SS速報VIP:ハルヒ(あー、キョンに私の心を読む力でもあればなぁ)キョン「……!?」
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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/27(火) 17:34:38.69 ID:z2wv/BWZo
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1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/27(火) 17:34:38.69 ID:z2wv/BWZo
キョン(見慣れた教室の扉を開けると、真っ先にハルヒと目が合った。今日も平穏無事に過ごしたいもんだぜ)
キョン「おっす」
ハルヒ「おはよう。ねえ、何か面白いことない?」
キョン「唐突だな。今更、驚かないが」
ハルヒ「最近、SOS団も目立った活動してないじゃない? なんか、こう、パーッと大きなイベントをやりたいんだけどね」
キョン(人力でどうにかなる程度のイベントなら何でもいいが、宇宙やら未来やら超能力でどうにかしなきゃいけないのはNGだぞ)
ハルヒ「はぁーあ……なにかないかしらねぇ……」
キョン(こいつにとって面白いこと、か。世界がひっくり返るぐらいのことは期待してても、ハルヒはそんなこと起こらないと思っている)
キョン(分かりやすい季節行事があれば、それで満足してくれはするんだが、如何せんこの時期は目立った催しはない)
キョン(不思議探索だけでは物足りなさそうにしているし、遊園地やショッピングモールとか普通の場所に行こうと誘ってもいい顔はしやがらない)
キョン(ハルヒを退屈にさせず、楽しませるのは酷く難しい。こいつの心でも読めれば、簡単に接待もできるんだがな)
ハルヒ「ふぅ……」
キョン(こいつが今、何を考えているのかなんて常人の俺にはさっぱりわから――)
ハルヒ(あー、キョンに私の心を読む力でもあればなぁ)
キョン「……!?」
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