SS速報VIP:日吉「えっ!?越前がテニスを辞めた!?」跡部「あーん?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1493577359/1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/01(月) 03:35:59.37 ID:9zbfQY7g0
駄作注意
とあるクソSSの続編ですが、クソSSをクソすぎてご覧になっていない方もいらっしゃるかと思い、前作を読まなくてもいいように作りました
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1493577359
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/01(月) 03:37:14.71 ID:9zbfQY7g0
忍足「なんや、知らんかったんか跡部?」
跡部「初耳だぜ、手塚の野郎はどうした?」
忍足「カードゲーム部とかいうとこ入ったで」
日吉「なんですかそれ」
跡部「あーん?カードゲームなんてただの紙だろうが!」
忍足「青学の越前から手塚まで全員やで」
跡部「今日の練習は中止だ!樺地!」
樺地「ウス!」
跡部「レギュラー全員集めろ!すぐに出発だ!」
慈郎「ふわぁ…どこ行くの?」
跡部「決まっているだろう、青学だ!」
忍足「マジかいな…やることなすことメチャクチャやで…」
―青春学園カードゲーム部―
手塚「トラップカード発動、奈落の落とし穴」
不二「読んでたってわけかい?だったら僕は――」
ガヤガヤガヤガヤ
ガラッ!
跡部「手塚……」
大石「あれは…氷帝の跡部!?」
桃城「後ろには樺地に忍足に…」
河村「氷帝レギュラーが全員来たみたいだね」
跡部「手塚ぁ!俺と勝負をしろ!」
忍足(何言うてんねん…)
手塚「あぁ、それは構わないが…」
越前「待ってくださいよ部長…こんな得体の知れない『あーん?カードゲームなんてただの紙だろうが!』なんて言ってそうな金持ちなのに中学一年生に負けるような負け犬なんて相手する必要ないですよ!」
忍足(よくわかっとるなぁ…)
跡部「くっ…おいお前ら!カードゲームをやったことのあるやつはいるか!?」
宍戸「さっきあいつらがやっていたのは遊戯王…遊戯王はあります!」
鳳「俺もいけます!」
慈郎「Zzz...」
忍足「待てや跡部…なにも向こうの土俵で勝負せんでもええやろ」
跡部「確かにな、熱くなりすぎたようだぜ」
不二「それで、どうするんだい?」
海堂「テニスはお断りっすよ」
桃城「俺達もうテニスはやめたんで!」
跡部「なんだと?」
日吉「そこまでします?」
忍足「どうすんねんお前ら、このままじゃ跡部の気分が収まらんで?」
手塚「カードゲームとテニス以外のなにかで決着をつけるしかないだろう」
越前「俺はカードゲームがいいっすけどね」
日吉「俺はテニスだ、お前にリベンジしてやる」
跡部「対戦種目は……」
跡部「バ レ ー ボ ー ル だ!!」
大石「なにっ、バレーボール!?」
日吉「なるほど…」
越前「テニスがダメならバレーボールってそんなの……」
手塚「いいだろう、跡部」
跡部「俺達が勝ったら、カードゲーム部とかいうくだらん部活は……潰す」
菊丸「なんてむちゃくちゃな…」
河村「跡部…なんて卑劣な!」
忍足「跡部、なんでバレーボールなん?」
宍戸「バレーなんて体育でしかやったことねえぞ」
跡部「忘れたのか?こっちにはジローがいる!」
忍足「なるほどな…勝ったでこの勝負!」
――――――――――――――――
手塚「それにしてもバレーボールか…予想外だな」
大石「勝機はあるのか?」
手塚「わからん…跡部はなにか秘策を持っているのかもしれない」
不二「やるだけやってみるしかないようだね」
手塚「この勝負、勝つぞ!」
「青学、ファイト!」
―体育館―
手塚「6人制、ポジション変更自由、勝負は25点で終了、でどうだ?」
跡部「その条件、受けたぜ」
手塚「そうだ、お前が負けたときの罰をまだ考えていなかったな…」
跡部「俺はお前らみたいにテニスやめないぜ?」
手塚「ならば…跡部、お前にはカードゲームを始めてもらう!」
跡部「あーん?カードだぁ?」
手塚「それならばテニスと両立も可能だろう」
跡部「だったらてめえはなんで辞めてんだよ」
手塚「技術を磨くために他ならない」
跡部「ちっ、よくわかんねーぜ…だが俺は負けねぇ!」
越前「青学の控えは俺と海堂先輩…まぁチビですからね、仕方ないですね」
海堂「チッ……」フシュー
跡部「あーん?越前…てめぇ控えかよ」
海堂「何っ!?跡部!?」
越前「へー、あんたが氷帝の控えなんだ」
跡部「てめぇらみたいなチビと一緒にすんじゃねえ…」
―試合開始―
乾「ウォーターフォール!」
海堂「出た!乾先輩の高身長を活かした弾丸サーブ、ウォーターフォールだ!」
鳳「俺が捕ります!」バシンッ
忍足「行け、向日!」ポンッ
菊丸「ちくしょう!」ダンッ
向日「まだまだ遅いな!」バァーンッ
越前「あの菊丸先輩のブロックが追い付かなかった!?」
向日「もっと跳んでみそ」
樺地「ばぁあう!」
乾「あれは!俺のウォーターフォール!」
菊丸「ほいほーいっと!」
大石「 ―大石の領域(テリトリー)― 」
越前「お互い大技だしまくりだね」
大石「桃城!いけ!」
桃城「ダーンク・・・スマッシュ!」
河村「やった!」
忍足「羆落とし」
桃城「返しただと!?」
不二「あれは僕の羆落としだ!」
跡部「氷帝の天才、忍足侑士を忘れてもらっちゃ困るぜ」
0-2
0-3
0-4
0-5
越前「氷帝学園…ここまで強かったのか!?」
跡部「フッ、これが氷帝の全力と思ってもらっては困る…」
鳳「スカッドサーブ!」
不二「第4の返し技 蜉蝣包み」
河村「うぉおおおーーー!波動球!!」
樺地「イーーッ!!」
忍足「よっしゃいけ宍戸!」
宍戸「オラァーッ!」
0-6
手塚「あれを使うしかないようだな…」
忍足「青白いオーラが…あれは無我の境地!?」
宍戸「テニスの試合でもないのに無我の境地かよ!」
手塚「 才 気 煥 発 の 極 み 」
跡部「フン、さすがは手塚…『才気』をバレーに応用するか…」
鳳「スカッドサーブ!」
手塚「3手」バシッ
桃城「菊丸先輩!」
菊丸「ほーい!菊丸バズーカ!」
青学 1-6 氷帝
跡部「まさか『才気』がここまで有効とはな…」
青学 17-18 氷帝
跡部「あーん、接戦じゃねーの」
海堂「青学ファイトー!」
跡部「おいお前ら!タイムだ!」
乾「このタイミングでタイム…?何事だ?」
跡部「ここから先は、俺が出る!」
跡部in 宍戸out
慈郎「ふぁあ…ねむっ」
跡部「おいジロー、起きろ」
手塚「1手」
河村「波動球!!!」
忍足「あかん!ジローのとこに向かった!」
慈郎「返せばいいんでしょ?」
ポンッ
桃城「ネットに当たって…入った…」
不二「忘れていた…芥川慈郎…彼の手首の柔らかさを!」
跡部「さぁ、反撃だ!」
宍戸「あれは跡部のタンホイザーサーブ!」
乾「跳ねない打球をバレーで打っても意味がないだろう…」
手塚「2手だ、決めろ」
桃城「ダーンク・・・スマッシュ!」
慈郎「んがっ!」
鳳「大丈夫ですかジロー先輩!?」
桃城「すまん!ぶつけちまった!」
慈郎「おかげで目が覚めたC…」
不二「そのサーブ、消えるよ」
跡部「 ―跡部の眼力(インサイト)― 」
忍足「跡部!こっちに!」
跡部(忍足は俺の斜め右の位置…この回転量、この速度…右に返すのは少々キツいな…だが!)
跡部「上等じゃねーの!!」
忍足「よし!いったれ樺地!」
樺地「いぃーーっ!!!」
河村「バーーニング!!ブロック!」
大石「やった!ブロック成功だ!」
跡部「あーん?なかなかやるじゃねーの」
青学 19-19 氷帝
不二「このまま攻めていくよ!」
鳳「また消えるサーブだ!」
跡部「いけ、ジロー…天才レシーバーの実力見せてやれ!」
慈郎「上等だC!」
鳳「跡部さん!行ってください!」
跡部「わかってるぜ…」ドンッ!
桃城「ぐあぁっ!」
越前「桃先輩!」
大石「桃の顔面に…!」
忍足「出たな…跳ね返ってきたところをもう一度スマッシュする…跡部の秘技」
跡部「破滅への輪舞曲(ロンド)!」ドゴォン!
慈郎「カッコE~!」
青学 19-20 氷帝
慈郎「ほいっと!」
不二「彼のサーブはゆるくて返しやすいよ!」ポンッ
乾「いけ!手塚!」パシュッ
手塚「さぁ、油断せず行こう!」ゴウッ!
向日「無我が左腕に集まっていく!」
跡部「あの技は…」
忍足「百練自得の極み!」
樺地「勝つのは氷帝……です!!」バシンッ
海堂「部長のスマッシュをブロックだと!?」
跡部「よく受け止めた樺地…」
青学 19-21 氷帝
慈郎「とりあえずサーブだ!」
大石「 ―大石の領域(テリトリー)― 」
菊丸「菊丸ビーム!」
慈郎「レシーブ成功!たのC~!」
日吉「タ………こ…………すぎなんだよ…」
向日「ん?」
日吉「タイトルに名前あるくせにこのSS俺の出番少なすぎるんだよ!!!」
乾「向日を踏み台に!?」
桃城「高い!なんて高さだ!」
日吉「下克上だッ!!!」
越前「ふーん、あれが演舞バレーか」
海堂「知っているのか越前!?」
宍戸「あいつの実家は古武術の道場をやっているらしい…だからあのフォームがあいつの自然体なんだ」
不二「だめだこれを決められては…!」
日吉「返すつもりか!?」
河村「不二、どけ!」
桃城「タカさん!?」
河村「なんてパワーだぁ!ぐぅ!」
手塚「河村が押し負けた…?」
不二「タカさんが怪我した!」
手塚「くっ…これ以上は…!」
河村「俺のことなんか気にするな!」
乾「いいや、ダメだ…」
桃城「だって俺たちは…」
菊丸「仲間だもんね!」
河村「みんな…」
大石「この試合は、降りよう」
手塚「あぁ…仕方ない」
跡部「ハァーッハッハッハッ!!無様だなぁ手塚?」
忍足「まぁこれで約束通りあの部は廃部やなぁ?」
樺地「ウス…」
宍戸「ふー、時間をムダに過ごしちまったな…」
鳳「その通りですね、宍戸さん」
跡部「おいお前ら!帰るぞ!」
氷帝学園とのバレー勝負に破れてしまった青春学園カードゲーム部。
跡部家の強大な財力と権力でカードゲーム部は廃部となる。
行き場を失った青学カードゲーム部レギュラー陣は……
手塚「氷帝に負けたままではいられない」
不二「どうするんだい?今更テニスをやり直すか?」
手塚「いや、我々は男子バレー部に入部する!」
越前「なるほど、その手があったっすね」
乾「フッ、面白い」
桃城「リベンジマッチ…上等じゃねーか!」
手塚「俺 た ち の 冒 険 は こ こ か ら だ !」
完
前回も完と言いつつ続いたのは大目に見てください
元スレ
忍足「なんや、知らんかったんか跡部?」
跡部「初耳だぜ、手塚の野郎はどうした?」
忍足「カードゲーム部とかいうとこ入ったで」
日吉「なんですかそれ」
跡部「あーん?カードゲームなんてただの紙だろうが!」
忍足「青学の越前から手塚まで全員やで」
跡部「今日の練習は中止だ!樺地!」
樺地「ウス!」
跡部「レギュラー全員集めろ!すぐに出発だ!」
慈郎「ふわぁ…どこ行くの?」
跡部「決まっているだろう、青学だ!」
忍足「マジかいな…やることなすことメチャクチャやで…」
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/01(月) 03:37:44.60 ID:9zbfQY7g0
―青春学園カードゲーム部―
手塚「トラップカード発動、奈落の落とし穴」
不二「読んでたってわけかい?だったら僕は――」
ガヤガヤガヤガヤ
ガラッ!
跡部「手塚……」
大石「あれは…氷帝の跡部!?」
桃城「後ろには樺地に忍足に…」
河村「氷帝レギュラーが全員来たみたいだね」
跡部「手塚ぁ!俺と勝負をしろ!」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/01(月) 03:39:39.73 ID:9zbfQY7g0
忍足(何言うてんねん…)
手塚「あぁ、それは構わないが…」
越前「待ってくださいよ部長…こんな得体の知れない『あーん?カードゲームなんてただの紙だろうが!』なんて言ってそうな金持ちなのに中学一年生に負けるような負け犬なんて相手する必要ないですよ!」
忍足(よくわかっとるなぁ…)
跡部「くっ…おいお前ら!カードゲームをやったことのあるやつはいるか!?」
宍戸「さっきあいつらがやっていたのは遊戯王…遊戯王はあります!」
鳳「俺もいけます!」
慈郎「Zzz...」
忍足「待てや跡部…なにも向こうの土俵で勝負せんでもええやろ」
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/01(月) 03:40:18.48 ID:9zbfQY7g0
跡部「確かにな、熱くなりすぎたようだぜ」
不二「それで、どうするんだい?」
海堂「テニスはお断りっすよ」
桃城「俺達もうテニスはやめたんで!」
跡部「なんだと?」
日吉「そこまでします?」
忍足「どうすんねんお前ら、このままじゃ跡部の気分が収まらんで?」
手塚「カードゲームとテニス以外のなにかで決着をつけるしかないだろう」
越前「俺はカードゲームがいいっすけどね」
日吉「俺はテニスだ、お前にリベンジしてやる」
跡部「対戦種目は……」
跡部「バ レ ー ボ ー ル だ!!」
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/01(月) 03:40:59.95 ID:9zbfQY7g0
大石「なにっ、バレーボール!?」
日吉「なるほど…」
越前「テニスがダメならバレーボールってそんなの……」
手塚「いいだろう、跡部」
跡部「俺達が勝ったら、カードゲーム部とかいうくだらん部活は……潰す」
菊丸「なんてむちゃくちゃな…」
河村「跡部…なんて卑劣な!」
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/01(月) 03:42:25.08 ID:9zbfQY7g0
忍足「跡部、なんでバレーボールなん?」
宍戸「バレーなんて体育でしかやったことねえぞ」
跡部「忘れたのか?こっちにはジローがいる!」
忍足「なるほどな…勝ったでこの勝負!」
――――――――――――――――
手塚「それにしてもバレーボールか…予想外だな」
大石「勝機はあるのか?」
手塚「わからん…跡部はなにか秘策を持っているのかもしれない」
不二「やるだけやってみるしかないようだね」
手塚「この勝負、勝つぞ!」
「青学、ファイト!」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/01(月) 03:43:26.32 ID:9zbfQY7g0
―体育館―
手塚「6人制、ポジション変更自由、勝負は25点で終了、でどうだ?」
跡部「その条件、受けたぜ」
手塚「そうだ、お前が負けたときの罰をまだ考えていなかったな…」
跡部「俺はお前らみたいにテニスやめないぜ?」
手塚「ならば…跡部、お前にはカードゲームを始めてもらう!」
跡部「あーん?カードだぁ?」
手塚「それならばテニスと両立も可能だろう」
跡部「だったらてめえはなんで辞めてんだよ」
手塚「技術を磨くために他ならない」
跡部「ちっ、よくわかんねーぜ…だが俺は負けねぇ!」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/01(月) 03:44:22.26 ID:9zbfQY7g0
越前「青学の控えは俺と海堂先輩…まぁチビですからね、仕方ないですね」
海堂「チッ……」フシュー
跡部「あーん?越前…てめぇ控えかよ」
海堂「何っ!?跡部!?」
越前「へー、あんたが氷帝の控えなんだ」
跡部「てめぇらみたいなチビと一緒にすんじゃねえ…」
―試合開始―
乾「ウォーターフォール!」
海堂「出た!乾先輩の高身長を活かした弾丸サーブ、ウォーターフォールだ!」
鳳「俺が捕ります!」バシンッ
忍足「行け、向日!」ポンッ
菊丸「ちくしょう!」ダンッ
向日「まだまだ遅いな!」バァーンッ
越前「あの菊丸先輩のブロックが追い付かなかった!?」
向日「もっと跳んでみそ」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/01(月) 03:45:31.79 ID:9zbfQY7g0
樺地「ばぁあう!」
乾「あれは!俺のウォーターフォール!」
菊丸「ほいほーいっと!」
大石「 ―大石の領域(テリトリー)― 」
越前「お互い大技だしまくりだね」
大石「桃城!いけ!」
桃城「ダーンク・・・スマッシュ!」
河村「やった!」
忍足「羆落とし」
桃城「返しただと!?」
不二「あれは僕の羆落としだ!」
跡部「氷帝の天才、忍足侑士を忘れてもらっちゃ困るぜ」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/01(月) 03:46:19.87 ID:9zbfQY7g0
0-2
0-3
0-4
0-5
越前「氷帝学園…ここまで強かったのか!?」
跡部「フッ、これが氷帝の全力と思ってもらっては困る…」
鳳「スカッドサーブ!」
不二「第4の返し技 蜉蝣包み」
河村「うぉおおおーーー!波動球!!」
樺地「イーーッ!!」
忍足「よっしゃいけ宍戸!」
宍戸「オラァーッ!」
0-6
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/01(月) 03:46:52.84 ID:9zbfQY7g0
手塚「あれを使うしかないようだな…」
忍足「青白いオーラが…あれは無我の境地!?」
宍戸「テニスの試合でもないのに無我の境地かよ!」
手塚「 才 気 煥 発 の 極 み 」
跡部「フン、さすがは手塚…『才気』をバレーに応用するか…」
鳳「スカッドサーブ!」
手塚「3手」バシッ
桃城「菊丸先輩!」
菊丸「ほーい!菊丸バズーカ!」
青学 1-6 氷帝
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/01(月) 03:47:43.90 ID:9zbfQY7g0
跡部「まさか『才気』がここまで有効とはな…」
青学 17-18 氷帝
跡部「あーん、接戦じゃねーの」
海堂「青学ファイトー!」
跡部「おいお前ら!タイムだ!」
乾「このタイミングでタイム…?何事だ?」
跡部「ここから先は、俺が出る!」
跡部in 宍戸out
慈郎「ふぁあ…ねむっ」
跡部「おいジロー、起きろ」
手塚「1手」
河村「波動球!!!」
忍足「あかん!ジローのとこに向かった!」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/01(月) 03:48:39.11 ID:9zbfQY7g0
慈郎「返せばいいんでしょ?」
ポンッ
桃城「ネットに当たって…入った…」
不二「忘れていた…芥川慈郎…彼の手首の柔らかさを!」
跡部「さぁ、反撃だ!」
宍戸「あれは跡部のタンホイザーサーブ!」
乾「跳ねない打球をバレーで打っても意味がないだろう…」
手塚「2手だ、決めろ」
桃城「ダーンク・・・スマッシュ!」
慈郎「んがっ!」
鳳「大丈夫ですかジロー先輩!?」
桃城「すまん!ぶつけちまった!」
慈郎「おかげで目が覚めたC…」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/01(月) 03:49:10.11 ID:9zbfQY7g0
不二「そのサーブ、消えるよ」
跡部「 ―跡部の眼力(インサイト)― 」
忍足「跡部!こっちに!」
跡部(忍足は俺の斜め右の位置…この回転量、この速度…右に返すのは少々キツいな…だが!)
跡部「上等じゃねーの!!」
忍足「よし!いったれ樺地!」
樺地「いぃーーっ!!!」
河村「バーーニング!!ブロック!」
大石「やった!ブロック成功だ!」
跡部「あーん?なかなかやるじゃねーの」
青学 19-19 氷帝
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/01(月) 03:49:40.55 ID:9zbfQY7g0
不二「このまま攻めていくよ!」
鳳「また消えるサーブだ!」
跡部「いけ、ジロー…天才レシーバーの実力見せてやれ!」
慈郎「上等だC!」
鳳「跡部さん!行ってください!」
跡部「わかってるぜ…」ドンッ!
桃城「ぐあぁっ!」
越前「桃先輩!」
大石「桃の顔面に…!」
忍足「出たな…跳ね返ってきたところをもう一度スマッシュする…跡部の秘技」
跡部「破滅への輪舞曲(ロンド)!」ドゴォン!
慈郎「カッコE~!」
青学 19-20 氷帝
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/01(月) 03:50:10.18 ID:9zbfQY7g0
慈郎「ほいっと!」
不二「彼のサーブはゆるくて返しやすいよ!」ポンッ
乾「いけ!手塚!」パシュッ
手塚「さぁ、油断せず行こう!」ゴウッ!
向日「無我が左腕に集まっていく!」
跡部「あの技は…」
忍足「百練自得の極み!」
樺地「勝つのは氷帝……です!!」バシンッ
海堂「部長のスマッシュをブロックだと!?」
跡部「よく受け止めた樺地…」
青学 19-21 氷帝
18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/01(月) 03:50:54.58 ID:9zbfQY7g0
慈郎「とりあえずサーブだ!」
大石「 ―大石の領域(テリトリー)― 」
菊丸「菊丸ビーム!」
慈郎「レシーブ成功!たのC~!」
日吉「タ………こ…………すぎなんだよ…」
向日「ん?」
日吉「タイトルに名前あるくせにこのSS俺の出番少なすぎるんだよ!!!」
乾「向日を踏み台に!?」
桃城「高い!なんて高さだ!」
日吉「下克上だッ!!!」
19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/01(月) 03:51:23.57 ID:9zbfQY7g0
越前「ふーん、あれが演舞バレーか」
海堂「知っているのか越前!?」
宍戸「あいつの実家は古武術の道場をやっているらしい…だからあのフォームがあいつの自然体なんだ」
不二「だめだこれを決められては…!」
日吉「返すつもりか!?」
河村「不二、どけ!」
桃城「タカさん!?」
河村「なんてパワーだぁ!ぐぅ!」
手塚「河村が押し負けた…?」
不二「タカさんが怪我した!」
20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/01(月) 03:51:52.60 ID:9zbfQY7g0
手塚「くっ…これ以上は…!」
河村「俺のことなんか気にするな!」
乾「いいや、ダメだ…」
桃城「だって俺たちは…」
菊丸「仲間だもんね!」
河村「みんな…」
大石「この試合は、降りよう」
手塚「あぁ…仕方ない」
跡部「ハァーッハッハッハッ!!無様だなぁ手塚?」
忍足「まぁこれで約束通りあの部は廃部やなぁ?」
樺地「ウス…」
宍戸「ふー、時間をムダに過ごしちまったな…」
鳳「その通りですね、宍戸さん」
跡部「おいお前ら!帰るぞ!」
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/01(月) 03:53:18.61 ID:9zbfQY7g0
氷帝学園とのバレー勝負に破れてしまった青春学園カードゲーム部。
跡部家の強大な財力と権力でカードゲーム部は廃部となる。
行き場を失った青学カードゲーム部レギュラー陣は……
手塚「氷帝に負けたままではいられない」
不二「どうするんだい?今更テニスをやり直すか?」
手塚「いや、我々は男子バレー部に入部する!」
越前「なるほど、その手があったっすね」
乾「フッ、面白い」
桃城「リベンジマッチ…上等じゃねーか!」
手塚「俺 た ち の 冒 険 は こ こ か ら だ !」
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/05/01(月) 03:54:03.58 ID:9zbfQY7g0
完
前回も完と言いつつ続いたのは大目に見てください
SS速報VIP:日吉「えっ!?越前がテニスを辞めた!?」跡部「あーん?」