1: ◆ajqgdR8aUE 20/02/06(木)20:18:33 ID:x6d
WA2000「ふわぁ~…あ…」アクビ
WA2000「せっかくの大規模作戦だっていうのに暇ね…」
WA2000「相手は装甲持ちなんだから私の力が必要なんじゃないの?まったく…」プンスカ
ガラララッ
カルカノM1891「お疲れ様です!」
カルカノM91/38「お忙しいところ失礼します」
WA2000「嫌みか!」
カルカノM1891「おや、WA2000さんも今回はお暇なんですか?」
WA2000「ええ、そうよ」
WA2000「私"も"って事はアンタ達も?」
カルカノM91/38「いえ、とてもとても忙しくて過労死寸前なんですよ」
WA2000「死ぬほど暇なのね」
2: ◆ajqgdR8aUE 20/02/06(木)20:20:01 ID:x6d
カルカノM1891「今回の作戦では昼夜問わず多くの装甲兵や装甲兵器が配備されていると聞きましたので私達RFの出番が来るとばかり…」
WA2000「そうなのよね…」
WA2000「ま、MGやSGの連中は殆ど出払ってるみたいだし、一撃必殺が信条の私達だと手数が足りないのかしら」
カルカノM91/38「ええ、きっとWA2000さんを出すまでも無い程に弱い敵なんでしょうね」
WA2000「アンタ真逆の事を言ってれば何言っても怒られないと思ってるわよね?」
ガラララッ
NTW-20「む、皆お疲れ様」
カルカノM1891「おや、NTW-20さんではありませんか!お疲れ様です!」
WA2000「何か用?」
NTW-20「暇なんだよ」
WA2000「アンタもかい!」
NTW-20「やっとスナイパーの出番だと思ったんだが編成に入れてすら貰えないんだ」
WA2000「私達もよ」
NTW-20「せっかく正規軍の戦車を撃てる良い機会だと期待してたんだが…」ハァ
WA2000「なんでそんなに正規軍の戦車を撃ちたいのよ…」
NTW-20「私達のようなアンチマテリアルライフルは時として対戦車ライフルなどと揶揄される事もあってだな」
NTW-20「そう言われると実際に撃ってみたくなるものだろう、戦車を」
カルカノM1891「そういうものなんですか?」
NTW-20「そういうものなんだよ」
カルカノM91/38「なるほど、それはとても興味深いお話ですね、WA2000さん」
WA2000「自分が興味無いからって私に振らないで」
ガラララッ
WA2000「今度は誰よ…?」
M4A1(MOD3)「MP7…MP7…MP7…」ブツブツ
STAR-15(MOD3)「Thunder…Thunder…Thunder…」ブツブツ
WA2000「うわぁ…」
カルカノM91/38「姉さん、2人ともイキイキとした目をしていますよ」
カルカノM1891「シノ、あれが死んだ魚の様な目というものですよ」
NTW-20「なんだ、何かあったのか?」
STAR-15「あったというより…ね?」
M4A1「居ないんです…何処にも…」
M4A1「何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も!倒しても倒しても!出て来てくれないの!出て来てくれないと休めないのに!」
STAR-15「落ち着いてM4!」
M4A1「私はあと何回同じ任務を周回すれば良いの!?誰か代わってよ!」
STAR-15「わ…私だって休みたいわよ!でも期間中に掘らないと次はもっとキツい思いをする事になるから仕方ないじゃない!」
NTW-20「MOD化して強くなるというのも考えものだな…」
WA2000「周回要員にもってこいだものね…」
ピーピーピー
M4A1「はいこちらM4…え…?回収した人形を解体したらまた周回ですか?はい…分かりました…」
STAR-15「じ、じゃあ行ってくるわ…」
ガラララッ
WA2000「効率化の犠牲者だわ…」
カルカノM1891「あれでも親愛度マックスなのが不憫です…」
ガラララッ
M950A「ただいまー、って今すれ違った2人、なんか泣いてたけど何かあったの?」
カルカノM91/38「きっと任務に行ける事が泣くほど嬉しいのかと」
M950A「そ、そうなんだ…」
M950A「あっ、これ今日の分の物資箱、ここに置いておくね」
NTW-20「うむ、ご苦労」
M950A「んー、これで今日のお仕事終了と」
WA2000「今日も回収お疲れ様」
M950A「いやいや、1日30分ぐらいで終わるし楽なお仕事だよ」
WA2000(仕事格差凄いわね…)
M950A「じゃあ私は宿舎で一休みしてくるよ」
カルカノM91/38「ごゆっくり」
ガラララッ
WA2000「私達も労基か何か作るべきかしら…」
NTW-20「明日は我が身だからな…」
ドカーン!ガシャーン!
RF達「!?」
WA2000「て、敵襲!?敵襲なの!?」
カルカノM1891「主力部隊は作戦中ですよ!?」
NTW-20「くそっ…!私達で対応するしか…!」
カルカノM91/38「ええ!私達なら楽勝ですね!」
WA2000「縁起の悪い事を言わないで!」
カルカノM1891「何か来ます!」
WA2000「あ、アイツは…!」
AA-12「指揮官はどこだぁぁぁ!」
S.A.T.8「指揮官…殺される準備は出来てますか…?」
PK「コロス…コロス…!」
WA2000「作戦中のはずのSG・MG部隊!?何があったのよ!?」
カルカノM1891「ハッ…!まさか彼女達も鉄血に操られて…!」
MG5「いいや、彼女達は自分の意思で行動している」ヌッ
NTW-20「MG5!」
MG5「度重なるコントロールミス、それによる大破に次ぐ大破…」
MG5「身体こそ修復出来たとしても彼女達の心は傷だらけなのさ」
MG5「恐らく指揮官を排除するまで止まらないだろうな」
MG5「無論、私もそのつもりだ」
NTW-20「なんだって!?MG5、お前はマトモなやつだと思ってたが…」
NTW-20「何よりお前は指揮官から誓約だってされているだろう!なぜ指揮官を排除しようとする彼女達を止めない!?」
MG5「…ああ、確かにそうだな」
MG5「だが戦場で幾度となく大破していく彼女達の姿を見て、指揮官に対する感情などとうに冷めきってしまったよ」
カルカノM91/38「大変です!MG5さん達の指揮官に対する好感度がマックスです!」
WA2000「なんで出逢った頃より好感度が下がってんのよ!」
カルカノM1891「どんな扱いをされたらこんなに嫌われるんですか!」
MG5「そういう事だ、壊されたくなければそこを退くんだな」
NTW-20「くっ…!私達RFではSGはともかくMGにはかなわないぞ…!」
WA2000「ええ…!それに事情が事情なだけに身体を張ってまで指揮官を守ろうとは思えないわ…!」
PK「ここが司令室…」
バコーン!
カルカノM1891「あぁ!指揮官の居る司令室のドアが!」
AA-12「ふふふ…ドアなんて圧倒的暴力の前には無力だよ…!」ガシャコン
S.A.T.8「覚悟してください指揮官!これはここまで壊された私達の分です!」
WA2000「指揮官!危な…!」
「ーーーー」スッ
AA-12「あぁ!?今さら飴なんて貰ってもこの怒りが…収まる…わ…けが…」
AA-12「飴うっま」
ピロロン
NTW-20「おい、AA-12の好感度がマックスになったぞ」
MG5「なん…だと…!?」
PK「私は飴なんかでは…えっ…?アイスクリーム…?」
ピロロン
PK「アイス…美味しい…」
S.A.T.8「ケーキで忘れてもらおうなんて…そんな…こと…」
ピロロン
S.A.T.8「…ハッ…!私は今まで何を…?」モグモグ
カルカノM1891「食べ物で釣るとかそういうレベルじゃないですよ!?」
NTW-20「あの食べ物、洗脳プログラムでも入ってるんじゃないか!?」
MG5「お前達!?これまで指揮官に何をされたのか忘れたのか!?」
AA-12「あー、もういいや、飴美味しいし」
PK「任務…行ってきますね…」
S.A.T.8「そうですよMG5さん!まだランキング戦で十分なスコアが出てないんですから!」
MG5「おいよせやめろ!私はもう仲間が傷つく姿を見たくないんだ!離せ!離せぇぇぇ!」
ガラララッ
カルカノM91/38「これにてめでたしめでたし、ですね」
WA2000「どこがよ!」
END
ほぼ実話です
みんなゴメンよ
特にSG…
元スレ
カルカノM1891「今回の作戦では昼夜問わず多くの装甲兵や装甲兵器が配備されていると聞きましたので私達RFの出番が来るとばかり…」
WA2000「そうなのよね…」
WA2000「ま、MGやSGの連中は殆ど出払ってるみたいだし、一撃必殺が信条の私達だと手数が足りないのかしら」
カルカノM91/38「ええ、きっとWA2000さんを出すまでも無い程に弱い敵なんでしょうね」
WA2000「アンタ真逆の事を言ってれば何言っても怒られないと思ってるわよね?」
ガラララッ
NTW-20「む、皆お疲れ様」
カルカノM1891「おや、NTW-20さんではありませんか!お疲れ様です!」
WA2000「何か用?」
NTW-20「暇なんだよ」
WA2000「アンタもかい!」
3: ◆ajqgdR8aUE 20/02/06(木)20:21:28 ID:x6d
NTW-20「やっとスナイパーの出番だと思ったんだが編成に入れてすら貰えないんだ」
WA2000「私達もよ」
NTW-20「せっかく正規軍の戦車を撃てる良い機会だと期待してたんだが…」ハァ
WA2000「なんでそんなに正規軍の戦車を撃ちたいのよ…」
NTW-20「私達のようなアンチマテリアルライフルは時として対戦車ライフルなどと揶揄される事もあってだな」
NTW-20「そう言われると実際に撃ってみたくなるものだろう、戦車を」
カルカノM1891「そういうものなんですか?」
NTW-20「そういうものなんだよ」
カルカノM91/38「なるほど、それはとても興味深いお話ですね、WA2000さん」
WA2000「自分が興味無いからって私に振らないで」
4: ◆ajqgdR8aUE 20/02/06(木)20:22:26 ID:x6d
ガラララッ
WA2000「今度は誰よ…?」
M4A1(MOD3)「MP7…MP7…MP7…」ブツブツ
STAR-15(MOD3)「Thunder…Thunder…Thunder…」ブツブツ
WA2000「うわぁ…」
カルカノM91/38「姉さん、2人ともイキイキとした目をしていますよ」
カルカノM1891「シノ、あれが死んだ魚の様な目というものですよ」
NTW-20「なんだ、何かあったのか?」
STAR-15「あったというより…ね?」
M4A1「居ないんです…何処にも…」
M4A1「何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も!倒しても倒しても!出て来てくれないの!出て来てくれないと休めないのに!」
STAR-15「落ち着いてM4!」
M4A1「私はあと何回同じ任務を周回すれば良いの!?誰か代わってよ!」
STAR-15「わ…私だって休みたいわよ!でも期間中に掘らないと次はもっとキツい思いをする事になるから仕方ないじゃない!」
NTW-20「MOD化して強くなるというのも考えものだな…」
WA2000「周回要員にもってこいだものね…」
5: ◆ajqgdR8aUE 20/02/06(木)20:23:34 ID:x6d
ピーピーピー
M4A1「はいこちらM4…え…?回収した人形を解体したらまた周回ですか?はい…分かりました…」
STAR-15「じ、じゃあ行ってくるわ…」
ガラララッ
WA2000「効率化の犠牲者だわ…」
カルカノM1891「あれでも親愛度マックスなのが不憫です…」
ガラララッ
M950A「ただいまー、って今すれ違った2人、なんか泣いてたけど何かあったの?」
カルカノM91/38「きっと任務に行ける事が泣くほど嬉しいのかと」
M950A「そ、そうなんだ…」
M950A「あっ、これ今日の分の物資箱、ここに置いておくね」
NTW-20「うむ、ご苦労」
M950A「んー、これで今日のお仕事終了と」
WA2000「今日も回収お疲れ様」
M950A「いやいや、1日30分ぐらいで終わるし楽なお仕事だよ」
WA2000(仕事格差凄いわね…)
6: ◆ajqgdR8aUE 20/02/06(木)20:24:16 ID:x6d
M950A「じゃあ私は宿舎で一休みしてくるよ」
カルカノM91/38「ごゆっくり」
ガラララッ
WA2000「私達も労基か何か作るべきかしら…」
NTW-20「明日は我が身だからな…」
ドカーン!ガシャーン!
RF達「!?」
WA2000「て、敵襲!?敵襲なの!?」
カルカノM1891「主力部隊は作戦中ですよ!?」
NTW-20「くそっ…!私達で対応するしか…!」
カルカノM91/38「ええ!私達なら楽勝ですね!」
WA2000「縁起の悪い事を言わないで!」
カルカノM1891「何か来ます!」
WA2000「あ、アイツは…!」
7: ◆ajqgdR8aUE 20/02/06(木)20:24:58 ID:x6d
AA-12「指揮官はどこだぁぁぁ!」
S.A.T.8「指揮官…殺される準備は出来てますか…?」
PK「コロス…コロス…!」
WA2000「作戦中のはずのSG・MG部隊!?何があったのよ!?」
カルカノM1891「ハッ…!まさか彼女達も鉄血に操られて…!」
MG5「いいや、彼女達は自分の意思で行動している」ヌッ
NTW-20「MG5!」
MG5「度重なるコントロールミス、それによる大破に次ぐ大破…」
MG5「身体こそ修復出来たとしても彼女達の心は傷だらけなのさ」
MG5「恐らく指揮官を排除するまで止まらないだろうな」
MG5「無論、私もそのつもりだ」
NTW-20「なんだって!?MG5、お前はマトモなやつだと思ってたが…」
8: ◆ajqgdR8aUE 20/02/06(木)20:25:31 ID:x6d
NTW-20「何よりお前は指揮官から誓約だってされているだろう!なぜ指揮官を排除しようとする彼女達を止めない!?」
MG5「…ああ、確かにそうだな」
MG5「だが戦場で幾度となく大破していく彼女達の姿を見て、指揮官に対する感情などとうに冷めきってしまったよ」
カルカノM91/38「大変です!MG5さん達の指揮官に対する好感度がマックスです!」
WA2000「なんで出逢った頃より好感度が下がってんのよ!」
カルカノM1891「どんな扱いをされたらこんなに嫌われるんですか!」
MG5「そういう事だ、壊されたくなければそこを退くんだな」
NTW-20「くっ…!私達RFではSGはともかくMGにはかなわないぞ…!」
WA2000「ええ…!それに事情が事情なだけに身体を張ってまで指揮官を守ろうとは思えないわ…!」
9: ◆ajqgdR8aUE 20/02/06(木)20:26:04 ID:x6d
PK「ここが司令室…」
バコーン!
カルカノM1891「あぁ!指揮官の居る司令室のドアが!」
AA-12「ふふふ…ドアなんて圧倒的暴力の前には無力だよ…!」ガシャコン
S.A.T.8「覚悟してください指揮官!これはここまで壊された私達の分です!」
WA2000「指揮官!危な…!」
「ーーーー」スッ
AA-12「あぁ!?今さら飴なんて貰ってもこの怒りが…収まる…わ…けが…」
AA-12「飴うっま」
ピロロン
NTW-20「おい、AA-12の好感度がマックスになったぞ」
MG5「なん…だと…!?」
10: ◆ajqgdR8aUE 20/02/06(木)20:26:26 ID:x6d
PK「私は飴なんかでは…えっ…?アイスクリーム…?」
ピロロン
PK「アイス…美味しい…」
S.A.T.8「ケーキで忘れてもらおうなんて…そんな…こと…」
ピロロン
S.A.T.8「…ハッ…!私は今まで何を…?」モグモグ
カルカノM1891「食べ物で釣るとかそういうレベルじゃないですよ!?」
NTW-20「あの食べ物、洗脳プログラムでも入ってるんじゃないか!?」
MG5「お前達!?これまで指揮官に何をされたのか忘れたのか!?」
AA-12「あー、もういいや、飴美味しいし」
PK「任務…行ってきますね…」
S.A.T.8「そうですよMG5さん!まだランキング戦で十分なスコアが出てないんですから!」
MG5「おいよせやめろ!私はもう仲間が傷つく姿を見たくないんだ!離せ!離せぇぇぇ!」
ガラララッ
カルカノM91/38「これにてめでたしめでたし、ですね」
WA2000「どこがよ!」
END
11: ◆ajqgdR8aUE 20/02/06(木)20:26:53 ID:x6d
ほぼ実話です
みんなゴメンよ
特にSG…
WA2000「特異点の裏側で」[ドルフロSS]