1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2016/08/24(水) 22:22:08 ID:LY5SHGi2
「キサマラガウミダサレタリユウハタダヒトツ……オロカナカンムスヲ、ミナゾコニシズメルコトダ!」
今、目の前にいる深海の姫様――空母棲姫は生まれてすぐの私達に説明する
「ヤツラハナンドモリクニアルワレワレノスミカヲオソイ、シンリャクシテキタ。ソノタビニアタラシイセンリョクヲフヤシタガ、イマモナオヤツラノゲキタイハオロカ、アシドメスラシッパイシテイル」
どうやら、艦娘とは私達の平和を脅かす存在らしい。姫様はそんな敵に対してご立腹のようだ
「ヤツラカラコレイジョウ、ワレラノスミカヲウバワレテハナラナイ。キサマラノカツヤク、キタイシテイル。サア、スグサマハイチニツケ!」
『イエッサー!』
部屋に居た者達は一斉に返事をする。ただし誰も声を発したわけじゃないから、部屋に響き渡ることはない
「……オマエノシキスルクチクカンタチヲツレテコイ。キライノハイチヲサセルンダ」
「ショウチシマシタ」
空母棲姫の側にいた彼女――軽巡棲姫は頷いて部屋を後にした
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