1: 2018/03/31(土) 22:12:33.105 ID:30G6ERga0.net
剣心「......」ソー
剣心「薫殿も弥彦もまだ寝てるでござるな......」
剣心「.......」キョロキョロ
剣心「......」ガサゴソ
左之助「おう、剣心いるかい」ガラガラ
剣心「はうあ!?!?!?」
左之助「おお剣心、ちょいといい話があんだけどよ」
剣心「でかい声を出すなでござる!!!!!!!!!!!!」
剣心「薫殿が起きるでござろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
左之助「なんでいおめぇ、こんな朝っぱらからどっか出かけんのか?」
剣心「どこでもいいでござろう!!!!!!いいから静かにしろでござる!!!!!!」グイグイ
左之助「なるほどな」
6: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 22:17:15.203 ID:30G6ERga0.net
~数分後~
左之助「春画?」スタスタ
剣心「そうでござる」スタスタ
剣心「月岡殿に頼んでおいた春画が今日完成してるはずなんでござる」
剣心「拙者この数週間ずっとこれだけを楽しみに生きてきたんでござるよ!!!!!!」
左之助「なるほどな」
剣心「薫殿に見つかるとうるさいんでござる......本当の所お昼頃までお布団に入っていたかったでござるが仕方ないでござるゆえ」
左之助「奇遇だな、俺も春画の事でおめぇに会いに来たんでい」
剣心「何を言ってるんでござるか?拙者春画は買っても描く事はできんでござるよ」
左之助「そうじゃねぇよ、なんでもカツの野郎が今までにねぇ新しい春画を完成させたってんでおめぇも誘ってやろうと思ってよ」
剣心「今までに無い新しい春画!?」
左之助「おうよ」
剣心「何だか拙者わくわくして来たでござるよ!!!!!!!!!」
剣心「拙者が丁度春画を注文していたこの時にそんな話を持ってくるということは!!!!!!きっと拙者が頼んでいたやつがそれなんでござるよ!!!!!!」
左之助「かもしんねぇな」
剣心「ふにいいいいぃいいいいいぃいい!!!!!!!!!!!」ジタバタジタバタ
剣心「拙者もうおちんちんを抜刀しちゃいそうでござるよ!!!!!!!!」ヌギヌギ
左之助「いくらなんでも気が早ぇよ」
剣心「月岡殿の家についたらすぐ弄れるよう脱いだだけござろう!!!!!!!」
左之助「なるほどな」
剣心「いいからはやく行くでござるよ!!!!!!!!」タッタッタッ
左之助「おう」ヌギヌギ
剣心「月岡殿!!!!!!来たでござるよ!!!!」ドンドンドンドンドンドン
剣心「月岡殿!!!!!開けろでござる!!!!!!!!」ドンドンドンドンドンドン
剣心「月岡殿!!!!!!!!!!!!!!」ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン
津南「なんだなんだ」ガラガラ
津南「なんだ抜刀斎じゃないか、どうしたんだ」
剣心「いるんならはやく開けろでござるよ!!!!!!!」
左之助「おうカツ、やってるかい」
津南「そうか、お前もサノから春画の事を聞いて来たんだな」
剣心「聞いたも何もそもそも今日は拙者の注文していた春画が出来上がる日ではござらんか!!!!!」
津南「そうだったか?」
剣心「はうあ!?!?!?お主まさか忘れてたんでござるか!?!?!?」
津南「いやすまない、俺もこっちの春画に忙しくってな」
剣心「ふざけんなでござる!!!!!!!拙者はなんのために早起きを!!!!!!」
左之助「なるほどな」
津南「悪かった悪かった、かわりといっちゃあなんだがお前もこの今までに無い新しい春画を拝んでいくといい」
剣心「当然でござろう!!!!!!」
剣心「お主このまま拙者を手ぶらで帰すと言うんでござるか!!!!!!」
津南「だから拝んでけと言ってるだろ」
剣心「なんなんでござるかその態度は!!!!!」
左之助「おいもういいじゃねぇか剣心、俺ぁはやくその新しい春画ってのが見てみてぇよ」
剣心「.....まあそれもそうでござるなぁ」
津南「ここじゃあなんだ、奥の作業部屋に来てくれ」スタスタ
左之助「おう」スタスタ
剣心「ふにぃ」スタスタ
剣心「にしても汚ったない部屋でござるなぁ」
左之助「馬鹿野郎、そういう事ばっか言うもんじゃねぇぞ剣心」
剣心「なんでござるか!!!!!汚ったないもんは汚ったないでござろうが!!!!!」
左之助「カツが怒ったらどうすんでい、その新しい春画とやらを見せてもらえなくなるかもしんねぇだろ」
剣心「.......ほう」
津南「部屋は汚いかもしれんが、今回のこの1枚は俺の絵描き人生の中でも最高級の出来だ」ガサゴソ
左之助「丁寧に布までかけてやがらあ」
剣心「勿体ぶらずにはやく見せろでござる!!!!!!!」
津南「それじゃあお披露目といこうか」サッ
左之助「!?」
剣心「!?」
左之助「これが.....」
剣心「その新しい春画という奴でござるか.....」
津南「ああ、好きなだけ見ていくといい」
左之助「な、なんでいこりゃ一体....」
左之助「胸も無きゃ下の毛も無ぇ.....」
左之助「まだ小せぇ女の子の絵だぜ....」
津南「ああそうだ」
剣心「ふざけんなでござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
剣心「こんなガキの絵見ておちんちんなんか弄れっこないでござるよ!!!!!!!!!!!」
津南「おいおい、冗談はよせ」
剣心「冗談なもんかでござる!!!!!!!!!」
剣心「こんなアニオリの幼女2人くらいの歳の子で拙者のおちんちんは満足しないでござるよ!!!!!!!」
津南「そうか?俺はこれこそが春画の美そのものだと思っている」
剣心「何を言ってるんでござるか月岡殿!!!!!!」
津南「サノはどうだ」
左之助「.....悪ぃ俺もここまで小せぇ女の子じゃちとキツい所があるぜ....」
左之助「興奮しねぇどころか何か罪悪感が湧いてくらあ...」
津南「......」
剣心「こんなののために拙者の注文していた薫殿をモデルにした春画は忘れ去られていたというんでござるか!!!!!!!!」
剣心「おふざけもそれくらいにしておけでござる!!!!!!!!!」
左之助「こりゃあ剣心が怒っても無理ねぇな」
津南「お前達何もわかっちゃいないな」
剣心「なんでござるかその言い方!!!!!!」
津南「いいか?俺からしたらお前んとこの師範代の女なんかもう老女だ」
剣心「な、何を言ってるんでござるか!!!!薫殿はまだピチピチでえっちでござるよ!!!!!」
津南「どこがピチピチだっていうんだ?」
剣心「そ、それはお肌とかつるつるでござろうが!!!!」
津南「甘いな、それは汚らしい老いによって生まれた油でぬめっとしているだけだ」
剣心「お主さっきから何なんでござるか!!!!!」
左之助「そうだぜカツ、いくら嬢ちゃんだってまだ老女なんて歳でもねぇしだな」
津南「では聞こう、抜刀斎お前はあの師範代の女に欲情した事はあるか」
剣心「あるに決まってるでござろう!!!!!ひとつ屋根の下でござるよ!?当たり前でござろう!!!!!」
津南「では行為に及んだ事はあるのか?」
剣心「......そ、それはないでござるが」
津南「なぜだ」
剣心「なぜってそれは....」
津南「ひとつ屋根の下にお前が欲情している女がいるんだぞ?なぜ襲わない」
剣心「そ、そんな事したら拙者しょっぴかれてしまうでござろう!!!!!!」
剣心「第一あの薫殿が拙者のえっちな要望に答えてくれるとは思えんでござる!!!!!」
津南「それが老女の悪い所だ」
剣心「な、」
津南「幼い女の子はなぁ、この世の汚れをまだ知らないんだ」
津南「どんなに汚れきった事でも場合によっては美しいものに見えてしまう」
津南「それが幼女だ」
左之助「どういうこった」
津南「幼女ならそういった行為やこちらの感情を否定することなく優しく汲み取ってくれるんだ」
津南「そこから芽生える愛情や恋心、こちらも幼女を愛し向こうもこちらを愛してくれる」
津南「なんの汚れも無い綺麗な体だからこそ少しの事で簡単に俺の色で染めることができるんだ」
津南「そこから生まれる達成感や背徳感、ぞくぞくするだろう」
剣心「.......」
左之助「......」
津南「俺は1人の絵描きとしてそういった事にロマンと憧れ、さらには芸術を感じこの絵を完成させたんだ」
津南「今の俺にとって春画というものはこうでなくてはいけない物だと思っている」
剣心「月岡殿頭おかしくなったんではござらんか.....?」
左之助「そうだぜ....なんか今日のカツ怖ぇよ」
津南「まあ今はわからなくともそのうちわかる時が来るだろう」
津南「世間がそうだ、抜刀斎の言うようにえっちな事に身を任すとしょっぴかれてしまうからな」
剣心「それはもういいでござるから.....この前注文していた絵を早急に描き上げて欲しいでござるよ....」
津南「あの師範代の女の絵か」
剣心「そうでござる、お主の言うように本物には手が出せんでござるからな」
津南「すまないが俺はもうこれからは幼女の絵しか描かない事に決めているんだ」
剣心「はうあ!?!?!?!?」
津南「ほかを当たってくれ」
剣心「それは無いでござろう!?!?!?!?拙者はなんのために!!!!!!」
津南「幼女絵であればいつでも描いてやろう」
剣心「いらないでござるよそんなの!!!!!!!」
津南「いくら老女といえお前とあの女では結構な歳の差がある、素質はあると思うぞ」
剣心「ふにいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!」
剣心「全く!!!!!!どうかしてるでござるよあいつ!!!!!!」
左之助「今回ばっかりは俺もなるほどなとは言えなかったぜ......」
左之助「赤報隊時代はよく2人で大人の女の魅力について語り合ったってのによお.....」
剣心「なにがあいつをあそこまで変えてしまったんでござるか!!!!!」
左之助「でも仕方ねぇよ、描き手はカツなんでい」
左之助「カツが描きてぇもんを描くのが普通だろ」
剣心「でもこれから拙者達はどうやっておちんちん弄りを楽しめばいいんでござるか!!!!!!」
左之助「そりゃおめぇ.....」
剣心「拙者想像だけで弄るのは苦手なんでござるよ!!!!!!!」
左之助「まあ新しい春画描きを探すしかねぇよな」
剣心「そんな奴どこにいるんでござるか!!!!!このあたりでの変態春画描きは月岡殿1人でござろう!!!!」
左之助「それもそうだなぁ」
剣心「もう最悪でござるよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
~翌日~
剣心「.......」
剣心「うーむ......」
左之助「おう、剣心いるかい」ガラガラ
剣心「.......」
左之助「俺んとこの春画をいくつか持ってきたんでい、おめぇんとこのといくつか交換すりゃ新鮮味もあるってもんよ」
剣心「......」
左之助「おっぱいの大きいヤツを持ってきたからよ、安心しろい」
剣心「うるさいんでござるよ!!!!!!拙者今集中してるでござるから静かにしろでござる!!!!!!」ドンッ
左之助「な、なんでい折角いい提案だと思って来てやったってのによぉ」
剣心「そんなサノがおちんちんを弄った後の手で触りまくった春画なんてごめんでござるよ!!!!!」
左之助「なるほどな」
左之助「で、何に集中してんでい」
剣心「拙者今春画を描いてるんでござるよ」
左之助「はうあ!?!?!?」
左之助「描くっておめぇがか!?」
剣心「当たり前でござろう!!!!!他に誰がいるんでござるか!!!!!」
左之助「剣心おめぇ絵なんか描けるのか!?」
剣心「描けないでござるよ!!!!!!!でも仕方ないでござろう!!!!」
剣心「月岡殿は描かない!他に絵描きの知り合いはいない!そうなれば拙者が自ら描くしかないんでござるよ!!!!!」
左之助「そんな無茶だぜ......まずおめぇの画力じゃ....」
剣心「だから集中してるんでござろうが!!!!!!色々試行錯誤してるんでござるよ!!!!!!」
左之助「なるほどな」
剣心「しっかし難しいでござるなぁ......」
剣心「おっぱいって一体どうやって描けばいいんでござろうか.....」
左之助「おっぱいなんて他の春画を見て写しゃいいじゃねぇか」
剣心「それではただの模写でござる....拙者新しい春画を見たいんでござる」
左之助「なるほどな」
剣心「乳首って何個あるんでござろう......」
左之助「そりゃ2つに決まってんだろ」
剣心「女の子はもっとあるかも知れんでござろう!!!!!」
左之助「落ち着けよ、そんな乳首が何個もある春画見たこたぁねけだろ」
剣心「春画が全て正しいとは限らんでござる!!!!!」
左之助「おめぇ昔嫁さんがいたんだろ!!!!思い出せよ!!!!」
剣心「........」
剣心「すまないでござるサノ.....拙者色々と追い詰められてて気が動転してたでござるよ....
」
左之助「いいんでい、これから新しい春画が手に入らねえとあっちゃあ無理もねぇよ」
剣心「でもやっぱり今はこうやって自らえっちな絵を描いてくしかないんでござるよ....」
左之助「まあ....それもそうかもしんねぇな」
剣心「サノは画力の方はどうなんでござるか?」
左之助「俺も絵心っつーもんは持ち合わせてねぇなぁ....」
剣心「月岡殿とは大違いで無能でござるなぁ......」
左之助「悪ぃなぁ」
左之助「でもやっぱ模写からはじめねぇとよお」
剣心「........」
剣心「拙者そんな盗作のような真似はしたくないんでござる....」
剣心「春画を愛する者が1番してはいかんことだと拙者思うんでござるよ.....」
左之助「でもよお」
剣心「.......」
左之助「じゃああれでい!誰かにモデルになって貰えよ!」
剣心「モデルに.....?」
左之助「そうでい!!!そんなら春画を写してるわけじゃねぇし盗作じゃねぇだろ!!!」
剣心「まあそうでござるなぁ」
左之助「誰かのモノホンおっぱいを参考にすりゃあ最高のおっぱいが描けるってもんだぜ!!!」
剣心「それもそうでござるなぁ」
剣心「でもそんなにうまく行くもんでござろうか.....」
左之助「よく考えてみろい!!!絵なんか描けなくてもモデルが見つかりゃあモノホンのおっぱいが見放題なんだぜ!?」
剣心「はうあ!?!?!?」
剣心「決まりでござる!!!!!!!はやくモデルを探すでござるよ!!!!!!!」
剣心「頼むでござる薫殿!!!!!!!」
左之助「この通りだぜ嬢ちゃん!!!!!!!」
薫「嫌よ!!!!!!!!」
薫「なんで私がここでおっぱいを貴方達に見せなきゃならないのよ!!!!!」
剣心「決してえっちな計らいではござらん!!!!!!」
左之助「そうだぜ!!!!俺たちただ絵を極めたいだけで!!!!」
薫「なんで絵を極めるのに私のおっぱいが必要なのよ!!!!!」
剣心「モデルになって欲しいんでござるよ!!!!!」
左之助「そうでい!!!!嬢ちゃんしかいねぇんだ!!!!」
薫「モデルになるのはいいけどこのままでいいじゃない!!!!」
薫「絶対なにかやましい事があるに決まってるわ!!!!!」
剣心「な、ないでござるよやましい事なんか!!!!!」
左之助「おうよ!!!!!」
薫「もういいからどっか行ってよ!!!!」
弥彦「うるせぇな何やってんだよお前ら........」
剣心「薫殿がおっぱいを見せてくれないんでござるよ!!!!!!!!」
剣心「拙者達は薫殿のおっぱいを絵のモデルにしたいだけなのに!!!!!!」
薫「それがおかしいって言ってるの!!!!」
左之助「なんでなんでい!!!!」
弥彦「なんでもいいけどもうちょっと静かにしろよ.....まだ午前中だぜ....」
剣心「なんなんでござるか!!!!!弥彦には関係ないではござらんか!!!!!」
左之助「そうだぜ!!!!邪魔すんじゃねぇよ!!!!」
弥彦「邪魔なんかしてねぇだろ....」
薫「もういいってば!!!!私出稽古があるから!!!!」スタスタ
剣心「ま、待ってくれでござる薫殿!!!!!」
左之助「嬢ちゃん!!!!!」
弥彦「.......」
剣心「クソが!!!!!!」ドンッ
剣心「弥彦のせいではござらんか!!!!!弥彦がいらぬ口を挟んだせいでこんな!!!!!」
弥彦「なんでだよ!!!俺関係ないだろ!!!!」
左之助「おめぇよお......」
弥彦「そもそも今どういう状況だったんだよ!!!!!」
剣心「責任とれでござる!!!!!!」
~数分後~
弥彦「つまり自分たちで春画を描こうとしてたってことか」
剣心「そうでござる!!!!!!!」
左之助「それにはやっぱモデルってもんが必要なんでい」
弥彦「でもあの薫が頼んでだ脱ぐやつだと思うか?」
剣心「それは.......」
弥彦「脱がす手段ってもんが必要だろ」
左之助「なるほどな」
剣心「し、しかし頼む以外に手段なんて」
弥彦「脱がすんじゃねぇ、脱がなきゃいけない状況を作り出すんだ」
剣心「脱がなきゃいけない状況.....?」
弥彦「それか薫自信が脱ぎたいと思うような状況を作り出すんだよ」
左之助「そりゃちと無理があるんじゃねぇか?いきなり脱ぎたいなんて思うやついねぇだろ」
弥彦「だからそこをなんとかそう言った状況に持ち込むんだよ」
剣心「拙者なんとなくわかってきたでござるよ......」
左之助「ほんとかよ剣心」
剣心「サノ!!!!今すぐありったけの油を用意するでござる!!!!」
左之助「油....?んなもんなにに使うんでい」
剣心「いいから急ぐでござるよ!!!!!」
~それから~
剣心「........」ウロウロ
左之助「おーい剣心!!」タッタッタッ
剣心「ああああ!!!サノ遅いでござるよ!!!!!」
左之助「悪ぃ悪ぃ.....なかなか油が調達できなくってよ」
剣心「それで油は!!!!!!」
左之助「ほらよ、」ゴトッ
左之助「こんだけありゃ十分だろ?」
剣心「うむ、でかしたでござるよ」
左之助「んでこんなもん何に使うんでい」
剣心「火を起こすんでござる」
左之助「火を.....?」
剣心「もう少ししたら薫殿が出稽古から帰ってくるでござる」
剣心「出稽古というだけあって稽古をつけてきたんでござる、そうとう汗もかいているし体温も上がっているでござろう?」
左之助「そりゃまあな」
剣心「そこで拙者達が玄関で火をたくんでござる、すると熱気が薫殿のいる部屋に充満し最高に暑くなる」
左之助「んでんで」
剣心「流石の暑さに薫殿自ら全裸になるんでござる」
左之助「なるほどな」
剣心「それを見計らって拙者達が薫殿のおっぱいを拝む、名案でござろう?」
左之助「おめぇ天才だろ」
剣心「サノ!!!そっちにも油を撒いたでござるかー!!!!」
左之助「おう!!!!」
剣心「これで準備はばっちしでござるな」
薫「るんらるんらるんらるんら♪」スタスタ
剣心「か、薫殿が帰ってきたでござる!!!!!サノ隠れるでござるよ!!!!」ガサゴソ
左之助「なるほどな」ガサゴソ
薫「あー疲れた.....」スタスタ
剣心「.......」
左之助「......」
薫「ふんふふーん♪」スタスタ
剣心「よし!!!薫殿が部屋に入ったでござる!!!!」
剣心「サノ!!!!火の用意を!!!!!!」
左之助「おう!!!!!」シュッ
剣心「サノ何してるんでござるか!!!!はやく火をつけろでござる!!!!!」
左之助「風が出てきたせいでなかなか.....ちょっと待ってくれい」シュッシュッ
剣心「あああああああもう!!!!かせでござる!!!!!!」グイッ
剣心「マッチはもっとこう力任せに!!!!!!!!」シュッ!!!!!!!
ボウッ!!!!!!!!!!
剣心「ついたでござる!!!!!」
左之助「後は風が熱気を嬢ちゃんの部屋へ送ってくれるってわけだな」
剣心「さあもっと勢いよく燃えるでござる!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオ!!!!!
剣心「うおおおお!!!!!!!」
左之助「ちょっと燃えすぎじゃねぇか?傍から見たら火事だぜ」
剣心「道場が燃えてるわけではござらんしいいんでござる!!!!!」
剣心「風!!!!!もっと熱気を送るでござるよ!!!!!」
ゴオオオオオオオオオ!!!!!!!
ボウッ!!!!!!!
剣心「はうあ!?!?!?」
左之助「お、おい!!!!道場に火が!!!!!」
ゴオオオオオオオオオ!!!!!!
剣心「ま、まずいでござる!!!!!み、水!!!水は!!!!」
左之助「お、落ち着け剣心!!!!まずは嬢ちゃんと弥彦を避難させねぇと!!!」
剣心「そ、そんな事したら拙者達が火をつけた事がバレてしまうではござらんか!!!!!」
左之助「んなこと言ってる場合じゃねぇだろ!!!!」
剣心「せ、拙者達で消すしかないでござる!!!!」バシャアアアアアア!!!!
左之助「お、おい剣心!!!!そりゃ水じゃねぇ!!!!!俺の持ってきた油でい!!!!!!!!」
カッ
剣心「ハァハァ......」
左之助「.......」
剣心「拙者は何もやってないでござるよ.....何も......」
左之助「.......」
剣心「そんな顔すんなでござる!!!!!」
剣心「あれは.....事故でござるよ」
左之助「......なるほどな」
剣心「元はと言えば弥彦あんなこと言うからでござる......」
剣心「自業自得でござるよ.....」
左之助「.....」
左之助「.....乗っかかった船でい....こうなりゃぜってぇに春画を完成させねぇと」
左之助「嬢ちゃんや弥彦のためにもな」
剣心「.....」
左之助「寝泊まりは俺ん家でしろよ、狭っ苦しいかもしんねぇが野宿よりはマシでい」
剣心「........」
左之助「........まあ今日のところはおちんちんでも弄ってよお....一旦忘れようぜ」
剣心「ふにぃ.....」
~翌日~
剣心「いやあ、やっぱりおちんちん弄りってのはすごいでござるなぁ」
剣心「嫌なことをすべて忘れさせてくれる」
左之助「なるほどな」
左之助「ところで今日はどうするんでい、またモデル探しか?」
剣心「....いや、もうこの作戦ダメだと悟ったでござるよ」
左之助「そりゃまあな」
左之助「でもよお、モデルを探す以外に何か出来ることなんであるか?」
剣心「モデルなんてご丁寧に探す必要ないんでござるよ」
左之助「どういうこった」
剣心「拙者達は薫殿が自ら脱ぎたいと思うような状況を作り出そうとして失敗したんでござる」
左之助「おう」
剣心「もうひとつの方法があるではござらんか、弥彦も言っていたでござろう?脱がなきゃいけない状況を作り出せと」
左之助「なるほどな」
剣心「出かけるでござるよサノ」
左之助「おう」
剣心「恵殿!!!!!!」ドンドンドン
剣心「いるんでござろう!!!!!恵殿!!!!!!!!」ドンドンドンドンドンドン
左之助「おい剣心、恵をどうやって脱がすつもりなんでい」
剣心「お主馬鹿なんでござるか?拙者達は恵殿の弱みを握ってるではござらんか」
剣心「あやつは阿片で多くの人の命を奪ったんでござる、拙者達がちょっと警察の前で口を開くだけでお縄でござろうが」
左之助「なるほどな」
左之助「でもつまり無理やり脱がそうってこったろ?おめぇしょっぴかれちまうような事はしないんじゃねぇのか?」
剣心「しょっぴかれるのは恵殿でござる!!!!!!」
剣心「犯罪者相手にその理論は通用しないんでござるよ!!!!!」
左之助「なるほどな」
剣心「はやく出てこいでござる!!!!!!!」ドンドンドンドンドンドンドンドンドン
恵「あら剣さん」ガラガラ
剣心「ようやく出てきたでござるか!!!!!!!」
恵「どうしたの?急患?」
剣心「はやく脱げでござる!!!!!!!」
恵「......脱げ?」
剣心「そうでござる!!!!!とっとと脱ぐんでござるよ!!!!!」
恵「ど、どうしたのよ.....」
剣心「どうしたもこうしたもねぇでござる!!!!!!!」
剣心「拙者達今すぐおっぱいを拝まないといかんのでござる!!!!!」
恵「.......」
左之助「まあ詳しい事情を話すと長くなるんだがよ、ちょっとだけ見せて貰えねぇか」
恵「い、嫌よ!なんでそんな」
剣心「いいんでござるか......拙者に逆らって」
恵「え....?」
剣心「恵殿まさか忘れたとは言わせんでござるよ.....お主は」
恵「(神谷道場が火事になったって聞いてはいたけれど....剣さんまさかここまで精神的に参ってるなんて.....)」
剣心「聞こえないんでござるか!!!!!拙者達は!!!!!」
恵「剣さん、検査しましょう」
剣心「そうでござる!!!!最初から素直に」
剣心「.....ん?」
剣心「検査とはどういうことでござるか!!!!!」
剣心「拙者至って健康でござるよ!!!!」
恵「病気っていうものはね、症状に出ないこともあるの」
恵「剣さん最近つらいことがあったんじゃない?」
剣心「.....まあなかったといえば嘘になるでござるが.......」
恵「私が見てあげるから、奥に来て」スタスタ
剣心「え、いや恵殿」
左之助「おい剣心どうなってんだ」
左之助「今どういう状況なんでい」
剣心「せ、拙者にもわからんでござるよ.....」
恵「剣さん!!!」
剣心「わ、わかったでござるよ」スタスタ
左之助「なるほどな」スタスタ
恵「そこに座って」
剣心「ふに」スッ
恵「剣さんさっき最近つらいことがあったって言ってたけれど」
剣心「言ったでござるが」
恵「....つらいとおもうけれど話してくれない?」
剣心「いや、拙者おちんちんを弄るのが趣味なんでござるが最近それが捗らない事案が発生したんでござるよ」
恵「それで?」
剣心「絵描きの月岡殿がもう幼女の春画しか描かないというんでござるよ」
剣心「それがもうつらくてつらくて」
恵「......」
恵「他には?」
剣心「まあそれくらいでござるけど」
恵「(現実逃避してるわ....かわいそうに)」
剣心「え、ほんとになんなんでござるか?拙者病気なんかじゃないでござるよ」
左之助「おうよ、剣心はただ」
恵「いいえ、剣さんは今心の病気にかかってるのよ」
左之助「心の病気.....?」
剣心「勝手な事言うなでござる!!!!!拙者健康でござるってば!!!!!」
恵「精神安定剤よ、これを朝昼晩食前に飲んでね」スッ
剣心「い、いや待つでござる!!!!!!恵殿そんなことで拙者達から逃げれるとでも思ってるんでござるか!!!!!!」
剣心「はやく脱げでござる!!!!!!!!」
恵「鳥頭くん、剣さんを連れ帰ってあげて」
左之助「お、おう」グイグイ
剣心「サノ何してるんでござるか!!!!!離せでござる!!!!!」ジタバタ
恵「お大事にね」
剣心「ふにいいぃいいいいいいぃぃいいいいいいい!!!!!!!!!」ジタバタ
剣心「サノ!!!!!!お主なぜ裏切ったんでござるか!!!!!!!」
左之助「裏切ったわけじゃねえよ、おめぇが病気だってんで気にかけただけでい」
剣心「病気なわけないでござろう!!!!!!」
左之助「医者が言うんだ、大人しく薬飲んだ方がいいぜ」
剣心「あんな阿片女が調合した薬なんて飲めないでござる!!!!!!!」バシッ
左之助「おいおい剣心.....」
剣心「なんなんでござるか!!!!!!!お主どっちの味方なんでござるか!!!!!」
剣心「第一春画はどうなるんでござるか!!!!!!」
左之助「おめぇが良くなってからでいいじゃねぇか」
剣心「嬢ちゃんと弥彦のためにもなとか言ってたのはどこのどいつでござるか!!!!!!」
左之助「そりゃおめぇがあんな......」
剣心「なんでござるか!!!!!!拙者が悪いっていうんでござるか!!!!!!」
左之助「だっておめぇが火を付けるなんて言い出さなきゃこんな事にはよお!!!!!!!」
剣心「サノもなるほどなとか言ってたでござろうが!!!!!」
左之助「俺はおめぇの事心配してやってんだぞ!?!?やっぱおめぇ精神的におかしくなってるんじゃねぇか!?!?」
剣心「うるせぇでござる!!!!!!!!!!!!!!」
ガツンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
左之助「」ドサッ
剣心「ハァハァ.....ハァハァ.....」
剣心「どいつもこいつも拙者の邪魔ばかり......」
剣心「拙者はただ注文していた新しい春画でおちんちん弄りをしたかっただけだというのに.....」
剣心「どうしてこんな......」
左之助「」
剣心「......」
剣心「....そうでござる」
剣心「元はと言えば拙者の注文を無視してあんな悪趣味な春画にうつつを抜かしている月岡殿のせいでござる......」
剣心「月岡殿があんな風にならなければ今頃.....」
剣心「.....」
剣心「よし....」スタスタ
~夜~
剣心「......」ソー
剣心「......」キョロキョロ
剣心「誰もいないでござるな」
剣心「......」ガサゴソ
剣心「へっ!.....不用心なやつでござる!!!鍵もかけていないとは」ガサゴソ
剣心「お邪魔しますでござるよ.....」スタスタ
剣心「......」キョロキョロ
剣心「確かこの奥でござったな」グイグイ
剣心「......」ガサゴソ
剣心「あったでござる!!!!」スッ
剣心「この絵さえなければ!!!!!こんな事にはならなかったんでござる!!!!」
剣心「月岡殿もこの絵がここから消えれば熱も覚め、もとの有能絵描きに戻ってくれるでござろう.....」
剣心「川原にでも捨ててくるでござるか.....」ガサゴソ
???「誰だ!!!」
剣心「くっ!!!!!」
剣心「あいつ起きてきやがったでござるか!!!!!!」
剣心「来るなら来いござる!!!!!!!」
剣心「元はと言えば全部お主が!!!!!!!」
斎藤「見た顔だな」
剣心「はうあ!?!?!?」
剣心「は、はじめちゃん!?」
斎藤「阿呆が」
剣心「なんでお主がこんな所にいるんでござるか!?!?」
剣心「まさかお主も月岡殿の春画を!?」
斎藤「お前、月岡津南と何か関係があるのか」
剣心「関係があるも何も常連客でござるよ!!!!」
斎藤「ほう」
剣心「斎藤も月岡殿に講義しに来たんでござるか!?」
斎藤「まあそんな所だ」スッ
ガチャンッ
剣心「ふに?」
剣心「はうあ!?!?!?!?」
剣心「なんで拙者が錠をかけされなきゃいかんのでござるか!!!!!!」
斎藤「月岡津南は罪人だ」
剣心「罪人.....?」
剣心「お主....月岡殿が幼女の絵しか描かなくなったからってそこまでしなくとも....」
斎藤「阿呆が」
斎藤「その幼女の絵というのに問題があるんだよ」
剣心「だからお主いくらなんでも」
斎藤「児童ぽるの」
剣心「ぽ...なんでござるか?」
斎藤「今この江戸の町では幼い子供に無理やり性的な行為を繰り返す連中が増えている」
剣心「物騒な世の中でござるなぁ」
斎藤「それもここ最近で急激に被害が強まっている」
斎藤「その原因がこの月岡津南の描く幼女の春画だ」
剣心「はうあ!?」
斎藤「やつはこの数日で何百枚もの幼女春画を描きそれらを売りさばいていたわけだ」
斎藤「それが原因で性癖が歪み犯行に至るやつが後を絶たない」
剣心「そんな....理解者がいたんでござるなぁ」
斎藤「春画を鑑賞するのは自由だ、だがそれが元で犯行を犯すとあっては俺たち取り締まるしかないんだよ」
剣心「まあそれは当然でござるな」
斎藤「ああ」
剣心「......」
剣心「それでなぜ拙者がしょっぴかれそうになってるんでござるか!!!!!!」
剣心「拙者が何をしたっていうんでござるか!!!!!!!」
斎藤「今その月岡津南の描く幼女春画は所持しているだけで罪に問われる」
剣心「拙者幼女春画なんて持ってないでござるよ!!!!!!あんな趣味のわるい!!!!!」
斎藤「ではお前が今抱えているそれはなんだ」
剣心「......幼女春画でござる」
斎藤「阿呆が」
剣心「違うんでござるよ!!!!!」
剣心「拙者は幼女春画になんて興味ないんでござる!!!!!!」
剣心「本当でござる!!!!!!ここから出してくれでござる!!!!!!」
警官A「静かにしないか!!」
剣心「うるせぇでござる!!!!!税金泥棒!!!!!」
剣心「冤罪でござる!!!!!無実でござる!!!!!!」
警官B「昨日からずっとああなんですよ、どうします藤田さん」
斎藤「放っておけ、あいつはいつもああだ」スタスタ
剣心「ふにいいいいいぃいいいいいいいい!!!!!!!!」ジタバタジタバタ
剣心「ここから出せでござる!!!!!!!」
剣心「なんで!!!!!なんで拙者がこんな!!!!!」
剣心「全部!!!!全部月岡殿のせいでござる!!!!!」
剣心「くそがああぁあああぁあああ!!!!!!!」
津南「その声は.....抜刀斎か」
剣心「はうあ!?」
津南「お前も捕まっていたのか」
剣心「お前も捕まっていたのかじゃねぇでござる!!!!!!!」
剣心「お主のせいではござらんか!!!!!!!」
津南「俺の....?」
剣心「お主がくっだらない幼女春画なんてものにうつつを抜かしていたせいで拙者は!!!!!」
津南「お前もその関係でしょっぴかれたんだな」
剣心「せめてここで詫びろでござる!!!!!!!」
津南「落ち着け、俺だって被害者だ」
剣心「何を馬鹿なことを!!!!!」
津南「考えてみろ、俺は実際には触れられないものに魅力を感じ絵にしてきただけだ」
津南「それを間違った認識によって罪を犯した人間のせいで俺までこんな」
剣心「元凶を作り出したのはお主でござろうが!!!!!」
津南「考えてみろ、殺人を犯した犯人が使っていた包丁を作った職人はしょっぴかれるか?」
剣心「そんな事があってたまるかでござる!!!!」
津南「俺は今正にそういった状況に立たされているんだ」
剣心「......なるほど」
津南「何もかも偏見だ」
津南「ある1つの芸術を愛でていた者達の中に罪を犯した者がいた、ただそれだけなんだ」
津南「そういった事を明治政府の馬鹿どもは理解できんのだ」
剣心「.......」
津南「抜刀斎、お前もなにかの誤解でここに入れられているんだろう」
剣心「そうでござるよ!!!!!!!!!」
津南「やはりか、不殺の誓を立てているお前が犯罪に手を染めるとは思えないからな」
剣心「.........」
津南「いいものを見せてやる」ガサゴソ
剣心「も、もういいでござるよ幼女春画は.....」
津南「残念だが幼女春画はすべて押収されてしまった、作業部屋に隠してある1枚が最後だ」
剣心「.......」
津南「これを見ろ」スッ
剣心「な、なんでござるかこれ」
津南「手投げ式の炸裂弾だ」
剣心「!?」
剣心「さ、炸裂弾!?」
津南「そうだ、これさえあればこの牢屋くらい簡単に吹き飛ばす事ができる」
剣心「お主どうやってこれを.....」
津南「警官共は俺の春画の押収に夢中でな、春画は懐には入らないってんでなんの検査もされなかったわけだ」
剣心「なるほど.....」
津南「どうだ抜刀斎、これを使ってここを出ないか?」
剣心「拙者が出ないと答えると思うでござるか?」
津南「決まりだな」スッ
剣心「で、どういう段取りで」
津南「伏せろ!!!!!!!」シュッ!!!!!
剣心「ちょっとい、いきなりでござるか!?!?!?」
ピキュウウウウンッ!!!!!!
ズドオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!!!!!
剣心「ふにいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!」ゴロゴロゴロ
警官達「なんだなんだ!!!!!」タッタッタッ
津南「抜刀斎走れ!!!!!」ズザザザザザザ
剣心「ま、待ってくれでござる!!!!!!」ズザザザザザザ
剣心「どこまで逃げればいいんでござるか!!!!!」ズザザザザザザ
津南「とにかく人けのないところまで走るんだ!!!!!」ズザザザザザザ
警官達「待ちやがれ!!!!!」ズザザザザザザ
剣心「このままじゃ追いつかれちゃうでござる!!!!」ズザザザザザザ
津南「くっ......!」ズザザザザザザ
津南「抜刀斎!!!」スッ
剣心「うわああああ!!!!な、なんでござるか!!!!」
津南「炸裂弾だ、俺のを半分やるから持っておけ」
剣心「か、かたじけないでござる」
津南「ここからは二手に別れるぞ、幸運を祈る」
剣心「わ、わかったでござる!!!」
剣心「つ、月岡殿!!!!」
津南「なんだ」
剣心「おらああああああ!!!!!!」スチャッ
ガツンッ!!!!!!!!
津南「」ドサッ
剣心「ハァハァ.....」
剣心「アホでござるな!!!!!!拙者最初からお主の炸裂弾にしか興味ないでござるわ!!!!!!!!」ガサゴソ
津南「」
剣心「これで月岡殿の分の炸裂弾も拙者のもんでござる!!!!!!」ガサゴソ
警官A「いたぞ!!!!」
警官B「逃がすな!!!!」
剣心「ふにいいいいいいいいい!!!!!!!!」スッ!!!!!
ピキュウウウウンッ!!!!
ズドオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!!!
警官達「うわぁあああぁああああ!!!!!!!!!」
剣心「こいつは使えるでござる!!!!!!」
警官C「に、逃がすな!!!!!」
剣心「捕まられるものなら捕まえて見ろでござる!!!!!!!」ズザザザザザザ
剣心「ふにいいぃいいいいいいぃぃいいいいいいい!!!!!!!」ズザザザザザザ
~数日後~
剣心「ハァハァ.....」
剣心「流石にもう追ってこないでござろう.........」
剣心「月岡殿も本当にアホでござるな....」
剣心「拙者お主を許していたわけではござらんよ....」
剣心「ハァハァ.....」
剣心「........」
剣心「拙者は.....お主のせいでこんな」
剣心「.....」
剣心「うぅう.....思い出したら拙者...なんだかおちんちん弄りがしたくなってきたでござる....」
剣心「おちんちん弄り.....」
剣心「そうでござる....拙者はただ月岡殿の描く春画でおちんちん弄りがしたかっただけ....」
剣心「それがどうしてこんな.....」
剣心「......」
剣心「今更後悔したって遅いでござる....とりあえず町に出てなにかおちんちん弄りのネタになりそうなものを探さないとでござる....」スタスタ
剣心「......」スタスタ
剣心「久しぶりの町並みでござる....」キョロキョロ
町人達「.....」ザワザワ
剣心「ふにぃ..?」
町人達「.....」ザワザワ
剣心「.....なんなんでござるかどいもこいつも拙者をジロジロ見て....」
剣心「ん、なんでござるかこの張り紙は」スッ
ロリコン侍
(´・ω・`メ)
この顔に
ピンと来たら
警察へ!
懸賞金200円
剣心「はうあ!?!?」
剣心「せ、拙者指名手配されてるんでござるか!?」
町人達A「間違いない!!!あいつロリコン侍だ!!!!」
剣心「ろ、ろりこんってなんでござるか!!!!」
町人達B「捕まえろ!!!!!」
剣心「ふ、ふにいいぃいいいいいいぃぃいいいいいいい!!!!!」
剣心「なんでこんな!!!!」ズザザザザザザ
町人達「逃がすな!!!!」ズザザザザザザ
剣心「拙者が何をしたっていうんでござるか!!!!」
剣心「拙者が!!!!」
剣心「どうして拙者ばっかりがこんな!!!!!」ズザザザザザザ
燕「緋村さん!!!」
剣心「あ、あれは燕殿!!!!」
燕「こっちです!!!」スッ
剣心「か、かたじけないでござる!!!!」ズザザザザザザ
町人達「どこだ!!!!」ズザザザザザザ
剣心「ハァハァ......」
燕「大丈夫でしたか?」
剣心「ありがとうでござる燕殿!!!!助かったでござる!!!!!」
燕「いえいえ」
燕「それにしても大変な事になってますね」
剣心「ち、違うんでござるよ!!!!確かに拙者も色々としちゃいけない事をしてしまったかも知れないでござるが誤解に誤解が重なって!!!!!」
燕「ロリコン侍」
剣心「ろりこん侍ってなんなんでござるか!!!!」
剣心「拙者の指名手配書にもそう書かれていたんでござるが!!!!!」
燕「なんでも小さな女の子に欲情する人の事をロリータ・コンプレックスと言うらしいんです」
剣心「ろ、ろりーたこん....?」
燕「西洋の言葉ですね」
剣心「燕殿は拙者の事信じてくれてるんでござるよな.....?」
燕「当然じゃないですか、それよりお怪我はありませんか?」スッ
剣心「ううう.....怪我はないと思うでござるが」
燕「ふん!!!!!!!」グイッ!!!
剣心「いたたたた!!!!!!つ、燕殿何するんでござるか!!!」
燕「お妙さん今です!!!!!!!!」
妙「はっ!!!!!」
パシャッ!!
剣心「ま、眩しいでござる!!!!」
燕「やりましたね!!」
妙「ばっちしやで燕ちゃん!!!」
剣心「ど、どういう事でござるか!!!」
妙「今光ったんはこのキャメラのフラッシュやで剣さん」
剣心「キャ、キャメラ」
燕「これで見事幼い私の体を触っている緋村さんの写真が撮れたわけです」
剣心「な、なんでそんな!!!!」
燕「警官に突き出すだけでは後で言い訳されると面倒なので証拠を収めておきました」
妙「ごめんね剣さん、最近は不景気やさかいちょっとでもお金欲しいんよ」
剣心「だ、騙したんでござるな!!!!!」
燕「これで確実に200円は私たちのものです」
剣心「ひどいでござる!!!!あんまりでござる!!!!!」
スタスタ
燕「お迎えが来ましたよ、ロリコン侍さん」
剣心「お迎え....」
斎藤「久しぶりだな」スッ
剣心「はじめちゃん.....」
斎藤「脱獄に殺人、随分と派手なことをしたな」
剣心「だ、だって拙者は!!!」
斎藤「あれだけ無罪を主張していたにもかかわらずなぜ逃げ隠れしているんだ」
剣心「お主らが拙者の事を信じてくれないからではござらんか!!!!!」
剣心「拙者はただ月岡殿に元のえっちな絵描きに戻ってもらいたかっただけで!!!!」
斎藤「哀れだな」
燕「斎藤さんはやくこいつ連れて行ってくださいよ」
妙「お金はどうなんの!!!ちゃんと払われるんやんね!?」
剣心「......」
斎藤「さあ行くぞ、これ以上罪を重ねるな」グイッ
剣心「あああああぁあぁあああぁああ!!!!!!!!!!!!!」ジタバタ
剣心「どいつもこいつも拙者を馬鹿にしやがって!!!!!!!!!!」スチャッ
斎藤「阿呆が」
剣心「ああもうなんでもいいでござるわ!!!!!!!!」
剣心「拙者の事をロリコン侍と呼びたければ好きなだけ呼べばいいでござる!!!!!」
剣心「どうせロリコンだの幼女趣味だの言われて罪に問われるくらいなら本当にそういう事をしてやるでござるわ!!!!!!!!!!!!!」ヌギヌギ
妙「け、剣さん」
斎藤「血迷ったか」
剣心「ふにいいいいぃいいいいい!!!!!!」グイッ
燕「な、何するんですか!!!」
剣心「動くなでござる!!!!!!!」スチャッ
妙「つ、燕ちゃん!!!」
剣心「いいんでござるか?抵抗すれば燕殿の体に拙者の逆刃刀と逆刃刀♂が突き刺さる事になるんでござるよ?」
燕「.......」
剣心「大人しく道を開けろでござる!!!!!!拙者は本気でござるよ!!!!!!!」
斎藤「阿呆が」スチャッ
剣心「なんでござるか刀なんて抜いて!!!!!!やる気でござるか!!!!!」
燕「ふんっ!!!!!!!」グイッ!!!!
剣心「いたたたたっっ!!!!!!!!!!!!!!」
燕「斎藤さん今のうちに!!!!!!」
剣心「ちくしょお!!!!!離せでござる!!!!」ジタバタ
斎藤「悪即.....」スッ
剣心「ふにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいぃいいいいい!!!!!!!!」
斎藤「斬....!!!!」
ザクッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!
━━━━━━━━
━━━━━
━━
剣心「.......」
剣心「う、うぅうう.....」ムクッ
剣心「.......」キョロキョロ
剣心「こ、ここはどこでござるか.....?」
剣心「拙者は確か......燕殿に取り押さえられて.....それから斎藤が....」
剣心「ここは一体.....」
<地獄に決まってんだろ
剣心「だ、誰でござるか!?」クルッ
志々雄「久しぶりだな、緋村抜刀斎」
剣心「し、志々雄殿!?!?」
剣心「お、お主生きていたんでござるか!?!?!?」
志々雄「何を寝ぼけた事を言っているんだ」
剣心「だ、だって志々雄殿は拙者が」
志々雄「俺が生きていたんじゃねぇさ、アンタが死んだんだぜ」
剣心「はうあ!?!?!?!?」
剣心「せ、拙者死んだんでござるか!?!?」
剣心「そんな!!!!!嘘でござろう!?!?!?」
志々雄「残念ながらアンタは死んだんだ」
剣心「で、でも拙者あれくらいで死ぬような雑魚ではござらんよ!?」
志々雄「そうかもしれねぇな」
剣心「じゃあなんで!!!!!」
志々雄「アンタはただ普通に死んだわけじゃあねぇのさ」
剣心「.....どういう事でござるか...?」
志々雄「アンタはなあ、社会的に死んじまったのさ」
剣心「.....社会的に.....?」
剣心「どういう事でござるか.....?」
志々雄「さあな」
志々雄「ただここは普通の死に方をしたやつが来るところじゃねぇってことだ」
剣心「.......」
志々雄「普通人ってもんは死んでから讃えられたりさらに愛されたりするもんなんだ」
志々雄「アンタの死を悲しむやつはいたか?」
剣心「そ、そんなの当たり前でござるよ!!!!!!」
剣心「当たり前......」
志々雄「まあいいさ、アンタが社会から抹消されてここにいることは紛れもねぇ事実なんだからよ」
剣心「.....」
志々雄「ほら、立て」
剣心「ど、どこへ行くんでござるか」
志々雄「アンタに会いたいって奴がいる、ついてきな」スタスタ
剣心「拙者に....」スタスタ
剣心「い、一体どこまで歩くつもりでござるか......」
剣心「拙者もう疲れたでござるよ.....」
志々雄「もうすぐそこだ」
剣心「すぐそこって....」
志々雄「変わっちまったな、アンタも」
志々雄「俺に立ち向かって来た時の活気はどこへ行っちまったんだ?」
剣心「拙者は昔からこうでござる.....」
剣心「京都になんて1ミリも行きたくなかったでござるわ....」
志々雄「ほら、着いたぜ」
剣心「.....なんでござるかここは」
志々雄「この部屋の先にアンタに会いたがってるやつがいる、行け」
剣心「なんか気乗りしないでござるなぁ....」
志々雄「はやく入りな」
剣心「わかったでござるよ....」スッ
剣心「ふにふにぃっと....」ギィイイイ
和月「やあ、緋村くん」
剣心「はうあ!?!?!?」
和月「ようやく君もこっちの世界に来たんだね」
剣心「わ、和月先生!?」
剣心「ど、どうしてお主がこんなところに!?!?」
和月「君と同じだよ」
剣心「拙者と同じ....?」
和月「僕も君と同じ、社会的に死んでしまった人間さ」
剣心「社会的に....」
和月「君もある欲に負けてここへ来たんだろう?」
剣心「い、いや拙者は」
和月「隠さなくてもいいさ、」
剣心「......」
和月「たった一度の過ちで世間は僕らを見放したんだ」
和月「こんな世界間違ってると思わないかい?」
剣心「それは....」
和月「君だって何か誤解されて酷い目にあったんだろう?」
剣心「そ、そうでござる!!!!!拙者は決して!!!!」
和月「だからこそこんな世の中変えなくちゃ行けないんだ」
和月「僕らのような正義が馬鹿を見るこの世の中を」
剣心「そ、それはその通りでござるが」
和月「間違ってるのは君じゃない、ここ世の中なんだ」
剣心「た、確かにこんなに善良な拙者をこんな目に合わした世の中は間違ってると思うでござる....!!!!」
和月「決まりだね」スッ
剣心「な、何がでござるか」
和月「決まってるじゃないか、世間というなの閻魔相手に地獄の国盗りさ」
剣心「はうあ!?」
志々雄「話はついたみてぇだな、さっさと行くぜ」
和月「さあ行くよ緋村くん!!!」
剣心「ま、待ってくれでござる!!!!」タッタッタッ
自ら正義を突き通した男達の新たな出発点
連載再開という大きな目標のため彼らは今日も自分の信じる道を突き進むのであった
おちまい
3年ぶりの新作でした
操ニーしてくる
元スレ
~数分後~
左之助「春画?」スタスタ
剣心「そうでござる」スタスタ
剣心「月岡殿に頼んでおいた春画が今日完成してるはずなんでござる」
剣心「拙者この数週間ずっとこれだけを楽しみに生きてきたんでござるよ!!!!!!」
左之助「なるほどな」
剣心「薫殿に見つかるとうるさいんでござる......本当の所お昼頃までお布団に入っていたかったでござるが仕方ないでござるゆえ」
左之助「奇遇だな、俺も春画の事でおめぇに会いに来たんでい」
剣心「何を言ってるんでござるか?拙者春画は買っても描く事はできんでござるよ」
左之助「そうじゃねぇよ、なんでもカツの野郎が今までにねぇ新しい春画を完成させたってんでおめぇも誘ってやろうと思ってよ」
剣心「今までに無い新しい春画!?」
8: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 22:19:23.091 ID:30G6ERga0.net
左之助「おうよ」
剣心「何だか拙者わくわくして来たでござるよ!!!!!!!!!」
剣心「拙者が丁度春画を注文していたこの時にそんな話を持ってくるということは!!!!!!きっと拙者が頼んでいたやつがそれなんでござるよ!!!!!!」
左之助「かもしんねぇな」
剣心「ふにいいいいぃいいいいいぃいい!!!!!!!!!!!」ジタバタジタバタ
剣心「拙者もうおちんちんを抜刀しちゃいそうでござるよ!!!!!!!!」ヌギヌギ
左之助「いくらなんでも気が早ぇよ」
剣心「月岡殿の家についたらすぐ弄れるよう脱いだだけござろう!!!!!!!」
左之助「なるほどな」
剣心「いいからはやく行くでござるよ!!!!!!!!」タッタッタッ
左之助「おう」ヌギヌギ
9: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 22:21:03.478 ID:30G6ERga0.net
剣心「月岡殿!!!!!!来たでござるよ!!!!」ドンドンドンドンドンドン
剣心「月岡殿!!!!!開けろでござる!!!!!!!!」ドンドンドンドンドンドン
剣心「月岡殿!!!!!!!!!!!!!!」ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン
津南「なんだなんだ」ガラガラ
津南「なんだ抜刀斎じゃないか、どうしたんだ」
剣心「いるんならはやく開けろでござるよ!!!!!!!」
左之助「おうカツ、やってるかい」
津南「そうか、お前もサノから春画の事を聞いて来たんだな」
剣心「聞いたも何もそもそも今日は拙者の注文していた春画が出来上がる日ではござらんか!!!!!」
津南「そうだったか?」
剣心「はうあ!?!?!?お主まさか忘れてたんでござるか!?!?!?」
津南「いやすまない、俺もこっちの春画に忙しくってな」
剣心「ふざけんなでござる!!!!!!!拙者はなんのために早起きを!!!!!!」
左之助「なるほどな」
10: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 22:23:40.157 ID:30G6ERga0.net
津南「悪かった悪かった、かわりといっちゃあなんだがお前もこの今までに無い新しい春画を拝んでいくといい」
剣心「当然でござろう!!!!!!」
剣心「お主このまま拙者を手ぶらで帰すと言うんでござるか!!!!!!」
津南「だから拝んでけと言ってるだろ」
剣心「なんなんでござるかその態度は!!!!!」
左之助「おいもういいじゃねぇか剣心、俺ぁはやくその新しい春画ってのが見てみてぇよ」
剣心「.....まあそれもそうでござるなぁ」
津南「ここじゃあなんだ、奥の作業部屋に来てくれ」スタスタ
左之助「おう」スタスタ
剣心「ふにぃ」スタスタ
13: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 22:25:37.263 ID:30G6ERga0.net
剣心「にしても汚ったない部屋でござるなぁ」
左之助「馬鹿野郎、そういう事ばっか言うもんじゃねぇぞ剣心」
剣心「なんでござるか!!!!!汚ったないもんは汚ったないでござろうが!!!!!」
左之助「カツが怒ったらどうすんでい、その新しい春画とやらを見せてもらえなくなるかもしんねぇだろ」
剣心「.......ほう」
津南「部屋は汚いかもしれんが、今回のこの1枚は俺の絵描き人生の中でも最高級の出来だ」ガサゴソ
左之助「丁寧に布までかけてやがらあ」
剣心「勿体ぶらずにはやく見せろでござる!!!!!!!」
津南「それじゃあお披露目といこうか」サッ
左之助「!?」
剣心「!?」
14: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 22:27:37.071 ID:30G6ERga0.net
左之助「これが.....」
剣心「その新しい春画という奴でござるか.....」
津南「ああ、好きなだけ見ていくといい」
左之助「な、なんでいこりゃ一体....」
左之助「胸も無きゃ下の毛も無ぇ.....」
左之助「まだ小せぇ女の子の絵だぜ....」
津南「ああそうだ」
剣心「ふざけんなでござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
剣心「こんなガキの絵見ておちんちんなんか弄れっこないでござるよ!!!!!!!!!!!」
津南「おいおい、冗談はよせ」
剣心「冗談なもんかでござる!!!!!!!!!」
剣心「こんなアニオリの幼女2人くらいの歳の子で拙者のおちんちんは満足しないでござるよ!!!!!!!」
津南「そうか?俺はこれこそが春画の美そのものだと思っている」
剣心「何を言ってるんでござるか月岡殿!!!!!!」
津南「サノはどうだ」
左之助「.....悪ぃ俺もここまで小せぇ女の子じゃちとキツい所があるぜ....」
左之助「興奮しねぇどころか何か罪悪感が湧いてくらあ...」
津南「......」
16: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 22:29:24.126 ID:30G6ERga0.net
剣心「こんなののために拙者の注文していた薫殿をモデルにした春画は忘れ去られていたというんでござるか!!!!!!!!」
剣心「おふざけもそれくらいにしておけでござる!!!!!!!!!」
左之助「こりゃあ剣心が怒っても無理ねぇな」
津南「お前達何もわかっちゃいないな」
剣心「なんでござるかその言い方!!!!!!」
津南「いいか?俺からしたらお前んとこの師範代の女なんかもう老女だ」
剣心「な、何を言ってるんでござるか!!!!薫殿はまだピチピチでえっちでござるよ!!!!!」
津南「どこがピチピチだっていうんだ?」
剣心「そ、それはお肌とかつるつるでござろうが!!!!」
津南「甘いな、それは汚らしい老いによって生まれた油でぬめっとしているだけだ」
剣心「お主さっきから何なんでござるか!!!!!」
左之助「そうだぜカツ、いくら嬢ちゃんだってまだ老女なんて歳でもねぇしだな」
津南「では聞こう、抜刀斎お前はあの師範代の女に欲情した事はあるか」
剣心「あるに決まってるでござろう!!!!!ひとつ屋根の下でござるよ!?当たり前でござろう!!!!!」
津南「では行為に及んだ事はあるのか?」
剣心「......そ、それはないでござるが」
津南「なぜだ」
17: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 22:31:10.351 ID:30G6ERga0.net
剣心「なぜってそれは....」
津南「ひとつ屋根の下にお前が欲情している女がいるんだぞ?なぜ襲わない」
剣心「そ、そんな事したら拙者しょっぴかれてしまうでござろう!!!!!!」
剣心「第一あの薫殿が拙者のえっちな要望に答えてくれるとは思えんでござる!!!!!」
津南「それが老女の悪い所だ」
剣心「な、」
津南「幼い女の子はなぁ、この世の汚れをまだ知らないんだ」
津南「どんなに汚れきった事でも場合によっては美しいものに見えてしまう」
津南「それが幼女だ」
左之助「どういうこった」
津南「幼女ならそういった行為やこちらの感情を否定することなく優しく汲み取ってくれるんだ」
津南「そこから芽生える愛情や恋心、こちらも幼女を愛し向こうもこちらを愛してくれる」
津南「なんの汚れも無い綺麗な体だからこそ少しの事で簡単に俺の色で染めることができるんだ」
津南「そこから生まれる達成感や背徳感、ぞくぞくするだろう」
剣心「.......」
左之助「......」
18: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 22:33:38.082 ID:30G6ERga0.net
津南「俺は1人の絵描きとしてそういった事にロマンと憧れ、さらには芸術を感じこの絵を完成させたんだ」
津南「今の俺にとって春画というものはこうでなくてはいけない物だと思っている」
剣心「月岡殿頭おかしくなったんではござらんか.....?」
左之助「そうだぜ....なんか今日のカツ怖ぇよ」
津南「まあ今はわからなくともそのうちわかる時が来るだろう」
津南「世間がそうだ、抜刀斎の言うようにえっちな事に身を任すとしょっぴかれてしまうからな」
剣心「それはもういいでござるから.....この前注文していた絵を早急に描き上げて欲しいでござるよ....」
津南「あの師範代の女の絵か」
剣心「そうでござる、お主の言うように本物には手が出せんでござるからな」
津南「すまないが俺はもうこれからは幼女の絵しか描かない事に決めているんだ」
剣心「はうあ!?!?!?!?」
津南「ほかを当たってくれ」
剣心「それは無いでござろう!?!?!?!?拙者はなんのために!!!!!!」
津南「幼女絵であればいつでも描いてやろう」
剣心「いらないでござるよそんなの!!!!!!!」
津南「いくら老女といえお前とあの女では結構な歳の差がある、素質はあると思うぞ」
剣心「ふにいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!」
19: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 22:35:19.319 ID:30G6ERga0.net
剣心「全く!!!!!!どうかしてるでござるよあいつ!!!!!!」
左之助「今回ばっかりは俺もなるほどなとは言えなかったぜ......」
左之助「赤報隊時代はよく2人で大人の女の魅力について語り合ったってのによお.....」
剣心「なにがあいつをあそこまで変えてしまったんでござるか!!!!!」
左之助「でも仕方ねぇよ、描き手はカツなんでい」
左之助「カツが描きてぇもんを描くのが普通だろ」
剣心「でもこれから拙者達はどうやっておちんちん弄りを楽しめばいいんでござるか!!!!!!」
左之助「そりゃおめぇ.....」
剣心「拙者想像だけで弄るのは苦手なんでござるよ!!!!!!!」
左之助「まあ新しい春画描きを探すしかねぇよな」
剣心「そんな奴どこにいるんでござるか!!!!!このあたりでの変態春画描きは月岡殿1人でござろう!!!!」
左之助「それもそうだなぁ」
剣心「もう最悪でござるよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
20: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 22:37:09.776 ID:30G6ERga0.net
~翌日~
剣心「.......」
剣心「うーむ......」
左之助「おう、剣心いるかい」ガラガラ
剣心「.......」
左之助「俺んとこの春画をいくつか持ってきたんでい、おめぇんとこのといくつか交換すりゃ新鮮味もあるってもんよ」
剣心「......」
左之助「おっぱいの大きいヤツを持ってきたからよ、安心しろい」
剣心「うるさいんでござるよ!!!!!!拙者今集中してるでござるから静かにしろでござる!!!!!!」ドンッ
左之助「な、なんでい折角いい提案だと思って来てやったってのによぉ」
剣心「そんなサノがおちんちんを弄った後の手で触りまくった春画なんてごめんでござるよ!!!!!」
左之助「なるほどな」
左之助「で、何に集中してんでい」
剣心「拙者今春画を描いてるんでござるよ」
左之助「はうあ!?!?!?」
21: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 22:40:01.418 ID:30G6ERga0.net
左之助「描くっておめぇがか!?」
剣心「当たり前でござろう!!!!!他に誰がいるんでござるか!!!!!」
左之助「剣心おめぇ絵なんか描けるのか!?」
剣心「描けないでござるよ!!!!!!!でも仕方ないでござろう!!!!」
剣心「月岡殿は描かない!他に絵描きの知り合いはいない!そうなれば拙者が自ら描くしかないんでござるよ!!!!!」
左之助「そんな無茶だぜ......まずおめぇの画力じゃ....」
剣心「だから集中してるんでござろうが!!!!!!色々試行錯誤してるんでござるよ!!!!!!」
左之助「なるほどな」
剣心「しっかし難しいでござるなぁ......」
剣心「おっぱいって一体どうやって描けばいいんでござろうか.....」
左之助「おっぱいなんて他の春画を見て写しゃいいじゃねぇか」
剣心「それではただの模写でござる....拙者新しい春画を見たいんでござる」
左之助「なるほどな」
22: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 22:42:06.629 ID:30G6ERga0.net
剣心「乳首って何個あるんでござろう......」
左之助「そりゃ2つに決まってんだろ」
剣心「女の子はもっとあるかも知れんでござろう!!!!!」
左之助「落ち着けよ、そんな乳首が何個もある春画見たこたぁねけだろ」
剣心「春画が全て正しいとは限らんでござる!!!!!」
左之助「おめぇ昔嫁さんがいたんだろ!!!!思い出せよ!!!!」
剣心「........」
剣心「すまないでござるサノ.....拙者色々と追い詰められてて気が動転してたでござるよ....
」
左之助「いいんでい、これから新しい春画が手に入らねえとあっちゃあ無理もねぇよ」
剣心「でもやっぱり今はこうやって自らえっちな絵を描いてくしかないんでござるよ....」
左之助「まあ....それもそうかもしんねぇな」
剣心「サノは画力の方はどうなんでござるか?」
左之助「俺も絵心っつーもんは持ち合わせてねぇなぁ....」
剣心「月岡殿とは大違いで無能でござるなぁ......」
左之助「悪ぃなぁ」
24: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 22:44:08.903 ID:30G6ERga0.net
左之助「でもやっぱ模写からはじめねぇとよお」
剣心「........」
剣心「拙者そんな盗作のような真似はしたくないんでござる....」
剣心「春画を愛する者が1番してはいかんことだと拙者思うんでござるよ.....」
左之助「でもよお」
剣心「.......」
左之助「じゃああれでい!誰かにモデルになって貰えよ!」
剣心「モデルに.....?」
左之助「そうでい!!!そんなら春画を写してるわけじゃねぇし盗作じゃねぇだろ!!!」
剣心「まあそうでござるなぁ」
左之助「誰かのモノホンおっぱいを参考にすりゃあ最高のおっぱいが描けるってもんだぜ!!!」
剣心「それもそうでござるなぁ」
剣心「でもそんなにうまく行くもんでござろうか.....」
左之助「よく考えてみろい!!!絵なんか描けなくてもモデルが見つかりゃあモノホンのおっぱいが見放題なんだぜ!?」
剣心「はうあ!?!?!?」
剣心「決まりでござる!!!!!!!はやくモデルを探すでござるよ!!!!!!!」
26: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 22:46:12.247 ID:30G6ERga0.net
剣心「頼むでござる薫殿!!!!!!!」
左之助「この通りだぜ嬢ちゃん!!!!!!!」
薫「嫌よ!!!!!!!!」
薫「なんで私がここでおっぱいを貴方達に見せなきゃならないのよ!!!!!」
剣心「決してえっちな計らいではござらん!!!!!!」
左之助「そうだぜ!!!!俺たちただ絵を極めたいだけで!!!!」
薫「なんで絵を極めるのに私のおっぱいが必要なのよ!!!!!」
剣心「モデルになって欲しいんでござるよ!!!!!」
左之助「そうでい!!!!嬢ちゃんしかいねぇんだ!!!!」
薫「モデルになるのはいいけどこのままでいいじゃない!!!!」
薫「絶対なにかやましい事があるに決まってるわ!!!!!」
剣心「な、ないでござるよやましい事なんか!!!!!」
左之助「おうよ!!!!!」
薫「もういいからどっか行ってよ!!!!」
弥彦「うるせぇな何やってんだよお前ら........」
27: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 22:48:08.586 ID:30G6ERga0.net
剣心「薫殿がおっぱいを見せてくれないんでござるよ!!!!!!!!」
剣心「拙者達は薫殿のおっぱいを絵のモデルにしたいだけなのに!!!!!!」
薫「それがおかしいって言ってるの!!!!」
左之助「なんでなんでい!!!!」
弥彦「なんでもいいけどもうちょっと静かにしろよ.....まだ午前中だぜ....」
剣心「なんなんでござるか!!!!!弥彦には関係ないではござらんか!!!!!」
左之助「そうだぜ!!!!邪魔すんじゃねぇよ!!!!」
弥彦「邪魔なんかしてねぇだろ....」
薫「もういいってば!!!!私出稽古があるから!!!!」スタスタ
剣心「ま、待ってくれでござる薫殿!!!!!」
左之助「嬢ちゃん!!!!!」
弥彦「.......」
剣心「クソが!!!!!!」ドンッ
剣心「弥彦のせいではござらんか!!!!!弥彦がいらぬ口を挟んだせいでこんな!!!!!」
弥彦「なんでだよ!!!俺関係ないだろ!!!!」
左之助「おめぇよお......」
弥彦「そもそも今どういう状況だったんだよ!!!!!」
剣心「責任とれでござる!!!!!!」
28: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 22:50:04.740 ID:30G6ERga0.net
~数分後~
弥彦「つまり自分たちで春画を描こうとしてたってことか」
剣心「そうでござる!!!!!!!」
左之助「それにはやっぱモデルってもんが必要なんでい」
弥彦「でもあの薫が頼んでだ脱ぐやつだと思うか?」
剣心「それは.......」
弥彦「脱がす手段ってもんが必要だろ」
左之助「なるほどな」
剣心「し、しかし頼む以外に手段なんて」
弥彦「脱がすんじゃねぇ、脱がなきゃいけない状況を作り出すんだ」
剣心「脱がなきゃいけない状況.....?」
弥彦「それか薫自信が脱ぎたいと思うような状況を作り出すんだよ」
左之助「そりゃちと無理があるんじゃねぇか?いきなり脱ぎたいなんて思うやついねぇだろ」
弥彦「だからそこをなんとかそう言った状況に持ち込むんだよ」
剣心「拙者なんとなくわかってきたでござるよ......」
左之助「ほんとかよ剣心」
剣心「サノ!!!!今すぐありったけの油を用意するでござる!!!!」
左之助「油....?んなもんなにに使うんでい」
剣心「いいから急ぐでござるよ!!!!!」
30: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 22:52:03.461 ID:30G6ERga0.net
~それから~
剣心「........」ウロウロ
左之助「おーい剣心!!」タッタッタッ
剣心「ああああ!!!サノ遅いでござるよ!!!!!」
左之助「悪ぃ悪ぃ.....なかなか油が調達できなくってよ」
剣心「それで油は!!!!!!」
左之助「ほらよ、」ゴトッ
左之助「こんだけありゃ十分だろ?」
剣心「うむ、でかしたでござるよ」
左之助「んでこんなもん何に使うんでい」
剣心「火を起こすんでござる」
左之助「火を.....?」
剣心「もう少ししたら薫殿が出稽古から帰ってくるでござる」
剣心「出稽古というだけあって稽古をつけてきたんでござる、そうとう汗もかいているし体温も上がっているでござろう?」
左之助「そりゃまあな」
剣心「そこで拙者達が玄関で火をたくんでござる、すると熱気が薫殿のいる部屋に充満し最高に暑くなる」
左之助「んでんで」
剣心「流石の暑さに薫殿自ら全裸になるんでござる」
左之助「なるほどな」
剣心「それを見計らって拙者達が薫殿のおっぱいを拝む、名案でござろう?」
左之助「おめぇ天才だろ」
31: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 22:54:05.027 ID:30G6ERga0.net
剣心「サノ!!!そっちにも油を撒いたでござるかー!!!!」
左之助「おう!!!!」
剣心「これで準備はばっちしでござるな」
薫「るんらるんらるんらるんら♪」スタスタ
剣心「か、薫殿が帰ってきたでござる!!!!!サノ隠れるでござるよ!!!!」ガサゴソ
左之助「なるほどな」ガサゴソ
薫「あー疲れた.....」スタスタ
剣心「.......」
左之助「......」
薫「ふんふふーん♪」スタスタ
剣心「よし!!!薫殿が部屋に入ったでござる!!!!」
剣心「サノ!!!!火の用意を!!!!!!」
左之助「おう!!!!!」シュッ
剣心「サノ何してるんでござるか!!!!はやく火をつけろでござる!!!!!」
左之助「風が出てきたせいでなかなか.....ちょっと待ってくれい」シュッシュッ
剣心「あああああああもう!!!!かせでござる!!!!!!」グイッ
剣心「マッチはもっとこう力任せに!!!!!!!!」シュッ!!!!!!!
ボウッ!!!!!!!!!!
32: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 22:56:03.509 ID:30G6ERga0.net
剣心「ついたでござる!!!!!」
左之助「後は風が熱気を嬢ちゃんの部屋へ送ってくれるってわけだな」
剣心「さあもっと勢いよく燃えるでござる!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオ!!!!!
剣心「うおおおお!!!!!!!」
左之助「ちょっと燃えすぎじゃねぇか?傍から見たら火事だぜ」
剣心「道場が燃えてるわけではござらんしいいんでござる!!!!!」
剣心「風!!!!!もっと熱気を送るでござるよ!!!!!」
ゴオオオオオオオオオ!!!!!!!
ボウッ!!!!!!!
剣心「はうあ!?!?!?」
左之助「お、おい!!!!道場に火が!!!!!」
ゴオオオオオオオオオ!!!!!!
剣心「ま、まずいでござる!!!!!み、水!!!水は!!!!」
左之助「お、落ち着け剣心!!!!まずは嬢ちゃんと弥彦を避難させねぇと!!!」
剣心「そ、そんな事したら拙者達が火をつけた事がバレてしまうではござらんか!!!!!」
左之助「んなこと言ってる場合じゃねぇだろ!!!!」
剣心「せ、拙者達で消すしかないでござる!!!!」バシャアアアアアア!!!!
左之助「お、おい剣心!!!!そりゃ水じゃねぇ!!!!!俺の持ってきた油でい!!!!!!!!」
カッ
33: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 22:58:09.089 ID:30G6ERga0.net
剣心「ハァハァ......」
左之助「.......」
剣心「拙者は何もやってないでござるよ.....何も......」
左之助「.......」
剣心「そんな顔すんなでござる!!!!!」
剣心「あれは.....事故でござるよ」
左之助「......なるほどな」
剣心「元はと言えば弥彦あんなこと言うからでござる......」
剣心「自業自得でござるよ.....」
左之助「.....」
左之助「.....乗っかかった船でい....こうなりゃぜってぇに春画を完成させねぇと」
左之助「嬢ちゃんや弥彦のためにもな」
剣心「.....」
左之助「寝泊まりは俺ん家でしろよ、狭っ苦しいかもしんねぇが野宿よりはマシでい」
剣心「........」
左之助「........まあ今日のところはおちんちんでも弄ってよお....一旦忘れようぜ」
剣心「ふにぃ.....」
34: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:00:11.692 ID:30G6ERga0.net
~翌日~
剣心「いやあ、やっぱりおちんちん弄りってのはすごいでござるなぁ」
剣心「嫌なことをすべて忘れさせてくれる」
左之助「なるほどな」
左之助「ところで今日はどうするんでい、またモデル探しか?」
剣心「....いや、もうこの作戦ダメだと悟ったでござるよ」
左之助「そりゃまあな」
左之助「でもよお、モデルを探す以外に何か出来ることなんであるか?」
剣心「モデルなんてご丁寧に探す必要ないんでござるよ」
左之助「どういうこった」
剣心「拙者達は薫殿が自ら脱ぎたいと思うような状況を作り出そうとして失敗したんでござる」
左之助「おう」
剣心「もうひとつの方法があるではござらんか、弥彦も言っていたでござろう?脱がなきゃいけない状況を作り出せと」
左之助「なるほどな」
剣心「出かけるでござるよサノ」
左之助「おう」
36: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:02:07.282 ID:30G6ERga0.net
剣心「恵殿!!!!!!」ドンドンドン
剣心「いるんでござろう!!!!!恵殿!!!!!!!!」ドンドンドンドンドンドン
左之助「おい剣心、恵をどうやって脱がすつもりなんでい」
剣心「お主馬鹿なんでござるか?拙者達は恵殿の弱みを握ってるではござらんか」
剣心「あやつは阿片で多くの人の命を奪ったんでござる、拙者達がちょっと警察の前で口を開くだけでお縄でござろうが」
左之助「なるほどな」
左之助「でもつまり無理やり脱がそうってこったろ?おめぇしょっぴかれちまうような事はしないんじゃねぇのか?」
剣心「しょっぴかれるのは恵殿でござる!!!!!!」
剣心「犯罪者相手にその理論は通用しないんでござるよ!!!!!」
左之助「なるほどな」
剣心「はやく出てこいでござる!!!!!!!」ドンドンドンドンドンドンドンドンドン
恵「あら剣さん」ガラガラ
剣心「ようやく出てきたでござるか!!!!!!!」
恵「どうしたの?急患?」
剣心「はやく脱げでござる!!!!!!!」
38: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:04:03.367 ID:30G6ERga0.net
恵「......脱げ?」
剣心「そうでござる!!!!!とっとと脱ぐんでござるよ!!!!!」
恵「ど、どうしたのよ.....」
剣心「どうしたもこうしたもねぇでござる!!!!!!!」
剣心「拙者達今すぐおっぱいを拝まないといかんのでござる!!!!!」
恵「.......」
左之助「まあ詳しい事情を話すと長くなるんだがよ、ちょっとだけ見せて貰えねぇか」
恵「い、嫌よ!なんでそんな」
剣心「いいんでござるか......拙者に逆らって」
恵「え....?」
剣心「恵殿まさか忘れたとは言わせんでござるよ.....お主は」
恵「(神谷道場が火事になったって聞いてはいたけれど....剣さんまさかここまで精神的に参ってるなんて.....)」
剣心「聞こえないんでござるか!!!!!拙者達は!!!!!」
恵「剣さん、検査しましょう」
剣心「そうでござる!!!!最初から素直に」
剣心「.....ん?」
39: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:06:06.388 ID:30G6ERga0.net
剣心「検査とはどういうことでござるか!!!!!」
剣心「拙者至って健康でござるよ!!!!」
恵「病気っていうものはね、症状に出ないこともあるの」
恵「剣さん最近つらいことがあったんじゃない?」
剣心「.....まあなかったといえば嘘になるでござるが.......」
恵「私が見てあげるから、奥に来て」スタスタ
剣心「え、いや恵殿」
左之助「おい剣心どうなってんだ」
左之助「今どういう状況なんでい」
剣心「せ、拙者にもわからんでござるよ.....」
恵「剣さん!!!」
剣心「わ、わかったでござるよ」スタスタ
左之助「なるほどな」スタスタ
40: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:08:06.455 ID:30G6ERga0.net
恵「そこに座って」
剣心「ふに」スッ
恵「剣さんさっき最近つらいことがあったって言ってたけれど」
剣心「言ったでござるが」
恵「....つらいとおもうけれど話してくれない?」
剣心「いや、拙者おちんちんを弄るのが趣味なんでござるが最近それが捗らない事案が発生したんでござるよ」
恵「それで?」
剣心「絵描きの月岡殿がもう幼女の春画しか描かないというんでござるよ」
剣心「それがもうつらくてつらくて」
恵「......」
恵「他には?」
剣心「まあそれくらいでござるけど」
恵「(現実逃避してるわ....かわいそうに)」
剣心「え、ほんとになんなんでござるか?拙者病気なんかじゃないでござるよ」
左之助「おうよ、剣心はただ」
恵「いいえ、剣さんは今心の病気にかかってるのよ」
41: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:10:03.625 ID:30G6ERga0.net
左之助「心の病気.....?」
剣心「勝手な事言うなでござる!!!!!拙者健康でござるってば!!!!!」
恵「精神安定剤よ、これを朝昼晩食前に飲んでね」スッ
剣心「い、いや待つでござる!!!!!!恵殿そんなことで拙者達から逃げれるとでも思ってるんでござるか!!!!!!」
剣心「はやく脱げでござる!!!!!!!!」
恵「鳥頭くん、剣さんを連れ帰ってあげて」
左之助「お、おう」グイグイ
剣心「サノ何してるんでござるか!!!!!離せでござる!!!!!」ジタバタ
恵「お大事にね」
剣心「ふにいいぃいいいいいいぃぃいいいいいいい!!!!!!!!!」ジタバタ
42: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:12:08.520 ID:30G6ERga0.net
剣心「サノ!!!!!!お主なぜ裏切ったんでござるか!!!!!!!」
左之助「裏切ったわけじゃねえよ、おめぇが病気だってんで気にかけただけでい」
剣心「病気なわけないでござろう!!!!!!」
左之助「医者が言うんだ、大人しく薬飲んだ方がいいぜ」
剣心「あんな阿片女が調合した薬なんて飲めないでござる!!!!!!!」バシッ
左之助「おいおい剣心.....」
剣心「なんなんでござるか!!!!!!!お主どっちの味方なんでござるか!!!!!」
剣心「第一春画はどうなるんでござるか!!!!!!」
左之助「おめぇが良くなってからでいいじゃねぇか」
剣心「嬢ちゃんと弥彦のためにもなとか言ってたのはどこのどいつでござるか!!!!!!」
左之助「そりゃおめぇがあんな......」
剣心「なんでござるか!!!!!!拙者が悪いっていうんでござるか!!!!!!」
左之助「だっておめぇが火を付けるなんて言い出さなきゃこんな事にはよお!!!!!!!」
剣心「サノもなるほどなとか言ってたでござろうが!!!!!」
左之助「俺はおめぇの事心配してやってんだぞ!?!?やっぱおめぇ精神的におかしくなってるんじゃねぇか!?!?」
剣心「うるせぇでござる!!!!!!!!!!!!!!」
ガツンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
43: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:13:31.700 ID:30G6ERga0.net
左之助「」ドサッ
剣心「ハァハァ.....ハァハァ.....」
剣心「どいつもこいつも拙者の邪魔ばかり......」
剣心「拙者はただ注文していた新しい春画でおちんちん弄りをしたかっただけだというのに.....」
剣心「どうしてこんな......」
左之助「」
剣心「......」
剣心「....そうでござる」
剣心「元はと言えば拙者の注文を無視してあんな悪趣味な春画にうつつを抜かしている月岡殿のせいでござる......」
剣心「月岡殿があんな風にならなければ今頃.....」
剣心「.....」
剣心「よし....」スタスタ
44: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:15:28.947 ID:30G6ERga0.net
~夜~
剣心「......」ソー
剣心「......」キョロキョロ
剣心「誰もいないでござるな」
剣心「......」ガサゴソ
剣心「へっ!.....不用心なやつでござる!!!鍵もかけていないとは」ガサゴソ
剣心「お邪魔しますでござるよ.....」スタスタ
剣心「......」キョロキョロ
剣心「確かこの奥でござったな」グイグイ
剣心「......」ガサゴソ
剣心「あったでござる!!!!」スッ
剣心「この絵さえなければ!!!!!こんな事にはならなかったんでござる!!!!」
剣心「月岡殿もこの絵がここから消えれば熱も覚め、もとの有能絵描きに戻ってくれるでござろう.....」
剣心「川原にでも捨ててくるでござるか.....」ガサゴソ
???「誰だ!!!」
46: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:16:15.356 ID:30G6ERga0.net
剣心「くっ!!!!!」
剣心「あいつ起きてきやがったでござるか!!!!!!」
剣心「来るなら来いござる!!!!!!!」
剣心「元はと言えば全部お主が!!!!!!!」
斎藤「見た顔だな」
剣心「はうあ!?!?!?」
剣心「は、はじめちゃん!?」
斎藤「阿呆が」
剣心「なんでお主がこんな所にいるんでござるか!?!?」
剣心「まさかお主も月岡殿の春画を!?」
斎藤「お前、月岡津南と何か関係があるのか」
剣心「関係があるも何も常連客でござるよ!!!!」
斎藤「ほう」
剣心「斎藤も月岡殿に講義しに来たんでござるか!?」
斎藤「まあそんな所だ」スッ
ガチャンッ
剣心「ふに?」
剣心「はうあ!?!?!?!?」
47: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:18:02.376 ID:30G6ERga0.net
剣心「なんで拙者が錠をかけされなきゃいかんのでござるか!!!!!!」
斎藤「月岡津南は罪人だ」
剣心「罪人.....?」
剣心「お主....月岡殿が幼女の絵しか描かなくなったからってそこまでしなくとも....」
斎藤「阿呆が」
斎藤「その幼女の絵というのに問題があるんだよ」
剣心「だからお主いくらなんでも」
斎藤「児童ぽるの」
剣心「ぽ...なんでござるか?」
斎藤「今この江戸の町では幼い子供に無理やり性的な行為を繰り返す連中が増えている」
剣心「物騒な世の中でござるなぁ」
斎藤「それもここ最近で急激に被害が強まっている」
斎藤「その原因がこの月岡津南の描く幼女の春画だ」
剣心「はうあ!?」
48: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:19:16.343 ID:30G6ERga0.net
斎藤「やつはこの数日で何百枚もの幼女春画を描きそれらを売りさばいていたわけだ」
斎藤「それが原因で性癖が歪み犯行に至るやつが後を絶たない」
剣心「そんな....理解者がいたんでござるなぁ」
斎藤「春画を鑑賞するのは自由だ、だがそれが元で犯行を犯すとあっては俺たち取り締まるしかないんだよ」
剣心「まあそれは当然でござるな」
斎藤「ああ」
剣心「......」
剣心「それでなぜ拙者がしょっぴかれそうになってるんでござるか!!!!!!」
剣心「拙者が何をしたっていうんでござるか!!!!!!!」
斎藤「今その月岡津南の描く幼女春画は所持しているだけで罪に問われる」
剣心「拙者幼女春画なんて持ってないでござるよ!!!!!!あんな趣味のわるい!!!!!」
斎藤「ではお前が今抱えているそれはなんだ」
剣心「......幼女春画でござる」
斎藤「阿呆が」
49: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:21:09.735 ID:30G6ERga0.net
剣心「違うんでござるよ!!!!!」
剣心「拙者は幼女春画になんて興味ないんでござる!!!!!!」
剣心「本当でござる!!!!!!ここから出してくれでござる!!!!!!」
警官A「静かにしないか!!」
剣心「うるせぇでござる!!!!!税金泥棒!!!!!」
剣心「冤罪でござる!!!!!無実でござる!!!!!!」
警官B「昨日からずっとああなんですよ、どうします藤田さん」
斎藤「放っておけ、あいつはいつもああだ」スタスタ
剣心「ふにいいいいいぃいいいいいいいい!!!!!!!!」ジタバタジタバタ
剣心「ここから出せでござる!!!!!!!」
剣心「なんで!!!!!なんで拙者がこんな!!!!!」
剣心「全部!!!!全部月岡殿のせいでござる!!!!!」
剣心「くそがああぁあああぁあああ!!!!!!!」
津南「その声は.....抜刀斎か」
剣心「はうあ!?」
50: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:23:07.911 ID:30G6ERga0.net
津南「お前も捕まっていたのか」
剣心「お前も捕まっていたのかじゃねぇでござる!!!!!!!」
剣心「お主のせいではござらんか!!!!!!!」
津南「俺の....?」
剣心「お主がくっだらない幼女春画なんてものにうつつを抜かしていたせいで拙者は!!!!!」
津南「お前もその関係でしょっぴかれたんだな」
剣心「せめてここで詫びろでござる!!!!!!!」
津南「落ち着け、俺だって被害者だ」
剣心「何を馬鹿なことを!!!!!」
津南「考えてみろ、俺は実際には触れられないものに魅力を感じ絵にしてきただけだ」
津南「それを間違った認識によって罪を犯した人間のせいで俺までこんな」
剣心「元凶を作り出したのはお主でござろうが!!!!!」
津南「考えてみろ、殺人を犯した犯人が使っていた包丁を作った職人はしょっぴかれるか?」
剣心「そんな事があってたまるかでござる!!!!」
津南「俺は今正にそういった状況に立たされているんだ」
剣心「......なるほど」
52: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:24:20.961 ID:30G6ERga0.net
津南「何もかも偏見だ」
津南「ある1つの芸術を愛でていた者達の中に罪を犯した者がいた、ただそれだけなんだ」
津南「そういった事を明治政府の馬鹿どもは理解できんのだ」
剣心「.......」
津南「抜刀斎、お前もなにかの誤解でここに入れられているんだろう」
剣心「そうでござるよ!!!!!!!!!」
津南「やはりか、不殺の誓を立てているお前が犯罪に手を染めるとは思えないからな」
剣心「.........」
津南「いいものを見せてやる」ガサゴソ
剣心「も、もういいでござるよ幼女春画は.....」
津南「残念だが幼女春画はすべて押収されてしまった、作業部屋に隠してある1枚が最後だ」
剣心「.......」
津南「これを見ろ」スッ
剣心「な、なんでござるかこれ」
津南「手投げ式の炸裂弾だ」
剣心「!?」
53: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:26:06.017 ID:30G6ERga0.net
剣心「さ、炸裂弾!?」
津南「そうだ、これさえあればこの牢屋くらい簡単に吹き飛ばす事ができる」
剣心「お主どうやってこれを.....」
津南「警官共は俺の春画の押収に夢中でな、春画は懐には入らないってんでなんの検査もされなかったわけだ」
剣心「なるほど.....」
津南「どうだ抜刀斎、これを使ってここを出ないか?」
剣心「拙者が出ないと答えると思うでござるか?」
津南「決まりだな」スッ
剣心「で、どういう段取りで」
津南「伏せろ!!!!!!!」シュッ!!!!!
剣心「ちょっとい、いきなりでござるか!?!?!?」
ピキュウウウウンッ!!!!!!
ズドオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!!!!!
剣心「ふにいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!」ゴロゴロゴロ
警官達「なんだなんだ!!!!!」タッタッタッ
津南「抜刀斎走れ!!!!!」ズザザザザザザ
剣心「ま、待ってくれでござる!!!!!!」ズザザザザザザ
55: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:27:39.419 ID:30G6ERga0.net
剣心「どこまで逃げればいいんでござるか!!!!!」ズザザザザザザ
津南「とにかく人けのないところまで走るんだ!!!!!」ズザザザザザザ
警官達「待ちやがれ!!!!!」ズザザザザザザ
剣心「このままじゃ追いつかれちゃうでござる!!!!」ズザザザザザザ
津南「くっ......!」ズザザザザザザ
津南「抜刀斎!!!」スッ
剣心「うわああああ!!!!な、なんでござるか!!!!」
津南「炸裂弾だ、俺のを半分やるから持っておけ」
剣心「か、かたじけないでござる」
津南「ここからは二手に別れるぞ、幸運を祈る」
剣心「わ、わかったでござる!!!」
剣心「つ、月岡殿!!!!」
津南「なんだ」
剣心「おらああああああ!!!!!!」スチャッ
ガツンッ!!!!!!!!
56: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:30:11.245 ID:30G6ERga0.net
津南「」ドサッ
剣心「ハァハァ.....」
剣心「アホでござるな!!!!!!拙者最初からお主の炸裂弾にしか興味ないでござるわ!!!!!!!!」ガサゴソ
津南「」
剣心「これで月岡殿の分の炸裂弾も拙者のもんでござる!!!!!!」ガサゴソ
警官A「いたぞ!!!!」
警官B「逃がすな!!!!」
剣心「ふにいいいいいいいいい!!!!!!!!」スッ!!!!!
ピキュウウウウンッ!!!!
ズドオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!!!
警官達「うわぁあああぁああああ!!!!!!!!!」
剣心「こいつは使えるでござる!!!!!!」
警官C「に、逃がすな!!!!!」
剣心「捕まられるものなら捕まえて見ろでござる!!!!!!!」ズザザザザザザ
剣心「ふにいいぃいいいいいいぃぃいいいいいいい!!!!!!!」ズザザザザザザ
57: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:31:11.635 ID:30G6ERga0.net
~数日後~
剣心「ハァハァ.....」
剣心「流石にもう追ってこないでござろう.........」
剣心「月岡殿も本当にアホでござるな....」
剣心「拙者お主を許していたわけではござらんよ....」
剣心「ハァハァ.....」
剣心「........」
剣心「拙者は.....お主のせいでこんな」
剣心「.....」
剣心「うぅう.....思い出したら拙者...なんだかおちんちん弄りがしたくなってきたでござる....」
剣心「おちんちん弄り.....」
剣心「そうでござる....拙者はただ月岡殿の描く春画でおちんちん弄りがしたかっただけ....」
剣心「それがどうしてこんな.....」
剣心「......」
剣心「今更後悔したって遅いでござる....とりあえず町に出てなにかおちんちん弄りのネタになりそうなものを探さないとでござる....」スタスタ
58: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:32:08.981 ID:30G6ERga0.net
剣心「......」スタスタ
剣心「久しぶりの町並みでござる....」キョロキョロ
町人達「.....」ザワザワ
剣心「ふにぃ..?」
町人達「.....」ザワザワ
剣心「.....なんなんでござるかどいもこいつも拙者をジロジロ見て....」
剣心「ん、なんでござるかこの張り紙は」スッ
ロリコン侍
(´・ω・`メ)
この顔に
ピンと来たら
警察へ!
懸賞金200円
剣心「はうあ!?!?」
剣心「せ、拙者指名手配されてるんでござるか!?」
町人達A「間違いない!!!あいつロリコン侍だ!!!!」
剣心「ろ、ろりこんってなんでござるか!!!!」
町人達B「捕まえろ!!!!!」
剣心「ふ、ふにいいぃいいいいいいぃぃいいいいいいい!!!!!」
60: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:34:08.492 ID:30G6ERga0.net
剣心「なんでこんな!!!!」ズザザザザザザ
町人達「逃がすな!!!!」ズザザザザザザ
剣心「拙者が何をしたっていうんでござるか!!!!」
剣心「拙者が!!!!」
剣心「どうして拙者ばっかりがこんな!!!!!」ズザザザザザザ
燕「緋村さん!!!」
剣心「あ、あれは燕殿!!!!」
燕「こっちです!!!」スッ
剣心「か、かたじけないでござる!!!!」ズザザザザザザ
町人達「どこだ!!!!」ズザザザザザザ
剣心「ハァハァ......」
燕「大丈夫でしたか?」
剣心「ありがとうでござる燕殿!!!!助かったでござる!!!!!」
燕「いえいえ」
61: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:35:10.234 ID:30G6ERga0.net
燕「それにしても大変な事になってますね」
剣心「ち、違うんでござるよ!!!!確かに拙者も色々としちゃいけない事をしてしまったかも知れないでござるが誤解に誤解が重なって!!!!!」
燕「ロリコン侍」
剣心「ろりこん侍ってなんなんでござるか!!!!」
剣心「拙者の指名手配書にもそう書かれていたんでござるが!!!!!」
燕「なんでも小さな女の子に欲情する人の事をロリータ・コンプレックスと言うらしいんです」
剣心「ろ、ろりーたこん....?」
燕「西洋の言葉ですね」
剣心「燕殿は拙者の事信じてくれてるんでござるよな.....?」
燕「当然じゃないですか、それよりお怪我はありませんか?」スッ
剣心「ううう.....怪我はないと思うでござるが」
燕「ふん!!!!!!!」グイッ!!!
剣心「いたたたた!!!!!!つ、燕殿何するんでござるか!!!」
燕「お妙さん今です!!!!!!!!」
妙「はっ!!!!!」
パシャッ!!
62: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:37:02.574 ID:30G6ERga0.net
剣心「ま、眩しいでござる!!!!」
燕「やりましたね!!」
妙「ばっちしやで燕ちゃん!!!」
剣心「ど、どういう事でござるか!!!」
妙「今光ったんはこのキャメラのフラッシュやで剣さん」
剣心「キャ、キャメラ」
燕「これで見事幼い私の体を触っている緋村さんの写真が撮れたわけです」
剣心「な、なんでそんな!!!!」
燕「警官に突き出すだけでは後で言い訳されると面倒なので証拠を収めておきました」
妙「ごめんね剣さん、最近は不景気やさかいちょっとでもお金欲しいんよ」
剣心「だ、騙したんでござるな!!!!!」
燕「これで確実に200円は私たちのものです」
剣心「ひどいでござる!!!!あんまりでござる!!!!!」
スタスタ
燕「お迎えが来ましたよ、ロリコン侍さん」
剣心「お迎え....」
斎藤「久しぶりだな」スッ
63: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:38:14.234 ID:30G6ERga0.net
剣心「はじめちゃん.....」
斎藤「脱獄に殺人、随分と派手なことをしたな」
剣心「だ、だって拙者は!!!」
斎藤「あれだけ無罪を主張していたにもかかわらずなぜ逃げ隠れしているんだ」
剣心「お主らが拙者の事を信じてくれないからではござらんか!!!!!」
剣心「拙者はただ月岡殿に元のえっちな絵描きに戻ってもらいたかっただけで!!!!」
斎藤「哀れだな」
燕「斎藤さんはやくこいつ連れて行ってくださいよ」
妙「お金はどうなんの!!!ちゃんと払われるんやんね!?」
剣心「......」
斎藤「さあ行くぞ、これ以上罪を重ねるな」グイッ
剣心「あああああぁあぁあああぁああ!!!!!!!!!!!!!」ジタバタ
剣心「どいつもこいつも拙者を馬鹿にしやがって!!!!!!!!!!」スチャッ
斎藤「阿呆が」
64: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:40:09.798 ID:30G6ERga0.net
剣心「ああもうなんでもいいでござるわ!!!!!!!!」
剣心「拙者の事をロリコン侍と呼びたければ好きなだけ呼べばいいでござる!!!!!」
剣心「どうせロリコンだの幼女趣味だの言われて罪に問われるくらいなら本当にそういう事をしてやるでござるわ!!!!!!!!!!!!!」ヌギヌギ
妙「け、剣さん」
斎藤「血迷ったか」
剣心「ふにいいいいぃいいいいい!!!!!!」グイッ
燕「な、何するんですか!!!」
剣心「動くなでござる!!!!!!!」スチャッ
妙「つ、燕ちゃん!!!」
剣心「いいんでござるか?抵抗すれば燕殿の体に拙者の逆刃刀と逆刃刀♂が突き刺さる事になるんでござるよ?」
燕「.......」
剣心「大人しく道を開けろでござる!!!!!!拙者は本気でござるよ!!!!!!!」
斎藤「阿呆が」スチャッ
剣心「なんでござるか刀なんて抜いて!!!!!!やる気でござるか!!!!!」
燕「ふんっ!!!!!!!」グイッ!!!!
剣心「いたたたたっっ!!!!!!!!!!!!!!」
燕「斎藤さん今のうちに!!!!!!」
剣心「ちくしょお!!!!!離せでござる!!!!」ジタバタ
斎藤「悪即.....」スッ
剣心「ふにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃいぃいいいいい!!!!!!!!」
斎藤「斬....!!!!」
ザクッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!
65: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:41:15.893 ID:30G6ERga0.net
━━━━━━━━
━━━━━
━━
剣心「.......」
剣心「う、うぅうう.....」ムクッ
剣心「.......」キョロキョロ
剣心「こ、ここはどこでござるか.....?」
剣心「拙者は確か......燕殿に取り押さえられて.....それから斎藤が....」
剣心「ここは一体.....」
<地獄に決まってんだろ
剣心「だ、誰でござるか!?」クルッ
志々雄「久しぶりだな、緋村抜刀斎」
剣心「し、志々雄殿!?!?」
67: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:43:08.114 ID:30G6ERga0.net
剣心「お、お主生きていたんでござるか!?!?!?」
志々雄「何を寝ぼけた事を言っているんだ」
剣心「だ、だって志々雄殿は拙者が」
志々雄「俺が生きていたんじゃねぇさ、アンタが死んだんだぜ」
剣心「はうあ!?!?!?!?」
剣心「せ、拙者死んだんでござるか!?!?」
剣心「そんな!!!!!嘘でござろう!?!?!?」
志々雄「残念ながらアンタは死んだんだ」
剣心「で、でも拙者あれくらいで死ぬような雑魚ではござらんよ!?」
志々雄「そうかもしれねぇな」
剣心「じゃあなんで!!!!!」
志々雄「アンタはただ普通に死んだわけじゃあねぇのさ」
剣心「.....どういう事でござるか...?」
志々雄「アンタはなあ、社会的に死んじまったのさ」
剣心「.....社会的に.....?」
68: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:44:09.068 ID:30G6ERga0.net
剣心「どういう事でござるか.....?」
志々雄「さあな」
志々雄「ただここは普通の死に方をしたやつが来るところじゃねぇってことだ」
剣心「.......」
志々雄「普通人ってもんは死んでから讃えられたりさらに愛されたりするもんなんだ」
志々雄「アンタの死を悲しむやつはいたか?」
剣心「そ、そんなの当たり前でござるよ!!!!!!」
剣心「当たり前......」
志々雄「まあいいさ、アンタが社会から抹消されてここにいることは紛れもねぇ事実なんだからよ」
剣心「.....」
志々雄「ほら、立て」
剣心「ど、どこへ行くんでござるか」
志々雄「アンタに会いたいって奴がいる、ついてきな」スタスタ
剣心「拙者に....」スタスタ
69: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:46:09.829 ID:30G6ERga0.net
剣心「い、一体どこまで歩くつもりでござるか......」
剣心「拙者もう疲れたでござるよ.....」
志々雄「もうすぐそこだ」
剣心「すぐそこって....」
志々雄「変わっちまったな、アンタも」
志々雄「俺に立ち向かって来た時の活気はどこへ行っちまったんだ?」
剣心「拙者は昔からこうでござる.....」
剣心「京都になんて1ミリも行きたくなかったでござるわ....」
志々雄「ほら、着いたぜ」
剣心「.....なんでござるかここは」
志々雄「この部屋の先にアンタに会いたがってるやつがいる、行け」
剣心「なんか気乗りしないでござるなぁ....」
志々雄「はやく入りな」
剣心「わかったでござるよ....」スッ
剣心「ふにふにぃっと....」ギィイイイ
和月「やあ、緋村くん」
71: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:47:20.048 ID:30G6ERga0.net
剣心「はうあ!?!?!?」
和月「ようやく君もこっちの世界に来たんだね」
剣心「わ、和月先生!?」
剣心「ど、どうしてお主がこんなところに!?!?」
和月「君と同じだよ」
剣心「拙者と同じ....?」
和月「僕も君と同じ、社会的に死んでしまった人間さ」
剣心「社会的に....」
和月「君もある欲に負けてここへ来たんだろう?」
剣心「い、いや拙者は」
和月「隠さなくてもいいさ、」
剣心「......」
和月「たった一度の過ちで世間は僕らを見放したんだ」
和月「こんな世界間違ってると思わないかい?」
剣心「それは....」
76: 以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします 2018/03/31(土) 23:49:38.510 ID:30G6ERga0.net
和月「君だって何か誤解されて酷い目にあったんだろう?」
剣心「そ、そうでござる!!!!!拙者は決して!!!!」
和月「だからこそこんな世の中変えなくちゃ行けないんだ」
和月「僕らのような正義が馬鹿を見るこの世の中を」
剣心「そ、それはその通りでござるが」
和月「間違ってるのは君じゃない、ここ世の中なんだ」
剣心「た、確かにこんなに善良な拙者をこんな目に合わした世の中は間違ってると思うでござる....!!!!」
和月「決まりだね」スッ
剣心「な、何がでござるか」
和月「決まってるじゃないか、世間というなの閻魔相手に地獄の国盗りさ」
剣心「はうあ!?」
志々雄「話はついたみてぇだな、さっさと行くぜ」
和月「さあ行くよ緋村くん!!!」
剣心「ま、待ってくれでござる!!!!」タッタッタッ
自ら正義を突き通した男達の新たな出発点
連載再開という大きな目標のため彼らは今日も自分の信じる道を突き進むのであった
おちまい
78: 2018/03/31(土) 23:50:18.595 ID:30G6ERga0.net
3年ぶりの新作でした
操ニーしてくる
剣心「拙者はロ○コンではないでござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
よくもまああんな暗い思い悲しい映画を作りだしたもんだ