1: ナナシ 2023/01/01(日) 07:48:54 ID:0WMEFfgg

どうも、名曲×ラブライブSSです。キャラ崩壊&オリジナル設定ご容赦を



2: ナナシ 2023/01/01(日) 07:49:52 ID:0WMEFfgg

~黒澤家~

ダイヤ「ふぅ・・・こんな所ですわね」

私は、キャリーケースに荷物を詰め込み一息ついていた

ふと時計に目をやる

ダイヤ「もうこんな時間ですわね」

普段、もうとっくに寝ている時間になっていた

ダイヤ「(明日は出発ですしもう寝ましょうか)」

コンコン



3: ナナシ 2023/01/01(日) 07:51:11 ID:0WMEFfgg





ダイヤ「はい」

ルビィ「お姉ちゃん、まだ起きてる?」

ダイヤ「ええ、どうしたの?」

ルビィ「あのね・・・そのね」

ダイヤ「?」

ルビィ「い、いっしょのお布団で寝てもいいかな?」

ダイヤ「え?」

ルビィ「ダメ・・・かな?」

ダイヤ「・・・いいえ、大丈夫ですわよ。いらっしゃい」

ルビィ「うん♪」



4: ナナシ 2023/01/01(日) 07:52:13 ID:0WMEFfgg

カチカチカチ

ダイヤ&ルビィ「・・・」

ダイヤ「ルビィ、もう寝た?」

ルビィ「ううん、起きてるよ」

ダイヤ「・・・新しい学校でもみんなと仲良くやるのですよ」

ルビィ「うん・・・お姉ちゃん」

ダイヤ「何?」

ルビィ「東京でも元気でね」

ダイヤ「ええ」

ルビィ「寂しかったら電話してね」

ダイヤ「ええ」

ダイヤ「・・・そろそろ寝ましょうか」

ルビィ「うん、おやすみお姉ちゃん」

ダイヤ「お休みなさい。ルビィ」



5: ナナシ 2023/01/01(日) 07:53:02 ID:0WMEFfgg

【簡単な事なのにどうして言えないんだろう】

でも

ダイヤ&ルビィ「」ギュ

【言えないことなのにどうして伝わるんだろう】

それはきっと【とても単純なことだ】

~朝~

ルビィ「ん・・・」パチ

ルビィ「ふわぁ~おはようお姉ちゃん・・・」

ルビィ「あれ?・・・お姉ちゃん?」

~旧浦の星女学院前~

ダイヤ「・・・」



6: ナナシ 2023/01/01(日) 07:54:01 ID:0WMEFfgg

約1年、あっという間だった。けれど、どうしてこうも思い出してしまうのだろう

【私がココに在ることは、アナタがあなたたちが在った証拠で】

【私がココに置くものは、アナタとあなたたちと置いた証拠で】

【ココでのことは決して無くならない】そうアナタは言った

ダイヤ「・・・」

ルビィ「お姉ちゃん!!」



7: ナナシ 2023/01/01(日) 07:54:45 ID:0WMEFfgg

ダイヤ「ルビィ、それに」

千歌たち「・・・」

ダイヤ「どうしてここが・・・なんて聞くのは野暮ですわね」

果南「ま、そういう事」

鞠莉「YES!!」

善子「我がリトルデーモンの旅立ちに祝福の堕天を」

花丸「意味不明ずら」

梨子「ダイヤちゃん、渡したい物があるの」

ダイヤ「え?」

曜「千歌ちゃん」

千歌「うん。はい、コレ」

ダイヤ「・・・髪飾り」



8: ナナシ 2023/01/01(日) 07:55:42 ID:0WMEFfgg

千歌「何にしようか迷ったんだけど」

ダイヤ「・・・ありがとうございます。実は私からも渡したい物がありますの」スッ

千歌「?・・・詩?」

ダイヤ「ええ、高海千歌さん」

千歌「はい」

ダイヤ「後は頼みましたわよ」ニコッ

千歌「・・・はい!」

大丈夫、きっと大丈夫。だって

【ココには私を待ってる人がいる】

【いつでも】私を想ってくれる人がいる



9: ナナシ 2023/01/01(日) 07:56:25 ID:0WMEFfgg

~砂浜~

曜「行っちゃたね」

千歌「うん」

梨子「この詩、とても優しくて素敵ね。ダイヤちゃんらしい」

千歌「うん」

千歌「私たちも頑張らなきゃ」

曜&梨子「うん」

【私が花ならたくさんのソレらと変わりないかもしれない】

【ソコから1つの私を選んでくれたアナタにあなたたちに伝える言葉がある】

【伝わる言葉がある】

【ありがとう】

【心からありがとう】

~終わり~



10: ナナシ 2023/01/01(日) 07:56:59 ID:0WMEFfgg

以上です。あけましておめでとうございます!ダイヤちゃんお誕生日おめでとうございます!では!


元スレ
SS深夜VIP:【ラブライブ!サンシャイン!】ダイヤ「花の名」