1: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 11:45:21.90 ID:HSB/iiuG.net
あゆねえしおりん×ぽむちゃんかすみん×ツンデレクールぽむ×苦労人愛さん
かすみ誕生日記念
18: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 12:30:05.09 ID:HSB/iiuG.net
2: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 11:46:42.83 ID:HSB/iiuG.net
歩夢「……ふわ……ぁ……」
歩夢「あつ……」
歩夢(起きましょ……)
かすみ「……ぽむ……ちゃん……」
歩夢「え?」
歩夢(起きて……はないわよね)
歩夢「……またタイムリーな寝言ね」
歩夢(かすみは栞子にも抱きつかれてるけど、暑くないの?)
歩夢(でも……)
歩夢「珍しいから撮っときましょ」
栞子「……にゃ……かちゅみさん……」
歩夢(どういう寝言よ。……猫?)
かすみ「……しお……にゃん……」
歩夢(そっちは猫っていうかメイド服ね)
歩夢「……そうだ、かすみのお祝いってことで栞子にメイド服着てもらいましょう」
歩夢「あれどこにしまったっけ……」
歩夢(この部屋……じゃないわね、多分)
歩夢(ここじゃないなら起こさずに探せるし、朝ごはん前に引っ張り出しましょ)
歩夢「……♪」
歩夢「……さて。朝ごはん、何にしようかしら」
歩夢「…………」
歩夢(かすみの誕生日なんだし、どうせならかわいいものがいいわね)
歩夢「そういうのはかすみに聞くのが一番なんだけど……」
歩夢「主役なんだし、それは興ざめよね。……まだ寝てるし」
歩夢(誰かに聞くか……)
歩夢(この時間でも起きてるっていうと……しずく?愛?あと彼方もだっけ)
歩夢(遥ちゃんにお弁当を作るから朝はちゃんと起きてる……って都合いいわよね。まったく)
歩夢「愛にしましょう」
愛『歩夢?どした?』
歩夢「朝から食べてもおかしくなくて、かわいい食べ物を探してるんだけど、なにかない?」
愛『え?んー……そうだなあ……』
歩夢「あ、ちなみにかすみと栞子と食べるものね」
愛『あー、またお泊まりしてるんだね。かすみんもしおってぃーもほんとに歩夢大好きだなあー』
歩夢「愛まで彼方や果林みたいなこと言わないで」
愛『言わないだけでみんな思ってるよ?』
歩夢「じゃあそのまま心に秘めておいて」
愛『じゃあサンドイッチはどうかな?』
歩夢「サンドイッチ?そこまでかわいいかしら?」
愛『フルーツとクリーム挟む方ね……あ、でも材料無いか』
歩夢「いえ、材料なら買いに行くからいいわ。果物って苺とかよね?」
愛『かわいさ重視ならそうじゃない?』
歩夢「分かったわ。ありがとう」
愛『どういたしまして。がんばってねー!』
歩夢「……?何を?」
愛『かすみんのお祝いだよ!決まってるっしょ?』
歩夢「さて、パンと苺とクリームと、買いに行きましょ」
栞子「あゆねえ」
歩夢「!……栞子。おはよう」
栞子「おはようございます。……どこか出かけるんですか?」
歩夢「ええ。朝は苺サンド作ろうと思って」
栞子「私もついて行きます」
歩夢「まだ寝ててもいいのよ?」
栞子「いえ、ついて行きたいです」
歩夢「そう。じゃあ行きましょ」
栞子「はいっ」
歩夢「かすみはまだ寝てた?」
栞子「はい。ぐっすりでした」
歩夢「私なんてかすみに抱きついてたら暑くて目が覚めたのに……」
栞子「私も暑かったです……」
歩夢「……暑かったけど、この外の寒さに比べたらかすみを抱き枕にしてたほうがよかったわね」
栞子「確かに……」
歩夢「やっぱり戻る?」
栞子「……今から戻ってかすみさんに触れると、冷たさで起こしてしまいそうなのでやめておきます」
歩夢「そう」
栞子「……あと、あゆねえと一緒に買い物したいです」
歩夢「はいはい」
栞子「店内はあたたかいです……」
歩夢「本当ねえ…………よし」
栞子「……?何かありましたか?」
歩夢「というよりは、何もなかったって言った方がいいわね」
栞子「……はあ」
歩夢「ほら、さっさと買っちゃいましょ。かすみが起きる前に」
栞子「はい」
歩夢「苺は……」
栞子「あの、あゆねえ。どうしていきなり苺サンドなんですか?」
歩夢「かすみの誕生日なんだし、かわいい食べ物がいいかと思って」
栞子「また唐突ですね」
歩夢「……そうだ。かわいいといえば、あなたもかわいいわよね」
栞子「……っひゃっ!?な、なんですかいきなり!」
歩夢「栞子もかわいいから、メイド服着てしおにゃんやってほしいと思って」
栞子「メイド服っ!?なぜ私が!?」
歩夢「かすみの誕生日なんだし、かわいい給仕がいいかと思って」
栞子「あゆねえが見たいだけではっ!?」
歩夢「きっとかすみが喜ぶわ」
栞子「……あゆねえが喜びたいのでは?」
歩夢「そんなこと……ないわよ?」
「歩夢ー!」
歩夢「ひっ……!」
愛「ちょっとちょっと歩夢。愛さんだって」
歩夢「びっ……くりした……愛だったのね」
愛「あはは……驚かせちゃってごめん……」
歩夢「いえ、いいけど。……どうしてここに?」
愛「さっき電話もらったときランニングしててさ、歩夢買い物にいくみたいなこと言ってたからもしかしたらいるかなーって」
歩夢「それ、相手によってはストーカーよ?」
愛「わかってるよー。しおってぃーもおはよー」
栞子「おはようございます」
愛「かすみんは?」
栞子「まだ寝ています。かすみさんが起きないうちにと思って買い物に来ました」
愛「そっかー。かすみんも来てたら直接お祝い言えたのになー」
歩夢「……今からうちに来る?」
愛「え?いいの?」
歩夢「ええ。その代わり朝食の準備、手伝ってね」
愛「もちろん!一回歩夢の家行ってみたかったんだよねー」
歩夢「別に面白いものじゃないけど」
愛「愛さん、友達の家に行くとかあんまりなかったから新鮮なんだって」
栞子「え?……そうなんですか?」
愛「しおってぃーやっぱりそう思う?それが愛さん、昔は人見知りでさー!」
歩夢「……そうなの?」
愛「歩夢、信じられないものを見る目はやめてほしいな」
歩夢「私の時だけ真顔でつっこまないでよ」
愛「まー愛さんの話はいいからさ、早く買い物終わらせようよ」
栞子「愛さんの話も大変気になるのですが……そうですね」
歩夢「まだカゴの中、空だし」
栞子「……愛さんは生クリームを持ってきてください。私はパンを持ってきます。あゆねえは苺を選んでいてください」
歩夢「ん、分かったわ」
愛「おっけー。愛さんひとっ走りしてくるね」
栞子「スーパーでは走らないでください」
愛「わかってるよー!」
歩夢「…………よかった」
愛「ん?何が?」
歩夢「無事レジを通れて、よ」
愛「何?歩夢ってもしかして出禁にでもなってる?」
歩夢「出禁にして欲しい店員に声をかけられなくてよかったって思ってるのよ」
愛「店員?」
栞子「彼方さんです。あゆねえを見かけると仕事中でも声をかけてくるそうです」
愛「あー、かなちゃんかー。でも歩夢もかなちゃんのこと好きでしょ?」
歩夢「は?」
愛「好きじゃなかったら一緒にお昼食べないでしょー。愛さんまだ生徒会室に呼ばれたことないんだけどなー」
歩夢「変なこと言わないで」
栞子「あゆねえは照れているだけですよ」
歩夢「…………」
愛「歩夢ってしおってぃーとかすみんにだけは言い返せないよねー」
歩夢「あなただけ文字通りの苺サンドね」
愛「そのこころは?」
歩夢「クリーム抜き」
愛「ちょっとしおってぃー、お姉さん辛辣じゃない?」
栞子「あゆねえは優しいですよ」
愛「うそだー」
歩夢「ほら、着いたわ」
栞子「鍵開けますね」
愛「…………え!?ここ歩夢の家だよね?しおってぃー鍵持ってるの!?」
歩夢「持ってるわよ。かすみも」
愛「…………同棲してるの?」
歩夢「してないけど……。私の部屋に来ることはしょっちゅうだし、今はひとり暮らしだし、渡したほうが便利なのよ」
栞子「今みたいなときにですね」
愛「………………」
歩夢「ほら、ぼけっとしてないで上がって」
栞子「かすみさんは……まだ寝ているようです」
歩夢「なら起きる前に準備終わらせましょう。……ねえ愛」
愛「……なに?」
歩夢「クリーム入りのサンドイッチ、食べたい?」
愛「食べたいけど……」
歩夢「じゃあ泡立て、よろしく」
愛「………………」
歩夢「………………」
愛「歩夢さては最初からそれが目的で……」
歩夢「なんのことかしら」
愛「首傾げても愛さん騙されないぞ」
歩夢「私たまご焼き作らないといけないのよ」
愛「え?……苺サンドと……たまご焼き?」
歩夢「ええ」
愛「おかしくない?」
栞子「おかしいでしょうか?」
歩夢「おかしいと思うわよ」
愛「おかしいよね」
歩夢「ええ。……でもふたりとも食べたいでしょ?」
栞子「はいっ!」
愛「かすみんも?」
栞子「はいっ!」
歩夢「栞子、皿出しておいてくれる?」
栞子「はい。お茶も用意しますね」
歩夢「ありがとう。もうすぐ出来るから」
愛「………………出来たー!」
歩夢「おつかれさま。焼きたてのたまご焼き味見していいわよ」
愛「ほんとっ!?ありがとー!」
歩夢「これで貸し借り無しね」
愛「……んー!美味しいからそれで許すっ!」
栞子「では、かすみさんを起こしましょうか」
歩夢「栞子、ちょっと待って」
栞子「なんですか?」
歩夢「何か忘れてない?」
栞子「……なんでしょう?」
歩夢「かわいい朝食にはかわいい給仕が必要よね」
栞子「………………」
歩夢「メイド服、ちゃんとあるわよ」
栞子「着ませんっ!」
歩夢「かすみ、絶対喜ぶと思うわよ」
栞子「うっ…………」
歩夢「…………じゃあ、起こしましょう」
栞子「……」
愛「しおってぃーかわいい~!」
栞子「……照れます……」
歩夢「かすみー。起きなさーい」
愛「……ぶふっ」
歩夢「……愛は苺サンドね」
愛「今からクリーム抜く気!?」
栞子「……かすみさーん。起きてくださーい」
愛「かわいい~!」
歩夢「ちょっと、私のときもそれぐらいの反応しなさいよ」
愛「いや歩夢のはギャップが……」
かすみ「……んぅ……。…………しおこ?」
栞子「…………し、しおにゃん、だにゃん……おはようございます……にゃん」
かすみ「!?」
歩夢「おはよう。かすみ」
かすみ「ぽむちゃん!しお子が!しお子どうしたの!?」
愛「かすみんおはよー」
かすみ「愛センパイ!?おはようございます!」
愛「あと誕生日おめでとー!」
かすみ「あ、はい、ありがとうございます!」
栞子「お誕生日のかすみさんに、朝ごはんを食べて欲しい……にゃん」
かすみ「しお子はどうしちゃったの!?」
かすみ「……そういうことだったんだ……」
栞子「しおにゃん、かすみさんのお誕生日を精一杯お祝いする……にゃん」
かすみ「寝る前に十分お祝いしてもらったけど……ありがとう」
歩夢「ほら、お茶、冷めちゃうわよ」
かすみ「あ、うん」
愛「朝から作りたての苺サンドってなかなかないよね。パンとクリームと苺挟んだだけなのにすっごい新鮮」
歩夢「愛、クリーム抜いてね」
愛「無理だって」
かすみ「……」
栞子「……かすみさん?どうしたんで……にゃん?」
愛「ぶふっ」
栞子「……愛さん?」
愛「ごめんごめんっ」
かすみ「なんでもないよ」
歩夢「本当に?」
かすみ「……うん」
愛「あー、これは何か隠してるなー?」
かすみ「な、なんでもなですっ!」
愛「噛んでるあたりますます怪しいぞ~?」
歩夢「……かすみ、こっち向いて」
かすみ「……?」
歩夢「あ~ん」
かすみ「!」
かすみ「あ、あ~ん」
歩夢「……美味しい?」
かすみ「美味しいっ!」
栞子「……か、かすみさん」
かすみ「ん」
栞子「……あ、あ~ん」
かすみ「あ~ん!」
栞子「……お、おいしいですか?」
かすみ「かわいいっ!」
栞子「な、なぜ私だけかわいいなんですかっ!?」
愛「ひゅーひゅー!」
歩夢「愛にもメイド服着てもらおうかしら」
愛「いいよ!」
歩夢「……え?」
愛「着たい!」
歩夢「え?」
愛「だから歩夢も着よ!」
歩夢「え!?」
栞子「それがいいにゃんっ!」
愛「……ぶふっ」
かすみ「愛センパイ、ぽむちゃんにはあゆぴょんになってもらいましょう」
愛「あゆぴょん?なにそれ」
歩夢「ちょっ、かすみっ!」
かすみ「ぽむちゃんがこんな風に慌てるようなものです」
愛「なるほど、つまりかわいいんだなー!」
栞子「あゆねえがうさみみを着けて踊るんですよね」
歩夢「……つ、つけないわよ」
愛「歩夢、かすみんのためだよ?」
歩夢「あなたが見たいだけでしょ」
栞子「あゆねえ、私に愛さんと同じこといいましたよね」
歩夢「…………言ったかしら?」
愛「あ、それ愛さん聞いてたよ!」
栞子「え?……あ、そういえばその話をしているときに愛さんが来たような……」
歩夢「……………………」
愛「かすみ~ん!メイド愛さんだぞ~」
かすみ「愛センパイかわいいです!メイド服似合うんですね!」
愛「ふっふっふー……でも~?もっとすごいメイドさんがいるんだよね~」
かすみ「だ、だれですかっ!?」
愛「それは~…………。あゆぴょん、どうぞ!」
歩夢「…………あ、あゆぴょんだぴょんっ」
かすみ「……ぽむちゃん、かわいいっ!!」
歩夢「……覚えてなさいよ、愛」
愛「かすみん喜んでるんだからいいじゃーん」
かすみ「ぽむちゃん、もう一回あーんして!」
歩夢「……わ、わかったぴょん。……あーん……だぴょん」
愛「ぶふっ」
栞子「愛さん先ほどから吹き出してばかりですが……にゃん」
愛「……も、もうやめてっ……」
栞子「…………しおにゃんですにゃん」
愛「ぶふっ!」
栞子「しおにゃん、かすみさんのためにお歌をうたいますにゃん。かすみさんが幸せになってくれたらしおにゃんもうれしいにゃん」
かすみ「ほんとっ!?聞きたい!」
愛「…………」
栞子「こほんっ……はっぴばーすでーとぅーゆー……」
栞子「はっぴばーすでーとぅーゆー……」
栞子「はっぴばーすでーでぃーあ……かすみさーん」
栞子「はっぴばーすでーとぅーゆー……」
かすみ「わーっ!しお子、かわいい!」
歩夢「ふふっ……」
愛「……歩夢。今のこそっと録音したんだけど」
歩夢「……それを私にもくれるなら、今日のことは忘れてあげるわ」
愛「おっけー……」
かすみ「ぽむちゃんも歌って!」
歩夢「えっ」
栞子「聞きたいです」
愛「ほらー、かすみんのご指名だよ?」
歩夢「……だってあなた録るでしょう」
愛「他人に聞かせはしないよー」
歩夢「…………」
かすみ「ぽむちゃん!」
歩夢「…………わ、わかったわよ」
歩夢「はっぴばーすでーとぅーゆー……」
歩夢「はっぴばーすでーとぅーゆー……」
歩夢「はっぴばーすでーでぃーあ……かすみー」
歩夢「はっぴばーすでーとぅーゆー……」
かすみ「ありがとうぽむちゃん!嬉しいっ」
歩夢「…………そ、そう?ならよかったわ」
愛「かすみーん!愛さんからの誕生日プレゼントは今のふたりの歌の録音だー!」
かすみ「えっ!?ほんとですかっ!?」
歩夢「ちょっと愛!あなたさっきっ!」
かすみ「ありがとうございますっ!」
愛「ほらほら~かすみんも喜んでるんだからさ~」
歩夢「愛…………あなたやっぱり覚えてなさいよ」
愛「あ!そうだ写真撮ろうよ!」
栞子「写真っ!?」
かすみ「撮りましょうっ!」
歩夢「ちょっとっ」
愛「ほらほら並んで並んでっ!」
愛「せーのっ!」
愛「おっ、いい感じに撮れてるねー!」
かすみ「早くかすみんにも送って下さいっ!」
愛「分かってるよー、急かすなってー」
歩夢「…………はあ…………」
栞子「……撮られてしまいました……」
愛「…………あ」
栞子「?」
愛「…………間違えて同好会のグループに送っちゃった」
歩夢「は?」
愛「………………歌も」
歩夢「は???」
おわり
過去作一覧
歩夢「かすみ」かすみ「ぽむちゃん?」
歩夢「ブックマーク同好会?」栞子「はい…」
かすみ「ぽむちゃんの」栞子「あゆねえの」歩夢「誕生日?」
遥「迷い蝶」
歩夢「お昼休みの」副会長「生徒会室に」
彼方「Diary of Karin」 Day1-Day3 Afterschool
元スレ
歩夢「……ふわ……ぁ……」
歩夢「あつ……」
歩夢(起きましょ……)
かすみ「……ぽむ……ちゃん……」
歩夢「え?」
歩夢(起きて……はないわよね)
歩夢「……またタイムリーな寝言ね」
歩夢(かすみは栞子にも抱きつかれてるけど、暑くないの?)
歩夢(でも……)
歩夢「珍しいから撮っときましょ」
3: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 11:48:51.78 ID:HSB/iiuG.net
栞子「……にゃ……かちゅみさん……」
歩夢(どういう寝言よ。……猫?)
かすみ「……しお……にゃん……」
歩夢(そっちは猫っていうかメイド服ね)
歩夢「……そうだ、かすみのお祝いってことで栞子にメイド服着てもらいましょう」
歩夢「あれどこにしまったっけ……」
歩夢(この部屋……じゃないわね、多分)
歩夢(ここじゃないなら起こさずに探せるし、朝ごはん前に引っ張り出しましょ)
歩夢「……♪」
4: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 11:51:21.65 ID:HSB/iiuG.net
歩夢「……さて。朝ごはん、何にしようかしら」
歩夢「…………」
歩夢(かすみの誕生日なんだし、どうせならかわいいものがいいわね)
歩夢「そういうのはかすみに聞くのが一番なんだけど……」
歩夢「主役なんだし、それは興ざめよね。……まだ寝てるし」
歩夢(誰かに聞くか……)
歩夢(この時間でも起きてるっていうと……しずく?愛?あと彼方もだっけ)
歩夢(遥ちゃんにお弁当を作るから朝はちゃんと起きてる……って都合いいわよね。まったく)
歩夢「愛にしましょう」
5: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 11:53:40.41 ID:HSB/iiuG.net
愛『歩夢?どした?』
歩夢「朝から食べてもおかしくなくて、かわいい食べ物を探してるんだけど、なにかない?」
愛『え?んー……そうだなあ……』
歩夢「あ、ちなみにかすみと栞子と食べるものね」
愛『あー、またお泊まりしてるんだね。かすみんもしおってぃーもほんとに歩夢大好きだなあー』
歩夢「愛まで彼方や果林みたいなこと言わないで」
愛『言わないだけでみんな思ってるよ?』
歩夢「じゃあそのまま心に秘めておいて」
6: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 11:57:54.62 ID:HSB/iiuG.net
愛『じゃあサンドイッチはどうかな?』
歩夢「サンドイッチ?そこまでかわいいかしら?」
愛『フルーツとクリーム挟む方ね……あ、でも材料無いか』
歩夢「いえ、材料なら買いに行くからいいわ。果物って苺とかよね?」
愛『かわいさ重視ならそうじゃない?』
歩夢「分かったわ。ありがとう」
愛『どういたしまして。がんばってねー!』
歩夢「……?何を?」
愛『かすみんのお祝いだよ!決まってるっしょ?』
7: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 12:00:25.52 ID:HSB/iiuG.net
歩夢「さて、パンと苺とクリームと、買いに行きましょ」
栞子「あゆねえ」
歩夢「!……栞子。おはよう」
栞子「おはようございます。……どこか出かけるんですか?」
歩夢「ええ。朝は苺サンド作ろうと思って」
栞子「私もついて行きます」
歩夢「まだ寝ててもいいのよ?」
栞子「いえ、ついて行きたいです」
歩夢「そう。じゃあ行きましょ」
栞子「はいっ」
9: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 12:03:07.45 ID:HSB/iiuG.net
歩夢「かすみはまだ寝てた?」
栞子「はい。ぐっすりでした」
歩夢「私なんてかすみに抱きついてたら暑くて目が覚めたのに……」
栞子「私も暑かったです……」
歩夢「……暑かったけど、この外の寒さに比べたらかすみを抱き枕にしてたほうがよかったわね」
栞子「確かに……」
歩夢「やっぱり戻る?」
栞子「……今から戻ってかすみさんに触れると、冷たさで起こしてしまいそうなのでやめておきます」
歩夢「そう」
栞子「……あと、あゆねえと一緒に買い物したいです」
歩夢「はいはい」
11: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 12:08:50.10 ID:HSB/iiuG.net
栞子「店内はあたたかいです……」
歩夢「本当ねえ…………よし」
栞子「……?何かありましたか?」
歩夢「というよりは、何もなかったって言った方がいいわね」
栞子「……はあ」
歩夢「ほら、さっさと買っちゃいましょ。かすみが起きる前に」
栞子「はい」
歩夢「苺は……」
栞子「あの、あゆねえ。どうしていきなり苺サンドなんですか?」
歩夢「かすみの誕生日なんだし、かわいい食べ物がいいかと思って」
12: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 12:13:20.74 ID:HSB/iiuG.net
栞子「また唐突ですね」
歩夢「……そうだ。かわいいといえば、あなたもかわいいわよね」
栞子「……っひゃっ!?な、なんですかいきなり!」
歩夢「栞子もかわいいから、メイド服着てしおにゃんやってほしいと思って」
栞子「メイド服っ!?なぜ私が!?」
歩夢「かすみの誕生日なんだし、かわいい給仕がいいかと思って」
栞子「あゆねえが見たいだけではっ!?」
歩夢「きっとかすみが喜ぶわ」
栞子「……あゆねえが喜びたいのでは?」
歩夢「そんなこと……ないわよ?」
13: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 12:18:37.72 ID:HSB/iiuG.net
「歩夢ー!」
歩夢「ひっ……!」
愛「ちょっとちょっと歩夢。愛さんだって」
歩夢「びっ……くりした……愛だったのね」
愛「あはは……驚かせちゃってごめん……」
歩夢「いえ、いいけど。……どうしてここに?」
愛「さっき電話もらったときランニングしててさ、歩夢買い物にいくみたいなこと言ってたからもしかしたらいるかなーって」
歩夢「それ、相手によってはストーカーよ?」
愛「わかってるよー。しおってぃーもおはよー」
栞子「おはようございます」
愛「かすみんは?」
栞子「まだ寝ています。かすみさんが起きないうちにと思って買い物に来ました」
14: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 12:21:43.49 ID:HSB/iiuG.net
愛「そっかー。かすみんも来てたら直接お祝い言えたのになー」
歩夢「……今からうちに来る?」
愛「え?いいの?」
歩夢「ええ。その代わり朝食の準備、手伝ってね」
愛「もちろん!一回歩夢の家行ってみたかったんだよねー」
歩夢「別に面白いものじゃないけど」
愛「愛さん、友達の家に行くとかあんまりなかったから新鮮なんだって」
栞子「え?……そうなんですか?」
愛「しおってぃーやっぱりそう思う?それが愛さん、昔は人見知りでさー!」
歩夢「……そうなの?」
愛「歩夢、信じられないものを見る目はやめてほしいな」
歩夢「私の時だけ真顔でつっこまないでよ」
15: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 12:24:41.85 ID:HSB/iiuG.net
愛「まー愛さんの話はいいからさ、早く買い物終わらせようよ」
栞子「愛さんの話も大変気になるのですが……そうですね」
歩夢「まだカゴの中、空だし」
栞子「……愛さんは生クリームを持ってきてください。私はパンを持ってきます。あゆねえは苺を選んでいてください」
歩夢「ん、分かったわ」
愛「おっけー。愛さんひとっ走りしてくるね」
栞子「スーパーでは走らないでください」
愛「わかってるよー!」
17: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 12:28:29.95 ID:HSB/iiuG.net
歩夢「…………よかった」
愛「ん?何が?」
歩夢「無事レジを通れて、よ」
愛「何?歩夢ってもしかして出禁にでもなってる?」
歩夢「出禁にして欲しい店員に声をかけられなくてよかったって思ってるのよ」
愛「店員?」
栞子「彼方さんです。あゆねえを見かけると仕事中でも声をかけてくるそうです」
愛「あー、かなちゃんかー。でも歩夢もかなちゃんのこと好きでしょ?」
歩夢「は?」
20: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 12:32:26.19 ID:HSB/iiuG.net
愛「好きじゃなかったら一緒にお昼食べないでしょー。愛さんまだ生徒会室に呼ばれたことないんだけどなー」
歩夢「変なこと言わないで」
栞子「あゆねえは照れているだけですよ」
歩夢「…………」
愛「歩夢ってしおってぃーとかすみんにだけは言い返せないよねー」
歩夢「あなただけ文字通りの苺サンドね」
愛「そのこころは?」
歩夢「クリーム抜き」
愛「ちょっとしおってぃー、お姉さん辛辣じゃない?」
栞子「あゆねえは優しいですよ」
愛「うそだー」
21: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 12:36:52.41 ID:HSB/iiuG.net
歩夢「ほら、着いたわ」
栞子「鍵開けますね」
愛「…………え!?ここ歩夢の家だよね?しおってぃー鍵持ってるの!?」
歩夢「持ってるわよ。かすみも」
愛「…………同棲してるの?」
歩夢「してないけど……。私の部屋に来ることはしょっちゅうだし、今はひとり暮らしだし、渡したほうが便利なのよ」
栞子「今みたいなときにですね」
愛「………………」
歩夢「ほら、ぼけっとしてないで上がって」
22: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 12:40:41.01 ID:HSB/iiuG.net
栞子「かすみさんは……まだ寝ているようです」
歩夢「なら起きる前に準備終わらせましょう。……ねえ愛」
愛「……なに?」
歩夢「クリーム入りのサンドイッチ、食べたい?」
愛「食べたいけど……」
歩夢「じゃあ泡立て、よろしく」
愛「………………」
歩夢「………………」
愛「歩夢さては最初からそれが目的で……」
歩夢「なんのことかしら」
愛「首傾げても愛さん騙されないぞ」
23: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 12:43:44.99 ID:HSB/iiuG.net
歩夢「私たまご焼き作らないといけないのよ」
愛「え?……苺サンドと……たまご焼き?」
歩夢「ええ」
愛「おかしくない?」
栞子「おかしいでしょうか?」
歩夢「おかしいと思うわよ」
愛「おかしいよね」
歩夢「ええ。……でもふたりとも食べたいでしょ?」
栞子「はいっ!」
愛「かすみんも?」
栞子「はいっ!」
25: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 12:46:51.59 ID:HSB/iiuG.net
歩夢「栞子、皿出しておいてくれる?」
栞子「はい。お茶も用意しますね」
歩夢「ありがとう。もうすぐ出来るから」
愛「………………出来たー!」
歩夢「おつかれさま。焼きたてのたまご焼き味見していいわよ」
愛「ほんとっ!?ありがとー!」
歩夢「これで貸し借り無しね」
愛「……んー!美味しいからそれで許すっ!」
26: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 12:50:11.10 ID:HSB/iiuG.net
栞子「では、かすみさんを起こしましょうか」
歩夢「栞子、ちょっと待って」
栞子「なんですか?」
歩夢「何か忘れてない?」
栞子「……なんでしょう?」
歩夢「かわいい朝食にはかわいい給仕が必要よね」
栞子「………………」
歩夢「メイド服、ちゃんとあるわよ」
栞子「着ませんっ!」
歩夢「かすみ、絶対喜ぶと思うわよ」
栞子「うっ…………」
27: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 12:55:21.16 ID:HSB/iiuG.net
歩夢「…………じゃあ、起こしましょう」
栞子「……」
愛「しおってぃーかわいい~!」
栞子「……照れます……」
歩夢「かすみー。起きなさーい」
愛「……ぶふっ」
歩夢「……愛は苺サンドね」
愛「今からクリーム抜く気!?」
栞子「……かすみさーん。起きてくださーい」
愛「かわいい~!」
歩夢「ちょっと、私のときもそれぐらいの反応しなさいよ」
愛「いや歩夢のはギャップが……」
29: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 12:59:31.42 ID:HSB/iiuG.net
かすみ「……んぅ……。…………しおこ?」
栞子「…………し、しおにゃん、だにゃん……おはようございます……にゃん」
かすみ「!?」
歩夢「おはよう。かすみ」
かすみ「ぽむちゃん!しお子が!しお子どうしたの!?」
愛「かすみんおはよー」
かすみ「愛センパイ!?おはようございます!」
愛「あと誕生日おめでとー!」
かすみ「あ、はい、ありがとうございます!」
栞子「お誕生日のかすみさんに、朝ごはんを食べて欲しい……にゃん」
かすみ「しお子はどうしちゃったの!?」
30: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 13:03:39.90 ID:HSB/iiuG.net
かすみ「……そういうことだったんだ……」
栞子「しおにゃん、かすみさんのお誕生日を精一杯お祝いする……にゃん」
かすみ「寝る前に十分お祝いしてもらったけど……ありがとう」
歩夢「ほら、お茶、冷めちゃうわよ」
かすみ「あ、うん」
愛「朝から作りたての苺サンドってなかなかないよね。パンとクリームと苺挟んだだけなのにすっごい新鮮」
歩夢「愛、クリーム抜いてね」
愛「無理だって」
かすみ「……」
栞子「……かすみさん?どうしたんで……にゃん?」
愛「ぶふっ」
栞子「……愛さん?」
愛「ごめんごめんっ」
31: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 13:06:23.80 ID:HSB/iiuG.net
かすみ「なんでもないよ」
歩夢「本当に?」
かすみ「……うん」
愛「あー、これは何か隠してるなー?」
かすみ「な、なんでもなですっ!」
愛「噛んでるあたりますます怪しいぞ~?」
歩夢「……かすみ、こっち向いて」
かすみ「……?」
歩夢「あ~ん」
かすみ「!」
32: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 13:10:11.86 ID:HSB/iiuG.net
かすみ「あ、あ~ん」
歩夢「……美味しい?」
かすみ「美味しいっ!」
栞子「……か、かすみさん」
かすみ「ん」
栞子「……あ、あ~ん」
かすみ「あ~ん!」
栞子「……お、おいしいですか?」
かすみ「かわいいっ!」
栞子「な、なぜ私だけかわいいなんですかっ!?」
33: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 13:12:38.34 ID:HSB/iiuG.net
愛「ひゅーひゅー!」
歩夢「愛にもメイド服着てもらおうかしら」
愛「いいよ!」
歩夢「……え?」
愛「着たい!」
歩夢「え?」
愛「だから歩夢も着よ!」
歩夢「え!?」
栞子「それがいいにゃんっ!」
愛「……ぶふっ」
34: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 13:17:27.71 ID:HSB/iiuG.net
かすみ「愛センパイ、ぽむちゃんにはあゆぴょんになってもらいましょう」
愛「あゆぴょん?なにそれ」
歩夢「ちょっ、かすみっ!」
かすみ「ぽむちゃんがこんな風に慌てるようなものです」
愛「なるほど、つまりかわいいんだなー!」
栞子「あゆねえがうさみみを着けて踊るんですよね」
歩夢「……つ、つけないわよ」
愛「歩夢、かすみんのためだよ?」
歩夢「あなたが見たいだけでしょ」
栞子「あゆねえ、私に愛さんと同じこといいましたよね」
歩夢「…………言ったかしら?」
愛「あ、それ愛さん聞いてたよ!」
栞子「え?……あ、そういえばその話をしているときに愛さんが来たような……」
歩夢「……………………」
35: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 13:20:22.06 ID:HSB/iiuG.net
愛「かすみ~ん!メイド愛さんだぞ~」
かすみ「愛センパイかわいいです!メイド服似合うんですね!」
愛「ふっふっふー……でも~?もっとすごいメイドさんがいるんだよね~」
かすみ「だ、だれですかっ!?」
愛「それは~…………。あゆぴょん、どうぞ!」
歩夢「…………あ、あゆぴょんだぴょんっ」
かすみ「……ぽむちゃん、かわいいっ!!」
歩夢「……覚えてなさいよ、愛」
愛「かすみん喜んでるんだからいいじゃーん」
36: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 13:23:48.56 ID:HSB/iiuG.net
かすみ「ぽむちゃん、もう一回あーんして!」
歩夢「……わ、わかったぴょん。……あーん……だぴょん」
愛「ぶふっ」
栞子「愛さん先ほどから吹き出してばかりですが……にゃん」
愛「……も、もうやめてっ……」
栞子「…………しおにゃんですにゃん」
愛「ぶふっ!」
37: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 13:26:12.46 ID:HSB/iiuG.net
栞子「しおにゃん、かすみさんのためにお歌をうたいますにゃん。かすみさんが幸せになってくれたらしおにゃんもうれしいにゃん」
かすみ「ほんとっ!?聞きたい!」
愛「…………」
栞子「こほんっ……はっぴばーすでーとぅーゆー……」
栞子「はっぴばーすでーとぅーゆー……」
栞子「はっぴばーすでーでぃーあ……かすみさーん」
栞子「はっぴばーすでーとぅーゆー……」
かすみ「わーっ!しお子、かわいい!」
歩夢「ふふっ……」
愛「……歩夢。今のこそっと録音したんだけど」
歩夢「……それを私にもくれるなら、今日のことは忘れてあげるわ」
愛「おっけー……」
38: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 13:28:52.44 ID:HSB/iiuG.net
かすみ「ぽむちゃんも歌って!」
歩夢「えっ」
栞子「聞きたいです」
愛「ほらー、かすみんのご指名だよ?」
歩夢「……だってあなた録るでしょう」
愛「他人に聞かせはしないよー」
歩夢「…………」
かすみ「ぽむちゃん!」
歩夢「…………わ、わかったわよ」
歩夢「はっぴばーすでーとぅーゆー……」
歩夢「はっぴばーすでーとぅーゆー……」
歩夢「はっぴばーすでーでぃーあ……かすみー」
歩夢「はっぴばーすでーとぅーゆー……」
かすみ「ありがとうぽむちゃん!嬉しいっ」
歩夢「…………そ、そう?ならよかったわ」
39: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 13:31:22.47 ID:HSB/iiuG.net
愛「かすみーん!愛さんからの誕生日プレゼントは今のふたりの歌の録音だー!」
かすみ「えっ!?ほんとですかっ!?」
歩夢「ちょっと愛!あなたさっきっ!」
かすみ「ありがとうございますっ!」
愛「ほらほら~かすみんも喜んでるんだからさ~」
歩夢「愛…………あなたやっぱり覚えてなさいよ」
愛「あ!そうだ写真撮ろうよ!」
栞子「写真っ!?」
かすみ「撮りましょうっ!」
歩夢「ちょっとっ」
愛「ほらほら並んで並んでっ!」
愛「せーのっ!」
40: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 13:33:58.10 ID:HSB/iiuG.net
愛「おっ、いい感じに撮れてるねー!」
かすみ「早くかすみんにも送って下さいっ!」
愛「分かってるよー、急かすなってー」
歩夢「…………はあ…………」
栞子「……撮られてしまいました……」
愛「…………あ」
栞子「?」
愛「…………間違えて同好会のグループに送っちゃった」
歩夢「は?」
愛「………………歌も」
歩夢「は???」
41: 名無しで叶える物語 2023/01/23(月) 13:34:47.74 ID:HSB/iiuG.net
おわり
過去作一覧
歩夢「かすみ」かすみ「ぽむちゃん?」
歩夢「お昼休みの」副会長「生徒会室に」
彼方「Diary of Karin」 Day1-Day3 Afterschool
歩夢「かすみに」栞子「しおにゃんを」