよ!(……嘘だけど)
憂「ふーん?まぁいいや、具合悪いなら一緒に保険室行こう?」
梓「も、もう大丈夫!元気いっぱい!」
憂「そう?じゃ、部室行こ!」
梓「う、うん……」
紬(ごめんね梓ちゃん……私の口から教えるわけにいかないの♪)
梓「ただいまです……」
紬(これでもう大丈夫かしら……みんなの前で聞くことことはないだろうし)
唯「あ、憂~、どしたの?」
憂「えへへ、今日は見学に来たんだよ」
澪「よし、それじゃあ早速練習するか。唯、恥ずかしいところみせるなよ?」
唯「まかせて!」
律「よーし、いくぞー!」カッカッカッカッ
練習後
澪「よし、上手く行ったところで解散にするか」
律唯「おー!」
梓「あ、私は少し残ります……ムギ先輩と」チラッ
紬「え?」
梓「……!」チラッチラッ
紬「……?私は用事あるから帰るわよ?(これでよし、っと)
梓「……」
憂「梓ちゃん?」
梓「ひぃ!」
憂「紬さん用事できちゃったみたいだね、帰ろっか?」
梓「あ、う、うん……」
紬(ふぅ……さて、あとは……)
紬「唯ちゃん、いいものあげるわ」
唯「ん?なにこれ、豆?」
紬「開運グッズみたいなものでね、憂ちゃんの部屋とお風呂場に置いておけばすごく幸せになれるわよ(私が)
唯「そうなの?ありがとう!」
憂「お姉ちゃん、今日梓ちゃんが泊まりにくるから」
紬(唯ちゃんにまかせるのは不安だけど……まぁなんとかなるでしょう)
唯「そうなの?やったー!」
憂「いいでしょ?」
唯「全然おっけーだよー!」
紬(……もう忘れてそうだわ)
憂「梓ちゃんも、明日は休みだしいいよね?」
梓「え、うん……まぁ……」
紬「唯ちゃん、忘れずに置くのよ?(一応、ね)
唯「わかってるよー」
澪「それじゃあみんな、また来週なー」
唯「うん!じゃあねー!」
紬(ふふ、楽しみ……)
憂「お姉ちゃん、梓ちゃん、いこ?」
唯「おー!」
紬(早く帰らなきゃ!)
紬(あ、そうだ……)
コンコン
紬「失礼します」
さ「あら、ムギちゃん、職員室になにか用?」
紬「はい、先生に用事が」
さ「あら、なにかしら?」
紬「実は……」コソコソ
さ「へぇ……そんなことが」
紬「お暇でしたら、今日うちに来てくださいね」
さ「わかったわ」
さ「でも……なんで私を誘うの?」
紬「先生と前に一緒に見たので……一人で見るのは少し寂しくて」
さ「そういうこと……わかったわ、すぐ仕事片付けて、車で送ってあげるから少し待ってて」
紬「はい、わかりました、失礼します」
紬(なんでだか……また先生とみたいのよね……)
紬(ふぅ……なんだか忙しかったわ……)
紬「そういえば眉毛……よかった、戻ってるわ」
紬(……先生まだかな)
紬(時間はまだ大丈夫だろうけど……)
紬(う……昨日あまり寝れなかったから眠い……)
うとうと……
ガタガタ……
紬(はっ!?)
紬「こ、ここは……」
さ「あら、おはよう」
紬「先生?すいません、寝ちゃってたみたいで……」
さ「ホントよ、運ぶの大変だったんだから」
紬(せ、先生の車か)
紬「すいませでした……」
さ「いいのよ、それより道はあってる?」
紬「はい、大丈夫ですよ」
紬(先生が運んでくれたんだ……)
さ「そう、ならもうすぐ着くわね」
紬「あの……重くなかったですか?」
さ「え?そんなことなかったけど?」
紬「な、ならいいです……最近ちょっと太ったもので……」
ずいぶん今更だけど、ムギってさわちゃんのことなんて呼んでたっけ
さ「それで太ったなんて……!イヤミかしら……」
紬「い、いえ、本当に体重が……」
さ「まったく……あなた位の年齢なら大丈夫よ」
さ「運動すればすぐに落ちるし、身長も伸びるからすぐ気にならなくなるわ」
紬「そうですか……?」
さ「問題は……私くらいになってから起こるのよ……」
さ「食べたら食べたぶん増えるし……運動しても……」
紬「そ、そうですか……」
さ「さ、着いたわよ」
紬「ありがとうございます~」
さ「しかし……この家ホントでかいわね……」
紬「そんなことないです、入りましょう?」
さ「え、えぇ……」
紬「ただいまー」
斎藤「おかえりなさいませ、お嬢様」
紬「さ、先生」
さ「お邪魔しまーす」
紬「あの部屋に行っててください、私はお茶を用意してきますね」
さ「悪いわね、ありがとう」
紬「いえ、それでは」
紬(さて、先生が好きなのは……ミルクティーだったかな)
斎藤「お嬢さま、お茶ならメイドが……」
紬「いいのよ、私がやりたいの……」
紬(先生、好きって言ってくれたしね……)
紬「おまたせしました~」
さ「ん、ありがと」
紬「さて、もうカメラはセットしてくれたかしら……」
ピッ
唯『あはは~』
さ「唯ちゃんがテレビみてるわね」
紬「やっぱり忘れてる……電話しておこう」
トゥルルルル……
唯『もしもし、ムギちゃん?』
紬「唯ちゃん、あれは置いといてくれた?」
唯『ん?あれ?』
紬「ほら、帰りに渡した……」
唯『あー!忘れてたよ!ごめんね!』
紬「いいのよ、それじゃあすぐにお願いね」
唯「うん、わかったよ!」
プツッ
紬「ふぅ、これで大丈夫かな」
紬「あ、カメラ移動した」
さ「ここは……憂ちゃんの部屋ね」
紬「2人ともいないみたいだけど……」
さ「もう一つは……お風呂場かしら?」
紬「この角度じゃほとんど何も……」
さ「まぁ……カメラだなんて思わないものね」
紬そうですね……まぁお風呂でヤるってことはないと思いますけど」
さ「ムギちゃん、下品よ」
さ「まだみんなはリビングにでもいるのかしら」
紬「そうですね……あのままあそこに置いといてもらったほうが良かったかしら……」
さ「まぁ今更ね……私たちもお茶でも飲んで、気長に待ちましょう」
紬「そうですね、どうぞ、ケーキです」
さ「気が利くわね、ありがとう」
紬「いえ、……まだかなぁ」
さ「食事しているとしたら、まだまだかかりそうね」
数時間後
さ「……どっちのカメラにも異常なし」
紬「わかってます、はぁ……」
さ「ここまで変化がないともうね……」
紬「お茶もなくなってしまいました……また持ってきますね」
さ「お願いするわ……ん?ちょっとまって!」
紬「はい?・・・・・・これは、唯ちゃん?」
さ「お風呂入りに来たようね……そうだ、音声!」
紬「はい!」
唯『ふぅ~……あったまる~』
さ「むぅ……顔くらいしか見えないわね」
紬「まぁそれだけ見れるだけよしとしましょう」
さ「おっぱいが……」
唯『さてと・・・・・・よいしょ、よいしょ』
紬「……?」
さ「見えないけどあの動く……おっぱいマッサージね!」
唯『いつまでも憂に負けないんだから~』
紬「唯ちゃん……気にしてたのね」
さ「健気ねぇ」
唯『いつかムギちゃんみたいになるんだ!』
紬「やだ、唯ちゃんったら///」
さ「目標があるってのはいいことよ」
唯「『よいしょ……んっ……』
紬「唯ちゃん……これは……」
唯「うーん、いつも途中で変な感じに……んんっ……』
さ「あの表情、感じてるわね」
紬「ハァハァ……」
唯『ううん……だめだ、集中できないや……』
紬「や、やめちゃうの……」
さ「なれない感覚で怖いのね」
唯『さて、体洗っちゃおー』
紬「あぁ、カメラの外に……」
さ「残念だわ……」
さ「そういえばお風呂になんて置いて、壊れたりしないの?」
紬「はい、防水ですから」
さ「超小型で防水で丈夫……万能ね」
紬「無理言って作らせました♪」
唯『うーん、おまたの毛、生えないなぁ』
紬「!!!!」
さ「あら、唯ちゃんまだなのね」
紬「み、みえない……!」
さ「角度変えたって見えないわよ……」
紬「うぅ……」
唯『憂はちょっと生えてきてるのに……私の方がお姉ちゃんなのに』
紬「う、憂ちゃんこそまだだと……」
さ「現実は非常よ」
紬「うぅ、知りたくない事実……」
さ「あ、上がっちゃうみたい」
紬「唯ちゃん早いわね」
さ「別の意味に聞こえるわ」
紬「次は……憂ちゃんかな」
さ「梓ちゃんじゃないかしら」
『ガラッ』
紬「どっちなの……」
梓『ふぅ……』
さ「ほらね」
紬「どや顔はむかつきますが、まぁいいでしょう」
さ「なんか指に絆創膏付けてるみたいだけど」
紬「料理でも手伝って、切ったのかしら」
さ「ベタね~」
紬「憂いちゃんに指くわえてもらってDOKI☆DOKI、なんて……///」
さ「ありえるわね」
紬「絆創膏に血が染みて……痛々しいわ」
さ「そうね……ん?」
梓『んむ……ちゅう……』
紬「き、急に指を……」
さ「まさか……血フェチ?」
紬「それはないと思いますけど……」
梓『はむ……ちゅる……』
『コンコン』
憂『あずさちゃーん?』
紬「憂ちゃん……!?」
さ「これはもしかするかもしれないわ……」
梓『な、なーに?』
憂『その指じゃ体洗えないでしょ?私が洗ってあげるよー』
紬「あぁ……そ、そんな……」
憂『まだ体洗ってないよね?』
梓『洗ってないけど……っていうかいいよ!自分でできるよ!』
紬「うぅ……見えないなら意味ないわ……」
さ「音声だけってのも、なかなかいいものよ」
紬「視覚に特化した私には物足りません……」
憂『だめだよー、お湯しみるでしょ?』
梓『そ、それくらい我慢するって!』
憂『だめだめ、ほら、こっちきて!』
憂『ほら梓ちゃん、そんなに丸まってちゃ洗えないよ?』
梓『は、恥ずかしいの!』
紬「あぁ……見たくて気が狂いそう」
さ「友人の情事を覗き見てる時点で狂ってるわよ」
憂『もー、えい!』
梓『ひゃ!』
紬「なにが起こってるの……」
憂『ほらー、早くしないとずっとくすぐるよ~?』
梓『ひうぅ!わ、わかった!わかったよー!』
さ「ってことらしいわ、音声だけでも割とわかるものよ」
紬「でもやっぱり刺激が……」
憂『よしよし、まず背中洗うからこっち向けて?』
梓『う、うん……』
紬「カメラ……どうにか動かないかしら……」
憂『やっぱり梓ちゃんの肌は綺麗だなー』
梓『そ、そんなことないって……』
憂『本当だよー、私梓ちゃんの白い肌好きだよ?』
紬「うごけっ、うごけっ!動いてよぉ!」
さ「現実から逃げちゃ駄目だ」
憂『よし、じゃあ前洗うね』
紬「!!!」
さ「きたわね……」
憂『よいしょ、まずお腹から……』
紬「くっ……想像よ!想像でカバーするの……!」
憂『次はおっぱい~』
紬「……だめ……やっぱり見れないと……」
さ「そうね、これは見たいわ……」
梓『ひゃあ!ま、前は自分で洗うよ!』
紬「!!!梓ちゃんが暴れてカメラ位置が!」
さ「端にだけど……見えるわ!」
紬「私の想いが伝わったのね……」
さ「よかったわね」
憂『あ、スポンジ痛かった?ごめんね、気付かなくて……』
憂『じゃあ、手で洗うよ!』
紬「なんてタイミング……!」
さ「憂ちゃん、GJよ!」
憂『ほら、手なら痛くないでしょ?』
梓『あうっ、痛くはっ、ないけど……!』
紬「梓ちゃんの表情素敵ね……」
憂『おっぱいはスポンジ洗うと先っちょが痛いからねー』
憂『ほら、手なら痛くないでしょ?』
梓『ひ!?』
紬「すばらしい……」
さ「やらしいわぁ……」
梓『う、憂……ホントに、だめっ……!』
憂『うん、おっぱいは終わりだよ』
紬「終わりか……」
さ「まぁ、体洗うってのが目的だしね」
憂『次は下だね』
紬「ほわぁ!!」
さ「ちょ……びっくりするわね……」
梓『え……だ、だめ!下はホントにだめ!』
憂『でも洗わなきゃ汚れたまっちゃうよ?』
紬「そうよ!ここまで来たら覚悟きめなさい!」
さ「ムギちゃん落ち着いて」
梓『じ、自分でできるからぁ!』
憂『そっか、じゃあ私はここで見てるから、ちゃんと洗うんだよ?』
紬「なんという視姦プレイ……」
さ「憂ちゃん……そんな趣味が」
梓『え……や、ヤダよ!なんで見られなきゃ……』
憂『あ~、梓ちゃん普段もちゃんと洗ってないんでしょ?』
紬「わかるわ、最初は私も怖かったもの」
さ「若いわね」
憂『大丈夫だよ、私しかみてないし』
梓『憂に見られるのが嫌なの!』
紬「あらあらあらあら……」
さ「これは……」
憂『そうだったんだ……』
梓『あ、いや、そういう意味じゃなくて……』
憂『わかったよ、ごめんね……』
梓『あ、憂!……どうしよう、なんか勘違いさせちゃった……』
紬「憂ちゃん……どうなるのかしら」
さ「くぱぁが見れるっていうから来たのに……」
梓『と、とりあえず泡落として追いかけなきゃ!』
紬「洗ってないわ」
さ「洗ってないわね」
紬「さて、部屋のモニターは……」
さ「真っ暗ね……」
紬「まぁ夜ですし……あ、憂ちゃんが入ってきた」
憂『うふふ……梓ちゃん追ってくるだろうなぁ』
紬「……」
さ「黒いわね……」
『コンコン』
梓『憂、起きてる?』
紬「来ちゃったわ……」
さ「まぁ、くぱぁが見れるなら……」
梓『あ、あの、なんていうか……』
梓『「憂の見られたくないって言ったのはね……』
憂『嫌いだからでしょ?』
紬「わかってるくせに……」
さ「おもしろくなってきたじゃない」
梓『ち、違うの、聞いて憂……?』
紬「どうなるの……」
梓『あの、なぜかわからないんだけど……いつの間にか憂のことすごく意識するようになっててね』
梓『それで、憂に見られるのがすごく恥ずかしかったの……』
梓『それで、あんなこと言っちゃって……』
さ「かわいいわねー」
紬「青春だわ」
梓『……憂ぃ、返事してよぉ……』
梓『なんでもするから許してよぉ……』
紬「言っちゃったわ」
さ「言っちゃったわね」
憂『なんでも?』
紬「ほらきた」
さ「もうみてらんない」
憂『……じゃあ、とりあえず部屋入って』
紬「くるのね、くぱぁが」
さ「くるでしょうね」
梓『う、憂……?どこ?』
憂『こっちだよ……』
紬「暗くてみえないわ……」
さ「エロイわね……」
紬「もう、これじゃお風呂のときとかわらないわ……」
さ「電気……つけなそうね」
梓『あの、憂?なんで裸なの……?』
憂『えへへ、さっきあのまま飛び出しちゃったから』
紬「なんですって……」
梓『と、とりあえず服着よう?』
憂『んーん、必要ないよ』
さ「まぁそうよね」
紬「キマシタワ……」
梓『え?うわっ』
憂『梓ちゃん、なんでも、してくれるって言ったよね?』
憂『じゃあ……くぱぁしてみようか』
紬「くっ……!見えないのに……!」
さ「もうだめね……」
梓『う……あ、あのね、憂……』
梓『その、恥ずかしくて聞けなかったんだけど……くぱぁってなに?』
紬「ふふ……教えなかったものね」
憂『ふふ、やっぱり知らなかったんだ』
憂『必死でみんなに聞いてたもんね?』
紬「やっぱり憂ちゃんはSなのね」
さ「そうだと思ったわ
梓『し、知ってたの!?』
憂『ふふ、教えてくれた親切な人がいてね……』
紬「私です♪」
さ「あなたも悪いわね……」
憂『しょうがないから、私がお手本見せてあげるね?』
紬「な、見れなきゃ意味ないじゃない!」
さ「諦めましょう……」
梓『う、うん……』
憂『ちょっと恥ずかしいけど、ちゃんと見ててね』
紬「うぅ……見えない……」
さ「目細めても見えないものは見えないわよ」
憂『よいしょ……』
紬「なに!?今くぱぁしてるの?」
さ「そうでしょうね……はぁ……」
憂『ふふ、ほら、これがくぱぁ、だよ?』
紬「とりあえず電気つけなさいよ!」
さ「静かに!音声すら聞こえないじゃないの!」
梓『そ、そんな格好……////』
紬「どんな格好なの……」ギリギリ
さ「唇血でてるわよ……」
憂『ほら、もっと近くで見ていいよ……』
紬「くぅ、私も近くで見たい……」
さ「そうね……」
梓『暗くてよく見えないけど……すごくやらしい……///』
紬「モニター越しじゃ真っ暗よ……」
さ「明るさとか上げれないの?」
紬「流石にそこまでは……」
憂『はい、おしまい』
憂『ほら、次は梓ちゃんの番だよ……?』
紬「あぁ……結局見れなかったわ……」
さ「梓ちゃんのも見れなそうね……」
梓『ちょ、ちょっと待って!まだその、心の準備が……』
紬「あぁ、恥ずかしがってる梓ちゃんの表情すら見れないなんて……」
さ「まぁしょうがないわね……」
憂『ほら、梓ちゃん?』
梓『うぅ……わかったよ……』
紬「終わった……」
さ「さ、帰るか」
憂『さぁ、こっちに座って……パンツ脱いで』
憂『あ、全部脱がなくていいよ、片足に引っかけたほうが萌えるって作者が』
さ「憂ちゃん、わかってるじゃない」
紬「作者……?」
梓『こ、こう……?』
憂『うん、可愛いスジが丸見えだよ……』
紬「なんにも見えないわよ……」
さ「もうだめね……」
憂『さぁ、いつでもいいよ!』
梓『えーい、やけだ!』
『カチッ』
紬「!?」
さ「おぉ……!」
梓『え?』
憂『こっちの方がよく見えるからね』
紬「憂ちゃん!GJだわ!」
さ「もう少しで帰るとこだったわ」
梓『で、電気けしてよぉ!』
憂『動いちゃだめだよ?』
紬「若干遠いけど、よくみえるわ~」
さ「これが見たかったのよ……」
梓『うぅ……ずるいよ……』
憂『梓ちゃんのおまんこ丸見えだよー……』
さ「ホント、丸見えね」
紬「ふぅ……」
憂『やっぱりちゃんと洗わなかったんだ?ちょっと臭うよ?』
紬「あの後すぐ出ちゃったものね」
さ「嗅ぎたいわぁ……」
憂『記念撮影しとこう♪』
紬「まぁ……」
さ「憂ちゃんやるわね……」
梓『や、やだ!それだけはやだぁ!』
憂『さすが最新のデジカメはすごいねー、ほら、くっきり!』
紬「く……買いたいけど見てたのをバレるわけには……」
さ「そうね……ここは我慢よ・・・・・」
憂『澪さんに借りといてよかったー』
憂『あ、でもうちパソコンないからプリントできないや……消すのももったいないし、このまま返しちゃおうか♪』
梓『や、やだやだ!消してよー!』
紬「憂ちゃん鬼畜ね」
さ「それならさりげなく借りて、コピーを……」
憂『嘘だよ♪こんな可愛いの、他の人にみせるわけないよ~』
さ「ちっ……」
紬「まぁ澪ちゃんが見たら失神してしまいそうだもの」
梓『ひどいよ憂ぃ……』
憂『嫌いになった?』
梓『……んーん…』
紬「梓ちゃん……」
さ「かわいいわねぇ」
憂『もう!可愛いなぁ♪』
紬「私も抱きしめたいわ♪」
憂『梓ちゃん、今日はこのまま寝ちゃおうか』
梓『うん、私も眠い……』
紬「あら、終わりかぁ……」
さ「もうヤっちゃうと思ったのに」
憂『おやすみ、梓ちゃん』
梓『うん、おやすみ憂……』
さ「寝ちゃったか……私も帰ろうかな」
紬「あ、それなら先生、泊まっていかれます?」
さ「え?いいの?」
紬「もう遅いですし、先生がよければ」
さ「ムギちゃん……ありがとう、お言葉に甘えさせてもらうわ」
紬「わかりました、それじゃあお布団を用意させますね」
さ「ムギちゃん、今日こそ、私と絡んでくれるのね☆」
紬「それはないです☆」
第2部 完
部室
紬(ふふ、あんな良いものが2度も見られるなんて……)
さ「またニヤニヤしてるわよ、ムギちゃん」
紬「先生、この間はどうも」
さ「いえ、私もいいものが見れたしね」
紬「あ、これDVDです」
さ「へへ……どうも」
ガチャ
澪「お、ムギだけか」
さ「私はナチュラルに無視なのね」
紬「こんにちは、澪ちゃん」
澪「ムギと2人じゃ練習はできないな……じゃあお茶もらおうかな」
紬「わかりました、なにがいいですか?」
澪「ん……じゃあストレートティーで」
紬「はい♪」
ガチャ
律「おいーっす、あれ?澪とムギだけ?」
さ「……」
澪「お、律来たか、練習するか?」
紬「せっかくなら、みんなを待ちましょう?すぐ来るわよ」
ガチャ
唯「おいっす!」
紬「ほら♪」
唯「澪ちゃん!くぱぁやって!くぱぁ!」
澪「くぱぁ?」
律「ゆ、唯!お前なんてこと・・・」
紬「唯ちゃんったら大胆ね・・・///(なんでこんなにおいしい話が次々転がってくるのかしら)
澪「唯、くぱぁってなんだ?」
紬(やっぱり澪ちゃんは知らないか……唯ちゃん、しっかりリードして……)
唯「え?わかんない」
紬「……」
律「・・・知らないでいってたのか?」
澪「律は知ってるのか?」
律「え!?いや、はは・・・私もわかんないや」
唯「えー!なにそれー」
紬(白々しい……)
澪「ムギは知ってるか?」
紬(今回は教えてみようかな……)
紬「そうね、くぱぁっていうのは・・・」
紬(・・・待てよ、しばらく様子見てみるか・・・)
紬「ごめんなさい、忘れちゃった☆」
唯「えー!」
澪「忘れたならしょうがないな・・・」
唯「どうしようー澪ちゃんにやってほしいのにー」
紬(これは……唯ちゃんもしかして……)
ガチャ
梓「こんにちは、遅くなりました」
唯「あ!梓ちゃん!くぱぁって知ってる?」
梓「な!///なに言いだすんですか!///」
紬(ふふ、もう梓ちゃんは知ってるものね)
澪「知ってるのか梓?」
梓「み、澪さんまで!///セクハラですよ!///」
紬(梓ちゃんったら真っ赤……かわいい)
唯「え?くぱぁってセクハラなの?」
梓「セクハラの域を越してます!」
梓「先輩たち・・・くぱぁ知らないんですか?」
紬(あと知らないのは澪ちゃんと唯ちゃんだけか……)
唯「うん、ね、澪ちゃん」
澪「あぁ、だから梓に聞いたんだが・・・」
梓「・・・り、律先輩や紬先輩は!?」
律「あ、あぁ、知らないよ・・・」
紬(とりあえず黙っとくのがいいかしら)
梓「・・・わかりました、みんなで私をハメる気ですね」
唯「え?」
梓「みんなで私の口から・・・くぱぁについて喋らせる気なんですよね・・・」
紬(それもいいわ……)
澪「あぁ、教えてくれ」
梓「~~ッ!もういいです!先輩たちの変態!!」
紬(うふ、バレちゃった♪)
唯「あずにゃん・・・いっちゃった・・・」
澪「どうしたんだろうな、セクハラとか言ってたけど」
紬(なんだつまらない……)
あ……ここに来て完璧にミスった……
まぁいいや、一回出てったと脳内補完してくれ……
ガチャ
さわ子「おいす~、ムギちゃん、私ミルクティーで」
唯「さわちゃん!」
澪「先生、くぱぁって知ってますか?」
紬(しまった……この人なら答えかねない……!)
さわ子「・・・・どうして?」
澪「唯がやってほしいって言うんですけど、なんなのかわからないんです」
紬(言わないでね、先生……!)
さ(ムギちゃんがすごい形相で……教えちゃダメ、ってことかしら?」
さ「唯ちゃん!どういうことなの!?」
唯「ふぇ!?どしたのさわちゃん・・・」
さ「まだコスプレならいい・・・でもくぱぁなんて!」
唯「私もくぱぁがなんなのか知りたいんだけど」
さ「し、知らないで言ってたの!?」
さ(……少し白々しいかしら)
紬(白々しい……)
澪「だからさわ子先生に教えてもらおうと……」
さ(……どうするべきか)
さ「……そ、そうね、いい機会だし教えてあげるわ」
さ(とりあえず……)
さわ「くぱぁっていうのはね……」
紬(先生……ホントに教えるつもりじゃ……)
さわ「うっ・・・だめ!私には汚せない!」ダダダッ
紬(白々しい)
唯「また行っちゃった・・・」
澪「みんなおかしいな」
紬(演技とはいえ・・・・・さわ子先生の恥ずかしがる表情もそそるわね・・・)
紬(あれ?私あんな年増に興味なかったのに……)
紬(うーん……)
ガチャ
和「律いる?」
律「やぁ和、どうした?」
和「あ、あの、一緒に帰ろうかと思って……///」
律「しょうがないなぁ……///」
紬(律和……!?予想外だわ……こんな平然とイチャつくなんて)
唯「和ちゃん、くぱぁって知ってる?」
和「く、くぱぁ・・・?」
紬(ふふ、知ってるわよね……)
唯「うん、知ってたら教えて欲しいんだけど……」
紬(でも、教えてしまうんなら全力で邪魔するわよ)
唯「?どしたの和ちゃん?」
和「あ、えっとね……それは……」
律「……和、教えてあげればいいじゃないか」
和「り、律……?そんな、恥ずかしい……///」
紬(な、なんなのこのプレイ……)
律「……」コソコソ
和「……」コソコソ
紬(なにコソコソ話してるのよ……)
澪「和?」
和「な、なんでもないわ!えっと、あ!生徒会室にふでぺん置いてきちゃった!律、校門でまってるから!」
紬(逃げた……)
唯「和ちゃん、どうしたんだろう」
澪「もう聞ける人はいなさそうだな」
唯「どうしよ~、分からず仕舞いなんて嫌だよ~」
澪「そうだな、みんな知ってたようだし私たちだけ知らないってのも……なぁ?」
律「あ、あぁそうだな」
紬(ふふ、私とりっちゃんは知ってるけどね)
澪「そうだ、インターネットで検索すればいいんじゃないか!」
唯「澪ちゃんナイスアイディーア!」
澪「ふふ、じゃあ今日はみんなでうちに集まろうか」
唯「おー!」
律「わ、私は遠慮しとくよー、和も待ってるし!じゃあお先!」
紬(今度は生で見たいけど……私がいたらしないだろうしね)
紬「ごめんなさい、私も用事があるから2人で行ってきて」
唯「えー、2人ともノリ悪いなー」
澪「こら唯、用事あるならしょうがないよ」
唯「ぶー・・・わかったよ、みんなじゃあね」
紬「また明日~」
紬(おっと……)
紬「澪ちゃん、これあげる」
澪「ん?なんだこれ」
紬「開運(ry
澪「そうなのか、ありがとう、使わせてもらうよ」
紬「目の届くとこに置くのがいいわ、絶対!」
澪「わ、わかった……って唯!私を置いてくなー!」
紬(澪ちゃんなら大丈夫そうね)
紬(さて、今回も先生誘おうかしら)
紬(先生は職員室かな?)
紬(行ってみよう)
コンコン
紬「失礼します、山中先生はいますか?」
教師「ん、音楽室じゃないのかね?まったくどこをほっつき歩いてるのか……」
紬「あ、それでしたら結構です……それでは、失礼しました」
紬(職員室じゃないってことは……どこかしら)
紬「もう、先生どこなの……」
さ「呼んだ?」ヌッ
紬「ひゃわ!!?」
さ「ぷくく、すごい声ね、どうしたの?」
紬「も、もう驚かせないでください!」ドキドキ
さ「ごめんごめん、それで?なにか用?」
紬「そ、そうでした……実は……」
さ「へぇ……それでまた私をと」
紬「はい♪来てくださりますよね?」
さ「……ごめんね、ちょっと外せない用事があってね」
紬「……そ、そうですか……わかりました、それではまた」
さ「うん、ごめんね」
紬(先生がこれないなんて……まぁ、いつも1人で見てたんだし、それに戻るだけよ……)
さ「それじゃ、ばいばい~」
紬「……!」ドキッ
紬「さよ、なら……」
紬(なに、今の感覚……)
紬(ドキドキして、離れたくないような……)
紬(……もう、先生が驚かすからね……)
紬(それ以外、なんだっていうの……)
紬「……帰ろう」
紬「ただいま……」
斎藤「おかえりなさいませ、おじょ……お嬢さま、元気がないようですが……」
紬「別に、なんでもないわ」
斎藤「……わかりました」
紬「それより、あの部屋にいるから、お茶を淹れてきて頂戴」
斎藤「はい、すぐに」
紬(ふぅ……おかしいわね、なにか変だわ……)
紬(胸が苦しい……また大きくなったのかしら)
紬(ドキドキして、マシュマロみたいに……ふわふわ)
紬(……ふふ、あの歌詞のまんまじゃない)
紬(そっか……恋してるんだ、先生に)
紬「笑える……私が恋するなんて」
紬「人の恋愛を見てるだけで、良かったはずなのに……」
紬(いつからかしら……一緒に見たあの日から?)
紬「もっと前から、かな……」
紬(もう澪ちゃんたちを見ようとも思えなくなっちゃったじゃない……)
紬(私から生きがいを奪って、どうするつもりなの……先生)
紬「会いたいな……」
さ「誰に?」
紬「ふやぁああ!!?」
さ「びっくりするわね……急に大声出さないでよ」
紬「せ、先生こそ急に洗われないでください!」
紬「というか……用事があったんじゃないですか?」
さ「ふふ……フられてきたわよ……オヨヨ」
紬「そ、そうなんですか……」
紬(男の人……だよね)
紬(私……ホっとしてる?)
さ「もういいわ!澪ちゃんと唯ちゃんをみて憂さ晴らしよ!!」
紬「は、はい!」
紬(やっぱりこれがなきゃだめね!)
澪『よし、ヤフーでググるか』
さ「ヤフーでググるwwwwwww」
紬(……集中できない……先生がいるからかしら)
澪『2ちゃんねるはハッカーが多いから危ないんだよ!』
さ「スーパーハカー(笑)」
紬(あぁ、頭に入ってこない……どうすればいいの……)
澪『えーっと……「く」……「く」……』
さ「澪ちゃんひらがな入力なのね……」
紬「あ、あー!寒い!すごく寒くなってきた!」
さ「ど、どうしたの急に……」
紬「このままじゃ凍えてしまうわ……先生、もう少しこっち寄ってください」
さ「暖房あるわよ」
紬「……そうでした、忘れてました」
紬「ちょ、ちょっと今月電気代がすごくて……もったいないので一肌で、ね?」
さ「ブルジョワがなに言ってんのよ……まったく、これでいい?」
紬「は、はい!」
さ「ん……どうやらヒットしたようね、みてあの顔!」
紬「え、えぇ……」
紬(これはやばい逆効果だ集中できへん)
唯『えーっと、くぱぁとは……』
唯『ってどういう意味?』
さ「これで分からないって、どんだけ池沼なの……」
澪『こ、これ読んでもわからないのか!!』
唯『う、うん……えへへ、ごめんねバカだから』
紬(し、心臓が……)
澪『つ、つまり……すっごくえっちな言葉だったんだよ!』
さ「澪ちゃん良い表情ね……」
紬「え、えぇ……」
紬(集中よ……モニターにだけ集中するのよ)
澪『おま……おまたを広げる音だったんだよ……』
さ「今、絶対おまんこって言おうとしたわね」
紬「……!そ、そうですね」
紬(先生がえっちな言葉言ったら……反応しちゃう……)
澪『あぁどうしよう……みんなに聞いて回っちゃって……明日からみんなに会えないよぉ……』
さ「くふふ、そうよねぇ、くぱぁなんて連呼しちゃってたものね……」
紬(せ、先生のくぱぁ……)
澪『どうするんだよ唯ぃ……』
唯『……ねえ澪ちゃん』
唯『私、お風呂で洗うときとか広げるけど、くぱぁなんて音でないよ?』
さ「この子もうだめね」
澪『だ、だから擬音ってかいてるだろ!』
唯『なんでくぱぁなんだろう……』
さ「そういえばそうねぇ、どう思うムギちゃん?」
紬「はい!?べ、別に先生のことなんてどうとも思ってませんけど!?勘違いしないでください!」
さ「いや……あの……」
紬「……!す、すいません、ちょっと考え事を……」
さ「そ、そう?まぁいいわ……」
唯『ねえ澪ちゃん』
澪『こんどはなんだ・・・』
唯『くぱぁやって!』
さ「お、来たわよむぎちゃん!」
紬「は、はい……」
さ「……今日はおとなしいのね、いつもはキチ○イばりに興奮してる頃なのに」
紬「そ、そんなこと……もう!訴えますよっ!」
唯『お願いだよ~今度ケーキおごるよ~』
澪『うっ……だ、だめだめ!そんな知りたきゃ自分のやればいいだろ!』
さ「ケーキとくぱぁとじゃ釣り合わないものね」
紬「そ、そうですね」
紬(やっぱり近杉……耳に息が……)
澪『じ、じゃあ憂ちゃんに見せてもらえばいいだろ・……』
唯『えー、でもなんか姉妹でそんなことやるのは……///』
さ「残念ね、憂ちゃんはもう梓ちゃんにものよ」
澪『今さら照れるな!それに……友達どうしでやるほうが変だろ……』
唯『えー……じゃあ恋人になろう!澪ちゃん!』
さ「ず、ずいぶん簡単にいうのね……」
紬(恋人……先生と……)
澪『そんな軽々しく言うなよ!第一女の子同士でなんて……変だよ……』
唯『えー、変じゃないよ!ムギちゃんもこの前「女の子同士は素晴らしい」って語ってたよ!』
さ「そんなことしてたのね……」
紬「は、はい……」
澪『その・・・唯は私のこと好きなのか・・・?』
唯『大好き!』
澪『そ、そっか……じゃあ試しに付き合ってみても……///』
唯『いいの!?やったぁ~!』
さ「あっさり付き合っちゃったわね……」
紬「はい……」
紬(私にも勇気があれば……あんな風に好き、って言えるのかな)
唯『それじゃあさっそくくぱぁ!』
澪『ば、ばか!順序ってものがあるだろ!』
さ「順序ねぇ、りっちゃんたちはカッ飛ばしてたわね」
紬「たまにはこういうのもいいです」
澪『だ、だから……まずキ、キッスを……///』
さ「おおう、寒気が……」ギュッ
紬「……!///」
紬(先生が腕にしがみついて……!)
唯『そっか、そうだね、はい!』
澪『え……唯からするんじゃないのか?』
唯『そうなの?』
澪『だって普通告白した方からするだろ?』
さ「いつの『普通』よ……」
紬(あ、汗が……落ち着くのよ紬)
唯『わかったよ、はい』
さ「色気ないわねー……」
紬(……先生は、色気のあるキスをしたことあるのね)
唯『はい、じゃあくぱぁ!』
澪『まてまてまて!』
さ「なんのコントよ」
紬「ふふ……」
澪『だからそういうのはちゃんとステップを踏んでやるべきだって……』
さ「何日かかるのかしら」
紬(別に何日でも泊まっていっても……なんて)
唯『じゃあめんどくさいし、一気に済ませちゃおうか』
澪『めんどくさいって……』
さ「お、いいわよ唯ちゃん」
紬(あ……)
唯『まずなにするの?』
澪『え?えーっと……』
澪『じゃあ……べろちゅーでもやろうか』
唯『べろちゅー?』
澪『ディープキッスだよ』
さ「急ね、ステップ間違えてないかしら」
紬(べろ……先生とべろちゅ……)
唯『やり方わかんないや、えへへ』
澪『じゃあ……私がするから……』
さ「やっぱり澪ちゃんがリードするのね」
紬(私と先生だったら……やっぱり先生?)
澪『チュウ……ジュル……』
さ「ぎこちないわねー、まぁ初めてはそうだろうけど」
唯『……!』ドンッ
紬「あ……」
澪『ど、どうした?』
唯『なんか……べろちゅー嫌い……』
さ「あっはは、気持ち悪かったのね」
紬(気持ちいいんじゃないのかしら……)
澪『ご、ごめん、下手だったかな……もう一回やらせて!』
唯『うーん……あと一回だけね?』
さ「澪ちゃん頑張るわね」
紬「くやしいのかしら」
唯『ん……』
澪『はむ……』
さ「うわ、唯ちゃん露骨に嫌な顔ね」
紬「澪ちゃん大変ね……」
唯『んむ……?』
唯『はむはむ……!』
さ「あら、急に唯ちゃんが積極的に……」
紬「コツつかんだのかしら」
澪『ん……んん……』
さ「澪ちゃんの表情が溶けてきたわぁ……」
紬(いいなぁ……)
唯『ふぅ、結局2時間もやってしまった』
澪『や、やりすぎ……ハァハァ』
さ「ホントにやりすぎよ……」
紬「唯ちゃん、1つのことやりだしたら止まらないから……」
唯『次はなにするの?』
澪『も、もう次いくのか?』
さ「次は胸かしらね」
紬「流れ的にはそうじゃ……」
澪『あなるいじり虫』
さ「……」
紬「……」
唯『あなるいじり虫……?』
澪『誰だ!私の口から変な言葉だしたやつは!?』
紬「澪ちゃん頭が……」
さ「しっ!言っちゃ駄目よ!」
唯『で、どうすればいいの?』
澪『だからその……お、お尻の穴をいじるんだよ……///』
唯『えー!汚いよ!』
澪『汚いって言うな!それは私がいうセリフだ!』
さ「まぁ普通汚いと思うわよね」
紬「っていうか澪ちゃんアナルは知ってるんですね」
唯『でもそれってくぱぁより恥ずかしいんじゃ……』
澪『うるさい!』
さ「なんというセイロンティー」
紬「唯ちゃんの方がまともに見えるの初めてだわ」
唯『お尻、蒸れてるね』
澪『しょうがないだろ、今日は練習あったし……恥ずかしいこというな……』
さ「今度蒸れない衣装作ってあげようかしら」
紬「私は結構です」
唯『気持ちいい?』
澪『……あんまり』
さ「初めてで感じるんならド淫乱ね」
紬「しかもお尻ですもんね」
澪『でも……唯に触られるのは……嬉しいし、ちょっと気持ちいい……』
唯『ふふ~、可愛いな~♪』
さ「からだがかゆい」
紬「素敵じゃないですか」
澪『こ、こら、抱きつくな!って、ひゃ!?』
唯『あ、指入っちゃった……』
さ「なんてこった」
紬「痛そうです……」
唯『えいっえいっ♪』
澪『ゆ、唯……痛い、よぉ……』
さ「唯ちゃんノリノリね」
紬「天然Sっぽいですしね」
澪『ちょっと休ませて……』
唯『……』
さ「唯ちゃんいかにもヒマ、って顔ね」
唯『……えい』
紬「あ、待ちきれなくなった
澪『うひ!?ゆ、唯!ちょ、ま……!』
唯『はやく済ませちゃおうよ!』
澪『すませ、るっって……どうやって……!』
唯『あ……終わらせ方わかんないや……まぁいいや♪』
紬「イケばいいのかしら」
さ「初めてのおしりでイクってどれだけかかるのよ」
澪『ひ、ひぎぃ……!』
唯『~♪』
唯『ふぅ、結局また2時間ほじってしまった』
澪『……』
紬「先生、起きてください、終わりましたよ」
さ「寝てないわよ」
唯『澪ちゃん?大丈夫?』
澪『大丈夫……なわけあるか……』
さ「唯ちゃんの指が大丈夫かしら」
唯『うわぁ、指の先が澪ちゃんのお尻の臭いになっちゃったよ、ほら』
澪『ば、やめろ……///』
さ「つまりうん……」
紬「澪ちゃんはそんなものしません!」
唯『もうくぱぁしていいよね?』
澪『な、なぁ……明日じゃだめか?』
さ「なに……」
紬「あらあら……」
澪『ほら、もう遅いし……と、泊まってけよ///』
唯『え!いいの!』
さ「なんだ終わりかぁ~……」
紬「……先生もよかったら泊まっていってください」
さ「ん~この前も泊まっちゃったし、悪くない?」
紬「部屋なら余ってますから!」
さ「そ、そう……じゃあ、そうさせてもらおうかな」
夜
紬(結局同じ部屋にしちゃった……)
さ「……zzz」
紬(やっぱり、じっとしてるとすごい綺麗……)
紬(隣、行きたいな……)
紬「……先生?」
さ「……zzz」
紬(寝てる……よね)
紬(き、来ちゃった……)
さ「…スゥ…スゥ」
紬(寝息が聞こえる……こんなに近くに来ちゃったんだ……)
さ「うーん……」ゴロ
紬「……!」
紬(寝がえりで……先生の顔がすぐ横に……)
紬(これは……するしかないわ!)
紬(起きて……ないよね、起きないよね……)
紬「んー……」
紬(……!)チュ
紬(し、しちゃった……!)
紬(え、えへへへ……)
紬(……ってなにしてるんだろ、私……)
紬「寝よ……」
さ「……」
翌日
紬「う……なんか苦し……」
さ「むにゃ……」
紬(せ、先生が抱きついて……っていうか下着!)
紬(……今日はもう休んじゃおうかな)
紬(ってだめよ、お父様に怒られちゃうし、先生も仕事なんだし……)
紬「せ、先生!起きてください!」
さ「あと5分……」
紬「ベタ子先生……」
さ「いやー、ごめんね、寝相悪くて」
紬「い、いえ気にしてませんよ、私もいつの間にか先生のベッドに入ってましたし」
さ「あは、ムギちゃんも意外と寝相悪いのね」
紬「は、はい……」
さ「あらもうこんな時間……シャワー借りれるかしら?」
紬「あ、はい、こちらです」
さ「時間もないし、ムギちゃんも入っちゃいましょう」
紬「え!?」
さ「ほら、遅刻したくないでしょ?」
紬「は、はい……」
紬(チャンスよ紬、この目に焼き付けるの!)
紬「じゃあ入りましょうか……」
さ「ん、じゃあちゃっちゃと済ませちゃいましょう」
ジャアァァ……
紬(ど、どうしよう……直視できない……)
さ「ん、どしたのムギちゃん」
紬「な、なんでもないれす」
さ「そうだ、髪洗ってあげるわ、こっちきて」
紬「ええ!?いいです!」
さ「そんなに長いと大変でしょう?」
紬「い、いつも1人で洗ってるから大丈夫です!」
さ「私が洗った方が早いわよ、ほら来なさい!」
紬「わ、わかりました……」
さ「~♪」
紬(うぅ……背中にやわっこいものが……」
さ「さて、次は私の頼むわ」
紬「はい……えぇ!?」
さ「ふふ、洗いっこなんて久しぶり」
紬(せ、先生の髪を私が……ゴクリ)
紬「じゃあ失礼して……」
ワシワシ
紬「い、痛くないですか?」
さ「んー、気持ちいいいわー……」
さ「背中に当たってるものがとくに♪」
紬「な、なに言うですかもう!」
さ「ふふ、やっぱり立派ねぇ~」
紬「ちょ、先生!ふざけないでくだs」
さ「いいじゃない、えいっ」
ふに
紬「んあっはぁ!」
さ「ちょ……ご、ごめんなさい、そんなに敏感だとは……」
紬「え、いや、く、くすぐったかっただけです!」
さ「そ、そう……」
さ「さ、さて、そろそろ出ましょうか」
紬「は、はい……」
紬(思いっきり声出してしまった……)
さ「車で送る?」
紬「いえ、自分で行くんで大丈夫です」
さ「そう、それじゃあ、また学校でね」
紬「はい、また」
紬(さて、澪ちゃんたちのところへ行かないと)
紬(あ、りっちゃんだ)
紬「りっちゃん、おh」
律「おーっす」
澪「り、律!?おは、おはははよよ」
唯「りっちゃんおっは~」
紬「……」
律「古いな、澪はどうしたんだ?」
唯「どうしたんだろうね」
律「それより2人が一緒に登校なんて珍しいな」
唯「えへへ、昨日澪ちゃん家に泊まったのです!」
律「へぇ……」
紬「残念だけどヤってないわよ」
澪「おは、ははよ」
律「もどってこーい」
唯「今日のお菓子はなんだろうなー」
紬「今日はチョコケーキよ」
律「うわ!どこから湧いた!」
紬「さっきからいたよ(昨日からね……ふふふ、モニター越しだけど)
律「なら声掛けろよ……」
唯「ムギちゃんおはよー」
澪「おははははは」
紬「澪ちゃん、落ち着いて」
律「こうなったらなに言っても無駄だよ」
唯「ほっといて行こうよー」
紬(唯ちゃん……)
教室
律「なぁ唯、昨日ヤったんだろ?」
唯「なにを?」
律「わかってるくせに~♪」
紬(そういえば寝たあとは見てないわ)wktk
唯「あぁ、恋人になってちゅーしたよ、2時間」
律「お!やったな!」
紬「キマシタワー!(見てたけど)
律「なぁなぁ、そのあとは?」
唯「おしりいじってあげて、寝たよ」
律「ほう……」
紬(結局そのあともなにもなかったのね)
唯「でもくぱぁはできなかったんだ……」
律「まぁまぁ、頑張ればそのうち向こうからしてくるようになるさ」
唯「そうなの?頑張る!」
紬「唯ちゃんファイト!」
律「じゃあそろそろ部室行こうか」
部室
紬(先生は……まだ来てないのか)
梓「あ、先輩達、こんにちは」
律「梓はやいな、おいっす」
唯「あずにゃーん!」
ガシッ
唯「くぎゅ!」
律「こらこら、お前には澪がいるだろ」
唯「澪ちゃんとあずにゃんは別腹だよー……」
梓「澪先輩がどうかしたんですか?」
律「あぁ、実はな……」
梓「そ、そんなことが……」
律「まぁ女同士だけど、本人たちが好き合ってるんだしな」
梓「ま、まぁ私も人のこといえる立場じゃないし……」
律「どうした?」
梓「な、なんでもないです!とにかく、おめどうございます」
唯「えへへ、ありがとうあずにゃん」
ガチャ
律「噂をすれば……」
澪「お、おいーっす」
唯「澪ちゃん!」
澪「こ、こら唯!こんなとこで抱きつくな///」
唯「さっきみんなに昨日のこと話したらね、みんなお祝いしてくれるって!」
澪「……え?」
律「やったな澪!」
紬「うふふ、公認カップルね」
梓「昨日はびっくりしましたけど、おめでとうございます!」
澪「………えっ」
澪「ま、まて唯……どこまで話したんだ……?」
唯「え?寝るまでしたこと全部だよ?」
澪「な……!?」
律「いやー、澪にお尻の趣味が・・・おっと」
澪「!!!!!!」
澪「そ、そんな……ち、違うんだよ!あれはその、安価ってやつでその」
紬(安価……?)
律「わかったわかった、まったくお熱いねぇ」
紬「若いっていいですねぇ~♪」
唯「えへへ~♪」ギュー
澪「ゆ、唯も!いつまでもくっついてないで……っていうか話すな!」
唯「うん!ずっと離さないよ!」
澪「え?あ、いやそうじゃなくて……」
律「あーあっついなぁ!ムギ!窓開けてくれー!」
紬「はい♪(この部活に入ってよかったわ……)
梓「バカップルってやつですね」
澪「あーもう!」
紬「ふふ……」
紬(ん?)
紬(よく考えたら、私だけ……)
紬(まぁ……いいや、私は見てるだけで……)
紬(見てるだけで、いいはずなのに……)
1.むぎゅうは傍観者だろjk
2.むぎゅうはさわ子と幸せになるべき
>>770
2
紬(でもやっぱり……私、先生が好きなんだ……)
紬(寂しいよ……)
唯「どうしたのムギちゃん?」
律「元気ないなぁ、風邪か?」
紬「う、ううん、なんでもないのよ、お茶淹れるわね?」
律「そうか……じゃあ、お願いするよ」
唯「私レモンティー!」
紬「はい♪」
紬(どうしたらいいんだろう……)コポコポ
紬(いや、私はどうしたいの……?)
紬(女同士で、しかも歳も離れてて……)
紬(ふふ、本人同士がいいならいい、なんてよく言えたものね……)
紬(なにもわかってなかった……私)
紬「あっ……」
ガシャン!
紬「あ、熱っ……!」
澪「ムギ!」
唯「ムギちゃん!」
紬「ご、ごめんなさい……すぐ片付けるから……」
律「バカ!そんなこといいからすぐ冷やせ!」
紬「……ごめんなさい」
梓「……ムギ先輩……?」
ジャー……
紬(……なにやってるんだろう)
紬(今までこんなことなかったのに……)
ガチャ
さ「あら、なんか騒がしいわね」
唯「さわちゃん!ムギちゃんが火傷しちゃって……」
澪「……何かムギの様子がおかしいので、ついててあげてくれませんか?」
さ「そうなの?わかったわ」
律「変なことやって困らすなよ!}
さ「私もそこまでバカじゃないわよ、まかせなさい」
さ「ムギちゃーん、大丈夫?」
紬「せ、先生?……ボーっとしてただけです」
さ「ふむ、あなたがぼーっとなんて、熱でもあるんじゃない?」ピト
紬「ちょ、なにを……」
紬「先生……顔近いです」
さ「あぁ、ごめんなさい……熱はないみたいね」
さ「でも顔赤いし、保健室行きましょう?」
紬「いいです……ほっといてください」
さ「だめよ、火傷もしてるんだし」
紬「冷やしてれば大丈夫です……」
さ「痕残ったりしたら大変でしょう?」
紬「別にそれくらい……」
さ「私、ムギちゃんの綺麗な手好きよ?」
紬「えっ……」ドキ
さ「それに、ピアノやってるんだから、手は綺麗にしなきゃ」
紬「……大丈夫ですよ、そこまで熱くなかったです」
紬(それに、先生と2人きりになったら私……)
さ「もう、意外に意地っ張りね……」
紬「必要ないからいいって言ってるんです……」
さ「……そう、なら私も別についてなくていいわね」
紬「……!はい、結構です」
さ「……まったく、可愛くないわね、人がせっかく心配してるのに……」
紬「……!」
紬「誰のせいで……」
さ「なに?」
紬「先生のせいですよ!!」
唯「ムギちゃん……?」
律「お、おいムギ?」
さ「……どういうことかしら?」
紬「……!」ビクッ
澪「せ、先生が怖い……」ガクガク
さ「言ってみなさい、どうして私のせいなのか」
紬「そ、それは……」
さ「なに?」
紬「……もういいです、私帰ります」
律「おいムギ!」
唯「行っちゃった……」
梓「どうしたんでしょう……」
さ「……はぁ、なぜか私のせいらしいから、あなたたちは気にしなくていいわ」
澪「で、でも……」
さ「いいから、私はムギちゃんと話してくるわ」
澪「わ、わかりました……」
唯「さわちゃん!さっきみたいな顔で脅しちゃだめだよ!」
さ「あ、あら、出てた?オホホ……」
さ「ムギちゃ……っていた!」(部室でてすぐの所)
紬「……」
さ「……話、あるんでしょ?」
紬「はい……」
さ「仕事、終わってからでいいかしら?ゆっくり話したいわ」
紬「はい、私も……待ってます」
さ「ふぅ……みんなにちゃんと言ってくのよ、心配してたから」
紬「すいません……」
さ「謝るんならみんなに謝りなさい」
唯「ムギちゃん!」
澪「ムギ……」
紬「ごめんなさい、心配かけちゃった?」
梓「あたり前です!」
律「なんかあったのか?」
紬「うん……全部終わってから話すわ、ごめんね」
澪「まぁ……ムギがそういうなら」
律「なんかわからんが、がんばってこい!」
さ「……おまたせ」
紬「いえ……」
さ「それじゃあ行きましょうか……ムギちゃんの家でいい?」
紬「はい、お願いします……」
さ「はい、じゃあ乗って」
紬「失礼します……」
紬(どうしよう……なんて言えばいいんだろう)
紬(好きです、って言えばいいのかな……)
さ「はい、着いたわよ」
紬「ありがとうございます……」
さ「それじゃ、お邪魔します」
紬「では、いつもの部屋で待っていてください……」
さ「わかったわ」
紬「私は……お茶を淹れてきます」
紬(先生に出すのは最後になるかもしれないわね……」
紬「どうぞ」
さ「どうも……うん、おいしい」
紬「よかった……今日は特に気持ちを込めて作ったんです」
さ「へぇ……どんな?」
紬「……」
紬(言うのよ、勇気を出して私……)
紬「……好きって言う、気持ちです」
さ「な……!」
さ「そ、そう……私もムギちゃんが好きよ」
紬「誤魔化さないでください」
さ「うっ……あ、あのねムギちゃん?」
紬「わかってます……先生とは歳も離れてます……」
紬「先生と生徒だし……それに、女同士です」
さ「そこまでわかってるなら……」
紬「でも、好きなんです!先生を想うと……好きなお茶も淹れられない……」
さ「……はぁ……」
さ「あのね、ムギちゃん……それは思春期によくある……」
紬「勘違い、ですか?」
さ「うっ……あれよ、女子高だから……」
紬「男性の変わりに、ですか?」
さ「……そうよ、わかってるなら、もう忘れなさい」
紬「それじゃあ、この気持ちは消えちゃうんですか……」
さ「ムギちゃん……」
紬「そんなの、嫌です……」
紬「そんな、私の……」
紬「私の初恋がただの勘違いだなんて……」
紬「そんなの、あんまりです……」
さ「む、ムギちゃん……」
紬「先生……お願いです」
紬「そんな風に言わないで……」
さ「……ごめんなさい」
さ「あなたの気持ちを、考えてなかったわ……」
紬「私こそ……ごめんなさい」
紬「でも、今の自分の気持ちに嘘はつきたくないんです」
紬「今の気持ちを勘違いで終わらせてしまったら……」
紬「私はきっと、2度と恋はできなくなってしまう気がするんです」
さ「……そうね、私も決めつけてかかって、悪かったわ……」
さ「最後に聞かせて……私なんかでいいの?」
さ「私なんかより、素敵な人が現れるかもしれないわよ?」
紬「……そうしたら、もっと先生を好きになるように、頑張ります」
さ「ふふ、そう……」
紬「……返事、聞かせてもらえますか?」
さ「……そうね、悪くないかもしれないわ」
紬「え……」
さ「フられ続けてるしね、男に縁がないのかも」
さ「せっかく、目の前に私を好きって言ってくれる人がいるのに、性別なんか気にしてられないわね」
さ「嬉しいわ、ムギちゃん……ずっと好きって、約束してくれる?」
紬「……!はい!」
紬「うぅ……」
さ「ほら、泣かないの!」
紬「泣いてないです!」
さ「ボロッボロ泣いてるじゃない……」
紬「これは……たくあんの汁です!」
さ「へぇ……」ペロ
紬「な、なにするんですか!」
さ「ホントだ、しょっぱいわ」
紬「せ、先生のバカ……///」
数日後
紬「せんせー!いますか?」
さ「む、ムギちゃん!?これは違うの……!」
女生徒「し、失礼しました!」
紬「……」
さ「む、ムギちゃん?泣かないで!」
紬「もういいです……慣れました」
さ「ご、ごめんね~、つい……」
紬(先生にこんな浮気癖があるなんて……)
紬(それに女の子に目覚めちゃったから……)
紬(更衣室に誘いこんでは食べまくってる……らしい)
紬「はぁ……」
さ「ほ、ホントにごめんなさい……それで、なにか用事があったの?」
紬「あぁ……今度澪ちゃんと唯ちゃんがデートする、とか言ってたので」
紬「先生と一緒にストーキングしようかと思ったんですけど……」
紬「どうやら先生にはほかに好きな人がいるようで……」
さ「い、行くわ!」
紬「さっきの方と行かれたらどうですか?」
さ「お、怒らないでよ……さっきの子とはまだ何もしてないわ!」
紬(まだ……ねぇ……)
紬「……わかりました、次は許しませんよ?」
さ「わ、わかってるわよ~」
紬(何回目かしら……私も甘いわね)
紬「じゃあ、仲直りのキスです♪」
紬(これは、何回してもいいけど……♪)
第3部 完
乙
何部作予定なんだ?
>>831
いやもう全キャラ出たし続かんwwww
とりあえずこのくぱぁシリーズは終わり
おもしろかった
乙
くぱぁ終わりだと!
乙乙
元スレ
紬「さわ子先生」
さわ子「水臭いじゃない、私に言ってくれればいいのに」
紬「はぁ」
さわ子「ちょっと待っててね」ぬぎぬぎ
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 16:20:11.21 ID:m7PkOKky0
紬「はい、待った」
さわ子「どうしたのよ」
紬「先生いつも言ってるじゃないですか」
紬「恥じらいがないとだめだと!!」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 16:21:52.88 ID:m7PkOKky0
さわ子「!!!!」ガーン
さわ子「そうね……大事なことを忘れてたわ……」
紬「いいんです、人は間違える生き物なんですから」
さわ子「ふふ、生徒に教えられてちゃしょうがないわね」」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 16:26:44.62 ID:m7PkOKky0
紬「そう、律っちゃんみたいな勝気な子がするのがそそるわ」
さわ子「あら、私はやっぱり澪ちゃんね」
紬「澪ちゃんみたいにすぐ赤くなっちゃう子もいいですけど」
さわ子「あら、異論があるっていうの?」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 16:29:47.76 ID:m7PkOKky0
紬「たぶん、律っちゃんってシモな話題に入ると急に黙っちゃうタイプだと思うの」
さわ「わかるかもしれないわ」
紬「そういう子に話を振って、動揺してるところを見ると濡れちゃうの」
さわ「なるほど、澪ちゃんだったら最初から動揺しっぱなしだものね」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 16:32:36.27 ID:m7PkOKky0
紬「だから律っちゃんなんです」
さ「新しい感覚に目覚めそうだわ」
紬「わかってもらえれば幸いです」
ガチャ
律「おーっす」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 16:33:50.29 ID:m7PkOKky0
紬「あら律っちゃん」
律「なんだ、ムギとさわちゃんだけか」
紬「えぇ」
律「珍しい組み合わせだな!なんの話してたんだ?」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 16:34:53.79 ID:m7PkOKky0
さ「あぁ、くぱ
紬「……」ゆらぁ
さ「な、なんでもないの」
律「?なんだよー、教えろよー」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 16:38:01.94 ID:m7PkOKky0
紬「気にしないで、りっちゃん」
律「そう言われると余計気になるんだけど……まぁいいか」
さ「唯ちゃんとかはまだなの?」
律「唯は掃除で、澪はもうすぐくると思うよ」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 16:40:06.33 ID:m7PkOKky0
ガチャ
律「ほらきた」
澪「ん?なんだ?」
律「こっちの話」
澪「そうか?唯と梓はまだ来てないか……練習できないな」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 16:43:33.12 ID:m7PkOKky0
澪「っていうかなんでさわ子先生は半裸なんですか!」
律「私が聞けなかったことを簡単に……」
さ「気にしないでいいわ」
澪「む、無理です!そこに脱ぎ散らかしてる服を着てください!」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 16:44:58.10 ID:m7PkOKky0
さ「わかったわよ……」
律「な、なぁ紬……もしかしてさわちゃんと……」
紬「気にしなくていいわ」
律「そ、そう……」
23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 16:46:47.06 ID:m7PkOKky0
ガチャ
唯「おいーす」
梓「遅れましたー」
澪「唯に梓、遅かったじゃないか」
唯「えへへ~、掃除でね、あずにゃんもそうだったみたいで、廊下であったんだよ」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 16:48:13.83 ID:m7PkOKky0
澪「よし、さっそく練習するか!」
唯「え~……先にお茶がいいよう」
梓「遅れたんですから、我慢しましょうよ」
律「私もお茶ー!」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 16:49:22.94 ID:m7PkOKky0
澪「律も……しょうがない、10分だけだぞ」
唯律「わーい!」
梓「しょうがないですね……」
紬「今用意するわ」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 16:51:56.82 ID:m7PkOKky0
そしてその夜
紬「はぁ、なんとかして見れないかしら」
紬「くぱぁして、なんて言ったら私変態扱いね」
紬「もうメイドにさせるのも飽きちゃったし……」
紬「やっぱりみんなのが見たいわ」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 16:54:41.32 ID:m7PkOKky0
翌日 放課後
ガチャ
紬「遅れました~」
律「お、むぎ~、だらしないぞ~」
紬「ごめんなさい、お詫びにおいしいケーキ持ってきたから」
唯「わーい!ケーキ!」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 16:55:56.94 ID:m7PkOKky0
紬(ってあれ、和さん?)
唯「あ、そういえば和ちゃんクッパがどうかした?」
紬(く、くぱぁ!?)
和「……いや、今度でいいわ、私も生徒会の仕事あるし、そろそろ行くわね」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 16:58:07.75 ID:m7PkOKky0
唯「そっか、じゃあね和ちゃ~ん!」
紬(なんで和さんがくぱぁを……?)
澪「さて、和も帰ったし、練習するぞ!」
律「え~、ケーキ先にしようぜー!」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 16:59:21.58 ID:m7PkOKky0
澪「またか……しょうがないなぁ」
律「そんなこといってぇ~、澪も食べたいんだろ?」
澪「そ、そんなことないよ!///」
紬「じゃあ用意するわね」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 17:00:42.79 ID:m7PkOKky0
唯「このケーキおいひい~」
律「うん、うまいな!」
紬「ふふ、喜んでもらえたかしら」
澪「唯に律!口の周りクリームだらけじゃないか」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 17:02:09.42 ID:m7PkOKky0
唯「ふぇ?ホントだ、ティッシュティッシュ……」
ガタン、ガシャ
唯「うわぁ!紅茶が!」
紬「気にしないで、私が拭いとくから」
唯「ごめんねムギちゃん……ってあれ?誰かの携帯電話が……」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 17:03:47.13 ID:m7PkOKky0
澪「なにしてるんだ、まったく……ってあれ?それ和のじゃないか?」
唯「ほ、ホントだ!どうしよう、紅茶かけちゃったよ……」
律「あ~あ~、壊しちゃったカモ~?」
唯「う、うそ……電源入らないよ……」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 17:05:13.26 ID:m7PkOKky0
紬「さっき来てた時、忘れていっちゃったのね」
唯「うー……どうしよう、和ちゃんに怒られちゃうよ……」
澪「しょうがないだろ、わざとじゃないんだし、素直に謝ってこい」
唯「そうだよね……ちょっと行ってくるよ」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 17:06:11.35 ID:m7PkOKky0
律「あ、そ、そうだ!」
唯「ん?」
律「私が渡してくるよ!」
唯「ど、どうして?」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 17:08:38.27 ID:m7PkOKky0
律「ほらあれ……私が渡してサッと帰れば、バレないかもしれないだろ?」
唯「え、えぇ~……バレるよう……」
澪「そうだぞ、それにそんな和を騙すみたいな……」
律「いいから!はい電話もってくねー!」ダダダ
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 17:10:59.59 ID:m7PkOKky0
澪「お、おい律!」
唯「行っちゃった……」
紬「どうしたのかしら……」
ガチャ
梓「こんにちわー、今律先輩が走って行きましたけど、どうしたんですか?」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 17:13:56.64 ID:m7PkOKky0
唯「実は……」
かくかくしかじか
梓「そ、そんなことが……絶対バレますよ!」
澪「だろうなぁ……」
紬「どうしてこんなこと考えたのかしら……」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 17:16:22.82 ID:m7PkOKky0
ガチャ
律「た、ただいまー……」
澪「……律?」
律「あ、はは!ごめんねー!」
唯「もー……ばれたら余計に怒られちゃうよ……」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 17:19:33.00 ID:m7PkOKky0
律「ごめんごめん、ちゃんと私が謝るから!」
澪「当たり前だ!まったく……それより顔赤いけど、どうかしたか?」
律「へ!?あー、走ったからかな?へへ」
紬(息も切れてないし、そんなに走ってないはずよ……これは……ゴクリ)
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 17:28:48.18 ID:m7PkOKky0
夜
紬「あの時のりっちゃん……」
紬(たぶん、いいえ、間違いなくアレね……)
紬「ふふ、しばらく観察対象ね」
紬「うふふふふ……」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 17:37:44.68 ID:m7PkOKky0
次の日
・・・・・・・・
澪「案の定バレたな……」
唯「もー!りっちゃんひどいよ!」
律「ごめんごめん♪」
梓「妙に機嫌よくないですか・・・・・」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 17:42:20.81 ID:m7PkOKky0
律「そ、そんなことないって!反省してるよー♪」
唯「むー……なんかそう見えないけど……」
澪「まぁ、わかってもらえたんだしいいじゃないか」
梓「そうですよ、良かったじゃないですか」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 17:44:17.55 ID:m7PkOKky0
唯「そっかな……そうだりっちゃん、明日和ちゃんと携帯電話買いにいくんだよね」
律「そうだよー♪」
唯「わたしもいく!」
律「ダメだ」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 17:46:06.52 ID:m7PkOKky0
唯「そ、即答!?」
律「私は自分の電話も欲しいからいくんだ、用がない唯はこなくてもいいだろ」
紬(和ちゃんとりっちゃんが一緒に電話を買いに行く……デートじゃない!)
紬「そうよ唯ちゃん、邪魔しちゃだめよ」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 18:01:26.51 ID:m7PkOKky0
唯「わかったよー……」
紬(駅前とか言ってたわね……ふふ)
律「~♪」
澪「おい練習するぞ」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 18:04:05.20 ID:m7PkOKky0
翌日
紬(ここかしら……あれは……和ちゃん!)
和「……」
紬(ふふ、待ってるのね、りっちゃんはまだかしら……)
律「おまたせー!」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 18:06:14.63 ID:m7PkOKky0
和「・、・・・・」
律「・・・、・・・・」
紬(く、聞こえない!もうちょっと近寄って……)
律「へ、へへへ……それじゃさっそく行こうか!」
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 18:07:47.57 ID:m7PkOKky0
紬(りっちゃんの顔が赤い……なんの話をしてたの……)
律「和ー、こっちだぞー」
和「ちょ、ちょっと待って」
紬(お、追いかけなきゃ!)
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 18:10:29.06 ID:m7PkOKky0
数時間後
紬(普通に携帯電話買って、普通に遊んで……ちょっとつまらないわね)
さ「あら、ムギちゃん?なにやってるの?」
紬「せ、先生!?どうしてこんなところに……」
さ「私だって、休日に買い物くらいいくわ」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 18:12:25.22 ID:m7PkOKky0
紬「そ、そうですか……」
さ「で、なにしてたの?ちょっと怪しかったけど」
紬「な、なんでもないです……」
さ「ますます怪しいわねー……これは教師として聞く義務があるわ!さぁ、話しなさい!」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 18:14:31.74 ID:m7PkOKky0
紬(声が大きい!バレちゃう……)
紬「せ、先生?ちゃんとあとで話しますから、ちょっと静かに……」
さ「むー……わかったわ、これ私の番号だから」
紬「え、え?」
70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 18:16:06.89 ID:m7PkOKky0
さ「今夜、電話しなさい」
紬「べ、別に電話じゃなくても学校のある日に……」
さ「いいから!それじゃ、ちゃんとしないさいよ」
紬「わ、わかりました……」
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 18:17:54.57 ID:m7PkOKky0
紬(なんだったんだろう……まぁいいや、2人は……)
律「そ、それじゃばいばい!」
和「えぇ、さよなら」
紬(またりっちゃんの顔が!……先生のせいでまた聞き逃したわ……)
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 18:21:50.13 ID:m7PkOKky0
その夜
紬「なにがあったのかしら……)
紬(明日会って、それとなく聞いてみようかな……)
紬(よし、さっそくメールよ)
To
りっちゃん
本文
りっちゃん、明日ヒマなら会わない?
紬「送信、っと」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 18:25:30.30 ID:m7PkOKky0
紬「……」
紬(遅いわ、寝ちゃったの?)
~♪
紬「きた!なになに……」
From
りっちゃん
本文
ごめん、明日はうちに和が来るんだ、また誘ってな
紬「な、なんですって……」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 18:30:39.80 ID:m7PkOKky0
紬「これは……もう、確実に……」
紬「ヤるわね……み、見たい……!」
紬「どうすれば……どうすれば……」
紬「そうだわ!」
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 18:32:19.57 ID:m7PkOKky0
夜道
聡「ふぅ、部活の練習で10時にまでなってしまったぞ」
?「田井中 聡くんね?」
聡「!?だ、だれだ!?」
?「落ち着いて話を聞いてちょうだい」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 18:33:33.16 ID:m7PkOKky0
聡「まさか、ゆ、誘拐しようってのか?」
?「そうね、そうなるかもしれないわ」
聡「ひ……や、やめてくれ……」
?「なら、すこしお話、いいかしら?」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 18:36:13.19 ID:m7PkOKky0
公園
聡「……で、話しってなんなんだ……」
?「頼みがあるのよ」
聡「頼み?」
?「これを、お姉さんの部屋に置いて来て欲しいのよ」
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 18:37:59.49 ID:m7PkOKky0
聡「これは……豆?なんだ?」
?「超小型カメラと盗聴器よ」
聡「は……!?な、なんだそれ!そんなこと……!」
?「お姉さんとその友達をオカズにしてることバラしてもいいのよ」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 18:40:13.98 ID:m7PkOKky0
聡「へ……な、なんで知って……」
?「報酬はこれよ、お姉さんの部活中のだらしい格好と、友人澪さんのパンチラ集」
聡「……ゴクリ」
聡「う、承りました」
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 18:41:17.95 ID:m7PkOKky0
?「ふふ、よろしくね」
?「あ、あとこれ、一応お風呂場にも」
聡「わ、わかった……」
?「それじゃ、このこと誰かに話したら……わかってるわね?」
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 18:43:38.04 ID:m7PkOKky0
聡「わ、わかったよ……でももしバレたら……」
?「バレないように、やるのよ」
聡「そ、そんな……」
?「頑張ってね、それじゃ」
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 18:45:57.38 ID:m7PkOKky0
聡「行ったか……?」
聡「ど、どうしよう……こんな姉ちゃんを売るみたいな……」
聡「でも……」チラッ
聡「ま、まぁ……バレなきゃいいか……」
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 18:48:54.59 ID:m7PkOKky0
紬「ふふ、うまく行ったわ」
紬「これで……」
紬「うふ、うふふふふ……」
ガチャ
斎藤「お嬢様、担任の山中様からお電話が……」
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 18:51:19.77 ID:m7PkOKky0
紬「あら?先生から?なにかしr……」
紬「あぁ!!」
斎藤「お、お嬢様!?」
紬「な、なんでもないわ!かけ直すといっておいて!」
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 18:56:27.30 ID:m7PkOKky0
紬(ど、どうしよう……すっかり忘れてたわ……)
紬(困ったわ……)
紬「とりあえず、電話しよう……」
トゥルルルルルルルルル
紬「……」ドキドキ
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 19:08:02.34 ID:m7PkOKky0
さ『もしもし?』
紬「こ、こんばんは……」
さ『……あれ、遅かったのね』
紬「ご、ごめんなさい!ちょっと用事があって……」
94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 19:18:27.96 ID:m7PkOKky0
さ『……まぁいいわ、じゃあ明日行くわね』
紬「へ?」
さ『だから、紬ちゃん家に行くわ、家庭訪問よ!』
紬「そ、そんな急に無理です!」
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 19:20:47.81 ID:m7PkOKky0
紬「お父様もお母様も明日は用事があって……」
さ『あら、別にいいわよ、用があるのはムギちゃんだけだし』
紬「えぇ……それってただの遊び……」
さ『それじゃあ寝るわ!おやすみ!』
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 19:25:22.43 ID:m7PkOKky0
紬「あ、先生!」
プープー
紬「……どうしよう」
紬(これじゃりっちゃんたちの営みがみれないじゃない!)
紬「なにか対策を考えなきゃ……」
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 19:33:41.91 ID:m7PkOKky0
朝
チュン……チュン……
紬「……」
紬(結局思いつかなかったわ……)
紬(あの人ならなにを用意しても突破してきそう……)
紬「ふわ……眠たい……」
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 19:39:03.30 ID:m7PkOKky0
紬「時間は……7時、まだ余裕はあるわね」
ピンポーン
紬「あら?こんな朝早くに誰……まさか」
斎藤「お嬢様、山中さんがお見えに……」
紬「……」
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 20:20:12.07 ID:m7PkOKky0
さ「ムギちゃーん!来たわよ♪」
紬「お、おはようございます……じゃなくて!なんでこんな早くにくるんですか!」
さ「え?だめ?」
紬「だめってわけじゃないですけど……寝てるかも、とか考えないんですか」
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 20:22:35.39 ID:m7PkOKky0
紬「……で、本当になんの用事なんですか?」
さ「遊びにきちゃった☆」
紬「……斎藤、送ってさしあげて」
さ「わー!やめて!休日はお茶もケーキもなくて苦痛なのよー!」
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 20:24:54.06 ID:m7PkOKky0
紬「……もう、わかりました、今出させますから」
さ「あ、ムギちゃんが淹れたのが飲みたいの」
紬「私の、ですか?もっとおいしいお茶淹れる人がいますよ?」
さ「いいのいいの、お願いできる?」
107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 20:26:18.49 ID:m7PkOKky0
紬「まぁいいですけど……斎藤、ケーキを用意しておくよういっておいて」
斎藤「かしこまりました」
紬「それじゃあ、すこし待っていてくださいね」
さ「はいよー」
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 20:29:13.88 ID:m7PkOKky0
紬(ふぅ……先生はよくわからないな)コポコポ
紬(澪ちゃん着替えさせてる見てたりするのは楽しいけど……)
紬(急に家に来たり、電話するよういってきたり……)
紬「ん、そろそろいいかな……」
109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 20:31:30.55 ID:m7PkOKky0
紬「おまたせしましたー」
さ「おかえり、あなた良い下着持ってるのね」
紬「ありがとうございます、でもちゃんとしまってくださいね」
さ「1つもらっていっていいかしら?」
紬「だめです」
111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 20:34:19.98 ID:m7PkOKky0
さ「それにしてもこの家広いわね、あなたもう人生の勝ち組みよ」
紬「お父様とお母様のおかげです」
さ「いいわねー、将来も不安なんてないんでしょうね」
紬「そんなことないです……」
112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 20:39:36.16 ID:m7PkOKky0
紬「みんなとバンドをしていたいですけど、やっぱり家の仕事を継がなければならないのか、とか」
紬「もし、私が抜けた後もみんなは続けていて、私がいないバンドで楽しくやっているとしたら……」
紬「そんなこと考えると、なんだかすごく寂しい気持ちになります」
さ「そう……」
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 20:41:55.90 ID:m7PkOKky0
さ「それにしても、やっぱりムギちゃんが淹れた紅茶はおいしいわね~」
紬「今日はいい葉を使いましたから、いつもよりおいしいと思いますよ」
さ「そうね~、それもあるけど……やっぱりムギちゃんだからおしいのよ」
紬「っ……そ、そうですか……」ドキッ
114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 20:44:14.34 ID:m7PkOKky0
紬(ん?今の『ドキッ』はなに……?」
さ「ケーキもおいしいわ~」
紬「……クリーム、ついてますよ」
さ「あらホント」
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 20:46:11.19 ID:m7PkOKky0
紬(はっ!いけない、忘れるところだったわ)
紬「せ、先生?満足いただけたなら、そろそろお帰りに……」
さ「え?なんで?」
紬「あ……いえ、なんでもないです……」
116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 20:49:31.36 ID:m7PkOKky0
紬(どうしよう……これじゃ盗撮映像が見れない……)
紬(時間は……まだ大丈夫そうだけど……)
さ「今頃みんなはなにしてるかしらね~」
紬(……そうだ!)
117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 20:50:59.65 ID:m7PkOKky0
紬「先生?唯ちゃんの家にでもいってみればどうですか?たぶん、ひまだと思いますよ」
さ「へ?いいわよ別に」
紬「そ、そうですか……」
紬(失敗か……ああもう時間が……)
119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 20:53:27.11 ID:m7PkOKky0
さ「ムギちゃん?さっきから時間気にしてるけど、みたい番組でもあるの?」
紬「……!そ、そうなんです!1人でみたいものなんです!」
さ「ふーん?あ、もしかして……」
紬「な、なんですか?」
120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 20:55:49.54 ID:m7PkOKky0
さ「ふふ、そうよね、1人で見たいわよね」
紬「……!?」
紬(うそ、バレたの!?でもどうやって……)
さ「そろそろ時間だものね、プリキュア」
123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 20:57:50.71 ID:m7PkOKky0
紬「へ……?」
さ「まぁ、高校生にもなって見てるのが恥ずかしいのはわかるけど」
紬「……」
さ「恥ずかしがることないのよ、私も見てるもの……一緒に見ましょう、プリキュア!」
125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 21:02:51.75 ID:m7PkOKky0
紬「あの……違います」
さ「え?そ、そう……なんか恥ずかしいカミングアウトしてしまったわ」
紬「まぁ見てますけど……(ラブせつはおいしいもの)
さ「やっぱりウエスターはかっこいいわよね~」
紬(……この人とは友達になれないわね)
126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 21:06:08.27 ID:m7PkOKky0
さ「そういえばコスチュームも作ったのよ、今度澪ちゃんに着せるの」
紬「!!!じ、GJ!!!」
さ「とりあえず3人分のはあるわ」
紬「あの、イースのは……」
127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 21:08:02.57 ID:m7PkOKky0
さ「え?誰?」
紬「……(だめね、この人)
さ「さぁ、時間よ!テレビはどこ?」
紬「あちらのテレビルームです……」
132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 21:16:18.31 ID:m7PkOKky0
さ「テレビ専用の部屋なんてあるのね、いちいち来るの面倒くさくない?」
紬「これが当たり前だったので、もう慣れました」
さ「へぇ……すごいのね……」
紬(くっ……流れで見にきてしまったわ……)
134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 21:25:20.67 ID:m7PkOKky0
さ「始まるわ!」
紬(!今のうちに様子を見に行けばいいんじゃない!)
紬「先生、お茶持ってきますので、見ててくださいね」
さ「悪いわね、お願いするわ」
135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 21:31:24.00 ID:m7PkOKky0
紬「さて、TR(ツムギルーム)に急がないと!」
紬「ふふ、今はどんな感じかしら」
ピッ
紬「ここは……部屋ね、誰の部屋かしら……」
紬「ん?あの後ろ姿は……」
136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 21:35:51.47 ID:m7PkOKky0
『はぁ……はぁ……!』
紬「……」
『うっ……姉ちゃん!』
トゥルルルル
紬「あ、もしもし田井中さんのお宅ですか?聡くんの友人なんですけど」
138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 21:38:12.87 ID:m7PkOKky0
聡『はい、もしも……』
紬「みてたわよ」
聡『!?』
紬「オナニーなんてしてないで、さっさと仕掛けてきなさい……」
聡『は、はい……』
139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 21:44:42.39 ID:m7PkOKky0
紬「ふむ……今のはりっちゃんの部屋だったみたいね……」
紬「ん……?の、和ちゃん!」
紬「つ、ついに来たのね……!ハァハァ」
紬(く……でも先生をそのまま放置しておくわけには……!)
141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 21:55:11.08 ID:m7PkOKky0
さ「ふぅ、今日も面白かったわ~」
さ「ってあれ?そういえばムギちゃんが戻ってきてないわね……」
さ「こんな広い家で1人って……どうしようかしら」
斎藤「何かお困りですか?」
142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 21:58:02.17 ID:m7PkOKky0
さ「あなたは……斎藤さん、でしたっけ?」
斎藤「はい、執事の斎藤でございます」
さ「ムギ……紬さんがお茶を持ってくる、って言ったきり戻ってこないのだけど……」
斎藤「紬お嬢様でしたら先ほど自室に……」
143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 22:00:22.48 ID:m7PkOKky0
さ「ホント?あの、案内して貰えるかしら?この家広くてわからないのよね」
斎藤「かしこまりました、こちらです」
その頃
紬「はぁ……今日も普通に遊んでるだけね……」
紬「まぁ微笑ましいけど、ちょっとつまらないわ」
144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 22:04:02.02 ID:m7PkOKky0
コンコン
紬「斎藤?今は入っちゃだめよ!」
さ「私なんだけどな~」
紬「せ、先生?すいません、斎藤と勘違いして……」
さ「とりあえず、入れてくれる?」
145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 22:05:17.92 ID:m7PkOKky0
紬「ちょ、ちょっとまってください!」
紬(と、とりあえずモニターを消して……!あぁもう、どうしてここがわかったの!)
さ「まだー?」
紬「い、今あけまーす!」
146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 22:11:02.29 ID:m7PkOKky0
ガチャ
紬「はぁ……はぁ……ど、どうしたの先生?プリキュアは?」
さ「もうとっくに終わってるわよ」
紬(私ったら30分も見入ってたのね……)
さ「まったく、お茶も持ってきてくれないしひどいじゃない」
148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 22:12:29.26 ID:m7PkOKky0
紬「ご、ごめんなさい……」
さ「それにしても2つも部屋があるのね~、うらやましいわ」
紬「ここはちょっと特別な……いえなんでも」
さ「でもなにしてたの?やたらモニターがあるけど」
150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 22:26:36.32 ID:m7PkOKky0
紬「こ、これはその……ゲーム用の……」
さ「これでゲームできるの!?やりましょう!}
紬「ごめんなさい嘘です……」
さ「び、微妙な嘘つくのね……」
152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 22:31:53.71 ID:m7PkOKky0
さ「はぁ……まぁ、人には見られたくないものもあるわよね」
紬「そ、そうなんです、見られたくないので、今日はもう……」
さ「あえてそこに突っ込むのが私よ!さぁつけなさい!」
紬「え、えぇ!?やめてください!」
153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 22:34:14.72 ID:m7PkOKky0
さ「いいから!いいから!」
紬「よくないです!あぁ!変なところ弄らないで!」
さ「これか!?これか!?」
紬「あ!だ、だめぇ!」
※モニターを操作してます
154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 22:35:46.90 ID:m7PkOKky0
さ「こ、これは……りっちゃんと和さん?」
紬「あぁ、もう終わり……」
さ「まさか……盗撮?」
紬「はい……(もう、先生を消すしか……)
155: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 22:37:21.48 ID:m7PkOKky0
さ「……面白いわね!観察してましょう!」
紬「先生許してくださいね……って、えっ!?」
さ「ふむ、ゲームしてるみたいね」
紬(もう見入ってる……)
157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 22:47:28.83 ID:m7PkOKky0
数十分後
さ「ひたすらゲームばっかりしてるわね……」
紬「そうですね……」
さ「……飽きたわ」
紬「……もうちょっと待てば面白いことが起きるかも……」
さ「それ、何回目よ……」
158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 22:59:26.80 ID:m7PkOKky0
さ「ふぅ……お茶飲みたいわ……」
紬「……」
さ「お茶が……」
紬「わかりました!持ってきますから!」
紬(この人いつまでいるの……)
160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 23:04:37.46 ID:m7PkOKky0
紬「急がなきゃ……なにが起こるかわからないもの……」
ドタドタ
紬「お待たせしました!なにか動きは!?」
さ「なにもないわ……壊れたレコードみたいにりっちゃんが勝ってるわ……」
紬「そ、そうですか……」
161: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 23:12:11.91 ID:m7PkOKky0
数時間後
さ「あ、和さんが勝ったみたいね……」
紬「やっと変化が……」
さ「結局なんのゲームをしてたのかしら……」
紬「りっちゃん体揺すってたから、音ゲーかしら」
163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 23:19:29.12 ID:m7PkOKky0
紬「あ、帰るみたい」
さ「結局ゲームやってるところ見続けておしまいか……これって音でないの?」
紬「あ……忘れてた……」
さ「……」
166: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 23:23:03.01 ID:m7PkOKky0
紬「しょ、しょうがないじゃないですか!先生がいきなり来て焦ってたんです!」
さ「そ、それは悪かったけど……何時間もあったんだから気付きなさいよ……」
紬「そ、それは……」
さ「……と、とりあえず音出しましょ?」
167: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 23:26:23.45 ID:m7PkOKky0
紬「は、はい……」
ピッ
律『あの、その……そうだ!泊まっていけよ!明日早くに和ん家いけば学校も遅れないだろ?』
和『えっ……うーん、でも……』
さ「こ、これは!?」
紬「きききキマシタワー!」
168: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 23:28:59.84 ID:m7PkOKky0
律『な?き、きっちり説明したいし!』
和『そ、そうね……』
さ「説明……?」
紬「なんの話をしてたの……」
169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 23:31:12.23 ID:m7PkOKky0
さ「家に電話しに行ったみたいね」
紬「りっちゃんすごくうれしそうな顔……」
和『おまたせ、許可がおりたわ』
紬「き、キター!」
さ「私も泊まっていくわ……」
170: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 23:34:31.33 ID:m7PkOKky0
和『で、くぱぁなんだけど……』
紬「く、くぱぁ!?」
さ「和さん……意外と大胆なのね」
律『あー!先にお風呂入らないか?ゲームやって汗かいたろ!?』
さ「く、誤魔化したわ!」
紬「りっちゃんかわいい……」
171: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 23:38:47.41 ID:m7PkOKky0
紬「ふふ、こんなこともあろうかとお風呂にもカメラをセットさせておいたのよ」
さ「GJ!」
紬「ではアチラのモニターをご覧ください♪」
ピッ
さ「これは……お風呂じゃないわよ」
173: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 23:40:27.17 ID:m7PkOKky0
紬「あら……?もしかして……」
さ「どこかの部屋かしら」
聡『はぁ……澪さんっ!』
紬「……」
トゥルルル……
174: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 23:42:45.70 ID:m7PkOKky0
紬「まったく……あいつのせいで中まで写せないじゃないの……」
さ「かわいいじゃない、中学生のオナニーなんて」
紬「※ただし女子に限る」
さ「入ってるのは和さんぽいわね」
179: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 23:45:46.33 ID:m7PkOKky0
紬「出たみたいね……和さんの裸……ハァハァ」
さ「あの子も意外とおっぱいが……ハァハァ」
紬「なにか探してるみたいだけど……」
さ「下着がないみたいね」
182: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 23:49:19.09 ID:m7PkOKky0
紬「またあのガキか……!」
さ「しょうがないわ、思春期の男の子ならとって当り前よ」
紬「あとで買わないといけないわね」
さ「女子高生の使用済み……高いわよ」
185: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 23:52:53.71 ID:m7PkOKky0
紬「私の財力……わかると思いますけど?」
さ「心配する必要はないみたいね……部屋に戻ったみたい」
紬「りっちゃんずっとそわそわしてたわね」
和『おまたせ、なんか下着が無くなっちゃってたんだけど……』
律『あ、ごめん、あとで取り返しとくよ』
紬「!?だめよ!買えなくなっちゃう!」
さ「残念だったわね」
186: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/19(日) 23:57:33.19 ID:m7PkOKky0
律『じゃ、じゃあ私も入ってくるよ』
紬「りっちゃんのターンね!」
さ「りっちゃんのは合宿でみたから……」
(脱衣所)
律『ふぅ……どうやって説明したらいいんだ……』
さ「なんの話かしら……」
紬「さっきの流れから考えると、和ちゃんがりっちゃんにくぱぁについて聞いたのかしら?」
187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 00:00:31.31 ID:sNeJF1Pi0
さ「くぱぁを知らない女子高生って……」
紬「普通は知りませんよ、先生」
律『えーっと……くぱぁっていうのは、女性器を指で……』
紬「練習してる……」
さ「絶対意味ないわね」
189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 00:03:40.79 ID:sNeJF1Pi0
律『あーもう!めんどくさい……やっぱり、実際に見せて……///』
紬「ナイス判断!りっちゃん!」
さ「その意気やよし!」
律『で、でもやっぱり恥ずかしい……』
紬「そんなことないわ!性教育よ!」
さ「すごい性教育ね……」
191: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 00:08:51.69 ID:sNeJF1Pi0
律『悩んでてもしかたない……なるようになるさ!』
紬「どうなるのかしら……」ドキドキ
さ「どう転んでも見物ね」
紬「そういえばさっきから和さんがなにか悩んでるみたいだけど」
さ「りっちゃんの電話を見てるわね
192: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 00:17:57.86 ID:sNeJF1Pi0
紬「まさか……」
和『……』カチャ
さ「そのまさかね……」
紬「あぁ……私も見たい……」
さ「また何か悩み始めたわ」
194: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 00:21:31.03 ID:sNeJF1Pi0
和『……シークレットフォルダ?』
紬「りっちゃんのパンドラの箱ね」
さ「なにが入ってるのかしら……」
和『生年月日……じゃないか』
紬「りっちゃんは無駄に凝ってそうね」
さ「なんだかわかるわ」
195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 00:25:28.57 ID:sNeJF1Pi0
和『NODOKA…………まぁ、違うわよね、なに考えてるの私は』
紬「えっ、絶対そうだと思ったのに……」
さ「なんで和さんの名前なのよ?」
紬「あぁ、先生知らなかったんですね、たぶんりっちゃんは和さんが好きなんです」
さ「へ、へぇ……まぁ同性愛は偏見ないけど……」
197: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 00:27:47.84 ID:sNeJF1Pi0
紬「百合です、この世でもっとも素晴らしい愛のカタチです!」
さ「そ、そう……」
和『あ、通った……WA?』
紬「和……わ……なるほど」
さ「やっぱり無駄に凝ってるわね、ある意味ストレートだけど」
200: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 00:29:53.38 ID:sNeJF1Pi0
紬「あ!いつの間にかりっちゃんが上がってる!」
さ「着替えシーン見逃したわね……」
紬「ふふ、一応DVDにも録画中です♪」
さ「抜け目ないわね、GJよ」
律『ただいまー、って何してるんだ?』
201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 00:33:14.05 ID:sNeJF1Pi0
和『あ、あぁ、ストレッチを……』
さ「……苦しいわね」
紬「可愛い……」
律『ふぅ……さて』
紬「く、くるわ!」
さ「結局どうするのかしら」
202: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 00:35:46.76 ID:sNeJF1Pi0
律『く、くぱぁについて、だよ……』
和『あぁ、ついに聞けるのね』
さ「ふふ、知ったらどんな顔するのかしら……」
紬「優等生ですからね、きっとすごいことに……」
律『まずこの本を見るんだ』
紬「なんの本かしら……」
さ「ちょうど見えないわね」
210: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 01:02:28.04 ID:sNeJF1Pi0
和『わ、なにこれ……えっちなマンガ……?』
律『わ、私のじゃないぞ!聡、弟のだからな!』
さ「あの子二次もイケるのね」
紬「というかどうやって買ったの……」
律『くぱぁについてわかったか?』
和『こんなの直視できないわよ……でもまぁ、ちょっとえっちなこと……ってのはなんとなくわかるわ』
さ「初々しいわぁ」
紬「ちょっとじゃないのにね」
211: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 01:05:01.69 ID:sNeJF1Pi0
律『じゃあ……試してみる?』
紬「!!!」
さ「ほう……」
和『う……でも、いいわ、そんなの……』
律『み、見てるだけでもいいから!』
紬「ついに見れるのね……くぱぁを……」
さ「よかったわね」
212: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 01:09:23.77 ID:sNeJF1Pi0
和『ま、まぁ……そこまで言うなら……見るだけなら……』
律『じゃあ、脱ぐね』
紬「く、くる……!」
さ「ゴクリ……」
律『え、っと……えへへ、流石に恥ずかしいな……』
さ「じれったいわね……」
紬「そこもいいですけどね」
214: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 01:14:05.29 ID:sNeJF1Pi0
明日7時起きだ……どうしよう、寝ないで行こうかな
律『じゃあ、見ててね……?』
和『あ、う、うん……』
紬「くるぞ……」
さ「※鳥肌注意※」
律『う、うあぁ……////』くぱぁ
紬「!?ちょ、見えてない!見えない!りっちゃんこっち向いてやって!」
さ「む、ムギちゃん!落ち着いて!そんなに叩いたら壊れるわ!」
219: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 01:32:14.67 ID:sNeJF1Pi0
律『ど、どうだ?これがく、くぱぁだよ……////』
紬「りっちゃん!見えない!見せて!!」
律『の、和?み、見てるか……?』
紬見えないのおおおおおお!!」
さ「む、ムギちゃん落ち着いて……」
220: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 01:34:41.33 ID:sNeJF1Pi0
和『も、もういいわ、よくわかったから……』
紬「よくないわよ……」ポロポロ
さ「泣くほどか……まぁ見れなかったのは残念だけど」
律『じゃあ……次は和だな』
紬「!?」
さ「これは……!」
222: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 01:38:41.48 ID:sNeJF1Pi0
和『は、はぁ!?み、見てるだけって……!』
律『やっぱり……不公平だろ?私だけこんな恥ずかしい格好……////』
紬「その通りだわ、うんうん」
さ「いや……おかしいでしょ……」
律『……そっか、和は私一人にこんな格好させ放っておくんだ』
紬「かわいそうなりっちゃん……」
さ「自分でやったのにねぇ……」
223: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 01:41:25.24 ID:sNeJF1Pi0
律『みんなに言っちゃおうかな……』
和『な、なんでよ!これは律が勝手に……』
紬「これは流石に酷いわね、無理やりはだめよ」
さ「さっきのも十分……」
律『唯はどっちを信じるかな……』
和『な、なんで唯が出てくるのよ……』
紬「たしかに」
さ「たしかに」
231: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 01:56:06.78 ID:sNeJF1Pi0
和『……わかったわよ』
紬「お……」
和『す、するわ……///』
紬「き、きたわ!この位置なら……見える!」
さ「生でみたいわ……」
279: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 15:07:58.20 ID:sNeJF1Pi0
紬「D・V・D!」
さ「それは違うわよ」
律『ふふ、じゃあ見てあげるよ』
紬「りっちゃんが急にSっぽく……」
さ「どっちが素なのかしら……」
280: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 15:12:40.58 ID:sNeJF1Pi0
律『さぁ、まず服脱がなきゃな』
紬「りっちゃん嬉しそう」
さ「りっちゃんはMだと思ったんだけど……」
和『は、はい、脱いだわよ……』
さ「もう、じれったいわね」
紬「それもまた(ry」
281: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 15:20:29.13 ID:sNeJF1Pi0
律『さぁ、レッツご開帳!』
紬「きたわ、本当に長かった……」
さ「やっとスレタイを回収できるのね」
和『……!』くぱぁ
紬「……」ポタポタ
さ「鼻血鼻血」
283: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 15:23:53.60 ID:sNeJF1Pi0
紬「先生……私もう、死んでいいです」
さ「シヌナ。ほら、続きを見ましょう?」
紬「はいっ……!」
さ(そういえば生徒とこんなこと……っていうか犯罪じゃない、盗撮なんて)
和『はぁ……!はぁ……!』
さ(……まぁ、見終わってから考えよう……)
284: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 15:29:10.00 ID:sNeJF1Pi0
端折る
紬「ふぅ、眼福だわ」
さ「ほぼ1箱ティッシュ使ったわね」
紬「あれを見て鼻血を噴かないなんて、紬じゃありません」
さ「そ、そう……」
287: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 15:35:23.87 ID:sNeJF1Pi0
紬「もう濡れすぎてスカートまで染みてしまいました」
さ「視覚だけでイけるなんて、便利な体ね」
紬「努力の賜物です。おいしいモノを見たからって、公然とオナニーなんて始めれないですから」
さ「変態じゃない……」
紬「そうだ、先生?」
288: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 15:37:31.59 ID:sNeJF1Pi0
さ「なぁに?」
紬「今日のこと、くれぐれも口外しないよう……お願いできますね?」
さ「ふへへ、変わりにムギちゃんの体を……」
紬「……」ゆらぁ
さ「じょ、冗談よ」
290: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 15:40:56.53 ID:sNeJF1Pi0
紬「それじゃあ、私は着替えてきますね」
さ「はいはい、いってらっしゃい」
さ(しかし……私もそれなりに興奮してるのよね……)
さ(あんなもの見ちゃって……うぅ、独身は辛いわ)
291: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 15:45:30.52 ID:sNeJF1Pi0
紬「おまたせしました、ついでにお茶を入れてきましたよ」
さ「ねぇムギちゃん……」
さ「これからしない?2人で☆」
紬「お断りします☆」
292: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 15:46:12.35 ID:sNeJF1Pi0
第一部 完
299: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/20(月) 16:30:04.86 ID:sNeJF1Pi0
348: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 05:36:44.82 ID:J5V1sjQp0
数日後 部室
紬(うふふ、この間はいいものが見れたわ……しばらく困らないわね)
さ「どうしたのムギちゃん、ニヤニヤして」
紬「先生居たんですか……ニコニコといってください」
さ「あんなにいやらしいニコニコはないわよ」
349: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 05:39:58.35 ID:J5V1sjQp0
紬「最近よく2人になりますね」
さ「そうね……それじゃあお茶淹れてちょうだい、ミルクティーね」
紬「はい♪」
ガチャ
律「おーっす、ってまたさわちゃんとムギだけか」
350: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 05:42:54.64 ID:J5V1sjQp0
紬「あらりっちゃん、なに飲む?」
律「じゃあレモンティーにしようかな」
紬「わかったわ(うふふ、アレが見られてたなんて思わないでしょうね)
さ「りっちゃん、和さんとはどうなったの?」
紬(ちょ……!!)
351: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 05:44:31.21 ID:J5V1sjQp0
律「へ!?の、和?なんで!?」
紬「な、なんでもないのよりっちゃん!」
紬(先生!何言ってるんですか!)ボソボソ
さ(えへ、ちょっと反応が見たくて☆)ボソソ
354: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 05:46:26.63 ID:J5V1sjQp0
紬(もう!やめてください!)
さ(わかったわよ……)
律「ど、どうした2人とも?」
紬「なんでもないの、お茶淹れてくるわね」
ガチャ
唯「おいすー」
355: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 05:49:28.12 ID:J5V1sjQp0
律「お、唯きたなー、あとは澪と梓だけか!」
ガチャ
澪「呼んだか?」
律「噂をすれば~」
唯「澪ちゃんおいっす」
357: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 05:51:47.78 ID:J5V1sjQp0
澪「梓はまだか……じゃあ来るまでゆっくりしてようか」
唯「ムギちゃんお茶ちょうだ~い」
紬「はいは~い」
律「たまには自分でやったらどうだ~?」
唯「りっちゃんも人のこといえないじゃん!」
358: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 05:53:57.48 ID:J5V1sjQp0
紬「おまたせ、唯ちゃん」
唯「ありがとムギちゃーん」
澪「梓遅いなぁ」
律「珍しいな、まぁすぐ来るさ」
359: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 05:55:42.66 ID:J5V1sjQp0
数分後
律「ふぅ、やっぱりツインペダル欲しいな……バイトはしたくないなー」
紬「ハンバーガショップとか、楽しいよ?」
律「だめだめ、向いてないよそういうのは」
紬「そう?楽しいのに」
ガチャ
梓「こんにちはー」
362: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 06:01:54.96 ID:J5V1sjQp0
唯「あ!あずにゃーん!」ダキッ
梓「もう!唯先輩!やめてください!」
唯「えへへ~もうちょっと~」
紬「ハァハァ……」
律「相変わらずなだぁ……ムギも
364: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 06:04:09.12 ID:J5V1sjQp0
梓「……あの、ゆいせんp」
ガチャ
和「唯、澪、いる?」
唯「あ、和ちゃん!」
和「ちょっと用事があるから、来てくれる?」
澪「わかったよ、じゃあみんな、ちょっと行ってくる」
律「ほーい」
紬「いってらっしゃい」
365: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 06:06:05.18 ID:J5V1sjQp0
梓「……」
紬(梓ちゃん何か言いかけてたけど……)
梓「……律先輩、ちょっと聞きたいことがあるんですけど」
律「ん、なんだ?お姉さんになんでも聞きなさい!」
梓「はぁ……あの、くぱぁってなんですか?」
律「……」
紬(なんと……こ、これは……!?)
366: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 06:08:24.94 ID:J5V1sjQp0
律「あぁみおもいないしれんしゅうにならないしかえろうじゃあね」
梓「ちょ、律先輩!?」
紬(逃げたわ……)
梓「……」クルッ
紬(こっち向いた……どうしようかしら)
梓「あの、ムギ先輩……」
紬「な、なあに?」
368: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 06:10:41.12 ID:J5V1sjQp0
梓「私、なんかまずいこと聞いたんでしょうか」
紬「そ、そうね……いずれわかると思うわ」
梓「気になります!今教えてください!」
紬(それじゃあつまらないのよね……)
紬「教えるから……痛い痛い!眉毛は!眉毛はやめて!」
梓「ふぅ……ふぅ……」
紬(このチビ……でも本当にどうしよう……)
371: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 06:13:11.85 ID:J5V1sjQp0
紬「えっとね、くぱぁっていうのは……」
ガチャ
唯「ただいまー!あれ?りっちゃんは?」
紬(ナイス唯ちゃん!さて……)
紬「ゆ、唯ちゃん……(ごめんね梓ちゃん、また今度教えるから……)ボソボソ
梓(……わかりました、約束ですよ)ボソボソ
紬「りっちゃんならキャベツが食べたいって帰ったわ」
なるべく余計なとこは省いてるけど大丈夫かな伝わるかな
373: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 06:15:31.61 ID:J5V1sjQp0
澪「なんだ、それじゃ練習できないじゃないか」
紬「今日はお茶飲んで解散しましょう」
唯「わーい!あ、りっちゃんの分は私がもらうね!」
紬(ふぅ……危なかった)
紬(それにしてもいきなりくぱぁなんてどうしたのかしら……)
紬(少し調べる必要があるわね)
374: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 06:19:19.78 ID:J5V1sjQp0
その夜
紬「調べるといっても……どうすればいいのかしら」
紬「本人に聞いても教えてくれるかどうか……」
紬「クラスの誰かに聞き込みしてみようかしら」
紬「そうだ、憂ちゃんと同じクラスだったわね」
紬「明日聞いてみよう……」
紬(……うふふふ)
376: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 06:23:04.32 ID:J5V1sjQp0
翌朝
紬「ふわ……気になってあまり寝れなかったわ……」
紬「とりあえず放課後、梓ちゃんが部室行ってる間に憂ちゃんに聞こう」
紬「憂ちゃんも知らないときは……どうしようかな」
紬「まぁその時は他の方法を考えましょう」
紬「さて……用意しなきゃね」
383: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 06:33:31.38 ID:J5V1sjQp0
紬「ふわ……気になってあまり寝れなかったわ……」
紬「とりあえず朝、教室行って憂ちゃんに聞いてみよう」
紬「憂ちゃんも知らないときは……どうしようかな」
紬「まぁその時は他の方法を考えましょう」
紬「さて……用意しなきゃね」
386: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 06:40:53.21 ID:J5V1sjQp0
学校
紬(梓ちゃんと憂ちゃんの教室は……ここかな)
紬(いた!……梓ちゃんも一緒か、なにか話してるみたいだけど)
憂「じゃあ今日私の家でいいかな?」
梓「あー、なんか今日軽音部で遅くなりそうで……また後日ということで」
憂「……お姉ちゃん、そんなこと行ってなかったけどなぁ」
梓「うっ……む、むぎ先輩と残って練習するの!」
紬(……?何の話?)
387: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 06:43:31.24 ID:J5V1sjQp0
憂「そうなんだ、じゃあ待ってるよ」
梓「え!?い、いいよ、遅くなっちゃ悪いし……」
紬(なんの話なの……)イライラ
生徒(この人教室の前でなにやってるんだろう……)
憂「じゃあ私は見学してるね」
梓「……わかりました」
紬(憂いちゃんくるのか……じゃあ放課後でもいいかしら)
389: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 06:46:52.58 ID:J5V1sjQp0
憂「あ、授業始まっちゃう」
紬(はっ!私も急がなきゃ!)タタタ
生徒(あの人なんだったんだろう)
ガラッ
紬「ま、間に合った……ハァハァ」
律「ムギ!ギリギリなんてめずらしいな!」
紬「え、えぇ……ちょっと用事があって」
390: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 06:48:32.25 ID:J5V1sjQp0
そして放課後
紬(……やっぱり部活行く前に聞いておこうかな)
紬「りっちゃん、唯ちゃん」
唯「ん?どしたの?」
紬「私ちょっと用事があって……今日はちょっと遅れそうだから先行っててくれる?」
律「そうか、わかったよー」
紬「ごめんね、なるべく急ぐから」
紬(さて……)
393: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 06:52:38.79 ID:J5V1sjQp0
紬(ここね、朝に来ておいたからすぐこれたわ)
紬(さて、梓ちゃんはもう行ったかな……)
憂「じゃあ行こうか」
梓「う、うん……」
紬(あ……今行くところか)
生徒「あ、平沢さん!今日掃除だよ!」
憂「……そうだったね、じゃあ梓ちゃん、先行ってて」
紬(チャンスね、今話かければ梓ちゃんと離れる必要もないわ)
395: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 06:54:57.88 ID:J5V1sjQp0
梓「わ、わかった!」タタタ
紬(おっと……行ったわね)
紬「憂ちゃん、ちょっとお話があるんだけど」
憂「あ、紬さん……ごめんね、ちょっと行ってきていい?」
生徒「あ、うん(今朝の人だ……)
憂「おまたせしました、なんですか?」
紬「えぇ、わからなかったらいいんだけど……」
397: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 06:59:24.08 ID:J5V1sjQp0
紬「実は……昨日いきなり梓ちゃんが「くぱぁとはなんなのか」、聞いてきたのよ」
憂「……!そ、そうなんですか」
紬「それで、憂ちゃんならどうしてそんなこと聞いたのか、わかるかと思って」
憂「……」
紬「心当りありそうね……」
憂「……生徒さん、ちょっと今日はサボっちゃっていい?」
生徒「え?う、うーん……まぁ憂さんはいつも頑張ってくれてるから、いいよ」
憂「ありがとう!……じゃあ紬さん、あっちで話しましょう」
398: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 07:01:13.09 ID:J5V1sjQp0
あっち
憂「……」
紬「憂ちゃん、お願いできる?」
憂「……わかりました」
憂「実は……私梓ちゃんが好きなんです」
紬「!!!!」
紬(こ、これは……!)
400: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 07:04:33.30 ID:J5V1sjQp0
憂「それで……いつも梓ちゃんを見ていたんですけど」
憂「梓ちゃん、いつもお姉ちゃんとべたべたしてるし……」
憂「お姉ちゃんのこと好きなのかな、なんて思ったら……」
憂「辛くなっちゃって、つい『くぱぁしてよ!』……なんて言ってしまって」
紬「そうだったの……」
憂「えへへ……変、ですよね……女の子同士なのに」
紬「そんなことないわ、素晴らしいわよ」
402: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 07:11:39.80 ID:J5V1sjQp0
憂「……?まぁ、たぶんそういうことだと思います」
紬「わかったわ、話してくれてありがとうね」
憂「いえ……いずれ誰かに話そうとも思ってました……」
憂「それにしても……梓ちゃん、やっぱりくぱぁしらなかったんだ」クス
紬「そうだったみたいね、必死で私から聞き出そうとしてたわ」
憂「へぇ……それで、教えたんですか?」
紬「いえ、そのときちょうど唯ちゃんが来てね」
403: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 07:14:57.31 ID:J5V1sjQp0
憂「そうなんですか……よかった」
紬「知られなくて?」
憂「はい、その……くぱぁなんて知らない純粋な子にやってほしいんです///」
紬「わかってるわね……よし、それなら私も協力するわ!」
憂「ホントですか?ありがとうございます!」
紬「いいのよ、百合は正義だもの……それじゃあ私は先に行くわね」
憂「はい、私も少し掃除してきます」
406: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 07:38:31.74 ID:J5V1sjQp0
紬(ふふ、いいことが聞けたわ)
紬(みんなが教えることはないだろうし、私が注意してれば大丈夫ね)
紬(でも……見たいわね、2人のくぱぁ)
紬(どうしようかしら)
ガチャ
紬「ごめんなさい、遅くなっちゃた」
梓「む、むぎ先輩~!」ダキッ
408: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 07:40:48.09 ID:J5V1sjQp0
紬「ど、どうしたの梓ちゃん?///」
紬(梓ちゃんから抱きついてくるなんて……///)
梓「と、とにかく!来てください!人気のないところへ!」
紬(人気のないって……まさか誰かが教えて……)
紬「そ、そんな、心の準備が……///」
梓「ボケはいいですから!早く~!」
紬「いたた!わかったいくから!眉毛は!」
410: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 07:47:28.65 ID:J5V1sjQp0
トイレ個室
梓「はぁ……はぁ……」
紬「ど、どうしたの梓ちゃん(右眉が薄くなったわ……)
梓「そ、そうでした!実は……」かくかくしかじか
紬「そ、そんなことが……」
紬(うふふ……可愛い)
梓「はやく教えてください!」
紬「ちょ、ちょっと待って、順を追って話すわ……(どうしようかしら……)
413: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 07:50:33.92 ID:J5V1sjQp0
カツ……カツ……
梓「ひ!?」ビクッ
紬「どうしtウブ」
梓(この足音・・・・・・憂です!掃除終わっちゃんだ……!)ボソボソ
紬(どうしてわかるのよ……)
紬(タイムアップね・・・・・・)ボソボソ
梓(ここで話せばバレません!早く教えてください!)ボソボソ
「あずさちゃーん?」
414: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 07:52:51.13 ID:J5V1sjQp0
梓(き、きた!どうしてトイレにいるって……)ボソボソ
紬(こっそりメール送っておいてよかった……良いタイミングよ憂ちゃん)
紬(わからないけど……とにかくやりすごしましょう)ボソボソ
憂「ん~?いないなぁ……あずさちゃーん!」
梓「……」ガクガクブルブル
紬(この子は一体なににそんなに怯えているの……)
紬(でも可愛いからよし!)
415: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 07:54:31.08 ID:J5V1sjQp0
数分後
梓「い、行ったかな……?」
紬「そうみたいね……ふぅ……(さて、あとは戻って……)
梓「それよりチャンスです!教えてください!」
ガチャ
憂「いた♪」
梓「ひぃい!?」
紬(今のはびっくりしたわ……)
416: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 07:56:12.92 ID:J5V1sjQp0
憂「梓ちゃん大丈夫?顔色悪いよ?……っていうかなんで紬さんとトイレに?」
梓「あ、あはは、ちょっと気持ち悪くなって、ムギ先輩に介抱してもらってて……」
紬「そ、そうなのよ!(……嘘だけど)
憂「ふーん?まぁいいや、具合悪いなら一緒に保険室行こう?」
梓「も、もう大丈夫!元気いっぱい!」
憂「そう?じゃ、部室行こ!」
梓「う、うん……」
紬(ごめんね梓ちゃん……私の口から教えるわけにいかないの♪)
418: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 07:59:23.95 ID:J5V1sjQp0
梓「ただいまです……」
紬(これでもう大丈夫かしら……みんなの前で聞くことことはないだろうし)
唯「あ、憂~、どしたの?」
憂「えへへ、今日は見学に来たんだよ」
澪「よし、それじゃあ早速練習するか。唯、恥ずかしいところみせるなよ?」
唯「まかせて!」
律「よーし、いくぞー!」カッカッカッカッ
419: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 08:01:33.74 ID:J5V1sjQp0
練習後
澪「よし、上手く行ったところで解散にするか」
律唯「おー!」
梓「あ、私は少し残ります……ムギ先輩と」チラッ
紬「え?」
梓「……!」チラッチラッ
紬「……?私は用事あるから帰るわよ?(これでよし、っと)
梓「……」
憂「梓ちゃん?」
420: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 08:06:59.18 ID:J5V1sjQp0
梓「ひぃ!」
憂「紬さん用事できちゃったみたいだね、帰ろっか?」
梓「あ、う、うん……」
紬(ふぅ……さて、あとは……)
紬「唯ちゃん、いいものあげるわ」
唯「ん?なにこれ、豆?」
紬「開運グッズみたいなものでね、憂ちゃんの部屋とお風呂場に置いておけばすごく幸せになれるわよ(私が)
唯「そうなの?ありがとう!」
憂「お姉ちゃん、今日梓ちゃんが泊まりにくるから」
421: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 08:10:17.55 ID:J5V1sjQp0
紬(唯ちゃんにまかせるのは不安だけど……まぁなんとかなるでしょう)
唯「そうなの?やったー!」
憂「いいでしょ?」
唯「全然おっけーだよー!」
紬(……もう忘れてそうだわ)
憂「梓ちゃんも、明日は休みだしいいよね?」
梓「え、うん……まぁ……」
紬「唯ちゃん、忘れずに置くのよ?(一応、ね)
唯「わかってるよー」
423: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 08:14:28.09 ID:J5V1sjQp0
澪「それじゃあみんな、また来週なー」
唯「うん!じゃあねー!」
紬(ふふ、楽しみ……)
憂「お姉ちゃん、梓ちゃん、いこ?」
唯「おー!」
紬(早く帰らなきゃ!)
紬(あ、そうだ……)
425: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 08:16:52.39 ID:J5V1sjQp0
コンコン
紬「失礼します」
さ「あら、ムギちゃん、職員室になにか用?」
紬「はい、先生に用事が」
さ「あら、なにかしら?」
紬「実は……」コソコソ
さ「へぇ……そんなことが」
紬「お暇でしたら、今日うちに来てくださいね」
さ「わかったわ」
427: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 08:20:09.09 ID:J5V1sjQp0
さ「でも……なんで私を誘うの?」
紬「先生と前に一緒に見たので……一人で見るのは少し寂しくて」
さ「そういうこと……わかったわ、すぐ仕事片付けて、車で送ってあげるから少し待ってて」
紬「はい、わかりました、失礼します」
紬(なんでだか……また先生とみたいのよね……)
433: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 09:03:45.18 ID:J5V1sjQp0
紬(ふぅ……なんだか忙しかったわ……)
紬「そういえば眉毛……よかった、戻ってるわ」
紬(……先生まだかな)
紬(時間はまだ大丈夫だろうけど……)
紬(う……昨日あまり寝れなかったから眠い……)
うとうと……
435: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 09:09:00.98 ID:J5V1sjQp0
ガタガタ……
紬(はっ!?)
紬「こ、ここは……」
さ「あら、おはよう」
紬「先生?すいません、寝ちゃってたみたいで……」
さ「ホントよ、運ぶの大変だったんだから」
紬(せ、先生の車か)
紬「すいませでした……」
436: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 09:17:01.50 ID:J5V1sjQp0
さ「いいのよ、それより道はあってる?」
紬「はい、大丈夫ですよ」
紬(先生が運んでくれたんだ……)
さ「そう、ならもうすぐ着くわね」
紬「あの……重くなかったですか?」
さ「え?そんなことなかったけど?」
紬「な、ならいいです……最近ちょっと太ったもので……」
ずいぶん今更だけど、ムギってさわちゃんのことなんて呼んでたっけ
437: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 09:23:05.21 ID:J5V1sjQp0
さ「それで太ったなんて……!イヤミかしら……」
紬「い、いえ、本当に体重が……」
さ「まったく……あなた位の年齢なら大丈夫よ」
さ「運動すればすぐに落ちるし、身長も伸びるからすぐ気にならなくなるわ」
紬「そうですか……?」
さ「問題は……私くらいになってから起こるのよ……」
さ「食べたら食べたぶん増えるし……運動しても……」
紬「そ、そうですか……」
439: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 09:28:23.75 ID:J5V1sjQp0
さ「さ、着いたわよ」
紬「ありがとうございます~」
さ「しかし……この家ホントでかいわね……」
紬「そんなことないです、入りましょう?」
さ「え、えぇ……」
紬「ただいまー」
斎藤「おかえりなさいませ、お嬢様」
441: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 09:37:38.10 ID:J5V1sjQp0
紬「さ、先生」
さ「お邪魔しまーす」
紬「あの部屋に行っててください、私はお茶を用意してきますね」
さ「悪いわね、ありがとう」
紬「いえ、それでは」
紬(さて、先生が好きなのは……ミルクティーだったかな)
斎藤「お嬢さま、お茶ならメイドが……」
紬「いいのよ、私がやりたいの……」
紬(先生、好きって言ってくれたしね……)
442: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 09:41:03.09 ID:J5V1sjQp0
紬「おまたせしました~」
さ「ん、ありがと」
紬「さて、もうカメラはセットしてくれたかしら……」
ピッ
唯『あはは~』
さ「唯ちゃんがテレビみてるわね」
紬「やっぱり忘れてる……電話しておこう」
トゥルルルル……
443: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 09:44:20.86 ID:J5V1sjQp0
唯『もしもし、ムギちゃん?』
紬「唯ちゃん、あれは置いといてくれた?」
唯『ん?あれ?』
紬「ほら、帰りに渡した……」
唯『あー!忘れてたよ!ごめんね!』
紬「いいのよ、それじゃあすぐにお願いね」
唯「うん、わかったよ!」
プツッ
紬「ふぅ、これで大丈夫かな」
448: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 09:56:14.23 ID:J5V1sjQp0
紬「あ、カメラ移動した」
さ「ここは……憂ちゃんの部屋ね」
紬「2人ともいないみたいだけど……」
さ「もう一つは……お風呂場かしら?」
紬「この角度じゃほとんど何も……」
さ「まぁ……カメラだなんて思わないものね」
紬そうですね……まぁお風呂でヤるってことはないと思いますけど」
さ「ムギちゃん、下品よ」
449: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 10:03:23.43 ID:J5V1sjQp0
さ「まだみんなはリビングにでもいるのかしら」
紬「そうですね……あのままあそこに置いといてもらったほうが良かったかしら……」
さ「まぁ今更ね……私たちもお茶でも飲んで、気長に待ちましょう」
紬「そうですね、どうぞ、ケーキです」
さ「気が利くわね、ありがとう」
紬「いえ、……まだかなぁ」
さ「食事しているとしたら、まだまだかかりそうね」
451: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 10:05:43.39 ID:J5V1sjQp0
数時間後
さ「……どっちのカメラにも異常なし」
紬「わかってます、はぁ……」
さ「ここまで変化がないともうね……」
紬「お茶もなくなってしまいました……また持ってきますね」
さ「お願いするわ……ん?ちょっとまって!」
紬「はい?・・・・・・これは、唯ちゃん?」
さ「お風呂入りに来たようね……そうだ、音声!」
紬「はい!」
454: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 10:12:22.18 ID:J5V1sjQp0
唯『ふぅ~……あったまる~』
さ「むぅ……顔くらいしか見えないわね」
紬「まぁそれだけ見れるだけよしとしましょう」
さ「おっぱいが……」
唯『さてと・・・・・・よいしょ、よいしょ』
紬「……?」
さ「見えないけどあの動く……おっぱいマッサージね!」
唯『いつまでも憂に負けないんだから~』
455: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 10:15:41.89 ID:J5V1sjQp0
紬「唯ちゃん……気にしてたのね」
さ「健気ねぇ」
唯『いつかムギちゃんみたいになるんだ!』
紬「やだ、唯ちゃんったら///」
さ「目標があるってのはいいことよ」
唯「『よいしょ……んっ……』
紬「唯ちゃん……これは……」
唯「うーん、いつも途中で変な感じに……んんっ……』
458: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 10:18:53.28 ID:J5V1sjQp0
さ「あの表情、感じてるわね」
紬「ハァハァ……」
唯『ううん……だめだ、集中できないや……』
紬「や、やめちゃうの……」
さ「なれない感覚で怖いのね」
唯『さて、体洗っちゃおー』
紬「あぁ、カメラの外に……」
さ「残念だわ……」
460: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 10:27:52.03 ID:J5V1sjQp0
さ「そういえばお風呂になんて置いて、壊れたりしないの?」
紬「はい、防水ですから」
さ「超小型で防水で丈夫……万能ね」
紬「無理言って作らせました♪」
唯『うーん、おまたの毛、生えないなぁ』
紬「!!!!」
さ「あら、唯ちゃんまだなのね」
462: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 10:32:56.60 ID:J5V1sjQp0
紬「み、みえない……!」
さ「角度変えたって見えないわよ……」
紬「うぅ……」
唯『憂はちょっと生えてきてるのに……私の方がお姉ちゃんなのに』
紬「う、憂ちゃんこそまだだと……」
さ「現実は非常よ」
紬「うぅ、知りたくない事実……」
さ「あ、上がっちゃうみたい」
463: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 10:40:29.60 ID:J5V1sjQp0
紬「唯ちゃん早いわね」
さ「別の意味に聞こえるわ」
紬「次は……憂ちゃんかな」
さ「梓ちゃんじゃないかしら」
『ガラッ』
紬「どっちなの……」
467: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 10:47:49.59 ID:J5V1sjQp0
梓『ふぅ……』
さ「ほらね」
紬「どや顔はむかつきますが、まぁいいでしょう」
さ「なんか指に絆創膏付けてるみたいだけど」
紬「料理でも手伝って、切ったのかしら」
さ「ベタね~」
紬「憂いちゃんに指くわえてもらってDOKI☆DOKI、なんて……///」
さ「ありえるわね」
468: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 10:59:13.00 ID:J5V1sjQp0
紬「絆創膏に血が染みて……痛々しいわ」
さ「そうね……ん?」
梓『んむ……ちゅう……』
紬「き、急に指を……」
さ「まさか……血フェチ?」
紬「それはないと思いますけど……」
梓『はむ……ちゅる……』
470: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 11:01:51.06 ID:J5V1sjQp0
『コンコン』
憂『あずさちゃーん?』
紬「憂ちゃん……!?」
さ「これはもしかするかもしれないわ……」
梓『な、なーに?』
憂『その指じゃ体洗えないでしょ?私が洗ってあげるよー』
紬「あぁ……そ、そんな……」
471: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 11:11:03.44 ID:J5V1sjQp0
憂『まだ体洗ってないよね?』
梓『洗ってないけど……っていうかいいよ!自分でできるよ!』
紬「うぅ……見えないなら意味ないわ……」
さ「音声だけってのも、なかなかいいものよ」
紬「視覚に特化した私には物足りません……」
憂『だめだよー、お湯しみるでしょ?』
梓『そ、それくらい我慢するって!』
憂『だめだめ、ほら、こっちきて!』
472: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 11:14:32.17 ID:J5V1sjQp0
憂『ほら梓ちゃん、そんなに丸まってちゃ洗えないよ?』
梓『は、恥ずかしいの!』
紬「あぁ……見たくて気が狂いそう」
さ「友人の情事を覗き見てる時点で狂ってるわよ」
憂『もー、えい!』
梓『ひゃ!』
紬「なにが起こってるの……」
473: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 11:18:20.99 ID:J5V1sjQp0
憂『ほらー、早くしないとずっとくすぐるよ~?』
梓『ひうぅ!わ、わかった!わかったよー!』
さ「ってことらしいわ、音声だけでも割とわかるものよ」
紬「でもやっぱり刺激が……」
憂『よしよし、まず背中洗うからこっち向けて?』
梓『う、うん……』
紬「カメラ……どうにか動かないかしら……」
474: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 11:21:57.03 ID:J5V1sjQp0
憂『やっぱり梓ちゃんの肌は綺麗だなー』
梓『そ、そんなことないって……』
憂『本当だよー、私梓ちゃんの白い肌好きだよ?』
紬「うごけっ、うごけっ!動いてよぉ!」
さ「現実から逃げちゃ駄目だ」
憂『よし、じゃあ前洗うね』
紬「!!!」
さ「きたわね……」
476: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 11:26:24.28 ID:J5V1sjQp0
憂『よいしょ、まずお腹から……』
紬「くっ……想像よ!想像でカバーするの……!」
憂『次はおっぱい~』
紬「……だめ……やっぱり見れないと……」
さ「そうね、これは見たいわ……」
梓『ひゃあ!ま、前は自分で洗うよ!』
紬「!!!梓ちゃんが暴れてカメラ位置が!」
さ「端にだけど……見えるわ!」
477: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 11:32:08.77 ID:J5V1sjQp0
紬「私の想いが伝わったのね……」
さ「よかったわね」
憂『あ、スポンジ痛かった?ごめんね、気付かなくて……』
憂『じゃあ、手で洗うよ!』
紬「なんてタイミング……!」
さ「憂ちゃん、GJよ!」
憂『ほら、手なら痛くないでしょ?』
480: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 11:39:39.35 ID:J5V1sjQp0
梓『あうっ、痛くはっ、ないけど……!』
紬「梓ちゃんの表情素敵ね……」
憂『おっぱいはスポンジ洗うと先っちょが痛いからねー』
憂『ほら、手なら痛くないでしょ?』
梓『ひ!?』
紬「すばらしい……」
さ「やらしいわぁ……」
482: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 11:42:25.00 ID:J5V1sjQp0
梓『う、憂……ホントに、だめっ……!』
憂『うん、おっぱいは終わりだよ』
紬「終わりか……」
さ「まぁ、体洗うってのが目的だしね」
憂『次は下だね』
紬「ほわぁ!!」
さ「ちょ……びっくりするわね……」
484: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 11:46:23.72 ID:J5V1sjQp0
梓『え……だ、だめ!下はホントにだめ!』
憂『でも洗わなきゃ汚れたまっちゃうよ?』
紬「そうよ!ここまで来たら覚悟きめなさい!」
さ「ムギちゃん落ち着いて」
梓『じ、自分でできるからぁ!』
憂『そっか、じゃあ私はここで見てるから、ちゃんと洗うんだよ?』
紬「なんという視姦プレイ……」
さ「憂ちゃん……そんな趣味が」
489: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 12:01:23.92 ID:J5V1sjQp0
梓『え……や、ヤダよ!なんで見られなきゃ……』
憂『あ~、梓ちゃん普段もちゃんと洗ってないんでしょ?』
紬「わかるわ、最初は私も怖かったもの」
さ「若いわね」
憂『大丈夫だよ、私しかみてないし』
梓『憂に見られるのが嫌なの!』
紬「あらあらあらあら……」
さ「これは……」
491: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 12:03:58.11 ID:J5V1sjQp0
憂『そうだったんだ……』
梓『あ、いや、そういう意味じゃなくて……』
憂『わかったよ、ごめんね……』
梓『あ、憂!……どうしよう、なんか勘違いさせちゃった……』
紬「憂ちゃん……どうなるのかしら」
さ「くぱぁが見れるっていうから来たのに……」
梓『と、とりあえず泡落として追いかけなきゃ!』
紬「洗ってないわ」
さ「洗ってないわね」
493: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 12:09:51.05 ID:J5V1sjQp0
紬「さて、部屋のモニターは……」
さ「真っ暗ね……」
紬「まぁ夜ですし……あ、憂ちゃんが入ってきた」
憂『うふふ……梓ちゃん追ってくるだろうなぁ』
紬「……」
さ「黒いわね……」
『コンコン』
494: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 12:14:53.22 ID:J5V1sjQp0
梓『憂、起きてる?』
紬「来ちゃったわ……」
さ「まぁ、くぱぁが見れるなら……」
梓『あ、あの、なんていうか……』
梓『「憂の見られたくないって言ったのはね……』
憂『嫌いだからでしょ?』
紬「わかってるくせに……」
さ「おもしろくなってきたじゃない」
504: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 12:27:50.25 ID:J5V1sjQp0
梓『ち、違うの、聞いて憂……?』
紬「どうなるの……」
梓『あの、なぜかわからないんだけど……いつの間にか憂のことすごく意識するようになっててね』
梓『それで、憂に見られるのがすごく恥ずかしかったの……』
梓『それで、あんなこと言っちゃって……』
さ「かわいいわねー」
紬「青春だわ」
506: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 12:29:58.17 ID:J5V1sjQp0
梓『……憂ぃ、返事してよぉ……』
梓『なんでもするから許してよぉ……』
紬「言っちゃったわ」
さ「言っちゃったわね」
憂『なんでも?』
紬「ほらきた」
さ「もうみてらんない」
508: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 12:35:47.32 ID:J5V1sjQp0
憂『……じゃあ、とりあえず部屋入って』
紬「くるのね、くぱぁが」
さ「くるでしょうね」
梓『う、憂……?どこ?』
憂『こっちだよ……』
紬「暗くてみえないわ……」
さ「エロイわね……」
510: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 12:46:03.13 ID:J5V1sjQp0
紬「もう、これじゃお風呂のときとかわらないわ……」
さ「電気……つけなそうね」
梓『あの、憂?なんで裸なの……?』
憂『えへへ、さっきあのまま飛び出しちゃったから』
紬「なんですって……」
梓『と、とりあえず服着よう?』
憂『んーん、必要ないよ』
さ「まぁそうよね」
紬「キマシタワ……」
512: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 12:49:58.63 ID:J5V1sjQp0
梓『え?うわっ』
憂『梓ちゃん、なんでも、してくれるって言ったよね?』
憂『じゃあ……くぱぁしてみようか』
紬「くっ……!見えないのに……!」
さ「もうだめね……」
梓『う……あ、あのね、憂……』
梓『その、恥ずかしくて聞けなかったんだけど……くぱぁってなに?』
紬「ふふ……教えなかったものね」
513: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 12:52:51.06 ID:J5V1sjQp0
憂『ふふ、やっぱり知らなかったんだ』
憂『必死でみんなに聞いてたもんね?』
紬「やっぱり憂ちゃんはSなのね」
さ「そうだと思ったわ
梓『し、知ってたの!?』
憂『ふふ、教えてくれた親切な人がいてね……』
紬「私です♪」
さ「あなたも悪いわね……」
515: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 13:00:10.88 ID:J5V1sjQp0
憂『しょうがないから、私がお手本見せてあげるね?』
紬「な、見れなきゃ意味ないじゃない!」
さ「諦めましょう……」
梓『う、うん……』
憂『ちょっと恥ずかしいけど、ちゃんと見ててね』
紬「うぅ……見えない……」
さ「目細めても見えないものは見えないわよ」
516: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 13:05:52.26 ID:J5V1sjQp0
憂『よいしょ……』
紬「なに!?今くぱぁしてるの?」
さ「そうでしょうね……はぁ……」
憂『ふふ、ほら、これがくぱぁ、だよ?』
紬「とりあえず電気つけなさいよ!」
さ「静かに!音声すら聞こえないじゃないの!」
梓『そ、そんな格好……////』
紬「どんな格好なの……」ギリギリ
さ「唇血でてるわよ……」
517: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 13:10:13.18 ID:J5V1sjQp0
憂『ほら、もっと近くで見ていいよ……』
紬「くぅ、私も近くで見たい……」
さ「そうね……」
梓『暗くてよく見えないけど……すごくやらしい……///』
紬「モニター越しじゃ真っ暗よ……」
さ「明るさとか上げれないの?」
紬「流石にそこまでは……」
519: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 13:16:16.80 ID:J5V1sjQp0
憂『はい、おしまい』
憂『ほら、次は梓ちゃんの番だよ……?』
紬「あぁ……結局見れなかったわ……」
さ「梓ちゃんのも見れなそうね……」
梓『ちょ、ちょっと待って!まだその、心の準備が……』
紬「あぁ、恥ずかしがってる梓ちゃんの表情すら見れないなんて……」
さ「まぁしょうがないわね……」
521: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 13:30:44.15 ID:J5V1sjQp0
憂『ほら、梓ちゃん?』
梓『うぅ……わかったよ……』
紬「終わった……」
さ「さ、帰るか」
憂『さぁ、こっちに座って……パンツ脱いで』
憂『あ、全部脱がなくていいよ、片足に引っかけたほうが萌えるって作者が』
さ「憂ちゃん、わかってるじゃない」
紬「作者……?」
523: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 13:33:54.33 ID:J5V1sjQp0
梓『こ、こう……?』
憂『うん、可愛いスジが丸見えだよ……』
紬「なんにも見えないわよ……」
さ「もうだめね……」
憂『さぁ、いつでもいいよ!』
梓『えーい、やけだ!』
『カチッ』
紬「!?」
さ「おぉ……!」
524: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 13:38:22.20 ID:J5V1sjQp0
梓『え?』
憂『こっちの方がよく見えるからね』
紬「憂ちゃん!GJだわ!」
さ「もう少しで帰るとこだったわ」
梓『で、電気けしてよぉ!』
憂『動いちゃだめだよ?』
紬「若干遠いけど、よくみえるわ~」
さ「これが見たかったのよ……」
527: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 13:52:03.03 ID:J5V1sjQp0
梓『うぅ……ずるいよ……』
憂『梓ちゃんのおまんこ丸見えだよー……』
さ「ホント、丸見えね」
紬「ふぅ……」
憂『やっぱりちゃんと洗わなかったんだ?ちょっと臭うよ?』
紬「あの後すぐ出ちゃったものね」
さ「嗅ぎたいわぁ……」
528: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 14:03:15.54 ID:J5V1sjQp0
憂『記念撮影しとこう♪』
紬「まぁ……」
さ「憂ちゃんやるわね……」
梓『や、やだ!それだけはやだぁ!』
憂『さすが最新のデジカメはすごいねー、ほら、くっきり!』
紬「く……買いたいけど見てたのをバレるわけには……」
さ「そうね……ここは我慢よ・・・・・」
530: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 14:15:20.50 ID:J5V1sjQp0
憂『澪さんに借りといてよかったー』
憂『あ、でもうちパソコンないからプリントできないや……消すのももったいないし、このまま返しちゃおうか♪』
梓『や、やだやだ!消してよー!』
紬「憂ちゃん鬼畜ね」
さ「それならさりげなく借りて、コピーを……」
憂『嘘だよ♪こんな可愛いの、他の人にみせるわけないよ~』
さ「ちっ……」
紬「まぁ澪ちゃんが見たら失神してしまいそうだもの」
531: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 14:22:18.66 ID:J5V1sjQp0
梓『ひどいよ憂ぃ……』
憂『嫌いになった?』
梓『……んーん…』
紬「梓ちゃん……」
さ「かわいいわねぇ」
憂『もう!可愛いなぁ♪』
紬「私も抱きしめたいわ♪」
532: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 14:24:34.00 ID:J5V1sjQp0
憂『梓ちゃん、今日はこのまま寝ちゃおうか』
梓『うん、私も眠い……』
紬「あら、終わりかぁ……」
さ「もうヤっちゃうと思ったのに」
憂『おやすみ、梓ちゃん』
梓『うん、おやすみ憂……』
さ「寝ちゃったか……私も帰ろうかな」
紬「あ、それなら先生、泊まっていかれます?」
534: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 14:28:11.81 ID:J5V1sjQp0
さ「え?いいの?」
紬「もう遅いですし、先生がよければ」
さ「ムギちゃん……ありがとう、お言葉に甘えさせてもらうわ」
紬「わかりました、それじゃあお布団を用意させますね」
さ「ムギちゃん、今日こそ、私と絡んでくれるのね☆」
紬「それはないです☆」
535: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 14:29:11.66 ID:J5V1sjQp0
第2部 完
584: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 21:41:44.94 ID:J5V1sjQp0
585: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 21:48:21.52 ID:J5V1sjQp0
部室
紬(ふふ、あんな良いものが2度も見られるなんて……)
さ「またニヤニヤしてるわよ、ムギちゃん」
紬「先生、この間はどうも」
さ「いえ、私もいいものが見れたしね」
紬「あ、これDVDです」
さ「へへ……どうも」
586: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 21:53:26.27 ID:J5V1sjQp0
ガチャ
澪「お、ムギだけか」
さ「私はナチュラルに無視なのね」
紬「こんにちは、澪ちゃん」
澪「ムギと2人じゃ練習はできないな……じゃあお茶もらおうかな」
紬「わかりました、なにがいいですか?」
澪「ん……じゃあストレートティーで」
紬「はい♪」
589: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 22:06:54.57 ID:J5V1sjQp0
ガチャ
律「おいーっす、あれ?澪とムギだけ?」
さ「……」
澪「お、律来たか、練習するか?」
紬「せっかくなら、みんなを待ちましょう?すぐ来るわよ」
ガチャ
唯「おいっす!」
紬「ほら♪」
591: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 22:11:23.04 ID:J5V1sjQp0
唯「澪ちゃん!くぱぁやって!くぱぁ!」
澪「くぱぁ?」
律「ゆ、唯!お前なんてこと・・・」
紬「唯ちゃんったら大胆ね・・・///(なんでこんなにおいしい話が次々転がってくるのかしら)
澪「唯、くぱぁってなんだ?」
紬(やっぱり澪ちゃんは知らないか……唯ちゃん、しっかりリードして……)
唯「え?わかんない」
紬「……」
593: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 22:20:57.93 ID:J5V1sjQp0
律「・・・知らないでいってたのか?」
澪「律は知ってるのか?」
律「え!?いや、はは・・・私もわかんないや」
唯「えー!なにそれー」
紬(白々しい……)
澪「ムギは知ってるか?」
紬(今回は教えてみようかな……)
紬「そうね、くぱぁっていうのは・・・」
595: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 22:24:49.67 ID:J5V1sjQp0
紬(・・・待てよ、しばらく様子見てみるか・・・)
紬「ごめんなさい、忘れちゃった☆」
唯「えー!」
澪「忘れたならしょうがないな・・・」
唯「どうしようー澪ちゃんにやってほしいのにー」
紬(これは……唯ちゃんもしかして……)
ガチャ
梓「こんにちは、遅くなりました」
597: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 22:31:20.85 ID:J5V1sjQp0
唯「あ!梓ちゃん!くぱぁって知ってる?」
梓「な!///なに言いだすんですか!///」
紬(ふふ、もう梓ちゃんは知ってるものね)
澪「知ってるのか梓?」
梓「み、澪さんまで!///セクハラですよ!///」
紬(梓ちゃんったら真っ赤……かわいい)
唯「え?くぱぁってセクハラなの?」
梓「セクハラの域を越してます!」
601: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 23:02:31.09 ID:J5V1sjQp0
梓「先輩たち・・・くぱぁ知らないんですか?」
紬(あと知らないのは澪ちゃんと唯ちゃんだけか……)
唯「うん、ね、澪ちゃん」
澪「あぁ、だから梓に聞いたんだが・・・」
梓「・・・り、律先輩や紬先輩は!?」
律「あ、あぁ、知らないよ・・・」
紬(とりあえず黙っとくのがいいかしら)
梓「・・・わかりました、みんなで私をハメる気ですね」
602: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 23:04:52.84 ID:J5V1sjQp0
唯「え?」
梓「みんなで私の口から・・・くぱぁについて喋らせる気なんですよね・・・」
紬(それもいいわ……)
澪「あぁ、教えてくれ」
梓「~~ッ!もういいです!先輩たちの変態!!」
紬(うふ、バレちゃった♪)
唯「あずにゃん・・・いっちゃった・・・」
澪「どうしたんだろうな、セクハラとか言ってたけど」
紬(なんだつまらない……)
605: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 23:14:45.55 ID:J5V1sjQp0
あ……ここに来て完璧にミスった……
まぁいいや、一回出てったと脳内補完してくれ……
ガチャ
さわ子「おいす~、ムギちゃん、私ミルクティーで」
唯「さわちゃん!」
澪「先生、くぱぁって知ってますか?」
紬(しまった……この人なら答えかねない……!)
さわ子「・・・・どうして?」
澪「唯がやってほしいって言うんですけど、なんなのかわからないんです」
紬(言わないでね、先生……!)
607: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 23:21:37.57 ID:J5V1sjQp0
さ(ムギちゃんがすごい形相で……教えちゃダメ、ってことかしら?」
さ「唯ちゃん!どういうことなの!?」
唯「ふぇ!?どしたのさわちゃん・・・」
さ「まだコスプレならいい・・・でもくぱぁなんて!」
唯「私もくぱぁがなんなのか知りたいんだけど」
さ「し、知らないで言ってたの!?」
さ(……少し白々しいかしら)
紬(白々しい……)
608: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 23:24:00.80 ID:J5V1sjQp0
澪「だからさわ子先生に教えてもらおうと……」
さ(……どうするべきか)
さ「……そ、そうね、いい機会だし教えてあげるわ」
さ(とりあえず……)
さわ「くぱぁっていうのはね……」
紬(先生……ホントに教えるつもりじゃ……)
さわ「うっ・・・だめ!私には汚せない!」ダダダッ
紬(白々しい)
609: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 23:28:00.86 ID:J5V1sjQp0
唯「また行っちゃった・・・」
澪「みんなおかしいな」
紬(演技とはいえ・・・・・さわ子先生の恥ずかしがる表情もそそるわね・・・)
紬(あれ?私あんな年増に興味なかったのに……)
紬(うーん……)
ガチャ
和「律いる?」
610: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 23:30:40.85 ID:J5V1sjQp0
律「やぁ和、どうした?」
和「あ、あの、一緒に帰ろうかと思って……///」
律「しょうがないなぁ……///」
紬(律和……!?予想外だわ……こんな平然とイチャつくなんて)
唯「和ちゃん、くぱぁって知ってる?」
和「く、くぱぁ・・・?」
紬(ふふ、知ってるわよね……)
612: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 23:33:10.50 ID:J5V1sjQp0
唯「うん、知ってたら教えて欲しいんだけど……」
紬(でも、教えてしまうんなら全力で邪魔するわよ)
唯「?どしたの和ちゃん?」
和「あ、えっとね……それは……」
律「……和、教えてあげればいいじゃないか」
和「り、律……?そんな、恥ずかしい……///」
紬(な、なんなのこのプレイ……)
614: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 23:35:19.28 ID:J5V1sjQp0
律「……」コソコソ
和「……」コソコソ
紬(なにコソコソ話してるのよ……)
澪「和?」
和「な、なんでもないわ!えっと、あ!生徒会室にふでぺん置いてきちゃった!律、校門でまってるから!」
紬(逃げた……)
唯「和ちゃん、どうしたんだろう」
澪「もう聞ける人はいなさそうだな」
618: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/21(火) 23:56:23.27 ID:J5V1sjQp0
唯「どうしよ~、分からず仕舞いなんて嫌だよ~」
澪「そうだな、みんな知ってたようだし私たちだけ知らないってのも……なぁ?」
律「あ、あぁそうだな」
紬(ふふ、私とりっちゃんは知ってるけどね)
澪「そうだ、インターネットで検索すればいいんじゃないか!」
唯「澪ちゃんナイスアイディーア!」
澪「ふふ、じゃあ今日はみんなでうちに集まろうか」
唯「おー!」
621: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 00:07:34.82 ID:Caqm9QDD0
律「わ、私は遠慮しとくよー、和も待ってるし!じゃあお先!」
紬(今度は生で見たいけど……私がいたらしないだろうしね)
紬「ごめんなさい、私も用事があるから2人で行ってきて」
唯「えー、2人ともノリ悪いなー」
澪「こら唯、用事あるならしょうがないよ」
唯「ぶー・・・わかったよ、みんなじゃあね」
紬「また明日~」
紬(おっと……)
622: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 00:10:45.53 ID:Caqm9QDD0
紬「澪ちゃん、これあげる」
澪「ん?なんだこれ」
紬「開運(ry
澪「そうなのか、ありがとう、使わせてもらうよ」
紬「目の届くとこに置くのがいいわ、絶対!」
澪「わ、わかった……って唯!私を置いてくなー!」
紬(澪ちゃんなら大丈夫そうね)
626: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 00:29:09.05 ID:Caqm9QDD0
紬(さて、今回も先生誘おうかしら)
紬(先生は職員室かな?)
紬(行ってみよう)
コンコン
紬「失礼します、山中先生はいますか?」
教師「ん、音楽室じゃないのかね?まったくどこをほっつき歩いてるのか……」
紬「あ、それでしたら結構です……それでは、失礼しました」
627: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 00:32:32.30 ID:Caqm9QDD0
紬(職員室じゃないってことは……どこかしら)
紬「もう、先生どこなの……」
さ「呼んだ?」ヌッ
紬「ひゃわ!!?」
さ「ぷくく、すごい声ね、どうしたの?」
紬「も、もう驚かせないでください!」ドキドキ
さ「ごめんごめん、それで?なにか用?」
紬「そ、そうでした……実は……」
629: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 00:40:55.81 ID:Caqm9QDD0
さ「へぇ……それでまた私をと」
紬「はい♪来てくださりますよね?」
さ「……ごめんね、ちょっと外せない用事があってね」
紬「……そ、そうですか……わかりました、それではまた」
さ「うん、ごめんね」
紬(先生がこれないなんて……まぁ、いつも1人で見てたんだし、それに戻るだけよ……)
さ「それじゃ、ばいばい~」
紬「……!」ドキッ
紬「さよ、なら……」
630: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 00:44:57.77 ID:Caqm9QDD0
紬(なに、今の感覚……)
紬(ドキドキして、離れたくないような……)
紬(……もう、先生が驚かすからね……)
紬(それ以外、なんだっていうの……)
紬「……帰ろう」
紬「ただいま……」
斎藤「おかえりなさいませ、おじょ……お嬢さま、元気がないようですが……」
632: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 00:47:21.04 ID:Caqm9QDD0
紬「別に、なんでもないわ」
斎藤「……わかりました」
紬「それより、あの部屋にいるから、お茶を淹れてきて頂戴」
斎藤「はい、すぐに」
紬(ふぅ……おかしいわね、なにか変だわ……)
紬(胸が苦しい……また大きくなったのかしら)
635: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 00:54:05.94 ID:Caqm9QDD0
紬(ドキドキして、マシュマロみたいに……ふわふわ)
紬(……ふふ、あの歌詞のまんまじゃない)
紬(そっか……恋してるんだ、先生に)
紬「笑える……私が恋するなんて」
紬「人の恋愛を見てるだけで、良かったはずなのに……」
紬(いつからかしら……一緒に見たあの日から?)
紬「もっと前から、かな……」
636: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 00:57:31.20 ID:Caqm9QDD0
紬(もう澪ちゃんたちを見ようとも思えなくなっちゃったじゃない……)
紬(私から生きがいを奪って、どうするつもりなの……先生)
紬「会いたいな……」
さ「誰に?」
紬「ふやぁああ!!?」
さ「びっくりするわね……急に大声出さないでよ」
紬「せ、先生こそ急に洗われないでください!」
639: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 01:02:00.33 ID:Caqm9QDD0
紬「というか……用事があったんじゃないですか?」
さ「ふふ……フられてきたわよ……オヨヨ」
紬「そ、そうなんですか……」
紬(男の人……だよね)
紬(私……ホっとしてる?)
さ「もういいわ!澪ちゃんと唯ちゃんをみて憂さ晴らしよ!!」
紬「は、はい!」
紬(やっぱりこれがなきゃだめね!)
640: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 01:08:25.38 ID:Caqm9QDD0
澪『よし、ヤフーでググるか』
さ「ヤフーでググるwwwwwww」
紬(……集中できない……先生がいるからかしら)
澪『2ちゃんねるはハッカーが多いから危ないんだよ!』
さ「スーパーハカー(笑)」
紬(あぁ、頭に入ってこない……どうすればいいの……)
澪『えーっと……「く」……「く」……』
さ「澪ちゃんひらがな入力なのね……」
642: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 01:11:09.69 ID:Caqm9QDD0
紬「あ、あー!寒い!すごく寒くなってきた!」
さ「ど、どうしたの急に……」
紬「このままじゃ凍えてしまうわ……先生、もう少しこっち寄ってください」
さ「暖房あるわよ」
紬「……そうでした、忘れてました」
紬「ちょ、ちょっと今月電気代がすごくて……もったいないので一肌で、ね?」
さ「ブルジョワがなに言ってんのよ……まったく、これでいい?」
紬「は、はい!」
644: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 01:16:47.02 ID:Caqm9QDD0
さ「ん……どうやらヒットしたようね、みてあの顔!」
紬「え、えぇ……」
紬(これはやばい逆効果だ集中できへん)
唯『えーっと、くぱぁとは……』
唯『ってどういう意味?』
さ「これで分からないって、どんだけ池沼なの……」
澪『こ、これ読んでもわからないのか!!』
唯『う、うん……えへへ、ごめんねバカだから』
紬(し、心臓が……)
646: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 01:25:54.71 ID:Caqm9QDD0
澪『つ、つまり……すっごくえっちな言葉だったんだよ!』
さ「澪ちゃん良い表情ね……」
紬「え、えぇ……」
紬(集中よ……モニターにだけ集中するのよ)
澪『おま……おまたを広げる音だったんだよ……』
さ「今、絶対おまんこって言おうとしたわね」
紬「……!そ、そうですね」
紬(先生がえっちな言葉言ったら……反応しちゃう……)
648: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 01:29:29.35 ID:Caqm9QDD0
澪『あぁどうしよう……みんなに聞いて回っちゃって……明日からみんなに会えないよぉ……』
さ「くふふ、そうよねぇ、くぱぁなんて連呼しちゃってたものね……」
紬(せ、先生のくぱぁ……)
澪『どうするんだよ唯ぃ……』
唯『……ねえ澪ちゃん』
唯『私、お風呂で洗うときとか広げるけど、くぱぁなんて音でないよ?』
さ「この子もうだめね」
649: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 01:33:17.06 ID:Caqm9QDD0
澪『だ、だから擬音ってかいてるだろ!』
唯『なんでくぱぁなんだろう……』
さ「そういえばそうねぇ、どう思うムギちゃん?」
紬「はい!?べ、別に先生のことなんてどうとも思ってませんけど!?勘違いしないでください!」
さ「いや……あの……」
紬「……!す、すいません、ちょっと考え事を……」
さ「そ、そう?まぁいいわ……」
653: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 01:37:02.70 ID:Caqm9QDD0
唯『ねえ澪ちゃん』
澪『こんどはなんだ・・・』
唯『くぱぁやって!』
さ「お、来たわよむぎちゃん!」
紬「は、はい……」
さ「……今日はおとなしいのね、いつもはキチ○イばりに興奮してる頃なのに」
紬「そ、そんなこと……もう!訴えますよっ!」
655: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 01:49:03.80 ID:Caqm9QDD0
唯『お願いだよ~今度ケーキおごるよ~』
澪『うっ……だ、だめだめ!そんな知りたきゃ自分のやればいいだろ!』
さ「ケーキとくぱぁとじゃ釣り合わないものね」
紬「そ、そうですね」
紬(やっぱり近杉……耳に息が……)
澪『じ、じゃあ憂ちゃんに見せてもらえばいいだろ・……』
唯『えー、でもなんか姉妹でそんなことやるのは……///』
さ「残念ね、憂ちゃんはもう梓ちゃんにものよ」
656: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 01:52:04.92 ID:Caqm9QDD0
澪『今さら照れるな!それに……友達どうしでやるほうが変だろ……』
唯『えー……じゃあ恋人になろう!澪ちゃん!』
さ「ず、ずいぶん簡単にいうのね……」
紬(恋人……先生と……)
澪『そんな軽々しく言うなよ!第一女の子同士でなんて……変だよ……』
唯『えー、変じゃないよ!ムギちゃんもこの前「女の子同士は素晴らしい」って語ってたよ!』
さ「そんなことしてたのね……」
紬「は、はい……」
662: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 02:04:25.60 ID:Caqm9QDD0
澪『その・・・唯は私のこと好きなのか・・・?』
唯『大好き!』
澪『そ、そっか……じゃあ試しに付き合ってみても……///』
唯『いいの!?やったぁ~!』
さ「あっさり付き合っちゃったわね……」
紬「はい……」
紬(私にも勇気があれば……あんな風に好き、って言えるのかな)
663: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 02:06:19.38 ID:Caqm9QDD0
唯『それじゃあさっそくくぱぁ!』
澪『ば、ばか!順序ってものがあるだろ!』
さ「順序ねぇ、りっちゃんたちはカッ飛ばしてたわね」
紬「たまにはこういうのもいいです」
澪『だ、だから……まずキ、キッスを……///』
さ「おおう、寒気が……」ギュッ
紬「……!///」
664: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 02:07:31.10 ID:Caqm9QDD0
紬(先生が腕にしがみついて……!)
唯『そっか、そうだね、はい!』
澪『え……唯からするんじゃないのか?』
唯『そうなの?』
澪『だって普通告白した方からするだろ?』
さ「いつの『普通』よ……」
紬(あ、汗が……落ち着くのよ紬)
665: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 02:08:12.63 ID:Caqm9QDD0
唯『わかったよ、はい』
さ「色気ないわねー……」
紬(……先生は、色気のあるキスをしたことあるのね)
唯『はい、じゃあくぱぁ!』
澪『まてまてまて!』
さ「なんのコントよ」
紬「ふふ……」
695: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 10:49:12.02 ID:Caqm9QDD0
澪『だからそういうのはちゃんとステップを踏んでやるべきだって……』
さ「何日かかるのかしら」
紬(別に何日でも泊まっていっても……なんて)
唯『じゃあめんどくさいし、一気に済ませちゃおうか』
澪『めんどくさいって……』
さ「お、いいわよ唯ちゃん」
紬(あ……)
唯『まずなにするの?』
澪『え?えーっと……』
697: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 10:57:15.25 ID:Caqm9QDD0
澪『じゃあ……べろちゅーでもやろうか』
唯『べろちゅー?』
澪『ディープキッスだよ』
さ「急ね、ステップ間違えてないかしら」
紬(べろ……先生とべろちゅ……)
唯『やり方わかんないや、えへへ』
澪『じゃあ……私がするから……』
さ「やっぱり澪ちゃんがリードするのね」
紬(私と先生だったら……やっぱり先生?)
698: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 11:00:47.34 ID:Caqm9QDD0
澪『チュウ……ジュル……』
さ「ぎこちないわねー、まぁ初めてはそうだろうけど」
唯『……!』ドンッ
紬「あ……」
澪『ど、どうした?』
唯『なんか……べろちゅー嫌い……』
さ「あっはは、気持ち悪かったのね」
紬(気持ちいいんじゃないのかしら……)
700: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 11:04:21.03 ID:Caqm9QDD0
澪『ご、ごめん、下手だったかな……もう一回やらせて!』
唯『うーん……あと一回だけね?』
さ「澪ちゃん頑張るわね」
紬「くやしいのかしら」
唯『ん……』
澪『はむ……』
さ「うわ、唯ちゃん露骨に嫌な顔ね」
紬「澪ちゃん大変ね……」
701: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 11:10:00.57 ID:Caqm9QDD0
唯『んむ……?』
唯『はむはむ……!』
さ「あら、急に唯ちゃんが積極的に……」
紬「コツつかんだのかしら」
澪『ん……んん……』
さ「澪ちゃんの表情が溶けてきたわぁ……」
紬(いいなぁ……)
702: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 11:14:18.76 ID:Caqm9QDD0
唯『ふぅ、結局2時間もやってしまった』
澪『や、やりすぎ……ハァハァ』
さ「ホントにやりすぎよ……」
紬「唯ちゃん、1つのことやりだしたら止まらないから……」
唯『次はなにするの?』
澪『も、もう次いくのか?』
さ「次は胸かしらね」
紬「流れ的にはそうじゃ……」
澪『あなるいじり虫』
705: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 11:16:35.71 ID:Caqm9QDD0
さ「……」
紬「……」
唯『あなるいじり虫……?』
澪『誰だ!私の口から変な言葉だしたやつは!?』
紬「澪ちゃん頭が……」
さ「しっ!言っちゃ駄目よ!」
唯『で、どうすればいいの?』
澪『だからその……お、お尻の穴をいじるんだよ……///』
706: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 11:20:03.55 ID:Caqm9QDD0
唯『えー!汚いよ!』
澪『汚いって言うな!それは私がいうセリフだ!』
さ「まぁ普通汚いと思うわよね」
紬「っていうか澪ちゃんアナルは知ってるんですね」
唯『でもそれってくぱぁより恥ずかしいんじゃ……』
澪『うるさい!』
さ「なんというセイロンティー」
紬「唯ちゃんの方がまともに見えるの初めてだわ」
707: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 11:25:42.53 ID:Caqm9QDD0
唯『お尻、蒸れてるね』
澪『しょうがないだろ、今日は練習あったし……恥ずかしいこというな……』
さ「今度蒸れない衣装作ってあげようかしら」
紬「私は結構です」
唯『気持ちいい?』
澪『……あんまり』
さ「初めてで感じるんならド淫乱ね」
紬「しかもお尻ですもんね」
709: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 11:34:46.75 ID:Caqm9QDD0
澪『でも……唯に触られるのは……嬉しいし、ちょっと気持ちいい……』
唯『ふふ~、可愛いな~♪』
さ「からだがかゆい」
紬「素敵じゃないですか」
澪『こ、こら、抱きつくな!って、ひゃ!?』
唯『あ、指入っちゃった……』
さ「なんてこった」
紬「痛そうです……」
711: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 11:41:35.01 ID:Caqm9QDD0
唯『えいっえいっ♪』
澪『ゆ、唯……痛い、よぉ……』
さ「唯ちゃんノリノリね」
紬「天然Sっぽいですしね」
澪『ちょっと休ませて……』
唯『……』
さ「唯ちゃんいかにもヒマ、って顔ね」
唯『……えい』
紬「あ、待ちきれなくなった
712: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 11:49:36.88 ID:Caqm9QDD0
澪『うひ!?ゆ、唯!ちょ、ま……!』
唯『はやく済ませちゃおうよ!』
澪『すませ、るっって……どうやって……!』
唯『あ……終わらせ方わかんないや……まぁいいや♪』
紬「イケばいいのかしら」
さ「初めてのおしりでイクってどれだけかかるのよ」
澪『ひ、ひぎぃ……!』
唯『~♪』
716: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 12:02:41.55 ID:Caqm9QDD0
唯『ふぅ、結局また2時間ほじってしまった』
澪『……』
紬「先生、起きてください、終わりましたよ」
さ「寝てないわよ」
唯『澪ちゃん?大丈夫?』
澪『大丈夫……なわけあるか……』
さ「唯ちゃんの指が大丈夫かしら」
718: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 12:09:30.32 ID:Caqm9QDD0
唯『うわぁ、指の先が澪ちゃんのお尻の臭いになっちゃったよ、ほら』
澪『ば、やめろ……///』
さ「つまりうん……」
紬「澪ちゃんはそんなものしません!」
唯『もうくぱぁしていいよね?』
澪『な、なぁ……明日じゃだめか?』
さ「なに……」
紬「あらあら……」
719: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 12:13:13.95 ID:Caqm9QDD0
澪『ほら、もう遅いし……と、泊まってけよ///』
唯『え!いいの!』
さ「なんだ終わりかぁ~……」
紬「……先生もよかったら泊まっていってください」
さ「ん~この前も泊まっちゃったし、悪くない?」
紬「部屋なら余ってますから!」
さ「そ、そう……じゃあ、そうさせてもらおうかな」
724: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 12:41:51.31 ID:Caqm9QDD0
夜
紬(結局同じ部屋にしちゃった……)
さ「……zzz」
紬(やっぱり、じっとしてるとすごい綺麗……)
紬(隣、行きたいな……)
紬「……先生?」
さ「……zzz」
紬(寝てる……よね)
725: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 12:44:36.20 ID:Caqm9QDD0
紬(き、来ちゃった……)
さ「…スゥ…スゥ」
紬(寝息が聞こえる……こんなに近くに来ちゃったんだ……)
さ「うーん……」ゴロ
紬「……!」
紬(寝がえりで……先生の顔がすぐ横に……)
紬(これは……するしかないわ!)
727: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 12:46:54.01 ID:Caqm9QDD0
紬(起きて……ないよね、起きないよね……)
紬「んー……」
紬(……!)チュ
紬(し、しちゃった……!)
紬(え、えへへへ……)
紬(……ってなにしてるんだろ、私……)
紬「寝よ……」
さ「……」
730: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 13:05:46.06 ID:Caqm9QDD0
翌日
紬「う……なんか苦し……」
さ「むにゃ……」
紬(せ、先生が抱きついて……っていうか下着!)
紬(……今日はもう休んじゃおうかな)
紬(ってだめよ、お父様に怒られちゃうし、先生も仕事なんだし……)
紬「せ、先生!起きてください!」
さ「あと5分……」
紬「ベタ子先生……」
732: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 13:10:51.06 ID:Caqm9QDD0
さ「いやー、ごめんね、寝相悪くて」
紬「い、いえ気にしてませんよ、私もいつの間にか先生のベッドに入ってましたし」
さ「あは、ムギちゃんも意外と寝相悪いのね」
紬「は、はい……」
さ「あらもうこんな時間……シャワー借りれるかしら?」
紬「あ、はい、こちらです」
さ「時間もないし、ムギちゃんも入っちゃいましょう」
紬「え!?」
735: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 13:15:26.64 ID:Caqm9QDD0
さ「ほら、遅刻したくないでしょ?」
紬「は、はい……」
紬(チャンスよ紬、この目に焼き付けるの!)
紬「じゃあ入りましょうか……」
さ「ん、じゃあちゃっちゃと済ませちゃいましょう」
ジャアァァ……
紬(ど、どうしよう……直視できない……)
さ「ん、どしたのムギちゃん」
紬「な、なんでもないれす」
737: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 13:19:32.70 ID:Caqm9QDD0
さ「そうだ、髪洗ってあげるわ、こっちきて」
紬「ええ!?いいです!」
さ「そんなに長いと大変でしょう?」
紬「い、いつも1人で洗ってるから大丈夫です!」
さ「私が洗った方が早いわよ、ほら来なさい!」
紬「わ、わかりました……」
さ「~♪」
紬(うぅ……背中にやわっこいものが……」
739: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 13:24:21.53 ID:Caqm9QDD0
さ「さて、次は私の頼むわ」
紬「はい……えぇ!?」
さ「ふふ、洗いっこなんて久しぶり」
紬(せ、先生の髪を私が……ゴクリ)
紬「じゃあ失礼して……」
ワシワシ
紬「い、痛くないですか?」
さ「んー、気持ちいいいわー……」
さ「背中に当たってるものがとくに♪」
740: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 13:26:17.32 ID:Caqm9QDD0
紬「な、なに言うですかもう!」
さ「ふふ、やっぱり立派ねぇ~」
紬「ちょ、先生!ふざけないでくだs」
さ「いいじゃない、えいっ」
ふに
紬「んあっはぁ!」
さ「ちょ……ご、ごめんなさい、そんなに敏感だとは……」
紬「え、いや、く、くすぐったかっただけです!」
さ「そ、そう……」
743: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 13:30:50.06 ID:Caqm9QDD0
さ「さ、さて、そろそろ出ましょうか」
紬「は、はい……」
紬(思いっきり声出してしまった……)
さ「車で送る?」
紬「いえ、自分で行くんで大丈夫です」
さ「そう、それじゃあ、また学校でね」
紬「はい、また」
紬(さて、澪ちゃんたちのところへ行かないと)
745: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 13:33:45.45 ID:Caqm9QDD0
紬(あ、りっちゃんだ)
紬「りっちゃん、おh」
律「おーっす」
澪「り、律!?おは、おはははよよ」
唯「りっちゃんおっは~」
紬「……」
律「古いな、澪はどうしたんだ?」
唯「どうしたんだろうね」
746: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 13:35:15.75 ID:Caqm9QDD0
律「それより2人が一緒に登校なんて珍しいな」
唯「えへへ、昨日澪ちゃん家に泊まったのです!」
律「へぇ……」
紬「残念だけどヤってないわよ」
澪「おは、ははよ」
律「もどってこーい」
唯「今日のお菓子はなんだろうなー」
紬「今日はチョコケーキよ」
律「うわ!どこから湧いた!」
748: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 13:36:49.03 ID:Caqm9QDD0
紬「さっきからいたよ(昨日からね……ふふふ、モニター越しだけど)
律「なら声掛けろよ……」
唯「ムギちゃんおはよー」
澪「おははははは」
紬「澪ちゃん、落ち着いて」
律「こうなったらなに言っても無駄だよ」
唯「ほっといて行こうよー」
紬(唯ちゃん……)
753: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 13:44:11.80 ID:Caqm9QDD0
教室
律「なぁ唯、昨日ヤったんだろ?」
唯「なにを?」
律「わかってるくせに~♪」
紬(そういえば寝たあとは見てないわ)wktk
唯「あぁ、恋人になってちゅーしたよ、2時間」
律「お!やったな!」
紬「キマシタワー!(見てたけど)
律「なぁなぁ、そのあとは?」
755: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 13:45:37.18 ID:Caqm9QDD0
唯「おしりいじってあげて、寝たよ」
律「ほう……」
紬(結局そのあともなにもなかったのね)
唯「でもくぱぁはできなかったんだ……」
律「まぁまぁ、頑張ればそのうち向こうからしてくるようになるさ」
唯「そうなの?頑張る!」
紬「唯ちゃんファイト!」
律「じゃあそろそろ部室行こうか」
758: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 13:48:30.25 ID:Caqm9QDD0
部室
紬(先生は……まだ来てないのか)
梓「あ、先輩達、こんにちは」
律「梓はやいな、おいっす」
唯「あずにゃーん!」
ガシッ
唯「くぎゅ!」
律「こらこら、お前には澪がいるだろ」
唯「澪ちゃんとあずにゃんは別腹だよー……」
760: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 13:50:56.52 ID:Caqm9QDD0
梓「澪先輩がどうかしたんですか?」
律「あぁ、実はな……」
梓「そ、そんなことが……」
律「まぁ女同士だけど、本人たちが好き合ってるんだしな」
梓「ま、まぁ私も人のこといえる立場じゃないし……」
律「どうした?」
梓「な、なんでもないです!とにかく、おめどうございます」
唯「えへへ、ありがとうあずにゃん」
762: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 13:56:21.23 ID:Caqm9QDD0
ガチャ
律「噂をすれば……」
澪「お、おいーっす」
唯「澪ちゃん!」
澪「こ、こら唯!こんなとこで抱きつくな///」
唯「さっきみんなに昨日のこと話したらね、みんなお祝いしてくれるって!」
澪「……え?」
律「やったな澪!」
紬「うふふ、公認カップルね」
763: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 13:57:26.12 ID:Caqm9QDD0
梓「昨日はびっくりしましたけど、おめでとうございます!」
澪「………えっ」
澪「ま、まて唯……どこまで話したんだ……?」
唯「え?寝るまでしたこと全部だよ?」
澪「な……!?」
律「いやー、澪にお尻の趣味が・・・おっと」
澪「!!!!!!」
澪「そ、そんな……ち、違うんだよ!あれはその、安価ってやつでその」
765: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 13:58:16.65 ID:Caqm9QDD0
紬(安価……?)
律「わかったわかった、まったくお熱いねぇ」
紬「若いっていいですねぇ~♪」
唯「えへへ~♪」ギュー
澪「ゆ、唯も!いつまでもくっついてないで……っていうか話すな!」
唯「うん!ずっと離さないよ!」
澪「え?あ、いやそうじゃなくて……」
律「あーあっついなぁ!ムギ!窓開けてくれー!」
紬「はい♪(この部活に入ってよかったわ……)
766: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 13:59:57.68 ID:Caqm9QDD0
梓「バカップルってやつですね」
澪「あーもう!」
紬「ふふ……」
紬(ん?)
紬(よく考えたら、私だけ……)
紬(まぁ……いいや、私は見てるだけで……)
紬(見てるだけで、いいはずなのに……)
767: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 14:02:14.34 ID:Caqm9QDD0
1.むぎゅうは傍観者だろjk
2.むぎゅうはさわ子と幸せになるべき
>>770
770: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 14:05:39.88 ID:GG8KZNOe0
2
775: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 14:10:56.77 ID:Caqm9QDD0
紬(でもやっぱり……私、先生が好きなんだ……)
紬(寂しいよ……)
唯「どうしたのムギちゃん?」
律「元気ないなぁ、風邪か?」
紬「う、ううん、なんでもないのよ、お茶淹れるわね?」
律「そうか……じゃあ、お願いするよ」
唯「私レモンティー!」
紬「はい♪」
776: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 14:13:54.01 ID:Caqm9QDD0
紬(どうしたらいいんだろう……)コポコポ
紬(いや、私はどうしたいの……?)
紬(女同士で、しかも歳も離れてて……)
紬(ふふ、本人同士がいいならいい、なんてよく言えたものね……)
紬(なにもわかってなかった……私)
紬「あっ……」
ガシャン!
紬「あ、熱っ……!」
777: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 14:16:07.44 ID:Caqm9QDD0
澪「ムギ!」
唯「ムギちゃん!」
紬「ご、ごめんなさい……すぐ片付けるから……」
律「バカ!そんなこといいからすぐ冷やせ!」
紬「……ごめんなさい」
梓「……ムギ先輩……?」
ジャー……
紬(……なにやってるんだろう)
781: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 14:18:34.93 ID:Caqm9QDD0
紬(今までこんなことなかったのに……)
ガチャ
さ「あら、なんか騒がしいわね」
唯「さわちゃん!ムギちゃんが火傷しちゃって……」
澪「……何かムギの様子がおかしいので、ついててあげてくれませんか?」
さ「そうなの?わかったわ」
律「変なことやって困らすなよ!}
さ「私もそこまでバカじゃないわよ、まかせなさい」
782: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 14:21:48.22 ID:Caqm9QDD0
さ「ムギちゃーん、大丈夫?」
紬「せ、先生?……ボーっとしてただけです」
さ「ふむ、あなたがぼーっとなんて、熱でもあるんじゃない?」ピト
紬「ちょ、なにを……」
紬「先生……顔近いです」
さ「あぁ、ごめんなさい……熱はないみたいね」
さ「でも顔赤いし、保健室行きましょう?」
紬「いいです……ほっといてください」
787: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 14:25:44.25 ID:Caqm9QDD0
さ「だめよ、火傷もしてるんだし」
紬「冷やしてれば大丈夫です……」
さ「痕残ったりしたら大変でしょう?」
紬「別にそれくらい……」
さ「私、ムギちゃんの綺麗な手好きよ?」
紬「えっ……」ドキ
さ「それに、ピアノやってるんだから、手は綺麗にしなきゃ」
紬「……大丈夫ですよ、そこまで熱くなかったです」
紬(それに、先生と2人きりになったら私……)
788: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 14:29:15.33 ID:Caqm9QDD0
さ「もう、意外に意地っ張りね……」
紬「必要ないからいいって言ってるんです……」
さ「……そう、なら私も別についてなくていいわね」
紬「……!はい、結構です」
さ「……まったく、可愛くないわね、人がせっかく心配してるのに……」
紬「……!」
紬「誰のせいで……」
さ「なに?」
紬「先生のせいですよ!!」
790: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 14:31:47.09 ID:Caqm9QDD0
唯「ムギちゃん……?」
律「お、おいムギ?」
さ「……どういうことかしら?」
紬「……!」ビクッ
澪「せ、先生が怖い……」ガクガク
さ「言ってみなさい、どうして私のせいなのか」
紬「そ、それは……」
さ「なに?」
紬「……もういいです、私帰ります」
791: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 14:34:45.21 ID:Caqm9QDD0
律「おいムギ!」
唯「行っちゃった……」
梓「どうしたんでしょう……」
さ「……はぁ、なぜか私のせいらしいから、あなたたちは気にしなくていいわ」
澪「で、でも……」
さ「いいから、私はムギちゃんと話してくるわ」
澪「わ、わかりました……」
唯「さわちゃん!さっきみたいな顔で脅しちゃだめだよ!」
さ「あ、あら、出てた?オホホ……」
793: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 14:40:09.55 ID:Caqm9QDD0
さ「ムギちゃ……っていた!」(部室でてすぐの所)
紬「……」
さ「……話、あるんでしょ?」
紬「はい……」
さ「仕事、終わってからでいいかしら?ゆっくり話したいわ」
紬「はい、私も……待ってます」
さ「ふぅ……みんなにちゃんと言ってくのよ、心配してたから」
紬「すいません……」
さ「謝るんならみんなに謝りなさい」
797: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 14:54:33.71 ID:Caqm9QDD0
唯「ムギちゃん!」
澪「ムギ……」
紬「ごめんなさい、心配かけちゃった?」
梓「あたり前です!」
律「なんかあったのか?」
紬「うん……全部終わってから話すわ、ごめんね」
澪「まぁ……ムギがそういうなら」
律「なんかわからんが、がんばってこい!」
798: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 15:04:54.59 ID:Caqm9QDD0
さ「……おまたせ」
紬「いえ……」
さ「それじゃあ行きましょうか……ムギちゃんの家でいい?」
紬「はい、お願いします……」
さ「はい、じゃあ乗って」
紬「失礼します……」
紬(どうしよう……なんて言えばいいんだろう)
紬(好きです、って言えばいいのかな……)
803: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 15:16:24.15 ID:Caqm9QDD0
さ「はい、着いたわよ」
紬「ありがとうございます……」
さ「それじゃ、お邪魔します」
紬「では、いつもの部屋で待っていてください……」
さ「わかったわ」
紬「私は……お茶を淹れてきます」
紬(先生に出すのは最後になるかもしれないわね……」
804: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 15:29:01.01 ID:Caqm9QDD0
紬「どうぞ」
さ「どうも……うん、おいしい」
紬「よかった……今日は特に気持ちを込めて作ったんです」
さ「へぇ……どんな?」
紬「……」
紬(言うのよ、勇気を出して私……)
紬「……好きって言う、気持ちです」
さ「な……!」
807: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 15:34:47.34 ID:Caqm9QDD0
さ「そ、そう……私もムギちゃんが好きよ」
紬「誤魔化さないでください」
さ「うっ……あ、あのねムギちゃん?」
紬「わかってます……先生とは歳も離れてます……」
紬「先生と生徒だし……それに、女同士です」
さ「そこまでわかってるなら……」
紬「でも、好きなんです!先生を想うと……好きなお茶も淹れられない……」
さ「……はぁ……」
809: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 15:37:29.12 ID:Caqm9QDD0
さ「あのね、ムギちゃん……それは思春期によくある……」
紬「勘違い、ですか?」
さ「うっ……あれよ、女子高だから……」
紬「男性の変わりに、ですか?」
さ「……そうよ、わかってるなら、もう忘れなさい」
紬「それじゃあ、この気持ちは消えちゃうんですか……」
さ「ムギちゃん……」
紬「そんなの、嫌です……」
814: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 15:45:46.45 ID:Caqm9QDD0
紬「そんな、私の……」
紬「私の初恋がただの勘違いだなんて……」
紬「そんなの、あんまりです……」
さ「む、ムギちゃん……」
紬「先生……お願いです」
紬「そんな風に言わないで……」
さ「……ごめんなさい」
さ「あなたの気持ちを、考えてなかったわ……」
815: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 15:52:28.57 ID:Caqm9QDD0
紬「私こそ……ごめんなさい」
紬「でも、今の自分の気持ちに嘘はつきたくないんです」
紬「今の気持ちを勘違いで終わらせてしまったら……」
紬「私はきっと、2度と恋はできなくなってしまう気がするんです」
さ「……そうね、私も決めつけてかかって、悪かったわ……」
さ「最後に聞かせて……私なんかでいいの?」
さ「私なんかより、素敵な人が現れるかもしれないわよ?」
紬「……そうしたら、もっと先生を好きになるように、頑張ります」
819: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 15:57:49.81 ID:Caqm9QDD0
さ「ふふ、そう……」
紬「……返事、聞かせてもらえますか?」
さ「……そうね、悪くないかもしれないわ」
紬「え……」
さ「フられ続けてるしね、男に縁がないのかも」
さ「せっかく、目の前に私を好きって言ってくれる人がいるのに、性別なんか気にしてられないわね」
さ「嬉しいわ、ムギちゃん……ずっと好きって、約束してくれる?」
紬「……!はい!」
822: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 16:01:04.98 ID:Caqm9QDD0
紬「うぅ……」
さ「ほら、泣かないの!」
紬「泣いてないです!」
さ「ボロッボロ泣いてるじゃない……」
紬「これは……たくあんの汁です!」
さ「へぇ……」ペロ
紬「な、なにするんですか!」
さ「ホントだ、しょっぱいわ」
紬「せ、先生のバカ……///」
823: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 16:04:07.37 ID:Caqm9QDD0
数日後
紬「せんせー!いますか?」
さ「む、ムギちゃん!?これは違うの……!」
女生徒「し、失礼しました!」
紬「……」
さ「む、ムギちゃん?泣かないで!」
紬「もういいです……慣れました」
さ「ご、ごめんね~、つい……」
824: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 16:07:46.96 ID:Caqm9QDD0
紬(先生にこんな浮気癖があるなんて……)
紬(それに女の子に目覚めちゃったから……)
紬(更衣室に誘いこんでは食べまくってる……らしい)
紬「はぁ……」
さ「ほ、ホントにごめんなさい……それで、なにか用事があったの?」
紬「あぁ……今度澪ちゃんと唯ちゃんがデートする、とか言ってたので」
紬「先生と一緒にストーキングしようかと思ったんですけど……」
紬「どうやら先生にはほかに好きな人がいるようで……」
826: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 16:11:07.85 ID:Caqm9QDD0
さ「い、行くわ!」
紬「さっきの方と行かれたらどうですか?」
さ「お、怒らないでよ……さっきの子とはまだ何もしてないわ!」
紬(まだ……ねぇ……)
紬「……わかりました、次は許しませんよ?」
さ「わ、わかってるわよ~」
紬(何回目かしら……私も甘いわね)
紬「じゃあ、仲直りのキスです♪」
紬(これは、何回してもいいけど……♪)
827: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 16:11:48.61 ID:Caqm9QDD0
第3部 完
831: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 16:17:15.80 ID:t4zT4PjyO
乙
何部作予定なんだ?
832: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 16:20:15.04 ID:Caqm9QDD0
>>831
いやもう全キャラ出たし続かんwwww
とりあえずこのくぱぁシリーズは終わり
844: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 17:17:36.73 ID:Um0Jd9ne0
おもしろかった
乙
861: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/07/22(水) 19:38:38.13 ID:G/Hd83jNO
くぱぁ終わりだと!
乙乙
紬「くぱぁが見たいわ……」